JP5088796B2 - 固定床反応容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガス温度を露点以下に下げない乾式法により原料ガスから不純物を除去する吸収剤が充填される固定床反応容器に関する。
近年、資源の有効利用や廃棄物の減量化が求められており、バイオマスや廃棄物から製造した原料ガスを発電機器(燃料電池やガスエンジン)の燃料ガスとすることが考えられている。燃料電池やガスエンジン等の発電機器の燃料ガスとしては、不純物が含まれていると性能を発揮することができないので、あらかじめ燃料ガスの不純物を発電機器の許容濃度以下まで低減しておく必要がある。バイオマスや廃棄物から製造した原料ガスには環境に与える不純物が含まれているため、水銀やハロゲン化物等の不純物を除去する必要がある。
水銀を除去する吸収剤としては、例えば、触媒作用あるいは化学反応性を有する成分を担持させ水銀との化学反応により生成した塩を吸着することで水銀を除去する添着活性炭を用いることが知られている。また、銅を主体とした銅系吸収剤を用いる技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。ゴミ焼却設備等の分野では、ハロゲン化物を吸収剤に固定する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
水銀を除去する吸収剤やハロゲン化物を除去する吸収剤は、固定床反応器に充填されて運用されることが考えられる。固定床反応器は、吸収剤を充填した状態でガスを流通させるだけの簡素な構造であるので、反応器として優れた利点を有している。
精製ガスを燃料電池等の燃料に使用する場合、固定床反応器の出口の不純物濃度を数ppm程度にする必要がある。このため、固定床反応器の出口側に常に未使用の吸収剤を残した状態で運用する必要があり、大量の吸収剤を必要とし交換の頻度も高いものとなっている。
固定床反応器は簡素な構造であるが、吸収剤を交換する場合には、容器の蓋を外して使用済みの吸収剤を排出し、新品の吸収剤を投入する作業が必要となり、吸収剤の交換には多くの労力が必要であった。また、ガスの流通経路での吸収剤の積層状態に分布が生じるとガスの流れが乱されるため、充填には均等な積層が求められているのが現状であり、吸収剤の交換には多くの時間が必要であった。
従って、精製ガスを燃料電池等の燃料に使用する場合等、出口側の燃料ガスに含まれる不純物濃度を低くして運用する際には、大量の吸収剤を高い頻度で交換する必要があるため、吸収剤の交換には多くの時間と労力を要することが避けられないのが現状である。
特開2005−161255号公報 特開2002−130628号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、吸収剤を短時間で均等に積層することができると共に使用済みの吸収剤を容易に排出することができる固定床反応容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の固定床反応容器は、原料ガス中の不純物を吸収する吸収剤が充填される固定床反応容器において、ガスの流通だけが許容されると共に水平面に対して前記吸収剤の安息角以上の角度に傾斜した床面を備え、前記床面の傾斜下方に前記吸収剤の排出口を備え、前記排出口の近傍の前記床面に、前記吸収剤を前記排出口に案内する案内部材を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、安息角以上とされた床面の上に吸収剤を充填することにより、吸収剤が滞ることなく排出口側を最下方とした状態で吸収剤が自重により積層される。使用済みの吸収剤を排出する場合には、排出口を開放することで、吸収剤が自重により排出口から排出される。吸収剤の形状、密度、大きさに基づいた安息角に床面の傾斜角度を設定することで、積層方向に分布がない状態で、床面の上に自重により吸収剤が積層されることになる。従って、吸収剤を短時間で均等に積層することができると共に使用済みの吸収剤を容易に排出することができる。
そして、案内部材を設けたことにより、排出口近傍の容器壁面と床面との関係に拘わらず吸収剤の自重による積層を損なわずに吸収剤を排出口に案内することができる。
本願発明で安息角以上とは、安息角と同等か、あるいは僅かに大きな角度を意味するものである。更に大きな角度を適用することも可能であるが、吸収剤の充填効率との関係により充填効率が低下するような大きな角度は好ましくない。
そして、請求項2に係る本発明の固定床反応容器は、請求項1に記載の固定床反応容器において、前記床面に対して所定の間隔をあけて前記床面と平行な面を有する上面を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、吸収剤が自重により床面に積層される過程で、上面により積層方向の分布が規制され、吸収剤を短時間で確実に均等に積層することができる。
また、請求項3に係る本発明の固定床反応容器は、請求項1もしくは請求項2に記載の固定床反応容器において、前記床面は、容器の中心部位を頂点とする山形面とされていることを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、容器の中心を挟んで逆向きに傾斜した層で吸収剤が積層され、ガスの偏流方向を二分して偏流を抑制することができる。
また、請求項4に係る本発明の固定床反応容器は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の固定床反応容器において、前記床面を鉛直方向に複数対備えたことを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、複数の床面に対して任意の吸収剤を充填することができ、一つの容器で異種の不純物や化学形態の異なる不純物等を除去することができる。
また、請求項5に係る本発明の固定床反応容器は、請求項4に記載の固定床反応容器において、前記原料ガスは下側の床面に充填された前記吸収剤を上流側として流通し、上側の床面に対応する前記排出口から排出される前記吸収剤を前記下側の床面に充填させる通路部材を備えたことを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、通路部材により上流側の吸収剤を下流側の床面に充填することができ、未使用の吸収剤を上流側の吸収剤として使用することができ、吸収剤を有効に利用して全ての吸収剤の使用割合を高めた運用ができる。
また、請求項6に係る本発明の固定床反応容器は、請求項5に記載の固定床反応容器において、前記下側の床面に充填された前記吸収剤を流通した前記原料ガスの不純物の状況を検出する検出手段を備え、前記検出手段の結果により前記通路部材における前記吸収剤の流通を制御することを特徴とする。
請求項6に係る本発明では、検出手段により、上流側の吸収剤を通過した原料ガスの不純物を検出することで、下側の床面に充填された吸収剤の使用状況に基づいて交換時期を的確に把握することができる。検出手段としては、ガス分析手段を用いることができる。
また、請求項7に係る本発明の固定床反応容器は、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の固定床反応容器において、前記床面の上に充填される吸収剤は、水銀との化学反応により生成した塩を吸着することで水銀を吸収する添着活性炭、銅を主体として水銀を吸収する銅系吸収剤、ハロゲン化物を吸収するハロゲン化物吸収剤、硫黄化合物を吸収する脱硫剤のいずれかであることを特徴とする。
請求項7に係る本発明では、水銀除去の反応容器、ハロゲン除去の反応容器、硫黄化合物除去の反応容器として適用することができる。
また、請求項8に係る本発明の固定床反応容器は、請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の固定床反応容器において、原料ガスは、化石燃料、バイオマス、廃棄物をガス化した原料ガスであり、不純物が吸収されて燃料ガスが精製され、精製された燃料ガスは高温型燃料電池の燃料ガスとして用いられることを特徴とする。
請求項8に係る本発明では、化石燃料、バイオマス、廃棄物をガス化した原料ガスを高温型燃料電池の燃料ガスに精製する精製設備の固定床反応容器として適用することができる。
本発明の固定床反応容器は、吸収剤を短時間で均等に積層することができると共に使用済みの吸収剤を容易に排出することができる固定床反応容器となる。
本発明の固定床反応容器は、バイオマス、廃棄物からなる固形燃料をガス化して得られた原料ガス、即ち、不純物として多種の不純物が入っている原料ガスを精製して燃料電池やガスエンジンの燃料ガスとするガス精製設備の固定床反応容器に適用され、水銀との化学反応により生成した塩を吸着することで水銀を吸収する添着活性炭や、銅を主体として水銀を吸収する銅系吸収剤、ハロゲン化物を吸収するハロゲン化物吸収剤、硫黄化合物を吸収する脱硫剤が充填されるものである。そして、固定床反応容器の出口側では、水銀を5μg/mN以下の低濃度に除去すると共に、塩化水素、フッ化水素等のハロゲン化物を1ppm以下の低濃度に除去し、更に、硫黄化合物を1ppm以下の低濃度に除去して不特定の不純物が高い清浄度で除去された燃料ガスを精製し、例えば、溶融炭酸塩型燃料電池、ガスエンジン、ガスタービン等の燃料ガスとして用いるものである。
図1には本発明の第1実施形態例に係る固定床反応容器を適用した乾式ガス精製システムの概略系統、図2には本発明の第1実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成、図3には図2中の要部概念、図4には本発明の第2実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成、図5には図4中の要部概念、図6には本発明の第3実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成、図7には本発明の第4実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成、図8には本発明の第5実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成を示してある。
図1〜図3に基づいて乾式ガス精製システムの全体及び第1実施形態例に係る固定床反応容器を説明する。
最初に図1によって、本発明の第1実施形態例に係る固定床反応容器を適用した乾式ガス精製システムの概略系統を説明する。
図1に示すように、バイオマスガス化炉1で得られた原料ガスは、まず、バグフィルター2に送られる。バグフィルター2の上流にはハロゲン化物除去剤の供給装置を備えており、ハロゲン化物除去剤をバグフィルター2にあらかじめ吹き付けておく(プレコート)か、あるいは原料ガスに吹き込んで原料ガスと共にバグフィルター2に搬送される。
こうすることで、原料ガス中のハロゲン化物の一部はハロゲン化物除去剤に吸収されて固定化されるので、バグフィルター2で、ダスト等の固体状不純物が濾過されて除去される際に同時にハロゲン化物の一部も除去される。
バグフィルター2を通過した原料ガスは重金属類除去装置3に送られ、重金属類除去装置3では金属水銀蒸気(Hg)をはじめ、活性炭等により塩基性ガス(アンモニア)、重金属類(砒素、セレン等)、有機塩素化合物(ダイオキシン)が吸着除去される(運転温度120℃〜160℃)。
重金属類除去装置3で重金属類が除去された原料ガスは熱交換器8で昇温された後、ハロゲン化物除去装置4に送られ、そこで原料ガスに残存している塩化水素やフッ化水素等のハロゲン化物が1ppm以下の低濃度に除去される(運転温度250℃〜450℃)。
ハロゲン化物が1ppm以下の低濃度に除去された原料ガスは脱硫装置5に送られ、硫黄化合物が吸収されて除去される(運転温度250℃〜450℃)。硫黄化合物が脱硫除去された原料ガスは燃料ガスとして発電装置6(例えば、溶融炭酸塩型燃料電池、ガスエンジン、ガスタービン等)に送られる。
以上の乾式ガス精製システムの概略系統の機能を要約して説明する。
図に示した乾式ガス精製システムでは、バグフィルター2によりダスト等の固体状不純物が濾過されて除去される。金属水銀蒸気(Hg)をはじめ重金属類、有機塩素化合物が重金属類除去装置3で除去されて水銀が5μg/mN以下の低濃度に除去される。そして、ハロゲン化物除去装置4のハロゲン化物除去剤に塩化水素やフッ化水素等のハロゲン化物が吸収されてハロゲン化物が1ppm以下の低濃度に除去される。また、硫黄化合物が脱硫装置5の脱硫剤に吸収されて硫黄化合物が1ppm以下の低濃度に除去される。これにより、バイオマスをガス化した原料ガス、即ち、不純物として多種の不純物が入っている原料ガスを発電装置6の燃料ガスとして精製することができる。
上述した乾式ガス精製システムの重金属類除去装置3、ハロゲン化物除去装置4及び脱硫装置5に本発明の固定床反応容器が用いられている。即ち、重金属類除去装置3の固定床反応容器11には、例えば、銅を主体として水銀を吸収する銅系吸収剤15がペレット状にされて充填されている。重金属類除去装置3の固定床反応容器11には、例えば、触媒作用あるいは化学反応性を有する成分を担持させ水銀との化学反応により生成した塩を吸着することで水銀を除去する添着活性炭が充填されてもよい。
また、ハロゲン化物除去装置4の固定床反応容器12には、例えば、アルミン酸ナトリウムを含有したハロゲン化物吸収剤16がペレット状にされて充填されている。また、脱硫装置5の固定床反応容器13には、例えば、酸化亜鉛脱硫剤の脱硫剤17が充填されている。
図2、図3に基づいて固定床反応容器11、12、13の構成を説明する。固定床反応容器11、12、13の構成は基本的に同一であるので、代表して固定床反応容器13について説明する。固定床反応容器11の場合、充填される剤は銅系吸収剤15(もしくは添着活性炭)とされ、固定床反応容器12の場合、充填される剤はハロゲン化物吸収剤16となる。
図2、図3に示すように、固定床反応容器13の上部には原料ガスの導入口13aが設けられ、下部には脱硫剤17を通過したガスが排出されるガス排出口13bが設けられている。固定床反応容器13の筒部には水平面に対して脱硫剤17の安息角以上の角度(安息角と同等か、あるいは僅かに大きな角度)に傾斜した床面21が備えられている。安息角は、例えば、ペレット状の脱硫剤17を上方から静かに落下させて生ずる円錐状堆積層が水平面との間につくる傾斜角であり、脱硫剤17の形状、密度、大きさに基づいて決定される。
また、床面21に対して所定の間隔をあけて床面21と平行な面を有する上面22が備えられ、床面21と上面22の間に脱硫剤17が充填されるようになっている。床面21と上面22は原料ガスの流通だけが許容される形状となっている(例えば、網状の板)。固定床反応容器13の筒部の上方の上面22の下側には脱硫剤17の供給口23が設けられ、固定床反応容器13の筒部の下方の床面21の上側(床面21の傾斜下方)には脱硫剤17の排出口24が設けられている。
図3に示すように、排出口24の近傍における床面21には、脱硫剤17を排出口24に案内する案内部材25が備えられている。固定床反応容器13は筒状とされ、床面21が傾斜して備えられているので、排出口24の近傍における床面21と筒部の内壁との間は脱硫剤17が滞りやすくなっている。案内部材25を備えたことにより、排出口24の近傍の固定床反応容器13の内壁面と床面21との関係に拘わらず脱硫剤17の自重による積層を損なわずに脱硫剤17を排出口24に案内することができる。
上述した固定床反応容器13に脱硫剤17を充填する場合、排出口24を閉じた状態で供給口23から脱硫剤17を床面21の上に落下させる。床面21は脱硫剤17の安息角以上の角度に傾斜して配されているので、脱硫剤17が滞ることなく排出口24を最下方とした状態で脱硫剤17が自重により積層される。そして、床面21に対して所定の間隔をあけて床面21と平行な面を有する上面22が備えられているので、脱硫剤17が自重により床面21に積層される過程で、上面22により積層方向の分布が規制される。
また、使用済みの脱硫剤17を排出する場合には、排出口24を開放することで脱硫剤17が自重により排出口24から排出される。排出口24の近傍の脱硫剤17は案内部材25に案内されて排出口24に導かれ、傾斜した床面21が筒状の容器内に備えられていても、筒部の内壁との間に脱硫剤17が滞る部位がなくなり、使用済みの脱硫剤17を確実に排出することができる。
このため、脱硫剤17の充填時には、供給口23から脱硫剤17を床面21の上に落下させることで、積層方向に分布がない状態で、床面21の上に自重により脱硫剤17を積層することができる。また、使用済みの脱硫剤17の排出時には、排出口24を開放することで、脱硫剤17が自重により排出口24から排出される。排出口24の近傍の脱硫剤17は案内部材25に案内されて排出口24に導かれ、脱硫剤17が滞ることなく排出口24から排出される。
従って、脱硫剤17を固定床反応容器13に短時間で均等に積層することができると共に、使用済みの脱硫剤17を容易にしかも確実に排出することができる。
上述した実施形態例では、固定床反応容器13に傾斜した床面21及び上面22を設けて脱硫剤17を自重により供給・排出するようにしたが、固定床反応容器13に床面及び上面を水平状態に設け、容器の筒部の上側に供給口を設けると共に容器の筒部の下側に排出口を設け、排出口が下方になる状態に固定床反応容器13を傾けて設置することも可能である。
図4、図5に基づいて本発明の第2実施形態例に係る固定床反応容器を説明する。図4には本発明の第2実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成、図5には図4中の要部概念を示してある。
図に示すように、固定床反応容器27の上部には原料ガスの導入口27aが設けられ、下部には脱硫剤17を通過したガスが排出されるガス排出口27bが設けられている。固定床反応容器27の筒部には、容器の中心部位を頂点とする山形面で形成された床面28が備えられている。床面28の山形面のそれぞれの傾斜角は水平面に対して脱硫剤17の安息角以上の角度に傾斜した角度とされている。床面28は原料ガスの流通だけが許容される形状となっている(例えば、網状の板)。
尚、床面の形状としては、容器の中心部位を頂点とする円錐状の面にすることも可能である。この場合、円錐面が脱硫剤17の安息角以上の角度に傾斜した角度とされる。また、床面28と平行な形状の上面を備えることも可能である。
固定床反応容器27の容器の中心部位の上部には床面28の頂点の中心に向けて開口する供給口としての供給通路29が備えられている。固定床反応容器13の筒部の床面28のそれぞれの傾斜下方の上側には、脱硫剤17の排出口30が設けられている。
上述した固定床反応容器27に脱硫剤17を充填する場合、排出口30を閉じた状態で供給通路29から脱硫剤17を床面28の山形面の頂部に落下させる。床面28の山形面は脱硫剤17の安息角以上の角度に傾斜した角度になっているので、脱硫剤17は自重により積層方向の分布が均一にされた円錐状態に積層される。また、使用済みの脱硫剤17を排出する場合には、排出口30を開放することで脱硫剤17が自重により排出口30から排出される。床面28の山形面の両側にそれぞれ備えられた排出口30を固定床反応容器27の内壁の周方向に複数設けることで、脱硫剤17の自重による排出が促進される。
このため、脱硫剤17の充填時には、供給通路29から脱硫剤17を床面28の山形面の頂部に落下させることで、床面28の上に自重により脱硫剤17を円錐状に積層することができる。また、使用済みの脱硫剤17の排出時には、排出口30を開放することで、脱硫剤17が自重により排出口30から排出される。
脱硫剤17が床面28の上に円錐状に積層されることにより、図4に点線矢印で示したように、導入口27aから導入された原料ガスは、固定床反応容器27の中心を挟んで互いに逆向きに内側に向かって偏流する。即ち、原料ガスは脱硫剤17の厚さ方向に直角に流れるため、固定床反応容器27の中心を挟んで二分された状態で偏流する。内側に偏流した原料ガスは互いに干渉しないように排出口30の方向に向かうので、床面28が傾斜していても固定床反応容器27の中心を挟んで偏流が逆向きになり、原料ガスの偏流を最小限に抑制することができる。
従って、脱硫剤17を固定床反応容器27に短時間で均等に積層することができると共に、使用済みの脱硫剤17を容易に排出することができる。そして、固定床反応容器27の中心を挟んで逆向きに傾斜した層で脱硫剤17が積層され、原料ガスの偏流方向を二分して偏流を抑制することができる。
図6に基づいて本発明の第3実施形態例に係る固定床反応容器を説明する。図6には本発明の第3実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成を示してある。
図に示すように、固定床反応容器31の上部には原料ガスの導入口31aが設けられ、下部には吸収剤を通過したガスが排出されるガス排出口31bが設けられている。
固定床反応容器31の筒部の上方には、水平面に対して吸収剤の安息角以上の角度に傾斜した上部床面32が備えられている。上部床面32に対して所定の間隔をあけて上部床面32と平行な面を有する上部上面33が備えられ、上部床面32と上部上面33の間に上部充填層34が形成されている。上部床面32と上部上面33は原料ガスの流通だけが許容される形状となっている(例えば、網状の板)。固定床反応容器31の筒部の上部上面33の下側には吸収剤の上部供給口35が設けられ、固定床反応容器13の筒部の上部床面32の上側(上部床面32の傾斜下方)には吸収剤の上部排出口36が設けられている。
また、固定床反応容器31の上部充填層34の下側の筒部には水平面に対して吸収剤の安息角以上の角度に傾斜した下部床面37が備えられている。下部床面37に対して所定の間隔をあけて下部床面37と平行な面を有する下部上面38が備えられ、下部床面37と下部上面38の間に下部充填層39が形成されている。下部床面37と下部上面38は原料ガスの流通だけが許容される形状となっている(例えば、網状の板)。固定床反応容器31の筒部の下部上面38の下側には吸収剤の下部供給口41が設けられ、固定床反応容器13の筒部の下部床面37の上側(下部床面37の傾斜下方)には吸収剤の下部排出口42が設けられている。
上述した固定床反応容器31は、鉛直方向に2つの床面(上部床面32、下部床面37)を備えた構成となっている。そして、上部供給口35、上部排出口36及び下部供給口41、下部排出口42を個別に開閉することにより、上部充填層34及び下部充填層39にそれぞれ個別に吸収剤を充填・排出することができる。このため、上部充填層34及び下部充填層39には任意の吸収剤を個別に充填することができる。ただし、充填される吸収剤は同一の運転温度のものが好ましい。例えば、吸収剤としてハロゲン化物吸収剤と脱硫剤の組み合わせ、添着活性炭と水銀吸収剤の組み合わせ等を適用することができる。
また、運転温度が同一であるが交換時期の異なる吸収剤を充填して運用することも可能である。例えば、水素化分解触媒や水蒸気改質触媒に代表されるCOS変換触媒と、酸化亜鉛脱硫剤とを組み合わせて使用する場合に本発明の第3実施形態例に係る固定床反応容器が利用できる。
図7に基づいて本発明の第4実施形態例に係る固定床反応容器を説明する。図7には本発明の第4実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成を示してある。
図に示すように、固定床反応容器51の下部には原料ガスの導入口51aが設けられ、上部には吸収剤を通過したガスが排出されるガス排出口51bが設けられている。
固定床反応容器51の筒部の下方には、水平面に対して吸収剤の安息角以上の角度に傾斜した第1層52、第2層53が3つの仕切面(床面、上面)54で仕切られて形成されている。固定床反応容器51の筒部の上方には、第1層52、第2層53とは逆に傾斜した第3層55が一対の仕切面(床面、上面)56により形成され、第3層55の下側は第2層53に連通している(通路部材)。第3層55と第2層53は第1層52よりも層厚が薄く、第3層55と第2層53は層厚が同一厚さとされ、連通部には開閉板57が設けられている。仕切面54、56は原料ガスの流通だけが許容される形状となっている(例えば、網状の板)。
第1層52の上側及び第3層55の上側には吸収剤の供給口58がそれぞれ設けられ、第1層52の下側及び第2層53の下側には吸収剤の排出口59がそれぞれ設けられている。そして、第3層55と第2層53の間には、ガスを抽出するガス抽出手段61が設けられ、ガス抽出手段61で抽出したガスの状況を分析するガス分析手段62が設けられている。
吸収剤を交換する場合、第1層52の排出口59から自重により使用済みの吸収剤を排出し、排出口59を閉じた後に供給口58から新品の吸収剤を落下させる。また、第2層53の排出口59から自重により使用済みの吸収剤を排出し、排出口59を閉じた後に開閉板57を開いて連通部から第3層55の吸収剤を第2層53に落下させる。更に、開閉板57を閉じて第3層55の供給口58から新品の吸収剤を落下させる。吸収剤の交換の時期は、第2層53の下流側でガス抽出手段61により抽出されたガスの状況をガス分析手段62で分析し、ガス分析手段62で所定の不純物が検出されて第2層53の吸収剤が破過した時期とされる。
これにより、上流側の第1層52、第2層53で完全に使用済みとされた吸収剤を排出し、下流側の第3層55の未使用分を含む吸収剤を第2層53に充填して使用することができる。このため、吸収剤の使用状況に基づいて交換時期を的確に把握して全体の吸収剤の使用割合を高めた運用が可能になり、無駄を抑制して吸収剤を交換することができる固定床反応容器51とすることができる。
図8に基づいて本発明の第5実施形態例に係る固定床反応容器を説明する。図8には本発明の第5実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成を示してある。図8に示した第5実施形態例は、図7に示した第4実施形態例に対し第1層52と第2層53の位置を逆にしたものである。このため、図7に示した部材と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略してある。
図に示すように、固定床反応容器71の下部には原料ガスの導入口71aが設けれ、上部には吸収剤を通過したガスが排出されるガス排出口71bが設けられている。
固定床反応容器71の筒部には、上流側(下側)から第2層53、第1層52が備えられ、下流側(上側)に第3層55が備えられている。最下流側の第3層55の出口部と最上流側の第2層53の入口部は通路部材としての連通路72により接続されている。吸収剤を交換する場合、下流側の第3層55の未使用分を含む吸収剤が連通路72により最上流側の第2層53に送られて充填される。第2層53の下流の第1層52及び最下流側の第3層55には新品の吸収剤が充填される。
これにより、下流側の第3層55の未使用分を含む吸収剤を最上流側の第2層53に充填して使用することができる。このため、未使用分を含む吸収剤が最上流部に配されることになり、未使用の吸収剤をなくすことが可能になる。
上述した実施形態例の固定床反応容器が適用されるガス精製設備の機器の状況等は図1に示したシステムには限定されない。つまり、例えば、バイオマスや廃棄物から製造した原料ガス、あるいは、化石燃料から得られた原料ガス、即ち、多成分の不純物を有する原料ガスから的確に不純物を高い清浄度で運用を行なう設備であれば、ガス精製設備の態様は種々の設備に適用可能である。
本発明は、ガス温度を露点以下に下げない乾式法により原料ガスから不純物を除去する吸収剤が充填される固定床反応容器の産業分野で利用することができる。
本発明の第1実施形態例に係る固定床反応容器を適用した乾式ガス精製システムの概略系統図である。 本発明の第1実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成図である。 図2中の要部概念図である。 本発明の第2実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成図である。 図4中の要部概念図である。 本発明の第3実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成図である。 本発明の第4実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成図である。 本発明の第5実施形態例に係る固定床反応容器の概略構成図である。
符号の説明
1 バイオマスガス化炉
2 バグフィルター
3 重金属類除去装置
4 ハロゲン化物除去装置
5 脱硫装置
6 発電装置
8 熱交換器
11、12、13、31、27、51、71 固定床反応容器
15 銅系吸収剤
16 ハロゲン化物吸収剤
17 脱硫剤
21、28 床面
22 上面
23、58 供給口
24、30、59 排出口
25 案内部材
29 供給通路
32 上部床面
33 上部上面
34 上部充填層
35 上部供給口
36 上部排出口
37 下部床面
38 下部上面
39 下部充填層
41 下部供給口
42 下部排出口
52 第1層
53 第2層
54、56 仕切面
55 第3層
57 開閉板
61 ガス抽出手段
62 ガス分析手段
72 連通路

Claims (8)

  1. 原料ガス中の不純物を吸収する吸収剤が充填される固定床反応容器において、
    ガスの流通だけが許容されると共に水平面に対して前記吸収剤の安息角以上の角度に傾斜した床面を備え、
    前記床面の傾斜下方に前記吸収剤の排出口を備え
    前記排出口の近傍の前記床面に、前記吸収剤を前記排出口に案内する案内部材を備えた
    ことを特徴とする固定床反応容器。
  2. 請求項1に記載の固定床反応容器において、
    前記床面に対して所定の間隔をあけて前記床面と平行な面を有する上面を備えた
    ことを特徴とする固定床反応容器。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載の固定床反応容器において、
    前記床面は、容器の中心部位を頂点とする山形面とされている
    ことを特徴とする固定床反応容器。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の固定床反応容器において、
    前記床面を鉛直方向に複数対備えた
    ことを特徴とする固定床反応容器。
  5. 請求項4に記載の固定床反応容器において、
    前記原料ガスは下側の床面に充填された前記吸収剤を上流側として流通し、
    上側の床面に対応する前記排出口から排出される前記吸収剤を前記下側の床面に充填させる通路部材を備えた
    ことを特徴とする固定床反応容器。
  6. 請求項5に記載の固定床反応容器において、
    前記下側の床面に充填された前記吸収剤を流通した前記原料ガスの不純物の状況を検出する検出手段を備え、前記検出手段の結果により前記通路部材における前記吸収剤の流通を制御する
    ことを特徴とする固定床反応容器。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の固定床反応容器において、
    前記床面の上に充填される吸収剤は、水銀との化学反応により生成した塩を吸着することで水銀を吸収する添着活性炭、銅を主体として水銀を吸収する銅系吸収剤、ハロゲン化物を吸収するハロゲン化物吸収剤、硫黄化合物を吸収する脱硫剤のいずれかである
    ことを特徴とする固定床反応容器。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の固定床反応容器において、
    原料ガスは、化石燃料、バイオマス、廃棄物をガス化した原料ガスであり、不純物が吸収されて燃料ガスが精製され、精製された燃料ガスは高温型燃料電池の燃料ガスとして用いられる
    ことを特徴とする固定床反応容器。
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