JP5098319B2 - 光スキャナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の反射面からの反射光によりスキャンを行う光スキャナ装置に関する。
レーザ光等の光線を偏向・走査する光スキャナは、例えばバーコードリーダーやレーザープリンタ、ディスプレイ等の光学機器に利用されている。この光スキャナについては、多角柱ミラーをモータで回転させて反射光を走査するポリゴンミラーや、平面ミラーを電磁アクチュエータによって回転振動させるガルバノミラー等を有するものがある。しかし、このような光スキャナにおいては、ミラーをモータや電磁アクチュエータで駆動する機械的な駆動機構が必要であるが、その駆動機構はサイズが比較的大きく、また高価であることから、光スキャナの小型化を阻害するとともに高価格化を招くといった問題がある。
そこで、光スキャナの小型化、低価格化および生産性の向上を図るために、半導体製造技術を応用したシリコンやガラスを微細加工するマイクロマシニング技術を用いてミラーや弾性梁等の構成部品が一体成形されたマイクロ光スキャナの開発が進んでいる。
例えば特許文献1に開示されるマイクロ光スキャナでは、ミラー部(慣性要素)とトーションバー部(バネ要素)とを含んでなる振動系の共振周波数が、バネ定数(振動特性)を変化させるためにトーションバー部に設置されたバネ定数可変素子によって制御されるようになっている。このバネ定数可変素子としては、例えば電気抵抗素子や圧電素子が用いられるが、それらの素子で生じる熱や歪みによってトーションバー部のバネ定数が変化することとなる。
特許第2981600号公報
しかしながら、上記特許文献1の光スキャナ装置では、その幅が比較的狭く形状も細長いトーションバー部にバネ定数可変素子を設置するため、設置可能なバネ定数可変素子が制限されてしまい、例えばバネ定数の可変量が大きい比較的大型のバネ定数可変素子は設置できないこととなる。これでは、十分なバネ定数の可変量が得られないため、光スキャナの性能低下を招く恐れがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、振動特性を変化させるための可変デバイスに関する配置設計の自由度を向上できる光スキャナ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、所定の反射面からの反射光によりスキャンを行う光スキャナ装置であって、(a)前記所定の反射面を有し、揺動振動が可能な可動部と、(b)前記可動部に連結し、弾性変形を行う弾性変形部と、(c)前記弾性変形部に連結し、前記可動部を加振するための加振部とを備え、前記加振部は、(c-1)所定の剛性を有し、前記弾性変形部に接続する板状部材と、(c-2)前記可動部の揺動振動中心を両側から挟む位置に設けられ、前記弾性変形部を介して前記可動部を揺動振動させるアクチュエータと、(c-3)前記板状部材上の前記揺動振動中心を両側から挟む位置において、前記アクチュエータとそれぞれ一対となるように、該アクチュエータと並列して配置されているかまたは該板状部材および該アクチュエータと積層され、前記加振部の振動特性を変化させる可変デバイスとを有するとともに、前記可変デバイスの動作によって、前記可動部と前記弾性変形部と前記加振部とを含んでなる振動系の共振周波数が変更される。
また、請求項の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明に係る光スキャナ装置において、前記アクチュエータは、圧電アクチュエータである。
また、請求項の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る光スキャナ装置において、前記加振部の振動特性は、前記加振部の弾性特性である。
また、請求項の発明は、請求項1ないし請求項のいずれかの発明に係る光スキャナ装置において、前記可変デバイスは、圧電デバイスである。
また、請求項の発明は、請求項1の発明に係る光スキャナ装置において、前記アクチュエータと前記可変デバイスとは、互いに積層接合されている。
また、請求項の発明は、請求項1の発明に係る光スキャナ装置において、前記板状部材のうちの前記アクチュエータが配置されている一方の面とは反対側の他方の面に前記可変デバイスが配置されている。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかの発明に係る光スキャナ装置において、(d)前記可動部の揺動振動に係る変位を検出する検出手段と、(e)前記検出手段で検出された前記変位に基づき、前記可変デバイスの動作を制御する制御手段とをさらに備える。
また、請求項8の発明は、請求項7の発明に係る光スキャナ装置において、前記可動部の揺動振動の周期に関する目標周波数が設定されており、前記制御手段は、(e-1)前記共振周波数を前記目標周波数に略一致させるように前記可変デバイスの動作を制御する共振周波数制御手段を有する。
また、請求項9の発明は、請求項8の発明に係る光スキャナ装置において、前記共振周波数制御手段では、前記アクチュエータへの前記目標周波数による入力と、前記可動部の揺動振動に係る変位出力との位相差が略90度となる負帰還制御を行うことにより、前記共振周波数を前記目標周波数に略一致させる。
請求項1から請求項9の発明によれば、加振部は、所定の反射面を有する可動部を弾性変形部を介して揺動振動させるアクチュエータと、アクチュエータと剛体結合されて加振部の振動特性を変化させる可変デバイスとを備えており、可変デバイスの動作によって、可動部と弾性変形部と加振部とを含んでなる振動系の共振周波数が変更される。このように可変デバイスが加振部に設けられることにより、可変デバイスに関する配置設計の自由度を向上できる。
特に、請求項の発明においては、アクチュエータが圧電アクチュエータであるため、アクチュエータを小型化できる。
また、請求項の発明においては、可変デバイスによって変化される加振部の振動特性は加振部の弾性特性であるため、可変デバイスによる共振周波数の変更を適切に行える。
また、請求項の発明においては、可変デバイスが圧電デバイスであるため、可変デバイスを小型化できる。
また、請求項の発明においては、アクチュエータと可変デバイスとが互いに積層接合されているため、アクチュエータと可変デバイスとの配置について省スペース化が図れる。
また、請求項7の発明においては、可動部の揺動振動に係る変位を検出する検出手段で検出された変位に基づき可変デバイスの動作を制御するため、可変デバイスを適切に制御して共振周波数を効果的に調整できる。
また、請求項8の発明においては、可動部の揺動振動の周期に関して設定されている目標周波数に共振周波数を略一致させるように可変デバイスの動作を制御するため、所望する目標周波数で共振させることが可能となる。
また、請求項9の発明においては、アクチュエータへの目標周波数による入力と、可動部の揺動振動に係る変位出力との位相差が略90度となる負帰還制御を行うことにより、共振周波数を目標周波数に略一致させるため、所望の目標周波数において的確に共振させることができる。
<光スキャナの要部構成>
図1は、本発明の実施形態に係る光スキャナ1の要部構成を示す平面図である。また、図2は、図1のII−II位置から見た断面図である。
光スキャナ1は、「ロ」字状の板状部材として構成され不図示の筐体等に固定されているフレーム部10と、フレーム部10に内包されるミラー部11とを備えている。また、光スキャナ1では、弾性変形を行うトーションバー部(弾性変形部)12がミラー部11に連結するとともに、ミラー部11を加振するための加振部2がトーションバー部12に連結している。そして、加振部2の端部は、フレーム部10に接続している。
ミラー部11は、円板状の形状を有しており、その表面Saおよび裏面Sbは、光を反射させる反射面として機能する。すなわち、ミラー部11の表面Saおよび裏面Sbには、例えば金やAl(アルミニウム)等の金属薄膜による反射膜が形成されており、入射光線の反射率を向上させる構成となっている。
トーションバー部12は、X軸と平行なミラー部11の中心線Axに沿ってミラー部11の両端部から加振部2まで伸びている2つのトーションバー12a、12bからなっている。このようなトーションバー部12により、ミラー部11は、加振部2に対して弾性的に支持されることとなる。
加振部2は、トーションバー12aに接続する板状部材としての曲がり梁21、22と、トーションバー12bに接続する板状部材としての曲がり梁23、24とを有している。これらの曲がり梁21〜24、フレーム部10、ミラー部11、および2つのトーションバー12a、12bについては、例えばシリコン基板の異方性エッチングにより一体的に形成されている。
また、加振部2は、曲がり梁21〜24の各上面に例えば接着剤によって貼付されている第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44を備えている。ここで、第1圧電素子31〜34は、それぞれ第2圧電素子41〜44と一対になるように配置されており、ペアとなる第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44と各曲がり梁21〜24とによって4つのユニモルフ部Ua〜Udが形成される。
電気−機械変換素子である第1圧電素子31〜34は、ミラー部11を加振するための圧電振動子として構成されている。すなわち、第1圧電素子31〜34は、トーションバー部12を介してミラー部11を揺動振動させる圧電アクチュエータとして機能する。
一方、電気−機械変換素子である第2圧電素子41〜44は、ミラー部11を加振する加振系のバネ定数(弾性係数)を変化させるための圧電振動子として構成されている。すなわち、第2圧電素子41〜44は、曲がり梁21〜24を介して第1圧電素子31〜34と剛体結合されて、加振部2の弾性特性(振動特性)を変化させることが可能な圧電デバイス(可変デバイス)として機能する。
また、第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44それぞれは、表面および裏面に上部電極Euおよび下部電極Edが設けられている(図2)。そして、第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44の上部電極Euには、それぞれフレーム部10に設けられた電極パッド31u〜34u、41u〜44uが例えばワイヤを介して電気的に接続されているとともに、第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44の下部電極Edには、それぞれフレーム部10に設けられた電極パッド31d〜34d、41d〜44dが例えばワイヤを介して電気的に接続されている。このような電極パッドを介して光スキャナ1の外部から第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44それぞれに駆動電圧を印加できることとなる。
以上のような光スキャナ1の構成により、電極パッド31u〜34u、31d〜34d、41u〜44u、41d〜44dを介して第1圧電素子31〜34(および第2圧電素子41〜44)に駆動電圧を印加することで曲がり梁21〜24において曲げ変形が生じることとなる。このように曲がり梁21〜24で曲がりが生じることにより、トーションバー12a、12bを介しミラー部11に対して中心軸Ax周りに回転トルクが与えられ、可動部として働くミラー部11を中心軸Axを中心に揺動振動を行わせることが可能となる。このミラー部11の揺動振動動作について、詳しく説明する。
図3は、ミラー部11の揺動振動動作を説明するための図である。ここで、図3(a)および図3(b)は、図1のII−II位置から見た断面を示す図2に対応している。
光スキャナ1においては、第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44に対して上部電極Euと下部電極Edとの間に分極反転が生じない範囲の交流電圧を印加することにより、第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44は伸縮し、ユニモルフ的に厚み方向に変位することとなる。
そこで、第1圧電素子31に対して長手方向(Y軸方向)に伸長させる駆動電圧を印加するとともに、この駆動電圧と逆位相の駆動電圧を第1圧電素子32に印加して第1圧電素子32を収縮させることにより、一端がフレーム部10に連結するユニモルフ部Ua、Ubにおいて、図3(a)に示すように曲がり梁21を下方に湾曲させる一方、曲がり梁22を上方に湾曲させる。同様に、第1圧電素子33および第1圧電素子34に対しても、第1圧電素子31および第1圧電素子32それぞれと同位相の駆動電圧を印加することにより、曲がり梁23を下方に湾曲させる一方、曲がり梁24を上方に湾曲させる。これにより、トーションバー12a、12bを介しミラー部11において中心軸Ax回りの回転トルクが生じるため、図3(a)に示すようにミラー部11は中心軸Axを中心として方向Daに傾くこととなる。
また、第1圧電素子32に対して長手方向(Y軸方向)に伸長させる駆動電圧を印加するとともに、この駆動電圧と逆位相の駆動電圧を第1圧電素子31に印加して第1圧電素子31を収縮させることにより、一端がフレーム部10に連結するユニモルフ部Ua、Ubにおいて、図3(b)に示すように曲がり梁21を上方に湾曲させる一方、曲がり梁22を下方に湾曲させる。同様に、第1圧電素子33および第1圧電素子34に対しても、第1圧電素子31および第1圧電素子32それぞれと同位相の駆動電圧を印加することにより、曲がり梁23を上方に湾曲させる一方、曲がり梁24を下方に湾曲させる。これにより、トーションバー12a、12bを介しミラー部11において中心軸Ax回りの回転トルクが生じるため、図3(b)に示すようにミラー部11は中心軸Axを中心として回動方向Dbに傾斜することとなる。
このようにミラー部11を方向Da(図3(a))および方向Db(図3(b))に回動させる交流の駆動電圧を第1圧電素子31〜34に印加するようにすれば、この印加電圧に追従した上下方向の振動がユニモルフ部Ua〜Udで繰り返されるため、トーションバー12a、12bにシーソー的な回転トルクが生じ、トーションバー12a、12bおよびミラー部11は所定の角度範囲で揺動振動することとなる。
ここで、ミラー部11の揺動角度が小さい場合には、第1圧電素子31〜34に印可する交流電圧の周波数を、光スキャナ1に関する振動系の共振周波数に設定することにより、ミラー部11が共振振動されるため、光スキャナ1として大きな偏向角度(揺動角度)が得られるようになる。
以上のような構成の光スキャナ1と、光スキャナ1を駆動するための駆動部とを備えた光スキャナシステム100の構成を以下で説明する。
<光スキャナシステムの要部構成>
図4は、光スキャナシステム100の要部構成を示す図である。
光スキャナシステム100は、上述した光スキャナ1と、光スキャナ1のミラー部11の表面Saにビーム状の光(以下では「ビーム光」と略称する)Laを照射するための光源50と、第1圧電素子31〜34に電圧を印加して駆動するための加振用駆動部51と、第2圧電素子41〜44に電圧を印加して駆動するためのバネ定数可変用駆動部52とを備えている。また、光スキャナシステム100は、交流電圧を加振用駆動部51に出力する交流電源53と、加振用駆動部51およびバネ定数可変用駆動部52を制御する制御部54と、ミラー部11の裏面Sbにビーム光Lbを照射するための光源55と、光源55から照射されたビーム光Lbのミラー部11の裏面Sbでの反射光を受光する角度検出器56とを有している。この交流電源53において生成される交流電圧の周波数は、ミラー部11の揺動振動の周期に関する目標周波数に設定されている。
光源50は、例えばレーザーダイオードで構成されている。この光源50からのビーム光Laがミラー部11の表面Saに投光され、その表面(反射面)Saからの反射光がミラー部11の揺動振動に伴って方向を変えることにより、スキャン対象の対象物9に対しての光によるスキャンが可能となる。
角度検出部56は、例えばPSD(Position Sensitive Detector)やCCDラインセンサ等の光電変換素子を有しており、角度検出部56に入射する光の入射位置を検出する部位である。このような角度検出部56では、ミラー部11の裏面(反射面)Sbに投光されミラー部11の揺動振動に伴って反射方向を変えた光源55からのビーム光Laを受光することにより、ミラー部11の揺動振動における変位(変位角)の検出が可能である。
制御部54は、例えばCPUおよびメモリを有しており、光スキャナシステム100の各部を統括的に制御する部位である。この制御部54では、角度検出器56からの角度検出信号Gaによって得られるミラー部11の現在の変位角等に基づき駆動制御信号Gbを生成してバネ定数可変用駆動部52に出力するとともに、ミラー部11の揺動振動に関する振幅制御を行うための駆動制御信号Geを生成して加振用駆動部51に出力する。
また、制御部54においては、スキャン対象の対象物9に必要なスキャン量に対応するミラー部11の振幅データがメモリに記憶されており、この振幅データと角度検出器56で検出されるミラー部11の振幅とを比較してその差分が最小となるように加振用駆動部51の駆動利得、つまり交流電源53から入力される交流電圧に対するゲイン(増幅率)を調整する。これにより、加振用駆動部51からは適切な振幅の駆動電圧Gfが出力されるため、スキャン対象の対象物9に対してミラー部11の揺動振動による適切なスキャン動作が可能となる。
また、制御部54では、角度検出部56から入力される角度検出信号Gaに基づき駆動制御信号Gbを生成してバネ定数可変用駆動部52に出力する。この駆動制御信号Gbが入力されたバネ定数可変用駆動部52では、駆動制御信号Gbに基づく駆動電圧Gcを生成して第2圧電素子41〜44に印加することにより、ミラー部11の揺動振動の変位角に従った第2圧電素子41〜44の駆動が行われることとなる。これにより、各ユニモルフ部Ua〜Udにおいては、第1圧電素子31〜34の発生力に対して第2圧電素子41〜44の発生力が合成されるため、この合成力が回転トルクとしてトーションバー12a、12bに伝達される。すなわち、第2圧電素子41〜44で生じる発生力に応じて加振部2のバネ定数が変化することとなるが、第2圧電素子41〜44の動作によるバネ定数可変の原理について以下で説明する。
図5は、上記バネ定数可変の原理を説明するための図であり、ミラー部11の揺動振動に関連した各機械要素を電気素子に等価変換した等価回路1cを示している。
等価回路1cは、3つのコンデンサCd、Ck、Cmと、インダクタLmと、電圧電源Fdとを備えている。
コンデンサCdは、第1圧電素子31〜34の弾性と、第1圧電素子31〜34が貼付される曲がり梁21〜24の弾性とを合成して決定されるバネの等価素子である。このコンデンサCdの容量値は、バネ定数の逆数となっている(他のコンデンサCk、Cmについても同様)。
コンデンサCkは、第2圧電素子41〜44の弾性と、第2圧電素子41〜44が貼付された曲がり梁21〜24の弾性とを合成して決定されるバネの等価素子である。また、コンデンサCmは、トーションバー12a、12bに関するバネの等価素子である。
インダクタLmは、ミラー部11の慣性モーメントに対応した等価素子である。
電圧電源Fdは、第1圧電素子31〜34に印加される駆動電圧Gf(図4)に比例して生じる発生力(回転トルク)の等価素子である。
また、インダクタLmを流れる電流ωは、ミラー部11の揺動振動に関する角速度に対応している。
このような等価回路1cにおいては、図1に示すように第1圧電素子31〜34と第2圧電素子41〜44と曲がり梁21〜24とが剛体結合されているため、これに対応するコンデンサCdとコンデンサCkとが直列接続されるとともに、発生力(回転トルク)として電圧電源Fdから等価回路1cに供給される電圧は、コンデンサCd、Ckと、コンデンサCmおよびインダクタLmで構成される並列共振回路Wmとで分圧されてインダクタLmにミラー部11の角速度に対応した電流ωが流れることとなる。
なお、等価回路1cでは、考察を容易にするため光スキャナ1で生じる諸々の損失に対応した等価抵抗を省略している。また、第1圧電素子31〜34および第2圧電素子41〜44の各質量に相当するインダクタがコンデンサCd、Ckに直列して存在するが、このインダクタとコンデンサCd、Ckとによる共振周波数はミラー部11の共振周波数に比べて大きいため、上記インダクタは省略している。さらに、4つのユニモルフ部Ua〜Udを1つに纏めて考えている。
以上の等価回路1cにおいて、揺動振動の角速度(インダクタLmに流れる電流)ωと、揺動振動の変位角θとを求める伝達関数は、次の式(1)および式(2)で示される。
Figure 0005098319
Figure 0005098319
なお、上式(1)、(2)においては、sがラプラス演算子を示しており、Cは、コンデンサCdとコンデンサCkとを合成した容量値、つまりC=Cd・Ck/(Cd+Ck)を表している。
ここで、上式(2)の伝達関数は2次遅れ系であるため、その共振周波数foは、次の式(3)のように表される。
Figure 0005098319
また、ミラー部11の変位角θについての運動方程式は、上式(2)を変形して次の式(4)のように表される。
Figure 0005098319
次に、第2圧電素子41〜44にミラー部11の変位角θに比例(比例定数A)した駆動電圧が印加される場合には、その発生力(回転トルク)Fkは、次の式(5)のように表される。
Figure 0005098319
一方、各ユニモルフ部Ua〜Udでは、第1圧電素子31〜34の発生力(回転トルク)と第2圧電素子41〜44の発生力(回転トルク)とが合成されるため、その運動方程式は、次の式(6)のように表される。
Figure 0005098319
そして、上式(6)に式(5)を代入して変形すると、次の式(7)のようになる。
Figure 0005098319
ここで、式(4)と式(7)とを比較すると、第1圧電素子31〜34の発生力(回転トルク)に対応した電圧電源Fdから見れば、バネ定数は(1/C)から(1/C−A)に可変できることを示している。よって、このように可変された振動系(動特性)の共振周波数fokは、式(7)に基づき、次の式(8)のように表されることとなる。
Figure 0005098319
この式(8)に式(3)を代入すると、次の式(9)が成立する。
Figure 0005098319
上式(9)によれば、比例定数Aが正の場合にはfok<foとなり、比例定数Aが負の場合にはfok>foとなることが分かる。よって、比例定数Aの符号および絶対値を調整すれば、共振周波数foに対する共振周波数fokの増減および、その増減量の制御が可能となる。
次に、上記の式(7)に基づき、電圧電源Fdに対する揺動振動の変位角θの伝達関数G(=θ/Fd)を求めると、次の式(10)のようになる。
Figure 0005098319
この式(10)に示される2次遅れ系の伝達関数Gに関して入力周波数fiと位相遅れθdとの関係をグラフに表すと図6のようになる。この図6によれば、共振周波数fok付近では、位相が急激に変化していることが分かる。このように位相が急激に変化するのは、一般にミラー部11の共振特性が数百程度のQ値を持っているためである。
よって、図6からは、
(1)入力周波数fi<共振周波数fokの場合には、ほぼ位相遅れなし、
(2)入力周波数fi=共振周波数fokの場合には、90度の位相遅れ、
(3)入力周波数fi>共振周波数fokの場合には、ほぼ180度の位相遅れ
という特性が得られ、入力周波数fiに対して光スキャナ1の振動系が単調な位相特性であることが分かる。
そこで、制御部54では、ミラー部11を共振させるため、交流電源53から出力される入力信号Gdに対して角度検出器56からの角度検出信号Gaの位相遅れ角(上記の位相遅れθdに対応)を求め、この位相遅れ角と、例えば制御部54の外部から設定信号Ghとして入力された基準位相遅れ角90度との差分、つまり(位相遅れ角θd−90度)に比例した電圧信号の駆動制御信号Gbをバネ定数可変用駆動部52に出力することとなる。具体的には、図7に示すグラフのように、位相遅れθdに比例した電圧Vdの駆動制御信号Gbが制御部54から出力される。
このような制御部54の動作により、入力信号Gdで設定されている目標周波数に共振周波数fokを略一致させるように、つまり(位相遅れθd−90度)を0に近づけるように第2圧電素子41〜44の機械出力動作を制御する負帰還ループの構成が可能となる。
この負帰還ループの具体的な動作については、まず制御部54が、角度検出器56で検出された角度検出信号Gaと基準位相遅れ角90度との差分量に比例した電圧Vdの駆動制御信号Gbをバネ定数可変用駆動部52に出力する。次に、バネ定数可変用駆動部52では、例えば図8に示すグラフのように、制御部54から入力された駆動制御信号Gbの電圧Vdに基づき式(5)の比例定数(ゲイン)Aを変化させて駆動電圧Gcを生成し第2圧電素子41〜44に印加する。以上のような負帰還ループにより、図9に示すグラフのように、駆動制御信号Gbの電圧Vdによって光スキャナ1の共振周波数fokが制御できることとなる。
すなわち、光スキャナシステム100では、ミラー部11の揺動振動に係る変位角に基づき第2圧電素子41〜44の機械出力動作を制御して、ミラー部11とトーションバー部12と加振部2とを含んでなる機械振動系の共振周波数fokが変更されることとなる。そして、第1圧電素子31〜34への揺動振動に係る目標周波数による入力と、ミラー部11の揺動振動に係る変位出力との位相差が略90度となる負帰還制御を行うことにより、共振周波数fokを交流電源53の目標周波数に一致させることが可能となる。
以上のような負帰還ループでは、ループゲインを十分に高く設定することにより、(位相遅れθd−90度)が0に近づくため、共振周波数fokを交流電源53の目標周波数に略一致させることが可能となる。なお、制御部54には、図4に示すように負帰還ループの位相余裕や振幅余裕を補償するためのLPF(Low Pass Filter)54fを設けるのが好ましい。
上述の負帰還ループによる共振周波数fokの調整動作が安定した後には、制御部54は、上述した振幅データと角度検出器56の角度検出信号Gaとを比較し、その差分値が最小となるような駆動利得(駆動ゲイン)を加振用駆動部51で設定させるための駆動制御信号Geを生成して加振用駆動部51に出力することにより、スキャン対象の対象物9に対して必要なスキャン量の制御が可能となる。
以上で説明した光スキャナシステム100の光スキャナ1では、加振用の第1圧電素子31〜34を有してトーションバー部12に連結する加振部2にバネ定数可変用の第2圧電素子41〜44が設けられている。これにより、設置スペースの制約が比較的少ない加振部2に第2圧電素子41〜44を設置できるため、第2圧電素子に関する配置設計(圧電素子のサイズや形状等の設定など)の自由度を向上できることとなる。
また、上記の特許文献1の光スキャナのように電気抵抗素子で生じる熱によってバネ定数を調整する場合には、電気抵抗素子自身の加熱や外気温の影響により安定な制御が困難となるが、本実施形態の光スキャナ1では、圧電素子(第2圧電素子41〜44)によってバネ定数を変化させるため、特許文献1のような問題が生じない。
さらに、上記の特許文献1の光スキャナのように比較的変位が大きいトーションバー部に圧電素子を配置してバネ定数を調整する場合には、内部応力による圧電素子の不具合(破壊や低寿命化)を招く可能性があるが、本実施形態の光スキャナ1では、トーションバー部12に比べて変位の小さい加振部2に圧電素子(第2圧電素子41〜44)を配置するため、圧電素子に不具合が発生する可能性が小さくなる。
<変形例>
・上記の実施形態においては、第1圧電素子31〜34と第2圧電素子41〜44とを一対にして曲がり梁21〜24上に並列して配置するのは必須ではなく、図10に示すように第1圧電素子31〜34と第2圧電素子41〜44とを配置するようにしても良い。
図10は、本発明の変形例に係る第1圧電素子と第2圧電素子との配置を説明するための図である。
図10(a)に示す配置においては、曲がり梁21(23)、22(24)の上面に第1圧電素子31(33)、32(34)が例えば貼付して配置されるとともに、その第1圧電素子31(33)、32(34)の上に第2圧電素子41(43)、42(44)が配置されている。すなわち、第1圧電素子31(33)、32(34)と第2圧電素子41(43)、42(44)とは、互いに積層接合されている。なお、第1圧電素子と第2圧電素子との位置を逆転するようにしても良い。
このように第1圧電素子と第2圧電素子とが剛体結合する積層型の配置では、圧電素子の配置について省スペース化が図れる。
図10(b)に示す配置においては、一定の剛性を有してトーションバー部2(図1)に接続する曲がり梁21(23)、22(24)の上面に第1圧電素子31(33)、32(34)が例えば貼付して配置されるとともに、曲がり梁21(23)、22(24)の下面に第2圧電素子41(43)、42(44)が例えば貼付して配置されている。すなわち、第1圧電素子31(33)、32(34)と第2圧電素子41(43)、42(44)との間には、曲がり梁21(23)、22(24)が介挿されている。
このように曲がり梁の表裏面にそれぞれ第1圧電素子および第2圧電素子を設置して剛体結合されるバイモルフ型の配置においては、圧電素子の配置について省スペース化が図れる。
・上記の実施形態においては、図4のように光源55からのビーム光Lbをミラー部11の裏面Sbで反射させ角度検出器56に入射させることによりミラー部11の変位角を検出するのは必須でなく、変位角検出センサとしてトーションバー12aに貼付された圧電素子SN(図1)からの出力信号に基づき変位角の検出を行うようにしても良い。
・上記の実施形態における第1圧電素子と第2圧電素子との配置については、図1に示す配置に対して曲がり梁上の位置が逆転している配置であっても良い。
本発明の実施形態に係る光スキャナ1の要部構成を示す平面図である。 図1のII−II位置から見た断面図である。 ミラー部11の揺動振動動作を説明するための図である。 光スキャナシステム100の要部構成を示す図である。 ミラー部11の揺動振動に関連した各機械要素を電気素子に等価変換した等価回路1cを示す図である。 入力周波数fiと位相遅れθdとの関係を示す図である。 位相遅れθdと駆動制御信号Gbの電圧Vdとの関係を示す図である。 駆動制御信号Gbの電圧Vdとバネ定数可変用駆動部52に関する比例定数(ゲイン)Aとの関係を示す図である。 駆動制御信号Gbの電圧Vdと共振周波数fokとの関係を示す図である。 本発明の変形例に係る第1圧電素子と第2圧電素子との配置を説明するための図である。
符号の説明
1 光スキャナ
1c 等価回路
2 加振部
10 フレーム部
11 ミラー部
12 トーションバー部
12a、12b トーションバー
21〜24 曲がり梁
31〜34 第1圧電素子
41〜44 第2圧電素子
50、55 光源
51 加振用駆動部
52 バネ定数可変用駆動部
53 交流電源
54 制御部
55 角度検出器
100 光スキャナシステム
Sa ミラー部の表面
Sb ミラー部の裏面
Ua〜Ud ユニモルフ部

Claims (9)

  1. 所定の反射面からの反射光によりスキャンを行う光スキャナ装置であって、
    (a)前記所定の反射面を有し、揺動振動が可能な可動部と、
    (b)前記可動部に連結し、弾性変形を行う弾性変形部と、
    (c)前記弾性変形部に連結し、前記可動部を加振するための加振部と、
    を備え、
    前記加振部は、
    (c-1)所定の剛性を有し、前記弾性変形部に接続する板状部材と、
    (c-2)前記可動部の揺動振動中心を両側から挟む位置に設けられ、前記弾性変形部を介して前記可動部を揺動振動させるアクチュエータと、
    (c-3)前記板状部材上の前記揺動振動中心を両側から挟む位置において、前記アクチュエータとそれぞれ一対となるように、該アクチュエータと並列して配置されているかまたは該板状部材および該アクチュエータと積層され、前記加振部の振動特性を変化させる可変デバイスと、
    を有するとともに、
    前記可変デバイスの動作によって、前記可動部と前記弾性変形部と前記加振部とを含んでなる振動系の共振周波数が変更されることを特徴とする光スキャナ装置。
  2. 請求項1に記載の光スキャナ装置において、
    前記アクチュエータと前記可変デバイスとは、互いに積層接合されていることを特徴とする光スキャナ装置。
  3. 請求項1に記載の光スキャナ装置において、
    前記板状部材のうちの前記アクチュエータが配置されている一方の面とは反対側の他方の面に前記可変デバイスが配置されていることを特徴とする光スキャナ装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光スキャナ装置において、
    前記アクチュエータは、圧電アクチュエータであることを特徴とする光スキャナ装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の光スキャナ装置において、
    前記加振部の振動特性は、前記加振部の弾性特性であることを特徴とする光スキャナ装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光スキャナ装置において、
    前記可変デバイスは、圧電デバイスであることを特徴とする光スキャナ装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の光スキャナ装置において、
    (d)前記可動部の揺動振動に係る変位を検出する検出手段と、
    (e)前記検出手段で検出された前記変位に基づき、前記可変デバイスの動作を制御する制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする光スキャナ装置。
  8. 請求項7に記載の光スキャナ装置において、
    前記可動部の揺動振動の周期に関する目標周波数が設定されており、
    前記制御手段は、
    (e-1)前記共振周波数を前記目標周波数に略一致させるように前記可変デバイスの動作を制御する共振周波数制御手段、
    を有することを特徴とする光スキャナ装置。
  9. 請求項8に記載の光スキャナ装置において、
    前記共振周波数制御手段では、前記アクチュエータへの前記目標周波数による入力と、前記可動部の揺動振動に係る変位出力との位相差が略90度となる負帰還制御を行うことにより、前記共振周波数を前記目標周波数に略一致させることを特徴とする光スキャナ装置。
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