JP5087020B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5087020B2
JP5087020B2 JP2009017400A JP2009017400A JP5087020B2 JP 5087020 B2 JP5087020 B2 JP 5087020B2 JP 2009017400 A JP2009017400 A JP 2009017400A JP 2009017400 A JP2009017400 A JP 2009017400A JP 5087020 B2 JP5087020 B2 JP 5087020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
coupling
annular groove
conductor
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009017400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010177003A (ja
Inventor
敏宏 阿部
Original Assignee
株式会社ワカ製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ワカ製作所 filed Critical 株式会社ワカ製作所
Priority to JP2009017400A priority Critical patent/JP5087020B2/ja
Publication of JP2010177003A publication Critical patent/JP2010177003A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5087020B2 publication Critical patent/JP5087020B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

本発明は、結合可能な一対のコネクタからなり、例えば、通信基地において使用される高周波帯域などの同軸ケーブルを接続するためのコネクタに関し、特に、一対のコネクタ同士の結合状態のロック機能が付いたコネクタに関する。
一般に、この種のコネクタには、一方のコネクタを他方のコネクタに対してねじ込むことによりコネクタ同士の結合状態をロックするスクリュー型のロック機能が付いたものと、例えば、特許文献1〜3に開示されているように、一方のコネクタを他方のコネクタに対して押し込むことによりコネクタ同士の結合状態をロックするプッシュオン型のロック機能が付いたものとが知られている。
実開平6−43606号公報 実用新案登録番号第2516979号公報 特開2004−79425号公報
しかしながら、このような従来のコネクタのロック機能は、次のような問題点があった。即ち、前者のスクリュー型のロック機能は、ねじ込み作業を必要とすると共に、緩みを防止するためにトルクレンチなどの工具が必要で、このトルクレンチによるねじ込みトルクの管理を行う必要があり、作業性が悪く、作業スペースも必要であった。
また、後者のプッシュオン型のロック機能は、両コネクタをロックさせるための部品、例えば、可動部材、バネ部材などの構成部材を多く必要とするため、部品点数が多く、コスト高となると共に、形状も大きい。また、これらの多数の構成部材が別個に設けられているため、部品相互間の寸法精度を高めることが難しく、コネクタ間の結合状態を一定に保てず、結合状態が安定化しないため、高周波特性が安定しないおそれがあった。
本発明は、上記のような課題を解決するためなされたものであり、コネクタ同士の結合をロックするロック機能の改善により、作業性に優れ、作業スペースも不要であると共に、ロックするための構造が簡単で、構成部品が少なくて、コスト低減を図れ、また、コネクタ間の結合状態を一定に保つことができ、高周波特性が安定するなどの利点を有するコネクタを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、請求項1に係る発明のコネクタは、結合可能な一対のコネクタからなり、一方のコネクタは、中心導体と、該中心導体の外周部に絶縁体を介在させて設けられた外部導体とを備え、他方のコネクタは、前記一方のコネクタ側の中心導体が結合可能な中心導体と、該中心導体の外周部に絶縁体を介在させて設けられ、前記一方のコネクタ側の外部導体と接触可能な外部導体とを備えたコネクタにおいて、前記一方のコネクタ側の外部導体外周面にスライド自由かつスライドして他方のコネクタの外部導体外周面に被嵌可能に設けられ、その先端部の外周面に環状溝を有すると共に、該先端部の外周面の該環状溝形成部位の一部が中心軸と直交する方向に延びる線に沿って切除されて、その内部が該環状溝形成部位の一部から外部に開放された開放部を有するカップリングと、該カップリングの先端部の環状溝に取り付けられて、その一部が前記開放部からカップリング内部に突出し、径が拡縮するバネ性を有するべく一部が切除された略リング状のロックバネと、前記カップリングの中心軸と同じ中心軸を有し、該カップリング内周面に取り付けられて、前記一方のコネクタ側の外部導体の外周部に形成された環状のスライド溝にスライド自由に組み付けられ、前記カップリングの該外部導体の先端方向へのスライド終部で前記スライド溝終端に当接係止されるロックリングとを備える一方、前記他方のコネクタ側の外部導体の外周面には、前記ロックバネが嵌合可能な環状溝を有すると共に、該外部導体の外周面の該環状溝形成部位の一部が中心軸と直交する方向に延びる線に沿って切除されて、該環状溝の端部が開放されて外部に臨む開放部を有し、前記一対のコネクタ同士を結合した状態、かつ、前記カップリングをスライドして他方のコネクタへ被嵌し前記ロックリングを前記スライド溝終端に係止した状態で、該カップリングを回した位置に応じて、前記ロックバネが前記他方のコネクタ側の外部導体の外周面の環状溝内に入り込んでロックされた状態と、該ロックバネが該環状溝内から出てロックが解除された状態と、に選択されることを特徴とする。
請求項2に係る発明のコネクタは、前記他方のコネクタ側の外部導体の外周面の環状溝形成部位の切除箇所は、線対称関係にある2箇所であることを特徴とする。
請求項3に係る発明のコネクタは、前記ロックバネは、断面が丸形に形成された線材をリング状に形成したものであることを特徴とする。
請求項4に係る発明のコネクタは、前記ロックリングは、リング部材を分割した2つの半リング部材からなることを特徴とする。
請求項5に係る発明のコネクタは、前記ロックリングは、カップリング内周面に形成された環状溝にスライド可能に遊嵌されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明のコネクタは、前記カップリングの基端部外周面の一部は、略方形状にカットされて平面部となり、この平面部の形成位置と該カップリングの先端部外周面の切除部分の形成位置とが合致することを特徴とする。
請求項1に係る発明のコネクタによれば、プッシュオン型のロック機能を有するため、ねじ込み作業が不要であると共に、緩みを防止するためにトルクレンチなどの工具が不要で、トルクレンチによるねじ込みトルクの管理を行う必要がなく、カップリングの位置合わせと、押して、回転するという手作業で良い。よって、作業性に優れ、作業スペースも必要としない。また、両コネクタをロックさせるための部品も、ロックバネやロックリングと少なく、これら部品を追加すれば良いため、部品点数の低減を図れ、コスト低下を図ることができ、形状も小型である。さらに、ロックバネやロックリングが別個に設けられているものの、ロック機能を司る部品点数が少ないため、部品相互間の寸法精度をさほど高める必要がなく、両コネクタ間の結合状態を一定に保つことができ、安定化し、例えば、高周波特性が安定する利点がある。
請求項2に係る発明のコネクタによれば、他方のコネクタ側の外部導体の外周面の環状溝形成部位の切除部分を線対称関係にある2位置としたため、両コネクタ同士の結合時におけるカップリングの向きの自由度が高く、使用性に優れている。
請求項3に係る発明のコネクタによれば、ロックバネを線材により簡単に製作でき、しかも、線材の断面を丸形に形成してあるため、カップリングの回転操作時に手がロックバネに当たっても、該回転操作がスムーズに行える。
請求項4に係る発明のコネクタによれば、ロックリングを、リング部材を分割した2つの半リング部材から構成したため、一方のコネクタ側の外部導体の外周部に形成された環状のスライド溝への組み付けが容易に行える。
請求項5に係る発明のコネクタによれば、ロックリングは、カップリング内周面に形成された環状溝にスライド可能に遊嵌されているため、該ロックリングの係止位置とロックバネが環状溝内に入り込む位置とに多少の寸法誤差があっても、ロックリングのカップリングに対する位置がこれを吸収して一対のコネクタ同士のロック状態が確実に得られ、構成部品の製作に係る寸法精度を厳密に管理する必要がない。
請求項6に係る発明のコネクタによれば、カップリングの基端部外周面の平面部の形成位置と該カップリングの先端部外周面の切除部分の形成位置とが合致するようにしてあるため、両コネクタ同士のロック時やその解除時にカップリングの位置合わせが行い易く、暗くても、手の感触だけでカップリングの位置合わせを容易に行うことができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施の形態を詳述する。図1〜図6は、本発明の実施の形態に係るコネクタの構成を示しており、このコネクタ1は、互いに結合可能な一対のコネクタ2、3により構成されている。
一方のコネクタ2は、先端部が針状の中心導体としての中心コンタクト4と、該中心コンタクト4の外周部に設けられた絶縁体5と、該絶縁体5の外周部に設けられた外部導体としての筒状のシェル6とから概略構成されている。前記中心コンタクト4の基端部には、図5(C)に示すようにケーブル7が接続されており、該ケーブル7は絶縁体5の基端開口部を経て、シェル6の基端開口部から後方に導出されている。また、シェル6の先端部の外周面には、若干の寸法の突起6Aが形成されている。
他方のコネクタ3は、一方のコネクタ2側の中心コンタクト4が嵌合可能な先端部が円筒状の中心コンタクト8と、該中心コンタクト8の外周部に設けられた絶縁体9と、該絶縁体9の外周部に設けられ、前記一方のコネクタ2側のシェル6と接触可能な外部導体としての筒状のシェル10とから概略構成されている。さらに、シェル10の片方の端部には、フランジ部10Aが軸中心と直交する面に延びて形成されている。この場合、他方のコネクタ3が図示しない装置のパネルなどに設置され、このフランジ部10Aがねじ等によってパネルなどに締結される。
そして、中心コンタクト8の基端部に、図示しないが、ケーブルが接続されており、該ケーブルは図示しない装置のパネルなどの内部に導出されている。また、シェル10の先端部の内周面には、前記一方のコネクタ2のシェル6の微小な高さの突起6Aと嵌合可能な微小な深さの溝10Bが形成されている。
ここで、前記一方のコネクタ2側のシェル6外周面にスライド自由かつスライドして他方のコネクタ3のシェル10外周面に被嵌可能な筒状のカップリング11が設けられている。このカップリング11の先端部の外周面には、環状溝11Aが設けられている。また、カップリング11の環状溝11A形成部位の一部が中心軸と直交する方向に延びる線に沿って切除されて(切除部11B)おり、該カップリング11の内部が環状溝11A形成部位の一部から外部に開放されている(開放部11C)。
この場合、カップリング11の外周面の一部は方形状にカットされて平面部11Dとなり、他の円柱面にはアヤ目ローレット加工(加工部11E)が施されている。そして、この平面部11Dの形成位置とカップリング11の先端部外周面の切除部11Bの形成位置とが合致するようにしてある。
また、前記カップリング11の先端部の環状溝11Aに取り付けられて、その一部が前記開放部11Cからカップリング11内部に突出し、径が拡縮するバネ性を有するべく一部が切除された略リング状のロックバネ12が設けられている。このロックバネは、図6に示すように、断面が丸形、例えば、円形に形成された線材を略台形のリング状に形成したものであり、その短辺部12Aの中間部が若干の隙間を持つように切除されて(切除部12a)されて、バネ性が付与されている。
この場合、図1(B)に示すように、ロックバネ12の略台形の長辺部12Bがカップリング11の開放部11Cから該カップリング内部に突出することになり、また、ロックバネ12のカップリング11内部に突出する部位の位置が該カップリング11の平面部11Dの位置と合致するようになる。
さらに、前記カップリング11の中心軸と同じ中心軸を有し、該カップリング11内周面に形成された環状溝11Fに遊嵌されて、前記一方のコネクタ2側のシェル6の外周部に形成された環状のスライド溝6Bにスライド自由に組み付けられ、前記カップリング11のシェル6の先端方向へのスライド終部で前記スライド溝6B終端に当接係止されるロックリング13が設けられている。この場合、ロックリング13は、リング部材を分割した2つの半リング部材、例えば、2つの半円形の割り座金から構成されており、このため、シェル6の外周面の環状溝6Bへの組み付けが容易に行える。
また、他方のコネクタ3のシェル10の外周面には、前記ロックバネ12が嵌合可能な環状溝10Cが形成されていると共に、該シェル10の外周面の該環状溝10C形成部位の一部が中心軸と直交する方向に延びる線に沿って切除されて(切除部10D)、該環状溝10Cの端部が開放されて外部に臨む開放部10Eが設けられている。この場合、この切除部10Dは、線対称関係にある2位置にそれぞれ形成されている。
次に、コネクタ1を結合させる時と離脱させる時の作用について説明する。両コネクタ2、3の軸心を一致させ、一方のコネクタ2を他方のコネクタ3に対して押し込むと、図1(A)に示すように、一方のコネクタ2の先端部が他方のコネクタ3の先端部内側空間に入り込んで、突起6Aと溝10Bとが嵌合すると共に、中心コンタクト4の針状の先端部が中心コンタクト8の円筒状の先端部に入り込む。
この状態において、一方のコネクタ2のカップリング11の平面部11Dを、他方のコネクタ3のシェル10の一方の切除部10Dに合わせ、該カップリング11を押し込んでスライドさせると、図1(B)に示すように、カップリング11が他方のコネクタ3のシェル10に被嵌し、該カップリング11のスライド動作と共にロックリング13がスライド溝6Bをスライドしてその終端に係止する。この状態で、カップリング11を左又は右に90度の角度回転すると、カップリング11外周部のロックバネ12が他方のコネクタ3側のシェル10の外周面の環状溝10Cに開放部10Eから入り込む。
この場合、他方のコネクタ3側のシェル10の外周面の環状溝10C形成部位の切除部10Dを線対称関係にある2位置としたため、両コネクタ2、3同士の結合時におけるカップリング11の向きの自由度が高く、使用性に優れている。また、ロックバネ12を線材により簡単に製作でき、しかも、線材の断面を丸形に形成してあるため、カップリング11の回転操作時に手がロックバネ12に当たっても、該回転操作がスムーズに行える。
かかる状態では、ロックリング13がスライド溝6B終端に係止されることと、ロックバネ12が環状溝10C内に入り込むこととにより、両方のコネクタ2、3の結合状態がロックされ、コネクタ1の結合が完了する。この場合、ロックが掛かれば、カップリング11の例えば前後の動きが止まるため、ロック確認が容易である。
なお、ロックリング13は、カップリング11内周面に形成された環状溝11Fにスライド可能に遊嵌されているため、該ロックリング13の係止位置とロックバネ12が環状溝10C内に入り込む位置とに多少の寸法誤差があっても、ロックリング13のカップリング11に対する位置がこれを吸収して一対のコネクタ2、3同士のロック状態が確実に得られ、構成部品の製作に係る寸法精度を厳密に管理する必要がない。
上述したロック状態から、カップリング11を左又は右に90度の角度回転すると、カップリング11外周部のロックバネ12が他方のコネクタ3側のシェル10の外周面の環状溝10Cから抜け出て、ロックが解除され、一方のコネクタ2のカップリング11の平面部11Dが他方のコネクタ3のシェル10の切除部10Dと合い、カップリング11の押し込む方向と逆方向のスライドが許容される。従って、カップリング11を引っ張って、他方のコネクタ3から外し、一方のコネクタ2を他方のコネクタ3に対して引っ張ると、一方のコネクタ2の先端部が他方のコネクタ3の先端部内側空間から抜け、中心コンタクト4の針状の先端部が中心コンタクト8の円筒状の先端部から抜けて、両コネクタ2、3同士の結合が解かれる。
このように、一対のコネクタ2、3同士を結合した状態、かつ、カップリング11をスライドして他方のコネクタ3へ被嵌しロックリング13をスライド溝6B終端に係止した状態で、カップリング11を回した位置に応じて、ロックバネ12が他方のコネクタ3側のシェル10の外周面の環状溝10C内に入り込んでロックされた状態と、該ロックバネ12が該環状溝10C内から出てロックが解除された状態と、に選択される。
従って、かかるコネクタ1は、プッシュオン型のロック機能を有するため、ねじ込み作業が不要であると共に、緩みを防止するためにトルクレンチなどの工具が不要で、トルクレンチによるねじ込みトルクの管理を行う必要がなく、カップリング11の位置合わせと、押して、回転するという手作業で良い。よって、作業性に優れ、作業スペースも必要としない。
また、両コネクタ2、3をロックさせるための部品も、ロックバネ12やロックリング13と少なく、これら部品を追加すれば良いため、部品点数の低減を図れ、コスト低下を図ることができ、形状も小型である。さらに、ロックバネ12やロックリング13が別個に設けられているものの、ロック機能を司る部品点数が少ないため、部品相互間の寸法精度をさほど高める必要がなく、コネクタ2、3間の結合状態を一定に保つことができ、安定化し、例えば、高周波特性が安定する利点がある。
なお、カップリング11の基端部外周面に平面部11Dを設け、これの形成位置と該カップリング11の先端部外周面の切除部11Bの形成位置とが合致するようにしてあるため、両コネクタ2、3同士のロック時やその解除時にカップリング11の位置合わせが行い易く、暗くても、手の感触だけでカップリング11の位置合わせを容易に行うことができる。
作業性に優れ、部品点数の低減を図れると共に、高周波特性が安定するため、高周波帯域などの同軸ケーブルを接続するためのコネクタに有効的である。
本発明の実施の形態に係るコネクタの構成を示す断面図で、(A)はロック解除時を示し、(B)はロック時を示す。 同上のコネクタにおける一方のコネクタのシェルの構造を示す図で、(A)は正面断面図、(B)は右側面図、(C)は右側面図である。 同上のコネクタにおける他方のコネクタのシェルの構造を示す図で、(A)は正面断面図、(B)は右側面図、(C)は右側面図である。 同上のコネクタにおけるカップリングの構造を示す図で、(A)は正面断面図、(B)は右側面図、(C)は右側面図、(D)は底面図、(E)は(D)中、A−A矢視断面図である。 同上のコネクタにおけるカップリングにリングバネを装着した状態を示す図で、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)はシェルにカップリングを装着した状態を示す正面断面図である。 同上のリングバネの側面図である。
1 コネクタ
2 コネクタ
3 コネクタ
4 中心コンタクト
5 絶縁体
6 シェル
6B スライド溝
8 中心コンタクト
9 絶縁体
10 シェル
11 カップリング
12 ロックバネ
13 ロックリング

Claims (6)

  1. 結合可能な一対のコネクタからなり、一方のコネクタは、中心導体と、該中心導体の外周部に絶縁体を介在させて設けられた外部導体とを備え、他方のコネクタは、前記一方のコネクタ側の中心導体が結合可能な中心導体と、該中心導体の外周部に絶縁体を介在させて設けられ、前記一方のコネクタ側の外部導体と接触可能な外部導体とを備えたコネクタにおいて、
    前記一方のコネクタ側の外部導体外周面にスライド自由かつスライドして他方のコネクタの外部導体外周面に被嵌可能に設けられ、その先端部の外周面に環状溝を有すると共に、該先端部の外周面の該環状溝形成部位の一部が中心軸と直交する方向に延びる線に沿って切除されて、その内部が該環状溝形成部位の一部から外部に開放された開放部を有するカップリングと、該カップリングの先端部の環状溝に取り付けられて、その一部が前記開放部からカップリング内部に突出し、径が拡縮するバネ性を有するべく一部が切除された略リング状のロックバネと、前記カップリングの中心軸と同じ中心軸を有し、該カップリング内周面に取り付けられて、前記一方のコネクタ側の外部導体の外周部に形成された環状のスライド溝にスライド自由に組み付けられ、前記カップリングの該外部導体の先端方向へのスライド終部で前記スライド溝終端に当接係止されるロックリングとを備える一方、
    前記他方のコネクタ側の外部導体の外周面には、前記ロックバネが嵌合可能な環状溝を有すると共に、該外部導体の外周面の該環状溝形成部位の一部が中心軸と直交する方向に延びる線に沿って切除されて、該環状溝の端部が開放されて外部に臨む開放部を有し、
    前記一対のコネクタ同士を結合した状態、かつ、前記カップリングをスライドして他方のコネクタへ被嵌し前記ロックリングを前記スライド溝終端に係止した状態で、該カップリングを回した位置に応じて、前記ロックバネが前記他方のコネクタ側の外部導体の外周面の環状溝内に入り込んでロックされた状態と、該ロックバネが該環状溝内から出てロックが解除された状態と、に選択されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記他方のコネクタ側の外部導体の外周面の環状溝形成部位の切除箇所は、線対称関係にある2箇所であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ロックバネは、断面が丸形に形成された線材をリング状に形成したものであることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記ロックリングは、リング部材を分割した2つの半リング部材からなることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載のコネクタ。
  5. 前記ロックリングは、カップリング内周面に形成された環状溝にスライド可能に遊嵌されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載のコネクタ。
  6. 前記カップリングの基端部外周面の一部は、略方形状にカットされて平面部となり、この平面部の形成位置と該カップリングの先端部外周面の切除部分の形成位置とが合致することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載のコネクタ。
JP2009017400A 2009-01-28 2009-01-28 コネクタ Expired - Fee Related JP5087020B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009017400A JP5087020B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009017400A JP5087020B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010177003A JP2010177003A (ja) 2010-08-12
JP5087020B2 true JP5087020B2 (ja) 2012-11-28

Family

ID=42707743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009017400A Expired - Fee Related JP5087020B2 (ja) 2009-01-28 2009-01-28 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5087020B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9136629B2 (en) * 2012-07-19 2015-09-15 Holland Electronics, Llc Moving part coaxial cable connectors
JP6342190B2 (ja) 2014-03-24 2018-06-13 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コネクタ組立体
KR101566370B1 (ko) * 2014-04-07 2015-11-05 한국생산기술연구원 스냅 커넥터
KR101659415B1 (ko) * 2014-12-16 2016-09-30 한국생산기술연구원 스마트 기저귀
CN108281829B (zh) * 2018-01-12 2020-07-28 台州市华普电机有限公司 一种电力供电插接装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2893685B2 (ja) * 1988-04-28 1999-05-24 富士通株式会社 コネクタ
JP2516979Y2 (ja) * 1990-09-29 1996-11-13 第一電子工業株式会社 プッシュオンコネクタ
JP4592213B2 (ja) * 2001-05-21 2010-12-01 日本特殊陶業株式会社 センサ
JP2004079425A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Hirose Electric Co Ltd 同軸コネクタ及びその構成品

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010177003A (ja) 2010-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5087020B2 (ja) コネクタ
US11370104B2 (en) Connection structure of operation rod
US6203349B1 (en) Electrical connector with a locking mechanism
EP2325951B1 (en) Anti-vibration connector coupling
EP2037543A1 (en) Electrical connector and connector assembly
KR102024223B1 (ko) 다편형 베이어닛 너트를 사용한 동축 삽입형 연결 구조
EP2706622B1 (en) Electical connector assembly
US7517234B2 (en) Microphone connector and microphone with the same
EP3566819B1 (en) Power tool wire form hook assembly
WO2016055011A1 (zh) 档位操纵机构
JP6273765B2 (ja) クランプ装置、及びこれを備えた輸液ポンプ装置
JP5219750B2 (ja) 同軸導波管変換器およびレーダ機器
JP2014508390A (ja) コンタクトを備えたコネクタ
WO2019176663A1 (ja) コネクタ
US20210265775A1 (en) Connector or bayonet style connector and methods for incorporating or using connector
WO2017208755A1 (ja) コネクタ装置及び同軸コネクタ
EP2942092B1 (en) Model
EP4095401A1 (en) Anti-vibration locking connector
JP7042970B2 (ja) 接続アセンブリとマイクロフォンアセンブリ
US9318843B2 (en) Rotatable RF connector with coupling nut
US9929505B2 (en) Connector
KR20150004857A (ko) 레버 타입 커넥터
JP2018014165A (ja) レバー嵌合式コネクタ
US6940472B2 (en) Universal antenna adapter
US20180281087A1 (en) System and methodology that facilitates a non-circular arbor design

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120127

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20120530

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120821

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees