JP5098800B2 - 薄板構造体の衝突特性又は剛性解析処理方法、その解析処理装置、解析処理プログラム及び記録媒体 - Google Patents

薄板構造体の衝突特性又は剛性解析処理方法、その解析処理装置、解析処理プログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP5098800B2
JP5098800B2 JP2008129921A JP2008129921A JP5098800B2 JP 5098800 B2 JP5098800 B2 JP 5098800B2 JP 2008129921 A JP2008129921 A JP 2008129921A JP 2008129921 A JP2008129921 A JP 2008129921A JP 5098800 B2 JP5098800 B2 JP 5098800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
analysis
rigidity
collision
characteristic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008129921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009277143A (ja
Inventor
亨 吉田
浩一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2008129921A priority Critical patent/JP5098800B2/ja
Publication of JP2009277143A publication Critical patent/JP2009277143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5098800B2 publication Critical patent/JP5098800B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Description

本発明は、自動車用部材などに使用され、衝突安全性能や強度剛性特性が必要とされる薄板形状部品を設計する際に、その薄板形状部品が複数の穴を有していても、衝突特性や剛性特性を効率良く数値解析することができる解析方法、その解析装置、その解析方法をコンピュータに実行させるプログラム、及び、その記録媒体に関する。
鋼板製の、例えば、家電部材、建材、ドアやバンパーなどの自動車用部材の多くは、鋼板をプレス成形することにより製造されている。近年、それらの部材に対する軽量化の要求が高まっており、その要求を実現するために、高強度を有する鋼板を使用することによって、鋼板を薄手化するなどの対応が図られている。
しかしながら、鋼板の高強度化に伴い、プレス成形による製品形状の確保には厳しい管理が必要となっている。その厳しい管理において、重要な項目の一つとなるのが、プレス成形後のスプリングバックであり、これは、プレス成形時に鋼板に生じた残留応力を駆動力として、鋼板の弾性変形分が弾性回復する変形である。
複雑形状を有する実部品で、このようなスプリングバックが発生した場合、所望の成形製品を得るためにどのような対策をとるかは、技術者の経験に依存することになる。結局、その成形法による金型と実際の鋼板とによるトライアンドエラーテストが必要になり、金型修正費用やその期間が増大し、自動車等の開発工程や開発費に影響を与えることとなり、より大きな問題となっている。
これに対して、プレス成形前のブランクの一部に、予め、穴を開けておくことでプレス成形時に発生する応力を緩和し、スプリングバックを低減する方法が提案されている(特許文献1)。また、特許文献1には、プレス成形した後に成形品の一部に穴を開けることで、プレス成形時に発生する応力を緩和し、スプリングバックを低減する方法についても記載されている。これらの方法では、成形上の課題を解決できるのみでなく、部品の重量を低減することにも効果がある。
一方、昨今では、自動車の開発工数およびコスト削減のため、車体の設計段階において、有限要素法によるコンピュータシミュレーション解析を用いて、衝突特性や強度剛性特性を解析する手法が一般的となっている。しかし、これらのプレス成形を想定した複数の穴を有する薄板形状部品を解析モデルに組み込むためには、一つの大きな問題がある。
有限要素法では、設計された部品形状を格子状の有限要素に分割して解析モデルを作成する必要があるが、衝突特性や強度剛性解析では、計算時間の制約や要求する解析精度への適合性から、有限要素法で用いる要素寸法は5〜20mm程度で実施される場合がほとんどである。
しかし、小さな穴を有する薄板形状部品を穴の形状も正確に表現するためには、3mm以下の要素寸法で解析モデルを作成する必要があるため、解析に要する有限要素数が5〜50倍くらいまで飛躍的に増えてしまう。計算時間は要素数に依存するため、小さい穴を有する部品を解析モデルに組み込むことは計算時間を増大させることにつながる。また、衝突特性のコンピュータシミュレーション解析に通常使われている有限要素解法は動的陽解法であるが、動的陽解法における計算時間は要素寸法にも依存する。即ち、増分的に解を求めていく動的陽解法では、要素寸法が小さくなればなるほど、計算の増分幅が小さくなり、解析増分数が増加するために計算時間が増大する。さらには、要素数にも依存するので、計算効率を大幅に低下させてしまい、従来のように、コンピュータシミュレーション解析を活用している設計作業に大いに支障を来たすことになる。
特開2008−000778号公報
上述のような問題点に鑑み、本発明は、複数の穴を有する薄板形状部品を自動車用部材など、衝突安全性や強度剛性特性が必要とされる部位に適用する際に、衝突安全性や剛性をコンピュータシミュレーション解析で効率良く数値解析するための方法を提供することを課題とする。
また、本発明は、衝突安全性や剛性が許容値を満たすように、数値解析により薄板形状部品の穴を開ける領域を決定し、部品への要求特性を満たしつつ、部品重量を低減する方法を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、本発明は、複数の穴を有する薄板形状部品を一つ又は複数含んで構成される薄板構造体の衝突特性又は剛性の特性解析を行う衝突特性又は剛性解析処理方法であって、薄板形状部品の形状、物性値及び物理量のデータを入力する形状材料特性データ入力ステップと、前記薄板形状部品の形状、物性値及び物理量に基づいて、薄板構造体の解析モデルを作成する解析モデル作成ステップと、複数の穴を配置する前記薄板形状部品の一部の領域を決定し、該領域の物性値及び物理量のデータを、複数の穴を有する所定形状の薄板試験片に対して実施した引張試験及び/又は曲げ試験により求めた見かけの応力−歪関係に基づいて算出した物性値及び物理量のデータに置き換えるデータ置換ステップと、前記一部の領域の物性値及び物理量のデータを置き換えた薄板形状部品を対象として衝突解析又は剛性解析を行う特性解析ステップと、前記薄板形状部品の衝突特性又は剛性が所定値以上となるまで、データ置換ステップにおいて前記物性値及び物理量のデータを置換する領域を変えた後、特性解析ステップを繰返し行い、衝突特性又は剛性が所定値以上となる複数の穴を有する領域を特定する領域特定ステップと、を有することを特徴とする複数の穴を有する薄板形状部品の解析処理方法を提供する。
上記データ置換ステップにおいて、物性値及び物理量のデータを、引張試験及び/又は曲げ試験に基づいて算出する代わりに、数値計算により算出することができる。
また、前記物性値及び物理量は、板厚、弾性係数、塑性係数の何れか1種又は2種以上を含むものとする。
また、前記複数の穴が直径10mm以下の穴として、隣接する穴の中心間の距離が穴の平均径の1.1〜10倍である場合でも効率的に衝突解析又は剛性解析を行うことを可能とする。
また、本発明は、上記で説明した解析処理方法だけでなく、上記方法の各ステップを手段と読み替えた解析処理装置、上記解析処理方法の各ステップをコンピュータに実行させる解析処理プログラム及びそのプログラムをコンピュータに読み取り可能な記録媒体も含まれる。
本発明によれば、複数の穴を有する薄板形状部品を自動車用部材など衝突安全性や剛性が必要とされる部位に適用する際に、一つまたは複数の薄板部材で構成される構造体の衝突特性や剛性特性をコンピュータシミュレーション解析により効率的かつ経済的に数値解析することが可能である。
また、本発明は、衝突特性や強度剛性特性が許容値を満たすように、数値解析により薄板形状構造体における穴を開ける領域を決定し、部品への要求特性を満たしつつ、部品重量を低減する方法を提供することを可能とし、車体などの鋼板製品の軽量化に大きく貢献できる。
本発明では、薄板構造体に含まれる薄板形状部品における特定領域に複数の穴を形成して、薄板形状部品への要求特性を満たしつつ、部品重量の低減を図るとき、衝突特性や剛性が許容値を満たすように、コンピュータシミュレーション処理で効率良く解析しながら、薄板形状部品に穴を開ける領域を決定できるようにした。
図1に、本発明による薄板構造体の衝突特性又は剛性の特性解析を実現する実施形態の処理手順をフローチャート図で示す。以下において、この処理手順は、例えば、コンピュータによって実行されるものとして説明する。
図1に示された処理手順に従うと、先ず、衝突特性又は剛性の特性解析の元となる、薄板構造体に含まれる薄板形状部品の形状データと、物性値及び物理量からなる材料特性のデータを入力する(ステップS11、S12)。ここで、薄板形状部品の形状データとは、コンピュータ上で作成される3次元座標値を有するワイヤーフレーム(線)データ又はサーフェス(面)データであるが、ソリッド(固体)データを用いても良い。これは薄板形状部品ごとに複数のデータに分かれていても良く、1つのデータの中に複数の薄板形状部品データが組み合わされていても良い。
また、物性値には、板厚、ヤング率、縦弾性係数、体積弾性率、せん断弾性率、塑性加工硬化係数、塑性加工硬化指数、降伏応力、異方性パラメータの1種又は2種以上が含まれる。
次に、ステップS11において入力された薄板形状部品の形状データに基づいて、格子状のメッシュ分割することにより、薄板構造体の解析モデルを作成する(ステップS13)。この解析モデルは、板厚中心の座標上で膜体(メンブレン)又は殻体(シェル)要素によって定義することができる。
この場合、複数ある薄板形状部品の各々について、ほぼ同一寸法の要素で分割することが良い。このとき、計算時間が増大しないように、必要に応じて5〜20mm程度のサイズで要素分割をしておけば良い。また、溶接部がある場合には、お互いの節点を拘束することにより、離れないような解析条件とすることができる。この解析モデルに対し、有限要素法ソフトウェアのプリプロセッサを用いて使用する材料に応じた材料特性(弾性係数、塑性係数)を設定する。
次いで、作成した薄板構造体の解析モデルに対して、薄板形状部品に複数の穴を配置する領域を決定する(ステップS14)。該領域の選択は、解析モデルを表示した画面上で行えるようにしてもよい。例えば、薄板形状部品の画像上で、マウスにより囲うことで必要な領域を設定し、該領域内に位置する要素全てを選択領域とする。また、反対に、選択しない要素を画面上で設定して、設定されていない領域を選択領域としても良い。或いは、節点の座標値や要素の定義が含まれたコンピュータ上のファイルに対して、エディタ等の編集可能なソフトを使って、必要な要素番号で該当領域を選択してもよい。
選択領域を決定した後に、当該選択した領域に対して、次に説明する方法で測定した見かけの応力―歪関係に基づいて、材料特性(板厚、弾性係数、塑性係数)を変更する(ステップS15)。選択領域の材料特性は、その後に行う特性解析に応じて設定すればよく、強度剛性解析のように弾性変形内での計算をする場合は、板厚や弾性係数のみを係数倍して変更してもよい。また、衝突解析のように塑性変形の影響が大きくなる解析では、応力―歪関係として、得られた見かけの応力―歪関係を設定することが必要である。
具体的に、当該選択領域に係る材料特性を変更する方法としては、例えば、コンピュータ上で選択した要素番号に応じて、対応する材料特性を設定できるソフトを作成して変更するか、或いは、要素ごとの材料特性の定義が含まれたコンピュータ上のファイルに対して、エディタ等の編集可能なソフトを使って選択した要素番号の材料特性を変更してもよい。
選択した領域の材料特性を置換するデータを得るために、設定する複数の穴の寸法、穴間隔を均等に設置した薄板による材料試験を行う(ステップS21)。穴の寸法や穴間隔は任意に設定可能であるが、衝突や剛性解析時の極端な応力集中を避けるために、直径10mm以下の円であることが望ましい。穴の径の下限は特に設けないが、現実的な生産性で加工を可能にするためには、1.0mm以上とすることが好ましい。また、隣接する穴の中心間の距離は、穴の平均径の1.1倍より小さいと、実際の加工時に、穴が連結してしまう恐れがあり、一方、穴の平均径の10倍より大きいと、応力緩和効果や重量低減効果が極端に小さくなるので、この範囲を、1.1〜10倍とすることが好ましい。
通常は、図2(a)に示すような、引張試験により所定形状の薄板試験片1の伸び量に対する荷重Pを測定する。図2(a)の例では、薄板試験片1には、複数の穴2が配列して開けられている。同図中において、aは、横方向の穴中心間距離を、bは、横方向の穴中心間距離をそれぞれ示しており、例えば、同一寸法の穴2の直径が5mmである場合に、a=b=10mmとすることができる。
この場合、引張試験の結果が、図2(b)に示される。同一寸法の穴を開けていない材料の伸びと荷重の関係が、Aとして示され、穴が開いている材料の伸びと荷重の関係が、Bとして示される。これによれば、同一寸法の穴を開けていない材料の伸びと荷重の関係Aに比べ、穴が開いている材料の伸びと荷重の関係Bでは、同一伸び量での荷重が低下することが分かる。これは、穴のあいた薄板材としての特性を表しており、材料の応力と歪の関係が変化しているわけではない。従って、この引張試験による伸びと荷重の関係から、見かけの応力σと見かけの歪εの関係式として、以下のとおり計算することができる。
見かけの歪 ε=ln(L/L0
見かけの応力 σ=P/S=P×L/(S0×L0
ここで、L0は、引張試験片の標点間距離の初期値(mm)であり、Lは、試験中の標点間距離(mm)である。また、Pは、測定荷重(N)、S0は、引張試験片の断面積(mm2)であり、Sは、試験中の試験片断面積(mm2)である。見かけの応力σ(MPa)は、P、S0、L0、Lだけで計算できるので、試験中の標点間距離Lと荷重Pを測っておけば、見かけの応力σと歪εとの関係を得ることができる。
次に、複数の穴を配置した領域における薄板形状部品の見かけの材料特性として、上記の計算式で計算された特性値を入力する(ステップS22)。この特性値については、その都度、引張試験を行って得るばかりでなく、予め引張試験を行い、複数種の特性値を記憶しておき、選択的に読み出して入力するようにしてもよい。
薄板形状部品の選択領域について、ステップS12で入力された材料特性から、ステップS22で入力された見かけの材料特性に置き換える(ステップS15)。次いで、ステップS12で入力された特性値とステップS22で入力された特性値とを用いて、薄板構造体の衝突解析又は強度剛性解析を実施する(ステップS16)。
ここで、薄板構造体の衝突解析又は強度剛性解析の結果が、所定値以上であるかどうかを判定する(ステップS17)。この結果が、所定値以上である(Yes)である場合には、ステップS14において選択した領域が適切であったとして、複数の穴を配置する領域を特定できたことになる(ステップS18)。
一方、ステップS17において、薄板構造体の衝突解析又は強度剛性解析の結果が、所定値以上でないと判定された場合(No)には、ステップS14に戻り、再度、複数の穴を配置する領域を決定し直し、前記物性値及び物理量を置換する領域を変えた後、ステップS15及びS16の処理手順を行い、必要が有れば、これらのステップを繰返し行う。そして、その都度、衝突特性又は剛性が所定値以上となる複数の穴を有する領域を特定するようにする。
以上の手法により作成した解析入力データを用いれば、複数の穴を含む薄板構造体に対しても、従来と変わらない要素寸法での解析が可能となり、計算時間を増大することなく、しかも、効率的な解析が可能となる。そして、衝突特性又は剛性に優れた薄板構造体を、計算時間を増大することなく効率的に計算により算出することができる。
以上において、図1に示されたフローチャートによる薄板構造体の衝突特性又は剛性解析の処理手順について説明したが、次に、この処理手順を実行するための解析処理装置について、図3を参照しながら説明する。
図3に示されるように、本実施形態による衝突特性又は剛性解析処理装置は、少なくとも、処理制御手段7、入力手段8、記憶手段9及び出力手段10を含むものとする。さらに、処理制御手段7は、解析モデル作成手段71、穴配置領域決定手段72、材料特性置換手段73、衝突特性・剛性解析手段74、穴配置領域特定手段75を有している。
ここで、処理制御手段7は、中央演算処理ユニット(CPU)を備えており、入力手段8から入力される指示に従って、記憶手段9に格納された処理プログラムに基づき、解析モデル作成手段71、穴配置領域決定手段72、材料特性置換手段73、衝突特性・剛性解析手段74に係る処理機能を実行する。
入力手段8は、図1のフローチャートにおけるステップS11及びS12、ステップS22に係るデータの入力機能を有し、更には、ステップS14における穴配置領域の指定を行うものであり、例えば、キーボード、マウスなどである。さらに、USBインタフェースを備えるものであってもよく、例えば、ステップS22の入力の際に、見かけの材料特性に係るデータなどを、キーボードで逐一入力するのではなく、USBインタフェースを介して入力し、記憶手段9に格納することができる。
解析モデル作成手段71は、図1のフローチャートにおけるステップS13の処理機能を実現するものであり、ステップS11及びS12において入力された薄板形状部品の形状データ、材料特性データに基づいて、薄板構造体の解析モデルを作成する。この解析モデルのデータを記憶手段9に格納するとともに、出力手段10の液晶ディスプレイなどに画像として表示するようにしてもよい。
穴配置領域決定手段72は、図1のフローチャートにおけるステップS14の処理機能を実現するものであり、ステップS13で作成された薄板構造体の解析モデルについて、入力手段8からの指示に従って、複数の穴を配置する領域を設定する。このとき、マウスによって、画像表示された解析モデルの図形上で、穴配置領域を決定するようにしてもよい。
材料特性置換手段73は、図1のフローチャートにおけるステップS15の処理機能を実現するものであり、ステップS14において決定された穴配置領域に関して、ステップS12で入力された材料特性データを、ステップS22で入力された見かけの材料特性データに置き換える処理を行なう。ここで、穴配置領域については、見かけの材料特性データに基づいて、そして、そのたの薄板形状部品については、ステップS12で入力された材料特性データのままの薄板構造体の解析モデルが作成される。
衝突特性・剛性解析手段74は、図1のフローチャートにおけるステップS16の処理機能を実現するものであり、ステップS15で作成された、見かけの材料特性データを含む材料特性データによる薄板構造体の解析モデルについて、衝突特性又は剛性特性の解析を行う。
穴配置領域特定手段75は、図1のフローチャートにおけるステップS18の処理機能を実現するものであり、ステップS17において、ステップS16の解析処理の結果が所定値以上であると判断された場合、当該薄板形状部品が所定の衝突特性又は剛性特性を満たし、ステップS14で決定した穴配置領域が適切であったとして、当該薄板形状部品に設定されるべき穴配置領域を特定する。そして、処理制御手段7は、この結果を、出力手段10に出力する。
以上のように、本実施形態による衝突特性又は剛性解析処理装置は、図1のフローチャートにおける各ステップの処理機能を実現することができる。なお、記憶手段9は、記憶媒体として、ハードディスク(HDD)などであり、さらには、半導体メモリでもよく、この記録媒体に、図1のフローチャートにおける各ステップの処理機能を実現するプログラムを格納するものとする。以下に、本発明の実施例1及び2について説明する。
図4及び5を参照して、本発明の衝突特性又は剛性解析処理に関する実施例1を説明する。図4は、実施例1による衝突特性又は剛性解析処理に用いられる薄板構造体の具体例を示し、薄板形状部品の構造体B1の斜視図である。3は、ハット断面形状薄板部品であり、4は、薄板の当て板である。5は、ハット断面薄板部品3と当て板4を接続固定するスポット溶接点である。ハット断面形状部品3、当て板4ともに、板厚は1.6mmとし、縦弾性係数206GPa、降伏応力360MPa、引張り強さ632MPaの材料特性を用いた。なお、ハット断面形状薄板部品3における高さを、h=75mm、その上側の幅を、w1=80mm、その長さを、d=300mmとし、また、当て板4の幅を、w2=135mmとした。
剛性解析としては薄板構造体の当て板の両端を変位拘束しておき、中央部をハット断面部品側から半径50mmの円筒状の曲げパンチで20kNの荷重を加える計算を行った。また、衝突解析としては、部品の片側端部のハット断面形状及び当て板を変位拘束し、もう一方の端部から質量160Kgf、速度15m/sで落重衝突する計算を行った。
穴配置領域に設定する穴の寸法は、直径5mmとし、その穴間隔は、穴中心間距離を10mmとして、穴を配置する領域は、図5において斜線が施された四角枠で示されるように、薄板構造体B2の両端部に近いハット断面の縦壁の両側に2箇所ずつ(図5では、片側に、符号6−1、6−2で、そして反対側に、符号6−3で示される)とした。
解析モデルとしては、先ず、穴を配置しない構造体に対して、要素寸法5mmで均等に要素分割し、スポット溶接部に対応する位置のハット断面部品と薄板の節点を拘束したモデルを作成した。次に、穴配置領域の指定部分に、直径5mmの穴を均等間隔で配置したCADデータを用いて要素寸法1mmで均等に要素分割した解析モデルを比較として作成した。
次の表1に、以上のように作成した実施例1に係る薄板構造体に対する曲げ強度の解析結果及び衝突強度の解析結果を示した。表1には、穴形状を付けたまま作成した解析モデルによる従来の解析方法の結果と、本発明の方法による解析結果(1)乃至(3)とが対比して示されている。
Figure 0005098800
本実施例により作成した解析モデル形状の穴配置領域のみ縦弾性係数を52GPaとして計算した場合の結果が、解析結果(1)に示されている。変形量の解析結果では、従来解析方法とほぼ同等の結果が得られたが、計算時間は大幅に短縮できた。
また、本発明により作成した解析モデル形状の小穴配置領域のみ板厚を0.96mmとして計算した場合の結果が、解析結果(2)に示されている。解析後の圧潰後の構造体の高さは従来の解析に比べ僅かに小さくなったが、設計形状の初期検討段階としては十分有用なレベルである。一方、計算時間は従来解析方法に比べ大幅に短縮できた。
さらに、本発明により作成した解析モデル形状の小穴配置領域に対して実験で測定した見かけの応力−歪関係を点列データとして入力した結果が、解析結果(3)に示されている。解析後の圧潰後の構造体の高さは従来解析方法とほぼ同等の結果が得られたが、計算時間は大幅に短縮できた。
図6は、本発明の実施例2によるハット断面形状部品による薄板構造体B3を示す斜視図である。薄板構造体B3において、ハット断面形状部品に当て板を溶接して衝突解析を実施した。ハット断面形状部品、当て板とも板厚は1.6mmとし、縦弾性係数206GPa、降伏応力360MPa、引張り強さ632MPaの材料特性を用いた。衝突解析としては、ハット断面幅が大きい側の端部のハット断面形状及び当て板を変位拘束し、もう一方の端部から質量160Kgf、速度15m/sで落重衝突する計算を行った。
解析モデルとしては、穴を配置しない薄板構造体のデータを用いて要素寸法5mmで均等に要素分割し、スポット溶接部に対応する位置のハット断面形状部品と当て板の節点を拘束したモデルを作成した。まず、基準条件として、穴を配置しない条件で衝突解析を行い、変形ストローク100mmまでの吸収エネルギ量を計算した。次に、解析モデルを格子状に領域を分割し、各領域に複数の穴を配置した条件とした実験で測定した見かけの応力−歪関係を点列データとして、繰り返し計算した。
基準条件の吸収エネルギ量に対し5%までの低下を許容し、複数の領域に対し、応力−歪関係を置換して評価した結果、図6に示す縦壁の部分(符号6−4、6−5)に複数の穴を配置した場合に、最も良い結果が得られた。即ち、吸収エネルギ量は、基準の4.9%減であるが、部品重量としては、9.6%の低減効果が得られた。
以上のように、本発明によれば、複数の穴を有する薄板形状部品を、自動車用部材など衝突安全性や剛性が必要とされる部位に適用する際に、一つまたは複数で構成される薄板形状部材の衝突特性や剛性特性をコンピュータシミュレーション解析により効率的かつ経済的に数値解析することが可能である。
また、本発明は、衝突特性や剛性特性が許容値を満たすように、数値解析により薄板形状部品の穴を開ける領域を決定し、薄板形状部品への要求特性を満たしつつ、部品重量を低減する方法を提供することを可能とし、車体の軽量化に大きく貢献できる。
本発明の実施形態の処理手順を示すフローチャート図である。 穴配置された試験片の強度特性を評価する方法を説明する図である。 図1のフローチャートの処理手順を実施する衝突特性又は剛性解析装置の概要を説明する図である。 薄板形状部品による構造体の一例を示す斜視図である。 図4に示された構造体に穴配置領域を決定した様子を示す斜視図である。 薄板形状部品による構造体の他の例に穴配置領域を決定した様子を斜視図である。
符号の説明
1 薄板試験片
2 穴
3 ハット断面形状薄板部品
4 当て板
5 スポット溶接部
6−1〜6−5 穴配置領域
7 処理制御手段
71 解析モデル作成手段
72 穴配置領域決定手段
73 材料特性置換手段
74 衝突特性・剛性解析手段
75 穴配置領域特定手段
8 入力手段
9 記憶手段
10 出力手段
B1〜B3 薄板構造体

Claims (13)

  1. 複数の穴を有する薄板形状部品を一つ又は複数含んで構成される薄板構造体の衝突特性又は剛性の特性解析を行う衝突特性又は剛性解析処理方法であって、
    薄板形状部品の形状、物性値及び物理量のデータを入力する形状材料特性データ入力ステップと、
    前記薄板形状部品の形状、物性値及び物理量に基づいて、薄板構造体の解析モデルを作成する解析モデル作成ステップと、
    複数の穴を配置する前記薄板形状部品の一部の領域を決定し、該領域の物性値及び物理量のデータを、複数の穴を有する所定形状の薄板試験片に対して実施した引張試験及び/又は曲げ試験により求めた見かけの応力−歪関係に基づいて算出した物性値及び物理量のデータに置き換えるデータ置換ステップと、
    前記一部の領域の物性値及び物理量のデータを置き換えた薄板形状部品を対象として衝突解析又は剛性解析を行う特性解析ステップと、
    前記薄板形状部品の衝突特性又は剛性が所定値以上となるまで、データ置換ステップにおいて前記物性値及び物理量のデータを置換する領域を変えた後、特性解析ステップを繰返し行い、衝突特性又は剛性が所定値以上となる複数の穴を有する領域を特定する領域特定ステップと、
    を有することを特徴とする衝突特性又は剛性解析処理方法。
  2. ータ置換ステップにおいて、置き換える前記物性値及び物理量のデータを、引張試験及び/又は曲げ試験に基づいて算出する代わりに、数値計算により算出することを特徴とする請求項1に記載の衝突特性又は剛性解析処理方法。
  3. 前記物性値及び物理量は、板厚、弾性係数、塑性係数の何れか1種又は2種以上を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の衝突特性又は剛性解析処理方法。
  4. 前記複数の穴が直径10mm以下の穴であり、隣接する穴の中心間の距離が穴の平均径の1.1〜10倍であることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の衝突特性又は剛性解析処理方法。
  5. 複数の穴を有する薄板形状部品を一つ又は複数含んで構成される薄板構造体の衝突特性又は剛性の特性解析を行う衝突特性又は剛性解析処理装置であって、
    薄板形状部品の形状、物性値及び物理量のデータを入力する形状材料特性データ入力手段と、
    入力された前記薄板形状部品の形状、物性値及び物理量に基づいて、薄板構造体の解析モデルを作成する解析モデル作成手段と、
    複数の穴を配置する前記薄板形状部品の一部の領域を決定し、該領域の物性値及び物理量のデータを、複数の穴を有する所定形状の薄板試験片に対して実施した引張試験及び/又は曲げ試験により求めた見かけの応力−歪関係に基づいて算出した物性値及び物理量のデータに置き換えるデータ置換手段と、
    前記一部の領域の物性値及び物理量のデータを置き換えた薄板形状部品を対象として衝突解析又は剛性解析を行う特性解析手段と、
    前記薄板形状部品の剛性又は衝突特性が所定値以上となるまで、データ置換手段において前記物性値及び物理量のデータを置換する領域を変えた後、特性解析手段において衝突解析又は剛性解析を繰返し行い、衝突特性又は剛性が所定値以上となる複数の穴を有する領域を特定する領域特定手段と、
    を有することを特徴とする衝突特性又は剛性解析処理装置。
  6. データ置換手段において、置き換える前記物性値及び物理量のデータを、引張試験及び/又は曲げ試験に基づいて算出する代わりに、数値計算により算出することを特徴とする請求項に記載の衝突特性又は剛性解析装置。
  7. 前記物性値及び物理量は、板厚、弾性係数、塑性係数の何れか1種又は2種以上を含むことを特徴とする請求項又はに記載の衝突特性又は剛性解析処理装置。
  8. 前記複数の穴が直径10mm以下の穴であり、隣接する穴の中心間の距離が穴の平均径の1.1〜10倍であることを特徴とする請求項乃至の何れか一項に記載の衝突特性又は剛性解析処理装置。
  9. 複数の穴を有する薄板形状部品を一つ又は複数含んで構成される薄板構造体の衝突特性又は剛性の特性解析をコンピュータで実行させる衝突特性又は剛性解析処理プログラムであって、
    薄板形状部品の形状、物性値及び物理量のデータを入力する形状材料特性データ入力ステップと、
    前記薄板形状部品の形状、物性値及び物理量に基づいて、薄板構造体の解析モデルを作成する解析モデル作成ステップと、
    複数の穴を配置する前記薄板形状部品の一部の領域を決定し、前記領域の物性値及び物理量のデータを、複数の穴を有する所定形状の薄板試験片に対して実施した引張試験及び/又は曲げ試験により求めた見かけの応力−歪関係に基づいて算出した物性値及び物理量のデータに置き換えるデータ置換ステップと、
    前記一部の領域の物性値及び物理量のデータを置き換えた薄板形状部品を対象として剛性解析又は衝突解析を行う特性解析ステップと、
    前記薄板形状部品の衝突特性又は剛性が所定値以上となるまで、データ置換ステップにおいて前記物性値及び物理量のデータを置換する領域を変えた後、特性解析ステップを繰返し行い、衝突特性又は剛性が所定値以上となる複数の穴を有する領域を特定する領域特定ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする衝突特性又は剛性解析処理プログラム。
  10. データ置換ステップにおいて、置き換える前記物性値及び物理量のデータを、引張試験及び/又は曲げ試験に基づいて算出する代わりに、数値計算により算出することを特徴とする請求項に記載の衝突特性又は剛性解析処理プログラム。
  11. 前記物性値及び物理量は、板厚、弾性係数、塑性係数の何れか1種又は2種以上を含むことを特徴とする請求項又は1に記載の衝突特性又は剛性解析処理プログラム。
  12. 前記複数の穴が直径10mm以下の穴であり、隣接する穴の中心間の距離が穴の平均径の1.1〜10倍であることを特徴とする請求項乃至1の何れか一項に記載の衝突特性又は剛性解析処理プログラム。
  13. 請求項乃至1の何れか一項に記載の衝突特性又は剛性解析処理プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2008129921A 2008-05-16 2008-05-16 薄板構造体の衝突特性又は剛性解析処理方法、その解析処理装置、解析処理プログラム及び記録媒体 Active JP5098800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008129921A JP5098800B2 (ja) 2008-05-16 2008-05-16 薄板構造体の衝突特性又は剛性解析処理方法、その解析処理装置、解析処理プログラム及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008129921A JP5098800B2 (ja) 2008-05-16 2008-05-16 薄板構造体の衝突特性又は剛性解析処理方法、その解析処理装置、解析処理プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009277143A JP2009277143A (ja) 2009-11-26
JP5098800B2 true JP5098800B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41442488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008129921A Active JP5098800B2 (ja) 2008-05-16 2008-05-16 薄板構造体の衝突特性又は剛性解析処理方法、その解析処理装置、解析処理プログラム及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5098800B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5003609B2 (ja) * 2008-06-20 2012-08-15 株式会社Ihi 異方性材の等価板厚決定方法
JP5527243B2 (ja) * 2011-02-09 2014-06-18 Jfeスチール株式会社 成形による材料移動を考慮する材料異方性の計算方法
JP5459362B2 (ja) * 2012-07-24 2014-04-02 Jfeスチール株式会社 成形品の解析モデルへの材料異方性情報および板厚情報の設定方法、剛性解析方法および衝突解析方法
JP5459364B2 (ja) * 2012-07-27 2014-04-02 Jfeスチール株式会社 異方性を有する金属板からの最適部品取り方法
JP5994464B2 (ja) * 2012-08-06 2016-09-21 Jfeスチール株式会社 金属パイプの解析方法
CN110633478B (zh) * 2018-06-25 2023-08-18 江铃汽车股份有限公司 一种汽车车门猛关的寿命获取方法及系统
CN113704865A (zh) * 2021-07-15 2021-11-26 江铃汽车股份有限公司 复合材料增强整车主要传递路径承力构件耐撞性分析方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189761A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Fuji Heavy Ind Ltd メッシュ生成システム、メッシュ生成方法およびそれを記録した記録媒体
JP2003347301A (ja) * 2002-05-29 2003-12-05 Fujitsu Ltd 均質化法を用いた構造解析方法及び構造設計方法
JP4404655B2 (ja) * 2004-02-26 2010-01-27 日本碍子株式会社 セル構造体の構造解析法及びセル構造体
JP2006318223A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Ritsumeikan 数値解析システム、その数値解析プログラム、及びその数値解析方法
JP4645399B2 (ja) * 2005-10-05 2011-03-09 トヨタ自動車株式会社 衝撃吸収体のモデル化方法及び衝撃吸収体の解析方法、並びに衝撃吸収体のモデル化装置及び衝撃吸収体の解析装置
JP4987362B2 (ja) * 2006-06-21 2012-07-25 新日本製鐵株式会社 ハット型金属製部品とその製造方法
JP4814802B2 (ja) * 2007-01-10 2011-11-16 富士通株式会社 解析モデル作成プログラム、解析モデル作成装置、解析モデル作成方法、および該解析モデル作成方法を含む装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009277143A (ja) 2009-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5098800B2 (ja) 薄板構造体の衝突特性又は剛性解析処理方法、その解析処理装置、解析処理プログラム及び記録媒体
CA2613845C (en) Member designing method, member designing apparatus, computer program product, and computer-readable recording medium
JP5445381B2 (ja) 材料の曲げ破断予測方法および装置、ならびにプログラムおよび記録媒体
Chan et al. Finite element analysis of spring-back of V-bending sheet metal forming processes
KR101886556B1 (ko) 신장 플랜지 균열 예측 방법, 신장 플랜지 균열 예측 장치, 컴퓨터 프로그램, 및 기록 매체
CN101241521B (zh) 基于支持向量机的轿车车身综合性能指标建模方法
JP6828476B2 (ja) エッジ部破断予測方法、プログラム及び記録媒体
JP2008055476A (ja) スプリングバック発生原因部位特定方法、その装置、及びそのプログラム
JP2018106521A (ja) 解析装置、解析方法、及びコンピュータプログラム
JP4418452B2 (ja) スプリングバック発生原因部位特定方法、その装置、及びそのプログラム
US10262086B2 (en) Analyzing apparatus, analyzing method, and computer program
JP4344375B2 (ja) スプリングバック発生原因部位特定方法、その装置、及びそのプログラム
JP5068783B2 (ja) スプリングバック発生原因部位特定方法、その装置、及びそのプログラム
JP6330984B1 (ja) 破断判定装置、破断判定プログラム、及びその方法
JP5107595B2 (ja) シミュレーション解析方法および金型の設計方法
Balla et al. Incommensurate vibro-acoustic performance due to in-process blank holder force variation during deep drawing process
JP5382104B2 (ja) パネル評価方法
JP4780908B2 (ja) 面品質予測装置及び面品質予測プログラム
Santos et al. A benchmark for validation of numerical results in sheet metal forming
Khamis et al. Mild steel sheet metal forming using Abaqus software: Influence of drawbeads in minimize springback
Asgari et al. Design of experiments and springback prediction for AHSS automotive components with complex geometry
JP7222449B1 (ja) パネル部品の挙動解析方法、自動車用パネル部品の外観不良予測方法、挙動解析装置、及び挙動解析プログラム
US11435730B2 (en) System and method for forming an integrally-stiffened, curved metallic panel
Uçan Effect of constitutive modeling in sheet metal forming
JP2008149356A (ja) 剛性の高い部材の設計方法、装置、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5098800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350