JP5095333B2 - 電子時計 - Google Patents

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本発明は、地震による揺れの予測情報を表示する電子時計に関する。詳しくは、予測震度と余裕時間とを、文字盤上の目盛を指針で指して示すことにより、視認性を高め、揺れの発生に備えた行動を早く起こすことを可能とするものである。
平成15年度より文部科学省の委託により「高度即時的地震情報伝達実用化プロジェクト」が開始した。このプロジェクトは、独立行政法人防災科学研究所、気象庁、特定非営利活動法人リアルタイム地震情報利用協議会および日本気象協会の共同研究である。
このプロジェクトの研究成果により、平成18年8月1日より、緊急地震速報の先行的運用が開始された。また、平成19年10月1日より本格運用が開始され、緊急地震速報が日本国民に広く提供されることとなった。
緊急地震速報は、防災科学研究所が日本全域で約800カ所に設置した地震計を結ぶ高感度地震観測網(Hi−net、他)と、気象庁が整備した約200カ所の地震計とを合わせて、合計約1000カ所の観測データを利用して行われる。
地震波は、秒速6〜8kmと早く伝搬するP波(プライマリウェーブ:縦波)と、秒速3〜4kmと遅く伝搬するS波(セカンダリウェーブ:横波)とがあり、到達時の震度の違いから、前者を初期微動、後者を主要動という。地震による建物の倒壊や地割れなどの被害は、主として震度が大きい後者の主要動によって発生する。
緊急地震速報とは、地震波の初期微動の開始(P波の到達)を震源近くの地震計で早期に捉え、主要動が到達(S波の到達)前に、推定震度が大きいと予想される地域に速報として伝達し、被害が発生する前にインフラ設備(鉄道やガス等)を停止し、住民に避難行動を促し、人的、物的被害を最小限にすることを目的とする仕組みである。
地震発生直後に最寄りの地震計でP波をキャッチし、地震発生時刻、震央(緯度、経度、深さ)、マグニチュードの情報を求め、気象庁から緊急地震速報の第一報として専用線で契約対象者(2次配信先)へ配信する。
例えばNHK(日本放送協会)では、緊急地震速報の第一報を気象庁から受信すると、震度5弱以上の地震が到達すると推定される地域に緊急地震速報として放送中の画面にメッセージを表示する。この放送を観た視聴者は、主要動(S波)到達前に、机の下にもぐるなど、揺れの発生に備えた行動が可能となる。
また、地震はいつどこで発生するか特定できないので、あらゆる日時・場所で、瞬時に緊急地震速報を受信し、1秒でも早く揺れの発生に備えた行動をとることができる装置の普及が重要な事項である。このため、テレビ・ラジオなどで緊急地震速報を受信する仕組みとは別に、情報通信ネットワークを通じて緊急地震速報を配信・受信する仕組みが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1では、情報通信ネットワークを通じて配信された緊急地震速報を受信し、特定の地域の地震による揺れの予測情報を出力する緊急地震速報装置が提案されている。また特許文献1には、地震による揺れの予測情報を、携帯型受信器で受信して表示する例が記載されている。これは、予測震度と主要動の到達までの余裕時間とを、文字のみで表示するものである。
特開2006−112922号公報(図10、図13)
しかし、特許文献1に記載された従来の表示例では、地震による揺れの予測情報を文字で示すため、視認性が悪い問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決し、ユーザーが情報を誤って認識することを防止することができ、視認性の高い電子時計を提供することを目的とする。
本発明にかかる電子時計は、上記の目的を達成するため、文字盤と、文字盤に対して回転可能に支持された複数の指針と、指針を回転させる駆動手段と、駆動手段を制御する演算手段とを有する電子時計において、演算手段は、1つの指針により文字盤上の目盛を指して、1つの所定の情報を示すように駆動手段を制御する第1の状態と、各指針のいずれか2つの指針を組合せて組合せ針をなし、該組合せ針により文字盤上の目盛を指して1つの所定の情報を示すように駆動手段を制御する第2の状態と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明にかかる電子時計は、演算手段は、第2の状態で、2つの指針を組合せて組合される前の各指針より面積が大きい組合せ針をなし、該組合せ針により文字盤上の目盛を指して、1つの所定の情報を示すように駆動手段を制御することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、組合せ針をなす各指針は、文字盤と異なる色で着色された着色部を有し、演算手段は、組合せ針の文字盤と異なる色の面積が、組合される前の各指針の文字盤と異なる色の面積より大きくなるように駆動手段を制御することを特
徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、指針として、時針と分針と秒針とを備え、演算手段は、第1の状態で、文字盤上の目盛を各指針で指して、時刻情報を示すように駆動手段を制御することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、当該電子時計の位置情報を取得する位置情報取得手段と、地震の発生時刻、発生位置および規模の情報を含む緊急地震速報を受信する受信手段と、を更に備え、演算手段は、第2の状態で、当該電子時計の位置情報と緊急地震速報と現在時刻とから、当該電子時計の位置における予測震度と、主要動の到達までの余裕時間とを演算し、駆動手段を制御して文字盤上の目盛を組合せ針で指して、予測震度と余裕時間とを示すことを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、演算手段は、指針が、演算された余裕時間を示した後、時間の経過に応じて回転して主要動の到達までの時間を示すように駆動手段を制御することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、受信手段による緊急地震速報の受信を、少なくともアラーム音または振動により通知する通知手段を備えることを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、位置情報取得手段は、音声が入力される音声入力部を有し、音声入力部より入力される音声から位置情報を取得することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、位置情報取得手段は、緊急地震速報を搬送する信号から位置情報を取得することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、位置情報取得手段は、文字盤の周囲に設けられた回転リングと、回転リングの回転角を検出する検出手段とを有し、回転リングの回転角から位置情報を取得することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、受信手段は、地上波デジタルワンセグ放送の電波で搬送される緊急地震速報を受信することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、受信手段は、FM文字多重放送の電波で搬送される緊急地震速報を受信することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、受信手段は、日本標準時を示す標準時電波で搬送される緊急地震速報を受信することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、受信手段により受信する、緊急地震速報を搬送する信号の強度を指示する指示手段を備えることを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、当該電子時計を動作させる電池の出力電圧を検出する電圧検出手段を有し、電圧検出手段で検出した電圧が所定の値を下回った場合、受信手段による緊急地震速報の受信を停止することを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、腕時計であることを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、置き時計であることを特徴とするものである。
さらに、本発明にかかる電子時計は、壁掛け時計であることを特徴とするものである。
本発明による電子時計は、いずれか2つの指針を組合せて組合せ針をなし、該組合せ針により前記文字盤上の目盛を指して、1つの所定の情報を示すことにより、ユーザーが情報を誤って認識することを防止することができる。また、組合される前の前記各指針より面積が大きい組合せ針をなし、該組合せ針により前記文字盤上の目盛を指して1つの所定の情報を示すことにより、視認性を高くすることができる。
以下に図面を参照して、本発明の電子時計の好適な実施の形態を詳細に説明する。
[構成の説明]
図1から図3は、本発明の実施例1の電子時計の構成を示す説明図である。まず、図1を用いて、実施例1の電子時計の文字盤と指針の構成について説明する。図1は実施例1の電子時計の文字盤と指針を示す平面図である。図1(a)は通常の時刻表示の状態を示
し、図1(b)は緊急地震速報受信時の状態を示す。
図1に示すように、本発明の電子時計1は、時計モジュール外形101の表面に、文字盤102を備える。文字盤102の表面には、時刻目盛107が印字されるとともに、予測震度目盛105と余裕時間目盛106とが印刷される。
また、本発明の電子時計1は、文字盤102の中心部の固定軸108で回動可能に軸支された、分針103と時針104とを指針として備える。分針103と時針104とは、固定軸108で回動することにより、時刻目盛107、予測震度目盛105および余裕時間目盛106の任意の位置を指示することができる。
通常の時刻表示の状態においては、図1(a)に示すように、分針103と時針104は、時刻目盛107で現在の時刻を指示する。図1(a)では、時刻10時07分を指示する例を示している。
また、緊急地震速報受信時の状態においては、図1(b)に示すように、時針104は、予測震度目盛105上の所定位置を指示する。同時に分針103は、余裕時間目盛106上の所定位置を指示する。図1(b)では、予測震度:6強、猶予時間:10秒を指示する例を示している。
文字盤102に印刷する予想震度目盛105は、震度が大きい場合「赤色」のように、色分けすると認識し易く、好ましい。同様に、余裕時間目盛106は、余裕時間が少ない場合を「赤色」のように、色分けすると認識し易く、好ましい。
次に、本発明の電子時計1の内部の構成について説明する。図2は、本発明の電子時計1の断面構造を模式的に示す図である。図2に示すように、分針103と時針104とは、文字盤102上で、固定軸108で回動可能に軸支される。また、本発明の電子時計1は、固定軸108を回転させるための輪列201を、文字盤102の裏面に備える。さらに、電子時計1は、各種の電子部品が実装される基板202を備える。
基板202には、アンテナ、チューナー等の電子部品203、スピーカ205、振動モータ206が実装されている。スピーカ205と振動モータ206とは、通知手段の一例であり、緊急地震速報の受信時に、警報音と振動とでユーザーに緊急事態を伝えるものである。スピーカ205の代わりに、圧電ブザーを用いても良い。
さらに、基板202上には、LED207とマイクロフォン208が実装されている。LED207は電池残量の低下及び、緊急地震速報受信波の電界強度の強弱を指示する指示手段である。さらに、基板202には、後述するコントローラ等の図2には図示されない各種の電子部品が実装される。さらに電子時計1は電池204を備える。
図3は、本発明による電子時計1の構成を示すブロック図である。電子時計1は、演算手段の一例であるコントローラ409を備える。コントローラ409は、各種の演算、周辺回路の制御などを行うものであり、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備えて構成される。ROMには、後述する位置情報の取得時に用いられる地名と緯度・経度の対応情報、予測震度と余裕時間の演算時に用いられる「走時表」、「500mメッシュ地形分類データ」、各計算式などの各情報が記憶される。コントローラ409には、緊急地震速報の搬送波を受信するための受信回路414が接続し、受信回路414にはアンテナ415が接続する。受信回路414とアンテナ415は、受信手段の一例である。
受信回路414とアンテナ415は、受信する電波の種類により、適宜決定する。ワンセグ放送波を利用する場合、受信周波数は、UHF帯(中心周波数473.1MHz〜767.1MHz)である。また、FM文字多重放送を利用する場合、受信周波数は、FM
帯(中心周波数76.1MHz〜89.9MHz)である。また、日本標準時を示す標準時電波を利用する場合、受信周波数は、長波帯(50KHz〜60KHz)である。電子時計1全体を小型化し、高い転送レートで緊急地震速報を受信するためには、周波数の高いワンセグ放送波を用いることが好ましい。
また、コントローラ409には、位置情報取得手段の音声入力部の一例であるマイクロフォン208が接続するとともに、発信回路410が接続する。さらにコントローラ409には、時針104を駆動するための駆動回路408と、分針103を駆動するための駆動する駆動回路407とが接続する。駆動回路408には、パルスモータ406が接続し、さらに、輪列404を介して、時針104が接続され、時針104を回転させるための駆動手段をなす。駆動回路407には、パルスモータ405が接続し、さらに、輪列403を介して、分針103が接続され、分針103を回転させるための駆動手段をなす。
本発明の電子時計1では、このように、時針104と分針103とに、それぞれ別々の駆動回路とパルスモータと輪列からなる駆動手段が備えられる。このため、後述する緊急地震速報受信時の動作において、時針104と分針103とを独立且つ高速に回転させることができる。
さらに、コントローラ409には、電圧検出回路413が接続され、電圧検出回路413には、各回路、モータ等に電力を供給するための電池204が接続される。電圧検出回路413は電圧検出手段の一例であり、電池204から出力される電圧を検出し、コントローラ409に伝達する。コントローラ409は、電圧検出回路413で検出した電圧が所定の値を下回った場合、LED207で出力電圧の低下を通知するとともに、受信手段による緊急地震速報の受信を停止する。また、電池204は一次電池でも良いが、受信回路414の消費電力が大きい場合は、充電可能な二次電池を用いることが好ましい。
[動作の説明]
次に、本発明の電子時計の緊急地震速報受信時の動作例について説明する。図4は、緊急地震速報受信時の電子時計、気象庁および放送局の関係を示すブロック図である。図5は、本発明の電子時計の緊急地震速報受信時の動作を示すフローチャートである。
本発明の電子時計では、予め位置情報取得手段501により位置情報507を取得させる(ステップ1)。位置情報507の取得は、位置情報取得手段501の音声入力部の一例であるマイクロフォン208を用いて行われる。ユーザーが例えば「東京 千代田区」と位置の情報を発音すると、音声認識機能で取得される情報と、前述した地名と緯度・経度の対応情報より、本発明の電子時計の位置情報507を取得させることができる。
ここでスピーカ205は正しい位置情報507を取得できたことを確認するための復唱用として使用することも可能である。また、位置情報取得手段501の他の例として、緊急地震速報の放送波に放送局の固有コードが含まれる場合は、これをデコードして使用してもよい。
位置情報507を取得した状態で、緊急受信情報を受信する(ステップ2)。緊急地震速報502は、まず、気象庁503から二次配信先である放送局504(例えばNHK)に送られる。放送局504に送られた緊急地震速報502は、放送波(例えばワンセグ放送波)に変調多重化され、緊急地震速報(第一報)505としてユーザーに向け電波送信される。この緊急地震速報505には、少なくとも、地震発生時刻、地震規模(マグニチュード)、地震発生場所(緯度、経度、深さ)が含まれる。放送局504から電波送信された緊急地震速報505は、電子時計1の受信手段506で受信される。
緊急地震速報505の受信後、ステップ1で取得させた電子時計1の位置における地震の予測震度と、主要動の到達までの余裕時間とを演算手段508で演算する(ステップ3
)。以下に、受信手段506で受信した緊急地震速報505と、位置情報取得手段501で取得した位置情報507と、現在時刻とから、演算手段508により、予測震度と主要動の到達までの余裕時間とを演算する方法の概略を説明する。
緊急地震速報505は、地震の発生位置の情報として、緯度・経度(d1)と震源深さ(d2)とを含む。また緊急地震速報505は、地震の発生時刻(d3)と地震の規模(マグニチュード)(d4)の情報を含む。位置情報507は、緯度・経度(d5)の情報を含む。
まず、主要動(S波)が到着するまでの余裕時間の演算方法について説明する。地震発生の緯度・経度(d1)と、位置情報の緯度・経度(d5)の情報から、震央距離(d6)を算出する。その後、算出した震央距離(d6)と地震の震源深さ(d2)と地震の発生時刻(d3)と、気象庁発行の走時表を使用して、現在位置での主要動(S波)到着の予想時刻(d7)を求める。
主要動(S波)到着の予想時刻(d7)と現在時刻の差から、主要動が到着するまでの余裕時間(d8)を求める。
次に、現在位置における予想震度(d9)の演算方法について説明する。まず、基準基盤上での最大速度(d10)を以下の最大速度距離減衰式の式(1)を用いて算出する。ここで、PGV600は基準基盤(S波速度600m/S)での最大速度(cm/s)であり、Mwはモーメントマグニチュードであり、Dは震源の深さ(km)であり、Xは断層最短距離(km)である。
log(PGV600)=0.58Mw+0.0038D−1.29−log(X+
0.0028×100.50Mw)−0.002X・・・(1)
次に、現在位置における最大速度(d11)を以下の式(2)を用いて算出する。ここで、PGVは地表での最大速度(cm/s)であり、ARViは速度増幅度である。この速度増幅度は、防災科研と工学院大学とが作成し提供している「500mメッシュ地形分類データ」を用いることで求めることができる。
PGV=ARVi×1.31×PGV600・・・(2)
次に、式(2)で求めた地表での最大速度PGVを用いて、地表における最大速度PGVと計測震度IINSTRとの関係式である、以下の式(3)から、予想震度(d9)を算出する。式(3)は、計測震度IINSTRが4<IINSTR<7の範囲で適用されるものである。
INSTR=2.68+1.72log(PGV)±0.21・・・(3)
以上のような演算方法により、現在位置における予測震度と主要動の到達までの余裕時間とを演算する
予測震度と余裕時間との演算後、演算した予測震度と余裕時間とに基づいて時針104と分針103とを制御するとともに、通知手段511(スピーカ205、振動モータ206)を制御する(ステップ4)。
コントローラ409は、ステップ3の終了後、図1(b)に示すように、予測震度目盛105の演算された予測震度に応じた位置に、時針104を回転させる。この時針104の回転は、駆動回路408、パルスモータ406および輪列404を含む駆動手段509により行われる。またコントローラ409は、余裕時間目盛106の演算された余裕時間に応じた位置に、分針103を回転させる。この分針103の回転は、駆動回路407、パルスモータ405および輪列403を含む駆動手段510により行われる。
これにより、予測震度目盛105を時針104で指して、演算された予測震度示すとともに、余裕震度目盛106を分針103で指して、演算された余裕時間を示した状態となる。
ここで、通常時計表示から緊急地震速報受信時へ表示を変化させる際は、時針104と分針103の回転量が少ない方向を判定し、時針104と分針103をそれぞれ回転させることが好ましい。演算された余裕時間を指し示した後、分針103は、時間の経過に応じて0秒に向けて時計方向に回転し、主要動の到達までの余裕時間をカウントダウンして示す。
さらに、コントローラ409は、スピーカ205を制御してアラーム音を発生させ、振動モータ206を制御して振動を発生させる。これにより、ユーザーに緊急地震速報の受信を通知し、待避行動などの地震による揺れの発生に備えた行動を促す。
次に、本発明の他の実施形態である実施例2の電子時計の構成について、図6から図9を用いて説明する。以下の説明において、すでに説明した同一の構成には同一の符号を付与しており、その説明は省略する。
実施例2の電子時計は、実施例1の電子時計1の時針・分針に加えて、秒針を備えることを特徴とする。また、実施例2の電子時計は、位置情報取得手段として、回転リングと、回転リングの回転角を検出する検出手段であるロータリーエンコーダとを備えることを特徴とする。
図6は実施例2の電子時計の文字盤と指針を示す平面図である。図6(a)は通常の時刻表示の状態を示し、図6(b)は緊急地震速報受信時の状態を示す。図6に示すように、電子時計2は、時計モジュール外形101の表面に、時刻目盛107、予測震度目盛105および余裕時間目盛106が印刷された文字盤102を備える。また、電子時計2は、文字盤102の中心部の固定軸108で回動可能に軸支された、分針103と時針104と秒針601とを指針として備える。
時針104と分針103と秒針601とが、固定軸108で回転することにより、時刻目盛107、予測震度目盛105および余裕時間目盛106の任意の位置を指示することができる。
通常の時刻表示の状態においては、図6(a)に示すように、分針103と時針104と秒針601は、時刻目盛107で現在の時刻を指示する。図6(a)では、時刻10時07分24秒を指示する例を示している。
また、緊急地震速報受信時の状態においては、図6(b)に示すように、時針104と秒針601は、予測震度目盛105上の所定位置を指示する。同時に分針103は、余裕時間目盛106上の所定位置を指示する。図6(b)では、予測震度:6強、猶予時間:10秒を指示する例を示している。秒針601は、緊急地震速報受信時は、時針104と重なることにより、ユーザーが予測震度と余裕時間を誤って認識することを防止することができる。図6(b)では、秒針601が時針104と重なる例を示したが、秒針601が分針103と重なることにより、ユーザーが予測震度と余裕時間を誤って認識することを防止するとしてもよい。
ここで、通常時計表示から緊急地震速報受信時へ表示を変化させる際は、時針104と分針103と秒針601の回転量が少ない方向を判定し、時針104と分針103と秒針601とをそれぞれ回転させることが好ましい。演算された余裕時間を指し示した後、分針103は、時間の経過に応じて0秒に向けて時計方向に回転し、主要動の到達までの余裕時間をカウントダウンして示す。
図7は電子時計2の断面構造を模式的に示す図であり、図8は電子時計2の構成を示すブロック図である。電子時計2は、位置情報取得手段の一例として、回転リングと、この回転リングの位置を検出するためのロータリーエンコーダ302・303を有する。ロー
タリーエンコーダ302・303は、基板202上に実装される。また、ロータリーエンコーダ302・303は、コントローラ409に接続する。
ここで、電子時計2での位置情報を取得させる方法について説明する。図9は電子時計2の文字盤の第一象限を拡大した平面図である。図9に示すように、電子時計2は、東経表示701が印字された回転リングと、北緯表示702が印字された回転リングとを備える。それぞれの回転リングの回転角は、ロータリーエンコーダ302・303により検出され、コントローラ409に伝達される。
ユーザーは、時計ケースに備えられたリューズ(図示せず)を操作することにより、それぞれの回転リングを独立に回転することができ、目印703に現在位置の北緯と東経を合わせることで、電子時計2に位置情報を取得させる。ここで、図9に示すように、文字盤の北緯、東経回転リング上に、都市名704を印字するとユーザーが現在位置をセットし易い。
図8に戻り、電子時計2の秒針を駆動させる構成について説明する。電子時計2は、時針104、分針103を駆動させる駆動回路・パルスモータ・輪列に加え、秒針601を駆動させるための駆動手段をなす、駆動回路420、パルスモータ419および輪列418を独立に備える。
電子時計2では、このように、時針104と分針103と秒針601とに、それぞれ別々の駆動回路とパルスモータと輪列を含む駆動手段が備えられる。このため、緊急地震速報受信時の動作において、時針104と分針103と秒針601とを独立且つ高速に回転させることができる。
指針として秒針を備えること、位置情報取得手段として回転リング及びロータリーエンコーダを備えること、以外の電子時計2の構成は、図1から図3を用いて説明した電子時計1の構成と同一であり、説明は省略する。また、緊急地震速報の受信時の動作も、図4及び図5で示した実施例1の電子時計1と同様であり、説明は省略する。
次に、本発明の他の実施形態である実施例3の電子時計の構成について、図10から図14を用いて説明する。以下の説明において、すでに説明した同一の構成には同一の符号を付与しており、その説明は省略する。
実施例3の電子時計は、前述した実施例2の電子時計と同様に、指針として時針、分針および秒針を備える。実施例3の電子時計は、実施例1および実施例2の電子時計と、時針・分針・秒針の各指針と文字盤の構成が異なることを特徴とする。
図10は実施例3の電子時計の文字盤と指針を示す平面図である。図10(a)は通常の時刻表示の状態を示し、図10(b)は緊急地震速報受信時の状態を示す。図11は、実施例3の電子時計の文字盤を示す平面図である。
図10に示すように、電子時計3は、時計モジュール外形101の表面に、時刻目盛107、予測震度目盛105および余裕時間目盛106が印刷された文字盤102を備える。また、電子時計3は、文字盤102の中心部の固定軸108で回動可能に軸支された、分針103と時針104と秒針601とを指針として備える。
実施例3の電子時計3の文字盤102においては、予測震度目盛105および余裕時間目盛106は、時刻目盛107と共通の目盛を有して設けられている。図10および図11に示す例においては、時刻目盛107の3時〜7時に相当する箇所に、予測震度目盛105の震度3〜震度7が設けられ、時刻目盛107の0秒〜60秒に相当する箇所に、余裕時間目盛106の0秒〜60秒が設けられる。
これにより、実施例1および実施例2の電子時計のように、時刻目盛107と、予測震度目盛105・余裕時間目盛106を別々に設ける構成と比較して、文字盤102上の表示が簡素化され、視認性を向上させることが可能となる。
実施例3の電子時計は、実施例1および実施例2の電子時計と同様に、時針104と分針103と秒針601とが、固定軸108で回転することにより、時刻目盛107、予測震度目盛105および余裕時間目盛106の任意の位置を指示することができる。
通常の時刻表示の状態においては、図10(a)に示すように、分針103と時針104と秒針601は、時刻目盛107で現在の時刻を指示する。図10(a)では、時刻10時09分35秒を指示する例を示している。
また、緊急地震速報受信時の状態においては、図10(b)に示すように、時針104は、予測震度目盛105上の所定位置を指示する。また、分針103と秒針601とは互いに組合され、組合せ針109として余裕時間目盛106上の所定位置を指示する。図10(b)では、余裕時間:7秒、予測震度:5強を指示する例を示している。
通常時計表示から緊急地震速報受信時へ表示を変化させる際は、時針104と分針103と秒針601の回転量が少ない方向を判定し、時針104と分針103と秒針601とをそれぞれ回転させることが好ましい。演算された余裕時間を指し示した後、組合せ針109は、時間の経過に応じて0秒に向けて時計方向に回転し、主要動の到達までの余裕時間をカウントダウンして示す。
ここで、図10(b)に示すように、分針103と秒針601とが組合された組合せ針109は、組合せる前の分針103及び秒針601より面積が大きい。すなわち、組合せ針109は、組合せる前の分針103及び秒針601より、視認性が高い。
このため、緊急地震速報受信時に、分針103および時針104のそれぞれの指針のみで地震の予測情報を指示する実施例1の電子時計と比較して、地震の予測情報をより早く把握することが可能となる。同様に、緊急地震速報受信時に、分針103および時針104のそれぞれの指針で地震の予測情報を指し示し、秒針601が分針103または時針104と重なった状態となる実施例2の電子時計と比較しても、地震の予測情報をより早く把握することが可能となる。
ここで図12は、緊急地震速報受信時の他の表示例を示す平面図である。余裕時間が60秒を越える場合は、図12に示すように、分針103と秒針601を組合せず、分針103で余裕時間の“分”を示し、秒針601で余裕時間の“秒”を示すとしても良い(図12では、余裕時間:1分45秒を指示する例を示している)。この場合、余裕時間が60秒となった時点で、図10(b)に示すように分針103と秒針601とで組合せ針109をなして余裕時間を指し示す。
以上の説明では、分針103と秒針601とが組み合わされて組合せ針109をなして、主要動の到達までの余裕時間を指し示す例を示した。しかし本発明はこれに限定されるものではなく、秒針601と時針104、又は時針104と分針103とが組み合わされて組合せ針109をなし、予測震度または余裕時間を指し示しても良い。
次に、実施例3の時針104、分針103および秒針601の他の例について説明する。図13及び図14は、時針104、分針103および秒針601の他の例を示す説明図である。それぞれの図(a)は図10(a)と同様に通常時刻表示の状態を示し、図(b)は図10(b)と同様に緊急地震速報受信時の状態を示す。
図13及び図14に示す例は、各指針に施された着色が異なるものである。図13に示す例においては、時針104が着色部104aを有し、秒針601が着色部601bを有
する。着色部104a、601bは、文字盤102と異なる色で着色されている。これにより、秒針601および時針104の視認性が向上し、秒針601および時針104で指し示す情報のユーザーによる早い把握を可能となる。
図14に示す指針の例においては、時針104が着色部104bを有し、分針103が着色部103aを有し、秒針601が着色部601cを有する。着色部104b、103a、601cは、文字盤102の色と異なる色で着色されている。これにより、各指針の視認性が向上し、各指針で指し示す情報のユーザーによる早い把握が可能となる。
ここで、分針103の着色部103aと秒針601の着色部601cとは同じ色で着色されている。また、図14(a)及び(b)に示すように、分針103と秒針601とが組合された組合せ針109は、文字盤102の色と異なる同一の色で着色された面積(着色部103a、着色部601cの面積)が、組合せる前の分針103及び秒針601と比較して大きい。すなわち、組合せ針109は、組合せる前の分針103及び秒針601より、視認性が高い。
このため、図14に示す指針においては、図10及び図13に示す指針と比較して、組合せ針109で指し示す情報のユーザーによるより早い把握が可能となる。
時針・分針・秒針の各指針と文字盤以外の実施例3の電子時計の構成は、実施例1及び実施例2の電子時計の構成と同一であり、説明は省略する。また、緊急地震速報の受信時の動作も、実施例1及び実施例2の電子時計と同様であり、説明は省略する。
上述した、時針104、分針103および秒針601の駆動は、実施例1及び実施例2の電子時計と同様に、演算手段により制御された駆動手段により行われる。
以上説明した、本発明の実施例では、時刻表示用の時針、分針、秒針を用いて、緊急地震速報の受信時に予想震度および余裕時間を表示するとした。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、時刻表示用の指針とは別に、緊急地震速報の受信時に予想震度および余裕時間を表示する指針を、独立に設けても良い。
また、位置情報取得手段による電子時計の位置情報の取得方法として、上述した各実施例の他に、例えば、携帯電話の基地局から電波の受信、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波の受信などにより、電子時計の位置情報を取得するとしてもよい。
以上説明した、本発明による各実施例の電子時計は、緊急地震速報を受信し、現在位置での予測震度と主要動の到達までの余裕時間とを、文字盤上の目盛を指針で指して示す。これにより、文字による表示(デジタル表示)と比較して視認性が高くなり、揺れの予測情報を瞬時に把握し、揺れの発生に備えた行動を早く起こすことが可能となる。
また、本発明の電子時計は、腕時計型とすることにより外出時なども常に身に付けておくことが可能となる。これにより、外出時にポケットや鞄の中に入れて持ち歩く携帯電話と比べて、緊急地震速報の受信による予測情報を瞬時に確認して必要な行動を早く起こすことが可能となる。
また、本発明の電子時計は時針、分針を指針として備える指針式の電子時計である。このため、デジタル表示式の電子時計と比べて、個人の嗜好性に合わせて、長期間所有しても飽きがこないデザインにすることが可能となる。
さらに、本発明の電子時計は、一般家庭、オフィスなどに設置される場合は、掛け時計型や置き時計型とすることが好ましく、駅や映画館など公衆の場に設置される場合は、大型時計型とすることが好ましい。
以上説明した本発明の実施例では、緊急地震速報を受信して現在位置での揺れの予測情報を表示するとしたが、本発明は、津波速報を受信して、津波到達までの余裕時間や予測
津波高さを指し示す用途など、緊急地震速報以外の緊急警報への適用も可能である。
本発明の実施例1の電子時計の文字盤と指針の構成を示す説明図である。 本発明の実施例1の電子時計の断面構造を模式的に示す説明図である。 本発明の実施例1の電子時計の構成を示すブロック図である。 本発明の電子時計、気象庁および放送局の関係を示すブロック図である。 本発明の電子時計の緊急地震速報受信時の動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施例2の電子時計の文字盤と指針の構成を示す説明図である。 本発明の実施例2の電子時計の断面構造を模式的に示す説明図である。 本発明の実施例2の電子時計の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2の電子時計の位置情報取得手段の構成を示す説明図である。 本発明の実施例3の電子時計の文字盤と指針の構成を示す説明図である。 本発明の実施例3の電子時計の文字盤の構成を示す説明図である。 本発明の実施例3の電子時計の他の表示例を示す説明図である。 本発明の実施例3の電子時計の指針の他の例を示す説明図である。 本発明の実施例3の電子時計の指針の他の例を示す説明図である。
符号の説明
1、2 電子時計
102 文字盤
103 分針
103a 着色部
104 時針
104a、104b 着色部
105 予測震度目盛
106 余裕時間目盛
107 時刻表示目盛
109 組合せ針
201、403、404、418 輪列
202 基板
203 電子部品
204 電池
205 スピーカ
206 振動モータ
207 LED
208 マイクロフォン
302、303 ロータリーエンコーダ
501 位置情報取得手段
506 受信手段
508 演算手段
509、510 駆動手段
511 通知手段
601 秒針
601b、601c 着色部
405、406,419 パルスモータ
407、408、420 駆動回路
414 受信回路
415 アンテナ
409 コントローラ
410 発信回路
701 東経表示
702 北緯表示
703 目印

Claims (13)

  1. 文字盤と、前記文字盤に対して回転可能に支持された複数の指針であって前記文字盤と異なる色で着色された着色部を有する時針と分針と秒針と、前記各指針を回転させる駆動手段と、前記駆動手段を制御する演算手段とを有する電子時計において、
    更に当該電子時計の位置情報を取得する位置情報取得手段と、地震の発生時刻、発生位置および規模の情報を含む緊急地震速報を受信する受信手段とを設け、
    前記演算手段は、
    指針により前記文字盤上の目盛を指して、時刻情報を示すように前記駆動手段を制御する第1の状態と、
    前記各指針のいずれか2つの指針を組合せて、組合される前の前記各指針より面積が大きい組合せ針をなすとともに、前記組合せ針の前記文字盤と異なる色の面積が、組合される前の前記各指針の前記文字盤と異なる色の面積より大きくなるように、前記駆動手段を制御し、
    当該電子時計の前記位置情報と前記緊急地震速報と現在時刻とから、当該電子時計の位置における予測震度と、主要動の到達までの余裕時間とを演算し、前記駆動手段を制御して前記文字盤上の目盛を前記組合せ針で指して、前記予測震度と前記余裕時間とを示すように前記駆動手段を制御する第2の状態とをし、
    該第2の状態において、前記演算手段は、前記指針が、演算された前記余裕時間を示した後、時間の経過に応じて回転して主要動の到達までの時間を示すように前記駆動手段を制御することを特徴とする電子時計。
  2. 前記受信手段による緊急地震速報の受信を、少なくともアラーム音または振動により通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項に記載の電子時計。
  3. 前記位置情報取得手段は、音声が入力される音声入力部を有し、前記音声入力部より入力される音声から前記位置情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の電子時計。
  4. 前記位置情報取得手段は、前記緊急地震速報を搬送する信号から前記位置情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の電子時計。
  5. 前記位置情報取得手段は、前記文字盤の周囲に設けられた回転リングと、前記回転リングの回転角を検出する検出手段とを有し、前記回転リングの回転角から前記位置情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の電子時計。
  6. 前記受信手段は、地上波デジタルワンセグ放送の電波で搬送される前記緊急地震速報を受信することを特徴とする請求項からの何れか1つに記載の電子時計。
  7. 前記受信手段は、FM文字多重放送の電波で搬送される前記緊急地震速報を受信する ことを特徴とする請求項からの何れか1つに記載の電子時計。
  8. 前記受信手段は、日本標準時を示す標準時電波で搬送される前記緊急地震速報を受信する ことを特徴とする請求項からの何れか1つに記載の電子時計。
  9. 前記受信手段により受信する、前記緊急地震速報を搬送する信号の強度を指示する指示手段を備えることを特徴とする請求項からの何れか1つに記載の電子時計。
  10. 当該電子時計を動作させる電池の出力電圧を検出する電圧検出手段を有し、
    前記電圧検出手段で検出した電圧が所定の値を下回った場合、前記受信手段による前記緊急地震速報の受信を停止することを特徴とする請求項からの何れか1つに記載の電子時計。
  11. 腕時計であることを特徴とする請求項1から10の何れか1つに記載の電子時計。
  12. 置き時計であることを特徴とする請求項1から10の何れか1つに記載の電子時計。
  13. 壁掛け時計であることを特徴とする請求項1から10の何れか1つに記載の電子時計。
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