JP5097053B2 - 液圧制御ユニット用リザーバ - Google Patents

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本発明は、例えば車両のブレーキ液圧を制御する為のアンチロックブレーキシステム等に適用される液圧制御ユニット用リザーバの技術分野に属する。
従来では、ピストンをピストン高さより高いコイルばねで付勢する構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−1417号公報(第2−9頁、全図)
しかしながら、従来にあっては、長さのある構成であるため、リザーバの容量が少量で成立する軽自動車、自動2輪車に適応した場合、リザーバ全長が長いことにより油圧ユニットの小型化の支障となり、車両搭載性が悪化していた。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、リザーバの全長を短くし、油圧ユニットを小型化でき、これにより軽自動車、自動2輪車への車両搭載性が向上できる液圧制御ユニット用リザーバを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、車輪に設けられた制動機構からブレーキ液が流入することでピストンが押圧されて付勢部材を圧縮し、前記ピストンの上面側の圧縮室にブレーキ液を貯留するリザーバであって、縮設された状態における前記付勢部材の長さ前記ピストンの軸方向の寸法より短い、ことを特徴とする。
よって、本発明にあっては、リザーバの全長を短くし、油圧ユニットを小型化でき、これにより軽自動車、自動2輪車への車両搭載性が向上できる。
以下、本発明の液圧制御ユニット用リザーバを実現する実施の形態を、実施例1〜実施例5に基づいて説明する。
[液圧ユニットについて]
図1は実施例1の液圧制御ユニット用リザーバが設けられた液圧ユニットの説明正面図である。図2は実施例1の液圧制御ユニット用リザーバが設けられた液圧ユニットの説明側面図である。
実施例1では、車両は軽自動車のように軽量小型で、これに伴いブレーキシステムのリザーバ容量が小さいものを例として示す。
ブレーキシステムとしては、例えばX配管形式であり、p系統、s系統が設けられている。このマスタシリンダ30からp系統、s系統が入力され、4輪のホイールシリンダへブレーキ液を配分する液圧制御ユニット1を図示しないブレーキコントローラで制御する構成である。
以下の説明において、p系統、s系統にそれぞれ設けられる構成については、符号にp、sを付し、説明上、両系統で同様の場合は、概ねp、sを省略した符号で説明する。また、4輪(FR,FL,RR,RL)にそれぞれ設けられる構成については、符号にFR,FL,RR,RLを付し、説明上、4輪で同様の場合は、概ねFR,FL,RR,RLを省略した符号で説明する。
液圧制御ユニット1としては、図1、図2に示すように、ハウジング2にモータ3を取り付けるようにし、内部に設けられる偏心カム4を回転させる。ハウジング2の内部で、偏心カム4の左右には、偏心カム4により駆動されるポンプ5(5p,5s)が設けられる。
また、このハウジング2には、図1、図2では図示を省略するブレーキ液路、制御弁、チェック弁が後述するブレーキ液路回路となるように設けられる。
そして、図1、図2に示すようにハウジング2の下部にリザーバ6がそれぞれの系統ごとに設けられる(符号6p,6s)。
また、このハウジング2には、マスタシリンダ30からの2系統(p,s)のブレーキ液の入力ポート7(7p,7s)と4輪(FR,FL,RR,RL)への出力ポート26(26FR,26FL,26RR,26RL)が設けられる。
[ブレーキ液圧回路について]
図3に示すのは、実施例1の液圧制御ユニット用リザーバが設けられた液圧ユニットの油圧回路図である。
液圧制御ユニット1は、モータ3、偏心カム4、ポンプ5(5p,5s)、リザーバ6(6p,6s)、入力ポート(7p,7s)、出力ポート26(26FR,26FL,26RR,26RL)、イン側ゲート弁9(9p,9s)、アウト側ゲート弁10(10p,10s)、増圧制御弁11(11FR,11FL,11RR,11RL)、減圧制御弁12(12FR,12FL,12RR,12RL)、チェック弁13(13p,13s)、14(14FR,14FL,14RR,14RL)、15(15p,15s)、16(16p,16s)、17(17p,17s)、ブレーキ液路18(18p,18s)、19(19p,19s)、20(20FR,20FL,20RR,20RL)、21(21FR,21FL,21RR,21RL)、22(22p,22s)、23(23p,23s)、24(24p,24s)、25(25p,25s)を備えている。
ここで説明する油圧回路構成は、ハウジング2の内部に設けられる。
ポンプ5は各系統に設けられ、ブレーキ液路23から吸入したブレーキ液を、ブレーキ液路24へ圧送する。ポンプ5の内部には、ポンプシリンダ51(51p,51s)の内部で進退自在に摺動するポンププランジャ52(52p,52s)が設けられ、偏心カム4に向かってプランジャリターンばね53(53p,53s)で付勢されている。
そして、偏心カム4と当接したポンププランジャ52が、偏心カム4の動作とプランジャリターンばね53の付勢力により進退し、これによりブレーキ液を圧送する。
リザーバ6は各系統に設けられ、リターン路21(21FR,21FL,21RR,21RL)のうち2つが合流されたリターン路22(22p,22s)に接続され、リターン路21に逃がされたブレーキ液を一時的に収容する。
入力ポート7は各系統に設けられ、マスタシリンダ30からのブレーキ液を流入させる。
出力ポート26は各輪に設けられ、各輪のホイールシリンダ8(8FR,8FL,8RR,8RL)へブレーキ液を送出する。
イン側ゲート弁9(9p,9s)は、非通電時に閉の制御弁であり、自動制動制御時及びアシスト制御時に、マスタシリンダ30からブレーキ液を取り込むブレーキ液路25(25p,25s)を形成するために開弁する制御弁である。
アウト側ゲート弁10(10p,10s)は、非通電時に開の制御弁であり、自動制御及びアシスト制御時にブレーキ液路19(19p,19s)を、ポンプ5からのブレーキ液をホイールシリンダ8へ送るために閉弁する制御弁である。なお、その際に、ホイールシリンダ圧の目標圧の制御のために開閉が制御される。
増圧制御弁11(11FR,11FL,11RR,11RL)は、各輪に対応して設けられ、マスタシリンダ30からのブレーキ液路19を分岐させ、ホイールシリンダ8へ送るブレーキ液路20(20FR,20FL,20RR,20RL)の途中に設けられる非通電時に開の制御弁である。この増圧制御弁11は、マスタシリンダ30からのホイールシリンダ8へブレーキ液を供給して増圧する弁となる。
減圧制御弁12(12FR,12FL,12RR,12RL)は、各輪に対応して設けられ、増圧制御弁11からホイールシリンダ8へのブレーキ液路の途中から分岐させたリターン路21(21FR,21FL,21RR,21RL)に設けられる非通電時に閉の制御弁である。この減圧制御弁12は、ホイールシリンダ8へ供給されたブレーキ液によるホイールシリンダ圧を減圧する弁となる。
チェック弁13(13p,13s)は、各系統に対応して設けられ、アウト側ゲート弁10を迂回するバイパス路の途中に設けられ、ブレーキ液路18からブレーキ液路19への液路の移動を許可し、ブレーキ液路19からブレーキ液路18への液路の移動を禁止する逆止弁である。
チェック弁14(14FR,14FL,14RR,14RL)は、各輪に対応して設けられ、増圧制御弁11を迂回するバイパス路の途中に設けられ、ブレーキ液路20からホイールシリンダ8への液路の移動を許可し、ホイールシリンダ8からブレーキ液路20への液路の移動を禁止する逆止弁である。
チェック弁15(15p,15s)は、各系統に対応して設けられ、リザーバ6からポンプ5及びブレーキ液路25への液路の移動を許可し、ポンプ5及びブレーキ液路25からリザーバ6への液路の移動を禁止する逆止弁である。
チェック弁16(16p,16s)は、各系統に対応してポンプ5の内部に設けられ、ポンプ5の内部から吐出口への液路の移動を許可し、ポンプ5の吐出口から内部への液路の移動を禁止する逆止弁である。
チェック弁17(17p,17s)は、各系統に対応してポンプ5の内部に設けられ、ポンプ5の吸入口から内部への液路の移動を許可し、ポンプ5の内部から吸入口への液路の移動を禁止する逆止弁である。
[リザーバの構造について]
図4は実施例1における液圧ユニットのリザーバ部分の断面図である。図5はリザーバの皿ばねの平面図である。
リザーバ6は、ピストン61、皿ばね62、リザーバプラグ63、Oリング64、流路65,66を備え、アンチロックブレーキシステムに適用される蓄圧器として機能する。
リザーバ6は、ハウジング2の下部の外周面部分に設けられる。ハウジング2のこの部分は、外部に開口する所定径の開口部2aと、開口部2aより小径で高さのあるシリンダ孔2bを同心で開口部2aに接続して構成される。
そして、小径なシリンダ孔2bの端面部には、リターン路22、23に接続する流路65、66を接続するように設ける。
そして、シリンダ孔2bには、シリンダ孔2bの軸方向に摺動自在なピストン61を設ける。ピストン61の外周には、環状の溝61aを設け、Oリング64を所定の圧縮状態で設ける。Oリング64は圧縮状態で配置されることにより、その内周側がピストン61の溝61aに密接し、その外周側がシリンダ孔2bの内壁に密接する。これにより、Oリング64より上方の圧縮室は漏れなく密封された状態が維持される。ピストン61には上述の通り、環状の溝61aを形成することやシリンダ孔2b内での傾きを抑制するために軸方向の寸法は所定の長さを必要とする。
次に開口部2aの下端には、内部を密閉するリザーバプラグ63が設けられる。リザーバプラグ63は、開口部2aへ圧入され、溶接やかしめ等により固定されることにより、内部を密封するよう設けられる。
さらに、リザーバプラグ63に密閉された内部には、皿ばね62を配置する。
皿ばね62は、環状部分62a、舌片部分62b、スリット62cを備えている。
環状部分62aは、最も外周側の環状の部分であり、開口部2aとシリンダ孔2bの接続部分、つまり環状の段差として形成される部分に配置され、リザーバプラグ63により押し付けられるように固定される。
舌片部分62bは、皿ばね62の環状部分62aから中央へ徐々に幅を狭くする形状で伸長するとともに、斜め上方へ伸長する部分であり、片持ち状態に設けられる舌片形状の部分である。
この舌片部分62bは、四方に配置されるように4つが設けられる。また、最も中央の部分は、環状部分62aに並行する平面を形成する。
そして、この4つの舌片部分62bの中央の平面部分がピストン61の下面に当接して、ピストン61を流路65,66が設けられる上方へ付勢する。
つまり、舌片部分62bが片持ちの皿ばねとなる構造である。
なお、舌片部分62bは、弾性部材に対して、十字形状のスリット62cを設け、所定角度に起立させることにより、形成される。
皿ばね62は、ピストン61がシリンダ孔2bの端面に上面が当接する状態での付勢力をセット荷重とし、その状態の環状部分62aからの高さをセット長とする。そして、ピストン61には、外周部分に下方へ突出させたストッパ部61bを設け、ストッパ部61bが環状部分62aに当接した状態が使用領域の最大荷重となるように伸縮する構造である。
実施例1のリザーバ6では、ピストン61の軸方向の高さ、つまり、上面からストッパ部61bの下端までを高さh1とし、皿ばね62のセット長をh2とすると、皿ばね62による付勢力をピストン61へ付加する構成にすることで、h1>h2にしている。
[液圧制御ユニット及びリザーバの動作について]
実施例1の液圧制御ユニット1の動作をリザーバ6の動作とともに説明する。
例としてアンチロックブレーキシステムの場合について説明する。
ドライバによりブレーキペダルが操作されると、マスタシリンダ30からブレーキ液がp系統の入力ポート7p、s系統の入力ポート7sへ送出される。
以下2系統は同様の動作であるため、p,s系統等を省略した符号を用いて説明する。
入力ポート7からのブレーキ液は、ブレーキ液路18によりアウト側ゲート弁及びチェック弁13を通過し、ブレーキ液路19、20を流れ、増圧制御弁11を通りホイールシリンダ8のホイールシリンダ圧を高めることにより各輪のブレーキ動作を行う。
そして、スリップ率等を制御するようにして、減圧制御弁12が制御されホイールシリンダ8からブレーキ液をリターン路21、22によりリザーバ6へ流入させる。
リザーバ6では、流入するブレーキ液によりピストン61が押圧され、皿ばね62を圧縮して、圧縮室を拡げ、その分流入する。
リザーバ6で一時的に収容したブレーキ液は、ブレーキ液路23を通り、ポンプ5によりブレーキ液路24へ圧送され、ブレーキ液路19、18によりマスタシリンダ側へ送られる。
また、実施例1の液圧制御ユニット1では、自動制動制御等を行える油圧回路構成となっている。その場合、及び減圧したホイールシリンダ圧の再増圧の際は、リザーバ6に一時的に収容したブレーキ液は、ポンプ5から増圧制御弁11へ送られる。
[リザーバの全長について]
実施例1では、リザーバ6が皿ばね62によりピストン61を付勢する構成にしているので、リザーバの全長が短くなる。これにより液圧制御ユニット1は小型化が可能になる。
これにより軽自動車や自動2輪車のように比較的軽量な車両への搭載性が向上することになる。
実施例1の作用を明確にするために、さらに説明を加える。
特開2006-1447に示すように、リザーバにコイルばねを用い、ピストン高さよりばねセット長が高いと、リザーバの容量が少なくて済む場合に要求される小型化を満たすことが困難である。
リザーバのためのスペースは、軽自動車や2輪車等において、液圧制御ユニットのハウジングに設けられることになる。リザーバは概ね、ピストンが摺動する圧縮室の形成に、ハウジングに設けるシリンダ孔を用いているため、縦長のリザーバは、液圧制御ユニットのハウジングに縦長なスペースを要求することになる。また、ハウジングに設けるシリンダ孔を用いているため、リザーバのみハウジングから突出する構成も困難となる。
軽自動車や2輪車等では、排気量の大きな車両に比較して車体自体が小さくなるため、ほとんどの部品で、小型化や点数の削減が要求されることになり、満たせないことは搭載性を困難にする。
実施例1では、リザーバ6が皿ばね62を用いてh1>h2の関係となり高さ方向に短くなることにより、これらの問題を解決し、軽自動車や2輪車における搭載性を向上させる。
次に効果を説明する。
実施例1の液圧制御ユニット用リザーバにあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)車輪のホイールシリンダ8から流入したブレーキ液を貯留するリザーバ6であって、ハウジング2に形成されたシリンダ孔2bと、シリンダ孔2b内を軸方向に摺動自在に設けられたピストン61と、シリンダ孔2bの開口部2aを閉塞するリザーバプラグ63と、シリンダ孔2bの開口部2aでリザーバプラグ63とピストン61の間に縮設された皿ばね62を有し、ピストン61の軸方向の寸法h1が縮設された状態における皿ばね62のセット長h2より長くしたため、リザーバの全長を短くし、油圧ユニットを小型化でき、これにより軽自動車、自動2輪車への車両搭載性が向上できる。
(2)上記(1)において、付勢部材は皿ばね62であるため、セット長が短くなることにより、ピストン61の軸方向の寸法h1が縮設された状態における皿ばね62のセット長h2より大きくすることを、コストを抑制して行い、油圧ユニットの小型化、自動車、自動2輪車への車両搭載性向上を、コストを抑制して行うことができる。
(3)上記(2)において、皿ばね62は変形用のスリット62cを有するため、スリット62cを環状部分62aの内側に設け、所定の形状に起立させることにより板ばねとして作用する舌片部分62bを形成するので、コストを抑制したピストン61の付勢部材とすることができる。
(4)上記(1)〜(3)において、ピストン61とリザーバプラグ63の対向面のピストン61には、ピストン61の摺動量を規制するストッパ部61bが設けられているため、皿ばね62の使用領域を良好な弾性範囲内にすることができ、信頼性の高いリザーバにすることができる。
(6)車輪のホイールシリンダ8から流入したブレーキ液を貯留するリザーバ6あって、ハウジング2に形成されたシリンダ孔2bと、シリンダ孔2bの内部を軸方向に摺動自在に設けられたピストン61と、シリンダ孔2bの開口部2aを閉塞するリザーバプラグ63と、シリンダ孔2bの開口部2aでリザーバプラグ63とピストン61の間に縮設された薄い皿ばね62としたため、リザーバの全長を短くし、油圧ユニットを小型化でき、これにより軽自動車、自動2輪車への車両搭載性が向上できる。
実施例2の液圧制御ユニット用リザーバは、皿ばねが環状の部分をピストンに当接させるようにした例である。
図6は実施例2における液圧ユニットのリザーバ部分の断面図である。図7は実施例2におけるリザーバの皿ばねの平面図である。
実施例2の皿ばね67は、環状部分67a、舌片部分67b、スリット67cを備えている。
環状部分67aは、最も外周側の環状の部分であり、実施例2では、ピストン61の下面に当接する。そして、ピストン61を流路65,66が設けられる上方へ付勢する。
舌片部分67bは、皿ばね67の環状部分67aから中央へ同じ幅で伸長するとともに、斜め下方へ伸長する部分であり、片持ち状態に設けられる舌片形状の部分である。
この舌片部分67bは、四方に配置されるように4つが設けられる。また、最も中央の部分は、環状部分67aに並行する平面を形成する。
そして、この4つの舌片部分67bの中央の平面部分が、リザーバプラグ63の上面に当接する構造である。つまり、舌片部分67bが片持ちの皿ばねとなる構造である。
なお、舌片部分67bは、弾性部材に対して、図7に示すような中央から徐々円弧状に広がるスリット67cを設け、所定角度に起立させることにより、形成される。
また、実施例2では、ピストン61の下面中央に下方に突出したストッパ部61cを設ける。そして、ストッパ部61cが、皿ばね67の舌片部分67bの中央の部分に当接した状態をピストン61の下方限界位置とし、皿ばね67の最大圧縮状態にすることで、良好な弾性範囲内で使用されるようにする。
実施例2のリザーバ6でも、ピストン61の軸方向の高さ、つまり、上面からストッパ部61cの下端までを高さh1とし、皿ばね67のセット長をh2とすると、皿ばね67による付勢力をピストン61へ付加する構成にすることで、h1>h2にしている。
実施例2では、皿ばね67の環状部分67aがピストン61の下面に接し、ともに上下動する。皿ばね67のピストン61への当接面積が比較的大きいため、ピストン61への付勢力を偏りなく伝達することができ、Oリング64の偏磨耗などを防止する。
その他構成、作用効果は実施例1と同様であるので説明を省略する。
実施例3の液圧制御ユニット用リザーバは、皿ばねの環状部分をピストン下部に係合させるようにした例である。
図8は実施例3における液圧ユニットのリザーバ部分の断面図である。図9は実施例3におけるリザーバの皿ばねの平面図である。図10は実施例3におけるリザーバの皿ばねの斜視図である。
実施例3の皿ばね68は、環状部分68a、伸長部分68b、折曲部分68c、係合孔68d、スリット68eを備えている。
環状部分68aは、内部に所定径の孔を係合孔68dとして備え、最も内側に設けられる部分である。実施例3では、ピストン61の下面から下方に突出させるストッパ部61cを円柱状にし、係合孔68dと係合させる。
伸長部分68bは、環状部分68aから外周側の4方向へ同じ幅で伸長する部分である。
そして、伸長部分68bの外周側の端部から、両回転方向の円周状伸び、且つ斜め下方に伸長する折曲部分68cを設ける。
これにより実施例3の皿ばね68では、片持ち構造の板ばねとして作用する8つの折曲部分68cが、リザーバプラグ63の上面に当接する構造である。
なお、伸長部分68b及び折曲部分68cは、円弧状の部分と一部が外周へ伸びる形状のスリット68eを設け、最も外側の環状の部分がスリット68eにより切欠された部分を所定角度に起立させることにより形成される。
また、ストッパ部61cは、下端がリザーバプラグ63の上面に当接する状態をピストン61の下方限界位置とし、皿ばね68の最大圧縮状態にすることで、良好な弾性範囲内で使用されるようにする。
実施例3のリザーバ6でも、ピストン61の軸方向の高さ、つまり、上面からストッパ部61cの下端までを高さh1とし、皿ばね68のセット長をh2とすると、皿ばね68による付勢力をピストン61へ付加する構成にすることで、h1>h2にしている。
実施例3では、皿ばねの環状部分68aがピストン61のストッパ部61cと係合することにより、より安定して、ピストン61とともに一部が上下動するようにし、板ばねとして機能する折曲部分68cが8つとなることにより、よりピストン61への付勢力を偏りなく伝達することができ、Oリング64の偏磨耗などを防止する。
実施例3の液圧制御ユニット用リザーバにあっては、上記(1)〜(4),(6)に加えて、以下の効果を有する。
(5)上記(4)において、付勢部材は皿ばね68であり、皿ばね68はピストン61のストッパ部61cに環状部分68aを係合させているため、より安定してばねの伸縮を行い、よりピストン61への付勢力を偏りなく伝達することができ、Oリング64の偏磨耗などを防止することができる。
その他構成、作用効果は実施例1と同様であるので説明を省略する。
実施例4の液圧制御ユニット用リザーバは、皿ばねを波型にした例である。
図11は実施例4における液圧ユニットのリザーバ部分の断面図である。図12は実施例4におけるリザーバの皿ばねの斜視図である。
実施例4の皿ばね69は、環状部分69a、内孔69bを備えている。
環状部分69aは、内部に所定径の孔を内孔69bとして備える環状の部分である。
そして、所定のセット長となるように波型となっている。
実施例4の皿ばね69では、波型から平板へ向かって弾性変形することにより、ピストン61を付勢する。
また、ピストン61のストッパ部61cは、下端がリザーバプラグ63の上面に当接する状態をピストン61の下方限界位置とし、皿ばね69の最大圧縮状態にすることで、良好な弾性範囲内で使用されるようにする。
実施例4のリザーバ6でも、ピストン61の軸方向の高さ、つまり、上面からストッパ部61cの下端までを高さh1とし、皿ばね69のセット長をh2とすると、皿ばね69による付勢力をピストン61へ付加する構成にすることで、h1>h2にしている。
皿ばね69は、形状が複雑でなく、コストが非常に抑制される。
その他構成、作用効果は実施例1と同様であるので説明を省略する。
実施例5の液圧制御ユニット用リザーバは、2輪のブレーキ装置に用いられた例である。
図13は、実施例5の液圧制御ユニット用リザーバが設けられた2輪の液圧ユニットの油圧回路図である。
図13に示す2輪の液圧ユニットの油圧回路図では、増圧制御弁11と減圧制御弁12によりアンチロック制御を2輪の車両において行うようにしている。
この2輪のブレーキシステムにおいても、減圧制御弁12により逃がされたホイールシリンダ8のブレーキ液は、リザーバ6へ一時的に収容され、ポンプ5によりマスタシリンダ30の側へ圧送される。
なお、2輪(F,R)であり、アンチロック制御のみを行うため、ホイールシリンダ8(8F,8R)、増圧制御弁11(11F,11R)、減圧制御弁12(12F,12R)、チェック弁14(14F,14R)、ブレーキ液路20(20F,20R)、リターン路21(21F,21R)、出力ポート26(26F,26R)は、各系統(p,s)に一つずつ設ける構成となる。
リザーバの構成は、実施例1〜実施例4で説明したものを用いることとし、説明を省略する。
2輪の車両においては、その車重等に起因し、リザーバの容量は少なくて済む。その場合に、リザーバが皿ばねを用い、その全長を短くしているため、液圧制御ユニットは、2輪車両への搭載性が向上する。
その他構成、作用効果は実施例1と同様であるので説明を省略する。
以上、本発明の液圧制御ユニット用リザーバを実施例5に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例では、リザーバを液圧制御ユニットのハウジングの下部に設けたが、他の位置であってもよく、また、ハウジングのさらに内部位置に設けるようにしてもよい。
また例えば、実施例の皿ばねは、環状部分のない薄板ばねであってもよい。つまり、平面部分と起立部分からなり、平面部分は環状でなくともよい。
また例えば、実施例2〜実施例4の皿ばねは、表裏が逆であってもよい。このように表裏を問わない構成にすると、組付け作業が容易となり結果的にコストが抑制できる。
実施例1の液圧制御ユニット用リザーバが設けられた液圧ユニットの説明正面図である。 実施例1の液圧制御ユニット用リザーバが設けられた液圧ユニットの説明側面図である。 実施例1の液圧制御ユニット用リザーバが設けられた液圧ユニットの油圧回路図である。 実施例1における液圧ユニットのリザーバ部分の断面図である。 リザーバの皿ばねの平面図である。 実施例2における液圧ユニットのリザーバ部分の断面図である。 実施例2におけるリザーバの皿ばねの平面図である。 実施例3における液圧ユニットのリザーバ部分の断面図である。 実施例3におけるリザーバの皿ばねの平面図である。 実施例3におけるリザーバの皿ばねの斜視図である。 実施例4における液圧ユニットのリザーバ部分の断面図である。 実施例4におけるリザーバの皿ばねの斜視図である。 実施例5の液圧制御ユニット用リザーバが設けられた2輪の液圧ユニットの油圧回路図である。
符号の説明
1 液圧制御ユニット
2 ハウジング
2a 開口部
2b シリンダ孔
3 モータ
4 偏心カム
5(5p,5s) ポンプ
6(6p,6s) リザーバ
7(7p,7s) 入力ポート
8(8FL,8RR,8FR,8RL) ホイールシリンダ
9(9p,9s) イン側ゲート弁
10(10p,10s) アウト側ゲート弁
11(11FL,11RR,11FR,11RL) 増圧制御弁
12(12FL,12RR,12FR,12RL) 減圧制御弁
13(13p,13s) チェック弁
14(14p,14s) チェック弁
15(15p,15s) チェック弁
16(16p,16s) チェック弁
17(17p,17s) チェック弁
18(18p,18s) ブレーキ液路
19(19p,19s) ブレーキ液路
20(20FL,20RR,20FR,20RL) ブレーキ液路
21(21FL,21RR,21FR,21RL) リターン路
22(22p,22s) リターン路
23(23p,23s) ブレーキ液路
24(24p,24s) ブレーキ液路
25(25p,25s) ブレーキ液路
26(26p,26s) 出力ポート
30 マスタシリンダ
51 ポンプシリンダ
52 ポンププランジャ
61 ピストン
61a 溝
61b ストッパ部
61c ストッパ部
62 皿ばね
62a 環状部分
62b 舌片部分
62c スリット
63 リザーバプラグ
64 Oリング
65,66 流路
67 皿ばね
67a 環状部分
67b 舌片部分
67c スリット
68 皿ばね
68a 環状部分
68b 伸長部分
68c 折曲部分
68d 係合孔
68e スリット
69 皿ばね
69a 環状部分
69b 内孔

Claims (6)

  1. ウジングに形成された収容穴と、
    前記収容穴内を軸方向に摺動自在に設けられたピストンと、
    前記収容を閉塞する蓋部材と、
    前記収容穴で前記蓋部材と前記ピストンの下面との間に縮設された付勢部材を有し、
    車輪に設けられた制動機構からブレーキ液が流入することで前記ピストンが押圧されて前記付勢部材を圧縮し、前記ピストンの上面側の圧縮室にブレーキ液を貯留するリザーバであって、
    縮設された状態における前記付勢部材の長さ前記ピストンの軸方向の寸法より短い
    ことを特徴とする液圧制御ユニット用リザーバ。
  2. 請求項1に記載の液圧制御ユニット用サーバにおいて、
    前記付勢部材は皿ばねである、ことを特徴とする液圧制御ユニット用リザーバ。
  3. 請求項2に記載の液圧制御ユニット用サーバにおいて、
    前記皿ばねは変形用スリットを有することを特徴とする液圧制御ユニット用リザーバ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の液圧制御ユニット用サーバにおいて、
    前記ピストンと前記蓋部材の対向面の少なくとも一方には前記ピストンの摺動量を規制する規制部が設けられている、
    ことを特徴とする液圧制御ユニット用リザーバ。
  5. 請求項4に記載の液圧制御ユニット用サーバにおいて、
    前記付勢部材は皿ばねであり、該皿ばねは前記規制部に係合している、
    ことを特徴とする液圧制御ユニット用リザーバ。
  6. ウジングに形成された収容穴と、
    前記収容穴内を軸方向に摺動自在に設けられたピストンと、
    前記収容を閉塞する蓋部材と、
    前記収容穴で前記蓋部材と前記ピストンの下面との間に縮設された薄板ばねを有し
    車輪に設けられた制動機構からブレーキ液が流入することで前記ピストンが押圧されて前記薄板ばねを圧縮し、前記ピストンの上面側の圧縮室にブレーキ液を貯留するリザーバであって、
    縮設された状態における前記薄板ばねの長さが前記ピストンの軸方向の寸法より短い
    ことを特徴とする液圧制御ユニット用リザーバ。
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