JP5090067B2 - 溶融樹脂の搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、溶融樹脂の搬送装置に関し、詳しくは、上流工程からシート状に連続的に押し出された溶融樹脂を受け取ってチェーンコンベアへ向けて搬送するベルトコンベアと、そのベルトコンベアから搬送された溶融樹脂を下流工程へ搬送するチェーンコンベアとから構成されている溶融樹脂の搬送装置に関する。
この種の溶融樹脂の搬送装置として、本出願人が既に出願した特許文献1に示される技術が存在している。この技術では、図3および、その主要部の模式図である図4に示されるように、溶融樹脂の搬送装置は、第1ベルトコンベア130からシート状に連続的に押し出された溶融樹脂(以下、「シート素材」と記す)sを1対のローラ142、143に掛け渡されたベルト141の表面で受け取って、ローラ142、143を回転させることで受け取ったシート素材sをチェーンコンベア150へ向けて搬送する第2ベルトコンベア140と、その第2ベルトコンベア140から搬送されたシート素材sの両側部を上下にそれぞれ挟み込む格好で受け取って、その受け取ったシート素材sを成形装置170へ搬送するチェーンコンベア150とから構成されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特願2007−102625号公報
しかしながら、上述した溶融樹脂の搬送装置では、粘性を有する状態でシート素材sは搬送されているため、その搬送中にシート素材sが第2ベルトコンベア140のベルト141の表面に張り付いてしまうといった状態が発生していた。この張り付き状態で、第2ベルトコンベアを起動させると、そのローラはシート素材によって大きな負荷が掛った状態となっているため、チェーンコンベアの搬送速度に対してベルトの搬送速度に遅れが生じることになり、シート素材がチェーンコンベアによって引っ張られることとなっていた。これにより、シート素材にシワが生じることとなっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、シート素材にシワを生じさせることがない溶融樹脂の搬送装置を提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、溶融樹脂を連続的にシート状に押し出す押出装置と、この押出装置から押し出されたシート素材を受け取って搬送する搬送装置と、この搬送装置によって送り込まれたシート素材を成形する成形装置とからなり、搬送装置は、第1ベルトコンベアと、第2ベルトコンベアと、チェーンコンベアとから構成されており、第1ベルトコンベアは、押出装置のダイスから押し出されたシート素材をベルト表面で受け取り、その受け取ったシート素材を成形装置に対して反対方向に向けて搬送するとともに、その搬送したシート素材がヘッドローラー側に到達すると、その到達したシート素材をベルトリターン面に巻き回した状態で搬送可能となっており、且つ、ベルトの上方でベルトのヘッド側と同テール側との間をダイスが相対的に往復動作するよう成形装置に対して進退動作可能に構成されており、第2ベルトコンベアは、ベルトの表面と第1ベルトコンベアのベルトのリターン面との間で第1ベルトコンベアのベルトのリターン面側に巻き回され搬送されているシート素材の上下面をクランプさせた状態でシート素材をチェーンコンベアに向けて搬送可能に構成されており、チェーンコンベアは、第2ベルトコンベアから受け取ったシート素材の両サイドをクランプした状態で成形装置の上下型の間に搬送可能に構成されており、成形装置での成形が開始すると、第1ベルトコンベアは、押出装置から受け取るシート素材に撓みや引きちぎりが生じることがないように搬送動作とコンベア自身の後退動作によってシート素材を蓄えていき、第2ベルトコンベアは、シート素材の搬送を停止しており、チェーンコンベアは、シート素材の搬送を停止しており、成形装置での成形が終了すると、第1ベルトコンベアは、後退動作する前の位置に戻るよう進行動作するとともに、押出装置から受け取るシート素材と次の成形に必要となるシート素材の1成形長の搬送動作を行い、第2ベルトコンベアは、第1ベルトコンベアの進行動作速度と同搬送動作速度の合算速度でシート素材の搬送動作を行い、チェーンコンベアは、第2ベルトコンベアのシート素材の搬送動作速度に対して遅れが生じることがない搬送動作速度でシート素材の搬送動作を行い、第2ベルトコンベアのベルトの張力は、第2ベルトコンベアを無負荷の状態で運転させたとき、ローラの外周面に対してベルトがシート素材の搬送方向へ滑ることないように設定されており、且つ、第2ベルトコンベアを負荷の状態で運転させたとき、ローラの外周面に対してベルトがシート素材の搬送方向へ滑り可能に設定されている溶融樹脂の搬送装置である。
この構成によれば、シート素材が第2ベルトコンベアのベルトの表面に張り付いた状態で第2ベルトコンベアを起動させたとき、チェーンコンベアの搬送速度に対してベルトの搬送速度に遅れが生じても、チェーンコンベアがシート素材と共にベルトを引っ張ることができる。これにより、シート素材にシワが生じることがない。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図1〜2を用いて説明する。
図1は、本発明の溶融樹脂の搬送装置をシート成形設備に適用した全体構成図である。図2は、図1のベルト31と両チェーン51、61の取り回しを示す模式図である。まず、図1、2を参照して、シート成形設備を構成する各装置を個別に説明する。シート成形設備は、押出装置10、第1ベルトコンベア30、第2ベルトコンベア40、チェーンコンベア50、成形装置70およびトリミングプレス機80に大別され、これら各装置は個々に独立して構成されている。
図1に示すように、押出装置10は、モータ11aの回転駆動を駆動源とする押出機11と、それに続く筒形状のシート成形部12とを備えている。このシート成形部12は、その内部にホッパー13から粒状の樹脂材料が供給され、この樹脂材料を加熱によって溶融させ、且つ、押出機11の駆動によって溶融樹脂をシート状に成形しながらダイス14に向けて送るものである。ダイス14は、シート成形部12から送られてくるシート状の樹脂材料(シート素材S)を、所定寸法の幅あるいは厚みに整えながら外部に押し出すものである。この押出装置10は、フロアに設けられたハウジング15に固定されている。
図2に示すように、第1ベルトコンベア30は、ベルト31が1対のローラ(ヘッドローラ32、テールローラ33)に掛け渡されて構成されている。また、ヘッドローラ32は、モータ(図示しない)の回転駆動によって、図2において反時計回り方向(図2において、矢印A方向)に回転可能となっている。これにより、第1ベルトコンベア30はシート素材Sをベルト31の表面で受け取ると、その受け取ったシート素材Sを搬送することができる。
このとき、図2からも明らかなように、第1ベルトコンベア30はベルト31の表面で受け取ったシート素材Sを成形装置70に対して反対方向に向けて搬送している。しかし、この搬送したシート素材Sがヘッドローラ32側に到達すると、第1ベルトコンベア30は、その到達したシート素材Sをベルト31のリターン面に巻き回した状態で成形装置70の方向に向けて搬送することができる。
また、第1ベルトコンベア30は、モータ(図示しない)の回転駆動によって、図2の実線で示すベルト31のヘッド側にダイス14が位置する状態と、同図の想像線で示すベルト31のテール側にダイス14が位置する状態との間を往復動作可能である。このように第1ベルトコンベア30は、成形装置70に対して進退可能に構成されている。この第1ベルトコンベア30が特許請求の範囲に記載の「上流工程」に相当する。
第2ベルトコンベア40は、ベルト41が1対のローラ(ヘッドローラ42、テールローラ43)に掛け渡されて構成されている。ヘッドローラ42は、モータ(図示しない)の回転駆動によって、図2において時計回り方向(図2において、矢印D方向)に回転可能となっている。また、第2ベルトコンベア40は、ベルト41の表面と第1ベルトコンベア30のベルト31のリターン面との間で第1ベルトコンベア30のベルト31のリターン面側に巻き回され搬送されているシート素材Sの上下面をクランプさせた状態でシート素材Sをチェーンコンベア50に向けて搬送可能に構成されている。
また、第2ベルトコンベア40のヘッドローラ42は、成形装置70とチェーンコンベア50のテールスプロケット63との間に配置されている。すなわち、第2ベルトコンベア40の両サイドにチェーンコンベア50の両チェーン51、61が配置される格好となっている。なお、この第2ベルトコンベア40が特許請求の範囲に記載の「ベルトコンベア」に相当する。
ここで、第2ベルトコンベア40のベルト41の張力F(N/mm)は、無負荷の状態で第2ベルトコンベア40を運転させたとき、両ローラ42、43の外周面に対してベルト41がシート素材Sの搬送方向へ滑ることがないように設定されている。すなわち、第2ベルトコンベア40のベルト41の張力F(N/mm)は、無負荷運転状態でベルト41が空回り(スリップ)始めるときの張力F1(N/mm)より大きくなるように設定されている(F1<F)。
これと同様に、第2ベルトコンベア40のベルト41の張力F(N/mm)は、負荷の状態で第2ベルトコンベア40を運転させたとき、ローラ42、43の外周面に対してベルト41がシート素材Sの搬送方向へ滑り可能に設定されている。すなわち、第2ベルトコンベア40のベルト41の張力F(N/mm)は、負荷運転状態でベルト41が空回り(スリップ)始めるときの張力F2(N/mm)以下となるように設定されている(F≦F2)。
チェーンコンベア50は、チェーン51が1対のスプロケット(ヘッドスプロケット52、テールスプロケット53)に掛け渡されたものと、これと同様に、チェーン61が1対のスプロケット(ヘッドスプロケット62、テールスプロケット63)に掛け渡されたものとから構成されている。これら両チェーン51、61は、第2ベルトコンベア40から送り込まれてくるシート素材Sの両側部において、それぞれの上下に位置するよう設けられている。
ヘッドスプロケット52は、モータ(図示しない)の回転駆動によって、図2において反時計回り方向(図2において、矢印B方向)に回転可能となっている。これと同様に、ヘッドスプロケット62は、モータ(図示しない)の回転駆動によって、図2において時計回り方向(図2において、矢印C方向)に回転可能となっている。また、両ヘッドスプロケット52、62は成形装置70とトリミングプレス機80との間に設けられ、両テールスプロケット53、63は第1ベルトコンベア30のテールローラ33と第2ベルトコンベア40のヘッドローラ42との間に設けられている。これにより、チェーン51、61によって、第1ベルトコンベア30から送り込まれてくるシート素材Sの両サイドを上下から挟み込む格好でクランプし、このクランプ状態でシート素材Sを成形装置70の上下型間へ送り込むことができる。
成形装置70は、シート素材Sを所定の形状に成形するための装置であって、例えば、公知の真空成形機等である。この成形装置70が特許請求の範囲に記載の「下流工程」に相当する。トリミングプレス機80は、成形後のシート素材Sから製品部分Wを切り離す切断機である。そして、製品部分Wは搬送ベルト82等によってシュートを通じて排出され、不要部分(スクラップ)はスクラップ排出機構によって粉砕機に送られ、樹脂材料として再利用されている。
なお、このトリミングプレス機80のフレーム81には、滑車90が回転可能に取り付けられている。この滑車90には、チェーン91が掛け回されており、このチェーン91の一端は、チェーンコンベア50のヘッドスプロケット62の支軸(図示しない)に引っ掛けられ、その他端には、このチェーン91にテンションが作用するようにおもり92が締結されている。このチェーン91によって、成形後のシート素材Sはトリミングプレス機80へ搬送されている。
続いて、上述した構成からなるシート成形設備の一連の動作について、図2を参照して説明する。この一連の動作を説明するにあたって、図2に示すように、予め、成形装置70にはシート素材Sが送り込まれており、この送り込まれた状態から説明を開始する。また、説明の前提条件として、成形装置70の1サイクルが35秒間であり、そのうちの30秒間で1800mmのシート素材Sを成形する場合を説明する。
成形装置70での成形が開始すると、第1ベルトコンベア30は、押出装置10から受け取ったシート素材Sに撓みや引きちぎりが生じることがないように搬送動作とコンベア自身の後退動作(図2において、第1ベルトコンベア30が実線で示される位置から想像線で示される位置への移動動作)によってシート素材Sを蓄えていく。ここで蓄えていくとは、シート素材Sを直ぐにチェーンコンベア50へ搬送することなく、一旦、自身のベルト31上に保存しておくことで、チェーンコンベア50から逃がすと言った意味合いである。このとき、チェーンコンベア50は、シート素材Sの搬送を停止している。
この例では、成形装置70での成形中、30秒間に1800mmのシート素材Sが押し出されているため、シート素材Sの押し出し速度は60mm/sとなる。この速度で押し出されるシート素材Sを第1ベルトコンベア30の搬送動作と成形装置70に対する後退動作によって撓みや引きちぎりが生じることがないように吸収しなければいけない。そのため、第1ベルトコンベア30の搬送速度は、シート素材Sの押し出し速度×1/2、すなわち、60mm/s×1/2=30mm/sとなる。また、シート素材Sに撓みや引きちぎりが生じることがないように第1ベルトコンベア30の後退速度を搬送速度と一致させなければならない。そのため、第1ベルトコンベア30の後退速度は、30mm/sとなる。また、この成形中、シート素材Sを新たに成形装置70に対して送り込んではいけないために、チェーンコンベア50を停止させている。なお、この成形中、第1ベルトコンベア30は「900mm」後退したことになる。
やがて、成形装置70での成形が終了すると、第1ベルトコンベア30は、後退動作する前の位置に戻るよう成形装置70に対して進行動作していく。このとき、第1ベルトコンベア30は、押出装置10から受け取るシート素材Sと次の成形に必要となるシート素材Sの1成形長の搬送動作を行う。また、このとき、チェーンコンベア50は、第1ベルトコンベア30から受け取るシート素材Sの搬送動作を行っている。
この例では、次の成形が始まるまでに、第1ベルトコンベア30は、後退する前の位置に戻らなければいけないため、第1ベルトコンベア30の進行速度は、900mm/(35−30)s=180mm/sとなる。このとき、第1ベルトコンベア30は、押出装置10から受け取るシート素材Sと次の成形に必要となるシート素材Sの1成形長の搬送動作を行うため、第1ベルトコンベア30の搬送速度は、シート素材Sの押し出し速度と上記算出した進行速度とを合算した速度となり、60mm/s+180mm/s=240mm/sとなる。
また、第2ベルトコンベア40は、第1ベルトコンベア30から受け取るシート素材Sの搬送動作を遅延なく行うために、第1ベルトコンベア30の進行速度と同搬送速度の合算した速度でシート素材Sをチェーンコンベア50へ送り込む。そのため、第2ベルトコンベア40の搬送速度は、180mm/s+240mm/s=420mm/sとなる。このことは、チェーンコンベア50についても同様である。そのため、チェーンコンベア50の搬送速度は、420mm/sとなる。
そして、成形装置70から搬出された個々の成形品は、チェーン91によってトリミングプレス機80まで繋がったままで送られ、このトリミングプレス機80で製品部分Wと不要部分とに切り離される。なお、成形装置70の成形は繰り返されるため、上述したシート成形設備の一連の動作は繰り返される。
上述した構成によれば、シート素材Sが第2ベルトコンベア40からチェーンコンベア50へ乗り移るとき、従来技術で説明したようにチェーンコンベア150の搬送速度に対して第2ベルトコンベア140の搬送速度に遅れが生じた場合でも、第2ベルトコンベア40のベルト41の張力Fは、負荷運転状態でベルト41が空回り(スリップ)可能な張力F2となるように設定されているため、第2ベルトコンベア40のベルト41がシート素材Sを介してチェーンコンベア50によって引っ張られることになる。これにより、チェーンコンベア150の搬送速度に対する第2ベルトコンベア140の搬送速度の遅れが解消されることとなる。そのため、シート素材Sにシワが生じることがない。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例において、説明の前提条件とした数値は、これに限られるものでなく、本発明を成し得る範囲の数値であれば、いくらでもよい。
また、成形装置70は、真空成形機に限定されることなく、公知のプレス成形機等であっても構わない。
図1は、本発明の溶融樹脂の搬送装置をシート成形設備に適用した全体構成図である。 図2は、図1のベルトと両チェーンの取り回しを示す模式図である。 図3は、従来技術の溶融樹脂の搬送装置をシート成形設備に適用した全体構成図である。 図4は、図3のベルトと両チェーンの取り回しを示す模式図である。
符号の説明
30 第1ベルトコンベア(上流工程)
40 第2ベルトコンベア
41 ベルト
42 ヘッドローラ
43 テールローラ
50 チェーンコンベア
70 搬送装置(下流工程)

Claims (1)

  1. 溶融樹脂を連続的にシート状に押し出す押出装置と、この押出装置から押し出されたシート素材を受け取って搬送する搬送装置と、この搬送装置によって送り込まれたシート素材を成形する成形装置とからなり、
    搬送装置は、第1ベルトコンベアと、第2ベルトコンベアと、チェーンコンベアとから構成されており、
    第1ベルトコンベアは、
    押出装置のダイスから押し出されたシート素材をベルト表面で受け取り、その受け取ったシート素材を成形装置に対して反対方向に向けて搬送するとともに、その搬送したシート素材がヘッドローラー側に到達すると、その到達したシート素材をベルトリターン面に巻き回した状態で搬送可能となっており、且つ、ベルトの上方でベルトのヘッド側と同テール側との間をダイスが相対的に往復動作するよう成形装置に対して進退動作可能に構成されており、
    第2ベルトコンベアは、
    ベルトの表面と第1ベルトコンベアのベルトのリターン面との間で第1ベルトコンベアのベルトのリターン面側に巻き回され搬送されているシート素材の上下面をクランプさせた状態でシート素材をチェーンコンベアに向けて搬送可能に構成されており、
    チェーンコンベアは、
    第2ベルトコンベアから受け取ったシート素材の両サイドをクランプした状態で成形装置の上下型の間に搬送可能に構成されており、
    成形装置での成形が開始すると、
    第1ベルトコンベアは、押出装置から受け取るシート素材に撓みや引きちぎりが生じることがないように搬送動作とコンベア自身の後退動作によってシート素材を蓄えていき、
    第2ベルトコンベアは、シート素材の搬送を停止しており、
    チェーンコンベアは、シート素材の搬送を停止しており、
    成形装置での成形が終了すると、
    第1ベルトコンベアは、後退動作する前の位置に戻るよう進行動作するとともに、押出装置から受け取るシート素材と次の成形に必要となるシート素材の1成形長の搬送動作を行い、
    第2ベルトコンベアは、第1ベルトコンベアの進行動作速度と同搬送動作速度の合算速度でシート素材の搬送動作を行い、
    チェーンコンベアは、第2ベルトコンベアのシート素材の搬送動作速度に対して遅れが生じることがない搬送動作速度でシート素材の搬送動作を行い、
    第2ベルトコンベアのベルトの張力は、
    第2ベルトコンベアを無負荷の状態で運転させたとき、ローラの外周面に対してベルトがシート素材の搬送方向へ滑ることないように設定されており、
    且つ、第2ベルトコンベアを負荷の状態で運転させたとき、ローラの外周面に対してベルトがシート素材の搬送方向へ滑り可能に設定されている溶融樹脂の搬送装置。
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