JP5091450B2 - 磁気ランダムアクセスメモリ - Google Patents

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Description

本発明は、スピン注入磁化反転型の磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetic Random Access Memory)に関する。
磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetic Random Access Memory)は、磁気抵抗(Magneto Resistive)効果を利用して“1”又は“0”情報を蓄積させることでメモリ動作をさせるデバイスであり、不揮発性、高集積性、高信頼性、低消費電力性、高速動作を兼ね備えたユニバーサルなメモリデバイス候補の一つとして位置づけられている。
近年、磁気ランダムアクセスメモリでは、Slonczewskiによって、スピン注入磁化反転技術を用いた書き込み方法が提案されている(特許文献1:米国特許第5,695,864号明細書)。スピン注入磁化反転技術では、電流の向きにより記録層の磁化に寄与する2つの電子スピン方向を持つスピン偏極電子が存在し、このスピン偏極電子が記録層の磁化に作用し、記録層の磁化を反転させる。
このようなスピン注入磁化反転においては、書き込みに必要な電流量はMTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子の体積に比例するため、素子のサイズが小さくなるにつれて書き込みに必要な電流量は少なくなる。一方、MTJ素子の体積が小さくなるにつれて熱擾乱による磁化反転の耐性は低くなる。従って、従来例の1T1R型の磁気ランダムアクセスメモリでは、素子の微細化が進むことで、読み出し及び書き込み動作における充放電により非選択セルのソフトエラー(誤書き込み等)が生じる可能性が高まると考えられる。
米国特許第5,695,864号明細書
本発明は、読み出し及び書き込み時の非選択セルのソフトエラーの発生を抑制することが可能な磁気ランダムアクセスメモリを提供する。
本発明の一視点による磁気ランダムアクセスメモリは、磁化方向が固定された第1の固定層と磁化方向が反転可能な第1の記録層と前記第1の固定層及び前記第1の記録層の間に設けられた第1の非磁性層とを有し、前記第1の固定層及び前記第1の記録層の間に流す電流の向きに応じて前記第1の固定層及び前記第1の記録層の前記磁化方向が平行状態又は反平行状態となる第1の磁気抵抗効果素子と、第1のゲートと第1の電流経路とを有し、前記第1の電流経路の一端が前記第1の固定層に接続された第1のトランジスタと、第2のゲートと第2の電流経路とを有し、前記第2の電流経路の一端が前記第1の記録層に接続された第2のトランジスタと、前記第1の電流経路の他端が接続された第1のビット線と、前記第2の電流経路の他端が接続された第2のビット線とを具備する。
本発明によれば、読み出し及び書き込み時の非選択セルのソフトエラーの発生を抑制することが可能な磁気ランダムアクセスメモリを提供できる。
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[1]メモリセル
図1は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM:Magnetic Random Access Memory)のメモリセルアレイの概略的な回路図を示す。以下に、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルについて説明する。
本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルは、2つのトランジスタ(T)と1つの磁気抵抗素子(R)とで構成された、2T1R構造となっている。
具体的には、図1に示すように、MTJ(Magnetic Tunnel Junction)素子MTJの両端には、例えばMOSFET等からなるトランジスタTra、Trbの電流経路の一端がそれぞれ接続されている。トランジスタTraの電流経路の他端にはビット線BLaが接続され、トランジスタTrbの電流経路の他端にはビット線BLbが接続されている。トランジスタTra、Trbのゲートには、ワード線WLa、WLbがそれぞれ接続されている。
[2]MTJ素子
図2(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るスピン注入磁化反転技術を用いたMTJ素子の概略図を示す。以下に、本発明の一実施形態に係るMTJ素子について説明する。
図2(a)及び(b)に示すように、MTJ素子MTJは、磁化方向が固定された固定層(ピン層)Pと、磁化方向が反転可能な記録層(フリー層)Fと、固定層P及び記録層Fの間に設けられた非磁性層Nとを有する。そして、固定層P及び記録層Fの間に流す電流Iの向きに応じて、固定層P及び記録層Fの磁化方向が平行状態又は反平行状態となる。
尚、本図では、MTJ素子MTJの磁化方向は、膜面に対して水平方向に向いているが、膜面に対して垂直方向に向いていてもよい。
MTJ素子MTJは、図示するような非磁性層Nを1層有するシングルジャンクション構造でもよいし、非磁性層Nを2層有するダブルジャンクション構造でもよい。このダブルジャンクション構造のMTJ素子MTJは、第1の固定層と、第2の固定層と、第1及び第2の固定層間に設けられた記録層と、第1の固定層及び記録層間に設けられた第1の非磁性層と、第2の固定層及び記録層間に設けられた第2の非磁性層とを有する。
MTJ素子MTJの平面形状は、例えば、長方形、正方形、楕円、円、六角形、菱型、平行四辺形、十字型、ビーンズ型(凹型)等、種々に変更することが可能である。
[3]スピン注入書き込み
本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリでは、スピン注入技術を用いたデータ書き込みを行う。
“1”データを書き込む場合、図2(a)に示すように、MTJ素子MTJの固定層Pから記録層Fの方向に電流Iを流す。すなわち、電子eを記録層F側から固定層P側へ注入する。これにより、固定層P及び記録層Fの磁化は、逆方向に向き、反平行状態となる。この高抵抗状態Rapを“1”データと規定する。
一方、“0”データを書き込む場合、図2(b)に示すように、MTJ素子MTJの記録層Fから固定層Pの方向に電流Iを流す。すなわち、電子eを固定層P側から記録層F側へ注入する。これにより、固定層P及び記録層Fの磁化は、同じ方向に向き、平行状態となる。この低抵抗状態Rpを“0”データと規定する。
このようなスピン注入書き込みを、図1の選択セルに対して行う場合、例えば次のようになる。ビット線BLaを電源電位Vddに設定し、このビット線BLa以外のビット線BLは接地電位Vssに設定する。そして、ワード線WLa、WLbを電源電位Vddに設定し、このワード線WLa、WLb以外のワード線WLは接地電位Vssに設定する。これにより、選択セルのMTJ素子MTJ素子につながるトランジスタTra、Trbは両方ともオン状態となり、書き込み電流Iがビット線BLaからMTJ素子MTJを通ってビット線BLbへ流れる。そして、この書き込み電流Iの流れる方向に応じてMTJ素子MTJの固定層及び記録層の磁化方向が平行又は反平行状態となる。
ここで、選択セルが接続されるビット線BLa、BLbには、選択セル以外の複数のセルが接続されている。しかし、図1のような2T1R型の構成では、選択セルと同一のビット線BLa、BLbに接続されたセルは、メモリセルの両端のトランジスタTrが選択されてないため、電気的に切断された状態となる。このため、非選択セルは、選択セルの読み出し又は書き込み動作による充放電の影響を受けることがなくなる。
[4]書き込み動作
[4−1]具体例1
図3は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの書き込み動作の具体例1を実現するための概略的な構成図を示す。図4及び図5は、図3の具体例1による“1”、“0”書き込み動作を説明するための図を示す。以下に、書き込み動作の具体例1について説明する。
図3に示すように、書き込み動作の具体例1では、メモリセルアレイMCAの第1の端部側のみにドライバ20が配置され、メモリセルアレイMCAの第2の端部側のみにシンカー30が配置されている。従って、ビット線BLの一端はドライバ20にのみ接続され、ビット線BLの他端はシンカー30にのみ接続されている。
このような周辺回路の構成により、書き込み動作の具体例1では、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの第1の端部(紙面の上側)から第2の端部(紙面の下側)にのみ流れるようになっている。
“1”書き込みを行う場合、図4に示すように、選択セルに接続するビット線BLa、BLbにつながるトランジスタ(トランスファーゲートトランジスタ)Trb1、Tra2はオンにし、トランジスタ(トランスファーゲートトランジスタ)Tra1、Trb2はオフにする。さらに、ワード線WLabを電源電位Vddに設定し、選択セルのMTJ素子MTJ素子の両端につながるトランジスタTra、Trbをオンにする。これにより、定電流源CCb1から選択セルに書き込み電流Iが流される。この書き込み電流Iは、ドライバ20、ビット線BLb、MTJ素子MTJの固定層Pから記録層F、ビット線BLa、シンカー30へと流れる。つまり、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの第1の端部(紙面の上側)から第2の端部(紙面の下側)に流れる。
“0”書き込みを行う場合、図5に示すように、選択セルに接続するビット線BLa、BLbにつながるトランジスタTra1、Trb2はオンにし、トランジスタTrb1、Tra2はオフにする。さらに、ワード線WLabを電源電位Vddに設定し、選択セルのMTJ素子MTJ素子の両端につながるトランジスタTra、Trbをオンにする。これにより、定電流源CCa1から選択セルに書き込み電流Iが流される。この書き込み電流Iは、ドライバ20、ビット線BLa、MTJ素子MTJの記録層Fから固定層P、ビット線BLb、シンカー30へと流れる。つまり、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの第1の端部(紙面の上側)から第2の端部(紙面の下側)に流れる。
以上のように、具体例1では、メモリセルアレイMCAの反対側の端部に書き込み回路のドライバ20とシンカー30が配置されている。従って、書き込み電流IはメモリセルアレイMCAの第1の端部(紙面の上側)から第2の端部(紙面の下側)へと流れるため、メモリセルアレイMCAのどのセルを選択した場合でも、書き込み電流Iの流れる電流経路の長さが同じとなる。このため、書き込み電流Iの流れる電流経路の抵抗が、選択セルの位置に影響されずにほぼ等しくすることができる。
[4−2]具体例2
図6は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの書き込み動作の具体例2を実現するための概略的な構成図を示す。図7及び図8は、図6の具体例2による“1”、“0”書き込み動作を説明するための図を示す。以下に、書き込み動作の具体例2について説明する。
図6に示すように、書き込み動作の具体例2では、メモリセルアレイMCAの一端部側のみにドライバ/シンカー40が配置されている。従って、ビット線BLの一端はドライバ/シンカー40に接続され、ビット線BLの他端はドライバ/シンカーに接続されない。
このような周辺回路の構成により、書き込み動作の具体例2では、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの一端部(紙面の上側)から一端部(紙面の上側)にのみ流れるようになっている。
“1”書き込みを行う場合、図7に示すように、選択セルに接続するビット線BLa、BLbにつながるトランジスタ(トランスファーゲートトランジスタ)Tra1、Trb1をオンにする。さらに、ワード線WLabを電源電位Vddに設定し、選択セルのMTJ素子MTJ素子の両端につながるトランジスタTra、Trbをオンにする。これにより、定電流源CCb1から選択セルに書き込み電流Iが流される。この書き込み電流Iは、ドライバ/シンカー40、ビット線BLb、MTJ素子MTJの固定層Pから記録層F、ビット線BLa、ドライバ/シンカー40へと流れる。つまり、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの一端部(紙面の上側)から一端部(紙面の上側)に流れる。
“0”書き込みを行う場合、図8に示すように、選択セルに接続するビット線BLa、BLbにつながるトランジスタTra1、Trb1をオンにする。さらに、ワード線WLabを電源電位Vddに設定し、選択セルのMTJ素子MTJ素子の両端につながるトランジスタTra、Trbをオンにする。これにより、定電流源CCa1から選択セルに書き込み電流Iが流される。この書き込み電流Iは、ドライバ/シンカー40、ビット線BLa、MTJ素子MTJの記録層Fから固定層P、ビット線BLb、ドライバ/シンカー40へと流れる。つまり、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの一端部(紙面の上側)から一端部(紙面の上側)に流れる。
以上のように、具体例2では、メモリセルアレイMCAの一端部に書き込み回路のドライバ/シンカー40が配置されている。このため、周辺回路をメモリセルアレイMCAの一端に集約することができ、例えば周辺回路部を中心に2つのメモリセルアレイを鏡面対象に配置すれば、回路の共通化が図られ面積効率が向上する。
[4−3]具体例3
図9は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの書き込み動作の具体例3を実現するための概略的な構成図を示す。図10及び図11は、図9の具体例3による“1”、“0”書き込み動作を説明するための図を示す。図12は、図9の具体例3による電流経路の抵抗値を説明するための図を示す。以下に、書き込み動作の具体例3について説明する。
図9に示すように、書き込み動作の具体例3では、メモリセルアレイMCAの第1の端部側にドライバ/シンカー40−1が配置され、メモリセルアレイMCAの第2の端部側にドライバ/シンカー40−2が配置されている。従って、ビット線BLの一端はドライバ/シンカー40−1に接続され、ビット線BLの他端はドライバ/シンカー40−2に接続されている。
このような周辺回路の構成により、書き込み動作の具体例3では、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの第1及び第2の端部(紙面の上下)から第1及び第2の端部(紙面の上下)に流れるようになっている。
“1”書き込みを行う場合、図10に示すように、選択セルに接続するビット線BLa、BLbにつながる4つのトランジスタ(トランスファーゲートトランジスタ)Tra1、Tra2、Trb1、Trb2をオンする。さらに、ワード線WLabを電源電位Vddに設定し、選択セルのMTJ素子MTJ素子の両端につながるトランジスタTra、Trbをオンにする。これにより、定電流源CCb1、CCb2から選択セルに書き込み電流Iが流される。この書き込み電流Iは、ドライバ/シンカー40−1、40−2、ビット線BLb、MTJ素子MTJの固定層Pから記録層F、ビット線BLa、ドライバ/シンカー40−1、40−2へと流れる。つまり、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの両端(紙面の上下)から両端(紙面の上下)に流れる。
“0”書き込みを行う場合、図11に示すように、選択セルに接続するビット線BLa、BLbにつながる4つのトランジスタ(トランスファーゲートトランジスタ)Tra1、Tra2、Trb1、Trb2をオンする。さらに、ワード線WLabを電源電位Vddに設定し、選択セルのMTJ素子MTJ素子の両端につながるトランジスタTra、Trbをオンにする。これにより、定電流源CCa1、CCa2から選択セルに書き込み電流Iが流される。この書き込み電流Iは、ドライバ/シンカー40−1、40−2、ビット線BLa、MTJ素子MTJの記録層Fから固定層P、ビット線BLb、ドライバ/シンカー40−1、40−2へと流れる。つまり、書き込み電流Iは、メモリセルアレイMCAの両端(紙面の上下)から両端(紙面の上下)に流れる。
以上のように、具体例3では、メモリセルアレイMCAの両端に書き込み回路のドライバ/シンカー40−1、40−2が配置されている。ここで、書き込み電流Iの流れる電流経路の抵抗を検討すると、具体例3は図12のような並列接続となるため、抵抗は例えば4R/3となる。従って、具体例3によれば、具体例1(抵抗=2R)、具体例2(抵抗=4R)と比べて、配線抵抗を低減できる。
尚、上述する具体例1〜具体例3では、ワード線WLは、メモリセルの両端のスイッチを同時にオン/オフさせるために共通線としているが、メモリセルの両端のスイッチ毎に別々に設けてもよい。
また、上述する具体例1〜具体例3では、“1”書き込みの場合と“0”書き込みの場合とで、トランジスタ(トランスファーゲートトランジスタ)Tra1、Tra2、Trb1、Trb2のオン/オフが制御できるようなデコーダ回路が備えられている。
[5]読み出し動作
本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの読み出し動作では、磁気抵抗(Magneto Resistive)効果を利用する。
図1の選択セルのデータ読み出しを行う場合、例えば次のようになる。ビット線BLaを電源電位Vddに設定し、このビット線BLa以外のビット線BLは接地電位Vssに設定する。そして、ワード線WLa、WLbを電源電位Vddに設定し、このワード線WLa、WLb以外のワード線WLは接地電位Vssに設定する。これにより、選択セルのMTJ素子MTJ素子につながるトランジスタTra、Trbは両方ともオン状態となり、読み出し電流Iがビット線BLaからMTJ素子MTJを通ってビット線BLbへ流れる。そして、この読み出し電流Iに基づいて読み出されたMTJ素子MTJの抵抗値により、“1”、“0”データの判別が行われる。
尚、読み出し動作時は、セルアレイ端子間に定電圧を印加して電流値を読み出してもよいし、定電流を印加して電圧値を読み出してもよい。
[6]レイアウト及び断面構造
[6−1]具体例1
具体例1は、MTJ素子の両端のスイッチを制御するワード線を共有する、ワード線共有型の例である。
図13は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの具体例1の概略的な回路図を示す。以下に、具体例1の回路構成について概略的に説明する。
図13に示すように、具体例1のメモリセルMCは、MTJ素子MTJ1の両端にトランジスタTr1、Tr2の電流経路の一端がそれぞれ接続され、トランジスタTr1、Tr2の電流経路の他端はビット線BL1、BL2にそれぞれ接続されている。トランジスタTr1、Tr2のゲートが共通のワード線WL1に接続されることで、トランジスタTr1、Tr2のオン/オフの制御が同時にできるようになっている。
メモリセルMCとX方向において隣接するメモリセルMCxは、メモリセルMCと共通するワード線WL1を用いるが、メモリセルMCと異なるビット線BL3、BL4を用いる。
メモリセルMCとY方向において隣接するメモリセルMCyは、メモリセルMCと異なるワード線WL2を用いるが、メモリセルMCと共通するビット線BL1、BL2を用いる。
図14は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルアレイの具体例1の概略的なレイアウト図を示す。図15(a)及び(b)は、図14の部分的なレイアウト図を示す。以下に、具体例1のレイアウトについて説明する。
図14に示すように、ビット線BL1〜BL5とワード線WL1〜WL3が交差するように配置されている。ここで、ビット線BL1、BL3、BL5は、第1メタル層M1a、M1b、M1cで形成され、ビット線BL2、BL4は、第3メタル層M3b、M3cで形成されている。尚、図16(a)に示すように、メタル層M1a、M3aは異なるメタル層でオーバーラップしており、メタル層M1b、M3bは異なるメタル層でオーバーラップしており、メタル層M1c、M3cは異なるメタル層でオーバーラップしているが、図14では便宜的にずらして図示している。
メモリセルMCでは、ビット線BL1、BL2間にMTJ素子MTJ1が配置され、このMTJ素子MTJ1の両側にはコンタクトC1、C2が配置されている。コンタクトC1、C2の近傍にはワード線WL1が配置されており、このワード線WL1を挟んでコンタクトC5、C6が配置されている。
MTJ素子MTJ1の一端はコンタクトC1に接続され、このコンタクトC1はトランジスタTr1のソース/ドレインの一端に接続されている。トランジスタTr1のソース/ドレインの他端は、コンタクトC5を介してビット線BL1に接続されている。ここで、図15(a)に示すように、ビット線BL1にはコンタクトC5側(MTJ素子MTJ1側)に突出した突出部P1を設け、この突出部P1とコンタクトC5とが接続されることで、ビット線BL1とコンタクトC5とが接続されている。
MTJ素子MTJ1の他端はメタル層M2aを介してコンタクトC2に接続され、このコンタクトC2はトランジスタTr2のソース/ドレインの一端に接続されている。トランジスタTr2のソース/ドレインの他端は、コンタクトC6を介してビット線BL2に接続されている。ここで、図15(b)に示すように、ビット線BL2にはコンタクトC6側(MTJ素子MTJ1側)に突出した突出部P2を設け、この突出部P2とコンタクトC6とが接続されることで、ビット線BL2とコンタクトC6とが接続されている。
図16(a)は、図14のXVIA−XVIA線に沿った断面図を示す。図16(b)は、図14のXVIB−XVIB線に沿った断面図を示す。図16(c)は、図14のXVIC−XVIC線に沿った断面図を示す。以下に、具体例1の断面構造について説明する。
図16(a)に示すように、メモリセルMCにおいて、MTJ素子MTJ1の底面は、ベース金属層BASE1及びコンタクトC1を介してトランジスタTr1に接続され、MTJ素子MTJ1の上面は、コンタクトC21、メタル層(第2メタル層)M2a及びコンタクトC2を介してトランジスタTr2に接続されている。
トランジスタTr1に繋がるビット線BL1とトランジスタTr2に繋がるビット線BL2とは、異なる配線レベル(第1メタル層と第3メタル層)に配置されている。ビット線BL2の下方には隣接セルにおける第1メタル層のビット線BL3が配置されており、隣接セルのビット線BL2、BL3はオーバーラップするように配置されている。
図16(b)に示すように、メモリセルMCにおいて、トランジスタTr1のソース/ドレインの一端は、コンタクトC1及びベース金属層BASE1を介してMTJ素子MTJ1に接続され、トランジスタTr1のソース/ドレインの他端は、コンタクトC5を介してビット線BL1に接続されている。トランジスタTr1のゲートは、ワード線WL1に繋がっている。
メモリセルMCに隣接するセルのトランジスタTr5は、メモリセルMCのトランジスタTr1とソース/ドレイン拡散層を共有している。このため、トランジスタTr5は、トランジスタTr1と共通のコンタクトC5を用いてビット線BL1に接続されている。
図16(c)に示すように、メモリセルMCにおいて、トランジスタTr2のソース/ドレインの一端は、コンタクトC2及びメタル層M2aを介してMTJ素子MTJ1に接続され、トランジスタTr2のソース/ドレインの他端は、コンタクトC6を介してビット線BL2に接続されている。トランジスタTr2のゲートは、ワード線WL1に繋がっている。従って、トランジスタTr1とトランジスタTr2のゲートは、共通のワード線WL1に繋がっている。
以上のような具体例1によれば、MTJ素子MTJの両端のスイッチのワード線WLの制御を共通線にし、隣接セル間においてビット線BLを階層的に重ねている。このため、メモリセル面積を縮小できる。
[6−2]具体例2
具体例2は、具体例1とは異なる形でセルサイズを小さくする回路構成であり、斜め方向に隣接するセル間で1本のビット線を共有する、ビット線共有型の例である。
図17は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの具体例2の概略的な回路図を示す。以下に、具体例2の回路構成について概略的に説明する。
図17に示すように、具体例2のメモリセルMCは、MTJ素子MTJ3の両端にトランジスタTr5、Tr6の電流経路の一端がそれぞれ接続され、トランジスタTr5、Tr6の電流経路の他端はビット線BL2、BL3にそれぞれ接続されている。トランジスタTr5、Tr6のゲートは、異なるワード線WL3、WL2にそれぞれ接続されている。
メモリセルMCと斜め方向(Z方向)において隣接するメモリセルMCzは、MTJ素子MTJ6の両端にトランジスタTr11、Tr12の電流経路の一端がそれぞれ接続され、トランジスタTr11、Tr12の電流経路の他端はビット線BL1、BL2にそれぞれ接続されている。従って、隣接するメモリセルMCとメモリセルMCzとは、1本のビット線BL2を共有する。
図18は、本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルアレイの具体例2の概略的なレイアウト図を示す。以下に、具体例2のレイアウトについて説明する。
図18に示すように、ビット線BL1〜BL5とワード線WL1〜WL5が交差するように配置されている。ここで、ビット線BL1〜BL5は、第1メタル層M1a、M1b、M1c、M1d、M1eで形成され、同一配線レベルに配置されている。
メモリセルMCでは、ビット線BL3の上方にMTJ素子MTJ3が配置され、このMTJ素子MTJ3の両側にはコンタクトC5、C6が配置されている。従って、コンタクトC5はビット線BL2、BL3間に位置し、コンタクトC6はビット線BL3、BL4間に位置する。
コンタクトC5の近傍にはワード線WL3が配置されており、このワード線WL3を挟んでビット線コンタクトM0fが配置されている。このビット線コンタクトM0fは、ビット線BL2、BL3間からビット線BL2に延在し、ビット線BL2に接続されている。
コンタクトC6の近傍にはワード線WL2が配置されており、このワード線WL2を挟んでビット線コンタクトM0cが配置されている。このビット線コンタクトM0cは、ビット線BL3、BL4間からビット線BL3に延在し、ビット線BL3に接続されている。
MTJ素子MTJ3の一端はコンタクトC5に接続され、このコンタクトC5はトランジスタTr5のソース/ドレインの一端に接続されている。トランジスタTr5のソース/ドレインの他端は、ビット線コンタクトM0fを介してビット線BL2に接続されている。
MTJ素子MTJ3の他端はメタル層M2cを介してコンタクトC6に接続され、このコンタクトC6はトランジスタTr6のソース/ドレインの一端に接続されている。トランジスタTr6のソース/ドレインの他端は、ビット線コンタクトM0cを介してビット線BL3に接続されている。
図19(a)は、図18のXIXA−XIXA線に沿った断面図を示す。図19(b)は、図18のXIXB−XIXB線に沿った断面図を示す。図19(c)は、図18のXIXC−XIXC線に沿った断面図を示す。以下に、具体例2の断面構造について説明する。
図19(a)に示すように、メモリセルMCにおいて、MTJ素子MTJ3の底面は、ベース金属層BASE3及びコンタクトC5を介してトランジスタTr5に接続され、MTJ素子MTJ3の上面は、コンタクトC23、メタル層(第2メタル層)M2c及びコンタクトC6を介してトランジスタTr6に接続されている。
トランジスタTr5に繋がるビット線BL2とトランジスタTr6に繋がるビット線BL3とは、同じ配線レベル(第1メタル層)に配置されている。
図19(b)に示すように、メモリセルMCにおいて、トランジスタTr5のソース/ドレインの一端は、コンタクトC5及びベース金属層BASE3を介してMTJ素子MTJ3に接続され、トランジスタTr5のソース/ドレインの他端は、ビット線コンタクトM0fを介してビット線BL2に接続されている。トランジスタTr5のゲートは、ワード線WL3に繋がっている。
メモリセルMCに隣接するセルのトランジスタTr12は、メモリセルMCのトランジスタTr5とソース/ドレイン拡散層を共有している。このため、トランジスタTr12は、トランジスタTr5と共通のビット線コンタクトM0fを用いてビット線BL2に接続されている。
図19(c)に示すように、メモリセルMCにおいて、MTJ素子MTJ3は、隣接するワード線WL2、WL3間の上方に配置されている。ビット線コンタクトM0cは、隣接するワード線WL1、WL2間に配置され、コンタクトC24を介してビット線BL3に接続されている。
以上のような具体例2によれば、MTJ素子の両端のスイッチは、斜め方向に隣接するセルのスイッチとビット線との接続コンタクトを共有する。そして、斜め方向に隣接するセル間で1本のビット線を共有している。このため、メモリセル面積を縮小できる。
尚、具体例2では、MTJ素子の下側にビット線を形成する例をあげたが、ビット線はMTJ素子の上側に形成してもよい。
[7]効果
本発明の一実施形態によれば、MTJ素子の両端にスイッチを設けている。このため、読み出し及び書き込み時において、活性化した2つのビット線に接続された非選択セルのMTJ素子の両端のスイッチをオフとすることで、活性化したビット線から非選択セルを電気的に分離することができる。従って、読み出し及び書き込み時の充放電によって、熱擾乱によるソフトエラーの発生確率を低減させることが可能となる。
その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で、種々に変形することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルアレイの概略的な回路図。 図2(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るスピン注入磁化反転技術を用いたMTJ素子の概略図。 本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの書き込み動作の具体例1を実現するための概略的な構成図。 図3の具体例1による“1”書き込み動作を説明するための図。 図3の具体例1による“0”書き込み動作を説明するための図。 本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの書き込み動作の具体例2を実現するための概略的な構成図。 図6の具体例2による“1”書き込み動作を説明するための図。 図6の具体例2による“0”書き込み動作を説明するための図。 本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの書き込み動作の具体例3を実現するための概略的な構成図。 図9の具体例3による“1”書き込み動作を説明するための図。 図9の具体例3による“0”書き込み動作を説明するための図。 図9の具体例3による電流経路の抵抗値を説明するための図。 本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの具体例1の概略的な回路図。 本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルアレイの具体例1の概略的なレイアウト図。 図15(a)及び(b)は、図14の部分的なレイアウト図。 図16(a)は、図14のXVIA−XVIA線に沿った断面図、図16(b)は、図14のXVIB−XVIB線に沿った断面図、図16(c)は、図14のXVIC−XVIC線に沿った断面図。 本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリの具体例2の概略的な回路図。 本発明の一実施形態に係る磁気ランダムアクセスメモリのメモリセルアレイの具体例2の概略的なレイアウト図。 図19(a)は、図18のXIXA−XIXA線に沿った断面図、図19(b)は、図18のXIXB−XIXB線に沿った断面図、図19(c)は、図18のXIXC−XIXC線に沿った断面図。
符号の説明
20…ドライバ、30…シンカー、40、40−1、40−2…ドライバ/シンカー、MTJ…MTJ素子、P…固定層、F…記録層、N…非磁性層、BL…ビット線、WL…ワード線、Tr…トランジスタ、MC…メモリセル、MCA…メモリセルアレイ、CC…定電流源、C…コンタクト、BASE…ベース金属層、M0…ビット線コンタクト、M1…第1メタル層、M2…第2メタル層、M3…第3メタル層。

Claims (5)

  1. 磁化方向が固定された第1の固定層と磁化方向が反転可能な第1の記録層と前記第1の固定層及び前記第1の記録層の間に設けられた第1の非磁性層とを有し、前記第1の固定層及び前記第1の記録層の間に流す電流の向きに応じて前記第1の固定層及び前記第1の記録層の前記磁化方向が平行状態又は反平行状態となる第1の磁気抵抗効果素子と、
    第1のゲートと第1の電流経路とを有し、前記第1の電流経路の一端が前記第1の固定層に接続された第1のトランジスタと、
    第2のゲートと第2の電流経路とを有し、前記第2の電流経路の一端が前記第1の記録層に接続された第2のトランジスタと、
    前記第1の電流経路の他端が接続された第1のビット線と、
    前記第2の電流経路の他端が接続された第2のビット線と
    を具備することを特徴とする磁気ランダムアクセスメモリ。
  2. 前記第1及び第2のゲートは、共通のワード線に接続されており、
    前記第1及び第2のビット線は、異なる配線層レベルに配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ランダムアクセスメモリ。
  3. 前記第1及び第2のゲートは、共通のワード線に接続されており、
    前記第1の磁気抵抗効果素子は、前記第1及び第2のビット線間に配置され、
    前記第1のビット線は、前記第1の磁気抵抗効果素子側に突出する第1の突出部を有し、
    前記第2のビット線は、前記第1の磁気抵抗効果素子側に突出する第2の突出部を有し、
    前記第1の電流経路の前記他端は、第1のコンタクトを介して前記第1の突出部に接続され、
    前記第2の電流経路の前記他端は、第2のコンタクトを介して前記第2の突出部に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ランダムアクセスメモリ。
  4. 磁化方向が固定された第2の固定層と磁化方向が反転可能な第2の記録層と前記第2の固定層及び前記第2の記録層の間に設けられた第2の非磁性層とを有し、前記第2の固定層及び前記第2の記録層の間に流す電流の向きに応じて前記第2の固定層及び前記第2の記録層の前記磁化方向が平行状態又は反平行状態となる第2の磁気抵抗効果素子と、
    第3のゲートと第3の電流経路とを有し、前記第3の電流経路の一端が前記第2の固定層に接続された第3のトランジスタと、
    第4のゲートと第4の電流経路とを有し、前記第4の電流経路の一端が前記第2の記録層に接続された第4のトランジスタと、
    前記第3の電流経路の他端が接続された第3のビット線と、
    前記第4の電流経路の他端が接続された第4のビット線と
    をさらに具備し、
    前記第1及び第2のゲートは、共通のワード線に接続されており、
    前記第3及び第4のゲートは、前記ワード線に接続され、
    前記第3のビット線は、前記第2のビット線と異なる配線層レベルでオーバーラップしている
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ランダムアクセスメモリ。
  5. 磁化方向が固定された第2の固定層と磁化方向が反転可能な第2の記録層と前記第2の固定層及び前記第2の記録層の間に設けられた第2の非磁性層とを有し、前記第2の固定層及び前記第2の記録層の間に流す電流の向きに応じて前記第2の固定層及び前記第2の記録層の前記磁化方向が平行状態又は反平行状態となる第2の磁気抵抗効果素子と、
    第3のゲートと第3の電流経路とを有し、前記第3の電流経路の一端が前記第2の固定層に接続された第3のトランジスタと、
    第4のゲートと第4の電流経路とを有し、前記第4の電流経路の一端が前記第2の記録層に接続された第4のトランジスタと、
    前記第1のゲートに接続された第1のワード線と、
    前記第2のゲートに接続され、前記第1のワード線と隣り合う第2のワード線と、
    前記第3のゲートに接続され、前記第2のワード線と隣り合う第3のワード線と、
    前記第4のゲートに接続され、前記第3のワード線と隣り合う第4のワード線と、
    前記第3の電流経路の他端が接続された第3のビット線と、
    をさらに具備し、
    前記第1及び第4の電流経路の前記他端は、共通のコンタクトで前記第1のビット線に接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁気ランダムアクセスメモリ。
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