JP5099583B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、衛生洗浄装置に関し、より具体的には、腰掛便器に座った使用者の「おしり」などを水で洗浄する衛生洗浄装置に関する。
衛生洗浄装置は、洗浄水を噴射する吐水ノズルを進退自在に収容し、腰掛便器に付設して、便座に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。このような衛生洗浄装置の給水配管や、衛生洗浄装置の本体の一部をキャビネットに埋め込んで、見栄えをすっきりとさせたり、床面積の狭いトイレにも設置可能としたトイレユニットが開示されている(例えば、特許文献1及び2)。
特許文献1に開示されているトイレユニットは、大便器及び衛生洗浄装置を設置した後に、給水配管や衛生洗浄装置の一部を隠蔽する隠し板を取り付けるという手順で施工を行う。従って、給水配管のメンテナンスを行う場合には、まず隠し板を取り外し、その後、衛生洗浄装置を取り外して、メンテナンスを行う必要がある。
特開2005−120639号公報 特開2000−104322号公報
隠し板によって衛生洗浄装置の少なくとも一部を隠蔽する場合であっても、隠し板を取り外すことなく衛生洗浄装置の取付や取り外しが可能となると、施工やメンテナンスが容易となる。このことは、例えば航空機のラバトリーの大便器を隠蔽する隠蔽パネル(隠し板)に衛生洗浄装置を取り付ける場合についても同様である。
本発明は、かかる観点からなされたものであり、隠し板を取り外すことなく衛生洗浄装置に給水する給水配管のメンテナンスを行うことを可能とした衛生洗浄装置を提供するものである。
本発明の一態様によれば、給水配管に接続される連結部と、前記連結部を介して供給される水を吐水する吐水ノズルと、を有する本体部と、前記本体部に対して回動可能に軸支された便座と、前記給水配管又は前記本体部の一部を隠蔽する隠蔽パネルと、を備え、記連結部は、前記吐水ノズルの側から前記給水配管の側に向けて落下するように傾斜した流路を有し、且つ前記連結部は、前記給水配管の接続方向が略鉛直な回動軸の回りに、回動可能とされていると共に、前記接続方向を前記本体部の着脱方向と平行または、前記着脱方向よりも内側に傾斜しないように前記連結部の可動範囲を規制する可動範囲規制手段が設けられていることを特徴とする衛生洗浄装置が提供される。
本発明によれば、隠し板を取り外すことなく衛生洗浄装置の取付や取り外しを可能とした衛生洗浄装置を提供できる。また、衛生洗浄装置100が取り付けられるトイレユニットが、例えば真空式の便器であっても、衛生洗浄装置100の水路に残留した水を抜く際に、便器に排出せずに、給水側に排出することもできる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置が取り付けられたトイレユニットの模式斜視図である。
また、図2及び図3は、このトイレユニットから衛生洗浄装置を取り外した状態を表す模式斜視図である。
また、図4は、本実施形態の衛生洗浄装置に接続される給水配管が連結される連結部を斜め後方から眺めた模式図である。なお、図2以降の各図については、既出の図面に表された要素と同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1〜図3に例示したトイレユニットは、例えば航空機のラバトリーなどに設けられるトイレユニットである。隠蔽パネル(「シュラウド」と呼ばれることもある)500の開口には、便器600のボウルが露出している。そして、その上部後方に衛生洗浄装置100が取り付けられている。衛生洗浄装置100は、本体部200と、この本体部200に回動可能にそれぞれ軸支された便座110及び便蓋120と、を有する。本体部200には、吐水ノズル262が便器600のボウルに進出可能に設けられている。吐水ノズル262はその先端から水を噴射し、便座110に座った使用者の「おしり」などを洗浄する。なお、本願明細書において「水」という時は、冷水のみならず温水も含むものとする。
図2及び図3に表したように、隠蔽パネル500には、衛生洗浄装置100を収容する凹部530が設けられている。また、凹部530の中央下方には、バキュームブレーカー610が突出する開口520が設けられている。また、凹部530の側部下方には、衛生洗浄装置100に接続される給水配管295(図4参照)や電気配線などを通すための開口570が設けられている。一方、凹部530の上には、衛生洗浄装置100の本体部200の上部を固定するための一対の挿入穴540が適宜設けられている。
図3に表したように、衛生洗浄装置100の本体部200の後方には、隠蔽パネル500の凹部530に収容される収納部206が設けられている。収納部206よりも前方には、収納部206よりも周囲にはりだした周縁部208が設けられている。
図1に表したように、衛生洗浄装置100を取り付けた状態において、隠蔽パネル500の挿入穴540や、凹部530と収納部206との隙間などは、衛生洗浄装置100の周縁部208により隠蔽されている。その結果として、隠蔽パネル500の前面に衛生洗浄装置100が密接して設けられ、すっきりとした外観が得られている。
そして、本実施形態においては、図4に表したように、衛生洗浄装置100の本体部200の外部に、連結部296が設けられている。なお、図4は、本体部200を分解してそのケースプレート210の部分のみを表す。連結部296には給水配管295が接続され、外部から水が供給される。そして、連結部296は、給水配管295の接続方向296Sが略鉛直な回動軸296Rの回りに回動可能とされている。具体的には、給水配管295の接続方向296Sが、略水平面内において略90度の範囲で回動可能とされている。すなわち、連結部296は、その先端が横方向を向いた状態と、後方を向いた状態と、の間で回動可能とされている。このように連結部296を回動可能とすることにより、隠蔽パネル500への衛生洗浄装置100の着脱が容易となり、施工やメンテナンスの際の作業性がよい衛生洗浄装置を提供できる。
図5及び図6は、隠蔽パネル500に衛生洗浄装置100を取り付ける工程を例示した概念図である。
図5(a)〜(c)は、衛生洗浄装置100の本体部200を隠蔽パネル500の凹部530に収納する工程を表している。図5(a)に表したように、衛生洗浄装置100の連結部296が本体部200から横方向に突出した状態で矢印Aの方向に収納しようとしても、連結部296が隠蔽パネル500の前面に当たってしまい、凹部530の中に収納することはできない。
一方、図5(b)に表したように、連結部296を後方に向けた状態にすると、本体部200を凹部530の中に侵入させることはできる。しかし、隠蔽パネル500の背後には、壁面やその他の障害物900が存在する場合が多い。例えば、航空機のラバトリーの場合には、設置スペースが限られているので、隠蔽パネル500の背後には、壁面が存在することが多い。このような場合に、図5(b)に表したように連結部296を後方に向けたままで矢印Aの方向に本体部200を挿入しようとすると、連結部296またはこれに接続される給水配管295が障害物900と干渉してしまう。一般的に、給水配管295は、鋭角に折り曲げることは困難であり、比較的大きな曲率半径で曲げる必要がある。このため、隠蔽パネル500の背後に障害物900が存在する場合には、図5(b)のように連結部296を後方に向けたままの状態で衛生洗浄装置100の本体部200を凹部530の奥まで押し込むことが困難となる場合が多い。
一方、図5(c)に表したように、連結部296を下方に向けた状態とした場合には、便器600(あるいは便器600を覆う隠蔽パネル500)と干渉してしまう。このため、本体部200を凹部530の中に挿入することは、やはり困難となる。
これに対して、本実施形態によれば、まず、図6(a)に表したように、連結部296を後方に向けた状態で、凹部530の中への本体部200の侵入を開始させる。本体部200を矢印Aの方向に侵入させていくと、連結部296またはこれに接続された給水配管295(図4参照)が障害物900に当接し、図6(b)に表したように、連結部296を矢印Rの方向に回動する。本体部200を矢印Aの方向にさらに侵入させると、連結部296は矢印Rの方向にさらに回動し、図6(c)に表したように、本体部200を凹部530の中に挿入することができる。この時、連結部296は、障害物900との位置関係に応じて図6(c)に表したように横方向を向いた状態まで回動することができる。その結果として、連結部296やこれに接続された給水配管295に無理な力がかかったり、無理に折れ曲がったりすることがなく、衛生洗浄装置100を所定の位置に取り付けることができる。そして、衛生洗浄装置100を取り付けた状態で、給水配管295は隠蔽パネル500により隠蔽されている。
また、衛生洗浄装置100を取り外す際にも、一連の動作を逆の順序に実行すればよい。この場合にも、連結部296が横方向から後方に向けて適宜回動することにより、連結部296及びこれに接続された給水配管295は、隠蔽パネル500にじゃまされずに本体部200とともに引き抜くことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、連結部296が横方向と後方との間で回動可能とすることにより、隠蔽パネル500を取り外すことなく衛生洗浄装置100を容易に着脱することができる。その結果として、給水配管295の取付施工やメンテナンスの作業を円滑に短時間で進めることができる。特に、限られたスペースに設けられたトイレユニットの場合には、隠蔽パネル500の背後に壁面などの障害物が存在する場合が多いが、本実施形態によれば、このような場合にも、隠蔽パネル500を取り外すことなく衛生洗浄装置100の着脱ができ、幅広い用途に使いやすいトイレユニットを提供することが可能となる。
以下、本実施形態のトイレユニット及び衛生洗浄装置について、さらに詳細に説明する。 図7は、隠蔽パネル500の斜視図である。隠蔽パネル500は、板状の成型体であり、便器のボウル面が露出する開口510と、バキュームブレーカーが突出する開口520が形成されている。また、前述したように、凹部530の上には一対の挿入穴540が設けられている。さらに、開口510の後方には、衛生洗浄装置100の本体部200を固定するための一対の固定穴550が適宜設けられている。そして、衛生洗浄装置の連結部296などを通すための開口570が設けられている。
図8は、隠蔽パネル500と便器600とを分離した状態を表す斜視図である。
また、図9は、隠蔽パネル500を便器600に取り付けた状態を表す斜視図である。 また、図10は、衛生洗浄装置100を斜め後方から眺めた模式図である。
図8に表した具体例は、いわゆる真空式のトイレである。真空式の便器600の後方には、給水配管620が接続され、その途中にバキュームブレーカー610が設けられている。バキュームブレーカー610は、その上端が便器600の上面よりも高い位置となるように上方に突出している。
隠蔽パネル500により便器600を被覆した状態において、図9に表したように、開口520からバキュームブレーカー610が突出している。
これに対して、図10に表したように、本実施形態の衛生洗浄装置100の本体部200の底面202の後方には、バキュームブレーカー610の少なくとも一部が格納される収納凹部212が設けられている。このような収納凹部212を設けることにより、凹部530に突出したバキュームブレーカー610と干渉することなく衛生洗浄装置100を取り付けることができる。
また、図3や図10などに例示した具体例においては、収納凹部212は、本体部200の底面202とともに背面204にも露出するように設けられている。このようにすると、衛生洗浄装置100を隠蔽パネル500に取り付ける際にも、または隠蔽パネル500から取り外す際にも、バキュームブレーカー610を跨ぐように衛生洗浄装置100を動かす必要はなく、衛生洗浄装置100を単に前後にスライドさせるだけでよいので作業がしやすい。従って、例えば、バキュームブレーカー610を点検するような場合でも、衛生洗浄装置100を手前に引き出すだけでバキュームブレーカー610を露出させることができ便利である。
図11は、本実施形態の衛生洗浄装置100を側面から眺めた模式図である。
また、図12は、図11の一部拡大図である。
図13は、本実施形態の衛生洗浄装置100を背面から眺めた模式図である。
また、図14は、図13の一部拡大図である。
図11〜図14は、連結部296の接続方向296Sが横方向を向いた状態、すなわち衛生洗浄装置100が隠蔽パネル500に取り付けられた状態を表す。
本具体例においては、連結部296は、本体部200の底面202よりも高い位置において略水平面内に回動可能とされている。このようにすれば、衛生洗浄装置100の取付または取り外しの際に、連結部296やこれに接続された給水配管295が、衛生洗浄装置100の設置面515(図9参照)と干渉することがなく、円滑に着脱することができる。
また、図13及び図14に表したように、本体部200の背面204の連結部296の上方には、電気配線を取り出すための開口205が設けられている。このように、本体部200の背面204から電気配線を取り出すことにより、隠蔽パネル500の凹部503に本体部200を挿入する際に電気配線がじゃまになることはない。
なお、電気配線は、給水配管295(図4参照)と比較するとより小さい曲率に曲げることも可能であるので、隠蔽パネル500の背後に障害物900(図5、図6参照)が存在するような場合でも、衛生洗浄装置100の取付の妨げとなることが少ない。このため、図13及び図14に例示したように、本体部200の背面204に開口205を設け、ここから電気配線を取り出すことにより、衛生洗浄装置100の着脱を円滑に行うことができる。
図15(a)は、本実施形態の衛生洗浄装置100を上方から眺めた模式図であり、図15(b)は、本体部200の内部の一部拡大図である。
また、図16(a)も、本実施形態の衛生洗浄装置100を上方から眺めた模式図であり、図16(b)は、本体部200の内部の一部拡大図である。
ここで、図15は、連結部296の接続部296Sが後方を向いた状態を表し、図16は、連結部296の接続部296Sが横方向を向いた状態を表す。本体部200は、ケースプレート210とその上に設けられるケースカバー290とからなる筐体を有する。ケースプレート210の上には、吐水ノズル262(図1参照)から吐水させる水を制御する電磁弁などの給水機構250が設けられている。そして、回動可能とされた連結部296がケースプレート210の外部から給水機構250に接続され、外部から給水配管295(図4参照)を介して供給される水を給水機構250に導く。
図17は、本体部200を裏面側から眺めた一部拡大図である。
本具体例においては、ストッパ298により連結部296の回動範囲が規制され、連結部296がその回動範囲の一端にある状態を例示する。つまり、この具体例の場合、連結部296は、図17に表した状態から矢印Rの方向にのみ回動が可能とされている。ここで、一点鎖線Aは、本体部200を隠蔽パネル500に取り付ける際の着脱方向を表す。そして、本具体例においては、ストッパ298により連結部296が回動範囲の一端にある状態において、連結部296の接続方向296Sが、着脱方向Aと平行ではなく、角度θだけ横方向に傾斜している。このようにすると、本体部200を隠蔽パネル500の凹部530に挿入する際に、連結部296を矢印Rの方向に確実に回動させ、横方向に向けることができる。
すなわち、仮に連結部296の接続方向296Sが着脱方向Aと平行または、着脱方向Aよりも内側(図17において向かって左側)に傾斜しているとすると、本体部200を隠蔽パネル500の凹部530に挿入し、連結部296またはこれに接続された給水配管295が隠蔽パネル500の背後の障害物900(図5及び図6参照)に当接した時に、連結部296に対して矢印Rとは反対の方向に回動させようとする力が作用する。その結果として、連結部296は矢印Rの方向に回動できず、連結部296や給水配管295が障害物900にあたって取付の邪魔となることがある。
これに対して、本具体例においては、連結部296を着脱方向Aからみて、予め回動方向Rに向けて接続方向296Sを少し傾斜させておくことにより、連結部296の回動を確実に開始させ、衛生洗浄装置100の取付を円滑に実施することができる。本発明者の検討によれば、例えば連結部296の傾斜角度θとして、5度程度の傾斜角度を与えることにより、衛生洗浄装置100の取付を常に安定して円滑に実行することができる。
図18は、連結部296の内部に形成される流路を例示する模式図である。
衛生洗浄装置100が取り付けられるトイレユニットが、例えば真空式の便器を備える場合、衛生洗浄装置100の水路に残留した水を抜く際に、便器に排出することが適当ではないことがある。すなわち、真空式の便器の場合、便器に設けられた排水弁を開かないと排水が実行されない。このため、衛生洗浄装置100からの排水を便器に排出する場合には、これに連動して便器の排水弁を開く必要がある。しかし、衛生洗浄装置100の水抜きを常に便器の排水弁の開放動作と連動させることは容易ではない。
このような場合に、衛生洗浄装置100の水抜きを給水側に実行するとよい。例えば、航空機などの場合、フライトが終わり駐機する際には、機内の貯水タンクから給水配管に至る経路の水抜きが実施される。この際に、衛生洗浄装置100の水路に残留した水も給水側に排出できるとよい。
そこで、連結部296に形成される水路にも、給水側に向けて排水可能な勾配を設けるとよい。
図18(a)に表した具体例の場合、連結部296は、略鉛直な回動軸Rの回りに回動可能とされ、略水平な流路296Hを有する。そして、この流路296Hは、連結部296の下流側296B(本体部200の側)から上流側296A(給水配管295の側)に向けてテーパ状に流路が拡開した形状を有する。このようにすれば、上流側296Aに向けて落下する水勾配が形成され、給水配管295に向けて水抜きが促進される。
図18(b)に表した具体例の場合、略水平の流路296Hの中心軸C2は、この部分の連結部296の中心軸C1よりも上流側296Aに向けて落下するように傾斜している。つまり、流路296Hには、上流側296Aに向けて落下する水勾配が形成され、給水配管295に向けて水抜きが促進される。
図18(c)に表した具体例の場合、略水平の流路296Hの中心軸Cと、この部分の連結部296の中心軸Cとが一致し、上流側296Aに向けて落下するように傾斜している。このようにしても、流路296Hには、上流側296Aに向けて落下する水勾配が形成され、給水配管295に向けて水抜きが促進される。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、図1乃至図18に関して前述した各具体例が有する特徴は、技術的に可能な範囲において適宜組み合わせることができ、これらも本発明の範囲に包含される。
また、衛生洗浄装置の構造や、その動作の内容についても、図1乃至図18に関して前述したものには限定されず、当業者が適宜設計変更することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができるものも本発明の要旨を含む限り、本発明の範囲に包含される。例えば、吐水ノズルは、モータなどの動力により進退するものであってもよく、または水圧により進退するものであってもよい。
また、本発明は真空式のトイレユニットには限定されず、各種の構造の水洗式のトイレユニットに同様に適用して同様の作用効果が得られる。また、隠蔽パネルは、必ずしも便器まで隠蔽するものでなくてもよく、便器は隠蔽せずに衛生洗浄装置の少なくとも一部のみを隠蔽するものであってもよい。
また、図3、図10、図13などにおいては、収納凹部212が衛生洗浄装置100の本体部200の背面204にも露出している具体例を表したが、本発明はこれには限定されない。すなわち、収納凹部212は、本体部200の底面202に設けられていればよい。
本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置が取り付けられたトイレユニットの模式斜視図である。 トイレユニットから衛生洗浄装置を取り外した状態を表す模式斜視図である。 トイレユニットから衛生洗浄装置を取り外した状態を表す模式斜視図である。 本実施形態の衛生洗浄装置に接続される給水配管が連結される連結部を斜め後方から眺めた模式図である。 隠蔽パネル500に衛生洗浄装置100を取り付ける工程を例示した概念図である。 隠蔽パネル500に衛生洗浄装置100を取り付ける工程を例示した概念図である。 隠蔽パネル500の斜視図である。 隠蔽パネル500と便器600とを分離した状態を表す斜視図である。 隠蔽パネル500を便器600に取り付けた状態を表す斜視図である。 衛生洗浄装置100を斜め後方から眺めた模式図である。 本実施形態の衛生洗浄装置100を側面から眺めた模式図である。 図11の一部拡大図である。 本実施形態の衛生洗浄装置100を背面から眺めた模式図である。 図13の一部拡大図である。 (a)は、本実施形態の衛生洗浄装置100を上方から眺めた模式図であり、(b)は、本体部200の内部の一部拡大図である。 (a)は、本実施形態の衛生洗浄装置100を上方から眺めた模式図であり、(b)は、本体部200の内部の一部拡大図である。 本体部200を裏面側から眺めた一部拡大図である。 連結部296の内部に形成される流路を例示する模式図である。
符号の説明
100 衛生洗浄装置、110 便座、120 便蓋、200 本体部、202 底面、204 背面、205 開口、206 収納部、208 周縁部、210 ケースプレート、212 収納凹部、250 給水機構、262 吐水ノズル、290 ケースカバー、295 給水配管、296 連結部、296A 上流側、296B 下流側、296H 流路、298 ストッパ、500 隠蔽パネル、503 凹部、510 開口、515 設置面、520 開口、530 凹部、540 挿入穴、550 固定穴、570 開口、600 便器、610 バキュームブレーカー、620 給水配管、900 障害物

Claims (7)

  1. 給水配管に接続される連結部と、前記連結部を介して供給される水を吐水する吐水ノズルと、を有する本体部と、
    前記本体部に対して回動可能に軸支された便座と、
    前記給水配管又は前記本体部の一部を隠蔽する隠蔽パネルと、
    を備え、
    記連結部は、前記吐水ノズルの側から前記給水配管の側に向けて落下するように傾斜した流路を有し、且つ、
    前記連結部は、前記給水配管の接続方向が略鉛直な回動軸の回りに、回動可能とされていると共に、前記接続方向を前記本体部の着脱方向と平行または、前記着脱方向よりも内側に傾斜しないように前記連結部の可動範囲を規制する可動範囲規制手段が設けられていることを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 前記接続方向が、前記本体部の横方向と、前記本体部の後方と、の間で回動可能とされたことを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記本体部の後方は、前記本体部の着脱方向よりも前記横方向に傾斜した方向であることを特徴とする請求項2記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記連結部は、前記本体部の底面よりも高い位置において前記回動可能とされたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
  5. 前記連結部が前記回動することにより、前記連結部に接続された前記給水配管が前記本体部から横方向に突出した状態と、突出しない状態と、の間で変更可能とされたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
  6. 前記連結部が前記回動することにより、前記連結部が前記本体部から横方向に突出した状態と、突出しない状態と、との間で変更可能とされたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
  7. 前記本体部の背面から導出された電気配線をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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