JP5091941B2 - 双安定磁気ラッチ組立体 - Google Patents

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Description

(連邦支援による研究開発に関する声明)
本発明は、Raytheonによって与えられたS7−6BT476Xの下、政府支援によってなされた。政府は、本発明において特定の権利を有する。
本発明は、磁気ラッチに関し、より詳細には、ばね付勢された光スイッチとしての使用に特に適した非接触性双安定磁気ラッチ組立体に関する。
1つまたは複数の光学素子(例えば様々なレンズ)の光路への出入りを切り替えるように設計された光スイッチングシステムが知られており、例えば衛星用途に使用されることがある。光スイッチングシステムの比較的よく知られているタイプの1つは、プロセッサ、モータ、およびその外周に沿って配設された複数の光学素子を有するホイール機構を使用する。プロセッサは、モータに結合され、さらにモータはホイール機構に結合される。光路はホイール外周の一部分を貫通しており、それにより、所与の光学素子を光路内に配置するために、ホイールがその中央軸を中心にしてモータによって回転され得る。光学素子を光路内に移動させるために、プロセッサは、最初にホイールの現在の回転位置を確立し、続いて所望の光学素子を光路内に移動させるのに必要とされる回転調整を決定する。次いで、プロセッサは、モータに対して必要な調整を行うように命令する。
残念なことに、上記で説明されたタイプの従来の光スイッチングシステムにおいては、特に新規に選択された光学素子が前に選択された素子の反対側に配設される場合などは、ホイールの外周周りの光学素子の逐次構成により、新規に選択された光学素子を光路内に移動させるのに必要とされる時間およびエネルギーが望ましくないほど大きくなり得る。光学素子の切り替えに必要とされる時間は、ホイールが回転する速度を増加させることによって改善され得るが、ホイールの動きが速くなることにより、システム障害(例えば、振動)を生じさせることがあり、これによって光学像が不鮮明になり、正確な光学制御を妨げる場合がある。ホイールの動きが速くなることで生じ得る障害を補償するため、システムの中には、ホイールの移動後に長い鎮静期間を設けるものもあるが、この解決策には望ましくない長い遅延が伴い、結果的には理想的とは言えないものである。他の知られている光学スイッチングシステムは、システム障害を処理するために複雑な力補償機構および/または分離機構を用いる。しかし、そのような機構は、システムの複雑さを増大させ、場合によってはシステムの信頼性を低下させる。
上記で説明された欠点を軽減するのを助けるために、特殊な光学素子スイッチ組立体が開発された。このタイプの個々のスイッチ組立体は、光学素子がその上に含められた(例えばその一方の端部に結合された)作動アームに結合されたばね付勢された旋回シャフトを含むことができる。旋回シャフトは、光路の内部および外部それぞれに光学素子を配置することができる、第1および第2のラッチ位置の間で作動アームを付勢する。アームが一方のラッチ位置に保持されると、ばね付勢された旋回シャフトは、アーム上に他方のラッチ位置方向の回転力を及ぼす。したがって、作動アームは、保持されていたラッチ位置から開放されると、旋回シャフトの影響の下で他方のラッチ位置に向ってスイングすることになる。システムの損失は避けられないため、ばね付勢された旋回シャフトは、他方のラッチ位置にアームを完全に回転移動させるのに十分なエネルギーをもたらさなくなる。そのため、アームを完全に回転させ、ばね付勢された旋回シャフトの力に対向して他方のラッチ位置にそのアームを固定するために、ラッチ機構が設けられる。この機構は、機械的なものでよいが、磁気式が好ましい。磁気式を参照すると、磁気ラッチ機構は、アームの一部分(例えば、光学素子と反対側のアームの末端部)と引き付け合い、物理的に係合するように構成された永久磁石を含むことができ、磁石はアームにも装備されてもよい。この構成は、パワーの消費が皆無かそれに近くなる状態でアームが無期限に所望の位置に保持され得るので有利である。アームをラッチ位置から開放するため、制御コイルが、作動アーム上に配設された磁石周辺、すなわち電磁石を形成するために磁気ラッチによって用いられる磁石周辺に設けられてよい。電流がコイルに送られると、磁気ラッチ機構によって生み出された磁場に逆らう磁場が生成され、作動アームが開放される。次いで、作動アームは、ばね付勢された旋回シャフトの力の下、反対側のラッチ位置方向に回転移動する。その後、これもまたアームを完全に回転移動させるのに必要な追加のエネルギーをもたらす、第2の磁気ラッチ機構が、アームと物理的に係合し、それを他方のラッチ位置に固定する。
上記で説明された理由を考慮すれば、ばね付勢された旋回シャフトを用いる光学素子スイッチ組立体は、ホイール式の機構を用いる組立体に対する大幅な改善を示すものである。しかし、こうして改善された組立体においてもなお、特定の問題を有している。例えば、そのような組立体は、作動アームをラッチ位置に固定する際、依然として物理的障害を発生させることがある。こうした障害が生じるのは、磁気ラッチング機構によって用いられる磁石の磁場の強さは、作動アームをラッチ位置内へと引っ張るために旋回シャフトによってアーム上に及ぼされる反対の回転力に打ち勝つために比較的大きなものでなければならず、その結果、アームとスイッチ組立体の間に大きな衝撃が生じ、それによって作動アームのラッチングの際に比較的大きな接触力がスイッチ組立体に伝えられるためである。これはまた、スイッチ組立体全体に望ましくない衝撃および振動を生じさせる。作動アームを物理的に係合し、磁気ラッチの力を妨害して衝撃を弱めるために、ラッチ位置のいずれか近傍に二次ばね組立体が設けられてもよいが、こうした構成は、複雑で費用がかかり、システム障害を完全に解消するわけではない。
上記を考慮して、作動アームに物理的に接触することなく回転可能なアームを固定することができる磁気ラッチング機構を用いることにより、システム衝撃の障害を最小に抑えるスイッチング組立体(例えば、1つまたは複数の光学素子の光路への出入りを切り替えるために使用されるタイプのものなど)を提供することが望ましいことを理解されたい。さらに、本発明の他の所望の特徴および特性は、添付の図および本発明のこの背景技術と併せて、以降の本発明の詳細な説明および付属の特許請求の範囲より明らかになるであろう。
本発明は、軸およびその周りに角度を付けて配設された第1および第2の磁気部分を有する固定子と、第1および第2の部分に引き付けられる少なくとも1つの磁気領域を有する回転子とを含む、双安定磁気スイッチ組立体を提供する。回転子は、(1)領域が第1の部分近傍に存在するがそこから離間されている、第1のラッチ位置と、(2)領域が第2の部分近傍に存在するがそこから離間されている、第2のラッチ位置との間で軸を中心にして回転移動するように構成される。ばねは、磁気領域が第1と第2の部分の中間に存在する位置に回転子を付勢する。第1の部分、第2の部分、および領域の少なくとも1つに関連するコイルは、磁気領域と、第1のラッチ位置および第2のラッチ位置それぞれにあるときの第1および第2の部分との間の引力を低減するように通電され得る。
好ましいスイッチ組立体の上記および他の目的、特徴、および利点は、添付の図面に示される、本発明の好ましい実施形態の以下のより詳細な説明から明白になるであろう。
本発明の好ましい例示的実施形態は、付属の図と併せて以下に説明され、図においては、同様の番号は同様の要素を示す。
以下の詳細な説明は、単に例示的な性質のものであり、本発明、または本発明の適用範囲および使用を限定するものではない。さらに、上記の技術分野、背景技術、簡単な概要または以下の詳細な説明に提示される明示または暗示されたいかなる理論にも拘束されるものではない。
図1および2は、本発明による、第1および第2のラッチ位置それぞれにある簡易な双安定非接触性磁気ラッチ組立体100の等角図である。磁気ラッチ組立体100は、図3〜5にさらに示されており、ここでは、第1のラッチ位置、中間回転位置、および第2のラッチ位置それぞれにおける組立体100の上面図が示されている。ラッチ組立体100は、固定子102および回転子104を含み、回転子104はさらに、ばね付勢された旋回機構106、および光学素子(フィルタ、ミラー、光源など)110がその端部に結合された作動アーム108を含む。作動アーム108は、光学素子110を受け入れることができ、その位置を効果的に制御するのに十分な剛性を有するどのような構造部材でもよい。回転子104は、固定子102を貫通して設けられた開口115を通り抜ける、光路114の内外に光学素子110を移動させるよう、軸112を中心にして固定子102に対して回転移動するように構成される。示された実施形態では、光学素子110は、回転子104が第1のラッチ位置(図1および3)にあるときは光路114の外側に配設され、回転子104が第2のラッチ位置にあるとき(図2および5)は光路114の内側に配設される。
図1および2に最も明確に示されるように、旋回機構106は、回転可能なシャフト116、およびシャフト116の周りに配設され、例えばその両端において作動アーム108および固定子102に固定して結合されたばね118(例えばねじり棒ばね)を含む。ばね118は、第1のラッチ位置(図1および3)と第2のラッチ位置(図2および5)の間の中間回転位置(図4)に回転子104を付勢する。したがって、回転子104が第1のラッチ位置にあるとき(図1および3)、ばね118は、回転子104上に第2のラッチ位置方向(図2および5)の回転力を及ぼす。反対に、回転子104が第2のラッチ位置にあるとき(図2および5)、ばね118は、回転子104上に第1のラッチ位置方向(図1および3)の回転力を及ぼす。これを考慮することで、回転子104の回転移動が旋回機構106によって完全に決定付けられる場合、および回転子104がラッチ位置のいずれかに物理的に移動され、その後開放される場合、回転子104は、図4に示される中間回転位置に最終的に到達して静止する前にラッチ位置の間の領域内で振動するであろうことを理解されたい。しかし、以下に示されるように、ラッチ組立体100は、回転子104を、開放されるまで磁気的に捕捉しラッチ位置に保持するように構成される。
上記で説明された磁気ラッチング作用を実現するために、2つ以上の固定子磁石が、離間された間隔をおいて固定子102に沿って設けられ、少なくとも1つの回転子磁石が、回転子104上に設けられ、固定子磁石に引き付けられるように配設される。ラッチ組立体100では、例えば、2つの固定子磁石122および124は、開口115の概ね反対側の固定子102上に配設され、1つの回転子磁石120は、光学素子110の反対側のアーム108の端部に固定して結合される。固定子磁石124および122は、第1および第2のラッチ位置それぞれにあるとき、それらのN極およびS極が回転子磁石120のS極およびN極それぞれの近傍に存在するように固定子102上に配設される。回転子104が第1のラッチ位置(図1および3)に回転移動するとき、回転子磁石120は、回転子と共に固定子磁石124近傍の位置へと回転移動する。同様に、回転子104が第2のラッチ位置(図2および5)に回転移動するとき、回転子磁石120は、固定子磁石122近傍の位置へと回転移動する。回転子磁石120が磁石124近傍の第1の位置と磁石122近傍の第2の位置の間で動くため、固定子磁石124および122は、合わせて固定子磁石対と称される。さらに、固定子磁石122、固定子磁石124、および回転子磁石120は、回転子104をラッチ位置へと回転させ、そのラッチ位置に固定する磁気ラッチング作用をもたらすように互いに相互作用するため、まとめて磁気ラッチ群と称されることもある。
回転子104が第1のラッチ位置にあるときの固定子磁石124から回転子磁石120を分離する空間的隙間、および回転子が第2のラッチ位置にあるときの固定子磁石122から回転子磁石120を分離する空間的隙間は相対的に小さくなり得るが、回転子磁石120は、固定子磁石122または固定子磁石124とは物理的に接触しないことに留意されたい。また、本出願で使用される用語「磁石」は、天然、または誘導されたものに関係なく、磁気双極子を有する任意の物体として広義に理解されるべきであることも理解されたい。したがって、用語「磁石」は、永久磁石に結合され磁場を発生させる、鉄の磁極片などの物体を含む。用語「磁石」はまた、そのように結合された物体の領域または部分も包含する。さらに、ねじり棒ばねが図1および2に示されているが、他のタイプのばね組立体(例えば磁気ばねなど)が使用されてよいことに留意されたい。
回転子104が中間位置(図4)にあるとき、回転子磁石120は固定子磁石122および固定子磁石124から等距離のところにある。したがって、この位置では、回転子104上に作用する磁気力はほぼ釣合いが取られ、回転子104は、いずれのラッチ位置方向にも磁気的に付勢されない。しかし、その他のすべての回転位置においては、回転子104は、第1または第2のラッチ位置方向に磁気的に付勢される。より詳細には、回転子104は、第2のラッチ位置よりも第1のラッチ位置に近いとき(回転子磁石120と固定子磁石124の間の距離が、回転子磁石120と固定子磁石122の間の距離より小さくなる)、第1のラッチ位置方向に磁気的に付勢される。回転子104が回転移動して第1のラッチ位置に近づくにつれて、回転子磁石120と固定子磁石124の間の距離が縮まり、磁石120と磁石124の間の引力が次第に強くなってくる。回転子104が第1のラッチ位置に完全に回転移動すると、回転子磁石120と固定子磁石124の間の磁気引力は最大になり、回転子104が旋回機構106の影響の下で第2のラッチ位置方向に回転移動して戻るのを防ぐのに十分な大きさになる。反対に、回転子104が第2のラッチ位置に近づくにつれて、磁石120と磁石122の間の引力が次第に強くなっていく。回転子104が第2のラッチ位置に完全に回転移動すると、回転子磁石120と磁石124の間の引力は最大になり、回転子104が旋回機構106の影響の下で第1のラッチ位置方向に回転移動して戻るのを防ぐのに十分な大きさとなる。したがって、回転子104は、第1または第2のラッチ位置のいずれかに回転移動すると、磁気力によってその場所に固定され、以下に説明される方法で開放されるまでは旋回機構106の影響の下で他方のラッチ位置方向に回転移動することはできない。
回転子104は、(1)回転子104に他方のラッチ方向の追加の力をかけることによる方法、または(2)回転子磁石120と隣接する固定子磁石の間の磁気引力を減じることによる方法のいずれかでラッチ位置から開放され得る。以下により詳細に説明される好ましい実施形態では、本発明のラッチ組立体は、可能であれば最初の方法と組み合わせて後者戦略を実施するように構成される。以下に示されるように、これは、1つまたは複数の制御コイルを回転子磁石の1つまたは複数の周りにおよび/または複数の固定子磁石の周りに配設することによって実現され得る。制御コイル(または複数の制御コイル)に電流が送られると、コイルが結合される磁石と隣接する磁石の間の引力を低減する磁場が生成される。磁気引力のこうした一時的な低減により、作動器104が旋回機構106の影響の下で他方のラッチ位置方向に回転移動することが可能になる。
依然として図1〜5を参照すると、磁石のラッチ力を小さくし、回転子104をラッチ位置から開放するために、第1および第2の制御コイルが、固定子磁石122および124それぞれの周りに配設され得る。例えば、回転子104が、現在、固定子磁石120と回転子磁石124の間の磁気的相互作用によって第1のラッチ位置(図1および図3)に固定されている場合、固定子磁石120の周りの制御コイルに電流を供給して磁石120と124の間の正味引力を低減し、回転子104が旋回機構106の影響の下で第2のラッチ位置(図2および5)方向に回転移動することが可能になることにより、回転子104はこの位置から開放され得る。回転子104が第2のラッチ位置に近づくと、固定子磁石120と回転子磁石122の間の引力は、回転子104を第2のラッチ位置へと完全に回転移動させ、回転子104をその場所に固定するためのさらなるエネルギーをもたらす。回転子104は、固定子磁石122の周りに配設された第2の制御コイルが通電されるまで、第2のラッチ位置にラッチされたままになる。
図6〜8は、本発明による、第1のラッチ位置、中間回転位置、および第2のラッチ位置それぞれにある磁気ラッチ組立体200の機能上の上面図である。上記で説明したラッチ組立体100と同様に、ラッチ組立体200は、固定子202および回転子204を含む。しかし、ラッチ組立体200では、固定子202および固定子204は、概ね円筒形状であり、固定子202は、回転子204が中に配設される概ね円筒形の空隙を画定する内面を含む。前述のケースと同様に、回転子204は、ばね付勢された旋回シャフト206、および光学素子210がその端部に結合された作動アーム208を備える。回転子202はさらに、その外周の周りに角度を付けて配設された複数の回転子磁石を備える。図6〜8に示され得るように、回転子202には、旋回シャフト206の長手方向軸(これ以降、回転軸と称される)に対して約90°の間隔をおいて回転子202の外周囲の周りに配設された4つのそのような磁石(すなわち回転子磁石212、214、216、および218)が設けられる。同様に、固定子204には、回転軸に対して約90°の間隔をおいて固定子204の内面の周りに配設された4つの固定子磁石(すなわち固定子磁石222、224、226、および228)が設けられる。固定子磁石および回転子磁石は、互いに磁気的に引き付けられるように配設される。例えば、図6〜8に示されるように、回転子磁石212、214、216、および218は、それらの磁極が固定子磁石122、224、226、および228それぞれの磁極の反対になるように配設され得る。
回転子204は、固定子202内部で、回転軸を中心にして第1のラッチ位置(図6)と第2のラッチ位置(図8)の間を回転移動する。第1のラッチ位置にあるとき、回転子磁石212、214、216、および218は、固定子磁石222、224、226、および228それぞれにほぼ隣接しているが、接触はしていない。第2のラッチ位置にあるとき(図8)、回転子104は、約90°時計方向に回転移動した状態であり、回転子磁石212、214、216、および218は、固定子磁石224、226、228、および222それぞれにほぼ隣接しているが、接触はしていない。ラッチ組立体200は、上記で説明された組立体100とほとんど同じ方法で作動し、すなわち、ばね付勢された旋回機構が回転子204を中間回転位置方向に付勢し(図7)、固定子および回転子磁石が、回転子204が中間回転位置と第1のラッチ位置の間にあるときは第1のラッチ位置方向(図6)に、回転子204が中間回転位置と第2のラッチ位置の間にあるときは第2のラッチ位置方向(図8)に回転子204を付勢する。回転子204が、旋回シャフト206の回転の影響下でラッチ位置に近づくと、磁気のラッチング力は、回転子204をラッチ位置に完全に回転移動させ、その場所に回転子204を固定するためのエネルギーをもたらす。上記で簡単に説明されたように、また以下により詳細に説明されるように、回転子204は、固定子磁石の1つまたは複数の周りにおよび/または回転子磁石の1つまたは複数の周りに設けられた1つまたは複数の制御コイルを通電することにより、第1または第2のラッチ位置から開放され得る。
図9〜11は、本発明による、第1のラッチ位置、中間の回転位置、および第2のラッチ位置それぞれにある磁気ラッチ組立体300の機能上の上面図である。非常に簡単に言うと、ラッチ組立体300は、内部固定子302および外部回転子304、ばね付勢された旋回シャフト306、ならびに光学素子310がその端部に結合された作動アーム308を備える。固定子302の外周の周りには、複数の固定子磁石312が角度を付けて離間された間隔をおいて設けられ、回転子304の外周の周りには、複数の回転子磁石314が角度を付けて離間された間隔をおいて設けられ、複数の固定子磁石312に引き付けられるように配設される。ラッチ組立体300は、図6〜8と併せて上記で説明されたラッチ組立体200と本質的には同じ方法で作動するため、ラッチ組立体300の作動の詳細な考察はこの時点では不必要と考えられるが、システムが外部回転子304および内部固定子302を含むこともできることは明確であるはずである。
図12は、本発明による、磁気ラッチ組立体400の機能上の上面図である。ラッチ組立体400は、図6〜8と併せて上記で論じられたラッチ組立体200に類似しており、固定子402および回転子404を備え、回転子404はさらに、ばね付勢された旋回シャフト406、および光学素子410がその端部に結合された作動アーム408を備える。さらに、固定子402は、回転子404が中に配設される概ね円筒形の空隙を画定する内面を含む。しかし、ラッチ組立体200とは異なり、作動アーム408は、組立体400の下面の近傍で回転子404に結合され、そのため、図12には部分的に想像線で示されている。また、ラッチ組立体200とは異なり、固定子402および回転子404には、旋回シャフト406(これも、これ以降回転軸と称される)の長手方向軸周りに角度を付けて配設された、8つの磁石がそれぞれ設けられる。特に、固定子402には、その内周囲の周りに固定子磁石412、414、416、418、420、422、424、および426が設けられ、回転子404には、その外周囲の周りに回転子磁石432、434、436、438、440、442、444、および446が設けられる。図12に示されるように、回転子磁石は、それらの磁極が固定子磁石の磁極と反対になるように配設される。こうした向きにより、固定子磁石および回転子は、相互に引き付けられ、上記で説明された方法で第1または第2の回転位置のいずれかの方向にラッチ組立体400を付勢することになる。ここでも、磁石の隣接する対間の正味引力を選択的に低減し、それによって回転子404をラッチ位置から開放するために、1つまたは複数の制御コイルが、固定子磁石、回転子磁石のうち1つまたは複数、または固定子および回転子磁石両方の周りに配設され得る。
図13〜15は、本発明の例示的実施形態による、ラッチ組立体500の上面図、等角図、および等角断面図である。ラッチ組立体500は、上記で説明されたラッチ組立体400に類似したものである。すなわち、ラッチ組立体500は、固定子502と、ばね付勢された旋回シャフト506、および光学素子510がその第1の端部に固定して結合された作動アーム508を備える、回転子504とを含む。組立体500はまた、光学素子510のほぼ反対側のその第2の端部でアーム508に固定して結合された釣合いおもり512を含む。釣合いおもり512は、回転子504がラッチ位置間を回転移動するとき、システム障害(例えば振動など)を最小に抑えるためにアーム508のバランスを取る助けとなる。前述のケースと同様に、固定子502には、旋回シャフト506の長手方向軸(すなわち回転軸)の周りに角度を付けて離間された8つの固定子磁石514が設けられる。固定子502にはまた、ハウジング(図示せず)内に固定子402を固定するための締結装置(例えば、ボルト、くさびナットなど)を受け入れるようにそれぞれ構成された、固定子502を貫通する複数の開口503が設けられる。組立体400の回転子404とは異なり、回転子504には、図15に最も容易に示され得る単一の比較的大きな磁石530が設けられる。磁石530は、ディスク様形状であり、回転子504内の上側磁極片532と下側磁極片534の間に配設される。磁石530、磁極片532、および磁極片534は、回転軸を中心にして結合して回転移動するサンドイッチ組立体を形成する。磁極片532には、回転子502の内面に向って磁極片532から外側へ延びる、複数の上側の径方向の歯536が設けられる。磁極片534にもまた、同じように配設され、上側の径方向の歯536と垂直に位置合わせする8つの下側の径方向の歯538が設けられる。回転子504の構成により、上側の径方向の歯536および下側の径方向の歯538は、反対の磁極を有することになる。したがって、上側および下側の歯の各々の対は、一緒になって、固定子磁石に引き付けられるように構成された磁気領域を形成する。このように、回転子504は、磁石530を1つしか備えないが、回転子404(図12)と同様の働きをすることを理解されたい。
図16〜18は、本発明の好ましい実施形態による、ラッチ組立体600の等角図、等角断面図、および分解図である。ラッチ組立体600は、上記で説明された方法で機能する、固定子602、回転子604、旋回シャフト606、作動アーム608、および光学素子610(図18)を備える。複数の開口611が、固定子602の上側および下側部分を貫通して設けられる。図18に示され得るように、開口611は、上側ハウジング615および下側ハウジング617を固定子6032に固定するための締結具613を受け入れるように構成される。ラッチ組立体600は、固定子602および回転子604の構成において前述のラッチ組立体500とは異なる。特に、回転子604は、第1および第2の中央のディスク様磁石610および612を含む。磁石610は、上側磁極片614と下側磁極片616の間に配設され、上側磁極片614および下側磁極片616は、そこからそれぞれ外側に径方向に延びる第1の組の歯630および第2の組の歯632を有する。同様に、磁石612は、上側磁極片618と下側磁極片620の間に配設され、上側磁極片618および下側磁極片620は、そこからそれぞれ外側に径方向に延びる第1の組の歯634および第2の組の歯636を有する。固定子602は、垂直に位置合わせされた、上側の複数の固定子磁石622および下側の複数の固定子磁石624を含む。固定子602の赤道領域の周りには、1組の制御コイル626が設けられる。こうした制御コイル626の各々は、固定子磁石622の下側部分および垂直に位置合わせされた固定子磁石624の上側部分の周りに配設され、通電時、回転子磁石610と固定子磁石622の間、および回転子磁石612と固定子磁石624の間の引力を同時に低減し得る。したがって、制御626をこのように配設することにより、ラッチ組立体600は、回転子604をラッチ位置から開放するためのパワーは小さくてすむ。
ラッチング時の物理的衝撃を回避するために、各々の回転子磁石(または回転子上の磁気的に荷電した領域)が、隣接する固定子磁石からある軸方向の隙間をあけて分離される、特定のタイプの磁気ラッチング構成が上記で論じられてきたが、本発明を実施するのに適したラッチング構成が他にも存在することを理解されたい。例えば、固定子には、回転子磁石がその中を延びる複数の馬蹄形の領域が備えられてもよい。図19および20は、2つのそのような馬蹄形構成700および800それぞれの断面図である。最初に図19を参照すると、構成700は、両側の端部において上側磁極片704および下側磁極片706に固定して結合された磁石702を備える。磁石702、磁極片704、および磁極片706は、連携してC形状または馬蹄形の本体を形成し、この本体は、回転子磁石(または磁気的に荷電した領域)712が通り抜けることができる径方向の隙間によって分離された、第1の極性端部708および第2の極性端部710を有する。回転子磁石712は、極性端部708および710に磁気的に引き付けられるように構成され、回転子が第1のラッチ位置にあるときはその端部の間に存在する。通電時、上記で説明された方法で第1のラッチ位置から回転子磁石712を開放するために、制御コイルが磁石702の周りに設けられる。
図20は、両側の端部において上側磁極片804および下側磁極片806に固定して結合された磁石802を含む、第2の馬蹄形構成800の断面図である。構成700とは異なり、構成800は、制御コイル810がその周りに配設された中央柱808を含む。制御コイル810は、上記で説明された方法でラッチ位置から回転子磁石712を開放するように構成される。このようにして中央柱808の周りに制御コイル810を配設することにより、構成800はより効率的なパワーの使用を実現し、これは、本発明のラッチ組立体が衛星搭載された光スイッチとして使用される場合に特に望ましくなり得る。
図21は、回転子の振動を最小に抑えることによってシステム障害を小さくするのを助けるために本発明のスイッチ組立体上に配備されることがある減衰システム900の断面図である。システム900は、第1の端部904および第2の端部906を有する磁気回路902を含む。両側の端部において第1の磁石910および第2の磁石912が備えられた回転子(例えば釣合いおもり)908の一部(例えば釣合いおもり)が、端部904と906の間に配設される。回転子が第1のラッチ位置にあるとき、磁石910は端部904の近傍にあり、回転子が第2のラッチ位置にあるとき、磁石912は端部906の近傍にある。フィードバック回路制御器914が、第1の端部904および第2の端部906それぞれの近傍の回路902上に配設された、第1の制御コイル916および第2の制御コイル918に電気的に接続される。フィードバック回路制御器914は、端部904と906の間における釣合いおもり908の配設を監視してよく知られた方法で回転子速度を決定し、回転子の配設および速度に関連してコイル916および918に供給される電流を調整する。端部904および906が磁石910および912それぞれに逆らうおよび/または引き付け合う方法を制御することにより、フィードバック回路制御器914はさらに、ラッチ位置方向に回転子を磁気的に付勢することができ、それによって回転子の振動を最小に抑えることができる。
上記の詳細な説明では少なくとも1つの例示的実施形態が提示されてきたが、多くのバリエーションが存在することを理解されたい。また、1つの例示的実施形態または複数の例示的実施形態は、単に例であり、いかなる方法においても本発明の範囲、適用性、または構成を限定するものではないことも理解されたい。どちらかと言えば、上記の詳細な説明は、1つの例示的実施形態または複数の例示的実施形態を実施するための好都合な指針を当業者に提供するであろう。添付の特許請求の範囲およびその法的均等物に記載された本発明の範囲から逸脱することなく、要素の機能および構成に様々な変更が加えられてよいことを理解されたい。
本発明による、第1のラッチ位置にある磁気ラッチ組立体を図示する等角図である。 本発明による、第2のラッチ位置にある磁気ラッチ組立体を図示する等角図である。 第1のラッチ位置における図1および図2に示された組立体の機能上の上面図である。 中間回転位置における図1および図2に示された組立体の機能上の上面図である。 第2のラッチ位置における図1および図2に示された組立体の機能上の上面図である。 本発明による、第1のラッチ位置にある磁気ラッチ組立体の機能上の上面図である 本発明による、中間回転位置にある磁気ラッチ組立体の機能上の上面図である。 本発明による、第2のラッチ位置にある磁気ラッチ組立体の機能上の上面図である。 本発明による、第1のラッチ位置にある磁気ラッチ組立体の機能上の上面図である 本発明による、中間回転位置にある磁気ラッチ組立体の機能上の上面図である。 本発明による、第2のラッチ位置にある磁気ラッチ組立体の機能上の上面図である。 本発明による、磁気ラッチ組立体の機能上の上面図である。 本発明の例示的実施形態による、磁気ラッチ組立体の上面図である。 本発明の例示的実施形態による、磁気ラッチ組立体の等角図である。 本発明の例示的実施形態による、磁気ラッチ組立体の等角断面図である。 本発明の例示的かつ好ましい実施形態による、磁気ラッチ組立体の等角図である。 本発明の例示的かつ好ましい実施形態による、磁気ラッチ組立体の等角断面図である。 本発明の例示的かつ好ましい実施形態による、磁気ラッチ組立体の分解図である。 本発明による、第1のラッチ構成の断面図である。 本発明による、第2のラッチ構成の断面図である。 システム障害を最小に抑えるのを助けるために本発明のスイッチ組立体に配備されることがある減衰システムの断面図である。

Claims (9)

  1. 双安定磁気スイッチ組立体であって、
    軸(112)、およびその周りに角度を付けて配設された少なくとも第1および第2の磁気部分(622)を有する固定子(602)と、
    前記第1および第2の部分(622)に引き付けられるように構成された少なくとも1つの磁気領域(630、632)を有する回転子(604)であって、(1)前記領域(630、632)が前記第1の部分(622)近傍にそこから離間されて存在する第1のラッチ位置と、(2)前記領域(630、632)が前記第2の部分(622)近傍にそこから離間されて存在する第2のラッチ位置との間で前記軸(122)を中心にして回転移動するように構成された回転子(604)と、
    前記磁気領域(630、632)が前記第1および前記第2の部分(622)の中間に存在する位置に前記回転子(604)を付勢するように前記回転子(604)に結合されたばね(118)と、
    前記領域(630、632)と、(1)前記回転子(604)が前記第1のラッチ位置にあるときは前記第1の部分(622)との間の引力および(2)前記回転子(604)が前記第2のラッチ位置にあるときは前記第2の部分(622)との間の引力を低減するための、前記第1の部分(622)、前記第2の部分(622)および前記領域(630、632)の少なくとも1つに関連するコイル(626)とを備え
    前記回転子(604)が前記第1のラッチ位置にあるとき、前記少なくとも1つの磁気領域(630、632)が、前記第1の部分(622)から軸方向又は径方向の隙間によって離間し、前記回転子(604)が前記第2のラッチ位置にあるとき、前記少なくとも1つの磁気領域(630、632)が、前記第2の部分(622)から軸方向又は径方向の隙間によって離間し、前記双安定磁気スイッチ組立体のラッチング時における前記固定子(602)と前記回転子(604)との間の物理的な衝撃を回避する、双安定磁気スイッチ組立体。
  2. 請求項1に記載のスイッチ組立体において、
    前記回転子(604)に結合され、光学素子(610)が固定して取り付けられたアーム(608)であって、前記回転子(604)が前記第1のラッチ位置にあるときには光路(114)の内側に、前記回転子(604)が前記第2のラッチ位置にあるときには前記光路(114)の外側に前記光学素子(610)を配置する、アーム(608)をさらに備える、スイッチ組立体。
  3. 請求項2に記載のスイッチ組立体において、
    前記回転子(604)が、さらに、前記アーム(608)に固定して結合された釣合いおもり(512)を備える、スイッチ組立体。
  4. 請求項1に記載のスイッチ組立体において、
    前記回転子(604)に結合され、その速度を決定するように構成された速度センサ(900)と、
    前記コイル(626)および前記速度センサ(900)に結合されたフィードバック回路制御器(914)であって、前記回転子(604)の速度に関連して前記コイル(626)に供給される電流を調整するためのものである、フィードバック回路制御器(914)とをさらに備える、スイッチ組立体。
  5. 請求項1に記載のスイッチ組立体において、
    前記回転子(604)が、角度を付けて配設された第1の複数の磁気領域(630、632)を含み、前記固定子(602)が、前記第1の部分(622)、前記第2の部分(622)、および少なくとも1つの追加の部分(622)を含む角度を付けて配設された第1の複数の磁気部分を含む、スイッチ組立体。
  6. 請求項5に記載のスイッチ組立体において、
    前記回転子(604)が、さらに、前記軸の周りに角度を付けて配設された第2の複数の磁気領域(634、636)であって、その各々1つが、前記軸(112)に平行な線に沿って前記第1の複数の領域(630、632)のそれぞれ1つの近傍にある、第2の複数の磁気領域(634、636)を備え、
    前記固定子(602)がさらに、前記軸(112)の周りに配設された第2の複数の磁気部分(624)であって、その各々1つが、前記軸(112)に平行な線に沿って前記第1の複数の部分(622)のそれぞれ1つの近傍にある、第2の複数の磁気部分(624)を備える、スイッチ組立体。
  7. 請求項6に記載のスイッチ組立体において、
    前記コイル(626)を含む複数の制御コイル(626)をさらに備え、前記複数(626)の中の各々のコイルが、前記第1の複数の固定子磁石(622)の1つおよび前記第2の複数の固定子磁石(624)の1つに結合され、通電時、前記部分(622、624)と前記領域(630、632、634、636)の間の引力を低減するように構成される、スイッチ組立体。
  8. 請求項7に記載のスイッチ組立体において、前記回転子(604)が、前記固定子(602)内に配設される、スイッチ組立体。
  9. 請求項7に記載のスイッチ組立体において、前記固定子(302)が、前記回転子(304)内に配設される、スイッチ組立体。
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