JP5087968B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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本発明は、液体を吐出する液体吐出装置に関する。
液体吐出装置として、例えばインクジェットプリンタに搭載されるインクジェットヘッド等が知られている。インクジェットヘッドは、インクを吐出するノズルに連通する圧力室を有したキャビティユニットと、圧電体から成形されて圧力室を覆うようにしてキャビティユニットに接合されるアクチュエータとを備える。アクチュエータは、積層される複数の圧電シートと、複数の圧電シート間に交互に設けられた共通電極及び個別電極とを備える。共通電極は、圧電シートの平坦面の略全域を覆うようにして設けられると共にグランドに接続される。個別電極は、平面視において圧力室と重なるようにして設けられると共に高電位に接続される。個別電極に電圧が印加されると、アクチュエータが該個別電極と共通電極とで挟まれた領域にて逆圧電効果を発揮して変形し、該個別電極と平面視で重なる圧力室の容積が変動し、該圧力室内のインクに圧力変動が付与される。これにより圧力室内のインクが、ノズルからキャビティユニットの外部へと液滴となって吐出される。この逆圧電効果を発揮する領域は、活性部或いはエネルギー発生部とも称される。
更にインクジェットヘッドは、アクチュエータに対する駆動電力を生成して出力する駆動回路と、駆動回路の出力部から個別電極に駆動電力を供給する供給経路とを備える。駆動回路は、一般にICチップのパッケージに内蔵された電気回路であり、アクチュエータの上端面(即ち、圧力室を覆う面と反対側の面)に固定されたフレキシブル配線基板に実装される。フレキシブル配線基板は、ろう付けや半田付けによりアクチュエータに固定される。供給経路は、フレキシブルな配線基板上に印刷形成された配線と、アクチュエータの上端面に形成され、配線とろう材や半田を介して接続される個別電極用端子と、個別電極用端子の形成位置から圧電シートを積層方向(即ち、上下方向)に貫通するスルーホール内に導電材が充填されてなる個別電極用中継配線とを含み、個別電極が該個別電極用中継配線に接続されている。
ところで、駆動回路から出力される駆動電力にスパイクノイズが生じると、活性部の変形作動が乱れるため、インクの吐出制御を所望通りに行うことができなくなる。このため、供給経路上には電気抵抗が設けられる。この電気抵抗により、スパイクノイズが低減されると共に、駆動回路の静電気ノイズに対する耐性を確保することができる。また、インク吐出のための駆動電圧の立上がりと立下り時間を適切に調整することができる。
従来、電気抵抗は、駆動回路を内蔵するパッケージの内部に設けられており、駆動回路の作動時にこの電気抵抗から発生するジュール熱がパッケージ内に溜まり易くなっていた。このため、インクジェットヘッドの連続運転時間が長くなると、駆動回路が高温下にさらされてしまい、熱破壊するおそれがあった。この発熱を逃がして熱破壊を避けるため、フレキシブル配線基板の駆動回路の周辺にはアルミ板等から成形されるヒートシンクを設ける等の処置がとられているが、ヒートシンクが吸収可能な熱容量にも限界があり、また、大容量化させるとインクジェットヘッドのサイズや重量の大型化を招いていた。
そこで本発明は、駆動回路から出力される駆動電力をアクチュエータに供給する供給経路に電気抵抗が設けられる構成において、駆動回路近傍での発熱を低減可能な液体吐出装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされ、本発明に係る液体吐出装置は、液滴を吐出するノズル、及び該ノズルに連通されて液体が充填される圧力室を有したキャビティユニットと、前記圧力室内に充填されている液体に圧力を付与する圧電アクチュエータと、前記圧電アクチュエータを駆動する電力を出力する出力部、及び前記出力部を内部に収容するパッケージを有してなる駆動回路と、前記出力部から出力された電力を前記圧電アクチュエータに供給する供給経路と、前記供給経路上に設けられた電気抵抗とを有して構成される液体吐出装置であって、前記電気抵抗が、前記供給経路において前記パッケージの内部に設けられた第1の抵抗部と、前記供給経路において前記パッケージの外部に設けられ、前記第1の抵抗部に直列接続された第2の抵抗部とから構成されていることを特徴とする。
上記構成によると、電気抵抗の電気抵抗値が第1及び第2の抵抗部の電気抵抗値の和となる。このため、従来に比べ、駆動回路のパッケージの内部にある抵抗部の電気抵抗値を小さくして、駆動回路からの発熱量を低減することができる。これに伴い、熱破壊などの駆動回路の発熱による故障を防止することができる。また、熱を逃がすための構造を簡素にできるため、液体吐出装置が小型且つ軽量にすることもできる。同時に、電気抵抗の全てをパッケージの外部に配置せず、その一部を第1の抵抗部として出力部が収容されたパッケージの内部に分配している。このように、出力部に近付けて第1の抵抗部を配置しているため、従来どおり、駆動回路における静電気ノイズに対する耐性を確保することも可能である。
また、前記圧電アクチュエータが前記圧力室を覆って設けられ、前記パッケージの外部に位置する前記供給経路が、前記圧電アクチュエータにおける前記圧力室を覆う面と反対側の面に設けられた表面電極を含んで構成されており、前記第2の抵抗部が、前記表面電極に設けられていてもよい。
また、前記圧電アクチュエータが、前記圧力室を覆って設けられるとともに、それぞれ平板状に形成された複数の圧電セラミックス層を板厚方向に積層してなり、前記パッケージの外部に位置する前記供給経路が、前記圧電アクチュエータにおける前記圧力室を覆う面と反対側の面に設けられた表面電極と、前記表面電極に接続されるとともに、積層された前記複数の圧電セラミックス層を板厚方向に貫通して形成されるスルーホール内に設けられた導電体と、前記導電体に接続されるとともに、前記複数の圧電セラミックス層の平面上に設けられた複数の内部電極と、を含んで構成されており、前記第2の抵抗部が、前記導電体に設けられていてもよい。
また、前記圧電アクチュエータが、前記圧力室を覆って設けられるとともに、それぞれ平板状に形成された複数の圧電セラミックス層を板厚方向に積層してなり、前記パッケージの外部に位置する前記供給経路が、前記圧電アクチュエータにおける前記圧力室を覆う面と反対側の面に設けられた表面電極と、前記表面電極に接続されるとともに、積層された前記複数の圧電セラミックス層を板厚方向に貫通して形成されるスルーホール内に設けられた導電体と、前記導電体に接続されるとともに、前記複数の圧電セラミックス層の平面上に設けられた複数の内部電極と、を含んで構成されており、前記第2の抵抗部が、前記複数の内部電極の少なくとも一つにおける、前記圧力室の直上部分と前記スルーホールとの間の部分に設けられていてもよい。
上記各構成によれば、第2の抵抗部をパッケージの外部に設ける構造を簡単に実現することができる。
また、前記第2の抵抗部は、前記供給経路を構成する部材であって単一の材料によって成形された部材の一部を、その前後の部分よりも細くすることによって形成されていてもよい。
上記構成によれば、パッケージの外部における供給経路に、第2の抵抗部として機能する部分を簡易に形成することができる。また、この第2の抵抗部として機能する部分を、供給経路を構成する部材を設ける際に同時に形成することができ、製造工程を追加することなく第2の抵抗部を設けることができ、製造コストの増加を防ぐことができる。
また、前記第2の抵抗部は、前記供給経路を構成する部材であって単一の材料によって成形された部材の一部を、該材料よりも電気抵抗率が大きい材料に替えることによって形成されていてもよい。
上記構成によれば、パッケージの外部における供給経路に、第2の抵抗部として機能する部分を簡易に形成することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、駆動回路周辺の発熱を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るインクジェットヘッド10を搭載したインクジェットプリンタ1の斜視図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、筐体2に架設されたガイドロッド3にスライド可能に支持されたキャリッジ4を備えている。キャリッジ4の下部にはインクジェットヘッド10(液体吐出装置)が取り付けられており、更にキャリッジ4内には、インクカートリッジ(図示しない)からのインクを一時的に保管するインク供給装置(図示しない)が収容され、インクジェットヘッド10には、このインク供給装置を介してインクが供給される。キャリッジ4には一対のプーリー7に巻き掛けられたタイミングベルト8が接合されており、タイミングベルト8は、ガイドロッド3と平行に延びて配設されている。プーリー7の一方には正逆回転駆動するモータ9が設けられており、モータ9によりこのプーリー7が駆動されるとタイミングベルト8が往復移動し、キャリッジ4に取り付けられたインクジェットヘッド10がガイドロッド3に沿って走査される。インクジェットヘッド10の下方では、紙送りローラ5によりインクジェットヘッド10の走査方向と直交する方向に記録用紙6が搬送される。インクジェットヘッド10を走査しながら、記録用紙6に向けてインクジェットヘッド10からインクを吐出することにより、記録用紙6に対する印字動作が行われる。
図2はインクジェットヘッド10の分解斜視図である。図2に示すように、インクジェットヘッド10は、内部でインクを流通させるキャビティユニット20と、キャビティユニット20の上端面20aに接合された圧電アクチュエータ40と、圧電アクチュエータ40の上端面40aに接合された配線基板70とを備える。配線基板70には、圧電アクチュエータ40に対する駆動電力を生成して出力する駆動回路80が実装されている。以降では、図2に矢印で示すように、キャビティユニット20の長辺方向をX方向、短辺方向をY方向として説明すると共に、キャビティユニット20に対して圧電アクチュエータ40が設けられる側を上方として説明する。
図3は図2のIII−III矢視図であり、インクジェットヘッド10を組付状態にして示している。図2及び図3に示すように、キャビティユニット20は、複数のプレートを積層接着してなる。各プレートは、平面視で略同一寸法の矩形状に形成され、板厚が50〜150μm程度となっている。最下層に配置されるノズルプレート21は、ポリイミド等の合成樹脂材から成形され、最上層に配置されるキャビティプレート27を含めて他のプレートは、42%ニッケル合金鋼から成形されている。各プレートには、電解エッチング、レーザ加工、又はプラズマジェット加工等によりインク流路となる開孔や溝が形成されており、プレートの積層により該開孔や溝が連通し、キャビティユニット20には、インクカートリッジにインク供給装置を介して接続されるインク供給口30と、インク供給口30に接続されてインクが流通するチャンネル31とが形成される。インク供給口30は、キャビティユニット20の上端面20aに開口している。チャンネル31は、インク供給口30に連通する単一の共通インク室32と、上端面20aにX方向に並んで開口形成された複数の圧力室34と、共通インク室32と各圧力室34とを連通する複数の接続流路33と、各圧力室34から下方に延びる複数の連通流路35と、下端面20bにX方向に並んで開口形成され、連通流路35を介して対応する圧力室34に連通された複数のノズル36とを有する。インク供給口30から流入したインクは、共通インク室32、各接続流路33、各圧力室34、及び各連通流路35を順に通り、各ノズル36へと導かれる。
なお、このインクジェットヘッド10は、インク供給源から互いに色の異なる4種のインク(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)が供給され、各インクを互いに独立して吐出可能に構成されている。即ち、キャビティユニット20の上端面20aには、各インクに対応して4つのインク供給口30C,30M,30Y,30KがY方向に並んで形成されている。使用頻度の高い黒インクが流入するインク供給口30Kには、2つのチャンネル31が繋がり、他のインク供給口30C,30M,30Yにはそれぞれ、1つのチャンネル31が対応して繋がっている。このようにキャビティユニット20は、合計5つのチャンネル31を有し、これらのチャンネル31がY方向に並んで形成されている。したがって、キャビティユニット20の上端面20aには複数の圧力室34がXY方向にマトリクス状に並んで開口しており、下端面20bには複数のノズル36がXY方向にマトリクス状に並んで開口している。
図4は圧電アクチュエータ40及び配線基板70の分解斜視図である。図3及び図4に示すように、圧電アクチュエータ40は、上下に積層接着される複数(本実施形態では6枚)の圧電シートと、圧電シートの上面に接着されるトップシート45と、複数の圧電シートの間に設けられた個別電極51及び共通電極52とを備える。圧電アクチュエータ40は、積層される圧電シートとして、下から数えて奇数番目に配置される複数(本実施形態においては3枚)の第1圧電シート41,41,…と、下から数えて偶数番目に配置される複数(本実施形態においては3枚)の第2圧電シート42,42,…とを有している。
各圧電シート41,42は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)等の圧電体から成形され、互いに平面視で略同一寸法の矩形状に形成され、板厚が30μm程度となっている。トップシート45は、絶縁材から成形され、最上層に配置される第2圧電シート42の上面に接着される。圧電アクチュエータ40は、圧電シートの積層により全体として直方体状に形成されており、上端面40aと下端面40b(図2参照)とを有する。圧電アクチュエータ40の上端面40aは、トップシート45の上面でもあり、圧電アクチュエータ40の下端面40bは、最下層の圧電シート41Aの下面でもある。圧電アクチュエータ40は、この下端面40bで全ての圧力室34を覆うようにして、キャビティユニット20の上端面20aに接合される。
共通電極51は、各第1圧電シート41の上面の略全域を覆うようにして設けられている。個別電極52は、第2圧電シート42の上面において、平面視において圧力室34と重なるように設けられている。即ち、各第2圧電シート42の上面には、圧力室34と同数の個別電極52がマトリクス状に並んで設けられている。
圧電アクチュエータ40の上端面40aには、共通電極51をアクチュエータ外部と導通させるための共通電極用端子61と、個別電極52をアクチュエータ外部と導通させるための個別電極用端子62とが、互いに独立して設けられている。共通電極用端子61は、上端面40aのX方向の両辺の端部近傍において、該辺の延びる方向(Y方向)と平行に帯状に延在し、個別電極用端子62は、平面視細長形状で、平面視において圧力室34と重なるように設けられている。即ち、圧電アクチュエータ40の上端面40aには、圧力室34と同数の個別電極用端子62がマトリクス状に並んで設けられている。
なお、両電極51,52は、銅材のスクリーン印刷形成により設けられ、両端子56,57は、銀―パラジウム系の導電材のスクリーン印刷形成により設けられる。
図5は図4のV−V矢視図であり、インクジェットヘッド10を組付状態にして示している。図6は図4のVI−VI矢視図であり、インクジェットヘッド10を組付状態にして示している。図4及び図5に示すように、圧電アクチュエータ40には、トップシート45から複数の圧電シートのうち下から2番目に配置される第2圧電シート42Aまで上下に貫通する断面円形状の共通電極用スルーホール40cが形成され、この共通電極用スルーホール40cの内部に、導電材を充填もしくは塗布してなる共通電極用中継配線56が設けられている。共通電極用スルーホール40cは、圧電アクチュエータ40の上端面40aにおいて共通電極用端子61の形成位置に開口しており、共通電極51及び共通電極用端子61は、この共通電極用中継配線56を介して導通されている。なお、各第2圧電シート42の上面には、共通電極用スルーホール40cの貫通位置の周辺部分に導電材58が設けられており、共通電極用中継配線56が第2圧電シート42上で断線しない構造となっている。
また、図4及び図6に示すように、圧電アクチュエータ40には、トップシート45から複数の圧電シートのうち下から3番目に配置される第1圧電シート41Bまで上下に貫通する断面円形状の複数の個別電極用スルーホール40dが形成され、この個別電極用スルーホール40dの内部に、導電材を充填もしくは塗布してなる個別電極用中継配線57が設けられている。個別電極用スルーホール40dは、圧電アクチュエータ40の上端面40a側において、各個別電極用端子62の一端部62aに開口している。即ち、個別電極用スルーホール40dは、圧力室34及び個別電極用端子62と同数形成されている。各個別電極用中継配線57を介し、ある同じ圧力室34と上下に対向する個別電極52及び個別電極用端子62が導通されている。なお、最下層に配置される第1圧電シート41A以外の各第1圧電シート41の上面には、個別電極用スルーホール40dの貫通位置の周辺部分に、共通電極51が設けられておらず、替わりに共通電極51と独立して島状に導電材59が設けられている。このため、個別電極用中継配線57が第1圧電シート41上で断線せず、共通電極51と個別電極52とが互いに電気的に独立した状態(非導通の状態)に保たれる。また、個別電極52は、前述の通り平面視で圧力室34と重なるように設けられ、一端部に個別電極用中継配線57が接続されている。この一端部は圧力室34と重ならない位置に設けられている。
配線基板70は、上面に共通電極用配線73及び個別電極用配線74が設けられたフレキシブルな帯状の樹脂シート71に、その上面を覆うようにして保護シート72が接着されてなり、この樹脂シート71には、パッケージ80aの内部に電気回路を収容してなる駆動回路80が実装される。樹脂シート71は、電気絶縁性を有し可撓性の剛性樹脂材(例えば、ポリイミド樹脂)などで、銅箔からなる配線や端子がフォトレジスト等により形成されていて、電気絶縁性を有し可撓性の合成樹脂(例えばポリイミド樹脂)からなる保護シートにて被覆させている。
共通電極用配線73は、樹脂シート71の両側の辺(X方向の辺)の端部近傍のそれぞれに該一辺の延びる方向(Y方向)と平行に延在している。また、圧力室34と同数であって、アクチュエータの個別電極用端子と対応して接続する基板側端子74aが、XY方向に配列されていて、隣り合う各基板側端子74aの間を通って、各個別電極用配線74が、共通電極用配線73と略平行(Y方向)に延在し、駆動回路80に接続されている。共通電極用配線73、個別電極用配線74及び基板側端子74aは、導電材のスクリーン印刷成形により設けられている。このように、共通電極用配線73及び個別電極用配線74は、一端部が圧電アクチュエータ40の上端面40aと接続し、他端部がY方向に引き出されている。駆動回路80はこの引き出された他端部側に配置されている。
なお、樹脂シート71の圧電アクチュエータ40と対向して接続する面(裏面)側において、共通電極用配線73の一端部の形成位置、及び各基板側端子74a(すなわち、個別電極用配線74の一端部)の形成位置に貫通孔が形成され、配線が露出している。配線基板70を圧電アクチュエータ40に接合するにあたっては、これら各貫通孔に半田等の導電性ろう材のバンプ75を設けた状態で、樹脂シート71の裏面を圧電アクチュエータ40の上端面40aに配置する。このとき、図5に示すように、共通電極用配線73側に形成された貫通孔内のバンプ75は、共通電極用端子61と対向し、図6に示すように、基板側端子74a側に形成された貫通孔内のバンプ75は、対応する個別電極用端子62の他端部62bと対向する。そして、バンプ75をヒーター等で加熱して溶融し、各端子61,62上に溶着させる。これにより、配線基板70が圧電アクチュエータ40の上端面40aに固定されると共に、共通電極用電極配線73と共通電極用端子61とが導通され、個別電極用配線74と個別電極用端子62とが導通される。
また、図3に示すように、圧電アクチュエータ40の上端面40aにおける共通電極用端子61の形成位置から、圧電アクチュエータ40の側端面を通過してキャビティユニット20の上端面20aに亘り、導電材ペーストからなるグランド導通体69が設けられている。キャビティユニット20のプレートはグランドに接続されており、図3及び図5から理解されるように、共通電極51は、共通電極用中継配線56、共通電極用端子61、グランド導通体69及びキャビティユニット20のプレートを介し、グランドに接続される。
上記構成のインクジェットヘッド10によると、駆動回路80から出力される駆動電力は、各個別電極用配線74、各個別電極用端子62及び各個別電極用中継配線57を介して各個別電極52に選択的に供給可能な構成となっている。以降では、この駆動回路80から圧電アクチュエータ40に駆動電力を供給する経路をまとめて「供給経路100」と称する。一方、共通電極51は、前述した通りグランドに接続されている。このため、第1及び第2圧電シート41,42は、個別電極52と共通電極51とにより挟まれた領域が活性部40A(図3及び図6参照)となる。個別電極52に駆動電力が供給されて分極方向と平行(上下)に電圧が印加されると、第1及び第2圧電シート41,42の活性部40Aが逆圧電効果を発揮して分極方向に変形する。これにより、電力が供給された個別電極52と上下に対向する圧力室34内の容積が変動し、圧力室34内のインクに圧力変動が付与される。これにより圧力室34内のインクは、連通流路35を通ってノズル36の開口からキャビティユニット20の外部下方に液滴となって吐出される。
図7はインクジェットプリンタ1に備えられた制御装置90の構成を示すブロック図である。図7に示すように、この制御装置90は、マイクロコンピュータ91、ゲートアレイ92、ROM93及びRAM94等を備え、これらの部品91〜94がアドレスバス95及びデータバス96を介して接続されている。マイクロコンピュータ91は、筐体2の外面に設けられた操作パネル98が接続されており、操作パネル98からの操作信号に基づいて、ROM93に予め記憶されたプログラムに従い、記録タイミング信号TS及び制御信号RSを生成し、各信号TS,RSをゲートアレイ92へ転送する。ゲートアレイ92は、ホストコンピュータ99等のインクジェットプリンタ1の外部機器から転送されてくる記録データをイメージメモリ97に記憶させると共に、ホストコンピュータ99から転送されてくるデータに基づいてデータ受信割込信号WSを生成し、該信号WSをマイクロコンピュータ91へ転送する。割込信号WSを受信したマイクロコンピュータ91は、前述の通り信号TS,RSを生成してゲートアレイ92へ転送する。ゲートアレイ92は、転送された各信号TS,RSに従い、イメージメモリ97に記憶されている記録データに基づいて、記録データを記録用紙6に記録するための転送データDATAと、転送データDATAと同期する転送クロックTCKと、ストローブ信号TBと、記録クロックICKとを生成し、各信号DATA,TCK,TB,ICKを駆動回路80に転送する。
図8は駆動回路80の構成を示すブロック図である。図8に示すように、駆動回路80は、パッケージ80aの内部に、シリアル−パラレル変換回路81、ラッチ回路82、AND回路83及び出力回路84を内蔵して構成されている。シリアル−パラレル変換回路81は、例えば64ビット長のシフトレジスタから構成され、ゲートアレイ92から転送クロックTCKと同期してシリアル転送されてくる転送データDATAを入力し、転送クロックTCKの立上りに従って転送データDATAを各パラレルデータPD0〜PD63に変換することにより、転送データDATAのシリアル−パラレル変換を行う。ラッチ回路82は、ゲートアレイ92から転送されてくるストローブ信号STBの立上りに従って、各パラレルデータPD0〜PD63をラッチする。AND回路83は、64個のゲート部83aからなり、出力回路84は、AND回路83の各ゲート部83aに対応する64個の回路部84aから構成されている。各ゲート部83aは、ラッチ回路82から出力される各パラレルデータPD0〜PD63のうち対応するデータと、ゲートアレイ92から転送される印字クロックICKとの論理積をとり、各パラレルデータPD0〜PD63の論理積の結果である駆動データA0〜A63を出力回路84のうち対応する回路部84aに出力する。
図9は出力回路84の回路部84aに係る電気回路を示す回路図である。図9に示すように、回路部84aは、nチャネルMOS型FET等の第1トランジスタQ1と、pチャネルMOS型FET等の第2トランジスタQ2とを備える。第1トランジスタQ1のソース端子には駆動電圧Vが与えられ、第2トランジスタQ2のソース端子はグランドに接続され、各トランジスタQ1,Q2のゲート端子には、AND回路83のうち対応するゲート部83aからの出力が与えられる。両トランジスタQ1,Q2のドレイン端子はそれぞれ、供給経路100を介し、共通電極51及び個別電極52が極板となり活性部40Aが絶縁部分となるコンデンサCに接続される。また、供給経路100には電気抵抗Rが設けられている。
ゲート部83aから第1トランジスタQ1のゲート端子に電流が流れ、第1トランジスタQ1がON状態になり第2トランジスタQ2がOFF状態になると、第1トランジスタQ1のソース−ドレイン間に電流が流れ、コンデンサCが充電され、活性部40Aが下方へ変位して圧力室34の容積が小さくなる。ゲート部83aから第2トランジスタQ2のゲート端子に電流が流れ、第1トランジスタQ1がOFF状態になり第2トランジスタQ2がON状態になると、第2トランジスタQ2のドレイン−ソース間に電流が流れ、コンデンサCが放電され、活性部40Aが元に戻って圧力室34の容積が増加し、圧力室34内のインクに圧力波が生成される。その圧力波の変動周期において圧力が高くなるタイミングに合わせて、再び第1トランジスタQ1をON状態にして第2トランジスタQ2がOFF状態にすると、圧力室34の容積が小さくなり、圧力波の圧力と活性部40Aの変位による圧力とが重畳され、圧力を付与された圧力室34内のインクが連通流路35を通ってノズル36から吐出される。
ここで、コンデンサCが充電を開始してから満充電状態になるまでに要する時間と、電気抵抗Rの電気抵抗値とは比例関係にある。このため、電気抵抗Rの電気抵抗値が適切に設定されていなければ、駆動波形の立上り時間及び立下り時間が過度に短くなり、スパイクノイズを誘発して活性部40Aの作動が乱れる。また、電気抵抗Rを設けることにより、供給経路100を介して静電気ノイズが回路部84aに流れ込むのを防止でき、駆動回路80の静電気ノイズに対する耐性が確保される。
図9に示すように、電気抵抗Rは、駆動回路80のパッケージ80aの内部に設けられて配線基板70上に実装された内部抵抗部R1と、パッケージ80aの外部であって圧電アクチュエータ40側に設けられた外部抵抗部R2とを有して構成されている。両抵抗部R1,R2は直列に接続されており、電気抵抗Rの電気抵抗値が各抵抗部R1,R2の電気抵抗値の和となっている。電気抵抗Rの電気抵抗値は200Ω程度に設定されており、両抵抗部R1,R2の電気抵抗値はそれぞれ100Ω程度に設定されている。
図10は個別電極用端子62の平面図である。この個別電極用端子62に外部抵抗部R2が形成されている。個別電極用端子62は、前述した通り、圧電アクチュエータ40の上端面40aに導電材が印刷されることによって設けられている。図10に示すように、個別電極用端子62は、平面視略矩形状に形成され、Y方向に延在している。個別電極用スルーホール40dが開口するする一端部62aと、バンプ75が溶着される他端部62bとは、X方向に所定の幅dを有した形状となっている。両端部62a,62bの間に位置する中間部52cX方向の幅は、この幅dよりも狭くなっている。このように経路断面が小さくなることによって中間部52cは、外部抵抗部R2として機能している。なお、一端部62a、他端部62b及び中間部62cは、同一材料から成形されており、上記のスクリーン印刷形成により同時に一体的に設けられる。
以上の構成を有するインクジェットヘッド10によると、供給経路100上の電気抵抗Rがパッケージ80aの内外に分配されるため、インクジェットヘッド10が駆動される際に、パッケージ80a内部での発熱量を低減することができる。このため、配線基板70周辺に設けるヒートシンクを小型化しても駆動回路80を故障させずに運転させることができる。また、配線基板70上での温度上昇が緩和されるため、配線基板70と共にキャリッジ4内に収容される各部材(インク供給装置や圧電アクチュエータ40およびキャビティユニット20)に対する温度の偏りを避けることができる。これは、配線基板70上の各配線73,74は、その一端部が圧電アクチュエータ40の上端面40aと接続し、他端部がY方向に引き出されていて、駆動回路80がこの引き出された他端部側に配置されているため、圧電アクチュエータ40およびキャビティユニット20に伝わる駆動回路80の熱量が、遠い側と近い側とでは異なり、キャビティユニット20内のインクの粘度に偏りを生じさせ、ノズル36からインクを安定して吐出させることができない場合がある。しかしながら、圧電アクチュエータ40の個別電極用端子62に外部抵抗部R2を設けたことにより、圧電アクチュエータ40およびキャビティユニット20に伝わる発熱が均一化するため、インク粘度に偏りを生じさせることがなくノズル36からインクを安定して吐出させることができるようになる。
なお、電気抵抗Rの全てをパッケージ80aの外部に設けるのではなく、一部を内部抵抗部R1としてパッケージ80aの内部に設け、回路部84aに近付けて配置している。このため、この内部抵抗部R1により、駆動回路80の静電気ノイズに対する耐性も確保されている。
また、外部抵抗部R2は、供給経路100を構成する個別電極用端子62において、局所的に幅の狭い部分を形成することにより設けられているため、端子62のスクリーン印刷形成に用いるパターンを設計変更するだけで、外部抵抗部R2を簡単に設けることができる。したがって、外部抵抗部R2を設けるにあたり、製造工程を新たに増やす必要がなく、製造コストの増加を抑えることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図11は第2実施形態に係る個別電極用端子162の平面図である。この個別電極用端子162に外部抵抗部R2′が形成されている。第2実施形態は、図1乃至図10に示す第1実施形態に対し、外部抵抗部R2′の構成が相違しており、このため個別電極用電極端子162の構成が相違している。ただし、他の構成については第1実施形態と同一になっているため、この同一構成については同一符号を付して重複説明を省略する。
図11に示すように、個別電極用端子162についても、前述した通り導電材が印刷されて設けられるが、個別電極用スルーホール40dが開口する一端部162a及びバンプ75が溶着される他端部162bは、第1実施形態と同じ材料から成形され、略矩形状に形成されている。両端部162a,162bの間に位置する中間部162cは、この両端部162a,162bの成形材料に替えて、この成形材料よりも電気抵抗率が大きい導電材(例えばカーボン等)から成形されている。なお、図11においては、成形材料が異なることを明確にするために中間部162cにハッチングを施している。この中間部162cを介して両端部162a,162bが導通され、中間部162cが外部抵抗部R2′として機能する。
このように、供給経路100における個別電極用端子162において、局所的に前後の材料よりも電気抵抗率の大きい材料から成形する部分を設けることにより、簡単に外部抵抗部R2′を設けることができる。
以上、本発明の第1及び第2実施形態を説明したが、本発明の範囲は上記構成に限られない。例えば、外部抵抗部は、供給経路100においてパッケージ80aの外部であれば、個別電極用端子に限らず、圧電アクチュエータ内部の個別電極用中継配線や個別電極に設けることもできる。このとき、第1実施形態のように局所的に幅を狭めることにより設ける構成としてもよく、第2実施形態のように局所的に電気抵抗率の大きい材料を用いることにより設ける構成としてもよい。なお、外部抵抗部を個別電極に設けるにあたっては、個別電極用スルーホール40dの近傍、即ち、平面視で圧力室と重ならない部分に設けることが好ましい。これにより、活性部40Aが外部抵抗部R2からのジュール熱の影響を受けて膨張するおそれが少なく、インクの吐出制御を安定して行わせることができる。
本発明の第1実施形態に係るインクジェットヘッドを有したインクジェットプリンタの内部構成を示す斜視図である。 上記インクジェットヘッドの分解斜視図である。 図2のIII−III矢視図である。 上記インクジェットヘッドにおける圧電アクチュエータ及び配線基板の分解斜視図である。 図4のV−V矢視図である。 図4のVI−VI矢視図である。 上記インクジェットヘッドにおける制御装置の構成を説明するブロック図である。 上記インクジェットヘッドにおける駆動回路の構成を説明するブロック図である。 上記駆動回路の出力回路に係る電気回路を説明する回路図である。 上記インクジェットヘッドに設けられた外部抵抗部を示す圧電アクチュエータの平面図である。 本発明の第2実施形態に係るインクジェットヘッドに設けられた外部抵抗部を示す圧電アクチュエータの平面図である。
符号の説明
10 インクジェットヘッド(液体吐出装置)
20 キャビティユニット
34 圧力室
36 ノズル
40 圧電アクチュエータ
40A 活性部
41,42 圧電シート
51 共通電極
52 個別電極
57 個別電極用中継配線
62 個別電極用端子
70 配線基板(基板)
74 個別電極用配線
80 駆動回路
80a パッケージ
84 出力回路(出力部)
84a 回路部
100 供給経路
R 電気抵抗
R1 内部抵抗部(第1の抵抗部)
R2,R2′ 外部抵抗部(第2の抵抗部)

Claims (6)

  1. 液滴を吐出するノズル、及び該ノズルに連通されて液体が充填される圧力室を有したキャビティユニットと、
    前記圧力室内に充填されている液体に圧力を付与する圧電アクチュエータと、
    前記圧電アクチュエータを駆動する電力を出力する出力部、及び前記出力部を内部に収容するパッケージを有してなる駆動回路と、
    前記出力部から出力された電力を前記圧電アクチュエータに供給する供給経路と、
    前記供給経路上に設けられた電気抵抗とを有して構成される液体吐出装置であって、
    前記電気抵抗が、前記供給経路において前記パッケージの内部に設けられた第1の抵抗部と、前記供給経路において前記パッケージの外部に設けられ、前記第1の抵抗部に直列接続された第2の抵抗部とから構成されていることを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記圧電アクチュエータが前記圧力室を覆って設けられ、
    前記パッケージの外部に位置する前記供給経路が、前記圧電アクチュエータにおける前記圧力室を覆う面と反対側の面に設けられた表面電極を含んで構成されており、
    前記第2の抵抗部が、前記表面電極に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流体吐出装置。
  3. 前記圧電アクチュエータが、前記圧力室を覆って設けられるとともに、それぞれ平板状に形成された複数の圧電セラミックス層を板厚方向に積層してなり、
    前記パッケージの外部に位置する前記供給経路が、前記圧電アクチュエータにおける前記圧力室を覆う面と反対側の面に設けられた表面電極と、前記表面電極に接続されるとともに、積層された前記複数の圧電セラミックス層を板厚方向に貫通して形成されるスルーホール内に設けられた導電体と、前記導電体に接続されるとともに、前記複数の圧電セラミックス層の平面上に設けられた複数の内部電極と、を含んで構成されており、
    前記第2の抵抗部が、前記導電体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流体吐出装置。
  4. 前記圧電アクチュエータが、前記圧力室を覆って設けられるとともに、それぞれ平板状に形成された複数の圧電セラミックス層を板厚方向に積層してなり、
    前記パッケージの外部に位置する前記供給経路が、前記圧電アクチュエータにおける前記圧力室を覆う面と反対側の面に設けられた表面電極と、前記表面電極に接続されるとともに、積層された前記複数の圧電セラミックス層を板厚方向に貫通して形成されるスルーホール内に設けられた導電体と、前記導電体に接続されるとともに、前記複数の圧電セラミックス層の平面上に設けられた複数の内部電極と、を含んで構成されており、
    前記第2の抵抗部が、前記複数の内部電極の少なくとも一つにおける、前記圧力室の直上部分と前記スルーホールとの間の部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流体吐出装置。
  5. 前記第2の抵抗部は、前記供給経路を構成する部材であって単一の材料によって成形された部材の一部を、その前後の部分よりも細くすることによって形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の流体吐出装置。
  6. 前記第2の抵抗部は、前記供給経路を構成する部材であって単一の材料によって成形された部材の一部を、該材料よりも電気抵抗率が大きい材料に替えることによって形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の流体吐出装置。
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