JP2021072400A - 回路基板 - Google Patents

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宮本 一宏
Kazuhiro Miyamoto
一宏 宮本
千佳 山西
Chika Yamanishi
千佳 山西
山崎 篤
Atsushi Yamazaki
篤 山崎
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Sumitomo Electric Printed Circuits Inc
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Abstract

【課題】本開示は、全体の小型化を図りつつ、コイル基板をプリント配線板に容易かつ確実に実装することが可能な回路基板の提供を課題とする。【解決手段】本開示に係る回路基板は、1又は複数のランド部を有するプリント配線板と、絶縁層及びこの絶縁層に積層される配線パターンを有し、少なくとも1つの上記ランド部に実装されているコイル基板とを備える回路基板であって、上記絶縁層の外縁の上記ランド部と重なり合う領域が金属層によって被覆されており、上記配線パターンが上記金属層と接続されており、上記金属層と上記ランド部とを互いに固定する第1はんだ部を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、回路基板に関する。
プリント配線板にコイルを実装した回路基板が電源装置等の電子機器に用いられている。従来、コイルのプリント配線板への実装は、コイルの端部にピン状の端子部を設け、この端子部をプリント配線板に差し込んだ状態で、上記端子部とプリント配線板とをはんだ接続することで行われる。また、コイルのプリント配線板への実装方法としては、プリント配線板にコネクタを装着すると共に、コイルの端部にこのコネクタに接続可能な端子部を設け、このコネクタと端子部とを接続する方法も提案されている(特開2005−184883号公報参照)。
特開2005−184883号公報
本開示に係る回路基板は、1又は複数のランド部を有するプリント配線板と、絶縁層及びこの絶縁層に積層される配線パターンを有し、少なくとも1つの上記ランド部に実装されているコイル基板とを備える回路基板であって、上記絶縁層の外縁の上記ランド部と重なり合う領域が金属層によって被覆されており、上記配線パターンが上記金属層と接続されており、上記金属層と上記ランド部とを互いに固定する第1はんだ部を有している。
図1は、本開示の一実施形態に係る回路基板を示す模式的平面図である。 図2は、図1の回路基板のII−II線部分断面図である。 図3は、図1の回路基板とは異なる実施形態に係る回路基板を示す模式的平面図である。 図4は、図3の回路基板のはんだ接続部分を示す模式的斜視図である。 図5は、図1及び図3の回路基板とは異なる実施形態に係る回路基板を示す模式的平面図である。 図6は、図1、図3及び図5の回路基板とは異なる実施形態に係る回路基板のはんだ接続部分を示す模式的平面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
今日では、プリント配線板にコイルを実装した回路基板は、非接触式の通信や非接触式の給電等を行う小型電子機器に採用されている。しかしながら、特許文献1に記載の電源装置の構成によっては、プリント配線板にコネクタを装着すると共に、コイルの端部にこのコネクタと接続するための端子部を設けることを要する。そのため、この電源装置は、コイル及びプリント配線板の小型化を図り難く、ひいては装置全体が大きくなりやすい。また、この電源装置は、コイルの端子部をコネクタに接続することを要するので、コイルのプリント配線板への実装プロセスが煩雑になりやすい。
本開示は、このような事情に基づいてなされたものであり、全体の小型化を図りつつ、コイル基板をプリント配線板に容易かつ確実に実装することが可能な回路基板の提供を課題とする。
[本開示の効果]
本開示に係る回路基板は、回路基板全体の小型化を図りつつ、コイル基板をプリント配線板に容易かつ確実に実装することができる。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示に係る回路基板は、1又は複数のランド部を有するプリント配線板と、絶縁層及びこの絶縁層に積層される配線パターンを有し、少なくとも1つの上記ランド部に実装されているコイル基板とを備える回路基板であって、上記絶縁層の外縁の上記ランド部と重なり合う領域が金属層によって被覆されており、上記配線パターンが上記金属層と接続されており、上記金属層と上記ランド部とを互いに固定する第1はんだ部を有している。
当該回路基板は、上記コイル基板の絶縁層の外縁を被覆する金属層と上記プリント配線板のランド部とを第1はんだ部によって互いに固定することで、上記コイル基板を上記プリント配線板のランド部に容易かつ確実に実装することができる。当該回路基板は、上記ランド部と重なり合う位置に上記金属層を配置することで、上記金属層と上記ランド部とを上記第1はんだ部によって互いに固定することができるので、上記金属層と上記ランド部との接続部分の省スペース化を図ることができる。従って、当該回路基板は、回路基板全体の小型化を図ることができる。
上記領域に上記絶縁層の厚さ方向に貫通する溝部を有するとよい。このように、上記領域に上記絶縁層の厚さ方向に貫通する溝部を有することによって、上記金属層と上記第1はんだ部との接触面積を大きくし、上記金属層と上記第1はんだ部との接続強度を大きくしやすい。また、この構成によると、上記溝部内に上記第1はんだ部を保持しやすく、上記第1はんだ部の形成時におけるはんだの流動に起因する配線間の短絡を抑制しやすい。
上記絶縁層が平面視で角部を有しており、上記第1はんだ部が、上記角部に配置されているとよい。このように、上記絶縁層が平面視で角部を有しており、上記第1はんだ部が、上記角部に配置されていることによって、上記第1はんだ部によって上記コイル基板を上記プリント配線板に対して固定しやすい。
当該回路基板は、上記コイル基板の上記金属層以外の部分と上記プリント配線板とを互いに固定する第2はんだ部をさらに有するとよい。このように、上記コイル基板の上記金属層以外の部分と上記プリント配線板とを互いに固定する第2はんだ部をさらに有することで、上記第1はんだ部と上記第2はんだ部とによって、上記コイル基板を上記プリント配線板に対してより確実に固定することができる。
当該回路基板は、上記絶縁層が平面視多角形状であり、この絶縁層の複数の角部に上記第1はんだ部又は上記第2はんだ部が配置されているとよい。このように、上記絶縁層が平面視多角形状であり、この絶縁層の複数の角部に上記第1はんだ部又は上記第2はんだ部が配置されていることによって、上記コイル基板を上記プリント配線板に対してより確実に固定することができる。
なお、本開示において、「多角形状」とは、隣接する2辺の接続部分に角部が形成される形状をいい、1又は複数の辺が湾曲している形状を含む。また、「多角形状」とは、外縁が多角形状であることをいい、内部に開口を有する形状を含む。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、本開示の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
[第一実施形態]
<回路基板>
図1及び図2の回路基板1は、1又は複数のランド部11aを有するプリント配線板2と、絶縁層14及び絶縁層14に積層される配線パターン15を有し、少なくとも1つのランド部11aに実装されているコイル基板3とを備える。絶縁層14の外縁のランド部11aと重なり合う領域R1は金属層16によって被覆されている。配線パターン15は金属層16と接続されている。当該回路基板1は、金属層16とランド部11aとを互いに固定する第1はんだ部4を有する。なお、「絶縁層の外縁」とは、平面視における絶縁層の外縁を意味しており、より具体的には絶縁層の端面を意味している。「ランド部と重なり合う領域」とは、平面視でランド部と重なり合っている領域をいい、ランド部と直接接しているか否かは問わない。「絶縁層の外縁のランド部と重なり合う領域が金属層によって被覆されている」とは、上記領域の全部分が金属層によって被覆されている構成の他、上記領域の一部分が金属層によって被覆されている構成を含む。
当該回路基板1は、コイル基板3の絶縁層14の外縁を被覆する金属層16とプリント配線板2のランド部11aとを第1はんだ部4によって互いに固定することで、コイル基板3をプリント配線板2のランド部11aに容易かつ確実に実装することができる。当該回路基板1は、ランド部11aと重なり合う位置に金属層16を配置することで、金属層16とランド部11aとを第1はんだ部4によって互いに固定することができるので、金属層16とランド部11aとの接続部分の省スペース化を図ることができる。従って、当該回路基板1は、回路基板1全体の小型化を図ることができる。
(プリント配線板)
図1及び図2に示すように、プリント配線板2は、ベース層12と、ベース層12に積層されている導電パターン11とを有する。導電パターン11は、ランド部11aと、ランド部11aに接続されている配線部11bとを有する。また、プリント配線板2は、ベース層12及び導電パターン11に積層されているカバーレイ13を有する。カバーレイ13は、ランド部11aを露出させるための開口を有する。カバーレイ13は、ランド部11aをプリント配線板2の外部に露出させた状態で、ベース層12と配線部11bとを被覆している。
〔ベース層〕
ベース層12は電気絶縁性を有する。ベース層12は、可撓性を有していてもよく、可撓性を有していなくてもよい。ベース層12が可撓性を有する場合、プリント配線板2は、フレキシブルプリント配線板として構成される。一方、ベース層12が可撓性を有しない場合、プリント配線板2は、リジッドプリント配線板として構成される。
ベース層12が可撓性を有する場合、このベース層12の主成分としては、例えばポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、液晶ポリマー、フッ素樹脂等の合成樹脂が挙げられる。一方、ベース層12が可撓性を有しない場合、このベース層12の主成分としては、紙フェノール、紙エポキシ、ガラスコンポジット、ガラスエポキシ、ポリテトラフルオロエチレン、ガラス等のリジッド材が挙げられる。なお、「主成分」とは、質量換算で最も含有量が大きい成分をいう。
ベース層12の平均厚さとしては、当該回路基板1の用途等に基づいて設定可能であり、例えば5μm以上2mm以下とすることができる。なお、「平均厚さ」とは、任意の10点の厚さの平均値をいう。
〔導電パターン〕
導電パターン11は導電性を有する。上述のように、導電パターン11は、ランド部11aと配線部11bとを有する。ランド部11aは平板状である。ランド部11aは、導電パターン11にコイル基板3を実装できるよう、はんだ接続ができるサイズまで配線部11bを大きくした部分である。導電パターン11は、例えばベース層12に積層された導電層をエッチングすることで所望のパターンに形成される。また、導電パターン11は、ベース層12に積層されたシード層にレジストパターンを形成し、このレジストパターンから露出するシード層に金属めっき層をさらに積層するセミアディティブ法を用いて形成することも可能である。
導電パターン11の主成分としては、銅、ニッケル、銀等の金属が挙げられ、安価で電気抵抗の小さい銅が好ましい。
導電パターン11の平均厚さの下限としては、5μmが好ましく、10μmがより好ましい。一方、上記平均厚さの上限としては、90μmが好ましく、70μmがより好ましい。上記平均厚さが上記下限に満たないと、導体抵抗により導体損失が大きくなるおそれや、強度が不十分となるおそれがある。逆に、上記平均厚さが上記上限を超えると、導電パターン11が不必要に厚くなるおそれがある。
〔カバーレイ〕
カバーレイ13は電気絶縁性を有する。カバーレイ13は、プリント配線板2において主に導電パターン11を保護する層である。カバーレイ13としては、市販のソルダーレジストを用いることができる。また、カバーレイ13としては、絶縁層と接着剤層との2層構造体とすることも可能である。
カバーレイ13の平均厚さ(ベース層12の表面を基準とする平均厚さ)の下限としては、25μmが好ましく、45μmがより好ましい。一方、上記平均厚さの上限としては、200μmが好ましく、160μmがより好ましい。上記平均厚さが上記下限に満たないと、絶縁性が不十分となるおそれがある。逆に、上記平均厚さが上記上限を超えると、プリント配線板2が不必要に厚くなるおそれがある。
(コイル基板)
コイル基板3は、絶縁層14に配線パターン15が積層された平面コイル基板である。コイル基板3は、プリント配線板であり、好ましくはフレキシブルプリント配線板である。当該回路基板1は、コイル基板3が比較的小型の平面コイル基板であることによって、このコイル基板3を第1はんだ部4によってプリント配線板2のランド部11aに容易に実装することができる。
図2に示すように、コイル基板3は、配線パターン15の一方側の端部に連続して設けられ、絶縁層14の端面を被覆する金属層16と、金属層16に連続して設けられ、絶縁層14の配線パターン15が積層されている面と反対側の面に積層されるランドパターン17とを有する。配線パターン15、金属層16及びランドパターン17は、例えば絶縁層14の両面に積層された導電層をエッチングすることで形成することができる。また、配線パターン15は、上述の導電パターン11と同様に、セミアディティブ法を用いて形成することも可能である。配線パターン15をセミアディティブ法で形成することで、狭ピッチで配線密度の高いコイルパターンを形成しやすい。なお、コイル基板3は、絶縁層14及び配線パターン15に積層されているカバーレイを有していてもよい。
〔絶縁層〕
絶縁層14は合成樹脂を主成分とする。絶縁層14は電気絶縁性を有する。絶縁層14は、配線パターン15を形成するためのベース層である。絶縁層14は、可撓性を有しない構成であってもよいが、可撓性を有することでコイル基板3をフレキシブルプリント配線板として構成できるので好ましい。絶縁層14の主成分としては、例えばポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、液晶ポリマー、フッ素樹脂等の合成樹脂が挙げられる。
絶縁層14の平均厚さの下限としては、2.5μmが好ましく、5μmがより好ましい。一方、絶縁層14の平均厚さの上限としては、100μmが好ましく、80μmがより好ましい。絶縁層14の平均厚さが上記下限に満たないと、絶縁層14の強度や絶縁性が不十分となるおそれがある。逆に、絶縁層14の平均厚さが上記上限を超えると、コイル基板3を十分に薄型化できないおそれがある。
絶縁層14は、平面視で外縁に角部を有している。絶縁層14は、平面視多角形状であり、より詳しくは平面視矩形状である。
〔配線パターン〕
配線パターン15は、平面視で渦巻き状又は多環状(図1では渦巻き状を図示)に形成される配線部15aを有する。配線パターン15は、単独でコイルパターンを構成してもよい。また、配線パターン15は、他の配線パターンと組み合わせてコイルパターンを構成してもよい。配線パターン15が他の配線パターンと組み合わせてコイルパターンを構成する具体例としては、コイル基板3が、絶縁層14の配線パターン15が積層されている側と反対側の面に他の配線パターンを有しており、配線パターン15の配線部15aと他の配線パターンの配線部とがスルーホールによって接続されることで、全体として1つのコイルパターンを形成する構成が挙げられる。
配線パターン15の主成分としては、銅、ニッケル、銀等の金属が挙げられ、安価で電気抵抗の小さい銅が好ましい。また、配線パターン15の主成分は、プリント配線板2の導電パターン11の主成分と同じであることが好ましい。配線パターン15の主成分と導電パターン11の主成分とが同じであることによって、配線パターン15及び導電パターン11の線膨張係数を等しくして、第1はんだ部4を所望の位置に形成しやすい。
配線部15aは、長手方向の一方側の端部(外側の端部)が絶縁層14の外縁に至っている。一方、配線部15aの長手方向の他方側の端部(内側の端部)には端子部15bが接続されている。端子部15bは、スルーホールやリード線等の導体で他の配線や機器等に接続可能に構成されている。
配線部15aの平均厚さの下限としては、0.1μmが好ましく、1μmがより好ましい。一方、上記平均厚さの上限としては、350μmが好ましく、280μmがより好ましい。上記平均厚さが上記下限に満たないと、導体抵抗により導体損失が大きくなるおそれや、強度が不十分となるおそれがある。逆に、上記平均厚さが上記上限を超えると、コイル基板3を十分に薄型化できないおそれがある。
配線部15aの平均幅の下限としては、5μmが好ましく、8μmがより好ましい。一方、上記平均幅の上限としては、40μmが好ましく、30μmがより好ましく、25μmがさらに好ましい。上記平均幅が上記下限に満たないと、導体抵抗により導体損失が大きくなるおそれや、強度が不十分となるおそれがある。逆に、上記平均幅が上記上限を超えると、狭ピッチのコイルパターンを形成し難くなり、コイル基板3の小型化を促進し難くなるおそれがある。なお、「平均幅」とは、任意の10点の幅の平均値をいう。
〔金属層〕
金属層16は、例えばめっきによって形成された金属めっき層である。金属層16は、絶縁層14の端面に固着している。図2に示すように、金属層16は、配線部15aの一方側の端部から連続して形成されている。金属層16の主成分は、配線パターン15の主成分と同じである。金属層16は、配線パターン15と一体的に形成されている。金属層16は、絶縁層14の端面を厚さ方向の両端に亘って被覆している。金属層16は、配線パターン15とランドパターン17とを接続している。金属層16は、第1はんだ部4を介してプリント配線板2に接続される端子部として機能する。
〔ランドパターン〕
ランドパターン17は、例えばめっきによって形成された金属めっき層である。図2に示すように、ランドパターン17は、金属層16から連続して形成されている。ランドパターン17の主成分は、配線パターン15の主成分と同じである。ランドパターン17は、金属層16と一体的に形成されている。
ランドパターン17は、金属層16と共にプリント配線板2に接続される端子部として機能する。ランドパターン17は、プリント配線板2のランド部11aと重なり合う位置に配置されている。ランドパターン17は、ランド部11aに直接積層されていてもよく、第1はんだ部4を介してランド部11aに積層されていてもよい。
(第1はんだ部)
第1はんだ部4は、ランド部11aに積層されており、かつ金属層16を側方から被覆している。第1はんだ部4は、配線パターン15を部分的に被覆していてもよい。
第1はんだ部4は、ランド部11aに積層され、かつ金属層16を被覆することで、ランド部11a及び金属層16を互いに固定している。第1はんだ部4は、金属層16を被覆していることで、はんだフィレットを形成しやすい。また、第1はんだ部4は、ランド部11aと金属層16とに積層されることで、第1はんだ部4の積層領域の線膨張係数を等しくして、第1はんだ部4を所望の位置に形成しやすい。その結果、ランド部11aと金属層16との接続信頼性を高めることができる。
<回路基板の形成方法>
次に、当該回路基板1の形成方法の一例について説明する。当該回路基板の形成方法は、プリント配線板2のランド部11aにはんだペーストを塗布する工程と、上記塗布する工程後に、金属層16がランド部11aと重なり合うようにコイル基板3をプリント配線板2に積層する工程と、上記積層する工程後に、加熱炉ではんだをリフローする工程とを備える。上記塗布する工程におけるはんだペーストの塗布方法としては、スクリーン印刷等の印刷法が挙げられる。
当該回路基板の形成方法は、当該回路基板1を容易に形成することができる。
[第二実施形態]
<回路基板>
図3及び図4の回路基板21は、1又は複数のランド部11aを有するプリント配線板2と、絶縁層34及び絶縁層34に積層される配線パターン35を有し、少なくとも1つのランド部11aに実装されているコイル基板23とを備える。絶縁層34の外縁のランド部11aと重なり合う領域R1は金属層36によって被覆されている。配線パターン35は金属層36と接続されている。当該回路基板21は、金属層36とランド部11aとを互いに固定する第1はんだ部24を有する。当該回路基板21におけるプリント配線板2は、図1及び図2のプリント配線板2と同様の構成とすることができる。そのため、プリント配線板2については、図1及び図2のプリント配線板2と同一符号を付して説明を省略する。
(コイル基板)
コイル基板23は、絶縁層34に配線パターン35が積層された平面コイル基板である。コイル基板23は、プリント配線板であり、好ましくはフレキシブルプリント配線板である。
図4に示すように、コイル基板23は、配線パターン35の一方側の端部に連続して設けられ、絶縁層34の端面を被覆する金属層36と、金属層36に連続して設けられ、絶縁層34の配線パターン35が積層されている側と反対側の面に積層される第2ランドパターン37とを有する。なお、コイル基板23は、絶縁層34及び配線パターン35に積層されているカバーレイを有していてもよい。
〔絶縁層〕
絶縁層34は合成樹脂を主成分とする。絶縁層34は電気絶縁性を有する。絶縁層34は、配線パターン35を形成するためのベース層である。絶縁層34は、可撓性を有しない構成であってもよいが、可撓性を有することでコイル基板23をフレキシブルプリント配線板として構成できるので好ましい。
図4に示すように、絶縁層34の外縁のランド部11aと重なり合う領域R1には、絶縁層34の厚さ方向に貫通する溝部34aが形成されている。つまり、絶縁層34は、ランド部11aと重なり合う端面に、厚さ方向の両端に亘って延びる溝部34aを有する。これにより、当該回路基板21は、金属層36と第1はんだ部24との接触面積を大きくし、金属層36と第1はんだ部24との接続強度を大きくしやすい。また、この構成によると、溝部34a内に第1はんだ部24を保持しやすく、第1はんだ部24の形成時におけるはんだの流動に起因する配線間の短絡を抑制しやすい。
絶縁層34は、平面視で外縁に角部を有している。絶縁層34は、平面視多角形状であり、より詳しくは平面視矩形状である。溝部34aは、上記角部に形成されている。つまり、絶縁層34の上記角部は、溝部34aによって切り欠かれている。溝部34aは、絶縁層34の平面視で交差する2つの端面の接続部分に形成されている。溝部34aは、例えば平面視円弧状である。
絶縁層34は、厚さ方向に貫通する溝部34aを有する以外、図1及び図2のコイル基板3の絶縁層14と同様の構成とすることができる。
〔配線パターン〕
配線パターン35は、平面視で渦巻き状又は多環状に形成される配線部35aと、配線部35aの一方側の端部(外側の端部)に形成される第1ランドパターン35bと、配線部35aの他方側の端部(内側の端部)に形成される端子部35cとを有する。配線パターン35における配線部35aとしては、図1及び図2のコイル基板3の配線部15aと同様の構成とすることができ、配線パターン35の端子部35cとしては、図1及び図2のコイル基板3の端子部15bと同様の構成とすることができる。そのため、以下では第1ランドパターン35bについてのみ説明する。
第1ランドパターン35bは、配線部35aと同じ主成分で、配線部35aと一体的に形成されている。第1ランドパターン35bは、溝部34aによって画定される絶縁層34のエッジに沿って絶縁層34に積層されている。第1ランドパターン35bは、例えば部分環状である。第1ランドパターン35bは、第1はんだ部24を介してプリント配線板2に接続される端子部として機能し得る。当該回路基板21は、第1ランドパターン35bを有することで、第1はんだ部24が配線パターン35を越えて絶縁層34に積層されることを抑制することができる。その結果、第1はんだ部24の積層領域の線膨張係数を等しくし、第1はんだ部24を所望の位置に形成しやすい。
〔金属層〕
金属層36は、例えばめっきによって形成された金属めっき層である。金属層36は、絶縁層34の端面に固着している。金属層36の主成分は、配線パターン35の主成分と同じである。図4に示すように、金属層36は、第1ランドパターン35bから連続して形成されている。金属層36は、溝部34aの全部分を被覆している。これにより、第1はんだ部24が金属層36を越えて絶縁層34の端面を被覆するのを抑制できる。金属層36は、配線パターン35と第2ランドパターン37とを接続している。金属層36は、第1はんだ部24を介してプリント配線板2に接続される端子部として機能する。
〔第2ランドパターン〕
第2ランドパターン37は、例えばめっきによって形成された金属めっき層である。図4に示すように、第2ランドパターン37は、金属層36から連続して形成されている。第2ランドパターン37の主成分は、配線パターン35の主成分と同じである。第2ランドパターン37は、金属層36と一体的に形成されている。
第2ランドパターン37は、溝部34aによって画定される絶縁層34のエッジに沿って絶縁層34に積層されている。第2ランドパターン37は、例えば部分環状である。第2ランドパターン37は、平面視で第1ランドパターン35bと略同一形状である。
第2ランドパターン37は、プリント配線板2に接続される端子部として機能する。第2ランドパターン37は、プリント配線板2のランド部11aと重なり合う位置に配置されている。第2ランドパターン37は、ランド部11aに直接積層されていてもよく、第1はんだ部24を介してランド部11aに積層されていてもよい。
上述の溝部34a、第1ランドパターン35b、金属層36及び第2ランドパターン37は、絶縁層34を形成するためのシート材に厚さ方向に貫通するスルーホールを形成し、このスルーホールを横断するように上記シート材を切断することで形成することができる。
〔第1はんだ部〕
第1はんだ部24は、ランド部11aに積層されており、かつ金属層36を側方から被覆している。第1はんだ部24は、ランド部11aに積層され、かつ金属層36を被覆することで、ランド部11a及び金属層36を互いに固定している。また、第1はんだ部24は、第1ランドパターン35bを被覆してもよい。
第1はんだ部24は、絶縁層34の上述の角部に配置されている。上述のように、絶縁層34は上記角部に溝部34aを有している。また、この溝部34aは金属層36によって被覆されている。第1はんだ部24は、この金属層36を被覆することで、絶縁層34の角部に配置されている。当該回路基板21は、第1はんだ部24が、上記角部に配置されていることによって、第1はんだ部24によってコイル基板23をプリント配線板2に対して固定しやすい。また、この構成によると、コイル基板23をプリント配線板2に対して位置合わせしやすい。
<回路基板の形成方法>
当該回路基板21の形成方法としては、図1及び図2の回路基板1と同様、プリント配線板2のランド部11aにはんだペーストを塗布する工程と、上記塗布する工程後に、金属層36がランド部11aと重なり合うようにコイル基板23をプリント配線板2に積層する工程と、上記積層する工程後に、加熱炉ではんだをリフローする工程とを備える。
[第三実施形態]
<回路基板>
図5の回路基板41は、一対のランド部51aを有するプリント配線板42と、絶縁層54及び絶縁層54に積層される第1配線パターン55を有し、一対のランド部51aに実装されているコイル基板43とを備える。絶縁層54の外縁のランド部51aと重なり合う領域R1は第1金属層(不図示)によって被覆されている。第1配線パターン55は上記第1金属層と接続されている。当該回路基板41は、上記第1金属層とランド部51aとを互いに固定する第1はんだ部44を有する。当該回路基板41は、コイル基板43の上記第1金属層以外の部分とプリント配線板42とを互いに固定する第2はんだ部45をさらに有する。当該回路基板41は、第2はんだ部45を有することで、1はんだ部44と第2はんだ部45とによって、コイル基板43を上記プリント配線板42に対してより確実に固定することができる。
(プリント配線板)
プリント配線板42は、一対のランド部51aを有する導電パターン51を備える。プリント配線板42は、導電パターン51以外については図1及び図2のプリント配線板2と同様の構成とすることができる。そのため、以下では、導電パターン51についてのみ説明する。
〔導電パターン〕
導電パターン51は導電性を有する。導電パターン51は、一対のランド部51aと、一対のランド部51aに接続される一対の配線部51bとを有する。また、導電パターン51は、1又は複数(図5では2つを図示)のパッド部51cを有する。
パッド部51cは、コイル基板43の外縁と重なり合う位置に形成される。パッド部51cは、コイル基板43を固定する基台として用いられるもので、配線部とは接続されていなくてよい。パッド部51cは、ランド部51aと略同一形状とすることができる。パッド部51cは、ランド部51aと同様、プリント配線板42の外部に露出している。導電パターン51の主成分、平均厚さ及び形成方法としては、図1及び図2のプリント配線板2の導電パターン11と同様とすることができる。
(コイル基板)
コイル基板43は、絶縁層54に第1配線パターン55が積層された平面コイル基板である。コイル基板43は、プリント配線板であり、好ましくはフレキシブルプリント配線板である。コイル基板43は、絶縁層54と、絶縁層54のプリント配線板42が配置される側と反対側の面に積層される第1配線パターン55と、絶縁層54の第1配線パターン55が積層される側と反対側の面に積層される第2配線パターン(不図示)と、絶縁層54の外縁のランド部51aと重なり合う領域R1を被覆する第1金属層と、絶縁層54の第1配線パターン55が積層される側と反対側の面に積層され、上記第1金属層に接続される第2ランドパターン(不図示)と、絶縁層54の第1配線パターン55が積層される面の外縁に沿って積層される第3ランドパターン56と、第3ランドパターン56と接続され、絶縁層54の外縁のパッド部51cと重なり合う領域R2を被覆する第2金属層(不図示)と、絶縁層54の第1配線パターン55が積層される側と反対側の面に積層され、上記第2金属層に接続される第4ランドパターン(不図示)とを有する。
〔絶縁層〕
絶縁層54は合成樹脂を主成分とする。絶縁層54は電気絶縁性を有する。絶縁層54は、第1配線パターン55及び上記第2配線パターンを形成するためのベース層である。絶縁層54は、可撓性を有しない構成であってもよいが、可撓性を有することでコイル基板43をフレキシブルプリント配線板として構成できるので好ましい。
絶縁層54の外縁のランド部51aと重なり合う領域R1及び絶縁層54の外縁のパッド部51cと重なり合う領域R2には、絶縁層54の厚さ方向に貫通する溝部54aが形成されている。
絶縁層54は、平面視で外縁に角部を有している。絶縁層54は、平面視多角形状であり、より詳しくは平面視矩形状である。溝部54aは、絶縁層54の複数の角部に形成されており、より詳しくは絶縁層54の全ての角部に形成されている。溝部54aは、平面視で交差する2つの端面の接続部分に形成されている。溝部54aは、例えば平面視円弧状である。
絶縁層54は、上記複数の角部に溝部54aを有する以外、図1及び図2のコイル基板3の絶縁層14と同様の構成とすることができる。
〔配線パターン〕
上述のように、コイル基板43は、絶縁層54のプリント配線板42が配置される側と反対側の面に積層される第1配線パターン55と、絶縁層54の第1配線パターン55が積層される側と反対側の面に積層される第2配線パターンとを有している。第1配線パターン55と上記第2配線パターンとは、互いにスルーホール55aによって接続されており、全体として平面視で外側から中心側に移動する第1ループと、中心側から外側に移動する第2ループとを有する渦巻き状の閉ループを構成している。上記閉ループの両端部は、上記第1金属層に接続されている。換言すると、第1配線パターン55と上記第2配線パターンとを組み合わせて構成されるコイルパターンの両端部は、上記第1金属層に接続されている。上記閉ループの両端部は、絶縁層54の同一面上に形成されている。
第1配線パターン55は、上記第1ループ及び上記第2ループの一部を構成する配線部55bと、上記コイルパターンの両端部を構成する一対の第1ランドパターン55cとを有している。
第1配線パターン55の主成分としては、図1及び図2のコイル基板3の配線パターン15と同様とすることができる。第1配線パターン55における配線部55bの平均厚さ及び平均幅としては、図1及び図2のコイル基板3の配線部15aの平均厚さ及び平均幅と同様とすることができる。第1ランドパターン55cの具体的構成としては、図3及び図4のコイル基板23の第1ランドパターン35bと同様とすることができる。
〔金属層〕
上記第1金属層及び上記第2金属層は、図3及び図4のコイル基板23の金属層36と同様の構成とすることができる。
〔ランドパターン〕
第3ランドパターン56は、配線部55bと接続されていない以外、第1ランドパターン55cと同様の構成とすることができる。また、上記第2ランドパターン及び上記第4ランドパターンは、図3及び図4のコイル基板23の第2ランドパターン37と同様の構成とすることができる。
〔第1はんだ部〕
一対の第1はんだ部44は、絶縁層54の一対の角部に配置されている。第1はんだ部44は、ランド部51aに積層され、かつ上記第1金属層を被覆することで、ランド部51a及び上記第1金属層を互いに固定している。当該回路基板41は、コイルパターンの両端部を構成する一対の第1ランドパターン55cがいずれも絶縁層54の同一面に形成されており、一対の第1ランドパターン55cが上記第1金属層及び第1はんだ部44を介して導電パターン51と接続されている。そのため、当該回路基板41は、第1配線パターン55及び導電パターン51の接続部分の省スペース化を図りつつ、第1配線パターン55及び導電パターン51を容易かつ確実に電気的に接続することができる。また、当該回路基板41は、一対の第1はんだ部44を有するので、これらの第1はんだ部44のみによってコイル基板43をプリント配線板42に実装することができる。
〔第2はんだ部〕
第2はんだ部45は、絶縁層54の角部に配置されている。第2はんだ部45は、パッド部51cに積層されており、かつ上記第2金属層を側方から被覆している。第2はんだ部45は、パッド部51cに積層され、かつ上記第2金属層を被覆することで、パッド部51c及び上記第2金属層を互いに固定している。また、第2はんだ部45は、第3ランドパターン56を被覆してもよい。第2はんだ部45は、パッド部51cと上記第2金属層とに積層されることで、第2はんだ部45の積層領域の線膨張係数を等しくし、第2はんだ部45を所望の位置に形成しやすい。つまり、パッド部51c、上記第2金属層及び第3ランドパターン56は、第2はんだ部45の積層領域を構成することで、コイル基板43をプリント配線板42に容易かつ確実に実装するための補助部を構成している。
当該回路基板41は、絶縁層54の複数の角部に第1はんだ部44及び第2はんだ部45が配置されている。これにより、当該回路基板41は、コイル基板43をプリント配線板に42対してより確実に固定することができる。
当該回路基板41は、第1はんだ部44及び第2はんだ部45が絶縁層54の複数箇所に配置されており、より詳しくは絶縁層54の4つの角部に配置されている。これにより、コイル基板43は、第1はんだ部44及び第2はんだ部45のみでプリント配線板42に固定されている。その結果、当該回路基板41は、回路基板41全体の小型化を図りつつ、コイル基板43をプリント配線板42に容易かつ確実に実装することができる。
<回路基板の形成方法>
当該回路基板41の形成方法は、プリント配線板42のランド部51a及びパッド部51cにはんだペーストを塗布する工程と、上記塗布する工程後に、上記第1金属層がランド部51aと重なり合い、上記第2金属層がパッド部51cと重なり合うようにコイル基板43をプリント配線板42に積層する工程と、上記積層する工程後に、加熱炉ではんだをリフローする工程とを備える。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば上記コイル基板は、プリント配線板のランド部に積層される上述の第2ランドパターンを有していなくてもよい。
上記絶縁層は、角部以外の外縁に溝部を有していてもよい。例えば図6に示すように、絶縁層74は、1つの端面の中間部分に溝部74aを有していてもよい。この構成によると、溝部74aを被覆する金属層76によってはんだ部64を囲みやすく、はんだ部64を形成する際におけるはんだの流動を抑えやすい。
また、上記絶縁層の複数の角部に上記第1はんだ部及び上記第2はんだ部が配置される場合でも、上記第1はんだ部及び上記第2はんだ部が配置される角部に上記溝部が形成されていなくてもよい。
上記絶縁層の平面形状は、多角形状に限定されるものではない。
当該回路基板が上述の第2はんだ部を有する場合、上記コイル基板は、上述の第2金属層、第3ランドパターン及び第4ランドパターンの一部又は全てを有しなくてもよい。また、上記プリント配線板が、上述のパッド部を有しない構成とすることも可能である。
以上のように、本開示に係る回路基板は、全体の小型化を図りつつ、コイル基板をプリント配線板に容易かつ確実に実装することができるので、電源装置等に好適に用いることができる。
1、21、41 回路基板
2、42 プリント配線板
3、23、43 コイル基板
4、24、44 第1はんだ部
11、51 導電パターン
11a、51a ランド部
11b、51b、55b 配線部
12 ベース層
13 カバーレイ
14、34、54、74 絶縁層
15、35 配線パターン
15a、35a 配線部
15b、35c 端子部
16、36、76 金属層
17 ランドパターン
34a、54a、74a 溝部
35b、55c 第1ランドパターン
37 第2ランドパターン
45 第2はんだ部
51c パッド部
55 第1配線パターン
55a スルーホール
56 第3ランドパターン
64 はんだ部
R1 絶縁層の外縁のランド部と重なり合う領域
R2 絶縁層の外縁のパッド部と重なり合う領域

Claims (5)

  1. 1又は複数のランド部を有するプリント配線板と、
    絶縁層及びこの絶縁層に積層される配線パターンを有し、少なくとも1つの上記ランド部に実装されているコイル基板と
    を備える回路基板であって、
    上記絶縁層の外縁の上記ランド部と重なり合う領域が金属層によって被覆されており、
    上記配線パターンが上記金属層と接続されており、
    上記金属層と上記ランド部とを互いに固定する第1はんだ部を有している回路基板。
  2. 上記領域に上記絶縁層の厚さ方向に貫通する溝部を有する請求項1に記載の回路基板。
  3. 上記絶縁層が平面視で角部を有しており、
    上記第1はんだ部が、上記角部に配置されている請求項1又は請求項2に記載の回路基板。
  4. 上記コイル基板の上記金属層以外の部分と上記プリント配線板とを互いに固定する第2はんだ部をさらに有する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の回路基板。
  5. 上記絶縁層が平面視多角形状であり、この絶縁層の複数の角部に上記第1はんだ部又は上記第2はんだ部が配置されている請求項4に記載の回路基板。
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