JP5097586B2 - 椅子式マッサージ機 - Google Patents
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背凭れ部及び座部に夫々独立した駆動源を配備すると、リクライニング機構が大型化、複雑化し、これに伴って、椅子式マッサージ機が大型化し、又、機構や制御が複雑化してコスト高を招く。
又、複数の駆動源を具えたリクライニング機構の場合、各駆動源の動作のバラツキや、駆動源に加わる負荷の違い等によって、背凭れ部と座部を同期して目標角度まで到達させることが難しく、一方が目標角度まで到達した後に、遅れて他方が目標角度に到達するような不自然な動きとなることがある。
リンク機構(4a)は、ベースフレーム(1)の略中央に枢支された第1リンク片(41)と、該第1リンク片(41)と背凭れ部(3)を枢支連結した第2リンク片(42)と、第1リンク片(41)の自由端と座部(2)の下面を枢支連結した第3リンク片(43)とによって構成されている。
又、背凭れ部(3)の倒れが大きいほど、該背凭れ部(3)に掛かる使用者の荷重は大きくなり、即ち、駆動源(7)に対する負荷が大きくなる。
背凭れ部(7)の全倒状態では、前記した両者が重なり、駆動源(7)に対する負荷は最大となる。駆動源(7)にアクチュエータを用いた場合、倒れ状態の背凭れ部(3)の起し始めのスピードが遅くなる。
又、アクチュエータの全長の最短と最長で、座部(2)の傾斜角度を決定するのであるが、アクチュエータの固体差により、最短、最長の長さにはバラツキがあり、そのため、マッサージ機毎に座部(2)の最大傾斜角度、最小傾斜角度にバラツキが生じていた。
本発明の目的は、上記問題を解決できる椅子式マッサージ機を提供することである。
リンク機構(4)は、第1、第2の2つのリンク(5)(6)からなり、第1リンク(5)は、座部(2)の下方にて下端をベースフレーム(1)に枢支されて座部(2)及び背凭れ部(3)の傾動面内にて回動可能であり、第1リンク(5)は座部(2)に配備したローラ(8)が当接するカム(53)を有し、
第2リンク(6)は第1リンク(5)と背凭れ部(3)を連結しており、
駆動源(7)はリンク機構(4)又は背凭れ部(3)に連繋されており、
背凭れ部(3)を起立状態(リセット状態)から中間状態を経て全倒状態まで傾動させるときに、背凭れ部(3)が起立状態から中間状態まで傾動する際には、前記カム(53)は座部(2)をその前端が上昇するよう傾動させ、背凭れ部(3)が中間状態から全倒状態まで傾動する際には、カム(53)は上昇した座部(2)の前端が下がるよう傾動させ、
カム(53)のカム面(55)の1又は複数箇所に、座部(2)の傾動に影響を与えない不感領域(53a)(53b)(53c)が設けられている。
1基の駆動源(7)で背凭れ部(3)と座部(2)の傾動を連動させて行なうから、制御も簡素化でき、マッサージ機の製造コストを抑えることができる。
例えば、駆動源(7)をアクチェータ(70)とした場合、前記カム面(55)の始端部、終端部の両方の谷部(55a)(55b)及び中央部の山部(55c)を、アクチェータ(70)の固体差による最短、最長の長さのバラツキを吸収できる範囲で不感領域(53a)(53b)(53c)とすることで、アクチェータ(70)の固体差による最短、最長の長さのバラツキ、即ち、マッサージ機毎の座部(2)の最大傾斜角度、最小傾斜角度のバラツキを無くすことができる。
カム面(55)の始端部だけを前記不感領域(53a)としても、マッサージ機毎のリセット状態(背凭れ部(3)の起立状態)の座部(2)の最小傾斜角度の固体差を無くすことができる。
カム面(55)の終端部を前記不感領域(53b)としても、背凭れ部(3)が全倒状態におけるマッサージ機毎の座部(2)の最小傾斜角度の固体差を無くすことができる。
カム面(55)の中央部分の山部(55c)に前記不感領域(53c)を設けておけば、マッサージ毎の座部(2)の最大傾斜角度の固体差を無くすことができる。
又、座部(2)の直接の動きから座部(2)の傾き角度を検出する場合、座部(2)は、下→上→下と位置を変えるから、最上位置以外では、往路と復路を判断する手段を付加する必要がある。請求項5では、往路で検出して、往路の終端まで検出状態を保持する様にすれば、往路と復路の判断を必要としない。
座部(2)を支持して持ち上げた場合には、抜止めを施したレバー板(82)を介して第1リンク(5)、即ち、ベースフレーム(1)も一緒に持ち上がるから、マッサージ機の移動に支障はない。
又、上記第1リンク(5)の孔(57)の位置を、座部(2)と背凭れ部(3)のリクラインニング動作中に、レバー板(82)が取り得ない姿勢の状態で、ピン(84)をレバー板(82)に取り付け可能な位置とすることで、孔(57)を塞がずとも、レバー板(82)からのピン(84)の脱出を防止できる。
椅子式マッサージ機の全体構成の概略について説明する。図1に示すように、椅子式マッサージ機は、床面に載置されベースフレーム(1)上の高位置にある支点(11)を中心に、使用者が腰掛ける座部(2)の後部と、背凭れ部(3)の下部に突設したブラケット(31)を軸支し、座部(2)の下方に配備したリンク機構(4)によって、座部(2)と背凭れ部(3)を連動させて、使用者がリラックスした姿勢を維持しつつ、リクライニング可能となしている。
背凭れ部(3)を後傾させる際に、座部(2)を傾動させることなく、単に背凭れ部(3)のみを傾動させると、背凭れ部(3)の後傾の際に、使用者の腹筋や腰に無理な力が掛かり、マッサージ効果を減退させることがある。
このときの座部(2)と背凭れ部(3)の成す角度は、実施例では106°である。
このように、一連のリラックスした状態の角度を「リラックス角度」という。
尚、必要に応じて、座部(2)の前部に足載せ部(図示せず)を配備し、該足載せ部も、座部(2)の動きに応じて、傾動可能とすることもできる。
第1リンク(5)の上端部にカム(53)が形成され、座部(2)に配備したローラ(8)を転動可能に当てている。
ローラ(8)は、座部(2)下面より突設しちブラケット(21)の下端に軸(80)にて枢支されている。
尚、図4乃至図6におけるブラケット(21)と、図1乃至図3におけるブラケット(21)の形状は異なるが、機能は同じである。
アクチェータ(70)の全長が縮むと、前記支点(11)を中心に背凭れ部(3)は後傾し、アクチェータ(70)の全長が伸びると、背凭れ部(3)は起立する。
背凭れ部(3)が後傾すると、支点(11)より下位置の背凭れ部(3)の下端は、前方へ移動し、第2リンク(6)を介して第1リンク(5)を枢軸(50)を中心に前方へ回転させる。
背凭れ部(3)が起立すると、第1リンク(5)は後方へ回転する。
第1リンク(5)の上端縁の全長に亘ってカム(53)を具えている。カム(53)は両板部材(51)(51)に跨って帯板(54)を溶接等で固定して形成されている。
両谷部(55a)(55b)及び山部(55c)は、第1リンク(5)の軸孔(52)の中心を半径中心とする円弧面に形成された不感領域(53a)(53b)(53c)が形成されている。
不感領域(53a)(53b)(53c)が、前記座部(2)に配備したローラ(8)に接している間は、ローラ(8)の上下変動、即ち座部(2)の傾きに変化はない。
実施例では、両端の谷部(55a)(55b)の不感領域(53a)(53b)の角度は、後記する駆動源(7)であるアクチェータ(70)の最短長さ、最長長さの固体差を吸収できる角度(固体差を吸収できる範囲)であり、実施例では、約3°である。
中央部の山部(55c)の不感領域(53c)の角度も、約3°である。
ピン(84)は、ベースフレーム(1)の空間(59)内では板部材(51)(51)によってレバー板(82)から抜け出し不能な長さに形成されている。
前記レバー板(82)の突出部(83)をカム(53)のスリット(56)に挿通して、レバー板(82)のピン孔と、板部材(51)(51)の孔(57)を一致させて、板部材(51)(51)の外側から、レバー板(82)にピン(84)を挿通することができる。
前記孔(57)の位置を座部(2)と背凭れ部(3)のリクライニング動作中に、レバー板(82)が取り得ない姿勢の状態で、ピン(84)をレバー板(82)に取り付け可能な位置としておけば、孔(57)を塞がずともレバー板(82)からのピン(84)の脱出を防止できる。
図2、図5に示す如く、ローラ(8)がカム(53)の山部(55c)に当接しているとき、座部(2)は最大傾斜角度となり、座部(2)の前端は最も高位置にある。
図3、図6に示す如く、ローラ(8)がカム(53)の後側の第2谷部(55b)に当接しているとき、座部(2)は前記リセット状態と同じく最小傾斜角度に保たれ、座部(2)の前部は最も低位置にある。このとき背凭れ部(3)は全倒している。
実施例のセンサー(9)はリミットスイッチ(91)であって、第1リンク(5)に取り付けたドグ(93)が、第1リンク(5)が前傾方向に回転する途上で、リミットスイッチ(91)の検知片(92)を押すことによって、第1リンク(5)の所定倒れ角度を検出する。
実施例では、第1リンク(5)の山部(55c)がローラ(8)を押し上げた状態、即ち、座部(2)の最大傾斜状態のときに、ドグ(93)が検知片(92)を押す。
ドグ(93)は第1リンク(5)の回転中心を半径中心とする停止円弧面(93a)を有し、検知片(92)を押した後、それ以上に第1リンク(5)が前傾しても、検知片(92)を更に押し込むことはない。
第1リンク(5)上のカム(53)はローラ(8)を押し上げて座部(2)の前部を持ち上げ方向に傾斜させる。
カム(53)の山部(55c)にローラ(8)が当接すればセンサー(9)がこれを検出し、座部(2)の前部は最も高位置に達する。背凭れ部(3)は図2、図5に示す如く、中間位置まで倒れる。
上記センサー(9)の検出時点でアクチェータ(70)の動きを停止する様にすれば、上記図2の状態で使用者はマッサージを受けることができる。
アクチェータ(70)によって、更に、第1リンク(5)を前傾させると、図3、図6に示す如く、ローラ(8)はカム(53)の後端の谷部(55b)に当接し、座部(2)の傾斜角度は、リセット時の状態に戻り、背凭れ部(3)は全倒する。
又、座部(2)の最上昇位置においても、ローラ(8)は不感領域(53c)と接しているので、アクチェータ(70)の固体差のバラツキを吸収でき、座部(2)の最大傾斜角度を一定に保つことができ、且つセンサー(9)の取付位置に多少のバラツキがあっても座部(2)の最上昇点を容易に検知できる。
1基の駆動源(7)で背凭れ部(3)と座部(2)の傾動を連動させて行なうから、制御も簡素でき、マッサージ機の製造コストを抑えることができる。
図15乃至図18は、マッサージユニット(200)の取付けの一例を示している。
以降の図は、背凭れ部(3)や座部(2)のリクライニング機構は省略している。
背凭れ部(3)にマッサージユニット(200)、ベースフレーム(1)に電源制御部(320)を配備し、該電源制御部(320)に操作部(330)がコード(331)で接続されている。
昇降用モータ(250)の正逆回転で、マッサージユニット(200)は背凭れ部(3)を昇降する。
左右の主アーム(800)(900)はユニットフレーム(300)により直接的又は間接的に前記両斜軸スリーブ(600)(700)に対する回転が規制されている。
左主アーム(800)には左上アーム(100)と左下アーム(110)がそれぞれ支軸(101)(111)にて回転可能に軸支されている。同様に右主アーム(900)には右上アーム(120)と右下アーム(130)がそれぞれ支軸(121)(131)にて回転可能に軸支されている。
リンク(150)両端の連結部は共に自在継手によるものとする。
一方、左右の主アーム(800)(900)には、下アーム(110)(130)も回転可能に支持されている。又、下アーム(110)(130)の一端はワイヤー(230)によりレバー(210)と結ばれている。揉み軸(500)に固定された偏芯カム(501)がレバー(210)を押すことでワイヤー(230)が図21の矢印の方向に引っ張られると、チューブ(220)に案内されて下アームの一端を引っ張ることになり、下アーム(110)(130)は、上アーム(800)(900)に対して閉じる方向に回転する。
尚、下アーム(110)(130)はスプリング(図示せす)によって開く方向に付勢されている。
図22、図23に示す如く、上アーム(100)(120)の押圧子(140)を使用者の左右の肩上に当たるように、又、下アーム(110)(130)の押圧子(160)を使用者の背中側に当たるようマッサージユニット(200)を構成すれば、上記作用により押圧子(140)(160)が外から首方向へ移動しながら肩を挟み揉む動作となる。
一方、下アームは上アームに連動して動きがゼロになるため、それ以上の押圧力を発生しえない。このため、肩つかみ揉みにおいて、上アームの押圧は強いが、下アームの押圧は弱いという現象が起きていた。
又、下アーム(110)(130)は揺動する主アーム(800)(900)に軸支されているため、偏芯カム(501)との距離、角度が変化するため剛体で下アーム(110)を揉み軸(500)に連繋することは出来ないが、該距離、角度の変化を吸収できるワイヤー(230)を用いることで、その問題を解消できる。
さらに備芯カム(501)のカム曲線の変化、あるいは斜軸スリーブ(600)(700)との位相の変化、レバー(210)のレバー比の変化などにより、下アーム(110)(130)の動作を上アーム(100)(120)とは無関係に変化させることができる。
図24は、揉み機能に加えて叩き機能を付加したマッサージユニット(201)を背凭れ部(3)に搭載した椅子式マッサージ機を示している。
叩き機能のメカニズムは、図25、図26に示す如く、前記揉み軸(500)の下方に叩き軸(509)を取り付けて、前記主アーム(800)(900)と、叩き軸(509)上の偏芯回転リング(502)とをロッド(503)にて連結した公知の構造である。
揉み軸(500)の右端部、叩き軸(509)の両端部は、ホルダー(505)に圧入したベアリング(504)に支持され、ホルダー(505)は、ユニットフレーム(300)の縦壁(301)にネジ(506)で固定されている。
過大なマッサージ反力を主アーム(800)(900)が受けると、梃子の作用で、揉み軸(500)及び叩き軸(509)に大きな負荷が掛かる。この負荷によって上記ホルダー(505)のネジ締め締結では、フレーム縦壁(301)とホルダー(505)との間に滑りが生じ、ネジ(506)と孔(302)のクリアランス分だけホルダー(505)にガタが発生する。その結果マッサージ反力の方向が変化する毎に、図29に示す如く、ネジ(506)が孔壁(302a)と衝突して、音が発生する。
段付き部(507c)と孔(302)のクリアランスがゼロに近いので、大荷重時でもフレーム縦壁(301)とホルダー(505)との間にガタは生じず、衝突音の発生もない。
又、フレーム縦壁(301)とホルダー(505)の孔が多少ずれても面取部(507d)により孔の芯合わせが行われるので、ネジ(507)がつっかえることなく最後までネジ込みできる。
2 座部
3 背凭れ部
4 リンク機構
5 第1リンク
53 カム
53a 不感領域
53b 不感領域
53c 不感領域
55 カム面
55a 谷部
55b 谷部
55c 山部
6 第2リンク
7 駆動源
70 アクチェータ
8 ローラ
82 レバー板
84 ピン
9 センサー
93 ドグ
Claims (8)
- 後部を中心に前部が昇降可能な座部(2)と、該座部(2)の後方に位置し下部を中心に前後に傾動可能に背凭れ部(3)を具え、1つの駆動源(7)と、カム(53)を含むリンク機構(4)とによって、背凭れ部(3)、座部(2)を傾動させる椅子式マッサージ機であって、
リンク機構(4)は、第1、第2の2つのリンク(5)(6)からなり、第1リンク(5)は、座部(2)の下方にて下端をベースフレーム(1)に枢支されて座部(2)及び背凭れ部(3)の傾動面内にて回動可能であり、第1リンク(5)は座部(2)に配備したローラ(8)が当接するカム(53)を有し、
第2リンク(6)は第1リンク(5)と背凭れ部(3)を連結しており、
駆動源(7)はリンク機構(4)又は背凭れ部(3)に連繋されており、
背凭れ部(3)を起立状態から中間状態を経て全倒状態まで傾動させるときに、背凭れ部(3)が起立状態から中間状態まで傾動する際には、前記カム(53)は座部(2)をその前端が上昇するよう傾動させ、背凭れ部(3)が中間状態から全倒状態まで傾動する際には、カム(53)は上昇した座部(2)の前端が下がるよう傾動させ、 カム(53)のカム面(55)の1又は複数箇所に、座部(2)の傾動に影響を与えない不感領域(53a)(53b)(53c)が設けられている、椅子式マッサージ機。 - カム(53)の不感領域(53a)(53b)(53c)は、第1リンク(5)の回動中心を半径中心とする円弧面である、請求項1に記載の椅子式マッサージ機。
- カム(53)の不感領域(53a)(53b)(53c)は、少なくともカム(53)の両端部の最も低い谷部(55a)(55b)の何れか一方、又はカム(53)の最も高い山部(55c)を含む部分に設けられている、請求項1又は2に記載の椅子式マッサージ機。
- ベースフレーム(1)に対する第1リンク(5)の傾きをセンサー(9)で検出して、座部(2)が所定の角度に傾いたことを検知する、請求項1乃至3の何れかに記載の椅子式マッサージ機。
- 第1リンク(5)の回動中心に接近した位置にて、ベースフレーム(1)又は第1リンク(5)の何れか一方にセンサー(9)であるリミットスイッチ(91)、他方に該リミットスイッチ(91)を動作させるドグ(93)を配備している、請求項4に記載の椅子式マッサージ機。
- センサー(9)は、座部(2)の前端が最上昇位置に対応したときの第1リンク(5)の傾きを検出する、請求項4又は5に記載の椅子式マッサージ機。
- カム(53)のカム面(55)には、ローラ(8)の移動方向にスリット(56)が開設され、ローラ(8)には該ローラの回転とは無関係に回転可能にレバー板(82)が突設され、該レバー板(82)が前記カム(53)のスリット(56)に移動可能に嵌まり、レバー板(82)にはスリット(56)からの脱出を防止する抜止めが施されている、請求項1乃至6の何れかに記載の椅子式マッサージ機。
- 第1リンク(5)のカム(53)側は、カム面(55)に沿ってスリット(56)の幅よりも広幅の空間(59)が形成され、スリット(56)は該空間に連通し、第1リンク(5)の壁面には空間(59)に通じる孔(57)が開設され、該孔(57)を通じてピン(84)がレバー板(82)の自由端に挿通されて、該ピン(84)が抜止めとなっており、該ピン(84)は、空間(59)の幅に対して、レバー板(82)から脱出不能な長さである、請求項7に記載の椅子式マッサージ機。
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