JP5094431B2 - 電力増幅回路 - Google Patents

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本発明は、電力増幅回路に関し、特にオーディオ信号を増幅する電力増幅回路に関するものである。
従来より、オーディオ信号を増幅する電力増幅回路においてDC出力を検知し保護をかけることによって、スピーカの破損や焼損を防止する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1乃至特許文献3や非特許文献1参照)。
特開2003−258575号公報 特開2000−152367号公報 特開2000−151297号公報 "ヤマハデジタルアンプIC"、[online]、平成19年4月10日、ヤマハ株式会社、[平成19年11月1日検索]、インターネット<URL:http://www. yamaha.co.jp/news/2007/07041001.html>
特許文献1では、オフセットの発生の有無を検出及び判断することによってスピーカ等の負荷を損傷等しないようにするBTL増幅装置が提案されている。しかしながら、特許文献1で提案されているBTL増幅装置はオフセットの発生の有無を検出及び判断することによってDC出力を検知し保護をかけているので、D級アンプに適用することができないという問題がある。
特許文献2では、出力電圧波形のクリップを検出することによってスピーカを保護するBTL電力増幅器が提案されている。しかしながら、特許文献2で提案されているBTL電力増幅器は出力電圧波形のクリップを検出することによってDC出力を検知し保護をかけているので、D級アンプに適用することができないという問題がある。
特許文献3では、それぞれ別個のスピーカを駆動する2個のBTL増幅回路の各出力段トランジスタの出力電流差を検出することによってスピーカを保護する異常検出回路が提案されている。しかしながら、特許文献3で提案されている異常検出回路では、それぞれ別個のスピーカを駆動するBTL増幅回路が2個必要であり、1個のスピーカを駆動するBTL増幅回路単独での保護がかけられないという問題がある。
非特許文献1では、図4に示すようなブロック図が開示されており、DC出力検知機能を有するD級アンプが開示されている。しかしながら、DC出力検知の具体的な回路構成は一切開示も示唆もされていないので、どのような回路構成によりDC出力検知を実現しているのか不明である。
ところで、D級アンプにおけるDC出力は、BTL出力形式であればD級アンプの入力端子等の天絡または地絡により発生するが、ドライバー段で生じた異常により発生する場合もあるので、ドライバー段で生じた異常によるDC出力も検出可能であることが望ましい。また、接続されるスピーカの性能に応じてDC出力の検出時間が変更可能であることが望ましい。しかしながら、上述した従来技術では、このような要求を満たすことができなかった。
本発明は、上記の状況に鑑み、ドライバー段で生じた異常によるDC出力も検出可能である電力増幅回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電力増幅回路は、入力信号に応じた信号をパルス信号に変換する変調回路と、前記変調回路の出力信号に応じてスイッチング電力増幅を行うドライバー部と、前記ドライバー部の出力電圧に同期する電圧を生成する同期電圧生成部と、前記ドライバー部の出力電圧が所定のデューティ以上になったときに、前記ドライバー部の出力電圧に同期する電圧を所定の時定数に従って降下させる電圧降下部と、前記変調回路の出力信号がハイレベルであるときに、前記電圧降下部によって降下した電圧が所定値以下であればDC出力であると判断するDC出力検出部とを備えるようにしている。
このような構成によると、ドライバー部の後段に、同期電圧生成部、電圧降下部、及びDC出力検出部が設けられているので、ドライバー段で生じた異常によるDC出力も検出可能である。
また、上記構成の電力増幅回路において、半導体集積回路装置と前記半導体集積回路装置に外付けされる回路素子とによって構成される電力増幅回路とし、前記半導体集積回路装置に外付けされる回路素子が、前記所定の時定数に影響を及ぼす回路素子を少なくとも含んでいるようにしてもよい。
このような構成によると、半導体集積回路装置に外付けされる回路素子に、ドライバー部の出力電圧に同期する電圧の降下特性を決定する所定の時定数に影響を及ぼす回路素子が含まれているので、DC出力の検出時間を容易に変更することができる。
また、上記各構成の電力増幅回路において、前記変調回路をPWM(Pulse Width Modulation)回路にしてもよく、さらに、前記変調回路と、前記ドライバー部と、前記同期電圧生成部と、前記電圧降下部と、前記DC出力検出部とによって構成される回路部を二つ有し、一方の前記変調回路に入力される信号と他方の前記変調回路に入力される信号とが相補的であるようにしてもよい。これにより、BTL出力形式の電力増幅回路を実現することができる。
また、半導体集積回路装置と前記半導体集積回路装置に外付けされる回路素子とによって構成される電力増幅回路とし、前記半導体集積回路装置に外付けされる回路素子が、前記所定の時定数に影響を及ぼす回路素子を少なくとも含んでいる上記各構成の電力増幅回路において、前記ドライバー部が、第1の電位と前記第1の電位よりも低い第2の電位との間に設けられる直列接続された第1のMOSFET及び第2のMOSFETを有し、前記同期電圧生成部が、前記ドライバー部の出力電圧より高いブートストラップ電圧を生成し、前記半導体集積回路装置に外付けされる回路素子であって、前記所定の時定数に影響を及ぼす回路素子がブートストラップ用コンデンサであるようにしてもよい。
このような構成によると、前記ドライバー部が、第1の電位と前記第1の電位よりも低い第2の電位との間に設けられる直列接続された第1のMOSFET及び第2のMOSFETを有する構成であるときに必要となるブートストラップ用コンデンサを利用して、電圧降下部を構成することができるので、部品点数の増加を抑えることができる。
本発明に係る電力増幅回路によると、ドライバー部の後段に、同期電圧生成部、電圧降下部、及びDC出力検出部が設けられているので、ドライバー段で生じた異常によるDC出力も検出可能である。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。本発明に係る電力増幅回路の一構成例を図1に示す。
図1に示す本発明に係る電力増幅回路は、デジタルアンプIC1と、デジタルアンプIC1に外付けされるコンデンサ2及び3とによって構成されているBTL出力形式のD級アンプである。図1に示す本発明に係る電力増幅回路の正極側出力端子15から出力されるPWM出力電圧は、LPF回路4によってアナログ信号に変換された後、スピーカ6の正極側に供給される。また、図1に示す本発明に係る電力増幅回路の負極側出力端子16から出力されるPWM出力電圧は、LPF回路5によってアナログ信号に変換された後、スピーカ6の負極側に供給される。
デジタルアンプIC1は、アナログのオーディオ信号を入力する入力端子7と、入力端子7から供給されたアナログのオーディオ信号を増幅するアンプ8と、バイアス電圧を入力してアンプ8に供給するバイアス端子9と、アンプ8の出力信号をパルス幅変調するPWM回路10と、アンプ8の出力信号を反転する反転回路11と、反転回路11の出力信号をパルス幅変調するPWM回路12と、PWM回路10の出力信号に応じて駆動する正極側ドライバー部13と、PWM回路12の出力信号に応じて駆動する負極側ドライバー部14と、正極側PWM出力端子15と、負極側PWM出力端子16と、正極側BSP端子17と、負極側BSP端子18と、抵抗R1〜R4と、コンパレータ19及び20と、DC出力保護回路21及び22とを備えている。
正極側ドライバー部13は、PWM回路10の出力信号に応じてNチャネル型MOSFET13Dのゲート電圧をパルス駆動するドライバー13Aと、PWM回路10の出力信号を反転する反転回路13Bと、反転回路13Bの出力信号に応じてNチャネル型MOSFET13Eのゲート電圧をパルス駆動するドライバー13Cと、ドレインに定電圧VCCが印加されソースに正極側PWM出力端子15及びドライバー13Aの負電源端が接続されるNチャネル型MOSFET13Dと、ドレインに正極側PWM出力端子15及びドライバー13Aの負電源端が接続されソースに接地電圧が印加されるNチャネル型MOSFET13Eと、アノードにVCCが印加されカソードにBSP端子17及びドライバー13Aの正電源端が接続されるダイオード13Fとによって構成される。そして、正極側PWM出力端子15とBSP端子17とがコンデンサ2を介して接続されることにより、ドライバー13Aの正電源に定電圧VCCよりも高いブートストラップ電圧を供給することができる。なお、ドライバー13Cの正電源端には定電圧VCCが印加され、ドライバー13Cの負電源端には接地電圧が印加される。
負極側ドライバー部14は、正極側ドライバー部13と同様の構成であるので、詳細な説明を省略する。
次に、通常時の正極側ドライバー部13及び負極側ドライバー部14の動作について説明する。なお、本明細書中で用いているNチャネル型MOSFET13D及び13Eにおける「相補的」という文言は、Nチャネル型MOSFET13D及び13Eのオン/オフ状態が完全に逆転している場合のほか、貫通電流防止の観点から、両MOSFET13D、13Eが同時にオン状態とならないように、互いのオン/オフ遷移タイミングに所定の遅延を与えている場合をも含むものとする。また、Nチャネル型MOSFET14D及び14Eについても、Nチャネル型MOSFET13D及び13Eと同様である。
まず、ドライバー13Cによって、Nチャネル型MOSFET13Eのゲート電圧がハイレベルとされ、Nチャネル型MOSFET13Eがオン状態にされると、正極側PWM出力端子15の電圧はほぼ接地電圧VGNDとなる。また、Nチャネル型MOSFET13Eがオン状態にされると、ダイオード13F及びコンデンサ2にも、Nチャネル型MOSFET13Eを介してグランドに向けた電流が流れる。その結果、コンデンサ2には電荷が蓄積され、その両端間には、定電圧VCCからダイオード13Fの順方向降下電圧VFを差し引いた電位差が生じることになり、BSP端子17の電圧(ブートストラップ電圧)はVCC−VFとなる。また、Nチャネル型MOSFET13Eのオン期間中、ドライバー13Aによって、Nチャネル型MOSFET13Dのゲート電圧はローレベルとされ、Nチャネル型MOSFET13Dは、Nチャネル型MOSFET13Eのオン状態に対して相補的にオフ状態とされる。
その後、ドライバー13Cによって、Nチャネル型MOSFET13Eのゲート電圧がローレベルに遷移され、Nチャネル型MOSFET13Eがオフ状態にされた後、所定の両オフ期間が経過すると、ドライバー13Aによって、Nチャネル型MOSFET13Dのゲート電圧がハイレベルに遷移され、Nチャネル型MOSFET13Dがオン状態になる。これにより、正極側PWM出力端子15の電圧は、ほぼ定電圧VCCとなる。このとき、コンデンサ2の両端間には、先の充電によって生じた電位差が保持されているので、BSP端子17の電圧(ブートストラップ電圧)は、正極側PWM出力端子15の電圧(VCC)をコンデンサ2の充電電圧分(VCC−VF)だけ高めた電圧値(2VCC−VF)となる。
通常時の負極側ドライバー部14の動作は、通常時の正極側ドライバー部13の動作と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
通常時の正極側ドライバー部13及び負極側ドライバー部14は、上述したような動作を行うため、正極側PWM出力端子15、負極側PWM出力端子16、正極側BSP端子17、及び負極側BSP端子18の各電圧波形は図2に示すようになる。
次に、入力端子7が天絡した場合の正極側ドライバー部13及び負極側ドライバー部14の動作について説明する。入力端子7が天絡した場合、PWM回路10からはオンデューティ100%付近(100%自体も含む)のPWM信号が出力され、PWM回路12からはオンデューティ0%付近(0%自体も含む)のPWM信号が出力されることになる。
PWM回路10からオンデューティ100%付近のPWM信号が出力されると、Nチャネル型MOSFET13Dはほとんど常時或いは常時オン状態となり、Nチャネル型MOSFET13Eはほとんど常時或いは常時オフ状態となるので、正極側PWM出力端子15の電圧はほとんど常時或いは常時ほぼ定電圧VCCとなる。そして、正極側PWM出力端子15の電圧(VCC)をコンデンサ2の充電電圧分(VCC−VF)だけ高めた電圧値(2VCC−VF)であったBSP端子17の電圧(ブートストラップ電圧)は、放電抵抗である抵抗R1及びR2により時定数τ=C×R(ただし、Cはコンデンサ2の静電容量、Rは抵抗R1及びR2の合成抵抗値)に従って、電圧降下する。
コンパレータ19の非反転入力端子にはBSP端子17の電圧の分圧が入力され、コンパレータ19の反転入力端子には所定の電圧が入力される。コンパレータ19は、BSP端子17の電圧が閾値VTH以下であれば、ローレベルの信号を出力する。DC出力保護回路21は、PWM回路の出力信号がハイレベルであって、且つ、BSP端子17の電圧が閾値VTH以下であるときに、DC出力状態であると判断して、保護機能(例えばアンプ8の動作停止)を動作させる。
一方、PWM回路12からオンデューティ0%付近のPWM信号が出力されると、Nチャネル型MOSFET14Dはほとんど常時或いは常時オフ状態となり、Nチャネル型MOSFET14Eはほとんど常時或いは常時オン状態となるので、負極側PWM出力端子16の電圧はほとんど常時或いは常時ほぼ接地電圧VGNDとなる。
入力端子7が天絡した場合の正極側ドライバー部13及び負極側ドライバー部14は、上述したような動作を行うため、正極側PWM出力端子15、負極側PWM出力端子16、正極側BSP端子17、及び負極側BSP端子18の各電圧波形は図3に示すようになる。
なお、入力端子7が地絡した場合は、PWM回路10からオンデューティ0%付近のPWM信号が出力され、PWM回路12からオンデューティ100%付近のPWM信号が出力されるので、DC出力保護回路22がDC出力状態であることを検出して、保護機能を動作させる。
図1に示す本発明に係る電力増幅回路は、ドライバー段の後段にDC出力検出部(抵抗R1〜R4、コンパレータ19及び20、DC出力保護回路21及び22)を設けているので、入力端子7の天絡・地絡によって生じるDC出力のみならず、バイアス端子9の天絡・地絡や、アンプ8、PWM回路10、PWM回路12、正極側ドライバー部13、負極側ドライバー部14のいずれかの異常によって生じるDC出力も検出することができる。
また、図1に示す本発明に係る電力増幅回路は、コンデンサ2及び3が外付けのコンデンサであり、コンデンサ2及び3の静電容量を変えることにより、DC出力の検出時間を変えることができるので、DC出力の検出時間が容易に変更可能である。
また、上述した実施形態では、BTL出力形式のD級アンプについて説明したが、本発明に係る電力増幅回路は、BTL出力形式のD級アンプに限定されない。例えば、図1に示す本発明に係る電力増幅回路から反転回路11、PWM回路12、負極側ドライバー部14、負極側PWM出力端子16、BSP端子18、抵抗R3及びR4、コンパレータ20、並びにDC出力保護回路22を取り除き、LPF回路5も用いず、スピーカ6の負極側を接地するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、デジタルアンプIC1と、デジタルアンプIC1に外付けされるコンデンサ2及び3とによって構成されているD級アンプについて説明したが、本発明に係る電力増幅回路は、この構成に限定されることはなく、全てICによって構成されていて外付け部品を有していない電力増幅回路であってもよい。
は、本発明に係る電力増幅回路の一構成例を示す図である。 は、通常時の各部電圧波形を示す図である。 は、入力端子が天絡した場合の各部電圧波形を示す図である。 は、非特許文献1で開示されているD級アンプのブロック図である。
符号の説明
1 デジタルアンプIC
2、3 コンデンサ
4、5 LPF回路
6 スピーカ
7 入力端子
8 アンプ
9 バイアス端子
10、12 PWM回路
11 反転回路
13 正極側ドライバー部
13A、13C ドライバー
13B 反転回路
13D、13E Nチャネル型MOSFET
13F ダイオード
14 負極側ドライバー部
14A、14C ドライバー
14B 反転回路
14D、14E Nチャネル型MOSFET
14F ダイオード
15 正極側PWM出力端子
16 負極側PWM出力端子
17 正極側BSP端子
18 負極側BSP端子
19、20 コンパレータ
21、22 DC出力保護回路
R1〜R4 抵抗

Claims (4)

  1. 入力信号に応じた信号をパルス信号に変換する第1変調回路および第2変調回路と、
    前記第1変調回路の出力信号に応じてスイッチング電力増幅を行う第1ドライバー部および前記第2変調回路の出力信号に応じてスイッチング電力増幅を行う第2ドライバー部と、
    前記第1ドライバー部の出力電圧に同期する電圧を生成する第1同期電圧生成部および前記第2ドライバー部の出力電圧に同期する電圧を生成する第2同期電圧生成部と、
    前記第1ドライバー部の出力電圧が所定のデューティ以上になったときに、前記第1ドライバー部の出力電圧に同期する電圧を所定の時定数に従って降下させる第1電圧降下部および前記第2ドライバー部の出力電圧が所定のデューティ以上になったときに、前記第2ドライバー部の出力電圧に同期する電圧を所定の時定数に従って降下させる第2電圧降下部と、
    前記第1変調回路の出力信号がハイレベルであるときに、前記第1電圧降下部によって降下した電圧が所定値以下であればDC出力であると判断する第1DC出力検出部および前記第2変調回路の出力信号がハイレベルであるときに、前記第2電圧降下部によって降下した電圧が所定値以下であればDC出力であると判断する第2DC出力検出部とを備え
    前記第1変調回路に入力される信号と前記第2変調回路に入力される信号は相補的であり、前記第1DC出力検出部または前記第2DC出力検出部のいずれかがDC出力であると判断したときに保護機能を動作させることを特徴とする電力増幅回路。
  2. 半導体集積回路装置と前記半導体集積回路装置に外付けされる回路素子とによって構成される電力増幅回路であって、
    前記半導体集積回路装置に外付けされる回路素子が、前記所定の時定数に影響を及ぼす回路素子を少なくとも含んでいる請求項1に記載の電力増幅回路。
  3. 前記第1変調回路および前記第2変調回路それぞれがPWM回路である請求項1又は請求項2に記載の電力増幅回路。
  4. 前記第1ドライバー部および前記第2ドライバー部それぞれが、第1の電位と前記第1の電位よりも低い第2の電位との間に設けられる直列接続された第1のMOSFET及び第2のMOSFETを有し、
    前記第1同期電圧生成部が、前記第1ドライバー部の出力電圧より高いブートストラップ電圧を生成し、
    前記第2同期電圧生成部が、前記第2ドライバー部の出力電圧より高いブートストラップ電圧を生成し、
    前記半導体集積回路装置に外付けされる回路素子であって、前記所定の時定数に影響を及ぼす回路素子がブートストラップ用コンデンサである請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力増幅回路。
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