JP2012185527A - 情報処理装置及びネットワーク復旧プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作でネットワークの接続障害を解消させてネットワーク接続を復旧する情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置(ユーザ端末)1は、ゲートウェイ3を介してネットワークNWに接続する通信処理部12と、ネットワークNWの接続障害が発生した場合にユーザからの復旧要求を受け付けて接続障害を解消させる復旧処理部16と、ネットワークNWへの接続実績がある接続環境毎に、その接続環境を示す復旧情報を関連付けて記憶した復旧情報データベース20とを有する。通信処理部12は、ネットワークNWに接続するための接続情報が設定され、その接続情報を用いてネットワークNWへの接続処理を行うようになっている。そして、復旧処理部16は、復旧情報データベース20に記憶させた復旧情報を用いて通信処理部12に設定されている接続情報の修正をすることにより接続障害を解消させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びネットワーク復旧プログラムに関し、例えば、ネットワークの接続障害が発生した場合に、簡単な操作でネットワークの接続障害を解消させてネットワーク接続を復旧させる情報処理装置及び情報処理装置にネットワーク接続を復旧させる処理を実行させるネットワーク復旧プログラムに関する。
情報機器メーカ等の情報関連企業は、コンピュータ等の情報処理装置に不具合(障害)が発生した場合の対策として、専門の相談員を配置したサポートセンタを設置し、相談員の電話対応により、上記の不具合の解消を図ることを行っている。
また、特許文献1には、ユーザ端末(情報処理装置)に不具合が発生した場合に、上記のようなサポートセンタによる対応ではなく、自動的にユーザ端末の復旧を行う自動復旧システムが提案されている。
上記の自動復旧システムは、ユーザ端末と、当該ユーザ端末に通信可能に構成された監視装置と、復旧指示装置とを備えている。
前記監視装置は、前記ユーザ端末から、当該ユーザ端末で発生した障害等のイベントを知らせる通知(エラー、アプリケーションの異常終了等の事象の発生通知)を受信する。また、前記監視装置は、前記通知を受け付けると、前記復旧指示装置に、当該エラー情報を送信するようになっている。また、前記復旧指示装置は、前記監視装置からエラー情報を取得すると、予め記憶している原因テーブルを参照して発生しているエラーの原因を特定する。また、前記復旧指示装置は、予め記憶している対策テーブルを参照して特定されたエラーに対する対策を決定する。また、前記復旧指示装置は、決定された対策に基づいて、修正プログラムを生成し、前記監視装置を介してユーザ端末に、当該修正プログラムを送信するようになっている。そして、前記ユーザ端末は、前記送信された修正プログラムにより障害を解消させるようになっている。
特開2003−150407号公報
ところで、上述したサポートセンタには、ユーザから、「情報処理装置がネットワークに接続できなくなった」というネットワークの接続障害に関する相談が多く寄せられている。このようなネットワークの接続障害の相談は、コンピュータの扱いに不慣れなユーザからのものが多く、相談員の電話対応だけでは解決できないことがある。このような場合、サポートセンタでは、ユーザのところ(情報処理装置の使用場所)に、エンジニアを派遣する出張サービスにより接続障害を解決させることを行っている。尚、相談員の電話対応により接続障害が解消される場合、ユーザは面倒な設定作業を行う必要がある。
このように、ネットワークの接続障害が発生した場合、ユーザは、サポートセンタに電話をかけて、その内容(接続環境、機種名、障害状況)を説明し、場合によっては出張サービスを要請する必要があり、対応に長時間かかると共に、その手間が面倒であった。また、情報処理装置がビジネス環境で利用されている場合には、ネットワークが長時間接続できない状態になると業務に支障がでることもある。
そのため、ユーザの手間をかけることなく且つ短時間でネットワークの接続障害を解消させることができる装置やプログラムの開発が望まれている。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の自動復旧システムは、ネットワークの接続障害を自動復旧させることができないという課題を有している。
具体的には、特許文献1に記載の自動復旧システムは、ユーザ端末に修正プログラムを送信し、その修正プログラムによりユーザ端末を自動復旧させるものである。すなわち、前記自動復旧システムでは、ユーザ端末が監視装置と通信可能な状態になっていないと、修正プログラムを送信することができないため、ユーザ端末と監視装置との間のネットワークの接続障害のような障害に対応することができない。尚、特許文献1に記載の自動復旧システムは、ネットワーク上に、監視装置及び復旧指示装置を設ける必要があり、システム自体が高価なものになるという別の課題も有している。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡単な操作でネットワークの接続障害を解消させてネットワーク接続を復旧する情報処理装置を提供することを目的とする。また、本発明は、情報処理装置に、簡単な操作でネットワークの接続障害を解消させてネットワーク接続を復旧させる処理を実行させるネットワーク復旧プログラムを提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するためになされた本発明は、ゲートウェイを介してネットワークに接続可能に構成された情報処理装置であって、前記ゲートウェイを介して前記ネットワークに接続し、該ネットワークに接続されている装置との間で各種データの授受を行う通信処理部と、前記ネットワークの接続障害が発生した場合にユーザからの復旧要求を受け付けて該接続障害を解消させる復旧処理を行う復旧処理部と、前記ネットワークに接続したことがある接続環境毎に、その接続環境下において前記ネットワークに接続するために用いられた復旧情報を関連付けて記憶した復旧情報データベースとを備え、前記通信処理部は、前記ネットワークに接続するための接続情報が設定され、該接続情報を用いて前記ネットワークへの接続処理を行うようになっており、前記復旧情報には、少なくとも、前記関連付けられている接続環境下における前記情報処理装置のネットワークカードのアドレス及び該接続環境下における前記ゲートウェイのアドレスが含まれており、前記復旧処理部は、前記復旧情報データベースが記憶している復旧情報を用いて前記通信処理部に設定されている接続情報の修正をすることにより前記接続障害を解消させることを特徴とする。尚、前記情報処理装置のネットワークカードとは、例えば、無線ネットワークカードや有線ネットワークカードのことをいう。また、ネットワークカードのアドレスとは、当該ネットワークカードのIPアドレス及びサブネットマスクのこという。また、ゲートウェイのアドレスとは、ゲートウェイのIPアドレス及びMACアドレスのことをいう。
このように、本発明では、ネットワークに接続したことがある接続環境毎に、その接続環境下においてネットワークに接続するために用いられた復旧情報を関連付けて記憶した復旧情報データベースを設けている。そして、前記復旧情報を用いて通信処理部の接続情報を修正することにより接続障害を解消させるように構成されている。そのため、ネットワークの接続障害が発生した場合に、ユーザ自身が、ネットワーク接続に必要な接続情報を調べ、情報処理装置に調べた接続情報を設定する作業を行う必要がなく、簡単にネットワークの接続障害を解消させることができる。また、本発明の復旧情報データベースは、ネットワークに接続した実績がある接続環境毎に復旧情報が関連付けられている。そのため、複数種のネットワーク環境(自宅、職場、出張先等)で利用する情報処理装置に対応することができる。尚、本発明が上記の構成を採用したのは以下の理由による。
具体的には、本願の発明者は、ユーザから、「情報処理装置がネットワークに接続できなくなった」というネットワークの接続障害に関する相談事案の原因を調査した。その結果、ネットワークの接続障害は、ユーザが、情報処理装置のネットワーク設定情報(接続情報)を変更してしまったことを原因とするものが大半を占めていた。すなわち、ユーザが誤って情報処理装置の設定情報をいじってしまい、それにより、大半の接続障害が発生していることが判った。そのため、本発明では、情報処理装置に、ネットワークに接続した実績がある接続環境毎に、その接続環境下においてネットワークに接続するために用いられた復旧情報を記憶させておき、その復旧情報を用いて通信処理部に設定されている接続情報の修正をするようにしている。これにより、大半の接続障害を復旧させることができる。
また、前記復旧処理部は、所定のタイミングで、現状の接続環境下における前記情報処理装置のネットワークカードのアドレス及び前記ゲートウェイのアドレスを含むネットワーク情報を収集し、該収集したネットワーク情報が、前記復旧情報データベースに記憶されていなければ、前記復旧情報データベースに、該ネットワーク情報を前記復旧情報として記憶させる情報収集処理を行うことが望ましい。
このように構成することにより、復旧情報データベースに登録する復旧情報を自動収集することができると共に、新たなネットワークの接続環境が加わった場合に、その接続環境に関する情報を自動収集することができる。すなわち、本発明は、上記構成により、復旧情報データベースを自動的に、最適な状態にメンテナンスすることができる。
また、前記復旧情報及び前記ネットワーク情報には、前記関連付けられている接続環境下において前記ネットワークにアクセスした日時を示す日時情報が含まれており、前記復旧処理部は、現在日時との差異が小さい前記日時情報を有する復旧情報から順に選定し且つ該選定した復旧情報を用いて前記通信処理部に設定されている接続情報を修正すると共に、前記通信処理部に該修正した接続情報を用いた前記ネットワークへの接続テストを実行させて、該ネットワークへの接続が正常と確認された段階で、次の復旧情報の選定を行わずに復旧処理が成功したことを示す情報を出力して復旧処理を終了し、前記復旧情報データベースに記憶された復旧情報による前記接続テストでは、前記ネットワークへの接続が正常と確認されなければ、復旧処理が失敗したことを示す情報を出力して復旧処理を終了することが望ましい。
上記構成により、過去に接続実績のあるネットワークの接続環境のなかから、直近のものから順番に接続可能か否かを試すことができるため、復旧処理を効率よく行うことができる。
また、本発明では、復旧情報データベースに記憶された復旧情報による接続テストでネットワークへの接続が確認できなければ、復旧処理が失敗したことを示す情報を出力している。この場合、接続障害の原因が、ネットワーク設定情報(接続情報)以外の可能性もあるめ(ハードウェア上の故障等)、ユーザにサービス依頼を促すことができる。
また、前記ネットワークには、前記情報処理装置に、前記復旧処理部の機能を提供するサービスを行う事業者のサーバが接続されており、前記サーバは、前記情報処理装置に対して、サービス提供を停止する解約状態情報を送信できるようになっており、前記復旧処理部は、前記情報収集処理を停止する休止モードを備えており、前記通信処理部を介して、前記サーバ装置からの解約状態情報を受信すると、自身を当該休止モードに設定すると共に、前記復旧情報データベースに記憶された復旧情報を消去することが望ましい。
また、前記復旧処理部は、前記復旧要求を受け付けると、前記復旧情報データベースを参照して当該復旧情報データベースに記憶された復旧情報があればパスワードを生成しそのパスワードを出力し、該記憶された復旧情報がなければ前記復旧処理を行わずに処理を終了し、さらに、前記パスワートを出力した場合には、前記ユーザからのパスワードの入力を受け付け、その受け付けたパスワードが前記出力したパスワードと一致する場合には前記復旧処理を行い、前記一致しなければ前記復旧処理を行わずに処理を終了することが望ましい。
上記の構成により、事業者のサーバが、情報処理装置に、前記復旧処理部の機能(サービス)を提供する場合、前記サービスの契約期間満了や、サービスの提供契約を解除したときに、情報処理装置に対する前記サービスの提供を停止することができる。すなわち、事業者のサーバは、解約状態情報を送信するだけで、情報処理装置に対する前記サービスの提供を停止することができる。
また、本発明は、ゲートウェイを介してネットワークに接続可能に構成された情報処理装置に、ネットワークの接続障害を解消させる処理を実行させるネットワーク復旧プログラムであって、前記情報処理装置は、前記ゲートウェイを介して前記ネットワークに接続し、該ネットワークに接続されている装置との間で各種データの授受を行う通信処理部と、前記ネットワークに接続したことがある接続環境毎に、その接続環境下において前記ネットワークに接続するために用いられた復旧情報を関連付けて記憶した復旧情報データベースとを備え、前記通信処理部は、前記ネットワークに接続するための接続情報が設定され、該接続情報を用いて前記ネットワークへの接続処理を行うようになっており、前記ネットワーク復旧プログラムは、所定のタイミングで、現状の接続環境下における前記情報処理装置のネットワークカードのアドレス及び前記ゲートウェイのアドレスを含むネットワーク情報を収集し、該収集したネットワーク情報が、前記復旧情報データベースに記憶されていなければ、前記復旧情報データベースに、該ネットワーク情報を前記復旧情報として記憶させる処理と、前記ネットワークの接続障害が発生した場合にユーザからの復旧要求を受け付けて前記復旧情報データベースに記憶させた復旧情報を用いて前記通信処理部に設定されている接続情報の修正をすると共に、前記通信処理部に該修正した接続情報を用いた前記ネットワークへの接続テストを実行させることにより、前記接続障害を解消させて該ネットワークへの接続を復旧させる処理とを前記情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークの接続障害が発生した場合に、簡単な操作でネットワークの接続障害を解消させてネットワーク接続を復旧させる情報処理装置を提供することができる。また、本発明によれば、情報処理装置に、ネットワークの接続障害が発生した場合に、簡単な操作で接続障害を解消してネットワーク接続を復旧させる処理を実行させるネットワーク復旧プログラムを提供することができる。
本発明の実施形態のネットワーク復旧システムのシステム構成図である。 本発明の実施形態のユーザ端末に設けられる復旧情報データベースのデータ構造を模擬的に示した模式図である。 本発明の実施形態のユーザ端末が表示部に表示するメニュー画面の模式図である。 本発明の実施形態のユーザ端末が行うネットワーク情報収集処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施形態のユーザ端末のネットワーク復旧処理の機能を停止させるための処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施形態のユーザ端末が行うネットワーク復旧要求の受付処理の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施形態のユーザ端末が行うネットワーク復旧処理の手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態のネットワーク復旧システムを図面に基づいて説明する。
先ず、本実施形態のネットワーク復旧システムの構成について図1〜図3を用いて説明する。尚、図1は、本実施形態のネットワーク復旧システムのシステム構成図である。また、図2は、本実施形態のユーザ端末に設けられる復旧情報データベースのデータ構造を模擬的に示した模式図である。また、図3は、本実施形態のユーザ端末が表示部に表示するメニュー画面の模式図である。
図1に示すように、本実施形態のネットワーク復旧システムは、ゲートウェイ3を介してインターネット等のネットワークNWに接続可能に構成されたユーザ端末(情報処理装置)1と、ネットワークNWに接続された管理サーバ5とを備えている。そして、ユーザ端末1は、ゲートウェイ3を介してネットワークNWに接続し、当該ネットワークNWに接続されている管理サーバ5との間で各種データの授受ができるように構成されている。尚、ゲートウェイ3は、既存の技術により実現されるものであるため、以下では、その説明を省略する。また、図1では、説明の便宜上、ユーザ端末1及びゲートウェイ3を1組だけ示しているが、管理サーバ5を運用する事業者と以下の契約をしたユーザの数だけ、ユーザ端末1及びゲートウェイ3が設けられる。また、本実施形態では、ユーザ端末1がパーソナルコンピュータであり、ネットワークNWがインターネットである場合を例にする。
ここで、管理サーバ5を運用する事業者は、ネットワークNWに接続可能なユーザに対して、アプリケーションセット(複数のアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリケーション」という))を提供するビジネスを行っている。この複数のアプリケーションの中には、ユーザ端末1に、ネットワークNWの接続障害を解消させるネットワーク復旧プログラムが含まれている。
具体的には、前記事業者は、ユーザと、前記アプリケーションセットの利用契約を結び、当該契約を結んだユーザに対して、前記アプリケーションセットを提供する。例えば、前記事業者は、前記契約を結んだユーザに対して、前記アプリケーションセットがインストールされたユーザ端末1の販売や貸し出しをする。この場合、前記事業者は、アプリケーション毎に契約を結び、契約したアプリケーションだけユーザ端末1に利用可能な状態にする。尚、管理サーバ5が、前記契約を結んだユーザのユーザ端末1に、ネットワークNWを介して、前記アプリケーションセット(複数のアプリケーション)を送信するようにしてもよい。
また、ユーザ端末1は、前記アプリケーションセットをインストールすることにより、アプリケーションセットに含まれる各アプリケーションにより実現される機能が実行できるようになっている。例えば、ユーザ端末1は、前記インストールすることにより、ネットワークNWの接続障害を解消させるネットワーク復旧処理機能が実現できる。尚、本実施形態では、ユーザ端末1に前記アプリケーションセットがインストールされているものとする。以下、本実施形態のネットワーク復旧システムの各構成を順次説明していく。
具体的には、ユーザ端末1は、制御部11、通信処理部12、表示部13、入力部14、サービス設定部15、復旧処理部16及び復旧情報データベース20を備えている。尚、サービス設定部15、復旧処理部16及び復旧情報データベース20は、前記アプリケーションセットがインストールされることにより実現されるものである。また、制御部11、通信処理部12、表示部13、入力部14は、汎用的なコンピュータに設けられている周知技術で実現される機能構成である。
ここで、制御部11は、ユーザ端末1全体の動作を制御する。また、制御部11は、後述する入力部14を介して、ユーザからの各種要求やデータの入力を受け付ける。また、制御部11は、表示部13に表示するための画像情報を生成し、表示部13に画像情報を表示さる。
また、通信処理部12は、ゲートウェイ3を介してネットワークNWに接続し、ネットワークNWに接続されている各装置との間でデータの授受を行う。また、通信処理部12には、ネットワークNWに接続するための接続情報が設定されるようになっている(前記接続情報は、ユーザ端末1のメモリの所定領域に格納される)。そして、通信処理部12は、前記設定された接続情報を用いてネットワークNWへの接続処理を行う。また、通信処理部12は、ネットワークNWに接続されている装置(図示せず)とデータ通信を行い、当該装置が提供するWebサイトにアクセスしたり、ネットワークNWに接続されているメールサーバにアクセスして電子メールを送受信したりできるようになっている。
表示部13は、画像データを表示するユニットで液晶ディスプレイ等により構成される。また、入力部14は、キーボード、マウス、タッチパネル等により構成されており、ユーザからの各種要求やデータの入力を受け付ける。
また、サービス設定部15は、前記インストールされたアプリケーションセット(複数のアプリケーション)を提供するメニュー画面を提供する。例えば、サービス設定部15は、図3に示すように、表示部13に表示されている画面100上に、メニュー画面110を表示させる。ここで、図3に例示するメニュー画面110には、管理サーバ5との間で契約内容の更新や変更を行うための設定ボタン111と、ネットワーク復旧処理を受け付ける復旧ボタン112と、各種サービス(ゲーム、メール等のサービス)を受け付ける受付ボタン113、114、115、116とが設けられている。
尚、本実施形態は、ネットワーク復旧処理に特徴があり、受付ボタン113、114、115、116により提供される各機能は、前記の特徴と直接関係無い。そのため、受付ボタン113、114、115、116により提供される各機能の説明は省略する。
また、復旧処理部16は、ネットワークNWへの接続障害が発生した場合にユーザからの復旧要求を受け付け、当該接続障害を解消させる復旧処理を行う。
具体的には、ユーザが入力部14を操作して、画面100上に表示された復旧ボタン112(図3参照)をクリックすると、復旧処理部16は、制御部11を介して復旧処理要求を受け付ける。そして、復旧処理部16は、復旧情報データベース20に記憶された復旧情報を用いて通信処理部12に設定されている接続情報の修正をすることにより前記接続障害を解消させる。
また、復旧処理部16は、通常モードと、休止モードとを備えている。
具体的には、復旧処理部16は、通常モードに設定されている場合には、所定のタイミングで、現状の接続環境下におけるユーザ端末1のネットワーク情報を収集する。このネットワーク情報には、ユーザ端末1のネットワークカードのアドレス(IPアドレス、サブネットマスク)と、ゲートウェイ3のアドレス(IPアドレス、MACアドレス)とが含まれている。そして、復旧処理部16は、収集した前記ネットワーク情報が、復旧情報データベース20に登録されていなければ、復旧情報データベース20に、収集したネットワーク情報を復旧情報として登録する。
また、復旧処理部16は、休止モードに設定されている場合には、上述したネットワーク情報を収集する処理(ネットワーク情報収集処理)を実施しないように構成されている。尚、復旧処理部16は、デフォルトの状態では、通常モードに設定されている。
また、図2に示すように、復旧情報データベース20は、通信処理部12がネットワークNWに接続したこと(過去の接続実績)がある接続環境毎に、その接続環境下において前記ネットワークに接続するために用いられた復旧情報を関連付けて登録したものである(記憶させたものである)。すなわち、接続環境毎に、復旧情報を登録するレコード200a〜200nを設け、各レコード200a〜200nに、それぞれ、その接続環境下の復旧情報が登録されている。
具体的には、復旧情報データベース20は、接続環境(復旧情報)を識別する識別情報を登録するフィールド201と、当該接続環境下におけるユーザ端末1のネットワークカードのIPアドレスを登録するフィールド203と、当該ネットワークカードのIPアドレスのサブネットマスクを登録するフィールド205と、当該接続環境下におけるDNSサーバのアドレス(プロバイダ等から与えられるアドレス)を登録するフィールド207と、当該接続環境下におけるゲートウェイ3のIPアドレスを登録するフィールド209と、当該ゲートウェイ3のMACアドレスを登録するフィールド210と、当該接続環境下におけるネットワークNWへのアクセス日時を示した日時情報を登録するフィールド211とを備えて1つのレコード(例えば、レコード200a)が構成されている。
尚、フィールド203に登録されるユーザ端末1のネットワークカードのIPアドレスとは、ユーザ端末1に実装された無線ネットワークカード(WiFiネットワークカード)のIPアドレス又はユーザ端末1に実装された有線ネットワークカード(NIC)のIPアドレスのことをいう。
また、本実施形態では、ユーザ端末1のハードウェア構成は特に限定されるものではない。例えば、ユーザ端末1は、CPU、主記憶装置、補助記憶装置、入出力インタフェース、通信インタフェース(無線ネットワークカード、有線ネットワークカード)を備えている。この場合、前記補助記憶装置には、制御部11及び通信処理部12の機能を実現するための専用プログラムが格納されている。また、前記補助記憶装置には、サービス設定部15及び復旧処理部16の機能を実現するためのサービス設定プログラム及びネットワーク復旧プログラムが格納されている。
そして、制御部11及び通信処理部12の機能は、前記CPUが前記補助記憶装置に格納された専用プログラムを前記主記憶装置にロードして実行することにより実現される。
また、サービス設定部15の機能は、前記CPUが前記補助記憶装置に格納されたサービス設定プログラムを前記主記憶装置にロードして実行することにより実現される。また、復旧処理部16の機能は、前記CPUが前記補助記憶装置に格納されたネットワーク復旧プログラムを前記主記憶装置にロードして実行することにより実現される。
また、前記復旧情報データベース20は、ユーザ端末1のメモリ(前記補助記憶装置、前記主記憶装置)の所定領域に形成される。
また、管理サーバ5は、オペレータからの各種要求やデータの入力を受け付けると共に、ネットワークNWを介して、ユーザ端末1に各種データを通信できるようになっている。また、管理サーバ5には、ユーザ端末1を利用するユーザ情報(ユーザ名、アドレス、契約内容、ユーザ端末1の機種名等)が記憶されている。また、前記オペレータは、ユーザ端末1のユーザと結んだ「ネットワーク復旧処理機能を利用する契約」が解除となった場合、管理サーバ5に、「ネットワーク復旧処理機能を利用する契約」が解除になった旨を示す解除情報を入力する。
そして、管理サーバ5は、前記解除情報の入力を受けると、ユーザ端末1に対して、ネットワーク復旧処理機能を停止する解約状態情報を送信するようになっている(前記解約状態情報を受信したユーザ端末1の動作は後述する)。
尚、本実施形態では、管理サーバ5のハードウェア構成は特に限定されるものではない。例えば、管理サーバ5は、CPU、主記憶装置、補助記憶装置、入出力インタフェース、通信インタフェースを備えるコンピュータにより構成される。この場合、管理サーバ5の補助記憶装置には、管理サーバ5の上述した機能を実現するための管理プログラムが格納されている。そして、管理サーバ5の上記機能は、前記CPUが前記補助記憶装置に格納された前記管理プログラムを前記主記憶装置にロードして実行することにより実現される。
次に、本実施形態のネットワーク復旧システムの機能を詳細に説明する。
最初に、図4を用いて、ユーザ端末1の復旧処理部16が行うネットワーク情報収集処理について説明する。ここで、図4は、本実施形態のユーザ端末が行うネットワーク情報収集処理の手順を示したフローチャートである。尚、図4では、復旧処理部16は、通常モードに設定されているものとする。
具体的には、復旧処理部16は、所定のタイミングで定期的に起動して、ネットワーク情報の収集を行う(S1〜S3)。尚、本実施形態では所定のタイミングについて特に限定するものではない。例えば、前記タイミングが、ユーザ端末1が起動したときであってもよい。また、前記タイミングが、起動した後で所定時間(例えば、数分)経過したときであってもよい。また、S1〜S3におけるネットワーク情報の収集は、周知技術(例えば、ユーザ端末1に搭載されているOSの機能)により実現されるものである。また、S1〜S3の処理順序は任意である(例えば、S2、S1、S3の順に処理が行われてもよい)。
S1では、復旧処理部16は、ユーザ端末1に実装された有線ネットワークカードに関する情報(NIC情報)を収集する。このNIC情報には、少なくとも、有線ネットワークカードのIPアドレスと、当該IPアドレスのサブネットマスクとが含まれている。また、ユーザ端末1に、複数の有線ネットワークカードが実装されていれば、有線ネットワークカード毎に、そのIPアドレスと、当該IPアドレスのサブネットマスクとを収集する。
S2では、復旧処理部16は、ユーザ端末1に実装された無線ネットワークカードに関する情報(WIFI情報)を収集する。このWIFI情報には、少なくとも、無線ネットワークカードのIPアドレスと、当該IPアドレスのサブネットマスクとが含まれている。また、ユーザ端末1に、複数の無線ネットワークカードが実装されていれば、無線ネットワークカード毎に、そのIPアドレスと、当該IPアドレスのサブネットマスクとを収集する。
S3では、復旧処理部16は、現状のユーザ端末1が置かれている(設置されている)接続環境(ネットワーク接続環境)下における接続環境情報を収集する。具体的には、復旧処理部16は、ユーザ端末1が設置されている接続環境(ネットワーク接続環境)のゲートウェイ3のIPアドレスを取得する。そして、復旧処理部16は、ARS(Address Resolution Protocol)を利用して、ゲートウェイ3のMACアドレスを取得する。また、復旧処理部16は、DNSのIPアドレス(プロバイダ等から与えられているDNSサーバのアドレス)を取得する。そして、S1〜S3の処理を終えると、S4〜5の処理に進む。
S4〜5では、復旧処理部16は、S1〜S3で収集したネットワーク情報と、復旧情報データベース20に登録されている復旧情報との比較を行う。そして、復旧処理部16は、収集したネットワーク情報と、復旧情報データベース20に登録されている復旧情報とが同一であれば、S8の処理に進む。また、復旧処理部16は、収集したネットワーク情報が、復旧情報データベース20に登録されている復旧情報と同一でなければ、S6の処理に進む。
具体的には、復旧処理部16は、復旧情報データベース20に登録された復旧情報群200a〜nのなかに、S1〜3で取得した「有線ネットワークカードのIPアドレスと、当該IPアドレスのサブネットマスク、DNSのIPアドレス、ゲートウェイ3のIPアドレス、MACアドレス」の組合せと同一のものがあるか否かを判定し、同一のものがあればS8に進み、同一のものがなければS6に進む。
また、復旧処理部16は、復旧情報データベース20に登録された復旧情報群200a〜nのなかに、S1〜3で取得した「無線ネットワークカードのIPアドレスと、当該IPアドレスのサブネット、DNSのIPアドレス、ゲートウェイ3のIPアドレス、MACアドレス」の組合せと同一のものがあるか否かを判定し、同一のものがあればS8に進み、同一のものがなければS6に進む。
S6では、復旧処理部16は、S5で同一のものがないと判定したネットワーク情報を用いて、通信処理部12に設定されている接続情報を修正し、接続情報を修正した通信処理部12によりネットワークNWへの接続テスト(インターネット接続確認)を実行する。そして、接続テストにより、ネットワークNWに正常に接続されるとS7に進み、ネットワークNWに正常に接続されなければ(接続異常であれば)S8に進む。
具体的には、S6では、復旧処理部16は、通信処理部12に設定されている接続情報(ネットワークカードのIPアドレスと、そのIPアドレスのサブネットマスク、DNSのIPアドレス、ゲートウェイ3のIPアドレス、MACアドレス)の値を、S5で同一のものがないと判定したネットワーク情報(例えば、有線ネットワークカードのIPアドレス、当該IPアドレスのサブネット、DNSのIPアドレス、ゲートウェイ3のIPアドレス、MACアドレス)に変更する。そして、復旧処理部16は、接続情報を変更した通信処理部12によりネットワークNWへの接続テストを行う。
S7では、復旧処理部16は、S6でネットワークNWに正常に接続されていると確認されたネットワーク情報(通信処理部12に設定したネットワーク情報)を復旧情報データベース20に登録して、S8〜S9の処理に進む。尚、S7の処理を行った後に、S8〜9を行わずに、図4の処理を終了するようにしてもよい。
具体的には、S7では、復旧処理部16は、S6でネットワークNWに正常に接続されていると確認されたネットワーク情報を復旧情報として、復旧情報データベース20に登録する。この場合、登録する復旧情報には、その復旧情報(接続環境)を識別する識別情報(復旧情報 #1n)が割り当てられる。そして、復旧情報は、復旧情報データベース20に、前記識別情報に関連付けられた上で登録される。
S8〜S9では、復旧処理部16は、所定時間待機(例えば、1分間待機)して、ユーザからの終了要求の入力を受け付けると処理を終了し、ユーザからの終了要求がなければ、S1の処理に戻る。すなわち、S8〜S9では、ユーザが、所定時間経過するまでに、入力部14を操作して終了要求を入力すれば、図4の処理が終了され、入力部を操作しなければS1の処理を繰り返すようになっている。
このように、本実施形態では、復旧処理部16が、所定のタイミングで定期的に起動して、復旧情報データベース20に登録する復旧情報を自動収集するようになっている。そのため、ユーザに手間をかけることなく、ユーザ端末1がネットワークNWに接続したことがある接続環境に関する情報(通信処理部12に設定される接続情報)を収集して保持することができる。
また、本実施形態では、所定のタイミングで定期的にネットワーク情報収集処理を行うため、復旧情報データベース20を自動的に、最適な状態にメンテナンスすることができる。
次に、ネットワーク復旧処理を停止させる処理について、図5を用いて説明する。ここで、図5は、本実施形態のユーザ端末のネットワーク復旧処理機能を停止させるための処理の手順を示したフローチャートである。尚、図5の処理が開始される前の復旧処理部16は、通常モードに設定されているものとする。また、図5に示す処理は、管理サーバ5を運営する事業者と、ユーザ端末1のユーザとにより結んだ「ネットワーク復旧処理機能を利用する契約」が解約になった場合に開始される。
先ず、管理サーバ5のオペレータが、管理サーバ5に、解約となったユーザのユーザ端末1に対してネットワーク復旧処理機能の停止を指示するデータを入力する。そして、管理サーバ5は、前記ネットワーク復旧処理機能の停止を指示するデータを受け付ける(S10)。尚、管理サーバ5は、上述したように、ユーザ情報(ユーザ名、アドレス、契約内容、ユーザ端末1の機種名等)が記憶されている。
次に、管理サーバ5は、S10で前記データを受け付けると、前記ユーザ情報を用いて、解約を受け付けたユーザのユーザ端末1に対して、自動的に解約状態信号D1を送信する(S11)。また、管理サーバ5は、前記解約状態信号D1を送信すると、ユーザ情報に含まれている契約情報を更新する(「ネットワーク復旧処理機能を利用する契約」を解約状態に更新する)。そして、ネットワーク復旧処理を停止させる処理は、ユーザ端末1側の処理に遷移する。
次に、ユーザ端末1の復旧処理部16は、通信処理部12を介して、管理サーバ5から送信された解約状態信号D1を受信し(S12)、S13の処理に進む。
S13では、復旧処理部16は、復旧情報データベース20に記憶された復旧情報を消去する(全ての復旧情報を消去する)。これにより、復旧処理部16は、後述する図6に示すように、ネットワークNWの復旧処理を実施できなくなる。
また、復旧処理部16は、自身を休止モードに設定する。これにより、復旧処理部16は、図4で説明したネットワーク情報収集処理を実施しなくなるため、以降は、復旧情報データベース20に復旧情報が登録されることがない。すなわち、復旧情報データベース20には、復旧情報が存在しない(登録されていない)状態が維持される。
このように、本実施形態では、事業者とユーザとの間の契約が解約となった場合に、ユーザ端末1に実装されてしまっている復旧処理部16の機能を制限することができる。すなわち、復旧処理部16の機能を実現するためのネットワーク復旧プログラムがアンインストール(削除)されなくても、復旧処理部16の機能を制限することができる。
尚、本実施形態では、復旧処理部16が休止モードに設定された場合においても、サービス設定部15は、表示部13に、復旧ボタン112を備えたメニュー画面110を表示させるように構成されている。
そして、ユーザが前記解約した後に、復旧処理部16の機能が必要であると考えた場合に、設定ボタン111を操作することにより、サーバ装置5に、「ネットワーク復旧処理機能を利用する契約」を申し込めるようになっている。この場合、例えば、サービス設定部15が、ユーザからの要求を受け付け、通信処理部12を介して、管理サーバ5にアクセスし、「ネットワーク復旧処理機能を利用する契約」を申し込むようにすればよい。
次に、本実施形態のユーザ端末1の復旧処理部16が行うネットワーク復旧処理について図6及び図7を用いて説明する。
ここで、図6は、本実施形態のユーザ端末が行うネットワーク復旧要求の受付処理の手順を示したフローチャートである。また、図7は、本実施形態のユーザ端末が行うネットワーク復旧処理の手順を示したフローチャートである。
先ず、図6に示すネットワーク復旧要求の受付処理について説明する。尚、ユーザ端末1の表示部13の画面100には、復旧ボタン112を備えるメニュー画面110(図2参照)が表示されているものとする。
具体的には、ユーザ端末1にネットワークNWの接続障害が発生した場合、ユーザは、入力部14を操作して、画面100上に表示された復旧ボタン112(図3参照)を選択してクリックする(S20)。これにより、復旧処理部16は、ユーザからの復旧要求を受け付ける。
次に、復旧処理部16は、復旧情報データベース20に復旧情報が登録されているか否かを判定する(S21)。復旧処理部16は、判定の結果、復旧情報が登録されていればS22〜S23に進む。また、復旧処理部16は、判定の結果、復旧情報データベース20に復旧情報が登録されていなければ、ネットワーク復旧処理を行わずに処理を終了する。尚、「ネットワーク復旧処理機能を利用する契約」が解約されると、図5で示したように、復旧情報が全て消去されるため、ネットワーク復旧処理が行われることがない。このように、図5の処理により、復旧処理部16の機能が制限される。
また、S22〜S23では、復旧処理部16は、パスワードを生成し、その生成したパスワードを出力する。
具体的には、復旧処理部16は、乱数生成機能を備えており、その乱数生成機能により、毎回異なるパスワードを生成するように構成されている。すなわち、復旧処理部16の機能を実現するネットワーク復旧プログラムには、乱数生成機能を実現するモジュールが含まれている。そして、復旧処理部16は、表示部に生成したパスワードを示す画像情報を表示する。このパスワートを示す画像情報には、ユーザからのパスワードの入力を受け付けるための入力ボックスが設けられており、ユーザにパスワードの入力を促すようになっている。尚、パスワードは、英数字以外の文字であってもよい。
次に、復旧処理部16は、ユーザが入力するパスワードの入力を受け付け(S24)、その受け付けたパスワードがS23で出力したパスワードと一致するか否かを判定する(S25)。復旧処理部16は、判定の結果、前記受け付けたパスワードがS23で出力したパスワードと一致する場合、図7に示すネットワーク復旧処理に遷移する。一方、復旧処理部16は、前記パスワードが一致しない場合には、ネットワーク復旧処理を行わずに処理を終了する。
次に、S25において、パスワードが一致したと判定した場合に進む、図7のネットワーク復旧処理について説明する。
先ず、復旧処理部16は、復旧情報データベース20を参照し、ネットワーク復旧処理に適合する(利用できる)復旧情報が有るか否かを判定する(S30)。
ここで、ネットワーク復旧処理に利用できるか否かは、復旧情報データベース20に登録されている復旧情報の中に、後述するS33のインターネット接続確認(接続テスト)に利用していない復旧情報が有るか否かにより判定する。そして、復旧処理部16は、判定の結果、接続テストに利用していない復旧情報が有ればS31に進む。一方、復旧処理部16は、接続テストに利用していない復旧情報が無ければS35に進む。
上記のように判定するのは、本実施形態では、復旧情報データベース20に登録されている復旧情報のなかから、所定規則の基で順番に復旧情報を選定し、その選定した復旧情報を利用した接続テストを行うように構成されているためである。
つぎに、S31の処理を説明する。S31では、復旧処理部16は、復旧情報データベース20から所定規則にしたがい、1の復旧情報を選定する。例えば、図2に例示するように、復旧情報データベース20に、n個の復旧情報群200a〜200nが登録されている場合、その中から1つの復旧情報(例えば、レコード200aに登録された復旧情報)を選定する。
尚、所定規則について特に限定されるものではないが、本実施形態では、現在日時に近い日時情報(現在日時との差分が小さい日時情報)を有する復旧情報から順番に選定していくものとする。また、現在日時は、ユーザ端末1(ユーザ端末1に搭載されたOS)のタイマ機能を利用する。
つぎに、復旧処理部16は、選定した復旧情報を用いた復旧処理を行う(S32)。
具体的には、復旧処理部16は、S31で選定した復旧情報を用いて、通信処理部12に設定されている接続情報を修正し設定する。すなわち、復旧処理部16は、通信処理部12に設定する接続情報(ネットワークカードのIPアドレスと、そのIPアドレスのサブネット、DNSのIPアドレス、ゲートウェイ3のIPアドレス、MACアドレス)の値を、S31で選定した復旧情報(図2参照)の値に変更する。
次に、復旧処理部16は、S32で設定した通信処理部12により、インターネット接続確認(ネットワークNWへの接続テスト)を行う(S33)。復旧処理部16は、前記接続テストにより、ネットワークNWに正常に接続されていると確認されるとS34に進み、ネットワークNWに正常に接続されなければ(接続異常であれば)S30に戻る。
S34では、復旧処理部16は、接続テストの成功結果を示す情報を出力して処理を終了する。例えば、復旧処理部16は、表示部13に、「インターネット接続の復旧処理に成功した」ことを示すテキストデータが含まれる画像データを出力する。或いは、復旧処理部16は、「インターネット接続の復旧処理に成功した」旨の音声データを生成し、ユーザ端末1に備えられたスピーカ(図示せず)を介して、その音声データを出力する。
これにより、ユーザは、ネットワークNWへの接続障害が解消されたことを認識することができる。
尚、S33においてネットワークNWに接続できないと判定された後で行われるS30では、上述したように、復旧情報データベース20に登録された復旧情報のなかに、接続テストに利用していない復旧情報が有るか否かが判定される。
例えば、復旧情報データベース20に、n個の復旧情報群200a〜200nが登録されており、S31〜S33において、レコード200aに登録された復旧情報を選定して接続テストを行い、接続異常と判定されたものとする。この場合、復旧情報データベース20に登録されている復旧情報群200a〜200nのうち、復旧情報群200b〜200nについては接続テストが実施されていない。そのため、復旧処理部16は、適合する復旧情報が有ると判定する。そして、S32〜S33において、復旧情報200aを除いた復旧情報群200b〜200nのなかから、現在日時に近い日時情報を有する復旧情報を選定し、その復旧情報により接続テストを行う。
また、例えば、S30〜S33を繰り返すことにより、復旧情報データベース20に登録された全ての復旧情報の接続テストが実施され、且つ全ての接続テストで、ネットワークNWに正常に接続されなかったものとする。この場合、復旧処理部16は、接続テストに利用していない復旧情報が無くなっているため、適合する復旧情報が無いと判定してS35に進む。
次に、S30において、適合する復旧情報が無いと判定された場合に行うS35の処理を説明する。S35では、復旧処理部16は、ユーザ端末1に実装されているDHCPプロトコルによるネットワーク自動設定機能(周知のパソコンに備えられている機能)により、通信処理部16の接続情報を設定し、S36に進む。
S36では、復旧処理部16は、S35で接続情報を設定した通信処理部16により、ネットワークNWへの接続テストを行う。復旧処理部16は、前記接続テストにより、ネットワークNWに正常に接続されていると確認されると上述したS34に進み、ネットワークNWに正常に接続されなければ(接続異常であれば)、S37に進む。
S37では、復旧処理部16は、接続テストの失敗結果を示す情報を出力して処理を終了する。例えば、復旧処理部16は、表示部13に、「インターネット接続の復旧処理に失敗した」ことを示すテキストデータが含まれる画像データを出力する。或いは、復旧処理部16は、「インターネット接続の復旧処理に失敗した」旨の音声データを生成し、ユーザ端末1に設けられたスピーカ(図示せず)を介して、その音声データを出力する。
なお、復旧処理部16は、前記接続テストの失敗結果を示す情報のなかに、管理サーバ5を運営する事業者の問い合わせ先(サービス対応窓口の電話番号)を示すデータを含めるようにしてもよい。また、前記接続テストの失敗結果を示す情報のなかに、「サービス対応窓口に問い合わせる前に、LANケーブルの装着確認や、ゲートウェイの電源や配線確認」を促すメッセージを含めるようにしてもよい。
このように、本実施形態では、ユーザ端末1に、ネットワークNWに接続したことがある接続環境下においてネットワークNWに接続するために用いられた復旧情報を関連付けて記憶した復旧情報データベース20を設けている。そして、ユーザ端末1は、ユーザから復旧ボタン112の選択を受け付けると、復旧情報データベース20に記憶された復旧情報を用いて通信処理部12の接続情報を設定(修正)することにより、ネットワークNWの復旧処理を行うようになっている。
そのため、ネットワークNWの接続障害が発生した場合に、ユーザ自身が、接続障害の原因を調べて復旧作業を行う必要がなく、ユーザの負担を軽減することができる。例えば、本実施形態によれば、小規模なオフィスや家庭のように、専門の技術者(SE)が常駐していない接続環境においても、ユーザに負担をかけることなく、ネットワークNWの接続障害を解消させることができる。
なお、上記の構成を採用しているのは、接続障害の原因の大半が、ユーザ端末1のネットワーク設定情報(接続情報)を誤って変更してしまったことによるためである。すなわち、ユーザが誤ってユーザ端末1の設定情報をいじってしまうことで、大半の接続障害が発生しているため、本実施形態では、前記記憶しておいた復旧情報を用いた復旧処理により大半の接続障害を解消させるようにした。
また、本実施形態の復旧情報データベース20には、ユーザ端末1が過去にネットワークNWに接続したことがある接続環境毎に前記復旧情報が関連付けて登録されている。そのため、本実施形態のユーザ端末1は、複数のネットワーク環境(自宅、職場、出張先等)で利用するユーザ端末1にも対応することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ネットワークNWの接続障害が発生した場合に、簡単な操作で前記接続障害を解消させてネットワーク接続を復旧させるユーザ端末1を提供することができる。
また、本実施形態によれば、ユーザ端末1に、ネットワークNWの接続障害が発生した場合に、簡単な操作で接続障害を解消してネットワーク接続を復旧させる処理を実行させるネットワーク復旧プログラムを提供することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、上述した図7のS31では、所定規則として、現在日時に近い日時情報(現在日時との差分が小さい日時情報)を有する復旧情報から選定していく例を示したがあくまでもこれは一例に過ぎない。例えば、復旧処理部16が、接続環境毎に、ネットワークNWにアクセスしたアクセス時間や、アクセスされたアクセス回数の履歴をとり、その履歴を利用して復旧情報を選定するようにしてもよい。この場合、復旧処理部16は、復旧情報データベース20に登録する各接続環境(図2のフィールド201に登録されるデータ)に対応付けて履歴を登録する。そして、復旧情報データベースは、アクセス時間(又はアクセス回数)の長い(又は多い)履歴の復旧情報から順に選定する。
また、例えば、ユーザ端末(パソコン)1の位置情報取得機能を利用して、情報データベース20に登録する各接続環境に、ネットワークNWに接続された状態における位置情報(現在位置)を関連付けておく。そして、S31において、復旧処理部16は、取得した現在位置に近い復旧情報から順に選定するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、ユーザ端末1がパソコンである場合を例にしたが、特にこれに限定されるものではない。ユーザ端末1は、インターネットNWに接続可能な通信機能を備えた情報処理装置であれば(PDA、ゲーム端末等)、本発明を適用することができる。
1…ユーザ端末(情報処理装置)、3…ゲートウェイ、5…管理サーバ、11…制御部、12…通信処理部、13…表示部、14…入力部、15…サービス設定部、16…復旧処理部、20…復旧情報データベース、100…画面、110…メニュー画面、111…設定ボタン、112…復旧ボタン、113…受付ボタン、114…受付ボタン、115…受付ボタン、116…受付ボタン

Claims (6)

  1. ゲートウェイを介してネットワークに接続可能に構成された情報処理装置であって、
    前記ゲートウェイを介して前記ネットワークに接続し、該ネットワークに接続されている装置との間で各種データの授受を行う通信処理部と、
    前記ネットワークの接続障害が発生した場合にユーザからの復旧要求を受け付けて該接続障害を解消させる復旧処理を行う復旧処理部と、
    前記ネットワークに接続したことがある接続環境毎に、その接続環境下において前記ネットワークに接続するために用いられた復旧情報を関連付けて記憶した復旧情報データベースとを備え、
    前記通信処理部は、前記ネットワークに接続するための接続情報が設定され、該接続情報を用いて前記ネットワークへの接続処理を行うようになっており、
    前記復旧情報には、少なくとも、前記関連付けられている接続環境下における前記情報処理装置のネットワークカードのアドレス及び該接続環境下における前記ゲートウェイのアドレスが含まれており、
    前記復旧処理部は、前記復旧情報データベースが記憶している復旧情報を用いて前記通信処理部に設定されている接続情報の修正をすることにより前記接続障害を解消させることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記復旧処理部は、所定のタイミングで、現状の接続環境下における前記情報処理装置のネットワークカードのアドレス及び前記ゲートウェイのアドレスを含むネットワーク情報を収集し、該収集したネットワーク情報が、前記復旧情報データベースに記憶されていなければ、前記復旧情報データベースに、該ネットワーク情報を前記復旧情報として記憶させる情報収集処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記復旧情報及び前記ネットワーク情報には、前記関連付けられている接続環境下において前記ネットワークにアクセスした日時を示す日時情報が含まれており、
    前記復旧処理部は、現在日時との差異が小さい前記日時情報を有する復旧情報から順に選定し且つ該選定した復旧情報を用いて前記通信処理部に設定されている接続情報を修正すると共に、前記通信処理部に該修正した接続情報を用いた前記ネットワークへの接続テストを実行させて、該ネットワークへの接続が正常と確認された段階で、次の復旧情報の選定を行わずに復旧処理が成功したことを示す情報を出力して復旧処理を終了し、前記復旧情報データベースに記憶された復旧情報による前記接続テストでは、前記ネットワークへの接続が正常と確認されなければ、復旧処理が失敗したことを示す情報を出力して復旧処理を終了することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ネットワークには、前記情報処理装置に、前記復旧処理部の機能を提供するサービスを行う事業者のサーバが接続されており、
    前記サーバは、前記情報処理装置に対して、サービス提供を停止する解約状態情報を送信できるようになっており、
    前記復旧処理部は、前記情報収集処理を停止する休止モードを備えており、前記通信処理部を介して、前記サーバ装置からの解約状態情報を受信すると、自身を該休止モードに設定すると共に、前記復旧情報データベースに記憶された復旧情報を消去することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記復旧処理部は、前記復旧要求を受け付けると、前記復旧情報データベースを参照して当該復旧情報データベースに記憶された復旧情報があればパスワードを生成しそのパスワードを出力し、該記憶された復旧情報がなければ前記復旧処理を行わずに処理を終了し、さらに、前記パスワートを出力した場合には、前記ユーザからのパスワードの入力を受け付け、その受け付けたパスワードが前記出力したパスワードと一致する場合には前記復旧処理を行い、前記一致しなければ前記復旧処理を行わずに処理を終了することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. ゲートウェイを介してネットワークに接続可能に構成された情報処理装置に、ネットワークの接続障害を解消させる処理を実行させるネットワーク復旧プログラムであって、
    前記情報処理装置は、前記ゲートウェイを介して前記ネットワークに接続し、該ネットワークに接続されている装置との間で各種データの授受を行う通信処理部と、前記ネットワークに接続したことがある接続環境毎に、その接続環境下において前記ネットワークに接続するために用いられた復旧情報を関連付けて記憶した復旧情報データベースとを備え、
    前記通信処理部は、前記ネットワークに接続するための接続情報が設定され、該接続情報を用いて前記ネットワークへの接続処理を行うようになっており、
    前記ネットワーク復旧プログラムは、
    所定のタイミングで、現状の接続環境下における前記情報処理装置のネットワークカードのアドレス及び前記ゲートウェイのアドレスを含むネットワーク情報を収集し、該収集したネットワーク情報が、前記復旧情報データベースに記憶されていなければ、前記復旧情報データベースに、該ネットワーク情報を前記復旧情報として記憶させる処理と、
    前記ネットワークの接続障害が発生した場合にユーザからの復旧要求を受け付けて前記復旧情報データベースに記憶させた復旧情報を用いて前記通信処理部に設定されている接続情報の修正をすると共に、前記通信処理部に該修正した接続情報を用いた前記ネットワークへの接続テストを実行させることにより、前記接続障害を解消させて該ネットワークへの接続を復旧させる処理とを前記情報処理装置に実行させることを特徴とするネットワーク復旧プログラム。
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