JP5087137B2 - フィルタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載された構成要件を備えるフィルタ装置に関する。
冒頭に述べた種類の公知のフィルタ装置は、典型的な場合、実質的に円筒状の閉じたフィルタハウジングの中で、場合により回転をするように配置された中空のフィルタプレートの積層体で構成されている。ろ過される液体はポンプによってハウジングの中へ導入され、フィルタプレートの表面の領域に形成されるフィルタを通ってプレートの内部へ到達し、そこでろ液は中央の通路を介して導出される。この種のフィルタプレートは、例えば独国特許出願公開第19624176A1号明細書または欧州特許出願公開第0723799号明細書から公知であり、これに対応するフィルタ装置は独国特許出願公開第19624176A1号明細書ならびに米国特許第5,326,512号明細書から公知である。
この種のフィルタ装置における問題点は、常に、フィルタプレートの表面で時間の経過とともに形成されるフィルタ残滓流層物の排出にある。このような残滓は、固体の付着物が形成されないようにするために、できる限り継続して排出する必要がある。機械式のスクレーパの使用は設計面で高いコストがかかり、典型的な場合、フィルタ表面の被覆物を一定に保つためにバイオフィルタで適用されているにすぎない。ここで対象としている種類の機械式のフィルタ装置は、多くの場合、逆洗によって洗浄されているが、このことは設備の連続動作を妨げる上に、得られるろ液の利用可能な量を減らしてしまう。
独国特許出願公開第19624176A1号明細書によれば、フィルタプレート積層体が回転するときに、ある程度の半径方向のポンプ作用が生成されるように、フィルタプレートの表面を異形断面にすることが既に知られており、このポンプ作用は、特にフィルタ面にある残滓を除去するためにフィルタ表面で流動を生じさせるためのものである。しかし、この公知の構造の欠点は、表面の異形断面に基づいて生じるポンプ作用は比較的小さく、そのために所望する効果が達成されないか、または、ごくわずかな程度にしか達成されないことである。さらに、プレート積層体の高速回転は装置全体の機械的負荷の増大につながり、エネルギー消費の増大を引き起こす。
独国特許出願公開第19624176A1号明細書 欧州特許出願公開第0723799号明細書 米国特許第5,326,512号明細書
以上を背景とする本発明の課題は、フィルタの高いフィルタ作用と自浄作用が、できる限り簡素な設計コストで実現されるように、当分野に属するフィルタ装置を構成することにある。
この課題は本発明によると、請求項1に記載の構成要素によって解決される。本発明の好ましい実施形態は従属請求項、以下の説明、および図面に記載されている。
本発明によるフィルタ装置は、相互に間隔をおいて配置されたフィルタプレートの積層体が中に配置されたハウジングを有しており、典型的には閉じたハウジングを有している。ハウジングは、ろ過される液体のための入口を有するとともに、フィルタプレートの内部と配管接続され、それによってろ液を導出できる出口を有している。フィルタプレートの積層体を貫いて、フィルタプレートの切欠きによって形成される中空スペースが延びている。フィルタプレート積層体はハウジングに固定されて配置されており、このフィルタプレート積層体の内部には複数のインペラを備える遠心ポンプが配置されている。
このような本発明の解決手法によれば、設計的に簡素なフィルタ装置の構造が可能となる。すなわちフィルタプレート積層体が、特に閉じた容器として構成されるハウジングの内部で、定位置に配置されるからである。フィルタプレート積層体の内部に配置された複数のインペラを備える遠心ポンプは、構成に応じて、フィルタプレートの改善された貫通流または環状流をもたらし、それによってフィルタプレートへのフィルタ残滓の堆積を防止し、または少なくとも低減させることができ、もしくは場合によっては、増大したポンプ作用によってこれを除去することができる。さらに本発明の構成によれば、きわめてコンパクトな設計形態が可能となる。ポンプの構成部品がフィルタプレート積層体の内部に配置されているからであり、さらにこれによって、配管等を介しての流動損失がほぼ回避されるので、ポンプの効率も高められる。
すなわち本発明の基本思想は、フィルタプレート積層体をハウジングの内部で定位置に配置し、フィルタプレート積層体を貫通する流れのために遠心ポンプを組み込むことにある。このときフィルタプレート積層体およびその内部にある多段インペラの遠心ポンプは、それ以外の点では通常どおりであるポンプハウジングの一部をフィルタプレート積層体が形成するように構成されているのが好都合である。
本発明によると、インペラは、それぞれ隣接するフィルタプレートの間に配置され、そのようにしてフィルタプレートからのフィルタ残滓の良好な排出をもたらすように、ディスク積層体の内部を延びているのが好ましい。このとき特に中央の中空スペースは、ろ過される液体の供給のために利用される。このような実施形態では、インペラはそれぞれ両側に向かって、すなわち隣接する両方のフィルタプレートに向かって開放して構成されるのが好都合であり、中空スペースの内部に位置する中央の吸込領域を有している。この実施形態では、インペラを非常に簡素な形態でプラスチック射出成形品によって構成することができ、回転時にポンプ作用を生成するだけでなく、機械式の掻き落とし作用または少なくとも渦流もフィルタ表面に近い領域で生成することができる。
別案として、中空スペースの内部に多段インペラの遠心ポンプを組み込むことができ、この遠心ポンプは、インペラの吐出側が実質的に半径方向に向くとともに、インペラの外側円周を起点としてフィルタプレート積層体を貫通する流れをインペラの回転時にフィルタ表面に沿って生じさせるように配置および構成されている。
それぞれ隣接するフィルタプレートの間に形成される自由な中間スペースが、この遠心ポンプのインペラによる作用を受けると特に好ましく、隣接する中間スペースの各々に1つのインペラが付属するようになっているのが好都合であり、それによって積層体全体を強力かつ均等に貫通する流れが生じる。当然のことながら、これを実現するために、高さに関わるインペラの構成によっては、隣接して相並んでいる1群の中間スペースに1つのインペラを付属させることもできる。
本発明の好ましい発展例では、それぞれのインペラはフィルタプレート積層体の内部で直接接するように着座するのではなく、フィルタプレート積層体に形成される中空スペースに着座し、プレート積層体が好ましくは封止をするように接合された、管状の、好ましくは円筒状の中間ハウジングで取り囲まれている。このとき中間ハウジングは、隣接するフィルタプレートの間の自由空間の領域に破断部を有しており、この破断部によって、付属のインペラの吐出側が付属の中間スペースと流体を導通するように接続される。このような中間ハウジングは複数の理由から好ましい。第1に、典型的な場合にはセラミック素材からなり、したがって比較的脆く、機械的な曲げ荷重や衝撃荷重に対して弱いフィルタプレート積層体との封止された接合を、それによって形成することができる。中間ハウジングは、遠心ポンプの回転部分を、すなわちその内部に配置されたインペラを、フィルタプレート積層体に対して遮蔽する。中間ハウジングとインペラを比較的厳しい許容差で製造することができ、このことはポンプの効率を高める。長孔状に構成され、インペラの吐出側と付属の中間スペースとの間にできる限り広い自由空間が形成されるように配置されるのが好ましい中間ハウジングの破断部を介して、中間スペースを的確に貫通する流れを生じさせることができ、それにより、流れがフィルタプレートの端面に当たることによって生じることになる流動損失が回避される。
本発明によると、中間ハウジングは一部分または多部分で構成されていてよく、金属、プラスチック、またはその他の適切な素材でできていてよい。本発明の好ましい発展例では、中間ハウジングは複数のハウジング区域から構成されており、各々のハウジング区域が1つのインペラに付属しているのが好ましい。このようなハウジング区域はプラスチック射出成形品として低コストに製作されていてよく、バヨネット接合部またはその他の適切な接合部を介して、嵌合により相互に結合される。このような構成は、ポンプのいわばモジュール形式の構造を可能にし、それにより、同じ構成部品を用いて様々に異なるサイズの遠心ポンプを具体化することができる。
その場合、中間ハウジングの各々のハウジング区域に1つのフィルタプレートが付属しているのが好都合であり、ハウジング区域の外側とそれぞれのフィルタプレートとの間で半径方向の密閉が行われるが、それがハウジング区域それ自体によってであるか、または別個のシール材によってであるかは問わない。ハウジング区域とフィルタプレートとの間の良好な密閉は、一方ではフィルタプレート積層体の内部でポンプ作用を向上させ、他方では特に、相前後して位置するインペラと、相応に付属するフィルタプレートないしフィルタプレート中間スペースとの直列接続を可能にする。
中間ハウジングがハウジング区域から構成されているか、それとも一部分で構成されているかに関わりなく、プレート積層体の内部に配置されるインペラは中間ハウジングの近傍にまで達するように寸法決めされるのが好ましく、本発明の発展例では、これらのインペラは吸込側でも吐出側でも半径方向で中間スペースに対して密閉されており、それによりできる限り高いポンプ作用を実現するとともに、この領域での流体工学的な短絡を回避する。このときインペラの密閉は、吸込側でも吐出側でも中間ハウジングの等しい直径で行われ、典型的には内径で行われるのが好ましい。
本発明の好ましい発展例では、プレート積層体の内部に配置されるインペラには、ハウジングの内部にある1つまたは複数のインペラが前置されていてよい。このような構造は、フィルタ装置へ供給をするための追加のポンプを場合により省略できるという利点を有している。さらに、ポンプがプレート積層体の直前に位置しており、それによって吐出側でいわばプレート積層体への送出が行われるので、ポンプ作用が特別に良好である。
できる限り高い圧力でプレート積層体の側を流動させるために、プレート積層体の内部でインペラに前置されるインペラは、多段式の遠心ポンプとして構成および配置されていてよい。そのために本装置のハウジングは相応に構成されており、すなわち、同時にポンプハウジングを形成しているのが好ましい。
ハウジングは、前置されたインペラの領域でこれに合わせて適合化されるのが好ましく、すなわち、このインペラのためのいわば円筒状の切欠きを形成しており、それ以外の点では、同じく円筒状に構成されるのが好ましいプレート積層体に合わせて適合化される。したがって、ハウジングは簡素な形状で円筒状に構成されていてよく、したがって低コストに製造可能である。ハウジングは、2つの内側のカバーを備える、場合により段差のある円柱管によって実質的に構成されていてよく、これらのカバーは排出通路または供給通路を収容するために構成されている。このようなハウジング構成では、カバーだけ高いコストをかけて加工すればよく、それに対して円筒状の部分は旋削部品として製作することができ、あるいは押出成形部品として製作することさえできる。
フィルタプレート積層体の内部のインペラと、前置されたインペラとはいずれも共通のシャフトに着座しているのが好都合である。特にその場合、前置されたインペラはプレート積層体の内部に配置されたインペラよりも大きい直径を有していると好ましい。そうすれば、回転速度が同じとき、前置されたインペラのほうが高い周速度を有しており、したがって高いポンプ作用を発揮するからである。
本発明の発展例では、インペラは共通のシャフトに回転不能に着座しているばかりでなく、中間ハウジングとともに一緒に取扱可能なユニットを形成するように構成および配置される。このような構造は、ポンプ全体をプレート積層体から引き出せるのでメンテナンス目的のために特別に好都合なばかりでなく、特に、各構成部品がそれぞれ異なる製造に由来していて現場で初めて組み立てることができる場合に、設計面からも好都合である。
特に高いフィルタプレート積層体の場合には比較的長く構成されていてよいシャフトを確実に支承するために、少なくとも1の軸受がプレート積層体の内部に配置されているのが好都合であり、作動時に定置の中間ハウジングに支持されるのが好ましい。別の軸受はシャフトの駆動側の端部に設けられていてよく、すなわち、好ましくはハウジングの外部に設けられていてよい。その場合、シャフトの一方の端部だけが装置のハウジングから導出されるので、ハウジングに対する1つの密閉部しか必要なくなる。駆動モータは、ハウジングから導出されたシャフト端部に連結されており、ハウジングの外側に取り付けられているのが好都合であり、それにより、モータは液体に対して遮蔽された状態でハウジングの外部に、好ましくはハウジングの上に着座することになるので、シャフト封止が機能しなくなってもモータは乾いたままに保たれる。
プレート積層体の内部に配置されたそれぞれのインペラを、流体工学的に並列に接続すると好ましい場合がある。その場合、ろ過されるべき液体がどのインペラでも実質的に等しい圧力になるように、これらのインペラは吸込側で1つの通路を介して相互に流体を導くように接続されるのがよい。その場合、フィルタプレート積層体全体を通じて均等な洗浄作用が実現されるようにするために、フィルタプレートないしその間に形成される中間スペースも同じく並列に接続されるのがよい。
しかしながら適用ケースによっては、プレート積層体の内部に配置された2つまたはそれ以上のインペラを直列に接続し、もしくはグループごとに直列に接続するのが好ましい場合もある。当然のことながら、その場合にはフィルタプレートないしその間に形成される中間スペースも相応に直列に接続される。このような構造では、これに流体工学的に接続された中間スペースでの圧力降下にほぼ相当する圧力上昇を個々のインペラが生成するように、寸法決めが行われるのが好都合である。このような構造は、フィルタプレートがそれ自体として圧力の負荷をさほど受けず、特に、圧力に起因する変形を受けないという利点を有している。
本発明による構成の1つの主要な利点は、フィルタプレート積層体がハウジングの内部で固定されていることにあり、すなわち、フィルタプレートからのフィルタ残滓の除去が、プレート積層体の内部に配置された遠心ポンプによって行われ、特にそれによって生成される流動によって行われ、従来技術のように積層体の回転によって行われるのではないことにある。プレート積層体を円筒状のスペースの内部で固定し、それと同時に積層体全体を通じて均等なろ液排出を実現するために、フィルタプレート積層体を貫通し、フィルタプレートの内部と配管接続された、積層体軸と平行に配置された好ましくは3つのろ液排出管によって積層体を固定するのが好ましい。このろ液排出管は外部に対して密閉されており、すなわち、各フィルタプレートの間に形成される中間スペースに対して密閉されており、それぞれの両方の端部で端面側のハウジング部分に固着されている。
本発明によるフィルタ装置で用いられるフィルタプレートは、それぞれ隣接する2つのフィルタディスクによって、特にセラミックディスクによって形成されるのが好ましく、これらの間には支持ディスクが配置されており、これらのフィルタディスクは外側円周と内側円周のところで相互に実質的に密封されている。このとき支持ディスクは、フィルタディスクを通り抜けるろ液の排出を面全体にわたって保証するために、多数の通路を備えている。支持ディスクはプラスチック射出成形品として構成されていてよく、一方ではフィルタディスクの面全体にわたる良好なろ液排出がもたらされるが、他方ではフィルタディスクをできる限り広い面積で支持し、そのようにして、圧力に起因するフィルタディスクの曲げ負荷をほぼ回避するように構成されている。
支持ディスクは、その半径方向長さに関して、セラミックディスクと等しい大きさを有しているのが好ましく、それにより、支持ディスクがセラミックディスクをその内側円周から外側円周に至るまで支持することになる。こうした面状の支持で良好なろ液排出を保証するために、支持ディスクの通路をその表面全体にわたって同心的なリングとして両側に配置し、または貫通するように配置するのが好都合であり、同心的なリングとして配置された通路は、ろ液排出管を収容してこれと配管接続された破断部へと通じる、半径方向に延びる通路と交差するのが好ましい。通路自体は、支持ディスクの両方の側に構成されるか、または、支持ディスクの切欠きによって構成されてそれぞれ当接するセラミックディスクに向かって開放しているかのいずれかであり、すなわち通路は、支持ディスクの表面に形成された、当接するセラミックディスクにより通路を形成するように区切られる凹部または切欠きによって構成される。
次に、図面に示された実施例を参照しながら、本発明について詳しく説明する。
駆動モータが組み付けられたフィルタ装置を簡略化した模式的な図で示す縦断面図である。 図1のフィルタ装置をモータなしで示す斜視図である。 図1のIII−III切断線に沿った断面図である。 フィルタ装置の別の実施形態を示す図1の拡大図である。 フィルタ装置の内部に配置された遠心ポンプユニットを示す斜視図である。 図5のユニットを示す縦断面図である。 図6の詳細部VIIを示す拡大図である。 図6の詳細部VIIIを示す拡大図である。 セラミックのフィルタディスクを示す斜視図である。 支持ディスクを示す斜視図である。
図1から図3を用いて示されたフィルタ装置は、実質的に円筒状のハウジング1を有しており、図示した実施形態では、このハウジング1はカップ状のハウジング部分2と、このハウジング部分2の上方開放部を閉止するカバー部分3と、下方に向かってカップ状のハウジング部分2に後続する底面部分4とで構成されている。カバー部分3は、環状のハウジング部分5によって、上方を覆われている。カバー部分3の上面には、環状のハウジング部分5の内部に間隔をおいて組み込まれた連結ハウジング部分6が、上方に続いている。こうして構成されたハウジング1は、ろ過されるべき液体の入口7を底面部分4に有するとともに、フィルタ残滓を含む残留液の出口8を有する、閉じた容器を形成している。さらに環状のハウジング部分5には、ろ液の出口9が設けられている。
ハウジング部分2、3、4および5は同一の外径を有しており、外方に向かって実質的に円筒形のハウジング1がこれらによって形成されるように、互いに一軸上に並ぶように配置されている。ハウジング部分2は実質的にカップ状であり、カバー部分3(図1の図面)に向かって上方に開放して構成されており、相互に間隔をおいてそれぞれ交互に配置されたフィルタプレート10および11からなるフィルタプレート積層体を収容する役目をする。フィルタプレート10は、ハウジング部分2の円筒状の内部空間の直径よりも小さい直径を有しており、それにより、ハウジング壁に対して間隔をおいている。それに対して、フィルタプレート11は内部空間と等しい直径を有しており、ハウジング部分2に接するまで、封止をするように延びている。フィルタプレート10および11はハウジング部分2の内部で相互に間隔をおきながら、ハウジングの軸を中心としてそれぞれ120°だけ相互にオフセットされて配置された3つのろ液排出管12によってハウジング1の内部で固定、保持されている。中空であり、構造については後でまた詳細に説明するフィルタプレートは、その内部でろ液排出管12と流体を通すように接続されており、ろ液排出管12は、ハウジング部分2の底面ならびにカバー部分3で、対応する切欠きに嵌合することによって保持されている。カバー部分3の切欠きは通路を同時に形成しており、これらの通路は、これと対応して一軸上に並ぶ、環状のハウジング部分5にある切欠きに続いており、さらにこれらの切欠きは、半径方向の通路を介して出口9と接続された環状通路に連通している。ろ液排出管12を介して、フィルタプレート10および11は予め設定された相互間隔を保って保持されており、ろ液排出管12にはそれぞれフィルタプレート10とフィルタプレート11の間に相応のスペーサが設けられている。
フィルタプレート10および11は中央の円形の切欠き13を有しており、これらの切欠きは積層体構造で互いに一軸上に並ぶとともに、フィルタプレート積層体を貫通する中空スペースを形成しており、この中空スペースの中に、複数のインペラ15を備える遠心ポンプ14が配置されており、その構造は図5から8を参照して具体的に明らかにされる。遠心ポンプ14は、前置された遠心ポンプ16および共通のシャフト17とともに、独立して取扱可能なユニットとして構成されている。インペラ15を備える遠心ポンプ14は、円周にわたって環状に配分された多数の長孔状の切欠き19を有する、円筒状の中間ハウジング18の内部に配置されている。これらの切欠き19は、フィルタプレート10および11の間に形成される中間スペースとそれぞれ一軸上に並ぶように、かつ、インペラ15の吸込側20ないし吐出側21と交互に一軸上に並ぶように位置している。
インペラ15は、図7を見ると明らかなように、相応の間隔をおいてシャフト17に相対回転不能に組み付けられている。このとき各々のインペラ15は、図8に示すように、吸込側でも吐出側でも等しい円周すなわち外径で、中間ハウジング18に対して密閉されている。さらにフィルタプレート10および11も、同じく中間ハウジング18に対して内方に向かって密閉されており、環状に配置されたハウジング18の切欠き19の列の間にそれぞれ当接しており、それにより多段式の遠心ポンプが構成されるようになっており、ただし、個々のポンプ段(インペラ15)は多段式ポンプのようにハウジングを介して直接接続されるのではなく、隣接するフィルタプレート10、11;11、10の間に形成される各フィルタプレート間の中間スペースを介して接続されている。
遠心ポンプ14において、流体工学的に前段側に配置されているのが遠心ポンプ16であり、これは図示した実施形態では4段ポンプである。そのポンプハウジング22は中間ハウジング18の下方に向けて接続しており、中間ハウジングよりも明らかに大きい直径を有している。それに応じて、ハウジング部分2の底面ならびに底面部分4は相応の切欠きを備えており、この切欠きにポンプハウジング22が同一平面上で係合し、ないしは、第1のポンプ段のポンプハウジングの部分を形成する(図1参照)。インペラ23はインペラ15よりも大きい直径を有しており、ポンプハウジング22によって、4段ポンプ16をなすように直列に接続されている。この遠心ポンプ16の吸込口は通路24を介して入口7と接続されており、この入口を介して、ろ過される液体が供給される。
ここでは一例として4段ポンプとして構成されている前置された遠心ポンプ16は、原則として、並列または直列に接続された任意の数のポンプ段を有することができ、基本的に、ろ過される液体を必要な量だけ必要な圧力で、フィルタプレート積層体に供給する役目を果たす。
フィルタプレート積層体の内部に配置されている遠心ポンプ14は、基本的に、各フィルタプレート10、11の間を通って流れる液体を、特にそこに溜まっているフィルタ残滓の除去のために循環させる役目を果たすものであるが、プレート10、11の貫通流そのものを改善させる役目も果たすことができる。図1の実施形態では、ろ過される液体は前置された遠心ポンプ16を介して、図1の遠心ポンプ14の一番下のインペラ15の吸込口に中心で到達し、このインペラの吐出側は、一番下のフィルタプレート10とハウジング部分2の底面との間の自由空間と接続されている。したがって、このインペラから送出される液体は、まず一番下のフィルタプレート10の下面で実質的に半径方向外側に向かって流れ、そこで180°方向転換してから、一番下のフィルタプレート10の上面およびその上に位置する一番下のフィルタプレート11の下面で、再び半径方向内側へ、後続するインペラ15の吸込側20に向かって流れる。このように、図1を参照して説明した実施形態では、インペラ15および各フィルタプレート10、11の中間スペースを直列に順次貫通して流れていき、最終的に一番上のインペラ15の吐出側21が、フィルタ残滓を含んでいる液体を、一番上のフィルタプレート11およびカバー部分3の下面に沿って半径方向外側へ通路25へと送出する。この通路はハウジング部分2の壁部に軸平行に配置されるとともに、底面部分4にある出口8へと通じている。
遠心ポンプ14および16は共通のシャフト17を介して駆動され、このシャフト17はその上側のシャフト端部で連結ハウジング部分6を貫通して、駆動の目的のためにハウジング1から外へ導出されている。図1に示すように、連結ハウジング部分6には上面に電動モータ26が着座しており、そのシャフトはシャフト17のシャフト端部と駆動接続されており、この電動モータが遠心ポンプ14および16を駆動する。シャフト17は連結ハウジング部分6の内部で、ただし既にハウジング1の外部で、軸受27に支承されている。さらにシャフト17はインペラ15および23のほぼ中央部で、中間ハウジング18に支持される軸受28によって支承されている。
遠心ポンプ14、16と、共通のシャフト17と、下側の軸受28と、ハウジング18および22とで構成される図5と図6に示したユニットは、底面部分4を取り外した後、フィルタプレート積層体およびハウジング1から下方に向かって引き出すことができる。それに対して、フィルタプレート積層体だけをハウジング1から取り出したいときには、カバー部分3ならびにその上面にある環状のハウジング部分5をハウジング部分2から取り外すことができ、その際に、ろ液排出管12に取り付けられたフィルタプレート積層体がハウジング2から引き出される。
図4の実施態様では、多段式の遠心ポンプ14に代えて、隣接するフィルタプレート10の間の、ないしはフィルタプレート10とハウジング部分2ないしカバー部分3との間の、各々の中間スペースに1つのインペラ15aが付属するようにインペラの個数が設計されていることによって遠心ポンプ14と相違する、遠心ポンプ14aが設けられている。さらにインペラ15aは、流体工学的に直列にではなく並列に接続されている。そのためにこれらのインペラは、吸込口を延長する環状通路をシャフト17の周りに有しており、この環状通路を介してすべてのインペラ15aが並行して、遠心ポンプ16により供給されるろ過される液体の供給を受ける。フィルタプレート10は全体として内側から外側に向かって並行して環状に広がって流れる。したがって、フィルタプレート10は全てハウジング部分2に対して間隔をおいて終わっている。
フィルタプレート10ないし11の構造は、図9と図10に具体的に図示されている。各々のフィルタプレート10ないし11は、2つの環状のセラミック製のディスク29と、これらの間に配置された同じく環状の支持ディスク30とで成り立っている。支持ディスク30はプラスチック射出成形品として構成されており、閉じた内輪31と閉じた外輪32とを有している。内輪31の内径は、セラミックディスク29の内径と一致しており、外輪32の外径は、同じくセラミックディスク29の外径と一致しているので、支持ディスク30を組み込んで2つのセラミックのディスク29を重ね合わせれば、内側円周31に向かっても外側円周32に向かっても実質的に密閉され、セラミックディスク29を通って到達するろ液をろ液排出管12へ案内する通路系統を内部が有する、フィルタプレート10または11が寸法に応じて製造される。
このろ液排出管12との接続のために、ディスク29とディスク30にはいずれも相互に一直線上に並ぶ切欠き33が設けられている。ろ液排出管12は、支持ディスクの切欠き33の領域で開放しているが、それ以外は閉じて構成されるように構成されている。
支持ディスクの切欠き33には、内輪31と外輪32の間で半径方向に延びる切欠き34が続いており、この切欠きに断続的な環状の切欠き35が交差しており、さらにこの環状の切欠きは半径方向の切欠き34に通じている。図10に図解されているとおり、このようにして切欠き34および35によって、細かく分かれた面状の通路網がフィルタプレートの面全体にわたって形成されており、この通路網を介して、一方では効率的なろ液の分岐が行われるとともに、他方では、面全体にわたって均等なセラミックディスク29に対する支持作用が行われる。このように構成されたフィルタプレート10ないし11は、中間ハウジング18への実質的に密閉された当接のために設けられており、ならびに、フィルタプレート11に関する限り、ハウジング1のハウジング部分2への密閉された当接のために設けられている。
特に図1と図4を参照して以上に説明した実施例は、基本的に、本発明の原理を説明するためのものである。当然のことながら、遠心ポンプ16だけでなく遠心ポンプ14も、要求事項(フィルタプレートの枚数、ろ過される液体の組成、フィルタプレートの寸法など)に応じて、選択的に、並列および/または直列に接続されたポンプ段で構成されていてよい。各図面に示されたハウジング部分2も同じくモジュール形式で構成されていてよく、この場合、各々のインペラに1つのハウジング区域が付属しており、それぞれのハウジング区域は相互に嵌合によって封止をするように結合されているのが好都合である。このような設計では、ハウジング部分2の底面が底面部分4に付属しているのが好都合である。中間ハウジングもモジュール形式で構成されていてよく、この場合、各々のインペラ14に1つの中間ハウジング部分が付属しているのが好ましい。中間ハウジング部分はプラスチック射出成形品として構成されていてよく、同じく嵌合により相互に結合されていてよい。ハウジング部分相互の密閉は、通常は平坦な当接以上には必要ない。
1 ハウジング
2 ハウジング部分
3 カバー部分
4 底面部分
5 環状のハウジング部分
6 連結ハウジング部分
7 入口
8 出口
9 ろ液の出口
10 小さいフィルタプレート
11 大きいフィルタプレート
12 ろ液排出管
13 切欠き
14 遠心ポンプ(図1)
14a 遠心ポンプ(図4)
15 インペラ(図1)
15a インペラ(図4)
16 前置された遠心ポンプ
17 シャフト
18 中間ハウジング
19 切欠き
20 吸込側
21 吐出側
22 ポンプハウジング
23 前置された遠心ポンプ16のインペラ
24 入口通路
25 フィルタ残滓の出口通路
26 電動モータ
27 外部の軸受
28 内部の軸受
29 セラミックディスク
30 支持ディスク
31 内輪
32 外輪
33 29および30にある切欠き
34 半径方向の切欠き
35 環状の切欠き

Claims (22)

  1. ハウジング(1)および該ハウジング(1)内に相互に間隔をおいて配置されたフィルタプレート(10、11)の積層体を備えるフィルタ装置であって、ろ過される液体のための入口(7)と、前記フィルタプレート(10、11)の内部と配管接続されたろ液の出口(9)と、前記フィルタプレート(10、11)の切欠き(13)によって形成され前記積層体を通って延びる中空スペースと、を備えて構成されるフィルタ装置であって、前記フィルタプレート積層体は、ハウジングに固定されて配置され、前記フィルタプレート積層体の内部に複数のインペラ(15)を備える遠心ポンプ(14)が配置されていると共に、
    前記ハウジング(1)の内部で、かつ、前記プレート積層体及び前記インペラ(15)より流体工学的に上流側に、1つまたは複数のインペラ(23)が配置されているフィルタ装置。
  2. 前記遠心ポンプ(14)の前記インペラ(15)は、前記フィルタプレート積層体の前記フィルタプレート(10、11)の間を延びている請求項1に記載のフィルタ装置。
  3. 前記インペラ(15)は、前記フィルタプレート(10、11)の両側に向かって開放して構成されており、それにより中央の吸込領域と2つの吐出側とを形成するようになっている請求項2に記載のフィルタ装置。
  4. 複数のインペラ(15)を備える前記遠心ポンプ(14)は、前記フィルタプレート積層体の前記中空スペースの内部に配置されている請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  5. 隣接する前記フィルタプレート(10、11)の間に形成された中間スペースに、または隣接する1群の中間スペースに、1つないし複数の該中間スペースに液体を供給するそれぞれ1つのインペラ(15)が付属している請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  6. 前記プレート積層体の内部に配置された前記インペラ(15)は、円筒状の中間ハウジング(18)に取り囲まれており、該中間ハウジングは、前記中空スペースに着座しており、前記プレート積層体に封止をするように接しており、隣接する前記フィルタプレート(10、11)の間の自由空間の領域に破断部(19)を有しており、該破断部(19)によって前記インペラ(15)の吐出側(21)が付属の中間スペースと流体を導くように接続されている請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  7. 前記中間ハウジング(18)は、プラスチック射出成形品として構成されて嵌合により互いに結合された複数のハウジング区域から構成されている請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  8. 前記中間ハウジング(18)の各々の前記ハウジング区域に1つのフィルタプレートが付属しており、該フィルタプレート(10、11)に対して半径方向で密閉されている請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  9. 前記プレート積層体の内部に配置された前記インペラ(15)は、記中間ハウジング(18)の近傍まで達しており、前記インペラ(15)は吸込側でも吐出側でも半径方向で前記中間ハウジング(18)に対して等しい直径で密閉されている請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  10. 前記プレート積層体の内部で前記インペラ(15)に前置された前記インペラ(23)は、相応に構成された前記ハウジング(1)の切欠きの中で、多段式の遠心ポンプ(16)として構成および配置されている請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  11. 前記ハウジング(1)は、その内面で前記プレート積層体および前置された前記インペラ(23)の幾何学形状に合わせて適合化されて構成されている請求項1〜請求項10のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  12. 前記ハウジング(1)は、2つの端部側のカバー(3、4、5)を備える円筒管(2)で実質的に構成されており、前記カバー(4、5)は排出通路および/または供給通路(7、8、9)を収容するために構成されている請求項1〜請求項11のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  13. 前記プレート積層体の内部で前記インペラ(15)に前置された前記インペラ(23)は、前記プレート積層体の内部にあるものよりも大きい直径を有している請求項1〜請求項12のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  14. 前記インペラ(15、23)は、共通のシャフト(17)に回転不能に配置されており、前記中間ハウジング(18)とともに一体に取扱可能なユニットを形成している請求項1〜請求項13のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  15. 前記インペラ(15、23)を支持する前記シャフト(17)は、前記プレート積層体の内部に配置された少なくとも1つの軸受(28)を有しており、該軸受は前記中間ハウジング(18)に支持されている請求項1〜請求項14のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  16. 前記インペラ(15、23)を支持する前記シャフト(17)は、駆動の目的のために一方の端部で前記ハウジング(1)から導出されて、前記ハウジング(1)に取り付けられた駆動モータ(26)と駆動接続されている請求項1〜請求項15のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  17. 前記ハウジング(1)から導出されたシャフト(17)の端部は、前記ハウジング(1)の外部でこれに回転可能に支承されている請求項1〜請求項16のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  18. 前記プレート積層体の内部に配置された前記インペラ(15a)は、流体工学的に並列に接続されており、吸込側で通路を介して相互に流体を導くように接続されており、前記フィルタプレート(10)も同じく流体工学的に並列に接続されている請求項1〜請求項17のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  19. 前記プレート積層体の内部に配置された少なくとも2つまたはそれ以上のインペラ(15)が並列に、またはグループごとに並列に接続されており、前記フィルタプレート(10、11)も相応に並列に接続されている請求項1〜請求項18のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  20. 前記プレート積層体は、前記ハウジング(1)によって形成される円筒状のスペースの内部に配置されており、積層体軸と平行に配置された少なくとも1つのろ液排出管(12)で貫通されており、該ろ液排出管は前記フィルタプレート(10、11)の内部と接続されるとともに外部に対して密閉されており、それぞれ両方の端部が前記ハウジング(1)に固定されている請求項1〜請求項19のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  21. 前記フィルタプレート(10、11)は、互いに間隔をおく2つのセラミックディスク(29)によって構成されており、これらの間に支持ディスク(30)が配置されており、前記支持ディスク(30)は、ろ液を排出するための通路(34、35)を備えている請求項1〜請求項20のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
  22. 前記支持ディスク(30)は、前記セラミックディスク(29)をその内側円周から外側円周まで支持しており、同心的なリングとして延び、これと交差する半径方向の通路(34、35)を備えており、該通路は当接する前記セラミックディスク(29)に向かって開放して構成されるとともに、前記ろ液排出管(12)を収容してこれと配管接続された破断部(33)へと通じている請求項1〜請求項21のいずれか1つに記載のフィルタ装置。
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