JP5092354B2 - 両面プリント配線基板、電子機器及び両面プリント配線基板の製造方法 - Google Patents

両面プリント配線基板、電子機器及び両面プリント配線基板の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、両面プリント配線基板、電子機器及び両面プリント配線基板の製造方法に係り、例えば、絶縁性基板の両面に、共にべた領域を有する導電層が形成された両面プリント配線基板、該両面プリント配線基板を備えた電子機器及び両面プリント配線基板の製造方法に関する。
従来より、通信装置やコンピュータ装置等の電子機器は、一般にプリント配線基板が実装されて構成され、このプリント配線基板には、スルーホール実装部品や表面実装部品(SMD:Surface Mount Device)等の部品が搭載される。
スルーホール実装部品は、プリント配線基板に設けられたスルーホールに、半田付け用のリードが挿入され、この状態で半田付けすることで、プリント配線基板内部の導電層に接続される。
また、表面実装部品は、プリント配線基板の表面(及び裏面)に形成された半田パッドに、対応する接続端子が半田を介して物理的及び電気的に接続されて、プリント配線基板に取り付けられる。
なお、プリント配線基板の例えば電源層やグランド層として用いられる導電層は、略一面に(べたに)導体領域が形成されたべたパターンとされる。
例えば、表面実装部品をプリント配線基板に搭載する際には、予め接合箇所に半田を供給しておき、適温(例えば、260℃程度)に加熱し、半田を溶融させて接続するリフロー方式によって半田付けを行って、表面実装部品をプリント配線基板に接続する。
図11乃至図14を参照して、両面プリント配線基板101に、表面実装部品102を搭載する場合について説明する。
図11及び図12に示すように、両面プリント基板101が、絶縁性基板103と、絶縁性基板103の両面に形成され、共にべた領域を有する上部導電層104及び下部導電層105を有し、上部導電層104及び下部導電層105のべた領域の面積が略同一の場合、上部導電層104の中央部に比較的長い信号配線106a,106b,106cが配置されていると、半田付けの際に、上部導電層104及び下部導電層105が熱膨張したとき、各信号配線106a(106b,106c)の両側に銅箔が除去された筋状の溝部が形成されていることにより、両面プリント配線板101は、図13に示すように、信号配線106a,106b,106cが底部(対向する下部導電層105側が頂部)となるように、すなわち、下部導電層105が外周側となるように、かつ、信号配線106a,106b,106cに略直交する方向に沿って、湾曲してしまう。
両面プリント配線板101に反りが発生することによって、図14に示すように、表面実装部品102が搭載される両面プリント配線板101の搭載面(表面及び裏面)の平坦度が失われ、表面実装部品102の接続不良を引き起こしてしまう。
このため、矩形状の両面プリント基板を用いる場合に、この両面プリント基板の長手方向に直交する方向に沿って、導体領域の面積が大きい方の側の導体領域内に、銅箔が除去されてなるスリット状の非導体領域(銅箔抜き領域)を形成する技術が提案されている(例えば、特許文献1等参照。)。
特開平5−299785号公報
解決しようとする問題点は、プリント配線基板における反り等の変形の発生を確実に抑制することが困難であるという点である。
すなわち、例えば、両面プリント基板は、単純にその長手方向に沿って反るとは限らず、両面プリント基板の形状や、表面側及び裏面側に形成されたべた領域を含む配線パターンの形成状態等によって、変形のしかたが異なる。
また、両面プリント基板の一方の側の導電層に、例えば、比較的長い直線状の信号配線が形成され、この信号配線を挟んで両側にべた領域が形成され、他方の側の導電層は略一面がべた領域とされているような場合には、この信号配線の配線方向に略直交する方向に沿って反りが発生し、両面プリント基板が矩形状であっても、配線方向が例えば対角線方向に沿っていれば、この対角線方向に略直交する方向に沿って反りが発生する。
また、こうした信号配線が、両面プリント基板の複数箇所に形成され、かつ、配線方向が様々であるような場合には、両面プリント基板は、単純に1つの方向に沿って反るとは限らず、複雑に変形するために、上記従来技術では対応できない。
また、このように、両面プリント基板に反りが発生することによって、電子部品の接続不良を招き、信頼性を低下させると共に、両面プリント基板の実質な厚さの増大化を招き、特に小型の電子機器においては、筐体内に収まらなくなり、薄形化及び小型化の妨げとなってしまう。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、リフロー等による半田付けの際に、反り等の変形の発生を確実に抑制することができる両面プリント配線基板、電子機器及び両面プリント配線基板の製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、絶縁性の基板と、該基板の表面側に第1のべた層として形成されてなると共に、配線パターン領域によって、当該配線パターン領域の長さに見合う分、当該配線パターン領域の両側に上記第1のべた層が分断状態とされた金属箔からなる表面側導電層と、上記基板の裏面側に第2のべた層として形成された金属箔からなる裏面側導電層とから構成される両面プリント配線基板に係り、電子部品のリフロー実装時の加熱による上記絶縁性の基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンが、上記配線パターン領域内の配線に沿って、上記基板の裏面に設けられていて、かつ、上記反り防止用非導体パターンは、上記裏面側導電層がスリット状に除去されてなる非導体領域からなることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、絶縁性の基板と、該基板の表面側に第1のべた層として形成されてなると共に、該表面の中央部領域又はその近傍領域を通過する配線パターン領域によって、当該配線パターン領域の長さに見合う分、当該配線パターン領域の両側に上記第1のべた層が分断状態とされた金属箔からなる表面側導電層と、上記基板の裏面側に第2のべた層として形成された金属箔からなる裏面側導電層とから構成される両面プリント配線基板に係り、電子部品のリフロー実装時の加熱による上記絶縁性の基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンが、上記配線パターン領域内の配線に沿って、上記基板の裏面に設けられていて、かつ、上記反り防止用非導体パターンは、上記裏面側導電層がスリット状に除去されてなる非導体領域からなることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の両面プリント配線基板に係り、左右の分断比は、3/1乃至1/3の範囲に設定されていることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1に記載の両面プリント配線基板に係り、上記配線パターン領域内に複数の配線が形成され、かつ、互いに隣接する上記配線間には、シールド配線が形成されていると共に、上記反り防止用非導体パターンは、上記シールド配線と重なるように設けられていることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1に記載の両面プリント配線基板に係り、上記絶縁性基板の裏面側に、上記反り防止用非導体パターンとして、複数のスリット状領域が、上記配線パターン領域内の配線に沿って配列され、互いに隣接する上記スリット状領域の間の間隙は、上記複数のスリット状領域を挟んだ両側の上記べた層を構成する導電領域同士を接続する電流経路とされることを特徴としている。
また、請求項記載の発明に係る電子機器は、請求項1乃至のいずれか1に記載の両面プリント配線基板を備えたことを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、絶縁性の基板と、該基板の表面側に第1のべた層として形成されてなると共に、配線パターン領域によって、当該配線パターン領域の長さに見合う分、当該配線パターン領域の両側に上記第1のべた層が分断状態とされた金属箔からなる表面側導電層と、上記基板の裏面側に第2のべた層として形成された金属箔からなる裏面側導電層とから構成される両面プリント配線基板の製造方法に係り、電子部品のリフロー実装時の加熱による上記絶縁性の基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンを、上記配線パターン領域内の配線に沿って、上記裏面側導電層をスリット状に除去することで、上記基板の裏面に形成することを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、絶縁性の基板と、該基板の表面側に第1のべた層として形成されてなると共に、該表面の中央部領域又はその近傍領域を通過する配線パターン領域によって、当該配線パターン領域の長さに見合う分、当該配線パターン領域の両側に上記第1のべた層が分断状態とされた金属箔からなる表面側導電層と、上記基板の裏面側に第2のべた層として形成された金属箔からなる裏面側導電層とから構成される両面プリント配線基板の製造方法に係り、電子部品のリフロー実装時の加熱による上記絶縁性の基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンを、上記配線パターン領域内の配線に沿って、上記裏面側導電層をスリット状に除去することで、上記基板の裏面に形成することを特徴としている。
この発明の構成によれば、電子部品のリフロー実装時の加熱による絶縁性基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンが、配線パターン領域の裏面側に設けられているので、半田付けの際に、反り等の変形の発生を確実に抑制することができる。
電子部品のリフロー実装時の加熱による絶縁性基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンが、配線パターン領域の裏面側に設けられていることによって、半田付けの際に、反り等の変形の発生を確実に抑制するという目的を実現した。
図1は、この発明の第1の実施例である両面プリント配線板の構成を示す平面図、図2は、同両面プリント配線板の構成を示す下面図、図3は、同両面プリント配線板の構成を示す平面図、図4は、同両面プリント配線板の構成を示す断面図、図5は、図1のA−A線に沿った断面図、図6は、図2のB部を拡大して示す拡大平面図、また、図7は、図5のC部を拡大して示す拡大断面図である。
この例の両面プリント配線板1は、携帯電話機を含む通信装置やコンピュータ等の電子機器に実装され、図1乃至図4に示すように、絶縁層2と導電層3とが積層されてなる両面構造を有すると共に、表面から裏面へ至るまで絶縁層2及び導電層3を貫通し、電子部品又は電気部品としての表面実装部品4の接続端子5を導電層2に接続するための複数のスルーホール6,6,…を有している。
表面実装部品4は、スルーホール6,6,…を介して、接続端子5が対応する導電層2に接続されて、両面プリント配線板1に取り付けられる。
なお、スルーホール6,6,…の内壁面には、金属めっきが施されている。また、表面実装部品4は、両面プリント配線板1の表面(及び裏面)に形成された半田パッド7に、対応する接続端子5が半田8を介して物理的及び電気的に接続されて、両面プリント配線板1に取り付けられる。
スルーホール6は、後述する上部導電層16又は下部導電層17に接続され、かつ、対応する半田パッド7に接続されている。
各表面実装部品4は、両面プリント配線板1の表面及び裏面に設けられた部品配置領域9a(9b,9c,…)に配置される。
なお、図1乃至図3において、この両面プリント配線板1に、表面実装部品4として、例えば、裏面側の部品配置領域9dにSIM(Subscriber Identity Module)カードコネクタ、部品配置領域9eにリチウムイオン2次電池等の2次電池、表面側の部品配置領域9aにスタッキングコネクタ、表面側又は裏面側の部品配置領域9b,9c,9fにコンデンサ等が配置される場合について示す。なお、この例では、両面プリント配線板1の厚さは、略0.5mmとされる。
絶縁層2は、例えば、ガラスエポキシ基板からなる絶縁性基板11、又は上部導電層16及び下部導電層17の表面を被覆する表面保護膜12,13からなっている。
ここで、表面実装部品4の接続端子5が配置される表面保護膜12,13には開口14が形成されて、上部導電層16及び下部導電層17が露出され、かつ、上部導電層16及び下部導電層17の露出箇所(接続箇所)には、金属めっき(金めっき等)が施されている。
導電層3は、絶縁性基板11の表面側に形成された上部導電層16、又は裏面側に形成された下部導電層17からなっていると共に、表面実装部品4の接続端子5が配置される接続箇所は露出されて、金属めっき層18が形成され、半田パッド7とされている。
上部導電層16は、信号配線21a,21b,21cが形成された配線領域と、スルーホール6,6,…と、スルーホール6,6,…の周りの非銅箔領域(クリアランスホール)を除いて略一面に(べたに)導電性領域が形成されたべたパターンとされている。
この例では、3本の信号配線21a,21b,21cが、両面プリント配線板1の中央部に斜め方向(両面プリント配線板1の長辺側の端縁1a及び短辺側の端縁1bに対して略45°)に沿って形成されている。信号配線21a(21b,21c)の端部は、半田パッド7やスルーホール6等に接続され、信号配線21a,21b,21cを介して、例えば、表面側の部品配置領域9aに配置されたスタッキングコネクタと、裏面側の部品配置領域9dに配置されたSIMカードコネクタとが接続される。
信号配線21a(21b,21c)は、図5及び図7に示すように、所定の幅daの比較的長い直線部を有し、互いに隣接する信号配線21a,21b(21b,21c)同士は、所定の間隔paを保つように形成されている。
信号配線21a(21b,21c)は、銅箔領域の両側に銅箔が除去されて形成された筋状の溝部21p,21p(21q,21q、21r,21r)によって、例えば、べたパターンから分離(絶縁)されることによって形成されている。
この例では、所定の間隔paは、略2mm、所定の幅daは、略0.1mmに設定される。なお、図1及び図3において、信号配線21a,21b,21cを、透視状態で(すなわち、実線で)示している。
また、下部導電層17は、銅箔が除去された矩形のスリット状非銅箔領域23a,23b,…(24a,24b,…)と、スルーホール6,6,…と、スルーホール6,6,…の周りの非銅箔領域(クリアランスホール)を除いて略一面に(べたに)導電性領域が形成されたべたパターンとされている。
下部導電層17には、信号配線21a,21bの直線部の間に形成され、信号配線21a,21b間のクロストーク等を防止するためのシールド領域22aの直下に配線方向に沿って形成された略同一の形状及び寸法のスリット状非銅箔領域24a,24b,…と、信号配線21b,21cの直線部の間に形成され、信号配線21b,21c間のクロストーク等を防止するためのシールド領域22bの直下に配線方向に沿って形成された略同一の形状及び寸法スリット状非銅箔領域23a,23b,…とが形成されている。
この例では、図6に示すように、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)は、それぞれ、直線上に等間隔で形成されている。スリット状非銅箔領域23a(23b,23c、23d)及びスリット状非銅箔領域24a(24b,24c)の長さ(非銅箔領域の長さ)db、及び上記間隔(銅箔領域の長さ)pbは所定の値に設定されている。また、長さdb、間隔pbは、例えば、(db:pb=3:1〜2:1)となるように設定されている。また、幅dfは、2mm未満に設定されている。
ここで、互いに隣り合うスリット状非銅箔領域23a,24a(23b,24b、23c,24c)は、横方向(両面プリント配線板1の短辺側の端縁1bに沿った方向)に沿って配列されている。すなわち、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)は、上記配線方向に沿っても、上記横方向に沿ってもジグザグ状とならないように、揃えられて配置されている。
この例では、スリット状非銅箔領域23a,23b,…は、信号配線21a,21bに重ならないように、スリット状非銅箔領域24a,24b,…は、信号配線21b,21cに重ならないように、それぞれ形成されている。
すなわち、信号配線21a,21b,21cの直下には、下部導電層17の銅箔領域が重なるように配置されている。
例えば、信号配線21bの直下に配置された下部導電層17を構成する銅箔領域25は、図7に示すように、幅dcが、(dc=da+d1+d2)とされ、信号配線21bの直下の幅daの領域の両側に、それぞれ、余裕分d1,d2が確保されるように、形成されている。なお、この例では、余裕分d1,d2は、それぞれ、略0.1mmに設定されている。
このように、下部導電層17において、銅箔領域が、絶縁性基板11を介して、各信号配線21a(21b,21c)に重なるように、形成されていることにより、信号配線21a(21b,21c)には、絶縁性基板11を介して、銅箔領域が対向配置されることによって、リターン電流の経路が確保される。したがって、不要電磁波放射(EMI:electromagnetic interference)が抑制される。
また、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)間の間隔pbの銅箔領域26a(26b,26c)(銅箔領域27a(27b))は、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)を挟んだ両側のべたパターン領域31,32間を結ぶ電流経路の一部として機能する。
すなわち、銅箔領域26aと銅箔領域25と銅箔領域27aとを経由する電流経路と、銅箔領域26bと銅箔領域25と銅箔領域27bとを経由する電流経路と、銅箔領域26cと銅箔領域25とを経由する電流経路とによって、べたパターン領域31,32が結ばれることによって、べたパターン領域31,32間の電位が安定的に同電位とされる。
このように、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)が、べたパターン領域31,32間を分断するように形成されていても、比較的短い上記電流経路によって、べたパターン領域31,32間が結ばれることによって、電位の不安定化を回避することができる。
表面実装部品4を両面プリント配線板1に搭載する際には、図4に示すように、半田パッド7に予め半田8を所定量供給し、表面実装部品4を、各接続端子5が対応する半田パッド7に配置されるように位置合わせして両面プリント配線板1に載せ、所定の温度(例えば、略260℃)まで昇温して半田8を溶融させるリフロー方式により半田付けを行う。
ここで、昇温によって、上部導電層16及び下部導電層17を構成する銅箔は熱膨張する。
例えば、上部導電層及び下部導電層のべたパターン領域の面積が略同一の場合、上部導電層の中央部に比較的長い信号配線が配置されていると、上部導電層及び下部導電層が膨張したとき、信号配線の両側に銅箔が除去された筋状の溝部が形成されていることにより、両面プリント配線板は、上記信号配線が底部(対向する下部導電層側が頂部)となるように、すなわち、下部導電層が外周側となるように、かつ、信号配線に略直交する方向に沿って、湾曲しようとするが、この例のように、下部導電層17の信号配線21a,21b,21cに対向する位置に、スリット状非銅箔領域23a,23b,…、スリット状非銅箔領域24a,24b,…が形成されていることによって、両面プリント配線板1に反り等の変形を生じさせることなく下部導電層17の銅箔の膨張が許容される。
したがって、両面プリント配線板1に反り等の変形が発生することが抑制される。これにより、表面実装部品4が搭載される両面プリント配線板1の搭載面(表面及び裏面)の平坦度が維持され、表面実装部品4の接続不良が回避される。
このように、この例の構成によれば、下部導電層17の信号配線21a,21b,21cに対向する領域の近傍に、配線方向に沿って、スリット状非銅箔領域23a,23b,…、スリット状非銅箔領域24a,24b,…が形成されているので、表面実装部品4の半田付けの際に、両面プリント配線板1に反り等の変形を生じさせることなく下部導電層17の銅箔の膨張が許容される。したがって、両面プリント配線板1の反り等の変形の発生を確実に抑制することができる。
したがって、両面プリント基板1の反り等の変形を抑制することによって、この両面プリント基板1に搭載される表面実装部品4等の電子部品の接続不良を防止し、信頼性を向上させることができる。
また、両面プリント基板1の反りによって、電子機器の筐体に収納不能となるような不具合を防止し、かつ、両面プリント基板1の実質な厚さの増大化を防止し、両面プリント基板1が実装される電子機器の薄形化及び小型化に寄与することができる。
このため、例えば、携帯電話機等の小型の電子機器に搭載されるプリント配線基板に適用して好適である。また、両面プリント基板に比較的大型の電子部品を搭載する場合に適用して好適である。
また、スリット状非銅箔領域23a,23b,…は、信号配線21a,21bに重ならないように、スリット状非銅箔領域24a,24b,…は、信号配線21b,21cに重ならないように、それぞれ形成されているので、すなわち、下部導電層17において、銅箔領域が、絶縁性基板11を介して、各信号配線21a(21b,21c)に重なるように、形成されているので、信号配線21a(21b,21c)には、絶縁性基板11を介して、銅箔領域が対向されることによって、リターン電流の経路が確保される。
したがって、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)が形成されていても不要電磁波放射が抑制される。
また、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)間の銅箔領域26a(26b,26c)(銅箔領域27a(27b))は、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)を挟んだ両側のべたパターン領域31,32間を結ぶ電流経路の一部として機能するので、べたパターン領域31,32間の電位が安定的に同電位とされる。
このように、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)が、べたパターン領域31,32間を分断するように形成されていても、比較的短い上記電流経路によって、べたパターン領域31,32間が結ばれることによって、電位の不安定化を回避することができる。
図8は、この発明の第2の実施例である両面プリント配線板の構成を示す平面図、また、図9は、図8のD−D線に沿った断面図である。
この例の構成が上述した第1の実施例の構成と大きく異なるところは、信号配線の形成領域に対応させて、2箇所にスリット状非銅箔領域を形成した点である。
これ以外の構成は、上述した第1の実施例の構成と略同一であるので、第1の実施例と同一の構成要素については、図8において、図1乃至図3で用いた符号と同一の符号を付して、その説明を簡略にする。
この例の両面プリント配線板1Aは、図8及び図9に示すように、絶縁層41と導電層42とが積層されてなる両面構造を有すると共に、表面から裏面へ至るまで絶縁層41及び導電層42を貫通し、電子部品又は電気部品としての表面実装部品4の接続端子5を導電層42に接続するための複数のスルーホール6,6,…を有している。
絶縁層41は、絶縁性基板43、又は上部導電層45及び下部導電層46の表面を被覆する表面保護膜44からなっている。
導電層42は、両面プリント配線板1Aの表面側に形成された上部導電層45、又は裏面側に形成された下部導電層46からなっている。
上部導電層45は、信号配線48a,48bが形成された配線領域49と、信号配線51a,51bが形成された配線領域52と、スルーホール6,6,…と、スルーホール6,6,…の周りの非銅箔領域(クリアランスホール)を除いて略一面に(べたに)導電性領域が形成されたべたパターンとされている。
この例では、配線領域49に、信号配線48a,48bが、両面プリント配線板1Aの中央部に斜め方向に沿って形成されていると共に、配線領域52に、信号配線51a,51bが、信号配線48a,48bの配線方向に略直交する方向に沿って形成されている。
また、下部導電層46は、銅箔が除去された矩形のスリット状非銅箔領域54a,54b,…が形成された銅箔除去領域55と、スリット状非銅箔領域56a,56b,…が形成された銅箔除去領域57と、スルーホール6,6,…と、スルーホール6,6,…の周りの非銅箔領域(クリアランスホール)を除いて略一面に(べたに)導電性領域が形成されたべたパターンとされている。
下部導電層46には、信号配線48a,48bの間に形成されたシールド配線59の直下に配線方向に沿って形成された略同一の形状及び寸法のスリット状非銅箔領域54a,54b,…と、信号配線51a,51bの間に形成されたシールド配線61の直下に配線方向に沿って形成された略同一の形状及び寸法スリット状非銅箔領域56a,56b,…とが形成されている。
この例でも、スリット状非銅箔領域54a,54b,…は、信号配線48a,48bに重ならないように、スリット状非銅箔領域56a,56b,…は、信号配線51a,51bに重ならないように、それぞれ形成されている。
この例の構成によれば、上述した第1の実施例と略同様の効果を得ることができる。
加えて、比較的長い直線状の信号配線が、複数箇所に、かつ、配線方向が異なるような場合でも、複雑な変形を招くことなく確実に、反りの発生を抑制し、両面プリント配線板1Aの平坦度を維持することができる。
しかも、複数の形成領域で、それぞれ、独立にスリット状非銅箔領域を形成すれば良いので、スリット状非銅箔領域の形成パターンの設定のために複雑な計算を要することなく簡単に、両面プリント配線板1Aの反りの発生を抑制することができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、導体を構成する金属箔として、銅箔を用いる場合について述べたが、例えば、銀箔やアルミニウム箔を用いる場合に適用できる。また、半田パッドにおいて、金めっきに限らず、銀めっきや銅めっきによって表面層を構成しても良い。
また、絶縁性基板として、ガラスエポキシ基板のほか、ガラスポリイミド基板や、紙フェノール基板等を用いても良い。
また、配線の形成方法として、絶縁層に接着した金属箔をエッチングして形成する方法のほか、めっきによって形成する方法を用いる場合に適用できる。
また、第1の実施例で、上部導電層及び下部導電層の表面実装部品の接続端子が配置される接続箇所を露出させて、金属めっき層を形成して半田パッドとする場合について述べたが、図10に示すように、両面プリント配線板1Bにおいて、半田パッド71等が形成された表面層72,73を両面に別に設けて、導電層74を4層構成としても良い。
この場合は、両面プリント配線板1Bは、絶縁層75と導電層74とが積層されてなり、導電層74は、上部導電層76、下部導電層77、又は半田パッド71を含む表面層72.73からなっている。
また、第1の実施例で、スリット状非銅箔領域23a,23b,…(スリット状非銅箔領域24a,24b,…)は、配線方向及び横方向に沿ってジグザグ状とならないように、揃えられて配置されている場合について述べたが、配線方向及び横方向に沿って、必ずしも揃えられていなくても、若干、ジグザグ状に配列するようにしても良い。
また、第1の実施例で、必ずしも、スリット状非銅箔領域に分割せずに、長尺な帯状に形成しても良い。
また、第2の実施例では、2箇所にスリット形成箇所を設ける場合について述べたが、信号配線の長さや方向、形成位置等に応じて、3箇所以上に設けても良い。また、対象となる信号配線の方向は、略同一の方向であっても良いし、例えば、互いに異なる対角線に沿った方向であっても良い。
両面プリント配線板に実装する電子部品又は電気部品としては、表面実装部品を半田付けする場合のほか、例えば、スルーホール実装部品(リード付き挿入部品)を半田付けする場合に適用できる。
この発明の第1の実施例である両面プリント配線板の構成を示す平面図である。 同両面プリント配線板の構成を示す下面図である。 同両面プリント配線板の構成を示す平面図である。 同両面プリント配線板の構成を示す断面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図2のB部を拡大して示す拡大平面図である。 図5のC部を拡大して示す拡大断面図である。 この発明の第2の実施例である両面プリント配線板の構成を示す平面図である。 図8のD−D線に沿った断面図である。 この発明の第1の実施例の変形例である両面プリント配線板の構成を示す断面図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。 従来技術を説明するための説明図である。
符号の説明
1,1A,1B 両面プリント配線板(両面プリント配線基板)
2,41,75 絶縁層
3,42,74 導電層
4 表面実装部品(電子部品)
11,43 絶縁性基板
16,45,76 上部導電層(表面側導電層)
17,46,77 下部導電層(裏面側導電層)
21a,21b,21c、48a,48b、51a,51b 信号配線(配線)
22a,22b,59,61 シールド配線
23a,23b,…、24a,24b,… スリット状非銅箔領域(反り防止用非導体パターン、スリット状領域)

Claims (8)

  1. 絶縁性の基板と、該基板の表面側に第1のべた層として形成されてなると共に、配線パターン領域によって、当該配線パターン領域の長さに見合う分、当該配線パターン領域の両側に前記第1のべた層が分断状態とされた金属箔からなる表面側導電層と、前記基板の裏面側に第2のべた層として形成された金属箔からなる裏面側導電層とから構成される両面プリント配線基板であって、
    電子部品のリフロー実装時の加熱による前記絶縁性の基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンが、前記配線パターン領域内の配線に沿って、前記基板の裏面に設けられていて、かつ、
    前記反り防止用非導体パターンは、前記裏面側導電層がスリット状に除去されてなる非導体領域からなることを特徴とする両面プリント配線基板。
  2. 絶縁性の基板と、該基板の表面側に第1のべた層として形成されてなると共に、該表面の中央部領域又はその近傍領域を通過する配線パターン領域によって、当該配線パターン領域の長さに見合う分、当該配線パターン領域の両側に前記第1のべた層が分断状態とされた金属箔からなる表面側導電層と、前記基板の裏面側に第2のべた層として形成された金属箔からなる裏面側導電層とから構成される両面プリント配線基板であって、
    電子部品のリフロー実装時の加熱による前記絶縁性の基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンが、前記配線パターン領域内の配線に沿って、前記基板の裏面に設けられていて、かつ、
    前記反り防止用非導体パターンは、前記裏面側導電層がスリット状に除去されてなる非導体領域からなることを特徴とする両面プリント配線基板。
  3. 左右の分断比は、3/1乃至1/3の範囲に設定されていることを特徴とする請求項2記載の両面プリント配線基板。
  4. 前記配線パターン領域内に複数の配線が形成され、かつ、互いに隣接する前記配線間には、シールド配線が形成されていると共に、前記反り防止用非導体パターンは、前記シールド配線と重なるように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の両面プリント配線基板。
  5. 前記絶縁性の基板の裏面側に、前記反り防止用非導体パターンとして、複数のスリット状領域が、前記配線パターン領域内の配線に沿って配列され、互いに隣接する前記スリット状領域の間の間隙は、前記複数のスリット状領域を挟んだ両側の前記べた層を構成する導電領域同士を接続する電流経路とされることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の両面プリント配線基板。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載の両面プリント配線基板を備えたことを特徴とする電子機器。
  7. 絶縁性の基板と、該基板の表面側に第1のべた層として形成されてなると共に、配線パターン領域によって、当該配線パターン領域の長さに見合う分、当該配線パターン領域の両側に前記第1のべた層が分断状態とされた金属箔からなる表面側導電層と、前記基板の裏面側に第2のべた層として形成された金属箔からなる裏面側導電層とから構成される両面プリント配線基板の製造方法であって、
    電子部品のリフロー実装時の加熱による前記絶縁性の基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンを、
    前記配線パターン領域内の配線に沿って、前記裏面側導電層をスリット状に除去することで、前記基板の裏面に形成することを特徴とする両面プリント配線基板の製造方法。
  8. 絶縁性の基板と、該基板の表面側に第1のべた層として形成されてなると共に、該表面の中央部領域又はその近傍領域を通過する配線パターン領域によって、当該配線パターン領域の長さに見合う分、当該配線パターン領域の両側に前記第1のべた層が分断状態とされた金属箔からなる表面側導電層と、前記基板の裏面側に第2のべた層として形成された金属箔からなる裏面側導電層とから構成される両面プリント配線基板の製造方法であって、
    電子部品のリフロー実装時の加熱による前記絶縁性の基板の反りを防止するための反り防止用非導体パターンを、
    前記配線パターン領域内の配線に沿って、前記裏面側導電層をスリット状に除去することで、前記基板の裏面に形成することを特徴とする両面プリント配線基板の製造方法。
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