JP5095307B2 - ドア施解錠装置 - Google Patents
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Description
(車両1の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る車両の概略図である。車両1は、図示しないエンジン等を搭載する車両本体10と、車両本体10に開閉自由に設けられたドア11と、ドアロック機構270の図示しないフックと結合することによってドア11を車両本体10に固定(ロック)するストライカ13とを有し、ドア11には、後述するドアハンドル12、ドアロック機構270、キー挿入口211を備えたドア施解錠装置2が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態に係るドア施解錠装置の概略図であり、図3(a)は、本発明の実施の形態に係るキーの斜視図であり、図3(b)は、本発明の実施の形態に係るIDピンの斜視図であり、図3(c)は、本発明の実施の形態に係るIDピンを組付けた後のキーの斜視図であり、図4は、本発明の実施の形態に係るスライダの概略図である。ドア施解錠装置2は、キーのIDと車両1のIDを照合するID照合部20と、ID照合部20のIDの照合の結果に基づいてドア11の施錠及び解錠を制御するドア施解錠機構部25とで概略構成されている。
ID照合部20は、矩形状を有するキー200と、スリーブ210と、スライダ230と、ロックピン240と、ピン241とで概略構成され、スライダ230は、ロックピン240によってスリーブ210に固定されている。以下にそれぞれの詳細な説明を行う。
キー200は、矩形状を有するキー本体201と、キー本体201のキー200の差込み方向の外面に設けられ、操作者が持つ部分である取手201aと、キー本体201に設けられた凹部202と、キー本体201の上部に備えられた凸部203とを有し、キー本体201の側面には、固定ピン205を挿入する固定ピン穴204が複数設けられている。
スリーブ210は、キー200が挿入されるキー挿入口211を有し、キー挿入口211には、塵、ほこり及び雨等の進入を防ぐシャッター212が設けられている。また、スリーブ210は、スライダ230が挿入されている凹部213を有し、凹部213は、バネ220を備えた底面214と、後述するロックピン240とピン241が挿入されるピン開口216、及びピン穴217を備えた側面215とを有している。また、スリーブ210は、ドアハンドル12の取手120が、矢印E及びF方向に自在に移動可能な開口218を備えている。
スライダ230は、図4に示すように、側面231と、曲面232と、底面233と、先端234とを有し、側面231には、矩形状を有するロックピン240が挿入される断面円形状のロックピン開口235が複数設けられ、図2に示すバネ220が、矢印A方向の弾性力を底面233に与えている。スリーブ210の側面215には、複数のロックピン開口235に対応した位置にピン開口216が設けられている。また、スライダ230の先端付近には、凹部236が設けられ、その形状によって、ID照合後のL型リンク125と接するタイミングを調整することができる。なお、スライダ230及びロックピン開口235の形状は、これに限定されず、用途に応じて様々な形状が考えられる。
図5(a)は、本発明の実施の形態に係るリンク機構の概略図であり、図5(b)は、本発明の実施の形態に係る図5(a)のA−A線断面図である。ドア施解錠機構部25は、ドアハンドル12と、ドアハンドル12の凸部123にナット124を介して支持されたL型リンク125と、L型リンク125にナット126を介して支持された上ロッド127と、上ロッド127に接続された後述するリンク機構250とを有している。
リンク機構250は、ドアハンドル12の矢印E又は、矢印F方向の操作を図5(a)に示すドアロック機構270に伝達させる役割を有し、スリット252及び開口253を有するケース251と、開口253に挿入され、矢印G及び矢印H方向に自在に移動する可動部材254と、可動部材254に矢印H方向の弾性力を与えるバネ256と、図5(b)に示すように、スリット252を介して可動部材254に設けられた下ロッド257とを有する。下ロッド257は、ナット258を介してドアロック機構270のレバー271と接続している。また、可動部材254は、空洞254aを有し、この空洞254aにより、例えば、図6(b)における上ロッド125の矢印E方向の移動が可能になっている。
ドアロック機構270は、下ロッド257と接続するレバー271と、レバー271の移動した方向に基づいてロック用電磁石273及びアンロック用電磁石274のオン/オフを制御するスイッチ272と、レバー271が矢印H方向に移動したとき、図示しないフックに作用して、車両1に設けられたストライカ13と図示しないフックと結合させて、ドア11をロックするロック用電磁石273と、レバー271が矢印G方向に移動したとき、ストライカ13と図示しないフックとの結合を解除してドア11をアンロックするアンロック用電磁石274とを有する。ロック用電磁石273及びアンロック用電磁石274は、ストライカ13と結合する図示しない磁性体であるフックを引き寄せることによってストライカ13との結合及び結合の解除を行う。なお、ドア施解錠機構部25は、上記に限定されず、例えば、特開平5−25967号公報に開示されているものを採用しても良いし、他の周知の方法を採用することもできる。
以下に本実施の形態におけるドア施解錠装置2の動作について、前述した図1から図5、及び、後述する図6から図7を参照しつつ、詳細に説明する。
図6(a)は、本発明の実施の形態に係るドアハンドルを引く前のドア施解錠装置の概略図であり、図6(b)は、本発明の実施の形態に係るドアハンドルを引いた後のドア施解錠装置の概略図であり、いずれもIDが照合されない場合について表している。
図7(a)は、本発明の実施の形態に係るドアハンドルを引く前のドア施解錠装置の概略図であり、図7(b)は、本発明の実施の形態に係るドアハンドルを引いた後のドア施解錠装置の概略図であり、いずれもIDが照合された場合について表している。
上記した実施の形態によると、IDの数を容易に増やすことができ、また、構造的に「ピッキング」及び「こじ開け」等をされにくいため、防犯性に優れている。また、IDピン206の長さLの違いによって、複数のIDを作ることができるので、キー200の作製が容易になる。
2…ドア施解錠装置
10…車両本体
11…ドア
12…ドアハンドル
13…ストライカ
20…照合部
25…ドア施解錠機構部
120…取手
121…側面
122…曲面
123…凸部
124…ナット
125…型リンク
126…ナット
127…上ロッド
200…キー
201…キー本体
201a…取手
202…凹部
203…凸部
204…固定ピン穴
205…固定ピン
206…IDピン
206a…先端
207…固定ピン穴
210…スリーブ
211…キー挿入口
212…シャッター
213…凹部
214…底面
215…側面
216…ピン開口
217…ピン穴
218…開口
220…バネ
221…バネ
230…スライダ
231…側面
232…曲面
233…底面
234…先端
235…ロックピン開口
236…凹部
240…ロックピン
241…ピン
242…突出部
250…リンク機構
251…ケース
252…スリット
253…開口
254…可動部材
254a…空洞
255…ナット
256…バネ
257…下ロッド
258…ナット
270…ドアロック機構
271…レバー
272…スイッチ
273…ロック用電磁石
274…アンロック用電磁石
A〜J…矢印
W…幅
Claims (3)
- 車両のドアに設けられ、リンクを有するドアハンドルと、
前記リンクと前記リンクに接続されたロッドを介して接続されるドアロック機構と、
前記車両に設けられ、前記ドアロック機構と結合することによって前記ドアをロックするストライカと、
所定のIDを有し、前記所定のIDを生成する複数のIDピンを有するキーと、前記キーが挿入され、挿入方向の面にピン開口が設けられたキー挿入口、及び、前記ピン開口が貫通する側面を有する凹部を設けたスリーブと、前記スリーブの前記凹部に挿入され、前記ピン開口に対向する位置にロックピン開口を有するスライダと、前記ロックピン開口に挿入されるとともに前記スリーブの前記ピン開口にも挿入され、前記スライダを前記スリーブに固定するロックピンと、前記ロックピンと接触し、前記キー挿入口内に突き出るように前記ピン開口に挿入され、前記キーの有する前記所定のIDに基づいた長さを有するピンと、を備え、前記キーが前記キー挿入口に挿入され、前記IDピンと前記ピンが接触し、前記ピンを介して前記ロックピンが挿入方向に押されることによって所定のIDが照合され、前記ロックピンによる前記スライダ及び前記スリーブの固定が解除されるID照合構造を有するキー装置と、
を備え、
前記キー装置は、前記キーが前記キー挿入口に挿入されて前記所定のIDが照合され、前記スライダの固定が解除され、前記スライダの所定の方向への移動が可能になったとき、前記ハンドルの移動による前記スライダの前記所定の方向への移動によって前記リンクが移動し、
前記ドアロック機構は、前記リンクの移動による前記ロッドの移動に基づいて前記ストライカとの結合、又は、結合解除を制御することを特徴するドア施解錠装置。 - 前記IDピンは、挿入方向の長さの違いによって複数の前記所定のIDを生成することを特徴とする請求項1に記載のドア施解錠装置。
- 前記IDピンは、四角柱形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のドア施解錠装置。
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