JP5095992B2 - 蓄電池の液漏れ防止装置 - Google Patents

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Description

この発明は、蓄電池内に収容された電解液の漏出を防止する蓄電池の液漏れ防止装置に関する。
蓄電池、例えば鉛蓄電池には電槽内で発生したガスを外部に排出するための排気経路が設けられている。例えば特開2004−172099公報(特許文献1)の蓄電池においては、電槽の開口部を覆う二重蓋構造の蓋体で排気経路を形成し、この排気経路を通して電槽内のセル室で発生したガスを外部に排出するようにしている。そして、蓄電池が振動したり傾いたりしたときに、電槽内の電解液が排気経路を通して外部に漏出するのを防止するために、排気経路に通じる排気室内に防沫板を設け、排気室内にガスと共に電解液が流動したときにその防沫板で気液分離して電解液を電槽内に還流し、ガスのみをフィルターを通して外部に放出させるようにしている。
また、特開昭57−143261号公報(特許文献2)に見られるように、蓋体の凹部の底部に排気筒を形成するとともに、その排気筒を囲むように防沫板を設けて蓄電池が横転しても電解液が漏出しないようにした蓄電池も提案されている。
特開2004−172099公報 特開昭57−143261号公報
しかしながら、前記各特許文献に示されるものでは、いずれも蓄電池が上下反転する逆さまの状態にまで転倒したような場合には、どうしても電槽内の電解液が漏れ出てしまうという問題がある。
この発明は、このような問題点を課題とし、蓄電池が上下反転する逆さまの状態にまで転倒したような場合であっても電槽内の電解液の漏出を防止することができる蓄電池の液漏れ防止装置を提供することを目的としている。
請求項1の発明は、電槽の上部に、蓋本体の上に上蓋が重なり、その間で前記電槽内のセル室のガスを外部に排出させる排気経路を構成してなる二重蓋構造の蓋体が設けられた蓄電池において、前記蓋本体の底部に電槽内のセル室に対応して凹部を形成し、この凹部の上部周囲を隔壁で囲って凹部の上部に排気室を形成すると共に、この排気室を通気部を通して前記排気経路に連通させ、前記凹部の底部には前記セル室に連通し、かつ凹部の底部から所定の高さで突出するガス排気筒を設け、前記排気室内には仕切壁を設け、この仕切壁で前記排気室内を前記ガス排気筒が配置する第1の隔室と前記通気部に通じる第2の隔室とに区画し、前記仕切壁の下部で、前記ガス排気筒の上端のレベルより下方の位置に、前記第1の隔室と第2の隔室とを連通させる連通部を設け、前記凹部の周壁の上部には、前記セル室と前記第1の隔室とを連通させるガス排気孔を形成してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、電槽の上部に、蓋本体の上に上蓋が重なり、その間で前記電槽内のセル室のガスを外部に排出させる排気経路を構成してなる二重蓋構造の蓋体が設けられた蓄電池において、前記蓋本体の底部に電槽内のセル室に対応して凹部を形成し、この凹部の上部周囲を隔壁で囲って凹部の上部に排気室を形成すると共に、この排気室を通気部を通して前記排気経路に連通させ、前記凹部の底部には前記セル室に連通し、かつ凹部の底部から所定の高さで突出するガス排気筒を形成し、前記排気室内には仕切壁を設け、この仕切壁で前記排気室内を前記ガス排気筒が配置する第1の隔室と前記通気部に通じる第2の隔室とに区画し、前記仕切壁の下部で、前記ガス排気筒の上端のレベルより下方の位置に、前記第1の隔室と第2の隔室とを連通させる連通部を設け、前記凹部の周壁の上部には、前記セル室と第1の隔室とを連通させるガス排気孔を形成し、前記第1の隔室内には下端に開口を有し、その下端の開口面が前記ガス排気筒の上端のレベルより下方に位置してそのガス排気筒の上端部を覆う逆有底筒状のカバーを設けてなることを特徴としている。
この発明によれば、蓄電池が上下反転する逆さまの状態にまで転倒したような場合であっても電槽内の電解液の漏出を防止することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1にはこの発明の第1の実施形態に係る鉛蓄電池の全体の外観を示してある。この鉛蓄電池は、電槽1を有し、この電槽1の上端の開口部に蓋体2が設けられている。蓋体2は電槽1の開口部に熱融着された蓋本体3と、この蓋本体3の上面一側寄りの段差部4に重ね合わされて嵌着された上蓋5とで二重蓋構造に構成されている。そして蓋本体3の他側寄りの上面隅部には鉛製の端子6,7が取り付けられている。
図2には電槽1の上の蓋本体3から上蓋5を取り外した状態の平面図と、その取り外した上蓋5を上下反転した状態の平面図を示してある。電槽1内は隔壁8により複数のセル室9に区画されている。各セル室9内には、正負極板をセパレータを介して交互に積層した極板群(図示せず)が収納されているととともに、多量の電解液が注入されている。
蓋本体3の上面には各セル室9に対応して複数の注液口10が形成され、これら注液口10がそれぞれ液口栓11で密閉されている。
蓋本体3の段差部4の底面には、各セル室9に対応してそれぞれ下に窪む凹部15が形成されている。図3(イ)には凹部15の断面構造を示してある。図3(イ)に示すように、凹部15はほぼ漏斗状に形成され、その底面の中央部にガス排気筒16が一体に形成され、また凹部15の周壁上部の一部に小さなガス排気孔17が形成され、これらガス排気筒16及びガス排気孔17とにより凹部15の上部内側の空間とこれに対応するセル室9とが互いに連通している。前記ガス排気筒16は凹部15の底面の上下方向に延び、また前記ガス排気孔17は前記ガス排気筒16の上端よりも十分に高い上方のレベルの位置に形成されている。
段差部4の底面には、図2に示すように、凹部15の上部周囲を囲むように隔壁20が一体に形成されている。この隔壁20は平面形状がほぼ角形のP字状をなし、一部に切欠部20aを有し、この切欠部20aにより隔壁20の内側と外側とが連通している。
上蓋5の裏面には、蓋本体3の上面の各隔壁20に対応する複数の隔壁21が一体に形成されている。これら隔壁21は蓋本体3の上面の各隔壁20と同形状で、一部に切欠部21aを有している。また、上蓋5の裏面の両端の側壁にはそれぞれ外部排気孔23が形され、これら外部排気孔23の内側にそれぞれフィルター24が配設されている。
図3(イ)に示すように、上蓋5はその裏面を下に向けて蓋本体3における段差部4の上に重ね合わされ、蓋本体3に融着されている。上蓋5の重ね合わせにより上蓋5と蓋本体3の段差部4との間に排気経路22が構成され、また蓋本体3の隔壁20と上蓋5の隔壁21とが互いに当接し、その当接した隔壁20,21の内側で凹部15の上部の周囲を囲む排気室25が構成され、さらに切欠部20a,21aとの当接で前記排気室25を前記排気経路22に連通させる通気部26が構成されている。
また図2に示すように、上蓋5の裏面の各隔壁21の内側には、それぞれ蓋本体3の各凹部15に対応するように複数の仕切壁27が一体に形成され、蓋本体3の各隔壁20の内側には、前記仕切壁27に対応する受壁28が一体に形成されている。
図4は上蓋5を一端側端面から見た側面図で、この図4に示すように、仕切壁27は下方に向かってテーパー状に幅が狭まる台形状をなし、上蓋5が蓋本体3の段差部4の上に重ね合わされた際に、前記受壁28に嵌合し、この仕切壁27により図3(イ)に示すように前記排気室25内がガス排気筒16及びガス排気孔17に通じる第1の隔室31と、前記通気部26に通じる第2の隔室32とに区画されている。
仕切壁27の下部には第1の隔室31と第2の隔室32とを連通させる連通部34が設けられている。この連通部34は、凹部15の底面に形成されたガス排気筒16の上端より下方のレベルの位置に設けられている。なお、前記隔壁20,21の当接部、仕切壁27と受壁28の当接部はそれぞれ熱融着され、気密的に接合されている。
このような蓄電池において、充放電により電槽1の各セル室9内でガスが発生したときに、そのガスはガス排気筒16及びガス排気孔17を通して凹部15の内側の第1の隔室31内に流入する。そしてこの第1の隔室31内から連通部34、第2の隔室32、通気部26を順に通って隔壁20,21の外側に流出するとともに、その隔壁20,21の外周を周回して排気経路22に至り、さらにこの排気経路22からフィルター24を通り外部排気孔23から蓄電池の外部に排出される。
一方、蓄電池が正立する図3(イ)の状態から図3(ロ)に示すように蓄電池がその上下が反転する逆さまの状態に転倒したときには、ガス排気筒16を通して排気室25内の大気の空気がセル室9内に流入するとともに、この空気との置換でセル室9内の電解液がガス排気筒16及びガス排気孔17を通して第1の隔室31内に順次流入し、その液面が隔室31内で上昇する。
そして図3(ハ)に示すように、電解液の液面が逆さまとなったガス排気筒16の上端(図の下端)にまで達すると、その液面でガス排気筒16が密閉され、セル室9内への空気の流入が停止する。つまり、気液の置換が行なわれなくなり、セル室9内から第1の隔室31内への電解液の流出が停止し、この状態が保持される。なお、第1の隔室31は連通部34を介して第2の隔室32に連通しているが、連通部34は逆さまとなったガス排気筒16の上端(図の下端)より図における上方のレベルの位置にあるから、第1の隔室31内の電解液が第2の隔室32内に流入することはない。
このように蓄電池が上下反転する逆さまの状態となっても、セル室9内から流出する電解液は第1の隔室31内に留められ、蓄電池の外部へ漏れ出るようなことがない。
逆さまとなった蓄電池を再び正立させたときには、図3(ニ)に示すように、第1の隔室31内の電解液がその隔室31の底部側に溜まる。そしてこの際には連通部34が隔室31の底部に位置し、このため隔室31内の電解液がその連通部34を通して第2の隔室32内に流れ込み、この流れ込みで第1の隔室31内の電解液の液面が下降し、ガス排気孔17より下方のレベルに達し、そのガス排気孔17が開放される。この開放でセル室9内の空気がガス排気孔17を通して外部に流出し、これに応じて凹部15内の電解液がガス排気筒16を通してセル室9内に還流する。なお、隔室31内に溜まる電解液の量によっては、蓄電池を正立させてもガス排気孔17がその電解液で閉じられたまま開放されない場合があるが、この場合でも凹部15内の電解液とセル室9内の空気とのガス排気筒16を介して行なわれる気液置換により凹部15内の電解液がガス排気筒16を通してセル室9内に還流する。
凹部15内での液面の下降は、図3(ホ)に示すようにガス排気筒16の上端の位置で停止する。したがって、その下方には電解液が残るが、その量は僅かであり、時間の経過と共に蒸発するから問題はない。
図5及び図6には第2の実施形態を示してある。なお、この第2の実施形態において、図1〜図4に示す第1の実施形態の構成と対応する部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
この第2の実施形態においては、図5に示すように、上蓋5の裏面の各仕切壁27の片面側にカバー40が一体に形成されている。このカバー40は、図6(イ)に示すように、下面に開口を有する逆有底筒状をなしている。そして上蓋5が蓋本体3に取り付けられた状態のもとで、カバー40は第1の隔室31内に配置され、このカバー40により凹部15から突出したガス排気筒16の上端の周囲が覆われている。そしてこのカバー40の下端の開口面は、ガス排気筒16の上端より下方で仕切壁27の下端より上方のレベルの位置に位置している。
この実施形態では、前記第1の実施形態の場合と同様に、セル室9内で発生したガスは、ガス排気筒16及びガス排気孔17を通して第1の隔室31内に流入する。そしてこの第1の隔室31内から連通部34、第2の隔室32、通気部26を順に通って隔壁20,21の外側に流出するとともに、その隔壁20,21の外周を周回して排気経路22に至り、さらにフィルター24を通り外部排気孔23から蓄電池の外部に排出される。
一方、蓄電池が正立する図6(イ)の状態から図6(ロ)に示すように蓄電池が上下反転する逆さまの状態に転倒したときには、ガス排気筒16を通して大気中の空気がセル室9内に流入するとともに、この空気との置換でセル室9内の電解液がガス排気筒16及びガス排気孔17を通して第1の隔室31内に流出する。
ガス排気筒16から流出する電解液はカバー40内に流入し、このカバー40内で液面が上昇する。また、ガス排気孔17から流出した電解液は第1の隔室31内のカバー40の外側の領域に流入し、この領域内で液面が上昇してカバー40内に流入する。カバー40内の液面が図6(ハ)に示すように、ガス排気筒16の上端(図の下端)にまで達すると、その液面でガス排気筒16が密閉され、セル室9内への空気の流入が停止する。つまり、気液の置換が行なわれなくなり、セル室9内から隔室31内への電解液の流出が停止する。
このように蓄電池が上下反転する逆さまの状態となっても、セル室9内から流出する電解液はカバー40内とその外側の領域の隔室31内に留められ、したがって蓄電池の外部へ漏れ出るようなことがない。
逆さまとなった蓄電池を再び正立させたときには、図6(ニ)に示すように、カバー40内の電解液及びその外側の領域の電解液がサイホンの原理によりガス排気筒16を通してセル室9内に還流する。サイホンの原理による電解液の流れは、カバー40の下端の開口がガス排気筒16の上端より下方にあることから、電解液が図6(ニ)に矢印で示すように逆U字状に流れることにより達成される。
蓄電池が転倒状態から正立したときには、隔室31内の電解液がその底部の凹部15に溜まってガス排気孔17が開放され、このガス排気孔17を通してセル室9内の空気が大気中に流出するから前記サイホンの作用は有効に行なわれる。
隔室31内の電解液がサイホンの原理でセル室9内に還流して凹部15内の液面がカバー40の下端のレベルにまで下降したときにその電解液の還流が停止し、凹部15の底部に電解液が残る。
前記第1の実施形態ではガス排気筒16の上端のレベルの下方に電解液が残るが、この第2の実施形態ではそれよりさらに下方のカバー40の下端のレベルの下方に電解液が残り、したがってその残留量がより少なくなる。
なお、図7に変形例として示すように、例えばカバー40の内底部に詰め物50を詰め込んでカバー40の容量を小さくするようにしてもよく、この場合には逆さまとなった蓄電池を再び正立させたときに生じるサイホンの作用をより有効に働かせることが可能となる。 また、図5に示す第2の実施形態の蓋本体3には注液口が記載されていないが、例えばガス排気筒16を比較的大径の筒状とし、そのガス排気筒16から電解液をセル室9内に注入する構成とすることが可能である。この場合、蓄電池を逆さまに転倒すると、ガス排気筒16を通る気液の置換でそのガス排気筒16からカバー40内に電解液が流出するが、その電解液の液面上昇でガス排気筒16が密閉され、電解液の流出が止まるから問題はない。
以上述べたように、この発明によれば、蓄電池を上下反転する逆さまの状態に転倒させた場合でも蓄電池からの電解液の漏れを防止することができる。
この発明の第1の実施形態に係る鉛蓄電池の外観を示す斜視図。 その蓄電池の蓋体の構造を示す平面図。 その蓄電池の要部の構造を示す断面図。 その蓄電池の上蓋の側面図。 この発明の第2の実施形態に係る鉛蓄電池の蓋体の構造を示す平面図。 その蓄電池の要部の構造を示す断面図。 その蓄電池の要部の変形例を示す断面図。
符号の説明
1…電槽
2…蓋体
3…蓋本体
5…上蓋
9…セル室
15…凹部
16…ガス排気筒
17…ガス排気孔
20.21…隔壁
22…排気経路
23…外部排気孔
24…フィルター
25…排気室
26…通気部
27…仕切壁
31…第1の隔室
32…第2の隔室
34…連通部
40…カバー

Claims (2)

  1. 電槽の上部に、蓋本体の上に上蓋が重なり、その間で前記電槽内のセル室のガスを外部に排出させる排気経路を構成してなる二重蓋構造の蓋体が設けられた蓄電池において、
    前記蓋本体の底部に電槽内のセル室に対応して凹部を形成し、この凹部の上部周囲を隔壁で囲って凹部の上部に排気室を形成すると共に、この排気室を通気部を通して前記排気経路に連通させ、前記凹部の底部には前記セル室に連通し、かつ凹部の底部から所定の高さで突出するガス排気筒を設け、前記排気室内には仕切壁を設け、この仕切壁で前記排気室内を前記ガス排気筒が配置する第1の隔室と前記通気部に通じる第2の隔室とに区画し、前記仕切壁の下部で、前記ガス排気筒の上端のレベルより下方の位置に、前記第1の隔室と第2の隔室とを連通させる連通部を設け、前記凹部の周壁の上部には、前記セル室と前記第1の隔室とを連通させるガス排気孔を形成してなることを特徴とする蓄電池の液漏れ防止装置。
  2. 電槽の上部に、蓋本体の上に上蓋が重なり、その間で前記電槽内のセル室のガスを外部に排出させる排気経路を構成してなる二重蓋構造の蓋体が設けられた蓄電池において、
    前記蓋本体の底部に電槽内のセル室に対応して凹部を形成し、この凹部の上部周囲を隔壁で囲って凹部の上部に排気室を形成すると共に、この排気室を通気部を通して前記排気経路に連通させ、前記凹部の底部には前記セル室に連通し、かつ凹部の底部から所定の高さで突出するガス排気筒を形成し、前記排気室内には仕切壁を設け、この仕切壁で前記排気室内を前記ガス排気筒が配置する第1の隔室と前記通気部に通じる第2の隔室とに区画し、前記仕切壁の下部で、前記ガス排気筒の上端のレベルより下方の位置に、前記第1の隔室と第2の隔室とを連通させる連通部を設け、前記凹部の周壁の上部には、前記セル室と第1の隔室とを連通させるガス排気孔を形成し、前記第1の隔室内には下端に開口を有し、その下端の開口面が前記ガス排気筒の上端のレベルより下方に位置してそのガス排気筒の上端部を覆う逆有底筒状のカバーを設けてなることを特徴とする蓄電池の液漏れ防止装置。
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