JP5089140B2 - 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば携帯型の情報処理装置等に関し、特に、携帯電話や持ち運び可能な端末等で、ユーザが様々な状況に応じて操作する場合に、その位置や時間といった状況に応じて、自動的にユーザ操作を代行し、また、ユーザに操作の候補を提示する等の携帯型の情報処理装置等に関する。
携帯電話を利用している際に携帯電話の設定が自動的に切り替わって欲しい例としては、例えばマナーモードはその必要性がある場合に自動的に変わって欲しい機能である。
また、飛行機に搭乗する場合も、携帯電話において自動的に電源をオフして欲しい機能である。
このように携帯電話に代表される携帯端末では状況に応じて自動的に動作して欲しい機能がある。
また、ユーザが何かを操作しようとした場合に、奥深くメニューをたぐらずに済むように、メニューの表示の設定を状況に応じて自動的に切り替えられれば便利である。
例えば、特開2006−135634号公報では、ユーザが時刻を指定しておくと、自動的にマナーモードに設定するという技術が開示されているが、周りの状況に応じてこの設定が有効になるか無効になるかなど学習していく技術は開示されていない。
例えば、特開2006−115278号公報では、スケジュールにあわせてマナーモードに設定するという技術が開示されているが、スケジュールどおりに人は行動するとは限らず、場所などコンテキストに応じて設定するという技術は開示されていない。
例えば、特開2006−074588号公報では、入退室管理と連動してマナーモード設定をオンオフするという技術が開示されているが、例えば曜日や時間によってはマナーモードにする必要がないなどコンテキストに応じて設定したりしなかったりという技術は開示されていない。
例えば、特開2005−57740号公報では、コンテキストに応じて種々の条件設定を変更する技術が開示されているが、予め条件をユーザが設定する方式に関して開示されており、学習することと、連続値の条件を離散値に変換することや、離散値に変換する場合に、状態が大きくなることが考えられ、この状態の増加を抑える技術に関しては開示されていない。
例えば、特開2004−94544号公報においては高齢者の意図を理解して操作を支援する方式に関する技術が開示されており、近距離の無線機能を利用してコンテキストを把握し、コンテキストに応じて操作を支援することが開示されているが、連続値で得られる状態の保持に関しては開示されていないし、学習してこの状態の大きさを抑える方法に関しても開示されていない。
特開2006−135634号公報 特開2006−115278号公報 特開2006−074588号公報 特開2005−57740号公報 特開2004−94544号公報
状況に応じて、携帯端末などでユーザの操作を支援しようとすると、状況を取得する必要がある。
例えば、状況としては、時刻、位置といった情報が該当する。
しかし、位置や時刻は連続値であり、毎回状況を見るたびに微妙に違う場合がある。
そのため、データとして扱うには離散化が必須である。
しかし、離散化といってもどの程度の単位で離散化すればよいかはユーザの置かれている環境及びユーザの属性等により変動する。
例えば、高速で移動している新幹線の中にいる場合と、歩いている場合とでは位置情報の離散化の単位は変わるべきである。
また、仕事をしている場合の時間に関しては、新幹線の運転手とサラリーマンあるいは自営業者では時間の精密さも変わるため、離散化の単位は変わるであろう。
あるいは、昼間と夜とでも変わるべきであり、人に依存して代わる情報となる。
また、例えばユーザの就業形態の変化や生活形態の変化により、ユーザの置かれた環境が変化した場合やユーザの行動パターンや思考パターンが変化した場合には、ユーザの置かれた環境、ユーザの行動パターン、思考パターンを学習して、ユーザの状況に最も適合するユーザ操作支援を行うべきである。
従来の開示された技術では、あらかじめルールを作成しておくなどするため、コンテキストに応じた操作支援ができないことと、人に応じた操作支援ができないなどの課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決することを主な目的の一つとしており、状況に応じた動作のログとして、動作の条件及びユーザの応答を記録し、学習して状況に適した動作の提示又は実行を行う情報処理装置を実現するとともに、予め決めた離散化ルールを学習過程において、変更していくことにより状態の爆発を防ぐ情報処理装置等を実現する。
本発明に係る情報処理装置は、
複数のアクションを実行する情報処理装置であって、
実行対象の実行対象アクションと実行対象アクションを実行するための状況条件を定めたアクションルールを少なくとも一つ格納するアクションルール格納部と、
いずれかのアクションルールの状況条件に合致する状況の場合に、当該アクションルールに定められたアクションを実行するアクション実行部と、
前記アクション実行部により実行された実行アクションに対する情報処理装置のユーザの応答が、実行アクションを承認する承認応答及び実行アクションを否認する否認応答のいずれであるかを判定する応答判定部と、
前記応答判定部による判定結果に基づき、実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を行うアクションルール評価部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、アクション実行時の状況、ユーザの応答に基づくアクション内容の適否等を学習して状況に適したアクションを選択することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
実施の形態1.
以下、図面を用いながら本実施の形態に係る携帯端末ユーザ操作支援装置の詳細を説明する。
図1は、本実施の形態に係る携帯端末ユーザ操作支援装置100の構成例を示す。
時刻情報取得部101は、時刻情報を取得する。
位置情報取得部102は、位置情報を取得する。位置情報取得部102は、例えば、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を受信することにより、携帯端末ユーザ操作支援装置100の現在位置を測位するようにしてもよい。
ルール格納部110は、アクションルール(以下、単にルールともいう)を格納するデータベースである。
ルール修正部103は、ルール格納部110のルールを修正する。
条件記録部105は、ある動作をしたときの位置や時刻といった動作条件を記録する。
誤動作条件記録部104は、例えば、ユーザに示した動作候補からユーザが該当動作を選ばない場合や、自動的に動作させた機能をユーザがキャンセルするなどした場合の誤動作条件を記録する。
フィードバック学習部106は、誤動作をした場合や、正しい動作を支援した場合などに報酬を与えるという強化学習の機能を実現する。
誤動作判別部107は、動作が誤りであったことを判定する。
アクション動作部108は、ユーザの操作を支援する機能である。
また、ルール設定部109は、ルール格納部110にルールを設定する。
表示部111は、ユーザに各種情報を表示する。
入力部112は、ユーザからの指示を受付ける。
図1において、ルール格納部110(アクションルール格納部)は、実行対象の実行対象アクションと実行対象アクションを実行するための状況条件を定めたアクションルールを少なくとも一つ格納している。アクションルールの詳細は、後述するが、例えば、図2に示すように、実行対象アクション(例えば、スケジューラの起動)に対して、場所(例えば、駅)、時間帯(例えば、平日、勤務時間)という状況条件を定めている。
アクション動作部108(アクション実行部)は、いずれかのアクションルールの状況条件に合致する状況の場合に、当該アクションルールに定められたアクションを実行する。
誤動作判別部107(応答判定部)は、アクション動作部108により実行された実行アクションに対する携帯端末ユーザ操作支援装置100のユーザの応答が、実行アクションを承認する承認応答及び実行アクションを否認する否認応答のいずれであるかを判定する。
アクション動作部108は、アクションの実行として、所定のデータ処理の実行(アプリケーションプログラムの実行等)又はデータ処理の実行候補のユーザへの提示(実行候補のアプリケーションプログラムのリスト表示等)を行い、誤動作判別部107は、アクション動作部108が実行したデータ処理に対するキャンセル指示がユーザから入力された場合又はアクション動作部108がユーザへ提示したデータ処理の実行候補に対するデータ処理の実行指示がユーザから入力されなかった場合に、アクション動作部108による実行アクションに対して否認応答がなされたと判定する。
また、誤動作判別部107は、ユーザから、いずれかのアクションルールに定められているアクションの実行指示が、当該アクションルールの状況条件に合致しない状況時に入力された場合に、当該アクションルールに定められているアクションに対する否認応答がなされたと判定する。
フィードバック学習部106(アクションルール評価部)は、誤動作判別部107による判定結果に基づき、アクション動作部108により実行された実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を行う。
また、時刻情報取得部101(状況情報生成部)は、アクション動作部108によりアクションが実行された際又は誤動作判別部107により否認応答がなされたと判定された際の時刻(状況)を示す時刻情報(状況情報)を生成し、位置情報取得部102(状況情報生成部)は、アクション動作部108によりアクションが実行された際又は誤動作判別部107により否認応答がなされたと判定された際の位置(状況)を示す位置情報(状況情報)を生成する。
フィードバック学習部106は、時刻情報取得部101及び位置情報取得部102により生成された時間情報及び位置情報と誤動作判別部107による判定結果とに基づき、実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を行う。
フィードバック学習部106によるアクションルールに対する評価は、誤動作判別部107によりユーザの応答が承認応答であると判定された実行アクションに対応するアクションルールに対する報酬(評価ポイント)を上げ、誤動作判別部107によりユーザの応答が否認応答であると判定された実行アクションに対応するアクションルールに対する報酬(評価ポイント)を下げて、アクションルールに対する評価を行う。
また、フィードバック学習部106は、実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を蓄積し、ルール修正部103(アクションルール評価部)は蓄積されたアクションルールに対する評価に基づき、新たなアクションルールを生成する。
そして、ルール格納部110は、ルール修正部103により生成された新たなアクションルールを格納する。
アクション動作部108は、複数のアクションルールの状況条件に合致する状況の場合に、それぞれのアクションルールに対するフィードバック学習部106の評価結果を用いて、複数のアクションルールの中からいずれかのアクションルールを選択し、選択したアクションルールに定められたアクションを実行する。
また、時刻情報取得部101及び位置情報取得部102は、ユーザから、いずれのアクションルールにも定められていない状況で特定のアクションの実行指示が入力された場合に、実行指示が入力された際の状況(時刻、位置)を示す時刻情報及び位置情報(状況情報)を生成する。
また、誤動作判別部107(アクション情報生成部)は、ユーザから、いずれのアクションルールにも定められていない状況で特定のアクションの実行指示が入力された場合に、実行指示の対象となるアクションを示すアクション情報を生成する。
そして、ルール修正部103は、時刻情報取得部101及び位置情報取得部102により生成されたと時刻情報及び位置情報と誤動作判別部107により生成されたアクション情報とに基づき、新たなアクションルールを生成する。
次に、ルール格納部110に登録されているルールの例を図2を用いて説明する。
201は、場所に関する状況条件の一例で、駅が経度と緯度で表されることを意味している。
駅は複数ある。また、経度と緯度と標高あるいは地上からの高さのパラメータがあってもよい。
次に、202は時刻に関する状況条件の一例で、働いている時間帯を定義している。
203はルールの本体である。
図2では、もしユーザがある駅(Station 1)にいて、平日で働いている時間だとしたら、時刻表かスケジューラかメールを読む可能性が高いというルールと、もしユーザがある駅(Station 1)にいて、休日でなら、時刻表とメールを読む可能性が高いというルールを示している。
このように、ルールは状況条件とその実行対象アクションの組み合わせで示すことができる。
ルール設定部109とは、このようなルールをデータベースであるルール格納部110に入れるものであり、メモリ上に作成したルールを不揮発性の記憶領域に追加で書き込むという通常のコンピュータの方法と同様にして実現することができる。
次にアクション動作部108に関して説明する。
アクションとは、アプリケーションまたはアプリケーションの候補を複数リストにすることであり、例えば図2のルール203の例に従えば、駅(Station 1)の近くで平日の就業時間内であれば、その駅の時刻表にアクセスするブラウザに該当するアプリケーションと、スケジューラアプリケーションとメールアプリケーションが候補となり、ユーザが携帯端末ユーザ操作支援装置に対する行動(例えば、キーの押下)をしたときに、その3つがリスト表示されることになる。
あるいはもし、候補が一つしかなく、即アプリケーション実行とのルールが設定されていればアプリケーションの候補を提示するのではなく、そのアプリケーションを実行してしまうのでも良い。
次に、条件記録部105に関して説明する。
条件記録部105は、あるアプリケーションを動作させたときの状況を記録していく。
図3に示す例は、スケジューラアプリケーション、メールアプリケーションの動作した状況を示しており、それぞれ場所と時刻という情報が入っている。
また、一定時間以内にアプリケーションを起動している場合には、その情報も入っている。
301は、スケジューラアプリケーションを起動した際の状況を記録した例であり、ある場所において、ある時刻でスケジューラアプリケーションが起動されたという情報が2件あることを示している。
302は、メールアプリケーションを起動した際の状況を記録した例であり、ある場所、ある時刻にメールアプリケーションが起動されたことを示しているが、ある時刻には直前にメール受信をしたということも記録している。このように、アプリケーションが起動された場合の状況を記録していく。
図3に示すような時刻情報や位置情報は時刻情報取得部101及び位置情報取得部102により生成され、条件記録部105がこれら時刻情報及び位置情報を取得して記録する。
次に、誤動作判別部107に関して説明する。
誤動作判別部107は、アクション動作部108が自動的に実行したアプリケーションに関しては、例えばアプリケーション実行後10秒といった一定時間以内に強制終了処理を行ったか否かにより否認応答がなされたかどうかを判別する。
つまり、誤動作判別部107は、アクション動作部108が起動したアプリケーションに対するキャンセル指示が一定時間内にユーザから入力された場合に、アクション動作部108による実行アクションに対してユーザから否認応答がなされたと判定する。
また、アプリケーションの実行候補の提示に対しては、誤動作判別部107は、ユーザが提示された候補以外のアプリケーションの起動を選択したということで否認応答が行われたかどうかを判別することができる。
また、アプリケーションの実行候補を提示したにも係らず、提示から一定時間の間にユーザが候補からアプリケーションを選択しなかった場合も誤動作と判別してもかまわない。
つまり、誤動作判別部107は、アクション動作部108がユーザへ提示したアプリケーションの実行候補に対する実行指示が一定時間内にユーザから入力されなかった場合に、アクション動作部108による実行アクションに対して否認応答がなされたと判定する。
また、誤動作判別部107は、以上のような否認応答がなかった場合、例えば、起動したアプリケーションからの問い合わせに対するユーザからの応答(パスワード入力等)があった場合、起動したアプリケーションに対してユーザが応答しない場合(時刻表を閲覧中等)、リスト表示されたアプリケーション実行候補の中からいずれかのアプリケーションを選択する応答があった場合等は、承認応答があったと判断する。
次に、本実施の形態に係る携帯端末ユーザ操作支援装置100の動作例(情報処理方法)を、図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップS401では、携帯端末ユーザ操作支援装置100は、ユーザが何か行動を開始したことを感知する。
例えば、折りたたみ式の携帯電話なら開く行為や、スライド式の携帯電話ならばスライドさせる行為、またはキーが押下されたことを感知する。
次に、ステップS402において、状況を抽出する。例えば、時刻情報取得部101及び位置情報取得部102が、時刻情報、位置情報を取得する。
その他に音の情報や、明るさの情報など取得可能なものを取得していもよい。
次にステップS403で、候補を抽出する。
動作の候補の抽出は、アクション動作部108が、時刻情報取得部101からの時刻情報及び位置情報取得部102からの位置情報等に基づいて、ルール格納部110にある複数のルールの中から状況にマッチするものを抽出する。
そして、アクション動作部108は、抽出したルールに即時起動とあれば即時アプリケーションの起動の準備をし、候補を列挙とあればアプリケーションの実行候補のリストを生成する。
次に、ステップS404で、アクション動作部108が該当するアプリケーションを起動するか、表示部111がアクション動作部108により生成されたアプリケーション実行候補のリストの表示を行う(アクション実行ステップ)。
ステップS405において、誤動作判別部107が、ユーザの反応をチェックする(応答判定ステップ)。
起動したアプリケーションをユーザが使い始めた場合や、提示したアプリケーション実行候補の中からユーザがアプリケーションを選択した場合は(S405でYesの場合)、フィードバック学習部106が、ステップS406で報酬として、ルールに対して確率があがるための一定値(評価ポイント)を付与する(アクションルール評価ステップ)。
他方、ユーザがアプリケーションの実行候補以外のアプリケーションの起動を選択した場合や、アクション動作部108により起動されたアプリケーションを強制終了するなどしたら(S405でNoの場合)、フィードバック学習部106が、ステップS407で逆に報酬(評価ポイント)を削除する(アクションルール評価ステップ)。
報酬は具体的には数値でよく、そのルールに対して合致したら+1、合致しなければー1といった報酬を与える。フィードバック学習部106は、ルール格納部110に格納されている各ルールに対して報酬の数値を記録するテーブルを備えており、ステップS406又はステップS407において、当該テーブルの対応するルールの報酬数値を増減する。
このようにユーザの応答に基づいて各ルールの適否を報酬の増減により評価することで、特定の状況において複数のルールの状況条件がマッチする場合に、アクション動作部108は、報酬の大きな方のルールに規定されているアクションを実行対象のアクションとして選ぶことができる。
上記のようにある動作に対して、正しかったどうかで報酬を与えることにより、次回からの候補の抽出にフィードバックすることができる。
また、この報酬に基づいてルール修正部103がルールを修正するようにしてもよい。
例えば、図2に示されている一つ目のルール203、つまり、「ユーザが、平日の昼間の就業時間中にStation 1付近にいるときには、Station 1の時刻表にアクセスするブラウザに該当するアプリケーションと、スケジューラアプリケーションとメールアプリケーションをリスト表示する」というルールに対してプラスの報酬が蓄積されて報酬の数値が一定値以上となった場合には、ルール修正部103は、Station 2に対して同様の条件及びアクションを規定するルールを新たに生成し、ルール格納部110に登録するようにしてもよい。
また、例えば、図2に示されている二つ目のルール203、つまり、「ユーザが、休日の昼間にStation 1付近にいるときには、Station 1の時刻表にアクセスするブラウザに該当するアプリケーションと、メールアプリケーションをリスト表示する」というルールに対するマイナスの報酬が蓄積されて報酬の数値が一定値以下となった場合には、ルール修正部103は、この二つ目のルールを削除するようにしてもよい(このようなルールの削除も消極的な新たなルールの生成と考えることができる)。
次に、本実施の形態に係る携帯端末ユーザ操作支援装置100の別の動作例(情報処理方法)を、図5のフローチャートを用いて説明する。
図5のフローチャートにおいては、携帯端末ユーザ操作支援装置100は、ユーザの行動(図4のS401と同様の行動)を検知した場合(ステップS501)、又は状況を抽出する状況抽出周期が到来した際(ステップS502)において動作を開始する。
ユーザの行動を検知した場合又は状況抽出周期が到来した場合には、候補を抽出する(ステップS503)。
例えば、時刻情報取得部101及び位置情報取得部102が、時刻情報、位置情報を取得する。
その他に音の情報や、明るさの情報など取得可能なものを取得していもよい。
次に、アクション動作部108は、入力部112を通じてユーザからいずれかのアクションを指示するアクション指示が入力されたか否かを判断する(S504)。
アクション指示が入力されていない場合(S504でNoの場合)は、アクション動作部108が、時刻情報取得部101からの時刻情報及び位置情報取得部102からの位置情報等に基づいて、ルール格納部110にある複数のルールの中から現在の状況に合致するルールがあるかを判断する(S505)。
現在の状況に合致するルールがない場合(S505でNoの場合)は、S501に戻り、ユーザの行動の開始を検知するか、次の状況抽出周期の到来まで待機する。
現在の状況に合致するルールがある場合(S505でYesの場合)は、アクション動作部108は、図4の場合と同様に、ルール格納部110にある複数のルールの中から状況にマッチするものを抽出し(S506)、該当するアプリケーションを起動するか、表示部111がアクション動作部108により生成されたアプリケーション実行候補のリストの表示を行う(S507)(アクション実行ステップ)。
次に、誤動作判別部107が、ユーザの反応をチェックし(S508)(応答判定ステップ)、起動したアプリケーションをユーザが使い始めた場合や、提示したアプリケーション実行候補の中からユーザがアプリケーションを選択した場合は(S508でYesの場合)、フィードバック学習部106が、当該ルールに対して報酬を付与する(S509)(アクションルール評価ステップ)。
他方、ユーザがアプリケーションの実行候補以外のアプリケーションの起動を選択した場合や、アクション動作部108により起動されたアプリケーションを強制終了するなどした場合は(S508でNoの場合)、フィードバック学習部106が、報酬を削除する(S513)(アクションルール評価ステップ)。
その後、報酬が付与された場合は、条件記録部105が時刻情報取得部101からの時刻情報及び位置情報取得部102からの位置情報を記録し、報酬が削除された場合は、誤動作条件記録部104が、時刻情報取得部101からの時刻情報及び位置情報取得部102からの位置情報を記録する(S510)。
一方、S504においてアクション指示が入力されたと判断した場合は、アクション動作部108は、アクション指示を解析し、指示されたアクションを実行する(S511)。この実行するアクションは、該当するアプリケーションの起動、又は表示部111によるアプリケーション実行候補のリストの表示である。
次に、誤動作判別部107が、実行されたアクョンが状況に合致するか否かを判断する(S512)。具体的には、誤動作判別部107は、ステップS503で時刻情報取得部101及び位置情報取得部102により抽出された状況(時刻、位置)が、ルール格納部110に格納されているいずれかのルールに規定されている状況条件に合致するか否か、また、現在の状況がいずれかのルールの状況条件に合致する場合に、実行されたアクションが当該ルールに規定されているアクションに合致するか否かを判断する。
実行されたアクションが状況に合致する場合、即ち、状況条件及びアクション内容ともに現在の状況及び実行されたアクションに一致するルールが存在する場合(S512で「あり(一致)」の場合)は、フィードバック学習部106が、該当するルールに対して報酬を付与する(S509)(アクションルール評価ステップ)。
状況条件が現在の状況に合致するルールはあるが、当該ルールに規定されているアクション内容が実行されたアクションに一致しない場合(S512で「あり(不一致)」の場合)は、現在の状況では、当該ルールに規定されているアクションをユーザは望んでいないことになるので、フィードバック学習部106は、当該ルールの報酬を削除する(S513)(アクションルール評価ステップ)。
また、状況条件が現在の状況に合致するルールがない場合(S512で「なし」の場合)は、報酬の付与又は削減を行うルールが存在しないので、ステップS510に進む。
報酬が付与された場合は、条件記録部105が時刻情報取得部101からの時刻情報及び位置情報取得部102からの位置情報を記録する。
また、報酬が削除された場合又は状況条件が現在の状況に合致するルールがない場合(S512で「なし」の場合)は、誤動作判別部107が、ステップS511で実行されたアクションの内容を示すアクション情報を生成し、誤動作条件記録部104が、時刻情報取得部101からの時刻情報及び位置情報取得部102からの位置情報を記録するとともに、誤動作判別部107により生成されたアクション情報を時刻情報及び位置情報に対応付けて記録する。(S510)。
誤動作条件記録部104の記録形式は、例えば、図3に示すように時刻情報と位置情報を記録するとともに、これらに対応付けて、実行されたアクションの内容を示す情報(例えば、スケジューラアプリケーションの起動を示す情報)を記録する形式が考えられる。
このように、ユーザからアクションを指示された場合にも、報酬を付与又は削除することにより、次回からの候補の抽出にフィードバックすることができ、例えば、特定の状況において複数のルールの状況条件がマッチする場合に、アクション動作部108は、報酬の大きな方のルールに規定されているアクションを実行対象のアクションとして選ぶことができる。
いずれのルールにも規定されていない状況でユーザから特定のアクションに対する指示があった場合に、現在の状況及びユーザから指示されたアクションの内容を誤動作条件記録部104に記録することにより、同様のアクション指示についての記録が一定数蓄積された場合には、ルール修正部103は、誤動作条件記録部に記録された情報に基づいて新たなルールを生成することができる。
このように、本実施の形態では、時刻情報を表示でき、位置情報を獲得できる携帯型端末装置であって、ユーザが自動的にアクションをさせるための条件を設定できるルール設定機能と、ルールに基づくアクションを動作させるアクション動作機能と、アクションを動作させた場合に条件を記録する条件記録機能と、自動動作させたアクションをユーザが修正したことを判別する誤動作判別機能と、誤動作の条件を記録する条件記録機能と、記録された条件と、誤動作の条件とから本来動作するべき条件を導き出すフィードバック学習機能、学習した結果に基づきルールを修正するルール修正機能とを持つユーザ操作支援装置について説明した。
また、本実施の形態では、前記ルール設定機能は、位置、時刻などの状況データに応じて、自動的に動作させるべき機能を決定する機能であり、一つ以上の条件と確率を示す数値と動作させるアクションを設定できることを説明した。
また、前記アクション動作機能は、ルール設定機能で設定したルールの条件にマッチした場合に、自動的に例えばマナーモードに設定するなどのアクションを動作させることを説明した。
また、前記アクション動作機能は、ユーザが動作させようとした時点で、ルール設定機能で設定したルールの条件にあっていた場合に自動的に決まったアクションを動作させることを説明した。
また、前記アクション動作機能は、ユーザが動作させようとした時点で、ルール設定機能で設定したルールの条件にあっていた場合に自動的に決まったアクションの候補一覧を出すというアクションを動作させることを説明した。
また、前記誤動作判別機能は、アクション動作をさせたにもかかわらず、キャンセルされたり、動作の候補を示したにも係らず、候補以外の動作をした場合に、誤った動作であると判定することを説明した。
また、前記誤動作条件記録機能は、誤動作判別機能により誤動作であると判別された場合に、位置、場所といったコンテキスト情報と当該動作内容を記録することを説明した。
また、前記フィードバック学習機能が、誤動作判定された場合の条件と、本来動作すべきであった動作との間で、位置、動作といったコンテキスト情報に基づく一定の決まった動作の評価値を結果に基づいて修正することを説明した。
実施の形態2.
本実施の形態では、時間や位置といった連続値を離散値へ変換する場合について説明する。
本実施の形態に係る携帯端末ユーザ操作支援装置100の構成例は図1に示したものと同様である。
次に、時間や位置といった連続値の特性を有する事象から離散値への変換の例を図6に示す。
図6の例では、時間の場合の例を示しており、連続値を任意長の区間(時間帯)に区分している。
0時から6時の間は同じ扱いとして3時とする。つまり、この例では、0時から6時の6時間を一つの区間(時間帯)とし、この区間の代表値として3時を定めている。
6時から8時は同じ扱いとして7時とする。つまり、この例では、6時から8時の2時間を一つの区間(時間帯)とし、この区間の代表値として7時を定めている。
8時から9時は同じ扱いとして8時30分とする。つまり、この例では、8時から9時の1時間を一つの区間(時間帯)とし、この区間の代表値として8時30分を定めている。
そして、9時以降は30分きざみとして、夜の20時以降は、20時―20時52分を同じ扱いとして、21時までを別とする。
このように、時間に応じてその離散値への変換(区間の長さ)は変わる。
本実施の形態では、ルール格納部110は、時間や位置といった連続値の特性を有する事象に対して連続値を任意長の区間に区分して区間ごとに状況条件を定めるアクションルールを格納している。
本実施の形態では、報酬の付与、削除のいずれに関わらず、誤動作条件記録部104又は条件記録部105が、アクション動作部108によるアクションの実行があった際の状況(時刻、位置)及び実行されたアクションの内容を記録する。
そして、ルール修正部103は、アクション動作部108によるアクションの実行状況(時刻、位置、アクション内容)に基づき、アクションルールの状況条件における区間の設定を変更する。
具体的な動作は、後述するが、本実施の形態では、ルール修正部103は、それぞれの実行アクションを実行のあった区間にマッピングするとともに、実行アクションの分布を解析して、アクションルールの状況条件における区間の設定を変更する。
本実施の形態に係るルール修正部103は、図6に示すように、時間に応じた変換式を用いて、連続値を離散値へ変換する。
そして、これらの変換式はフィードバック学習の結果などでデータ蓄積されていくことにより変わる。
例えば、10などの一定の数の実績データが集まった時点で、ルール修正部103は、その時間の間隔の半分の部分で区切ってみて、一定の率、例えば、30%と70%などの有意な割合で差がある場合は、その有意な差が生じる区分で切ることにする。
例えば、現在のルールの状況条件の時間帯の設定が20時から21時までを一区間としている場合に、20時から21時までの時間帯においてメールとブラウザのアプリケーションの起動が多かったとして、一定の回数の学習後、20時30分を境にみると、20時から20時30分はメールもブラウザも同様の数の起動だが、20時30分から21時を見るとメールの起動の数が多いのであれば、ルール修正部103は、20時30分を境に区切る。
次に、ルール修正部103は、20時45分を境にみる。
20時から20時30分までと20時30分から20時45分までがほぼ同じ率であれば、20時から20時45分までを同じ扱いとして、ルール修正部103は、明らかに差のある20時45分から21時までを別にする。
そして、ルール修正部103は、例えば、20時30分から20時45分までに対して一つのルール(例えば、ブラウザとメールアプリケーションのリスト表示をアクションとするルール)を設定し、20時45分から21時に対して別のルール(例えば、メールアプリケーションの即時起動をアクションとするルール)を設定する。
このような処理を繰り返すことにより、ルール修正部103は、マッピングされた各アクションの分布を解析し、適切な離散化(連続値の区間分け)を行い、ルールの状況条件における時間帯の設定を適切に変更することができる。
これらは、位置によっても変わるものであれば、位置ごとに同じ処理を繰り返すことになる。
また、位置情報も同様に離散化が必要であるが、同様の処理でまわりの状況に応じて離散化を変更する。
位置情報の離散化は移動速度に影響を受けることもある。
移動速度もまた連続値であるため、この情報も同様の離散化を行うことで実現することができる。
以上のような動作によって、ユーザが望むアプリケーションの起動や、アプリケーションの候補を提示することができ、利便性のよい、携帯電話端末を提供することができるという効果がある。
本実施の形態では、ルール修正機能が、時間、位置といった本来は連続値であるものを一定の決まったルールで離散値に変換して評価を行うが、過去のデータの分析結果に基づき、離散値への変換の方式を変更し、アクションの条件となるルールを変更することについて説明した。
また、前記分析として、一定の離散値内にあった状況に応じた動作が、一定の動作に決まっていないが、2点以上の空間に分けた場合には、一定の動作が決まるかどうかを判定し、もし一定の動作が決められる場合には離散値への変換の方式を変換し、アクションの条件となるルールを変更することを説明した。
また、前記分析として、一定の離散値内にあった状況に応じた動作が、一定の動作に決まっていないが、複数の空間を統合した場合でも、一定の動作が決まるなど統合してもしなくても変わらないかどうかを判定し、統合しても変わらない場合には離散値への変換の方式を変換し、アクションの条件となるルールを変更することを説明した。
また、前記変換方式は、位置と時間といった複数の連続値において相互の状態に応じてアクションの条件となるルールを変更することができることを説明した。
なお、最後に実施の形態1及び2に係る携帯端末ユーザ操作支援装置100のハードウェア構成例について説明する。
図7は、本実施の形態1及び2に示す携帯端末ユーザ操作支援装置100のハードウェア資源の一例を示す図である。なお、図7の構成は、あくまでも携帯端末ユーザ操作支援装置100のハードウェア構成の一例を示すものであり、携帯端末ユーザ操作支援装置100のハードウェア構成は図7に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
図7において、携帯端末ユーザ操作支援装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード915は、無線通信ネットワークに接続されている。その他に、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続可能な構成でも構わない。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、本実施の形態1及び2の説明において「〜部」、「〜機能」として説明している機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、実施の形態1及び2に述べる説明において、「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の判別」、「〜の計算」、「〜の比較」、「〜の評価」、「〜の設定」、「〜の登録」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリになどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、実施の形態1及び2で説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、本実施の形態1及び2説明において「〜部」、「〜機能」として説明しているものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「〜手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」、「〜機能」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、本実施の形態1及び2の「〜部」、「〜機能」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、本実施の形態1及び2の「〜部」、「〜機能」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、本実施の形態1及び2に示す携帯端末ユーザ操作支援装置100は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス、通信ボード等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータであり、上記したように「〜部」、「〜機能」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
実施の形態1に係る携帯端末ユーザ操作支援装置の構成例を示す図。 実施の形態1に係るルールの例を示す図。 実施の形態1に係る条件記録部の記録内容を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る携帯端末ユーザ操作支援装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る携帯端末ユーザ操作支援装置の動作例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係る連続値から離散値への変換の例を示す図。 実施の形態1及び2に係る携帯端末ユーザ操作支援装置のハードウェア構成例を示す図。
符号の説明
100 携帯端末ユーザ操作支援装置、101 時刻情報取得部、102 位置情報取得部、103 ルール修正部、104 誤動作条件記録部、105 条件記録部、106 フィードバック学習部、107 誤動作判別部、108 アクション動作部、109 ルール設定部、110 ルール格納部、111 表示部、112 入力部。

Claims (11)

  1. 複数のアクションを実行する情報処理装置であって、
    実行対象の実行対象アクションと実行対象アクションを実行するための状況条件を定めたアクションルールを少なくとも一つ格納するアクションルール格納部と、
    前記情報処理装置のユーザから、いずれのアクションルールにも定められていない状況で特定のアクションの実行指示が入力された場合に、実行指示が入力された際の状況を示す状況情報を生成する状況情報生成部と、
    前記ユーザから、いずれのアクションルールにも定められていない状況で特定のアクションの実行指示が入力された場合に、実行指示の対象となるアクションを示すアクション情報を生成するアクション情報生成部と、
    前記状況情報生成部により生成された状況情報と前記アクション情報生成部により生成されたアクション情報とに基づき、新たなアクションルールを生成するアクションルール評価部とを有し、
    前記アクションルール格納部は、
    前記アクションルール評価部により生成された新たなアクションルールを格納し、
    前記情報処理装置は、更に、
    いずれかのアクションルールの状況条件に合致する状況の場合に、当該アクションルールに定められたアクションを実行するアクション実行部と、
    前記アクション実行部により実行された実行アクションに対する前記ユーザの応答が、実行アクションを承認する承認応答及び実行アクションを否認する否認応答のいずれであるかを判定する応答判定部とを有し、
    前記アクションルール評価部は、
    前記応答判定部による判定結果に基づき、実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を行い、
    前記応答判定部は、
    前記ユーザから、いずれかのアクションルールに定められているアクションの実行指示が、当該アクションルールの状況条件に合致しない状況時に入力された場合に、当該アクションルールに定められているアクションに対する否認応答がなされたと判定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記状況情報生成部は、
    前記アクション実行部によりアクションが実行された際の状況を示す状況情報を生成し、
    前記アクションルール評価部は、
    前記状況情報生成部により生成された状況情報と前記応答判定部による判定結果とに基づき、実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を行うことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記アクションルール評価部は、
    前記応答判定部によりユーザの応答が承認応答であると判定された実行アクションに対応するアクションルールに対する評価ポイントを上げ、前記応答判定部によりユーザの応答が否認応答であると判定された実行アクションに対応するアクションルールに対する評価ポイントを下げて、アクションルールに対する評価を行うことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記アクションルール評価部は、
    実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を蓄積し、蓄積したアクションルールに対する評価に基づき、新たなアクションルールを生成し、
    前記アクションルール格納部は、
    前記アクションルール評価部により生成された新たなアクションルールを格納することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記アクション実行部は、
    複数のアクションルールの状況条件に合致する状況の場合に、それぞれのアクションルールに対する前記アクションルール評価部の評価結果を用いて、複数のアクションルールの中からいずれかのアクションルールを選択し、選択したアクションルールに定められたアクションを実行することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記アクション実行部は、
    アクションの実行として、所定のデータ処理の実行又はデータ処理の実行候補のユーザへの提示を行い、
    前記応答判定部は、
    前記アクション実行部が実行したデータ処理に対するキャンセル指示がユーザから入力された場合又は前記アクション実行部がユーザへ提示したデータ処理の実行候補に対するデータ処理の実行指示がユーザから入力されなかった場合に、前記アクション実行部による実行アクションに対して否認応答がなされたと判定することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記状況情報生成部は、
    前記応答判定部により否認応答がなされたと判定された際の状況を示す状況情報を生成し、
    前記アクションルール評価部は、
    前記状況情報生成部により生成された状況情報と前記応答判定部による否認応答との判定結果とに基づき、アクションルールに対する評価を行うことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  8. 前記アクションルール格納部は、
    連続値の特性を有する事象に対して連続値を任意長の区間に区分して区間ごとに状況条件を定めるアクションルールを格納しており、
    前記アクションルール評価部は、
    前記アクション実行部によるアクションの実行状況に基づき、アクションルールの状況条件における区間の設定を変更することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記アクションルール評価部は、
    それぞれの実行アクションを実行のあった区間にマッピングするとともに、実行アクションの分布を解析して、アクションルールの状況条件における区間の設定を変更することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. 実行対象の実行対象アクションと実行対象アクションを実行するための状況条件を定めたアクションルールを少なくとも一つ格納する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記情報処理装置のユーザから、いずれのアクションルールにも定められていない状況で特定のアクションの実行指示が入力された場合に、前記情報処理装置が、実行指示が入力された際の状況を示す状況情報を生成する状況情報生成ステップと、
    前記ユーザから、いずれのアクションルールにも定められていない状況で特定のアクションの実行指示が入力された場合に、前記情報処理装置が、実行指示の対象となるアクションを示すアクション情報を生成するアクション情報生成ステップと、
    前記情報処理装置が、前記状況情報生成ステップにより生成された状況情報と前記アクション情報生成ステップにより生成されたアクション情報とに基づき、新たなアクションルールを生成するアクションルール評価ステップと、
    いずれかのアクションルールの状況条件に合致する状況の場合に、前記情報処理装置が、当該アクションルールに定められたアクションを実行するアクション実行ステップと、
    前記情報処理装置が、前記アクション実行ステップにより実行された実行アクションに対する前記ユーザの応答が、実行アクションを承認する承認応答及び実行アクションを否認する否認応答のいずれであるかを判定する応答判定ステップとを有し、
    前記アクションルール評価ステップにおいて、
    前記情報処理装置が、前記応答判定ステップによる判定結果に基づき、実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を行い、
    前記応答判定ステップにおいて、
    前記ユーザから、いずれかのアクションルールに定められているアクションの実行指示が、当該アクションルールの状況条件に合致しない状況時に入力された場合に、前記情報処理装置が、当該アクションルールに定められているアクションに対する否認応答がなされたと判定することを特徴とする情報処理方法。
  11. 実行対象の実行対象アクションと実行対象アクションを実行するための状況条件を定めたアクションルールを少なくとも一つ格納するコンピュータに、
    前記コンピュータのユーザから、いずれのアクションルールにも定められていない状況で特定のアクションの実行指示が入力された場合に、実行指示が入力された際の状況を示す状況情報を生成する状況情報生成処理と、
    前記ユーザから、いずれのアクションルールにも定められていない状況で特定のアクションの実行指示が入力された場合に、実行指示の対象となるアクションを示すアクション情報を生成するアクション情報生成処理と、
    前記状況情報生成処理により生成された状況情報と前記アクション情報生成処理により生成されたアクション情報とに基づき、新たなアクションルールを生成するアクションルール評価処理と、
    いずれかのアクションルールの状況条件に合致する状況の場合に、当該アクションルールに定められたアクションを実行するアクション実行処理と、
    前記アクション実行処理により実行された実行アクションに対する前記ユーザの応答が、実行アクションを承認する承認応答及び実行アクションを否認する否認応答のいずれであるかを判定する応答判定処理とを実行させ、
    前記アクションルール評価処理において、
    前記コンピュータに、前記応答判定処理による判定結果に基づき、実行アクションに対応するアクションルールに対する評価を行わせ、
    前記応答判定処理において、
    前記ユーザから、いずれかのアクションルールに定められているアクションの実行指示が、当該アクションルールの状況条件に合致しない状況時に入力された場合に、前記コンピュータに、当該アクションルールに定められているアクションに対する否認応答がなされたと判定させることを特徴とするプログラム。
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