JP5092039B1 - サーバ装置、電話システム及びサーバ装置に使用されるファームウェア更新制御方法 - Google Patents

サーバ装置、電話システム及びサーバ装置に使用されるファームウェア更新制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ファームウェアの更新の際に、端末のユーザが利用できない状況を発生する確率を大幅に下げることができ、しかも保守者の負荷を軽減し得る。
【解決手段】実施形態によれば、サーバ装置は、タイマと、取得手段と、記憶手段と、制御手段とを備える。タイマは、現在時刻を計時する。取得手段は、複数の端末の各々に設定された現地時刻情報を取得する。記憶手段は、端末を特定する端末IDと、取得手段で得られた現地時刻情報と、現地時刻とタイマによる時刻との時差とを対応付けた管理テーブルを記憶する。制御手段は、ファームウェアの更新開始時刻が指示されたとき、管理テーブルを参照し、この参照結果に基づいて、更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行する。
【選択図】 図7

Description

本発明の実施形態は、例えばVOIP(Voice Over Internet Protocol)システムで使用されるサーバ装置、電話システム及びサーバ装置に使用されるファームウェア更新制御方法に関する。
近年、LAN(Local Area Network)やインターネットといったパケット通信網を介して、双方向に画像や音声をパケットデータとして、リアルタイムに送受信するIP電話システムが普及している。このIP電話システムでは、パケット通信網に接続されるIP端末間で音声通信を行うことができるとともに、IP端末と公衆網に接続される電話端末との間で音声通信を行えることは勿論のこと、パケット通信網を介して国・地域を跨った音声通信を行うことができる。
ところで、上記IP電話システムでは、保守者が保守画面を通じ、サーバに登録したIP端末を指定した上でそのファームウェア更新をサーバに指示した際に、指定されたIP端末に対して即座にファームウェアの更新が始まる。
IP端末は、ファームウェアの更新が始まると、更新が完了するまでは、ユーザは一切端末を利用できなくなるため、実際には、保守者は各ユーザの利用が無い、もしくは少ない深夜の時間帯に更新作業を実施することが多い。
さらに、サーバに登録されるIP端末は国・地域といった様々な場所に設置されることも多く、その設置場所においては、登録するサーバの設置場所と大きな時差が発生する場合もある。その際、保守者は各端末の設置場所を把握した上で、更新作業を複数回実施することが多い。
特開2009−267718号公報 特開2005−352946号公報 特開2006−33598号公報
ところで、上記IP電話システムでは、サーバに登録されるIP端末の設置場所を考慮すると、登録IP端末数が多くなればなるほど、保守者に幾度もの更新作業が発生し、そもそも全IP端末の設置場所を保守者が把握するのは現実的に困難である。このため、ユーザの利用を極力妨げず、かつ保守者の負荷も軽減できるような更新手法が強く望まれている。
本発明の目的は、ファームウェアの更新の際に、端末のユーザが利用できない状況を発生する確率を大幅に下げることができ、しかも保守者の負荷を軽減し得るサーバ装置、電話システム及びサーバ装置に使用されるファームウェア更新制御方法を提供することにある。
実施形態によれば、サーバ装置は、複数の端末を登録し、端末間の交換処理に係るファームウェアが設定された複数の端末間の通信接続を行わせるサーバ装置において、タイマと、取得手段と、記憶手段と、制御手段とを備える。タイマは、現在時刻を計時する。取得手段は、複数の端末の各々に設定された現地時刻情報を取得する。記憶手段は、端末を特定する端末IDと、取得手段で得られた現地時刻情報と、前記現地時刻情報と前記タイマで計時される現在時刻との時差とを対応付けた管理テーブルを記憶する。制御手段は、ファームウェアの更新開始時刻が指示されたとき、管理テーブルを参照し、この参照結果に基づいて、タイマによる時刻と時差との和が更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行する。
第1の実施形態に係るVOIPシステムの概略構成図。 図1に示す交換機サーバの一例を示す機能ブロック図。 図2に示す管理テーブルの記憶内容の一例を示す図。 図2に示すファームウェア記憶部の記憶内容の一例を示す図。 第1の実施形態において、IP端末がログインする際の交換機サーバの制御手順を示すフローチャート。 第1の実施形態において、ファームウェア更新における保守端末と、ログイン中のIP端末と、交換機サーバとの間の情報の送受信動作を示すシーケンス。 同じく第1の実施形態において、ファームウェア更新における保守端末と、ログイン中のIP端末と、交換機サーバとの間の情報の送受信動作を示すシーケンス。 ファームウェアの送信フォーマットの一例を示す図。 第2の実施形態に係る交換機サーバの一例を示す機能ブロック図。 図9に示す管理テーブルの記憶内容の一例を示す図。 第2の実施形態において、ファームウェア更新における保守端末と、ログイン中のIP端末と、交換機サーバとの間の情報の送受信動作を示すシーケンス。 同じく第2の実施形態において、ファームウェア更新における保守端末と、ログイン中のIP端末と、交換機サーバとの間の情報の送受信動作を示すシーケンス。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、ファームウェアの更新開始時刻を保守者が任意に決めることができるようにするとともに、各国・地域に配置されるIP端末の現地時刻を考慮し、各IP端末の空いている時間帯でファームウェアの更新をできるようにしている。
図1は、第1の実施形態に係るVOIPシステムの概略構成図である。
このVOIPシステムでは、IP端末T11〜T1n及び保守端末MTをA国に、IP端末T21をB国に、IP端末T31をC国に設置しているものとする。また、交換機サーバSVはA国に設置されているものとする。IP端末T11〜T1n,T21,T31及び保守端末MTは、IPネットワーク1を経由して、交換機サーバSVに登録されている。
IP端末T11〜T1n,T21,T31は、通話処理機能とメディア情報処理機能とを備えた端末である。交換機サーバSVは、IP端末T11〜T1n,T21,T31間で、例えばSIPに従ってセッションを確立する交換制御機能を備える。そして、セッション確立後は、発信側と着信側の電話端末間でピアツーピア接続によりIPパケットを送受信することで、音声通信を行なう。
図2は、図1に示す交換機サーバSVの一例を示す機能ブロック図である。
交換機サーバSVは、制御部21、ノースブリッジ22、主メモリ23、ビデオコントローラ24、表示部25、サウスブリッジ26、HDD(Hard Disk Drive)27、マルチドライブ28、LANコントローラ29、インタフェース部30、PCカードコントローラ31、BIOS−ROM(Basic Input/Output System ROM)33、EC/KBC(Embedded Controller/Keyboard Controller)34、電源コントローラ(PSC)35、電源部36、キーボード(KB)37、マウス用インタフェース(I/F)38、マウス39、I/Oコントローラ40などを備える。
制御部21は、(CPU:Central Processing Unit)を主体として交換機サーバSV全体の制御を司るものであり、主メモリ23をワークエリアとして使用し、HDD27から主メモリ23にロードされる、オペレーティングシステム(OS)23a、ドライバ23b、交換プログラム23cなどを実行する。
ノースブリッジ22は、制御部21とサウスブリッジ26との間のブリッジ処理、主メモリ23の制御、ビデオコントローラ24の制御などを行う各種コントローラを備えている。
ビデオコントローラ24は、AGP(Accelerated Graphics Port)を介してノースブリッジ22に接続されており、表示部25に表示すべきデータの制御を行う。表示部25は、ビデオコントローラ24から送られてくるデータを画面上に表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)を備えている。
サウスブリッジ26は、ハブリンクを介してノースブリッジ22に接続されており、LPC(Low Pin Count)バス上の各種デバイス(EC/KBC34、I/Oコントローラなど)や、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各種PCIデバイス(LANコントローラ29、インタフェース部30、PCカードコントローラ31など)や、IDE(Integrated Drive Electronics)対応のディスクドライブや、USBデバイスなどの制御を行う各種コントローラを備える。
HDD27は、プライマリIDEに対応するデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、OSや交換プログラム等の各種プログラム、各種データ23dなどを記憶する内蔵のハードディスクである。マルチドライブ28は、セカンダリIDEに対応するデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、リムーバブルな記録媒体であるCD−ROM、DVD−ROM、CD−R/RWを駆動する。
LANコントローラ29は、PCIデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、有線LANの仕様に準拠する通信機能を備え、同じ通信機能を備えた通信装置との間で通信を行うものである。
インタフェース部30は、PCIデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、IPネットワーク1の仕様に準拠する通信機能を備え、IPパケットの授受に係わる処理を行う。
PCカードコントローラ31は、PCIデバイスとしてサウスブリッジ26に接続されており、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)の仕様に準拠し、各種のPCカードを制御するものである。BIOS−ROM33は、LPCバスに接続されており、電源が投入された際に主に交換機サーバSV内のハードウェアに対する設定処理などを行うBIOS(Basic Input/Output System)を格納している。EC/KBC34は、LPCバスに接続されており、電源コントローラ35やキーボード37等の入力装置の制御などを行う。このEC/KBC34は、組み込みコントローラであるEC(Embedded Controller)とキーボードコントローラとを一体化したものである。
電源コントローラ35は、I2Cバスを介してEC/KBC34に接続されており、交換機サーバSV内の各部に供給する電圧を制御する。電源部36は駆動電力を生成し、交換機サーバSV内の各部に供給する。キーボード37は、EC/KBC34に接続されており、各種キーの押下に対応した入力信号をKBCに通知するものである。マウス用インタフェース38は、マウス39とEC/KBC34との間の信号のインタフェースを行うものである。マウス39は、マウス用インタフェース38に接続されており、クリック操作などにより入力を行うものである。I/Oコントローラ40は、LPCバスに接続されており、外部とシリアル信号やパラレル信号の入出力制御を行うと共に、マウス39との入出力制御をも行う。
この交換機サーバSVにおいては、制御部21の制御のもとで、主メモリ23上に展開した交換プログラム23cがLANコントローラ29などと協働して所定の交換処理機能を実現する。交換機サーバSVは汎用のコンピュータサーバに交換プログラム23cをロードし、このプログラムを実行させることで電話端末間の交換機能を実現する。交換機サーバSVは、汎用コンピュータと同様に、データが記憶された領域が物理的には不連続なメモリ領域であっても、ソフトウェア(プロセスなど)から見て連続になるように見せかける仮想記憶システムを採用する。
ところで、制御部21は、システムタイマTMと、現地時刻情報受信部21aと、テーブル作成部21bと、判定部21cと、更新処理部21dとを備える。
システムタイマTMは、交換機サーバSVの現在時刻を計時するものである。現地時刻情報受信部21aは、IP端末T11〜T1n,T21,T31のログイン時、もしくはIP端末T11〜T1n,T21,T31からの現地時刻更新操作実施時に、各IP端末T11〜T1n,T21,T31から通知される現地時刻情報を受信する。
テーブル作成部21bは、IP端末T11〜T1n,T21,T31を特定する端末IDと、上記現地時刻情報受信部21aで得られた現地時刻情報とを対応付けた管理テーブル271を作成し、HDD27に記憶する。管理テーブル271は、図3に示すように、ログイン中のIP端末T11〜T1n,T21,T31の端末IDと、各IP端末が設置される国または地域の現地時刻(Local Time)と、時差と、ファームウェア更新結果とを対応付けたテーブルである。ここでは、IP端末T11,T21,T31がログイン中であるものとする。なお、現地時刻は、IP端末T11〜T1n,T21,T31から定期的に通知される時刻であり、時差は通知される現地時刻とシステムタイマTMで計時される現在時刻とを比較することで計算される。
判定部21cは、ファームウェアの更新開始時刻が指示されたとき、管理テーブル271を参照し、更新開始時刻が管理テーブル271中の現地時刻に一致するか否かを判定する。
更新処理部21dは、上記判定部21cによる判定結果に基づいて、更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行する。この場合、更新処理部21dは、HDD27のファームウェア記憶部272に記憶されている新らしいバージョンのファームウェアを読み出し、更新開始時刻になった例えばIP端末T11へ送信する。ファームウェアには、図4に示すように、例えば電話機能設定、キーコンフィグ設定が含まれている。電話機能設定には、機能ごとのオン・オフが設定され、キーコンフィグ設定にはキーごとの用途が設定される。すなわち、図4(a)の旧バージョンのファームウェアが設定されていたIP端末T11には、図4(b)の新バージョンのファームウェアが交換機サーバSVからダウンロードされ更新される。すると、IP端末T11では、「機能c」に代わって、新たに「機能f」(例えばボイスメール機能)、「機能j」(例えばオートアテンダント機能)が使用できるようになり、また、新たに「キー6」には「回線2の捕捉」が割り当てられ、「キー7」には「回線3の捕捉」が割り当てられる。
また、更新処理部21dは、管理テーブル271から、ファームウェアの更新が完了していない(Resultが「OK」でない)IP端末に対しファームウェアの更新を実行する。
次に、上記構成によるVOIPシステムの動作を説明する。
(ログイン動作)
図5は、例えばIP端末T11がログインする際の交換機サーバSVの制御手順を示すフローチャートである。
IP端末T11を使用する場合に、例えばIP端末T11のユーザは、交換機サーバSVにアクセスする。
そして、IP端末T11のユーザは、ログイン画面において、端末ID及びパスワードを入力し、交換機サーバSVへのログインを試みる。これらの入力が終了すると、これら端末ID及びパスワード及び電話番号を交換機サーバSVに向け送信する。
IP端末T11からのログイン要求を受け取った交換機サーバSVは、ステップST5aからステップST5bに移行して、ここで端末IDが予め管理テーブル271に登録されているID群に一致するものであるかをチェックし、無ければログインを許可せず、ステップST5bからステップST5cに移行して、ここで端末PC1へユーザ名が存在しない旨をエラーメッセージとして返送する。
また、同一IDでの二重ログインを防ぐため、交換機サーバSVは、登録されているIDと一致したとしても、既にそのIDでログイン済みであれば、新たなログインを許可せず、ステップST5dからステップST5cに移行してここでIP端末T11へログイン済みを知らせる旨をエラーメッセージとして返送する。
IDに関してOKであれば、交換機サーバSVは、ステップST5dからステップST5eに移行して、ここでパスワードの認証を行なう。ここで、パスワードが正しくなければ、交換機サーバSVはステップST5eからステップST5cに移行して、ここでその旨をエラーメッセージでIP端末T11へ返送する。
一方、全てのチェックがOKであれば、交換機サーバSVはステップST5eからステップST5fへ移行して、ここでIP端末T11へ認証完了のメッセージを返送し、ログイン中のユーザとして管理テーブル271への登録を行なう。
(ファームウェア更新)
図6は、ファームウェア更新における保守端末MTと、ログイン中のIP端末T11,T21,T31と、交換機サーバSVとの間の情報の送受信動作を示すシーケンスである。
まず各IP端末T11,T21,T31は、交換機サーバSVへのログイン時、もしくはIP端末T11,T21,T31上からの現地時刻更新操作実施時に(ステップST61a)、交換機サーバSVに対して現地時刻情報を送信する(図6(1))。
交換機サーバSVは、管理テーブル271において、通知を受けたIP端末に対する現地時刻およびサーバ時刻との時差情報を更新する(ステップST62a)。
保守者が保守端末MTを通じ、交換機サーバSVに対してIP端末T11,T21,T31のファームウェア更新指示を入力したとする(ステップST63a)。そうすると、保守端末MTは、ファームウェアのバージョ番号及び更新開始時刻を入力するためのメッセージを表示器(図示せず)に表示する。この状態で、保守者が保守端末MTのキーボードを操作してファームウェアのバージョン番号及び更新開始時刻(例えば3:00)を入力したとする。そうすると、保守端末MTは、ファーム更新指示と更新開始時刻とを交換機サーバSVに通知する(図6(2))。
通知を受けた交換機サーバSVは管理テーブル271、システムタイマTMで計時されるサーバ時刻、更新開始時刻をそれぞれ参照し、更新開始判定処理を行う(ステップST62b)。具体的には、サーバ時刻に時差を追加した時間が更新開始時刻になったIP端末に対し、ファームウェア更新処理を実行する。
まず、交換機サーバSVは、管理テーブル271を参照して、「Result」が「OK」でないことを確認すると、ステップST62cからステップST62dに移行してここでシステムタイマTMで計時される時刻に各IP端末T11,T21,T31に対応する時差を加算した時刻が更新開始時刻になるか否かの判断を行う。図7に示すように、システムタイマTMが3:00を計時した時点で、交換機サーバSVは「時差」が「0」となるIP端末T11に対しファームウェアの更新指示を送る(ステップST62e)。この場合、ファームウェアの更新指示は、図8(a)に示すように、ヘッダ部と、データ部とに構成され、データ部には「更新開始」を示す旨のメッセージ、ファームウェアのダウンロード元となるサーバのIPアドレス、ファームウェアのファイル名、FTPアクセスの際のユーザアカウント名、パスワードが含まれる。ヘッダ部には、送信元となる交換機サーバSVのIPアドレス及びポート番号と送信先となるIP端末T11のIPアドレスとポート番号とが含まれる。
ファームウェアの更新指示を受信したIP端末T11は、ユーザによる操作もしくは自動的に上記取得指示に含まれる情報に基づいて、交換機サーバSVにアクセスし、交換機サーバSVのHDD27のファームウェア記憶部272に記憶されている新バージョンのファームウェアをダウンロードし、既に設定されているファームウェアを新バージョンのファームウェアに更新する(ステップST61b)。
そして、IP端末T11は、ファームウェアの更新が完了すると、更新完了メッセージを交換機サーバSVに通知する(ステップST61c)。この場合、更新完了メッセージは、図8(b)に示すように、ヘッダ部と、データ部とに構成され、データ部には応答であることを示す旨のメッセージ、更新の結果(正常/異常)、エラー情報(エラーコード)とが含まれる。ヘッダ部には、送信元となるIP端末T11のIPアドレス及びポート番号と送信先となる交換機サーバSVのIPアドレスとポート番号とが含まれる。
更新完了メッセージを受信した交換機サーバSVは、管理テーブル271中のIP端末T11の該当する「Result」を「OK」に更新する(ステップST62f)。
また、交換機サーバSVは、図7に示すように、システムタイマTMが6:00を計時した時点で、交換機サーバSVは「時差」が「−3」となるIP端末T31に対しファームウェアの更新指示を送る。ファームウェアの更新指示を受信したIP端末T31は、ユーザによる操作もしくは自動的に上記取得指示に含まれるファームウェアの格納場所に基づいて、交換機サーバSVにアクセスし、交換機サーバSVのHDD27のファームウェア記憶部272に記憶されている新バージョンのファームウェアをダウンロードし、既に設定されているファームウェアを新バージョンのファームウェアに更新する。
そして、IP端末T31は、ファームウェアの更新が完了すると、更新完了メッセージを交換機サーバSVに通知する。
更新完了メッセージを受信した交換機サーバSVは、管理テーブル271中のIP端末T31の該当する「Result」を「OK」に更新する。
さらに、交換機サーバSVは、図7に示すように、システムタイマTMが20:30を計時した時点で、交換機サーバSVは「時差」が「+6:30」となるIP端末T21に対しファームウェアの更新指示を送る。
ファームウェアの更新指示を受信したIP端末T21は、ユーザによる操作もしくは自動的に上記取得指示に含まれるファームウェアの格納場所に基づいて、交換機サーバSVにアクセスし、交換機サーバSVのHDD27のファームウェア記憶部272に記憶されている新バージョンのファームウェアをダウンロードし、既に設定されているファームウェアを新バージョンのファームウェアに更新する。
そして、IP端末T21は、ファームウェアの更新が完了すると、更新完了メッセージを交換機サーバSVに通知する。
更新完了メッセージを受信した交換機サーバSVは、管理テーブル271中のIP端末T21の該当する「Result」を「OK」に更新する。
交換機サーバSVは、上記ステップST62cにおいて、管理テーブル271中の全端末のファームウェア更新が正常に完了した場合に(Yes)、保守端末MTに対し更新完了通知を行う(ステップST62g)。
また、交換機サーバSVは、更新が失敗となったIP端末に対しては、24時間後に再度更新処理を実行する。
以上のように上記第1の実施形態では、交換機サーバSVにおいて、ログイン中のIP端末T11,T21,T31を特定する端末IDと、各IP端末T11,T21,T31から取得した現地時刻情報(Local Time及び時差)とを対応付けた管理テーブル271をHDD27に記憶し管理しておき、保守端末MTにてファームウェアの更新開始時刻が指示された時に、制御部21Aにより管理テーブル271を参照して更新開始時刻と現地時刻情報とが一致するか否かを判定し、一致したIP端末に対し順次ファームウェアの更新を実行するようにしている。
従って、ユーザが端末を利用できない状況が発生する確率を大幅に下げることができ、また保守者は更新指示を任意のタイミングで一度だけ実行すればよく、負荷が大幅に軽減される。
また、上記第1の実施形態では、保守端末MTにおいて、保守者がファームウェアの更新指示を入力すると、更新開始時刻の入力メッセージが表示器に表示され、この状態で保守者が任意の更新開始時刻を入力した場合に、ファームウェアの更新指示及び更新開始時刻を交換機サーバSVに通知するようにしているので、ファームウェアの更新開始時刻を保守者自身で決定することができ、これにより保守者にとって柔軟性を増すことができる。
さらに上記第1の実施形態では、端末IDと、現地時刻情報と、ファームウェアの更新の完了結果とを対応付けた管理テーブル271をHDD27に記憶し管理しておき、保守端末MTによりファームウェアの更新が指示されたときに、管理テーブル271中でファームウェアの更新が完了していないIP端末に対しファームウェアの更新を実行するようにしているので、ファームウェアの更新における信頼性を向上できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、IP端末ごとの使用状況に合わせて、ファームウェアの更新開始時刻をIP端末ごとにきめ細かく設定できるようにしたものである。
図9は、第2の実施形態に係る交換機サーバSVの一例を示す機能ブロック図である。図9において、上記図2と同一箇所については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
制御部21Bには、端末情報受信部21e及び更新開始時刻決定部21fを備える。端末情報受信部21eは、ログイン中のIP端末T11,T21,T31から通知される1時間毎の発着呼数、キー操作数を示す情報を受信する。
テーブル作成部21bは、IP端末T11〜T1n,T21,T31を特定する端末IDと、上記現地時刻情報受信部21aで得られた現地時刻情報と、1時間毎の発着呼数、キー操作数とを対応付けた管理テーブル273を作成し、HDD27に記憶する。管理テーブル273は、図10に示すように、ログイン中のIP端末T11〜T1n,T21,T31の端末IDと、各IP端末が設置される国または地域の現地時刻(Local Time)と、1時間毎の発着呼数、キー操作数と、時差と、ファームウェア更新結果とを対応付けたテーブルである。ここでは、IP端末T11,T21,T31がログイン中であるものとする。なお、現地時刻は、IP端末T11〜T1n,T21,T31から定期的に通知される時刻であり、時差は通知される現地時刻とシステムタイマTMで計時される現在時刻とを比較することで計算される。発着呼数は0時から24時の各1時間ごとに発信が何回あったか着信が何回あったかを示す回数値であり、キー操作数は0時から24時の各1時間ごとにダイヤルキー、転送キー、機能キーといったキーが何回押されたかを示す回数値である。
更新開始時刻決定部21fは、保守端末MTによるファームウェアの更新指示をトリガとして、管理テーブル273中の発着呼数及びキー操作数の双方の和が最小となる時間を対応するIP端末T11,T21,T31の更新開始時刻として決定する。IP端末T11については、例えば「1:00」の発着呼数が「0」、キー操作数が「0」であるので、現地時刻における更新開始時刻を「1:00」に決定する。また、IP端末T21については、例えば「4:00」の発着呼数が「1」、キー操作数が「1」であるので、現地時刻における更新開始時刻を「4:00」に決定する。さらに、IP端末T31については、例えば「2:00」の発着呼数が「2」、キー操作数が「0」であるので、現地時刻における更新開始時刻を「2:00」に決定する。
次に、上記構成によるVOIPシステムの動作を説明する。
図11は、ファームウェア更新における保守端末MTと、ログイン中のIP端末T11,T21,T31と、交換機サーバSVとの間の情報の送受信動作を示すシーケンスである。
まず各IP端末T11,T21,T31は、交換機サーバSVへのログイン時、もしくはIP端末T11,T21,T31上からの現地時刻更新操作実施時に(ステップST111a)、交換機サーバSVに対して現地時刻情報を送信する(図11(1))。
交換機サーバSVは、管理テーブル273において、通知を受けたIP端末に対する現地時刻およびサーバ時刻との時差情報を更新する(ステップST112a)。
各IP端末T11,T21,T31はログイン後、自身に発生する発着呼数、およびユーザのキー操作数をIP端末T11,T21,T31内に集計、記録し(ステップST111b)、1時間ごとの集計数を交換機サーバSVに定期的に通知する(ステップST111c、図11(2))。通知を受けた交換機サーバSVは、テーブル273上の該当端末に対するこれらの情報を追加/更新する(ステップST112b)。
保守者が保守端末MTを通じ、交換機サーバSVに対してIP端末T11,T21,T31のファームウェア更新指示を入力したとする(ステップST113a)。すると、保守端末MTは、ファーム更新指示を交換機サーバSVに通知する(図11(3))。
通知を受けた交換機サーバSVは管理テーブル273、システムタイマTMで計時されるサーバ時刻、1時間ごとの発着呼数及びキー操作数をそれぞれ参照し、更新開始判定処理を行う(ステップST112c)。具体的には、発着呼数及びキー操作数が双方で最も少ない時間を更新開始時刻に決定し、更新開始時刻になったIP端末に対し、ファームウェア更新処理を実行する。
まず、交換機サーバSVは、管理テーブル273を参照して、「Result」が「OK」でないことを確認すると、ステップST112dからステップST112eに移行してここでシステムタイマTMで計時される時刻に各IP端末T11,T21,T31に対応する時差を加算した時刻が更新開始時刻になるか否かの判断を行う。図12に示すように、システムタイマTMが1:00を計時した時点で、交換機サーバSVは「時差」が「0」となるIP端末T11に対しファームウェアの更新指示を送る(ステップST112f)。
ファームウェアの更新指示を受信したIP端末T11は、ユーザによる操作もしくは自動的に上記取得指示に含まれるファームウェアの格納場所に基づいて、交換機サーバSVにアクセスし、交換機サーバSVのHDD27のファームウェア記憶部272に記憶されている新バージョンのファームウェアをダウンロードし、既に設定されているファームウェアを新バージョンのファームウェアに更新する(ステップST111d)。
そして、IP端末T11は、ファームウェアの更新が完了すると、更新完了メッセージを交換機サーバSVに通知する(ステップST111e)。
更新完了メッセージを受信した交換機サーバSVは、管理テーブル273中のIP端末T11の該当する「Result」を「OK」に更新する(ステップST112g)。
また、交換機サーバSVは、図12に示すように、システムタイマTMが5:00を計時した時点で、交換機サーバSVは「時差」が「−3」となるIP端末T31に対しファームウェアの更新指示を送る。ファームウェアの更新指示を受信したIP端末T31は、ユーザによる操作もしくは自動的に上記取得指示に含まれるファームウェアの格納場所に基づいて、交換機サーバSVにアクセスし、交換機サーバSVのHDD27のファームウェア記憶部272に記憶されている新バージョンのファームウェアをダウンロードし、既に設定されているファームウェアを新バージョンのファームウェアに更新する。
そして、IP端末T31は、ファームウェアの更新が完了すると、更新完了メッセージを交換機サーバSVに通知する。
更新完了メッセージを受信した交換機サーバSVは、管理テーブル273中のIP端末T31の該当する「Result」を「OK」に更新する。
さらに、交換機サーバSVは、図12に示すように、システムタイマTMが21:30を計時した時点で、交換機サーバSVは「時差」が「+6:30」となるIP端末T21に対しファームウェアの更新指示を送る。
ファームウェアの更新指示を受信したIP端末T21は、ユーザによる操作もしくは自動的に上記取得指示に含まれるファームウェアの格納場所に基づいて、交換機サーバSVにアクセスし、交換機サーバSVのHDD27のファームウェア記憶部272に記憶されている新バージョンのファームウェアをダウンロードし、既に設定されているファームウェアを新バージョンのファームウェアに更新する。
そして、IP端末T21は、ファームウェアの更新が完了すると、更新完了メッセージを交換機サーバSVに通知する。
更新完了メッセージを受信した交換機サーバSVは、管理テーブル273中のIP端末T21の該当する「Result」を「OK」に更新する。
交換機サーバSVは、上記ステップST112dにおいて、管理テーブル271中の全端末のファームウェア更新が正常に完了した場合に(Yes)、保守端末MTに対し更新完了通知を行う(ステップST112h)。
また、交換機サーバSVは、更新が失敗となったIP端末に対しては、24時間後に再度更新処理を実行する。
以上のように上記第2の実施形態では、交換機サーバSVにおいて、端末IDと、現地時刻情報と1時間毎の発着呼数、キー操作数とを対応付けた管理テーブル273をHDD27に記憶し管理しておき、保守端末MTによりファームウェアの更新が指示されたときに、制御部21Bにて管理テーブル273中の発着呼数及びキー操作数が最小の時間を対応するIP端末の更新開始時刻として決定するようにしている。
従って、保守者は更新処理の開始時刻を考慮する必要がなく、各IP端末が最適な時間帯にファームウェアの更新を実施でき、保守者の負荷がさらに軽減される。
(その他の実施形態)
上記各実施形態に限定されるものではない。例えば上記第2の実施形態では、各IP端末から通知される1時間ごとの発着呼数及びキー操作数を管理テーブルに記録する例について説明したが、交換機サーバから各IP端末に対し定期的に1時間ごとの発着呼数及びキー操作数を取得するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、保守者が任意にファームウェアの更新開始時刻を決定する例について説明したが、交換機サーバに固定的に保持される更新開始時刻を用いるようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…IPネットワーク、21…制御部、22…ノースブリッジ、23…主メモリ、24…ビデオコントローラ、25…表示部、26…サウスブリッジ、27…HDD、28…マルチドライブ、29…LANコントローラ、30…インタフェース部、31…PCカードコントローラ、21a…現地時刻情報受信部、21b…テーブル作成部、21c…判定部、21d…更新処理部、21e…端末情報受信部、21f…更新開始時刻決定部、271…管理テーブル、272…ファームウェア記憶部、TM…システムタイマ、T11〜T1n,T21,T31…IP端末、SV…交換機サーバ、MT…保守端末。

Claims (12)

  1. 複数の端末を登録し、端末間の交換処理に係るファームウェアが設定された複数の端末間の通信接続を行わせるサーバ装置において、
    現在時刻を計時するタイマと、
    前記複数の端末の各々に設定された現地時刻情報を取得する取得手段と、
    前記端末を特定する端末IDと、前記取得手段で得られた現地時刻情報と、前記現地時刻情報と前記タイマで計時される現在時刻との時差と、前記端末から通知される単位時間毎の発着呼数、キー操作数とを対応付けた管理テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記ファームウェアの更新開始時刻が指示されたとき、前記管理テーブル中の前記発着呼数及び前記キー操作数が最小の時間を対応する端末の更新開始時刻として決定し、前記タイマによる時刻と前記時差との和が更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行する制御手段とを具備するサーバ装置。
  2. 前記制御手段は、前記ファームウェアの更新開始の旨を保守者に報知し、この報知に対し保守者が任意の更新開始時刻を入力した場合に、前記管理テーブル中の前記発着呼数及び前記キー操作数が最小の時間を対応する端末の更新開始時刻として決定し、前記タイマによる時刻と前記時差との和が更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行する請求項1記載のサーバ装置。
  3. 前記記憶手段は、前記管理テーブル中に、前記端末IDに対応づけて、前記ファームウェアの更新の完了結果を記憶し、
    前記制御手段は、前記管理テーブルを参照し、参照結果に基づき前記ファームウェアの更新が完了していない端末に対しファームウェアの更新を実行する請求項1記載のサーバ装置。
  4. さらに、前記複数の端末から単位時間毎の発着呼数、キー操作数を示す情報を取得する端末情報取得手段をさらに備える請求項記載のサーバ装置。
  5. 端末と、
    前記端末を登録し、端末間の交換処理に係るファームウェアが設定された端末間の通信接続を行わせるサーバ装置とを具備し、
    前記端末は、
    登録時または現地時刻更新時に、現地時刻情報を前記サーバ装置に送信する送信手段と、
    単位時間毎の発着呼数、キー操作数を定期的に通知する通知手段とを備え、
    前記サーバ装置は、
    現在時刻を計時するタイマと、
    前記端末から送信された現地時刻情報を受信する受信手段と、
    前記端末を特定する端末IDと、前記現地時刻情報と、前記現地時刻情報と前記タイマで計時される現在時刻との時差と、前記端末から通知される単位時間毎の発着呼数、キー操作数とを対応付けた管理テーブルを記憶する記憶手段と、
    前記ファームウェアの更新開始時刻が指示されたとき、前記管理テーブル中の前記発着呼数及び前記キー操作数が最小の時間を対応する端末の更新開始時刻として決定し、前記タイマによる時刻と前記時差との和が更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行する制御手段とを備える電話システム。
  6. 前記制御手段は、前記ファームウェアの更新開始の旨を保守者に報知し、この報知に対し保守者が任意の更新開始時刻を入力した場合に、前記管理テーブル中の前記発着呼数及び前記キー操作数が最小の時間を対応する端末の更新開始時刻として決定し、前記タイマによる時刻と前記時差との和が更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行する請求項記載の電話システム。
  7. 前記記憶手段は、前記管理テーブル中に、前記端末IDに対応づけて、前記ファームウェアの更新の完了結果を記憶し、
    前記制御手段は、前記管理テーブルを参照し、参照結果に基づき前記ファームウェアの更新が完了していない端末に対しファームウェアの更新を実行する請求項記載の電話システム。
  8. さらに、前記複数の端末から単位時間毎の発着呼数、キー操作数を示す情報を取得する端末情報取得手段をさらに備える請求項記載の電話システム。
  9. 複数の端末を登録し、端末間の交換処理に係るファームウェアが設定された複数の端末間の通信接続を行わせるサーバ装置で使用されるファームウェア更新制御方法において、
    現在時刻をタイマで計時し、
    前記複数の端末の各々に設定された現地時刻情報を取得し、
    前記端末を特定する端末IDと、前記現地時刻情報と、前記現地時刻情報と前記タイマで計時される現在時刻との時差と、前記端末から通知される単位時間毎の発着呼数、キー操作数とを対応付けた管理テーブルをメモリに記憶し、
    前記ファームウェアの更新開始時刻が指示されたとき、前記管理テーブル中の前記発着呼数及び前記キー操作数が最小の時間を対応する端末の更新開始時刻として決定し、前記タイマによる時刻と前記時差との和が更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行するファームウェア更新制御方法。
  10. 前記実行することは、前記ファームウェアの更新開始の旨を保守者に報知し、この報知に対し保守者が任意の更新開始時刻を入力した場合に、前記管理テーブル中の前記発着呼数及び前記キー操作数が最小の時間を対応する端末の更新開始時刻として決定し、前記タイマによる時刻と前記時差との和が更新開始時刻になった端末から順次ファームウェアの更新を実行する請求項記載のファームウェア更新制御方法。
  11. 前記記憶することは、前記管理テーブル中に、前記端末IDに対応づけて、前記ファームウェアの更新の完了結果を記憶し、
    前記実行することは、前記管理テーブルを参照し、参照結果に基づき前記ファームウェアの更新が完了していない端末に対しファームウェアの更新を実行する請求項記載のファームウェア更新制御方法。
  12. さらに、前記複数の端末から単位時間毎の発着呼数、キー操作数を示す情報を取得することをさらに備える請求項記載のファームウェア更新制御方法。
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