JP5088398B2 - 演奏装置および電子楽器 - Google Patents

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本発明は、演奏者が手で保持して、振ることにより楽音を発生させる演奏装置および電子楽器に関する。
従来、スティック状の部材にセンサを設け、演奏者が部材を手で保持して振ることで、センサが、当該部材の動きを検出し、楽音を発音するように構成された電子楽器が提案されている。特に、この電子楽器では、スティック状の部材は、ドラムのスティックや太鼓の撥のような形状を備え、演奏者があたかもドラムや太鼓をたたくような動作に応じて、打楽器音が発声されるようになっている。
たとえば、特許文献1には、スティック状の部材に加速度センサを設け、加速度センサからの出力(加速度センサ値)が、所定の閾値に達した後、所定時間が経過すると、楽音を発音するように構成された演奏装置が提案されている。
特許第2663503号
演奏者は、スティック状の演奏装置の一端を手で握り、たとえば、上から下に向けて振り下ろす。実際のドラムの演奏では、演奏者がスティックを振り下ろす際に、その速度を高めて最高速度のときにドラムの打撃面にスティックを当てる場合も有るが、実際には、次の動作(次の打撃)に移行するために、スティックを振り下ろした後に再度振り上げる動作を伴わせ、その振り下ろした最低位置が打撃面となるように動作させる場合が多い。したがって、電子楽器でも、演奏者は、スティック状の演奏装置を振り下ろし、その最低位置において楽音が発生されるのが望ましい。
しかしながら、特許文献1に開示された演奏装置では、上述したような、演奏者がスティックを振り下ろした最低位置で発音させることは難しいという問題点があった。
本発明は、演奏者が意図したタイミングで確実に楽音を発音させることが可能な演奏装置および電子楽器を提供することを目的とする。
本発明の目的は、演奏者が手で保持するための長手方向に延びる保持部材と、
前記保持部材内に配置され、当該保持部材の長手方向の加速度センサ値を取得する加速度センサと、
所定の楽音を発音する楽音発生手段に対して発音の指示を与える制御手段と、を備え、
前記制御手段が、前記加速度センサ値が、所定の第1の閾値を超えて、その後、前記第1の閾値より小さい第2の閾値より小さくなったタイミングを発音タイミングとして、前記楽音発生手段に対して発音の指示を与える発音タイミング検出手段を有することを特徴とする演奏装置により達成される。
好ましい実施態様においては、前記保持部材内に配置された磁気センサと、
前記磁気センサのセンサ値に基づいて、予め設定された基準方位と、前記保持部材の軸方向の方位とのなす角度を示す差分値を取得する差分値算出手段と、を備え、
前記制御手段が、前記差分値算出手段により得られた差分値に基づいて、前記発音すべき楽音の音高を決定する音高決定手段を有する。
より好ましい実施態様においては、前記音高決定手段が、前記差分値が増大するのにしたがって、音高が一様に増大或いは減少するように、前記楽音の音高を決定する。
別の好ましい実施態様においては、前記保持部材内に配置された磁気センサと、
前記磁気センサのセンサ値に基づいて、予め設定された基準方位と、前記保持部材の軸方向の方位とのなす角度を示す差分値を取得する差分値算出手段と、を備え、
前記制御手段が、前記差分値算出手段により得られた差分値に基づいて、前記発音すべき楽音の音色を決定する音色決定手段を有する。
また、好ましい実施態様においては、前記差分値算出手段が、磁気センサのセンサ値に基づいて、磁北の方向と前記保持部材の軸方向とのなす角であるオフセット値θを取得するように構成され、前記基準方位を示す値として、前記磁北の方向と設定の際の前記保持部材の軸方向とのなす角である基準オフセット値θpを求め、前記差分値として、オフセット値θと基準オフセット値θpとの差を算出する。
さらに別の好ましい実施態様においては、前記制御手段が、前記加速度センサ値の最大値を検出し、当該最大値にしたがった音量レベルを算出する音量レベル算出手段を有し、
前記発音タイミング検出手段が、前記音量レベル算出手段により算出された音量レベルで、前記発音タイミングにおいて、前記楽音発生手段に対して発音の指示を与える。
好ましい実施態様においては、前記音量レベル算出手段が、前記最大値Amaxに基づいて、音量レベルVelを、
Vel=a・Amax(ただし、 a・Amax≧音量レベル最大値Vmaxのときには、Vel=Vmax、aは正の定数)に基づいて算出する。
また、別の好ましい実施態様においては、前記加速度センサ値の範囲と、音量レベルとを対応付けたテーブルを備え、
前記音量レベル算出手段が、前記最大値Amaxが、前記テーブルの何れの範囲に属するかに基づき、音量レベルを取得する。
また、本発明の目的は、上記演奏装置と、
前記楽音発生手段を備えた楽器部と、を備え、
前記演奏装置と、前記楽器部とが、それぞれ、通信手段を備えたことを特徴とする電子楽器により達成される。
本発明によれば、演奏者が意図したタイミングで確実に楽音を発音させることが可能な演奏装置および電子楽器を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電子楽器の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図2は、本実施の形態にかかる演奏装置本体の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図3は、本実施の形態にかかる演奏装置本体において実行される処理の例を示すフローチャートである。 図4は、本実施の形態にかかる基準設定処理の例を示すフローチャートである。 図5は、本実施の形態にかかる発音タイミング検出処理の例を示すフローチャートである。 図6は、本実施の形態にかかるノートオンイベント生成処理の例を示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態にかかる楽器部において実行される処理の例を示すフローチャートである。 図8は、打楽器本体11の加速度センサ23により検出される加速度センサ値の例を模式的に示したグラフである。 図9(a)、(b)は、それぞれ、差分値θdを説明する図である。 図10(a)は、差分値θdの範囲と打楽器の楽音の音高とを対応付けたテーブルの例を示す図、図10(b)は、演奏装置本体11を振る方向と音高との関係を模式的に示す図である。 図11は、第2の実施の形態にかかるノートオンイベント生成処理の例を示すフローチャートである。 図12(a)は、差分値θdの範囲と打楽器の音色とを対応付けたテーブルの例を示す図、図12(b)は、演奏装置本体11を振る方向と音色との関係を模式的に示す図である。 図13は、加速度センサ値の範囲と音量レベル(ベロシティ)との対応を説明するグラフである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電子楽器の構成を示すブロックダイヤグラムである。図1に示すように、本実施の形態にかかる電子楽器10は、演奏者が手に持って振るための、長手方向に延びるスティック状の演奏装置本体11を有している。また、電子楽器10は、楽音を発生するための楽器部19を備え、楽器部19は、CPU12、インタフェース(I/F)13、ROM14、RAM15、表示部16、入力部17およびサウンドシステム18を有する。演奏装置本体11は、後述するように、演奏者が保持する根元側と反対側である先端側の付近に加速度センサ23と、地磁気センサ22とを有する。
楽器部19のI/F13は、演奏装置本体11からのデータ(たとえばノートオンイベント)を受け入れて、RAM15に格納するとともに、CPU12にデータの受け入れを通知する。本実施の形態においては、たとえば、演奏装置本体11の根元側端部に赤外線通信装置24が設けられ、I/F13にも赤外線通信装置33が設けられている。したがって、楽器部19は、演奏装置本体11の赤外線通信装置24が発した赤外線を、I/F13の赤外線通信装置33が受信することで、演奏装置本体11からのデータを受信することができる。
CPU12は、電子楽器10全体の制御、特に、電子楽器の楽器部19の制御、入力部17を構成するキースイッチ(図示せず)の操作の検出、I/F13を介して受信したノートオンイベントに基づく楽音の発生など、種々の処理を実行する。
ROM14は、電子楽器10全体の制御、特に、電子楽器の楽器部19の制御、入力部17を構成するキースイッチ(図示せず)の操作の検出、I/F13を介して受信したノートオンイベントに基づく楽音の発生など、種々の処理プログラムを格納する。また、ROM14は、種々の音色の波形データ、特に、バスドラム、ハイハット、スネア、シンバルなど打楽器の波形データを格納する波形データエリアを含む。無論、打楽器の波形データに限定されず、ROM22には、フルート、サックス、トランペットなどの管楽器、ピアノなどの鍵盤楽器、ギターなどの弦楽器の音色の波形データが格納されていても良い。
RAM15は、ROM14から読み出されたプログラムや、処理の過程で生じたデータやパラメータを記憶する。処理の過程で生じたデータには、入力部17のスイッチの操作状態、I/F13を介して受信したセンサ値等、楽音の発音状態(発音フラグ)などが含まれる。
表示部16は、たとえば、液晶表示装置(図示せず)を有し、選択された音色や後述する角度の差分値の範囲と楽音の音高とを対応付けたテーブルなどを表示することができる。また、入力部17は、スイッチ(図示せず)を有し、音色の指定などを指示することができる。
サウンドシステム18は、音源部31、オーディオ回路32およびスピーカ35を備える。音源部31は、CPU12からの指示にしたがって、ROM15の波形データエリアから波形データを読み出して、楽音データを生成して出力する。オーディオ回路32は、音源部31から出力された楽音データをアナログ信号に変換し、変換されたアナログ信号を増幅してスピーカ35に出力する。これによりスピーカ35から楽音が出力される。
図2は、本実施の形態にかかる演奏装置本体の構成を示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、演奏装置本体11は、演奏者が保持する根元側と反対側である先端側に、地磁気センサ22および加速度センサ23を有する。地磁気センサ22の位置は、先端側に限定されず、根元側に配置されていても良い。地磁気センサ22は、磁気抵抗効果素子やホール素子を有し、x、y、z方向のそれぞれの磁界の成分を検出することができる。また、加速度センサ23は、たとえば、静電容量型或いはピエゾ抵抗素子型のセンサであり、生じた加速度を示すデータ値を出力することができる。本実施の形態にかかる加速度センサ23は、たとえば、演奏装置本体11の軸方向の加速度センサ値を出力する。
演奏者が実際にドラムを演奏するときには、スティックの一端(根元側)を手に持って、スティックに手首などを中心とした回転運動を生じさせる。したがって、この実施の形態では、回転運動に伴う遠心力を検知すべく、演奏装置本体11の軸方向の加速度センサ値を取得する。無論、加速度センサとして3軸センサを用いても良い。
また、演奏装置本体11は、CPU21、赤外線通信装置24、ROM25、RAM26、インタフェース(I/F)27および入力部28を有する。CPU21は、演奏装置本体11におけるセンサ値の取得、地磁気センサ22の基準値(基準オフセット値の取得)、センサ値等にしたがった楽音の発音タイミングの検出、ノートオンイベントの生成、I/F27および赤外線通信装置24を介したノートオンイベントの送信制御などの処理を実行する。
ROM25には、演奏装置本体11におけるセンサ値の取得、地磁気センサ22の基準値(基準オフセット値の取得)、センサ値等にしたがった楽音の発音タイミングの検出、ノートオンイベントの生成、I/F27および赤外線通信装置24を介したノートオンイベントの送信制御などの処理プログラムが格納される。RAM26には、センサ値等、処理において取得され或いは生成された値が格納される。I/F27は、CPU21からの指示にしたがって赤外線通信装置24にデータを出力する。また、入力部28は、スイッチ(図示せず)を有する。
図3は、本実施の形態にかかる演奏装置本体において実行される処理の例を示すフローチャートである。図3に示すように、演奏装置本体11のCPU21は、RAM26のデータのクリアなどを含むイニシャライズ処理を実行する(ステップ301)。次いで、CPU21は、入力部28のスイッチ操作により基準情報設定の指示があったかを判断する(ステップ302)。ステップ302でYesと判断された場合には、CPU21は、基準設定処理を実行する(ステップ303)。
図4は、本実施の形態にかかる基準設定処理の例を示すフローチャートである。基準設定処理においては、演奏者が、入力部28の設定スイッチ(図示せず)をオンしたときの、演奏装置本体11の方向が基準値(基準オフセット値)として取得される。まず、CPU21は、地磁気センサ22のセンサ値を取得して、取得したセンサ値に基づいて、磁北(地磁気が示す北の方向)と、演奏装置本体11の軸方向とのなす角度(つまり、磁北と演奏装置本体11の軸方向とのずれを示す角度)を算出する(ステップ401)。
CPU21は、入力部28の設定スイッチがオンされたかを判断する(ステップ402)。ステップ402でYesと判断された場合には、CPU21は、ずれを示す角度を、基準オフセット値θpとしてRAM26に格納する(ステップ403)。次いで、CPU21は、入力部28の終了スイッチ(図示せず)がオンされたかを判断する(ステップ404)。ステップ404でNoと判断された場合には、ステップ401に戻る。その一方、ステップ404でYesと判断された場合には基準設定処理を終了する。上述した基準設定処理によりおき順オフセット値θpがRAM26中に格納される。
基準設定処理(ステップ303)が終了すると、CPU21は、地磁気センサ22のセンサ値を取得して、現在の、磁北(地磁気が示す北の方向)と演奏装置本体11の軸方向とのなす角度(つまり、磁北と演奏装置本体11の軸方向とのずれを示す角度)を算出する(ステップ304)。CPU21は、ステップ304で得られたずれを示す角度を、オフセット値θとしてRAM26に格納する(ステップ305)。また、CPU21は、加速度センサ23のセンサ値(加速度センサ値)を取得して、RAM26に格納する(ステップ306)。上述したように、本実施の形態においては、加速度センサ値として、演奏装置本体11の軸方向のセンサ値が採用される。
次いで、CPU21は、発音タイミング検出処理を実行する(ステップ307)。図5は、本実施の形態にかかる発音タイミング検出処理の例を示すフローチャートである。図5に示すように、CPU21は、RAM26に格納された加速度センサ値およびオフセット値θを読み出す(ステップ501)。次いで、CPU21は、加速度センサ値が、所定の第1の閾値αより大きいかを判断する(ステップ502)。ステップ502でYesと判断された場合には、CPU21は、RAM26中の加速度フラグに「1」をセットする(ステップ503)。CPU21は、ステップ501で読み出された加速度センサ値が、RAM26に格納されている加速度センサ値の最大値より大きいかを判断する(ステップ504)。ステップ504でYesと判断された場合には、RAM26から読み出された加速度センサ値を、新たな最大値として、RAM26に格納する(ステップ505)。
ステップ502でNoと判断された場合には、CPU21は、RAM26中の加速度フラグが「1」であるかを判断する(ステップ506)。ステップ506でNoと判断された場合には、発音タイミング検出処理は終了する。ステップ506でYesと判断された場合には、CPU21は、加速度センサ値が、所定の第2の閾値βより小さいかを判断する(ステップ507)。ステップ507でYesと判断された場合には、CPU21は、ノートオンイベント生成処理を実行する(ステップ508)。
図6は、本実施の形態にかかるノートオンイベント生成処理の例を示すフローチャートである。図6に示すノートオンイベント生成処理により、ノートオンイベントが楽器部19に送信され、その後、楽器部19において発音処理(図7参照)が実行されることにより、楽音データが生成され、スピーカ35から楽音が発音される。
なお、ノートオンイベント生成処理の説明に先立ち、本実施の形態にかかる電子楽器10における発音タイミングについて説明する。図8は、演奏装置本体11の加速度センサ23により検出される加速度センサ値の例を模式的に示したグラフである。演奏者が、演奏装置本体11の一端(根元側)を持って振ることは、手首、ひじ、肩などを支点とした回転運動を演奏装置本体11に生じさせる。この回転運動に伴って、特に、遠心力により、演奏装置本体11の軸方向に加速度が生じる。
演奏者が、演奏装置本体11を振ると、加速度センサ値は、次第に大きくなる(図8の曲線800における符号801参照)。演奏者がスティック状の演奏装置本体11を振るときに、一般には、ドラムを打つ動作と同様に動作する。したがって、演奏者は、仮想的に設定されたドラムの面にスティックを打ちつける寸前に、スティック(つまりスティック状の演奏装置本体11)の動作をとめていく。したがって、ある時刻から加速度センサ値は徐々に減少する(符号802参照)。演奏者は、仮想的なドラムの面にスティックを打ちつけた瞬間に楽音が発生することを想定している。したがって、演奏者が想定するタイミングで楽音を発生できるのが望ましい。
本発明では、演奏者が仮想的なドラムの面にスティックを打ちつける瞬間或いはそのわずかに前に楽音を発生すべく、以下に述べるようなロジックを採用する。発音タイミングは、加速度センサ値が減少して、「0」よりわずかに大きい第2の閾値βより小さくなったときとする。しかしながら、演奏者が予期していない動作により、加速度センサ値が振動して、上述した第2の閾値β前後に達する可能性もある。したがって、予期しない振動を排除するために、いったん、加速度センサ値が上昇して、所定の第1の閾値α(αはβより十分に大きい)を越えることを条件としている。すなわち、加速度センサ値がいったん第1の閾値αより大きくなり(時刻tα参照)、その後、加速度センサ値が減少して、第2の閾値βより小さくなったとき(時刻tβ参照)、時刻tβを発音タイミングとしている。上述したような発音タイミングが到来したと判断されると、演奏装置本体11においてノートオンイベントが生成され、楽器部10に送信される。また、これに応答して、楽器部19において、発音処理が実行されて、楽音が発生する。
図6に示すように、ノートオンイベント生成処理においては、CPU21は、RAM26に格納された加速度センサ値の最大値を参照して、当該最大値に基づく楽音の音量レベル(ベロシティ)を決定する(ステップ601)。
加速度センサ値の最大値をAmax、音量レベル(ベロシティ)の最大値をVmaxとすると、音量レベルVelは、たとえば、以下のように求めることができる。
Vel=a・Amax
(ただし、a・Amax>Vmaxであれば、Vel=Vmax、また、aは所定の正の係数)
次いで、CPU21は、RAM26に格納されたオフセット値θと基準オフセット値θpとの差分値θd=(θ−θp)を求め、求められた差分値に基づいて、発声すべき楽音の音高を決定する(ステップ602)。図9(a)、(b)は、それぞれ、差分値θdを説明する図である。
図9(a)、(b)に示すように、設定スイッチがオンされたときの演奏装置本体の方向(基準方向:符号P参照)と、演奏装置本体11が振られたときの方向(符号C)との差分値θdは、正となる場合(図9(a))と、負となる場合(図9(b))とがある。演奏者から見て、基準位置より左側で演奏装置本体11を振れば、差分値θdは正となり、右側で演奏装置本体11を振れば、差分値θdは負となる。
ドラムセットのタム(ハイタム、ロータム、フロアタム)では、演奏者から見て、時計回りに、音高が高い順に配置される。たとえば、時計回りに、ハイタム、ロータム、フロアタムの順で配置される。したがって、打楽器の音色の楽音を発音する場合には、演奏装置本体11の音高は、演奏装置本体11が振られたときの演奏装置本体11の軸方向が、演奏者からみて時計回りに変化するのにしたがって、低くなるように設定される。その一方、ピアノ、マリンバ、ビブラフォーンなどの楽器では、楽器の音高は、演奏者からみて右側の鍵になるのにしたがって、高くなる。そこで、鍵盤楽器など通常の楽器の音色の楽音を発音する場合には、演奏装置本体11の音高は、演奏装置本体11が振られたときの方向が、演奏者からみて時計回りに変化するのにしたがって、高くなるように設定される。
図10(a)は、差分値θdの範囲と打楽器の楽音の音高とを対応付けたテーブルの例を示す図、また、図10(b)は、演奏装置本体11を振る方向と音高との関係を模式的に示す図である。図10(a)に示すテーブルは、演奏装置本体11のRAM26に格納される。図10のテーブル1000中に示される音高P1〜P4は、P1<P2<P3<P4という関係を有する。
ステップ602では、CPU21は、RAM26中のテーブル1000を参照して、差分値θdに対応する音高情報を取得すれば良い。その後、CPU21は、音量レベル(ベロシティ)、音高および所定の音色を示す情報を含むノートオンイベントを生成する(ステップ603)。
CPU21は、生成されたノートオンイベントをI/F27に出力する(ステップ604)。I/F27は、赤外線通信装置24にノートオンイベントを赤外線信号として送信させる。赤外線通信装置24からの赤外線信号は楽器部19の赤外線通信装置33に受信される。その後、CPU21は、RAM26中の加速度フラグを「0」にリセットする(ステップ605)。
発音タイミング検出処理(ステップ307)が終了すると、CPU21は、パラメータ通信処理を実行する(ステップ308)。パラメータ通信処理(ステップ308)については、後述する楽器部19におけるパラメータ通信処理(図7のステップ705)とともに説明する。
次に、本実施の形態にかかる楽器部において実行される処理について説明する。
図7は、本実施の形態にかかる楽器部において実行される処理の例を示すフローチャートである。楽器部19のCPU12は、RAM15のデータのクリア、表示部16の画面上の画像のクリア、音源部31のクリアなどを含むイニシャライズ処理を実行する(ステップ701)。次いで、CPU12は、スイッチ処理を実行する(ステップ702)。スイッチ処理においては、たとえば、以下の処理を実行する。
CPU12は、入力部17のスイッチ操作にしたがって、発音すべき楽音の音色の設定などを実行する。CPU12は、指定された音色の情報をRAM15に格納する。また、CPU12は、選択された音色に基づいて、RAM15中の、差分値θdの範囲と音高とを対応付けたテーブルを特定する。本実施の形態においては、発音する楽音の音色に応じて、複数のテーブルが設けられ、選択された音色に基づくテーブルが選択される。
さらに、本実施の形態においては、前記差分値θdの範囲と音高とを対応付けたテーブルを編集できるように構成しても良い。たとえば、CPU12は、テーブルの内容を表示部16の画面上に、テーブルの内容を表示し、演奏者が、スイッチやテンキーを操作して、差分値θdの範囲および音高を変更する。値が変更されたテーブルは、RAM15に格納される。
次いで、CPU12は、I/F13が、ノートオンイベントを新たに受信しているかを判断する(ステップ703)。ステップ703でYesと判断された場合には、CPU12は発音処理を実行する(ステップ704)。発音処理においては、CPU12は、受信したノートオンイベントを音源部31に出力する。音源部31は、ノートオンイベントに示される音色にしたがってROMの波形データを読み出す。波形データ読み出しの際の速度はノートオンイベントに含まれる音高に従う。また、音源部31は、読み出された波形データに、ノートオンイベントに含まれる音量データ(ベロシティ)にしたがった係数を乗算して、所定の音量レベルの楽音データを生成する。生成された楽音データはオーディオ回路32に出力され、最終的に、所定の楽音がスピーカ35から発生される。
発音処理(ステップ704)の後、CPU12は、パラメータ通信処理を実行する(ステップ705)。パラメータ通信処理においては、CPU12の指示によって、たとえば、スイッチ処理(ステップ702)で設定された発音すべき楽音の音色、当該音色に対応した、差分値θdの範囲と音高とを対応付けたテーブルのデータが、I/F13を介して赤外線通信装置33から、演奏装置本体11に送信される。また、演奏装置本体11において、赤外線通信装置24が、データを受信すると、CPU21は、I/F27を介してデータを受け入れ、RAM26に格納する(図3のステップ308)。
パラメータ通信処理(ステップ705)が終了すると、CPU12は、その他の処理、たとえば、表示部16の画面上に表示される画像の更新などを実行する(ステップ706)。
本実施の形態によれば、演奏者が手で保持するための長手方向に延びる演奏装置本体11に、加速度センサ23が配置されている。演奏装置本体11のCPU21は、所定の楽音を発音する音源部31に対して発音の指示(ノートオンイベント)を与える。CPU21は、加速度センサ23の加速度センサ値が、所定の第1の閾値αを超えて、その後、前記第1の閾値より小さい第2の閾値βより小さくなったタイミングを発音タイミングとして、ノートオンイベントを生成し、楽器部19に対して発音の指示を与える。したがって、演奏者が仮想的なドラムの面にスティックを打ちつけた瞬間に楽音が発生させることが可能となる。
また、本実施の形態においては、演奏装置本体11内に、地磁気センサ22が配置されている。CPU21は、地磁気センサ22のセンサ値に基づいて、予め設定された基準方位と、演奏装置本体11の軸方向の方位とのなす角度を示す差分値を取得する。また、CPU21は、得られた差分値に基づいて、発音すべき楽音の音高を決定する。したがって、演奏装置本体11を振る際の軸方向の向きによって、楽音の音高を変化させることが可能となる。
また、本実施の形態においては、CPU21は、差分値が増大するのにしたがって、音高が一様に増大或いは減少するように、楽音の音高を決定する。鍵盤楽器やドラムセットのタムは、ある一定方向に進むのに従って音高が一様に変化するようになっている。したがって、演奏者は、直感的に、所望の音高の楽音を発生させることが可能となる。
また、本実施の形態においては、CPU21は、地磁気センサ22のセンサ値に基づいて、磁北の方向と演奏装置本体11の軸方向とのなす角であるオフセット値θを取得する。また、CPU21は、予め、基準方位を示す値として、磁北の方向と設定の際の演奏装置本体11の軸方向とのなす角である基準オフセット値θpを求める。そして、CPU21は、差分値として、オフセット値θと基準オフセット値θpとの差を算出する。これにより、演奏者は、所望の向きで、かつ、所望の音高の楽音を発生させることが可能となる。
さらに、本実施の形態においては、CPU21は、加速度センサ22のセンサ値の最大値を検出し、最大値にしたがった音量レベルを算出する。そして、CPU21は、算出された音量レベルを示すノートオンイベントを生成する。したがって、演奏者による演奏装置本体11の振りの鋭さにしたがった音量の楽音を発生することが可能となる。
たとえば、本実施の形態においては、CPU21は、最大値Amaxに基づいて、音量レベルVelを、Vel=a・Amax(ただし、 a・Amax≧音量レベル最大値Vmaxのときには、Vel=Vmax、aは正の定数)に基づいて算出する。これにより、振りの鋭さに基づく正確な音量の楽音を発生することが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、基準オフセット値θpと、演奏装置本体11の軸方向とのなす角に相当する差分値(θ−θp)に基づいて、発声すべき楽音の音高が制御された。第2の実施の形態では、上記差分値(θ−θp)に基づいて、発音すべき楽音の音色が制御される。演奏装置本体11において実行される処理は、以下のノートオンイベント生成処理を除き、第1の実施の形態のものと同様である。
図11は、第2の実施の形態にかかるノートオンイベント生成処理の例を示すフローチャートである。図11において、ステップ1101は、図6のステップ601と同様である。ステップ1101の後、CPU21は、RAM26に格納されたオフセット値θと基準オフセット値θpとの差分値θd=(θ−θp)を求め、求められた差分値に基づいて、発声すべき楽音の音色を決定する(ステップ1102)。第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、RAM26は、差分値θdの範囲と音色とを対応付けたテーブルを格納している。図12(a)は、差分値θdの範囲と打楽器の音色とを対応付けたテーブルの例を示す図、また、図12(b)は、演奏装置本体11を振る方向と音色との関係を模式的に示す図である。
図12(a)、(b)に示されるように、演奏者からみて右側から左側に向けて(反時計回りに)、フロアタム、ロータム、ハイタム、シンバルの音色の楽音が生成できるようになっている。これは、実際のドラムセットにおける打楽器の配置にほぼ対応している。
その後、CPU21は、音量レベル(ベロシティ)、所定の音高および音色を示す情報を含むノートオンイベントを生成する(ステップ1103)。ステップ1103において、音高情報は一定値で良い。ステップ1104およびステップ1105は、図6のステップ604および605と、それぞれ同様である。
第2の実施の形態にかかる楽器部19のスイッチ処理(図7のステップ702)では、差分値θdの範囲と音色とを対応付けたテーブルの値の編集が可能である。値が変更されたテーブルは、RAM15に格納され、後の、パラメータ通信処理(図7のステップ705、図3のステップ308)において、楽器部19から演奏装置本体11に送信され、演奏装置本体11のRAM26に格納される。
第2の実施の形態によれば、CPU21は、地磁気センサ22のセンサ値に基づいて、予め設定された基準方位と、演奏装置本体11の軸方向の方位とのなす角度を示す差分値を取得する。また、CPU21は、得られた差分値に基づいて、発音すべき楽音の音色を決定する。したがって、演奏装置本体11を振る際の軸方向の向きによって、楽音の音色を変化させることが可能となる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、加速度センサ値の最大値が、どの範囲に属するかにしたがって、音量レベル(ベロシティ)を決定する。第1の実施の形態では、ステップ601において、たとえば、音量レベルVel=a・Amax(≦Vmax)に基づいて、音量レベル(ベロシティ)が決定されていた。第3の実施の形態では、ステップ601において、以下のように音量レベルが決定される。
RAM26には、加速度センサ値Amaxの最大値の範囲と音量レベル(ベロシティ)とを対応付けたテーブルが格納されている。図13は、最大値の範囲と音量レベル(ベロシティ)との対応を説明するグラフである。本実施の形態においては、少なくとも加速度センサ値がαを越えていないと楽音が発音されない。したがって、図13に示すように、加速度センサ値の閾値α、境界値A1〜A3(α<A1<A2<A3)により画定される範囲について以下のような音量レベルVelが対応付けられる。
α<Amax≦A1:Vel=V1
A1<Amax≦A2:Vel=V2
A2<Amax≦A3:Vel=V3
A3<Amax:Vel=Vmax
(ただし、V1<V2<V3<Vmax)
たとえば、演奏装置本体11を振り、曲線1301に示されるような加速度センサ値が示される場合には、CPU21は、RAM26のテーブルを参照することで、音量レベルV1を取得する。また、曲線1302に示すような加速度センサ値が示される場合には、CPU21は、テーブルを参照して、音量レベルV3を取得する。
第3の実施の形態によれば、CPU21は、最大値Amaxが、前記テーブルの何れの範囲に属するかに基づき、音量レベルを取得する。したがって、乗算を要することなく、適切な音量レベルを得る事が可能となる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
前記実施の形態においては、演奏装置本体11のCPU21は、演奏者が演奏装置本体11を振ることによる加速度センサ値を検出して、加速度センサ値に基づき発音タイミングを検出する。さらに、演奏装置本体11のCPU21は、磁気センサのセンサ値に基づくオフセット値を算出し、オフセット値にしたがって発音すべき楽音の音高(第1の実施の形態)或いは音色(第2の実施の形態)を決定する。その後、演奏装置本体11のCPU21は、上記発音タイミングで、音高および音色を含むノートオンイベントを生成して、I/F27および赤外線通信装置24を介して楽器部19に送信している。その一方、楽器部19においては、ノートオンイベントを受信すると、CPU12が、受信したノートオンイベントを音源部31に出力して楽音を発生させている。上記構成は、楽器部19が、MIDIボードなどが取り付けられたパーソナルコンピュータやゲーム機など、楽音生成の専用機ではないときに好適である。
しかしながら、演奏装置本体11における処理、および、楽器部19における処理の分担は、上記実施の形態のものに限定されない。
たとえば、演奏装置本体11においては、基準オフセット値、オフセット値、加速度センサ値を取得して、楽器部19に送信するように構成しても良い。この場合には、発音タイミング検出処理(図5)やノートオンイベント生成処理(図6)は、楽器部19において実行される。上述した構成は、楽器部19が、楽音生成の専用機である電子楽器について好適である。
また、本実施の形態においては、演奏装置本体11と楽器部19との間は、赤外線通信装置24、33を用いて赤外線信号にてデータが通信されているが、これに限定されるものではない。たとえば、打楽器本体11と楽器部19とは他の無線通信でデータ通信してもよいし、ワイヤケーブルによって有線でデータ通信するように構成しても良い。
10 電子楽器
11 演奏装置本体
12 CPU
13 I/F
14 ROM
15 RAM
16 表示部
17 入力部
18 サウンドシステム
19 楽器部
21 CPU
22 地磁気センサ
23 加速度センサ
24 赤外線通信装置
25 ROM
26 RAM
27 I/F
31 音源部
32 オーディオ回路
33 赤外線通信装置

Claims (9)

  1. 演奏者が手で保持するための長手方向に延びる保持部材と、
    前記保持部材内に配置され、当該保持部材の長手方向の加速度センサ値を取得する加速度センサと、
    所定の楽音を発音する楽音発生手段に対して発音の指示を与える制御手段と、を備え、
    前記制御手段が、前記加速度センサ値が、所定の第1の閾値を超えて、その後、前記第1の閾値より小さい第2の閾値より小さくなったタイミングを発音タイミングとして、前記楽音発生手段に対して発音の指示を与える発音タイミング検出手段を有することを特徴とする演奏装置。
  2. 前記保持部材内に配置された磁気センサと、
    前記磁気センサのセンサ値に基づいて、予め設定された基準方位と、前記保持部材の軸方向の方位とのなす角度を示す差分値を取得する差分値算出手段と、を備え、
    前記制御手段が、前記差分値算出手段により得られた差分値に基づいて、前記発音すべき楽音の音高を決定する音高決定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の演奏装置。
  3. 前記音高決定手段が、前記差分値が増大するのにしたがって、音高が一様に増大或いは減少するように、前記楽音の音高を決定することを特徴とする請求項2に記載の演奏装置。
  4. 前記保持部材内に配置された磁気センサと、
    前記磁気センサのセンサ値に基づいて、予め設定された基準方位と、前記保持部材の軸方向の方位とのなす角度を示す差分値を取得する差分値算出手段と、を備え、
    前記制御手段が、前記差分値算出手段により得られた差分値に基づいて、前記発音すべき楽音の音色を決定する音色決定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の演奏装置。
  5. 前記差分値算出手段が、磁気センサのセンサ値に基づいて、磁北の方向と前記保持部材の軸方向とのなす角であるオフセット値θを取得するように構成され、前記基準方位を示す値として、前記磁北の方向と設定の際の前記保持部材の軸方向とのなす角である基準オフセット値θpを求め、前記差分値として、オフセット値θと基準オフセット値θpとの差を算出することを特徴とする請求項2ないし4の何れか一項に記載の演奏装置。
  6. 前記制御手段が、前記加速度センサ値の最大値を検出し、当該最大値にしたがった音量レベルを算出する音量レベル算出手段を有し、
    前記発音タイミング検出手段が、前記音量レベル算出手段により算出された音量レベルで、前記発音タイミングにおいて、前記楽音発生手段に対して発音の指示を与えることを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載の演奏装置。
  7. 前記音量レベル算出手段が、前記最大値Amaxに基づいて、音量レベルVelを、
    Vel=a・Amax(ただし、 a・Amax≧音量レベル最大値Vmaxのときには、Vel=Vmax、aは正の定数)に基づいて算出することを特徴とする請求項6に記載の演奏装置。
  8. 前記加速度センサ値の範囲と、音量レベルとを対応付けたテーブルを備え、
    前記音量レベル算出手段が、前記最大値Amaxが、前記テーブルの何れの範囲に属するかに基づき、音量レベルを取得することを特徴とする請求項6に記載の演奏装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか一項に記載の演奏装置と、
    前記楽音発生手段を備えた楽器部と、を備え、
    前記演奏装置と、前記楽器部とが、それぞれ、通信手段を備えたことを特徴とする電子楽器。
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