JPH0973390A - ソフトウェア配布システム - Google Patents

ソフトウェア配布システム

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JPH0973390A
JPH0973390A JP7229247A JP22924795A JPH0973390A JP H0973390 A JPH0973390 A JP H0973390A JP 7229247 A JP7229247 A JP 7229247A JP 22924795 A JP22924795 A JP 22924795A JP H0973390 A JPH0973390 A JP H0973390A
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software
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name
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JP7229247A
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Masayuki Yoshizaki
正幸 吉崎
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水平分散型国際ネットワークにおいて少なくと
も1つのサーバから他のすべてサーバ及びその配下のク
ライアントへソフトウェアを時差を考慮したバージョン
更新日付けを正確に配布するシステムを得る。 【解決手段】マスタサーバ10で最新のソフトウェア及
びソフトウェア名、版名、更新日付などの情報を登録し
た上で他のサーバ20または30に送付する。この他の
サーバに送付する際に、更新日付をグリニッッジ標準時
に一旦変更する。受信側サーバ20または30は受信し
たソフトウェアの標準時に変更済みの更新日付けを現地
時間とグリニッジ標準時との時差に基づいて現地時刻に
変更した上で、自サーバ内に登録してある同じ名称のソ
フトウェアの更新時刻とを比較し、マスタサーバからの
ソフトウェアの方が新しければ当該ソフトウェアをクラ
イアント28、29あるいは38、39へ送付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オープンプロト
コルで接続された水平分散ネットワーク環境において、
サーバ間で国際時間の時差を考慮したソフトウェア配布
機能を有するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からソフトウェアを効率よく端末装
置などに配布する方法が種々提案されてきている。図1
7は、例えば特開平7ー21100号公報に示された従
来のソフトウェアの同報配布を行うクライアント・サー
バシステムを示す構成図である。図において、1はLA
Nなどのネットワーク7を介して他の複数のサーバと接
続され、機能上他のサーバよりも上位に位置し、最新ソ
フトウェアの登録を行うと共に当該最新ソフトウェアの
同報配布を指示するマスタサーバ、2はLAN7を介し
てマスタサーバ1に接続されるサーバ、3、4はそれぞ
れLAN7を介してマスタサーバ1に接続され、マスタ
サーバ1からの指示により、配下のクライアント5に同
報配布を行うサーバ、5はサーバ3または4に接続さ
れ、当該サーバを介してマスタサーバ1からの同報配布
されたソフトウェアを受信して内蔵する記憶手段に格納
するクライアント、6は各サーバ3、4と当該サーバの
配下のクライアント5とを接続する回線である。
【0003】また、図18は図17に示されたクライア
ント・サーバシステムにおける従来のソフトウェアの同
報配布の処理の流れを示すフローチャートである。次
に、図17に示す従来のソフトウェアの同報配布を行う
クライアント・サーバシステムの動作を図13のフロー
チャートに従って、説明する。
【0004】まず、マスタサーバ1は、最新バージョン
のソフトウェアをファイルに登録し(ステップs180
1)、また、その登録日付、バージョン、ソフトウェア
名称等を管理情報としてファイルに格納する(ステップ
s1802)。ついで、オペレータあるいはプログラム
の指令によって、クライアント5を有するサーバ3、4
に対して、配布すべきソフトウェア、ソフトウェアを配
布した日時を示す配布日時、配布するソフトウェアのバ
ージョン、同報配布をおこなった回数を示す同報配布回
数nを送信する(ステップs1803)。サーバ3、4
はネットワーク7を介して送信データを受信し、その指
定内容にしたがって、配下のクライアント5に対してソ
フトウェアを同報配布する(ステップs1804)。
【0005】また、サーバ3、4は障害の発生あるいは
電源オフ等によって配布されなかったクライアントに対
しては複数回繰り返して同報配布の再送信を行い、その
救済を実施する(ステップs1806)。n回(たとえ
ば3回)再送信を実行しても救済できなかった場合、サ
ーバ3、4は配布できなかったクライアント5をクライ
アントからの通知電文により知り、リストアップする
(ステップs1807)。続いて、クライアント5の立
ち上げ時に通信可能となったら(ステップs180
8)、サーバ3、4はマスタサーバ1へ、各クライアン
トの現在の各ソフトウェアのバージョンを通知するので
(ステップ1809)、マスタサーバ1はバージョンア
ップすべきクライアント5を知り、当該クライアント5
へ差分のみを個別に配布する(ステップs1810)。
【0006】このように、マスタサーバ1は最新ソフト
ウェアとともに登録日付やバージョンを管理情報として
複数のクライアント5へ同時にソフトウェア配布し、加
えて端末装置の状況まで考慮するため、配布失敗時には
リトライし、配布失敗を極力少なくすることができる。
【0007】また、図19は特開平2ー78360公報
に示された従来の時差を補正したファクシミリ装置であ
り、図中、1901は電話番号入力部、1902は時差
算出部、1903は時計、1904は時刻演算部、19
05は発信者情報付加部、1906はダイヤル発生部で
ある。
【0008】次に、図19に示された従来のファクシミ
リ装置の時差補正の動作を説明する。送信者が電話番号
入力部1901から電話番号を入力すると、当該電話番
号に対応するダイヤル情報に基づいてダイヤル発生部1
906はダイヤル信号を発生し、時差算出部1902は
このダイヤル信号に基づいて国際電話番号か否かを判定
し、(例えば、日本国内において某社の国際電話網を通
してダイヤルする場合、アクセスコード001が電話番
号の最初に付加されるため、上記電話番号が国際電話番
号か否かを容易に判定することができる)地域間の時差
を予め登録されている時差テーブルを用いて算出し、時
刻演算部1904はこの算出した時差と時計1903か
ら得られる送信元の現在時刻とから自動的にダイヤル送
出先の現在時刻を補正して発信者情報付加部1905へ
出力する。
【0009】これにより、発信側は送信日時を相手先の
地域の日時に変換した上で送信原稿に付加して送信で
き、受信側は常に受信原稿の正確な受信日時を知ること
ができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】特開平2ー78360
公報に示された従来のソフトウェア配布システムの場
合、サーバとサーバが異なる国にまたがるなど時差のあ
る地域間でソフトウェア配布を行なおうとしても、時差
が存在することにより登録日付が送信側サーバと受信側
サーバとの間でずれが生じ、正確なバージョン管理がで
きないという問題点があった。
【0011】また、基本的に集中型のソフトウェア配布
方式を採用している為、1つのマスタサーバがすべての
サーバおよびクライアントのソフトウェアを登録するお
よびそのソフトウェアを配布することを前提としてお
り、他のサーバおよびクライアントはソフトウェアの登
録や配布ができないという問題点があった。
【0012】また、特開平2ー78360公報に示され
た従来の時差を補正したファクシミリ装置の場合、電話
番号から時差を算出しているため、電話網で接続された
システムのみが対象となり、専用線やパケット網では実
現できないという問題点があった。
【0013】また、電話網でも某社以外の網であれば、
先頭のコードは001以外のコードとなり、新しい国際
電話網に対応するには、判定条件を新たに加えなければ
ならないという問題点があった。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、水平分散ネットワーク環境に
おいて、グリニッジ標準時を使用して時差補正をおこな
うことにより、国際間など時差のある地域間でのソフト
ウェア配布での正確なバージョン管理を行なうと共に、
水平分散型システムにも対応できるソフトウェア配布シ
ステムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るソフト
ウェア配布システムは、国際ネットワークに接続された
複数のサーバの内の少なくとも1つのサーバから構成さ
れ、ソフトウェアを配布する場合に該ソフトウェアの名
称と版名、第1の更新日時を記憶するバージョン管理テ
ーブルと、上記ソフトウェアの第1の更新日時を上記バ
ージョン管理テーブルに記録する記録手段と、上記サー
バ以外の全てのサーバへ上記ソフトウェア及び上記バー
ジョン管理テーブルのソフトウェアの名称、版名及び第
1の更新日時をグリニッジ標準時刻に変換した後の第2
の更新日時を配布する配布手段とを備えたマスタサーバ
と、このマスタサーバにLANあるいは回線で接続さ
れ、配布されたソフトウェアの更新日時を有する上記マ
スタサーバ配下のクライアントと、上記マスタサーバか
ら構成され、上記マスタサーバから上記ソフトウェア及
びソフトウェアの名称、版名及び上記第2の更新日時を
受信し、該第2の更新日時と現地時間及びグリニッジ標
準時間との時差に基づいて第3の更新日時を作成する手
段を備えたサーバと、このサーバにLANあるいは回線
で接続され、配布されたソフトウェアの更新日時を有す
る上記サーバ配下のクライアントと、を備え、上記マス
タサーバまたはマスタサーバ以外のサーバが自サーバと
自サーバ配下のクライアントとの間でソフトウェアの版
名のチェックを行なうバージョンチェック手段を有する
ものである。
【0016】第2の発明に係るソフトウェア配布システ
ムは、複数のサーバがマスタサーバとなるものである。
【0017】第3の発明に係るソフトウェア配布システ
ムは、複数のサーバからソフトウェアを受信するシステ
ムにおいて、同一のソフトウェアでバージョンが古いと
き、メッセージを表示し無条件の上書きを抑止する手段
を備えたものである。
【0018】第4の発明に係るソフトウェア配布システ
ムは、マスタサーバから配布されるソフトウェアの版名
が自サーバで所有している同一のソフトウェアの版名よ
りも古い場合、マスタサーバからのソフトウェア受信を
拒否する手段を備えたものである。
【0019】第5の発明に係るソフトウェア配布システ
ムは、マスタサーバから配布されるソフトウェアの版名
が自サーバで所有している同一のソフトウェアの版名と
同じ場合、マスタサーバからのソフトウェア受信を拒否
するものである。
【0020】第6の発明係るソフトウェア配布システム
は、マスタサーバが複数のバージョン管理情報を有し、
複数のソフトウェアを同時に転送する手段を備えたもの
である。
【0021】第7の発明係るソフトウェア配布システム
は、マスタサーバがサーバリストを有し、特定のサーバ
へソフトウェアを配布する手段を備えたものである。
【0022】第8の発明係るソフトウェア配布システム
は、サーバは配下のクライアントのリストを有し、特定
のクライアントへ配布するものである。
【0023】第9の発明係るソフトウェア配布システム
は、サーバからクライアントへ配布失敗した場合に所定
の回数再配布するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明で利用される国際網で接続
された水平分散型ネットワークの構成図である。次に、
図1に示したソフトウェア配布システムのネットワーク
構成について説明する。図において、10〜19はクラ
イアント・サーバ・システムの各要素であり、10は機
能的に各クライアントの上位に位置するサーバ、11は
サーバ10に設けられ、配布すべきソフトウェアが格納
される記憶装置、12および14はサーバ10に接続さ
れたクライアント、13および15は各クライアントに
設けられ、受信したソフトウェアが格納される記憶装
置、16は広域網間を接続するルータ、17はサーバ1
0に設けられ、図2に示すソフトウェアとそのバージョ
ンを管理するバージョン管理テーブル、18はクライア
ント12に設けられ、図3に示すソフトウェアとその更
新状況を示す更新状況テーブル、19はクライアント1
4に設けられ、図3に示すソフトウェアとその更新状況
を示す更新状況テーブル、40はサーバ10に設けら
れ、図4に示すようにソフトウェア配布先のサーバ名と
通信アドレスを含む構造のサーバ登録テーブルである。
また、20〜29および50と30〜39および60は
クライアント・サーバ・システムの各要素を示してお
り、10〜19および40の各要素に対応している。7
1は、国際間など時差のある地域間を結ぶ広域網であ
る。
【0025】また、図2は更新用の最新ソフトウェアを
特定のサーバ(以下、最新のソフトウェアを登録するサ
ーバをマスタサーバと呼ぶ)に設けられたバージョン管
理テーブルに登録される管理情報を示すもので、ソフト
ウェア名、ソフトウェア版名、バージョン管理新日付か
ら構成される。
【0026】また、図3はソフトウェア配布によりクラ
イアント上のソフトウェアが更新されたときに、同時に
書き換える更新日付を含むソフトウェアの更新状況テー
ブルであり、クライアントに設けられる。
【0027】また、図4はソフトウェア配布先のサーバ
名とアドレスを含むテーブルであり、最新ソフトウェア
を登録するサーバが持つ。
【0028】また、図5は、ソフトウェア配布する側サ
ーバの最新ソフトウェア登録からソフトウェアを配布す
るまでの処理の流れを示すフローチャートである。
【0029】また、図6は、受信したソフトウェアをバ
ージョン管理テーブルをチェックしながら、クライアン
トへソフトウェア配布する処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【0030】また、図16はソフトウェアを配布するサ
ーバの配下の全クライアント名とそのアドレスを含むテ
ーブルの構造を示した図である。
【0031】次に、図1に示すゾフトウェア配布システ
ムの動作を説明する。サーバ登録テーブル40および5
0、60は、マスタサーバ10およびサーバ20、サー
バ30に接続された端末(図示せず)によって予めソフ
トウェアを配布する相手先サーバ名を図4に示す形式で
登録しておく。この中には自サーバ名は含まれない。ま
た、クライアント登録テーブル41および51、61
は、それぞれのサーバ10、20、30上の画面から予
めソフトウェアを配布するクライアント名を図16に示
す形式で登録しておく。
【0032】以下、サーバ10がマスタサーバになり、
最新のソフトウェア配布先としてサーバ20のクライア
ント・サーバ・システムへ配布する場合を例にサーバ1
0を中心とする動作について、図5に示すフローチャー
トに従って説明する。
【0033】図5において、まず、マスタサーバ10に
おいて、操作者は配布する予定の最新のソフトウェア
(ソフトウェア名を「soft221」、ソフトウェア版名を
「b00」とする)をマスタサーバ10に接続された端末
(図示せず)によってマスタサーバ10に設けられた記
憶装置11に登録する(ステップs501)また、これ
と同時にマスタサーバ10上に設けられた図2に示すよ
うにバージョン管理テーブル17のソフトウェア名欄に
当該ソフトウェア名「soft221」を、ソフトウェア版名
欄に当該ソフトウェアの版名「b00」を、バージョン管
理日付欄に当該ソフトウェアを登録した日付(1995/06/
22,10:00:00)をそれぞれセット(セットとは設定を意味
する)する(ステップs502)。
【0034】上記の最新のソフトウェアsoft221の登録
が完了すると、続いて、サーバ登録テーブル40に予め
図4に示す形式で登録された配下の全サーバ(この例で
はサーバ20及びサーバ30)へ当該最新ソフトウェア
soft221を送付することになる。マスタサーバ10が配
下のサーバへ最新ソフトウェアsoft221を送付するに際
して、まず、マスタサーバ10はすべての相手サーバに
送付したか否かを調べ(図5のステップs503)、ま
だすべてのサーバヘの送付を完了していなければ、図2
に示すバージョン管理テーブル17のバージョン管理日
付をグリニッジ標準時(例えば、日本からニューヨーへ
送信する場合、日本時間とグリニッジ標準時との時差は
9時間であるからバージョン管理日付は1995/06/22,10:
00:00−9:00:00=1995/06/22,1:00:00となる。)へ一旦
修正し(ステップS507)、続いて相手サーバ20へ
グリニッジ標準時へ修正したバージョン管理テーブルの
情報(ソフトウェア名「soft221」、ソフトウェア版名
「b00」、バージョン管理日付「1995/06/22,1:00:0
0」)と最新ソフトウェアsoft221を送信する。(ステッ
プS508)。
【0035】さらに、マスタサーバ10はステップs5
03〜ステップs508を実行して、上記のバージョン
管理テーブルの情報及び最新ソフトウェアsoft221をサ
ーバ30へ送信する。他にも配下のサーバがあれば、マ
スタサーバ10はステップs503〜ステップs508
の実行を繰り返してバージョン管理テーブルの情報最新
ソフトウェアsoft221を配下のすべてのサーバへ送信す
る。
【0036】マスタサーバ10は配下のすべてのサーバ
ヘ送付完了した後、自サーバ下の全クライアントへソフ
トウェア配布を開始する。マスタサーバ10は、クライ
アント12およびクライアント14がもつ更新状況テー
ブルをマスタサーバ10からの要求により順次受信し、
図2に示すバージョン管理テーブル17の内容と順次比
較する(ステップ505)。比較した結果、クライアン
ト側の更新日付がマスタサーバ側のバージョン管理日付
より古ければ、最新ソフトウェアsoft221が当該クライ
アントへ届いていないことを示すので、マスタサーバ1
0は当該最新ソフトウェアsoft221及びバージョン管理
情報を再び当該クライアントへ配布する。
【0037】当該クライアントが上記最新ソフトウェア
soft221及びバージョン管理情報を受信すると、記憶装
置13および15の古いソフトウェアを最新ソフトウェ
アsoft221に更新すると共に、更新状況テーブル18の
更新日付欄を図9に示すようにバージョン管理日付「19
95/06/22,10:00:00」で置き換える(ステップ50
6)。
【0038】しかし、クライアントが立ち上がっていな
いなどの理由で配布できなかった場合(ステップ50
9)、当該クライアントが立ち上がった時点で、クライ
アントからサーバへバージョンチェックの要求を発し、
マスタサーバ10は図2に示すバージョン管理テーブル
17の内容と各クライアントがもつ更新状況テーブル1
8の内容を比較する。この結果、更新日付がバージョン
管理日付より古ければ、マスタサーバ10は最新ソフト
ウェアsoft221を再び配布し、一方、この最新ソフトウ
ェアsoft221を受信したクライアントは古いソフトウェ
アを最新ソフトウェアsoft221に更新し、更新日付欄を
図9に示すようにバージョン管理日付「1995/06/22,10:
00:00」で置き換える(ステップs510)。
【0039】以上、マスタサーバ10が更新状況テーブ
ルをクライアントから受信し、サーバ上でバージョン管
理テーブルをチェックする場合について説明したが、サ
ーバ10がバージョン管理テーブルをクライアントへ送
信し、クライアント側で更新状況テーブルと比較し、そ
の結果をサーバヘ通知する方法でもよいのはいうまでも
ない。また、サーバ上に自サーバ下の全クライアントの
更新状況テーブルをもち、サーバ上で比較する方法もあ
るのはいうまでもない。
【0040】また、配布失敗の場合は例えば同じ処理を
3回繰り返すなどの処理を行なうことも可能であること
はいうまでもない。これにより、配布失敗が救われる可
能性が大きくなり、信頼性の向上が図れるという効果を
奏する。
【0041】一方、ソフトウェアを受信したサーバ20
は、第6図に示すフローチャートにしたがって動作す
る。以下、サーバ20及びサーバ20の配下のクライア
ントの動作を図6に示すフローチャートに従って説明す
る。
【0042】サーバ20は、マスタサーバ10から図7
に示すようにクリニッジ標準時に修正されたバージョン
管理日付「1995/06/22,01:00:00」を含むバージョン管
理テーブルとソフトウェアを受信する(ステップs60
1)と、マスタサーバ10から受信したバージョン管理
テーブルの図7に示すバージョン管理日付をグリニッジ
標準時間と現地時間の時差(たとえば、ニューヨークの
場合、時差は5時間)を使って現地時間を「1995/06/2
2,1:00:00ー5:00:00=1995/06/21,20:00:00」と補正し、
図8に示すようにバージョン管理テーブル27へ登録す
る(ステップs602)。
【0043】続いて、サーバ20は、自サーバ下の全ク
ライアントへソフトウェア配布を開始する。この場合、
サーバ20は、クライアント登録テーブル51に予め図
16に示す形式で登録済みのクライアント名「cliant
1」「cliant2」に従って、当該クライアント即ち、クラ
イアント22及び24へ最新ソフトウェアsoft221とバ
ージョン管理テーブルの情報を配布する。この結果、最
新ソフトウェアsoft221を受信したクライアントは古い
ソフトウェアを当該最新ソフトウェアsoft221(ソフト
ウェア版名「b00」)に更新すると共に、図10に示す
ように更新状況テーブルを更新する。
【0044】次に、サーバ20は、クライアント22お
よびクライアント24がもつ図3に示す更新状況テーブ
ルをサーバ20からの要求により順次受信し、図8に示
すバージョン管理テーブル27の内容と順次比較する
(ステップs603)。比較した結果、更新日付がバー
ジョン管理日付より古ければ、最新ソフトウェアsoft22
1が当該クライアントへ届いていないことを示すので、
サーバ20は最新ソフトウェアsoft221及びバージョン
管理情報を再び当該クライアントへ配布する。当該クラ
イアントが上記最新ソフトウェアsoft221及びバージョ
ン管理情報を受信すると、記憶装置23および25の古
いソフトウェアを最新ソフトウェアsoft221に更新する
と共に、更新状況テーブル28の更新日付欄を図10に
示すようにバージョン管理日付「1995/06/21,20:00:0
0」で置き換える(ステップs604)。
【0045】しかし、クライアントが立ち上がっていな
いなどの理由で配布できなかった場合(ステップ60
5)、当該クライアントが立ち上がった時点で、クライ
アントからサーバ20へバージョンチェックの要求を発
し、サーバ20は図8に示すバージョン管理テーブル2
7の内容と各クライアントがもつ更新状況テーブル28
あるいは29の内容とを比較する。この結果、更新日付
がバージョン管理日付より古ければ、サーバ20は最新
ソフトウェアsoft221を再び配布し、一方、この最新ソ
フトウェアsoft221を受信したクライアント22あるい
は24は古いソフトウェアを最新ソフトウェアsoft221
に更新し、更新日付欄を図10に示すようにバージョン
管理日付「1995/06/21,20:00:00」で置き換える(ステ
ップs606)。
【0046】なお、ステップs605〜ステップs60
6の動作をすべてのクライアントへの送信が完了するま
で繰り返す。
【0047】以上、サーバ20が更新状況テーブルの情
報を配下のクライアント22あるいは24から受信し、
サーバ20でバージョン管理テーブル27と比較する場
合について説明したが、サーバ20がバージョン管理テ
ーブルをクライアント22あるいは24へ送信し、クラ
イアント側で更新状況テーブルと比較し、その結果をサ
ーバヘ通知する方法でもよいのはいうまでもない。ま
た、サーバ上に自サーバ下の全クライアントの更新状況
テーブルをもち、サーバ上で比較する方法もあるのはい
うまでもない。
【0048】なお、サーバ30の動作はサーバ20の動
作と同様であるため、説明を省略する。
【0049】上記では、マスタサーバが最新ソフトウェ
アを登録時、即座に自動的に最新ソフトウェアを配布す
る動作について説明したが、ソフトウェア登録後、オペ
レータの操作、またはプログラムからの起動によりソフ
トウェア配布を開始する方法もあるのはいうまでもな
い。
【0050】なお、上記実施の形態ではサーバ10がマ
スタサーバの場合について説明したが、サーバ20ある
いはサーバ30がマスタサーバとなってもよいのはいう
までもない。
【0051】上記実施の形態によれば、地域間の時差を
考慮したソフトウェア配布により正確なバージョン管理
が可能になるという効果を奏する。
【0052】実施の形態2.また、図11は、サーバが
マスタサーバから受信した最新ソフトウェアをバージョ
ン管理テーブルをチェックし、同一バージョンになった
時にクライアントへソフトウェアを配布する処理の動作
の流れを示すフローチャートである。なお、この実施の
形態でも図1のネットワーク構成図を使用する。
【0053】実施の形態1では、サーバ10がソフトウ
ェア配布するためのソフトウェアを登録するマスタサー
バの役割について説明したが、複数のサーバがマスタサ
ーバとなってもよい。この例ではマスタサーバがサーバ
10とサーバ20になり、サーバ30下のクライアント
に同時に最新ソフトウェアを配布する場合について説明
する。マスタサーバ10とマスタサーバ20が同じソフ
トウェアとバージョン管理情報とを登録し、サーバ30
へ送信する場合に、マスタサーバ10からのソフトウェ
アのバージョンとマスタサーバ10からのソフトウェア
のバージョンとの間でバージョン情報が異なる場合も想
定されるので、上記ソフトウェアを受信したサーバ30
は当該ソフトウェアで無条件に書き換えない機能が必要
になる。以降この機能を中心に図11に示すフローチャ
ートを参照しながら、説明する。
【0054】図11において、サーバ30はマスタサー
バ10からソフトウェア及び当該ソフトウェアのバージ
ョン管理情報を受信後(ステップs1101)、グリニ
ッジ標準時に修正済みのバージョン管理日付と、グリニ
ッジ標準時と現地時間との時差と、に基づいてバージョ
ン管理日付を現地時間に補正し(ステップs110
2)、続いて受信したソフトウェアのバージョン管理情
報のソフトウェア名および版名がバージョン管理テーブ
ル37のそれと同じか否かをチェックする(ステップs
1103)。このチェックの結果、ソフトウェア名およ
びソフトウェア版名がすべて同じ場合、バージョン管理
テーブル37のバージョン管理日付と受信したバージョ
ン管理日付とを比較し、受信したバージョン管理日付の
方が古ければ、当該ソフトウェアのソフトウェア名を変
えて記憶装置に書き込むとともに、名前と版名および変
えた名前を含む警告メッセージをサーバ画面上に表示す
る(ステップs1104)。このメッセージは書き換え
るか否かに答えるようになっており(ステップs110
5)、操作者が書き換えると答えるとソフトウェア名を
もとに戻し、新たなソフトウェアとして記憶装置31に
書き込む(ステップs1106)。操作者が書き換えな
いと答えるとそのままとなる。
【0055】以後ステップs1208〜ステップs12
11の動作は、図6に示したフローチャートのステップ
s603〜ステップs606の動作と同様であるため、
説明を省略する。このようにして、サーバ30は配下の
すべてのクライアントに最新ソフトウェアを配布する。
【0056】本実施の形態によれば、どのサーバからで
もソフトウェアの配布が可能になり、水平分散型システ
ムで柔軟なソフトウェア配布が可能になるという効果を
奏する。
【0057】実施の形態3.図12はこの発明に係る別
の実施の形態を示したフローチャートである。この実施
の形態も図1を使用する。実施の形態2では、マスタサ
ーバからのソフトウェアのバージョンとサーバ自体のバ
ージョン管理テーブルのバージョンが同じ場合でもマス
タサーバからのソフトウェアを受信側サーバが受信して
更新する場合について記述したが、バージョンが同じ場
合、受信せず拒否することも可能である。これを実現す
るために、図12において、まずバージョン管理テーブ
ルのみ受信し(ステップs1201)、時差の補正をし
た(ステップs1202)後に、バージョンチェックを
行い(ステップs1203)、同じであれば、ソフトウ
ェアを受信せず、マスタサーバへ拒否の通知をおこなう
(ステップs1204)。一方、バージョンチェックで
違えば、マスタサーバからソフトウェアを受信する(ス
テップs1207)。以降のステップs1208〜ステ
ップs1211の動作は、図11のステップs1108
〜ステップs1111の動作と同様であるため、説明を
省略する。。
【0058】実施の形態2では、マスタサーバからのソ
フトウェアの受信においてマスタサーバへ拒否できなか
ったが、本実施の形態によれば、ソフトウェア送付しな
い分、通信費用と通信時間を削減できるという効果を奏
する。
【0059】実施の形態4.図13は、図2に示された
バージョン管理テーブルにおいて、複数のソフトウェア
名を登録できるようにしたものである。また、図1の構
成要素は実施の形態1で説明した内容と同じである。ま
た、図5および図6のフローチャートも本実施の形態で
使用される。 尚、図5及び図6のフローチャートの動
作については実施の形態1で説明済みである。
【0060】実施の形態1では、1つのソフトウェアに
対する時差を考慮したバージョン管理方法について記述
したが、図13に示すように、バージョン管理テーブル
を拡張し、複数のソフトウェアを同時に配布できるよう
にしている。そのために、最新のソフトウェアを登録す
るマスタサーバ10では同時に図13に示すバージョン
管理テーブルも登録する(図5のステップs502)。
【0061】マスタサーバ10は、ソフトウェアを登録
後、図5に示すフローチャートの流れに従って、実施の
形態1と同様に動作する。一方、受信側サーバ20は、
図6に示すフローチャートの流れに従って実施の形態1
と同様に動作する。
【0062】この実施の形態によれば、複数のソフトウ
ェアを同時に扱えるようになり、ソフトウェア配布の拡
張性が図れる。また、配布時間および通信費用が更に削
減できるという効果を奏する。
【0063】実施の形態5.図14は、図13に示すバ
ージョン管理テーブルにおいて、ソフトウェアごとに送
信するサーバ名を登録できるようにしたものである。ま
た、本実施の形態では図1を使用する。図1の構成要素
は実施の形態1で説明した内容と同じである。また、本
実施の形態では図5および図6を使用する。図5および
図6のフローチャートも実施の形態1で説明した通りで
ある。
【0064】実施の形態1および実施の形態4では、登
録されたソフトウェアは図4で登録されたすべてのサー
バへ無条件に送付するものであるが、登録したソフトウ
ェアごとに 特定のサーバへ送付したい場合でも、指定
できるようにしている。図14にソフトウェアごとに送
付するサーバ名を指定できるバージョン管理テーブルを
示す。図14に示されたサーバ名リストに特定のサーバ
名を指定することにより、特定のサーバへ送付できる。
なお、サーバ名リストが「0」の場合、すべてのサーバ
へ送付する。この場合の動作は、実施の形態1と同様で
あるが、図5に示すフローチャートのステップs508
で特定のサーバ指定があるとき、図8に示されたバージ
ョン管理テーブルのサーバ名にしたがって、送付する。
【0065】本実施の形態によれば、不要な相手には送
付せずに済み通信情報量がその分減るので、実施の形態
4よりも更に通信費用および配布時間の効率化を更に図
ることができるという効果を奏する。
【0066】実施の形態6.図15は図14に示された
バージョン管理テーブルにおいて、ソフトウェアごとに
送信するサーバ名およびクライアント名を登録できるよ
うにしたものである。本実施の形態でも図1を使用す
る。図1の構成要素は実施の形態1で説明した内容と同
じである。また、本実施の形態でも図5、図6を使用す
る。図5および図6のフローチャートも実施の形態1で
説明した通りである。
【0067】この場合、実施の形態5に加えて、特定の
サーバ下の特定のクライアントへソフトウェアを配布し
た場合も可能にする。図15は特定のクライアントへソ
フトウェアを配布可能にするバージョン管理テーブルを
示す。サーバ名テーブルにクライアント名リスト領域を
もち、これが指すクライアント名テーブルに配布するク
ライアント名を指定する。
【0068】実際の動作は、実施の形態1と同様である
が、図5に示したフローチャートのステップs508で
特定のサーバ指定があるとき、図15に示すバージョン
管理テーブルのサーバ名に従って、送付する。一方、受
信したサーバは、図15のバージョン管理テーブルのサ
ーバの内の指定されたサーバのクライント名リストに登
録されたクライアントの内の指定されたクライアントへ
最新ソフトウェアを配布する。
【0069】本実施の形態によれば、不要な相手には送
付せずに済み、実施の形態5よりもさらに通信費用およ
び配布時間の効率化を図ることができるという効果を奏
する。
【0070】
【発明の効果】第1の発明によれば、LANまたは回線
による国際ネットワークにおいて、マスタサーバは第1
の更新日時をグリニッジ標準時刻に変換した後の第2の
更新日時を配布し、上記マスタサーバ以外のサーバは上
記第2の更新日時を受信し、該第2の更新日時と受信側
サーバの現地時間及びグリニッジ標準時間との時差に基
づいて第3の更新日時を作成するので、地域間の時差を
考慮したソフトウェア配布により正確なバージョン管理
が可能になるという効果を奏する。
【0071】第2の発明によれば、複数のサーバがマス
タサーバとなるので、どのサーバからでもソフトウェア
配布が可能になり、水平分散型のシステムで柔軟なソフ
トウェア配布が可能になるという効果を奏する。
【0072】第3の発明によれば、複数のサーバからソ
フトウェアを受信するシステムにおいて、同一のソフト
ウェアでバージョンが古いとき、メッセージを表示し無
条件の上書きを抑止するので、受信側の操作者の希望を
考慮した柔軟なソフトウェア受信が可能になるという効
果を奏する。
【0073】第4の発明によれば、マスタサーバから配
布されるソフトウェアの版名が自サーバで所有している
同一のソフトウェアの版名よりも古い場合、マスタサー
バからのソフトウェア受信を拒否するので、最新ソフト
ウェアの更新が手動で行なうよりも高い信頼性で行なう
ことができるという効果を奏する。
【0074】第5の発明によれば、マスタサーバから配
布されるソフトウェアの版名が自サーバで所有している
同一のソフトウェアの版名と同じ場合、マスタサーバか
らのソフトウェア受信を拒否するので、本実施の形態に
よれば、ソフトウェア送付しない分、通信費用と通信時
間を削減できるという効果を奏する。
【0075】第6の発明によれば、マスタサーバは複数
のバージョン管理情報を有し、複数のソフトウェアを同
時に転送するので、ソフトウェア配布の拡張性が図れる
と共に通信時間及び通信費用がさらに削減できるという
効果を奏する。
【0076】第7の発明によれば、マスタサーバはサー
バリストを有し、特定のサーバへソフトウェアを配布す
るので、不要な相手には送付せずに済み、通信費用およ
び配布時間の効率化をさらに図ることができるという効
果を奏する。
【0077】第8の発明によれば、サーバは配下のクラ
イアントのリストを有し、特定のクライアントへ配布す
るので、不要な相手には送付せずに済み、通信費用およ
び配布時間の効率化をさらに図ることができるという効
果を奏する。
【0078】第9の発明によれば、サーバからクライア
ントへ配布失敗した場合に所定の回数再配布するので、
配布失敗が救われる可能性が大きくなり、信頼性の向上
が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で利用される国際網で接続された水平
分散型ネットワークの構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1で最新ソフトウェア
を登録する際にバージョン管理情報として登録する際に
使用するバージョン管理テーブルである。
【図3】 ソフトウェア配布によりクライアント上のソ
フトウェアが更新されたときに、同時に書き換える更新
日付を含むソフトウェアの更新状況テーブルである。
【図4】 ソフトウェア配布先のサーバ名とアドレスを
含むテーブルである。
【図5】 ソフトウェア配布する側サーバの最新ソフト
ウェア登録からソフトウェアを配布するまでの処理の流
れを示すフローチャートである。
【図6】 受信したソフトウェアをバージョン管理テー
ブルをチェックしながら、クライアントへソフトウェア
配布する処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 マスタサーバから配下のサーバに送付する際
にマスタサーバでバージョン管理日付けをグリニッジ標
準時に変換した後のバージョン管理テーブルの内容を示
した図である。
【図8】 ソフトウェアを受信したサーバ側でバージョ
ン管理日付けをグリニッジ標準時から現地時間に変換し
た後のバージョン管理テーブルの内容を示した図であ
る。
【図9】 マスタサーバの配下のクライアントにソフト
ウェアを配布した後のクライアントの更新状況テ−ブル
の内容を示した図である。
【図10】 受信側サーバの配下のクライアントにソフ
トウェアを配布した後のクライアントの更新状況テ−ブ
ルの内容を示した図である。
【図11】 サーバがマスタサーバから受信した最新ソ
フトウェアをバージョン管理テーブルをチェックし、同
一バージョンになった時にクライアントへソフトウェア
を配布する処理の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
【図12】 この発明に係る別の実施の形態を示したフ
ローチャートである。
【図13】 複数のソフトウェアを同時に配布できるよ
うに拡張したバージョン管理テーブルである。
【図14】 図13に示すバージョン管理テーブルにお
いて、ソフトウェアごとに送信するサーバ名を登録でき
るようにしたものである。
【図15】 図14に示されたバージョン管理テーブル
において、ソフトウェアごとに送信するサーバ名および
クライアント名を登録できるようにしたものである。
【図16】 ソフトウェアを配布するサーバの配下の全
クライアント名とそのアドレスを含むテーブルの構造を
示した図である。
【図17】 従来のソフトウェアの同報配布を行うクラ
イアント・サーバシステムを示す構成図である。
【図18】 図17に示されたクライアント・サーバシ
ステムにおける従来のソフトウェアの同報配布の処理の
流れを示すフローチャートである。
【図19】 従来の時差を補正したファクシミリ装置で
ある。
【符号の説明】
1 サーバ 2 サーバ 3 サーバ 4 サーバ 5 クライアンント 6 回線 7 LAN 10 サーバ 11 記憶装置 12 クライアント 13 記憶装置 14 クライアント 15 記憶装置 16 ルータ 17 バージョン管理テーブル 18 更新状況テーブル 19 更新状況テーブル 20 サーバ 21 記憶装置 22 クライアント 23 記憶装置 24 クライアント 25 記憶装置 26 ルータ 27 バージョン管理テーブル 28 更新状況テーブル 29 更新状況テーブル 30 サーバ 31 記憶装置 32 クライアント 33 記憶装置 34 クライアント 35 記憶装置 36 ルータ 37 バージョン管理テーブル 38 更新状況テーブル 39 更新状況テーブル 40 サーバ登録テーブル 41 クライアント登録テーブル 50 サーバ登録テーブル 51 クライアント登録テーブル 60 サーバ登録テーブル 61 クライアント登録テーブル 71 広域網

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 国際ネットワークに接続された複数のサ
    ーバの内の少なくとも1つのサーバから構成され、ソフ
    トウェアを配布する場合に該ソフトウェアの名称と版
    名、第1の更新日時を記憶するバージョン管理テーブル
    と、上記ソフトウェアの第1の更新日時を上記バージョ
    ン管理テーブルに記録する記録手段と、上記サーバ以外
    の全てのサーバへ上記ソフトウェア及び上記バージョン
    管理テーブルのソフトウェアの名称、版名及び第1の更
    新日時をグリニッジ標準時刻に変換した後の第2の更新
    日時を配布する配布手段とを備えたマスタサーバと、こ
    のマスタサーバにLANあるいは回線で接続され、配布
    されたソフトウェアの更新日時を有する上記マスタサー
    バ配下のクライアントと、上記マスタサーバから構成さ
    れ、上記マスタサーバから上記ソフトウェア及びソフト
    ウェアの名称、版名及び上記第2の更新日時を受信し、
    該第2の更新日時と現地時間及びグリニッジ標準時間と
    の時差に基づいて第3の更新日時を作成する手段を備え
    たサーバと、このサーバにLANあるいは回線で接続さ
    れ、配布されたソフトウェアの更新日時を有する上記サ
    ーバ配下のクライアントと、を備え、上記マスタサーバ
    またはマスタサーバ以外のサーバが自サーバと自サーバ
    配下のクライアントとの間でソフトウェアの版名のチェ
    ックを行なうバージョンチェック手段を有することを特
    徴とするソフトウェア配布システム。
  2. 【請求項2】 複数のサーバがマスタサーバとなること
    を特徴とする請求項1記載のソフトウェア配布システ
    ム。
  3. 【請求項3】 複数のマスタサーバから同一のソフトウ
    ェアを受信する場合、古いバージョンのソフトウェアに
    対して、メッセージを表示し無条件の上書きを抑止する
    ことを特徴とする請求項1記載のソフトウェア配布シス
    テム。
  4. 【請求項4】 マスタサーバから配布されるソフトウェ
    アの版名が自サーバで所有している同一のソフトウェア
    の版名よりも古い場合、マスタサーバからのソフトウェ
    ア受信を拒否することを特徴とする請求項1記載のソフ
    トウェア配布システム。
  5. 【請求項5】 マスタサーバから配布されるソフトウェ
    アの版名が自サーバで所有している同一のソフトウェア
    の版名と同じ場合、マスタサーバからのソフトウェア受
    信を拒否することを特徴とする請求項1記載のソフトウ
    ェア配布システム。
  6. 【請求項6】 マスタサーバは複数のバージョン管理情
    報を有し、複数のソフトウェアを同時に転送することを
    特徴とする請求項1記載のソフトウェア配布システム。
  7. 【請求項7】 マスタサーバはサーバリストを有し、特
    定のサーバへソフトウェアを配布することを特徴とする
    請求項1記載のソフトウェア配布システム。
  8. 【請求項8】 サーバは配下のクライアントのリストを
    有し、特定のクライアントへ配布することを特徴とする
    請求項1記載のソフトウェア配布システム。
  9. 【請求項9】 サーバからクライアントへ配布失敗した
    場合に所定の回数再配布することを特徴とする請求項1
    記載のソフトウェア配布システム。
JP7229247A 1995-09-06 1995-09-06 ソフトウェア配布システム Pending JPH0973390A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7058088B2 (en) 2001-03-28 2006-06-06 Minolta Co., Ltd. Data communication program product to rewrite simultaneously firmware of plurality of devices connected to network
US7836465B2 (en) 2006-10-26 2010-11-16 Funai Electric Co., Ltd. Television broadcasting receiving apparatus
JP2012253431A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Toshiba Corp サーバ装置、電話システム及びサーバ装置に使用されるファームウェア更新制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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