JP5100022B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムに関し、具体的には、液体燃料の残量を容易に確認できる燃料電池システムに関する。
燃料電池は水素と酸素とから電気エネルギを発生させる装置であり、高い発電効率を得ることができる。燃料電池の主な特徴としては、従来の発電方式のように熱エネルギや運動エネルギの過程を経ない直接発電であるので、小規模でも高い発電効率が期待できる、窒素化合物等の排出が少なく、騒音や振動も小さいので環境性が良いなどが挙げられる。このように、燃料電池は燃料のもつ化学エネルギを有効に利用でき、環境にやさしい特性をもっているので、21世紀を担うエネルギ供給システムとして期待され、宇宙用から自動車用、携帯機器用まで、大規模発電から小規模発電まで、種々の用途に使用できる将来有望な新しい発電システムとして注目され、実用化に向けて技術開発が本格化している。
中でも、固体高分子形燃料電池は、他の種類の燃料電池に比べて、作動温度が低く、高い出力密度を持つ特徴が有り、特に近年、固体高分子形燃料電池の一形態として、ダイレクトメタノール燃料電池(Direct Methanol Fuel Cell:DMFC)が注目を集めている。DMFCは、燃料であるメタノール水溶液を改質することなく直接アノードへ供給し、メタノール水溶液と酸素との電気化学反応により電力を得るものであり、この電気化学反応によりアノードからは二酸化炭素が、カソードからは生成水が、反応生成物として排出される。メタノール水溶液は水素に比べ、単位体積当たりのエネルギが高く、また、貯蔵に適しており、爆発などの危険性も低いため、自動車や携帯機器(携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA、MP3プレーヤ、デジタルカメラあるいは電子辞書(書籍))などの電源への利用が期待されている。
このDMFCが発電すると、燃料が消費されるので、通常、DMFCを用いるDMFCシステムは、DMFCシステムに着脱可能に設けられ、純メタノールまたは高濃度のメタノール水溶液が充填された燃料タンクより燃料の供給を受ける。そして、燃料タンク内の燃料がなくなると、この燃料タンクを交換するという構成が採られている。
特開2004−127905号公報
従来の燃料タンクでは、燃料タンク内の燃料が空になり、燃料タンクからDMFCシステムへの燃料供給が停止したことを、DMFCシステムが検知し、利用者に燃料タンクの燃料が無くなったことを報知する構成が採られていた。あるいは、DMFCシステムの制御部などにおいて、燃料タンクが装着されてからの総発電量を算出し、総発電量から燃料の消費量を推定して、利用者に燃料タンクの交換時期などを報知する構成が採られていた。
しかしながら、このようなDMFCシステムでは、燃料が無くなったことあるいは残量を検出する手段が複雑になってしまうという問題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、燃料(液体)の残量を容易に確認できる燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明のある態様は燃料電池システムである。当該燃料電池システムは、前記燃料電池本体に対して着脱可能に設けられる液体タンクと、前記液体タンクが、第1の容器と、前記第1の容器の内部に設けられ、液体と気体とが充填される第2の容器と、前記第1の容器に設けられ、前記液体を前記第1の容器の外部へ排出する排出部と、前記排出部と前記第2の容器とを接続する接続配管と、前記接続配管の内部を視認可能に設けられる表示部と、を備え、前記第2の容器内に充填された前記気体が前記接続配管に流入して、前記液体がなくなってきていることを表示することを特徴とする。
これにより、接続配管内部の液相と気相との境界を見て、第2の容器に充填された液体の量が少なくなっていることを容易に確認することができる。従って、接続配管は不透明ではない材料を用いることが望ましい。また、液体タンクの取扱いのしやすさや強度を考慮すると、第1の容器には剛性のある材料を用い、第2のタンクには可撓性や柔軟性、伸縮性のある材料を用いると良い。
上記態様の燃料電池システムにおいて、接続配管は、少なくとも、第2の容器に連結され、第2の容器から液体を取出す液体取出部と、表示部と隣接して配置され、接続配管の内部が視認可能な可視部と、を備え、液体タンクが安定配置されるときに、液体取出部は液体タンクの下部に配置されると共に、可視部は液体タンクの上部に配置されてもよい。
上記態様の燃料電池システムにおいて、接続配管が透明な材料で形成され、接続配管を挟んで表示部と対向する位置に接続配管の内部の視認性を向上させるための表示物が設けられ、接続配管に液体が流通しているときと、接続配管に気体が流通しているときとで、接続配管の内部の屈折率の違いにより、表示部から見える表示物の見かけ上の大きさが異なっていてもよい。この態様によれば、接続配管を通して視認される表示物の見かけ上の違いにより、接続配管に液体が流通しているか、気体が流通しているかをより確実に把握することができる。
上記態様の燃料電池システムにおいて、複数の表示物が接続配管の周方向に所定の間隔で設けられていてもよい。この態様によれば、接続配管内部の液体の有無を把握可能な視線の角度に関する自由度が高まる。
上記態様の燃料電池システムにおいて、接続配管に気体が流通しているときにのみ視認可能になる表示物の領域に警告色が付与されていてもよい。この態様によれば、接続配管に気体が流通している場合に、接続配管の見かけ上の色が警告色に変化するため、燃料切れになっていることがより目立ち、視覚的により直感的に把握しやすくなる。
上記態様の燃料電池システムにおいて、接続配管に気体が流通しているときにのみ視認可能になる表示物の領域に、第2の容器内の液体が空であることを示す文字情報が付与されていてもよい。この態様によれば、接続配管に気体が流通している場合に、接続配管を通して液体切れを示す文字情報が浮かび上がるため、燃料切れになっていることをより確実に把握することができる。
また、上記態様の燃料電池システムにおいて、液体タンクが安定配置されるときに、排出部は液体タンクの下部に配置されていてもよい。
ここで、安定配置とは、例えば、本発明の燃料電池システムを机の上に置いて使用する場合に、体タンクを作製した者が底面として設定した面を机の上面に接するように、あるいは、底面として設定した面が液体タンクの他の面よりも机の上面に近くなるように、配置することをさし、液体タンクの上部あるいは下部とは、重力方向が下向きと考えたときの、液体タンクの高さに対して半分よりも上の部分あるいは液体タンクの高さに対して半分よりも下の部分をさすものとする。これにより、第2の容器内部に充填された気体は、液体よりも後に液体取出部から取出される。
また、上記態様の燃料電池システムにおいて、気体は不活性ガスであってもよく、液体はアルコールであってもよい。また、上記態様の燃料電池システムにおいて、液体は燃料電池へ供給する液体燃料であってもよい。
ここで、不活性ガスとはヘリウムや窒素、アルゴンのように化学反応性の低い気体をいい、アルコールとは鎖式、脂環式炭化水素の水素原子を水酸基で置き換えた化合物をいう。代表的はアルコールには、メチルアルコール(メタノール)、エチルアルコール(エタノール)が挙げられ、エチレングリコールやグリセリンなども含まれる。また、燃料電池に用いられる液体燃料としては、メタノール以外にも、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、ジメチルエーテルなども利用可能である。そして、第2の容器に充填される気体が、窒素やアルゴンのような不活性ガスであれば、一緒に充填される液体と反応することがなく、安全性を確保できる。
また、上記態様の燃料電池システムにおいて、燃料電池本体と上述した態様の液体タンクとを含む燃料電池部と、燃料電池部に対して着脱可に設けられる制御部と、を備え、複数の電子機器に応じて制御部を交換することにより、複数の電子機器へ選択的に電力を供給することを特徴とする。
上記態様の燃料電池システムにおいて、複数の形状の異なる電子機器を選択的に載置可能な載置台を備えてもよい。また、上記態様の燃料電池システムにおいて、二次電池を挿入する二次電池挿入部を備え、二次電池を充電してもよい。
本発明は、燃料の残量を容易に確認することができる。
以下に、本発明に係る燃料電池システム100の構成について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、本燃料電池システム100の構成を表した上面模式図である。燃料電池システム100は、アノードにメタノール水溶液あるいは純メタノールを供給することにより発電するDMFC10と、16mol/L以上の高濃度のメタノール水溶液あるいは純メタノールが入ったメタノールタンク20と、メタノールタンク20からのメタノールを0.1〜2.0mol/L程度の濃度に希釈し、DMFC10へ供給するメタノール水溶液(燃料)を貯めておくバッファタンク30と、電力変換装置や補機類の制御を行う制御部40と、熱交換器50と、軸流ファン60と、筐体70と、を備えている。
バッファタンク30へは、メタノールタンク20から定期的に、あるいは、バッファタンク30内のメタノール水溶液の濃度を監視し、所定の閾値、例えば1.0mol/Lを下回ったことを検出したときに、高濃度のメタノール水溶液または純メタノールが補給される。メタノールタンク20は、内部に、柔軟性が有って、かつ、耐メタノール(アルコール)性を有する材料で構成されたパック21が収納されている。柔軟性かつ耐メタノール性を有するパック21の材料としては、内側にポリエチレンまたはテフロン(登録商標)、外側に補強材としてナイロンなどの合成繊維を配した2層構造の材料が適している。メタノールタンク20の壁面22(平面22a、側面22b、背面22c)は筐体70の一部を構成しており、背面22cに設けられた空気口74は、メタノールタンク20中のメタノールが消費され、内部のパック21の容積が小さくなったときに、メタノールタンク20の内部であってパック21外の部分が燃料電池システム100外との差圧が生じないようにすると共に、メタノールタンク20を燃料電池システム100に着脱するときの滑り止めとしても機能するものである。パック21の底面には、メタノール取出口25が設けられており、このメタノール取出口25とジョイント26とが取出配管27によって接続されている。取出配管27はパック21より肉厚の透明配管となっており、材料としては取出配管27はシリコンゴム、ジョイント26はポリプロピレンで作製するのが適している。
バッファタンク30の上部の筐体70には空気口73が設けられており、バッファタンク30は、メタノールタンク20からのメタノールを所定の濃度(本実施の形態では1.
2±0.3mol/L程度)に希釈する希釈用タンクとして用いると共に、熱交換器50にて充分に冷却されて流入した空気、生成水、メタノール水溶液、二酸化炭素などの気液分離手段として用いられる。即ち、バッファタンク30にて気相の空気や二酸化炭素が空気口73から排出される。空気口73には、図示しないフィルタが設けられており、蟻酸やホルムアルデヒドなどの副生成物は、空気口73から空気や二酸化炭素が排出される際にフィルタに吸着される。
DMFC10のカソードへはエアポンプ80から空気(酸化剤)が供給され、アノードへはバッファタンク30から第1液体ポンプ83を介してメタノール水溶液が供給される。81はエアポンプ80の空気取込口であり、本燃料電池システム100の中央部に設けられている。エアポンプ80の空気取込口81から取り込まれた空気は、空気吐出口82からDMFC10のカソード入口12に送り込まれる。一方、第1液体ポンプ83は、バッファタンク30から1.2mol/L程度の濃度に希釈されたメタノール水溶液を液体取込口84から取込み、液体吐出口85からDMFC10のアノード入口14に送り出す構成となっている。また、第2液体ポンプ86は、定期的あるいはバッファタンク30内のメタノール濃度が所定の閾値濃度を下回ったときに、高濃度のメタノール水溶液あるいは純メタノールを液体取込口87を介してメタノールタンク20から取り込み、液体吐出口88を介してバッファタンク30へ供給する。
DMFC10のカソードから排出される空気と生成水はカソード出口16から排出され、DMFC10のアノードから排出されるメタノール水溶液と二酸化炭素はアノード出口18から排出される。カソード出口16及びアノード出口18から排出された排出物は、熱交換器50に導入され、合流してバッファタンク30に入る。空気取込口81及び熱交換器50へは、DMFC10の作動温度(60±3℃)より5〜15℃程度低い温度の空気が供給される。従って、DMFC10から排出された70℃程度の空気、生成水、メタノール水溶液、二酸化炭素などは、熱交換器50にて充分に凝縮されるので、外部から水分を補給する必要性がなくなり、メタノールが外部へ放出されて消費量が増加してしまうことを防止することができる。
DMFC10が発電する際の反応は発熱反応であるため、DMFC10へ空気とメタノール水溶液を供給することにより、DMFC10の温度が上昇する。そこで、DMFC10には図示しないサーミスタあるいはリミッタを取り付けて、DMFC10の温度が作動温度(60±3℃)まで−5℃程度(本実施例の場合55℃)のところまで近づいたときから軸流ファン60の運転を開始する。筐体70の、軸流ファン60と対向する位置に空気口71が設けられており、DMFC10を回り込む位置に空気口72が設けられているので、軸流ファン60の運転を開始すると、DMFC10の周囲を空気が流通し、DMFC10は空冷される。これにより、DMFC10の温度を60±3℃に設定することができる。
制御部40は、図2に示すように燃料電池部90と切り離せるよう(分離可能)に構成されている。41は燃料電池部90と制御部40とを電気的に接続する通信部である。通信部41は水蒸気などの出入のないように、燃料電池部90の中で密閉された空間となっている。また、通信部41は、コネクタ42を介して制御部40と通信および電力の授受が可能となっており、コネクタ42は制御部40側の挿入部43に挿し込むようになっている。制御部40は、本発明の燃料電池システム100が電力を供給する対象によって、交換することが可能であり、本実施の形態の場合、図3に示すように、ノート型PC500に電力を供給するためにノート型PC500の底面を制御部40上に載せ、電源ケーブル(図示せず)をノート型PC500の電源ケーブル挿入部に挿し込むことで、ノート型PC500に電力を供給できるようになっている。また、メタノールタンク20には残量表示窓24が設けられている。
また、図4に示すように、ノート型PC500が制御部40よりも大きい場合(特に、
Lの寸法が大きい場合)やノート型PC500の電源ケーブル挿入部がノート型PC500の側面ではなく背面に設けられているような場合、ノート型PC500を制御部40上に載せたときに、ノート型PC500の底部に隙間ができて不安定な設置となるので、スライド式の支持部45を手前に引出し、ノート型PC500を支持させる。47は燃料電池システム100の電源スイッチとなっており、燃料電池システム100がノート型PC500などの電力供給対象へ電力を供給するときには、まずこの電源スイッチ47を押して燃料電池システム100を立ち上げる。また、28はメタノールタンク20をはずすときに、メタノールタンク20と燃料電池システム100とのロック状態を解除するロック解除ボタン28となっている。
このように燃料電池部90と制御部40とを分離可能、あるいは、制御部40を電力供給対象に合わせて交換可能に構成することにより、発電を行う燃料電池部90を共通化して、様々なアプリケーションに対応させることが可能となる。特に、本発明の燃料電池システム100は、電源ケーブル44を介して、ノート型PC500などの電力供給対象へ電力を供給できるだけではなく、制御部40に設けられた二次電池挿入部46に二次電池を挿入することにより、二次電池の充電器としても利用することができる。
(実施例1)
次に、本発明の実施例1に係るメタノールタンク120の構成について、図5および6を用いて詳細に説明する。図5はメタノールタンク120の外観を示す斜視図、図6はメタノールタンク120の内部構造を模式的に示す斜視図である。
図5に示すように、メタノールタンク120の上面122aと側面122bとが交わる端辺123aには、残量表示窓124が設けられ、メタノールタンク120内の高濃度のメタノール水溶液または純メタノールの残量が少なくなってきたときに、利用者に対し、視覚的に残量が少ないことを表示する手段となっている。残量表示窓124の配置は、端辺123aではなく、側面122bと背面122cとが交わる端辺123bでも、背面122cと上面122aとが交わる端辺123cでも良いが、図3でも示したように、燃料電池システム100を、ノート型PC500に取り付けて利用者に利用されることを考慮すると、端辺123aに設けることが最も望ましいと考えられる。
図6に示すように、メタノールタンク120の内部には、メタノールタンク120の内部寸法のほぼ等しい寸法のパックとしての第2の容器121が収納されており、高濃度のメタノール水溶液または純メタノールは、この第2の容器121に充填されている。第2の容器121の底面には、メタノール取出口125が設けられており、このメタノール取出口125とジョイント126とが取出配管127によって接続されている。ジョイント126は、メタノールタンク120を燃料電池システム100に接続する接続口となっており、メタノールタンク120と燃料電池システム100との接続を固定すると共に、このジョイント126から高濃度のメタノール水溶液または純メタノールが漏れることの無いように、液漏れ防止機構を備えている。また、取出配管127は、シリコンゴムで作製された透明配管となっており、第2の容器121底部のメタノール取出口125から端辺123bに沿って上方へ向かい(127a)、残量表示窓124から取出配管127内の液相と気相との境界が見えるように端辺123aに沿って配設され(127b)、メタノールタンク120の下部に設けられたジョイント126に接続されている(127c、127d)。
第2の容器121内には、高濃度のメタノール水溶液または純メタノールと共に、第2の容器121の満容量に対して1〜3体積%の窒素あるいはアルゴンなどの不活性ガス128を導入しておく。この不活性ガス128は、第2の容器121内の高濃度のメタノール水溶液または純メタノールが空になったときに、メタノール取出口125から取出配管127へ流入し、メタノールタンク120内の高濃度のメタノール水溶液または純メタノールが無くなってきていることを表示する。
(実施例2)
次に、本発明の実施例2に係るメタノールタンク220の構成について、図7および8を用いて詳細に説明する。図7はメタノールタンク220の外観を示す斜視図、図8はメタノールタンク220の内部構造を模式的に示す斜視図である。
図7に示すように、メタノールタンク220の上面222aと側面222bとが交わる端辺223aから上面222aにかけて、残量表示窓224が設けられ、メタノールタンク220内の高濃度のメタノール水溶液または純メタノールの残量が少なくなってきたときに、利用者に対し、視覚的に残量が少ないことを表示する手段となっている。
図8に示すように、メタノールタンク220の内部には、メタノールタンク220の内部寸法のほぼ等しい寸法のパック221が収納されており、高濃度のメタノール水溶液または純メタノールは、このパック221に充填されている。パック221の底面には、メタノール取出口225が設けられており、このメタノール取出口225とジョイント226とが取出配管227によって接続されている。ジョイント226は、実施例1と同様に、メタノールタンク220を燃料電池システム100に接続する接続口となっており、メタノールタンク220と燃料電池システム100との接続を固定すると共に、このジョイント226から高濃度のメタノール水溶液または純メタノールが漏れることの無いように、液漏れ防止機構を備えている。
また、実施例1と同様に、パック221内には、高濃度のメタノール水溶液または純メタノールと共に、パック221の満容量に対して1〜3体積%の窒素あるいはアルゴンなどの不活性ガス228を導入しておく。この不活性ガス228は、パック221内の高濃度のメタノール水溶液または純メタノールが空になったときに、メタノール取出口225から取出配管227へ流入する。取出配管227は、シリコンゴムで作製された透明配管となっており、パック221底部のメタノール取出口225から端辺223bに沿って上方へ向かった(227a)後、メタノールタンク220の下部に設けられたジョイント226に接続されている(227c、227d)点は実施例1と同様である。
本実施例において、特に実施例1と異なる点は、取出配管227bの部分がパック221の上方において渦巻状に配設されており、実施例1よりも早い段階で、残量表示窓224から取出配管227内の液相と気相との境界が現れることである。そして、高濃度のメタノール水溶液または純メタノールの残量が少なくなるにつれて、気相が渦巻の内側から外側に向かって、順次広がっていき、メタノールタンク220内の高濃度のメタノール水溶液または純メタノールが無くなってきていることを表示する。
(燃料残量の視認性向上のための第1の具体例)
図9は、図5のA−A’線上の要部断面図である。透明樹脂などを用いて形成された残量表示窓124を通して、取出配管127が視認可能になっている。
取出配管127は、円筒形、楕円形などのチューブ構造を有する。取出配管127は、透明性、耐薬品性、撥水性に加えて、所定の屈折率を有することが好ましい。このような観点から取出配管127の材料として、シリコンゴム、テフロン、バイトンなどが適している。取出配管127の屈折率は、1に近いことが望ましいが、取出配管127を流通する液体の屈折率の+10%程度までは許容範囲である。なお、取出配管127の肉厚が薄い場合には、取出配管127における屈折の影響が低減される。なお、取出配管127は、液体抽出時の内圧(負圧)に屈しない程度の強度を備えることが好ましい。
取出配管127を挟んで残量表示窓124とは反対側に、取出配管127を流通する液体および気体の視認性を向上させるための表示板200が設置されている。表示板200の表面には、色、模様またはこれらの組み合わせが付与されている。
取出配管127の近傍に、反射板210が設置されている。反射板210は、光を反射する材料であればよく、特に限定されないが、たとえば、ステンレス膜、アルミ箔、樹脂ミラー等を材料として用いることができる。反射板210により外部の光が取り込まれ、取出配管127の内部が明るくなる。これにより、取出配管127を流通する液体および気体の視認性が向上し、液体と気体の区別がより容易になる。
図10(A)は、気体が充填されているときの取出配管127の断面における光の経路を示す模式図である。図10(B)は、液体が充填されているときの取出配管127の断面における光の経路を示す模式図である。取出配管127での屈折を無視できるとすれば、取出配管127に気体(屈折率:1)が充填されている場合には、表示板200から放射される光は、取出配管127の内部をほぼ直進する。このため、取出配管127を通して、ほぼ実物大の表示板200が視認可能となる。一方、取出配管127に液体(たとえば、メタノールの場合、屈折率は1.33)が充填されている場合には、表示板200から放射される光は、取出配管127で屈折して、像が拡大する。このため、取出配管127を通して、実物より拡大された表示板200が視認可能となる。この現象を利用し、表示板200を周囲に比べて目立つ色や模様とすることにより、取出配管127を流通する液体および気体を容易に区別することができる。
図11は、取出配管127に液体と気体との界面が存在する状態を残量表示窓124から見たときの模式図である。図11に示すように、取出配管127を通して視認される表示板200の見かけ上の大きさが液体部分と気体部分とで顕著に異なる。すなわち、表示板200の色や模様を周囲に比べて目立たせることにより、取出配管127の内部の液体および気体が直に視認可能でなくても、取出配管127の内部に液体が存在しているのか、気体が存在しているのかを容易に把握することができる。
(燃料残量の視認性向上のための第2の具体例)
本具体例では、図12(A)〜(C)に示すように、取出配管127を挟んで残量表示窓124とは反対側に複数の表示板200が所定の間隔で設置されている。これによれば、残量表示窓124から取出配管127を見たときに、取出配管127の背後にいずれかの表示板200が存在する可能性が高まる。この結果、取出配管127内部の液体の有無を把握可能な視線の角度に関する自由度が高まる。
(燃料残量の視認性向上のための第3の具体例)
本具体例では、図13(A)〜(C)に示すように、取出配管127に気体が流通しているときにのみ視認可能になる領域201に警告色が付与されている。警告色としては、赤または黄の少なくとも一方の系統の色が挙げられる。これによれば、取出配管127に気体が流通している場合に、取出配管127の見かけ上の色が警告色に変化するため、燃料切れになっていることがより目立ち、視覚的により直感的に把握しやすくなる。
(燃料残量の視認性向上のための第4の具体例)
本具体例では、図14に示すように、取出配管127に気体が流通しているときにのみ視認可能になる表示板200近傍の領域201に液体切れを示す文字情報が付与されている。文字情報は、特に限定されないが、「燃料切れ」「カートリッジを交換してください」「empty」などの文字を用いることができる。これによれば、取出配管127に気体が流通している場合に、取出配管127を通して液体切れを示す文字情報が浮かび上がるため、燃料切れになっていることをより確実に把握することができる。
なお、液体切れを示す文字情報に代えて、液体切れを連想させる模様、絵、パターンなどを用いてもよい。
図15は、液体が充填されているときの取出配管127の断面における光の経路を示すより詳細な模式図である。取出配管127に液体が充填されているときに、取出配管127を通して視認される表示板が取出配管127の内径全体に拡大される条件は以下の式で表される。
n1/n2=sinθ1/sinθ2
θ2=sin-1(sinθ1・(n2/n1))
a=r・sinθ3
ここで、n1、n2は、それぞれ空気の屈折率(=1)、液体の屈折率(メタノールの場合:1.33)である。なお、取出配管127の屈折率は液体の屈折率と等しい。θ1、θ2は、それぞれ、入射角、屈折角である。θ3は、取出配管127と表示板の端部とを結ぶ線と光軸とがなす角である。rは、取出配管127の外径である。また、aは、表示板の幅の半値である。なお、θ1〜θ4には、以下の関係が成り立つ。
θ4=θ1−θ2
θ2=θ3+θ4
θ3=(2×θ2)-θ1
すなわち、表示板の幅を、2r・sinθ3より大きいときに、取出配管127を通して視認される表示板が取出配管127の内径全体に拡大することができる。
本発明は利用することにより、燃料にメタノールを利用するDMFCに限らず、液体燃料を用いる燃料電池システムであれば、その燃料補給用の燃料タンクに利用可能であると考えられる。
本発明に係る燃料電池システムの構成を模式的に示したシステム構成図である。 本発明に係る燃料電池システムを燃料電池部と制御部とに分離した構成を模式的に示したシステム構成図である。 本発明に係る燃料電池システムをノート型パーソナルコンピュータに取り付けた状態の前面斜視図である。 本発明に係る燃料電池システムのスライド式支持部を引出した状態の前面斜視図である。 本発明の一実施例に係る液体燃料タンクの外観を示した前面斜視図である。 本発明の一実施例に係る液体燃料タンクの構成を模式的に示した前面斜視図である。 本発明の他の実施例に係る液体燃料タンクの外観を示した前面斜視図である。 本発明の他の実施例に係る液体燃料タンクの構成を模式的に示した前面斜視図である。 図5のA−A’線上の要部断面図である。 図10(A)は、気体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示す模式図である。図10(B)は、液体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示す模式図である。 取出配管に液体と気体との界面が存在する状態を残量表示窓から見たときの模式図である。 燃料残量の視認性向上のための第2の具体例を示す図である。図12(A)は、気体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示す模式図である。図12(B)は、液体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示す模式図である。図12(C)は、取出配管に液体と気体との界面が存在する状態を残量表示窓から見たときの模式図である。 燃料残量の視認性向上のための第3の具体例を示す図である。図13(A)は、気体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示す模式図である。図13(B)は、液体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示す模式図である。図13(C)は、取出配管に液体と気体との界面が存在する状態を残量表示窓から見たときの模式図である。 燃料残量の視認性向上のための第4の具体例を示す図である。図14(A)は、気体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示す模式図である。図14(B)は、液体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示す模式図である。図14(C)は、取出配管に液体と気体との界面が存在する状態を残量表示窓から見たときの模式図である。 液体が充填されているときの取出配管の断面における光の経路を示すより詳細な模式図である。
符号の説明
10 ダイレクトメタノール燃料電池
12 カソード入口
14 アノード入口
16 カソード出口
18 アノード出口
20、120、220 メタノールタンク
21、121、221 パック
22、122、222 壁面
24、124、224 残量表示窓
25、125、225 メタノール取出口
26、126、226 ジョイント
27、127、227 取出配管
28 ロック解除ボタン
30 バッファタンク
40 制御部
41 通信部
42 コネクタ
43 挿入部
44 電源ケーブル
45 スライド式支持部
46 二次電池挿入部
47 電源スイッチ
50 熱交換器
60 軸流ファン
70 筐体
71、72、73、74、75 空気口
80 エアポンプ
81 空気取込口
82 空気吐出口
83 第1液体ポンプ
84 液体取込口
85 液体吐出口
86 第2液体ポンプ
87 液体取込口
88 液体吐出口
90 燃料電池部
100 燃料電池システム
123 端辺

Claims (11)

  1. 液体燃料及び酸化剤を用いて発電する燃料電池本体と、
    前記燃料電池本体に対して着脱可能に設けられる液体タンクと、
    前記液体タンクが、第1の容器と、前記第1の容器の内部に設けられ、液体と気体とが充填される第2の容器と、前記第1の容器に設けられ、前記液体を前記第1の容器の外部へ排出する排出部と、前記排出部と前記第2の容器とを接続する接続配管と、前記接続配管の内部を視認可能に設けられる表示部と、を備え、前記第2の容器内に充填された前記気体が前記接続配管に流入して、前記液体がなくなっていることを表示することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムにおいて、前記接続配管は、少なくとも、前記第2の容器に連結され、前記第2の容器から前記液体を取出す液体取出部と、前記表示部と隣接して配置され、前記接続配管の内部が視認可能な可視部と、を備え、前記液体が安定配置されるときに、前記液体取出部は前記液体タンクの下部に配置されると共に、前記可視部は前記液体タンクの上部に配置されることを特徴とする請求項1の燃料電池システム。
  3. 前記接続配管が透明な材料で形成され、前記接続配管を挟んで前記表示部と対向する位置に前記接続配管の内部の視認性を向上させるための表示部が設けられ、前記接続配管に前記液体が流通しているときと、前記接続配管に前記気体が流通しているときとで、前記接続配管の内部の屈折率の違いにより、前記表示部から見える前記表示物の見かけ上の大きさが異なることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 複数の前記表示物が前記接続配管の周方向に所定の間隔で設けられていることを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記接続配管に前記気体が流通しているときにのみ視認可能になる前記表示物の領域に警告色が付与されていることを特徴とする請求項3または4に記載の燃料電池システム。
  6. 前記接続配管に前記気体が流通しているときにのみ視認可能になる前記表示物の領域に、前記第2の容器内の液体が空であることを示す文字情報が付与されていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の燃料電池システム。
  7. 前記液体タンクが安定配置されるときに、前記排出部は前記液体タンクの下部に配置されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の燃料電池システム。
  8. 前記燃料電池本体と前記液体タンクとを含む燃料電池部と、前記燃料電池部に対して着脱可に設けられる制御部と、を備え、複数の電子機器に応じて前記前記制御部を交換することにより、前記複数の電子機器へ選択的に電力を供給することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の燃料電池システム。
  9. 複数の形状の異なる前記電子機器を選択的に載置可能な載置台を備えることを特徴とする請求項8記載の燃料電池システム。
  10. 二次電池を挿入する二次電池挿入部を備え、前記二次電池を充電することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の燃料電池システム。
  11. 前記気体が不活性ガスであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
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