JP5086603B2 - 内臓式穿刺装置を有する検体監視システム - Google Patents

内臓式穿刺装置を有する検体監視システム Download PDF

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Description

本発明は、一般に医療装置及びシステムに関し、より詳細には、穿刺装置(lancing device)及び関連するシステムに関する。
糖尿病などのさまざまな医学的状態では、血液や間質液、又は他の体液サンプル中の検体濃度(グルコース濃度など)を監視することを要求する。通常は、このような監視を行うには、標的部位(例えば使用者の指の皮膚組織の標的部位)から、体液サンプルを取り出す必要がある。標的部位から体液サンプルを取り出す(以下「搾出(expression)」とも称する)には、皮膚組織の標的部位を穿刺装置によって穿刺し、穿刺部位から体液サンプルを搾出する必要がある。
従来の穿刺装置は、通常、穿刺装置の一端から飛び出すように、出射(launch)(「発射(fire)」ともいう)されるように準備(aim)(「発射準備(prime)」ともいう)可能な硬質のハウジング及びランセットを有する。例えば、従来の穿刺装置は、硬質のハウジング内に取り付けられたランセットを有しており、ランセットがその軸線に沿って硬質のハウジングに対して移動可能となっている。通常、ランセットは、スプリング式となっており、スプリングの解放時に、発射されて、標的部位(例えば皮膚組織の標的部位)に穿通(即ち、「穿刺」)する。次に、穿通させた標的部位から、体液サンプル(例えば全血サンプル又は間質液(ISF)サンプル)が、収集及び分析のために搾出されうる。例えば、従来の穿刺装置は、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3に記載されており、これら文献のそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に援用される。
米国特許第5,730,753号明細書 米国特許第6,045,567号明細書 米国特許第6,071,250号明細書
従来の穿刺装置によって皮膚組織の標的部位を穿刺することは、いくつかの理由により、過度の苦痛を与える場合がある。第1に、最初のランセットの穿通部位から僅かにずれるものの、発射後の反動により、ランセットが標的部位に再び穿通することがある。それゆえ、このような発射後の反動により、穿刺が意図せずに何度も行われ、痛みが増すこととなる。第2に、従来の穿刺装置は、穿刺スプリングのばね定数を決めることにより、ランセットの穿通深さを定めている。しかし、ばね定数は経時変化し、このため穿通深さが有害なものとなる。第3に、穿刺装置のハウジングから発生する、移動による突然の衝撃(即ち発射の副次的作用)に使用者が気付く場合がある。このような衝撃がくるのを予想することは、使用者に不快感を与えかねない。さらに、従来の穿刺装置は、大きくて使用が煩雑な場合がある。
体液標本中の検体を決定するための検体監視システムは、外部システムハウジング、穿刺装置、及び体液標本中の検体を決定するための計量器を備える。穿刺装置は、外部システムハウジングに内蔵され、内側ハウジング、発射機構、穿刺機構、及び連結アームを有する。発射機構は、使用中に第1方向に発射力を発生させるように構成される。穿刺機構は、使用中に第2方向に穿刺力を伝達するように構成され、第2方向は標的部位に向かいかつ第1方向に実質的に対向する。連結アームは、内側ハウジングに回転自在に取り付けられ、発射機構に係合された第1端部及び穿刺機構に係合された第2端部を含み、第1方向の発射力を第2方向の穿刺力に変換するように構成される。計量器は、体液標本中の検体を決定するため、外部システムハウジング内に少なくとも一部が格納される。
以下の詳細な説明では、説明のための実施形態を記載しており、これを参照することにより、本発明の特徴及び利点をよりよく理解することができるであろう。これら実施形態では、本発明の原理が利用されており、添付の図面中においては、同一の参照符号は同一の要素を表している。
図1に示す特定の実施形態に関してさらに詳しく後述するように、本発明の実施形態に係る穿刺装置は、内側ハウジング、発射機構、穿刺機構、及び連結アームを有する。発射機構は、第1方向に発射力を発生させるように構成されている。穿刺機構は、第2方向に穿刺力を伝達するように構成されており、第2方向は、標的部位に向かいかつ第1方向に対向している。連結アームは、ハウジングに回転自在に取り付けられており、発射機構と穿刺機構とにそれぞれ係合された第1端部及び第2端部を有する。使用中は、連結アームの旋回により、第1方向の発射力が、対向する第2方向の穿刺力に変換される。
本発明の実施形態に係る穿刺装置は、小型であり、構造が比較的簡易であり、有利である。さらに、穿刺方向が、発射機構が与える発射力の方向と対向しているため、穿刺後の反動が最小限に抑えられ、それゆえ、制御不能な反動に伴う痛みが低下する。さらに、対向する穿刺力及び発射力が、このような衝撃を使用者の標的部位ではなくハウジングに移動させることによって、穿刺装置から発生する移動による線形衝撃の有害な影響が最小限に抑えられる。また、本発明に係る穿刺装置は、穿刺力に関連する第2方向の運動量が発射力に関連する第1方向の運動量と実質的に等しくなるように構成することができ、これによっても、移動による線形衝撃の有害な影響を最小限に抑えることができる。
図1は、本発明の代表的な実施形態に係る、標的部位(例えば使用者の指先の皮膚組織の標的部位)を穿刺するための穿刺装置100の概略斜視図である。図2は穿刺装置100の概略断面図であり、図3は穿刺装置100の一部の概略斜視図である。
図1,2,3を参照すると、穿刺装置100は、内側ハウジング102、発射機構104、穿刺機構106、連結アーム108、及び発射準備機構110を有する。内側ハウジング102は、第1外面112、第2外面114(この面を貫通しているウィンドウ115(図15のみに図示)を有する)、内面116、内面突出部118、ガイドレール120、空洞122、及び開口部123を有する。
発射機構104は、後で詳しく述べるように、穿刺装置100の使用中、第1方向に発射力を発生させるように構成されている。発射機構104は、ケース124(ケース先端部126、ケース基端部128、及びケース空洞130を有する)、発射スプリング132、トリガボタン134、及びトリガスプリング136を有する。
穿刺機構106は、穿刺装置100の使用中、第2方向に穿刺力を伝達するように構成されており、第2方向は、標的部位に向かいかつ発射力の第1方向に実質的に対向している。発射力及び穿刺力は、発射機構及び穿刺機構の可動部品の質量に起因して、発射の運動量及び穿刺の運動量にそれぞれ関連していることを、当業者は認めるであろう。さらに、第2方向が第1方向に実質的に対向しているため、穿刺運動量は発射運動量に実質的に対向している。移動による線形衝撃を最小限に抑えることが求められる場合、発射機構及び穿刺機構の可動部品の質量を、穿刺運動量及び発射運動量が実質的に等しくなるように事前に設定することができる。
穿刺機構106は、穿刺深さ調整器138、ホルダ140、引込みスプリング142(引込みスプリング第1端部144と引込みスプリング第2端部146を有する)、ロッド148(ロッド第1端部150とロッド第2端部152を有する)、引込みスプリング止め154、及び止め156を有する。さらに、穿刺深さ調整器138は、段付き面158、キャップ160、及び深さ調整スプリング162を有する。
連結アーム108は枢軸164を有し、枢軸164によって内側ハウジング102に回転自在に取り付けられている。連結アーム108は、延長部166、掛け止め168、連結アームピン170、深さ調整器係合機能172、第1端部174、及び第2端部176も有する。ここに詳細に述べるように、第1端部174は発射機構104に係合されており、第2端部176は穿刺機構106に係合されている。さらに、連結アーム108は、第1方向(図2の矢印D1を参照)の発射力を、実質的に対向する第2方向(図2の矢印D2を参照)の穿刺力に変換するように構成されている。D1は発射スプリング132の軸線に沿った方向であり、D2はロッド148の軸線に沿っている点に留意されたい。発射スプリング132は、連結アーム108の第1端部174に取り付けられている。
穿刺装置100の発射準備機構110は、発射準備レバー178(発射準備レバー基端部180と発射準備レバー先端部182を有する)、発射準備レバースプリング184、発射準備レバーピン186、引張り部材188、発射準備レバー枢軸190、及び凹部192を有する。
図1,2,3のほかに図7,8,9,10も参照して、穿刺装置100の動作に加え、内側ハウジング102、発射機構104、穿刺機構106、連結アーム108、及び発射準備機構110の機能を、以下に詳しく説明する。
図2は、穿刺装置100に係合されている連結器200、及び連結器200に係合されている内蔵式医療装置300を示している。図4(本発明に係る穿刺装置及び検体監視システムの各種実施形態と共に用いられうる連結器200の概略側面図)、図5(内蔵式医療装置300を握持した状態の図4の連結器の概略側面図)、並びに図6(図5の連結器及び内蔵式医療装置の概略斜視破断図)を参照して、連結器200及び内蔵式医療装置300について以下で説明する。
図4,5,6を参照すると、連結器200は、上部試験片係合アーム202及び下部試験片係合アーム204(その間にすき間205が存在する)、連結器アーム206、スロット208、試験片係合要素210、並びに電気リード線接続部212を有する。さらに、連結器200は、連結器先端部214及び連結器基端部216を有する。試験片係合要素210は、複数の電気リード線(図示せず)を介して電気リード線接続部212と電気的に連通している。
連結器200は、上部試験片係合アーム及び下部試験片係合アーム204,202の間のすき間205に、内蔵式医療装置300を着脱自在に保持する(即ち係合する)ように構成される。図4に示すように、内蔵式医療装置300は、試験片係合要素210によって係合される。
さらに、連結器200が穿刺装置100と動作可能に係合されている場合、連結器200は深さ調整スプリング162(図2参照)に対してばね留めされている。しかし、連結器200は、連結アーム108から穿刺力を受けると、内側ハウジング102内で垂直(図2の方向)に移動することができる。換言すれば、連結器200は、深さ調整スプリング162に対してばね留めされつつ、穿刺装置100内に摺動可能に保持されている。連結器200の連結器アーム206は、連結器先端部214から突出しており、ガイドレール120の内面の突出部118と係合する。
内蔵式医療装置300は、試験片302(試験片反応領域304を有する)、皮膚組織穿通部材306(ランセット308を有する)、及び電気的接点310を有する。内蔵式医療装置300は、連結器200によって穿刺装置100に動作可能に連結されうる(例えば、図2,5を参照)。ランセット308は、標的部位の皮膚組織を穿刺し、血液を試験片反応領域304に取り出すように構成されている。当業者は、適切な内蔵式医療装置であれば、どのようなものでも使用できることを認めるであろう。これには、国際出願第PCT/GB01/05634号(2002年6月27日に国際公開第WO02/49507号パンフレットとして公開)、及び米国特許出願公開第2003/0143113号明細書に記載されているものなどがあり、この両文献は、参照によりその全体を本明細書に援用する。
連結器200の試験片係合要素210及び電気リード線接続部212は、内蔵式医療装置300と検体監視システム(例えば後述する検体監視システム400)の間に電気的な連通を実現するように構成されている。この点に関して、試験片係合要素210は、電気的接点310を介して、内蔵式医療装置300の試験片302と接触している。連結器200の更に詳しい説明は、米国特許出願公開第2005/061700号明細書に記載されている。
連結器200及び内蔵式医療装置300を使用する場合を採り上げて、穿刺装置100についてここに説明する。穿刺構成要素を穿刺装置100に連結するために、適切な手段であればどのようなものでも使用することができること、並びに本発明の実施形態に係る穿刺装置は、連結器200及び内蔵式医療装置300と共に使用されることに限定されていないことを、当業者は認めるであろう。
図1,2,3を再び参照すると、連結アーム108は、枢軸164を中心に回転するように構成されている。以下で詳しく記載するように、穿刺装置100は、第1方向の発射力が、連結アーム108の旋回運動によって、実質的に対向する第2方向の穿刺力に変換されるように構成されている。第1方向と第2方向とが180°をなす場合は完全に対向していることになるが、対向の範囲が約180°±15°であれば、ここに記載する利点を提供するのに十分である。この穿刺力によって、内蔵式医療装置300のランセット308が、皮膚組織の標的部位に発射される。
発射準備レバースプリング184は、発射準備レバー178の基端部180を、検体監視システムハウジングの内面(図1〜3に図示せず)などの適切な面に連結している。発射準備レバー178は、発射準備レバー枢軸190を中心に回転するように適合されている。発射準備レバー178の凹部192は、連結アーム108の掛け止め168を保持するように構成されている。引張り部材188は、凹部192において、発射準備レバー178の先端部182を、適切な関連するアセンブリ(例えば、図15に関して後述するように、検体監視システムのリッド)に連結している。
発射準備レバースプリング184は、適切な関連するアセンブリ(例えば後述するように、検体監視システムの外部システムハウジング)に取り付けられうる。発射準備レバースプリング184は、発射機構104の発射準備後に、発射準備レバー178が発射機構104に干渉しない位置に、発射準備レバー178を配置するのに用いられる。
当業者は、本開示を知れば、本発明の実施形態に係る穿刺装置で使用される発射準備機構が、ここに記載した形態とは別の形態をとってもよいことを認めるであろう。例えば、適切な発射準備機構が、図1の特定のレバーを使用した発射準備機構ではなく、掛け止め168と協調的に相互作用させるために、スプリング式のプランジャを用いてもよい。
トリガボタン134は、穿刺装置100の使用中に押下されると、ランセット308の標的部位への発射を開始する。止め156は、連結器200に係合されており、孔部(図示せず)を有し、その中をロッド148の第2端部152が通っている。ロッド148の第1端部150は、ホルダ140と係合しており、ロッド148がホルダ140を通って摺動可能となっている。ロッド148は、引込みスプリング142内を貫通しており、ホルダ140によって第1外面112に取り付けられている。
引込みスプリング142の第2端部146はスプリング止め154によって保持されており、引込みスプリング142の第1端部144はホルダ140によって保持されている。穿刺装置100の開口部123は、内蔵式医療装置300を差し込んだり、取り出したりできるように構成されている。
連結アーム108の深さ調整器係合機能172は、穿刺深さ調整器138の段付き面158に接しており、使用者がランセット308による標的部位の穿通深さを設定できるようにしている。穿刺深さ調整器138は、比較的硬質の材料から形成でき、これには、ポリスチレン、ポリカーボネート、及びポリエステル又はこれらの任意の組み合わせなどがあるが、これらに限定されない。
トリガスプリング136が、トリガボタン134からガイドレール120に延在している。連結アームピン170が、連結器200のスロット208(例えば、図2を参照)内に存在する。ケース124は、発射スプリング132を保持する役割を果たしている。さらに、発射スプリング132は、発射準備レバーピン186に載置され、ケース基端部128のケース空洞130内に存在する。発射スプリング132が、連結器200に実質的に平行に、かつその脇に配置されるため、穿刺装置100は長さの面で比較的小型である。
図7,8,9,10は、使用中の穿刺装置100の概略斜視破断図であり、矢印A、A´、A´´は、穿刺装置の連結アームの動きを示している。
穿刺装置100は、使用中に、引張り部材188内で引張りが発生するように、発射準備レバー枢軸190(図1参照)を中心に発射準備レバー178を枢軸的に回転させることによって発射準備される。発射準備後は、図7に示すように、連結アーム108が、枢軸164を中心に反時計回り(図7の矢印Aを参照)に回転しており、例えば、発射スプリング132を約3N〜約8Nの範囲の力まで圧縮している。さらに、引込みスプリング止め154が、止め156に接しており、引込みスプリング142が引込みスプリング止め154とホルダ140の間で完全に伸張した状態にある。
使用者がトリガボタン134を押下すると、連結器200のアーム206が、内面突出部118から離れて移動する。連結器アーム206がこのように移動すると、連結アーム108が解放されて、発射スプリング132による偏向(bias)を受けて移動する。発射スプリング132が伸張し、連結アーム108をその枢軸164を中心に時計回り(図8の矢印A´を参照)に押す。発射スプリング132が伸張すると、連結アーム108が、連結アームピン170によって、連結器200のスロット208と係合する。
発射スプリング132が伸張し、連結アーム108に対して(第1方向D1に)発射力を及ぼし続けると、ランセット308が穿刺装置100から延びて、標的部位(図9参照)を穿通する。これは、発射スプリング132が完全に伸張して、これにより、連結アーム108の延長部166がロッド148の第2端部152に接するように、連結アーム108が枢軸164を中心に時計回り(図9の矢印A´´を参照)の回転を続けることによって行われる。発射スプリング132の伸張によって及ぼされた力は比較的小さい(例えば約1.5N未満)にも関わらず、この接触及び関連する運動量により(第2方向D2の)穿刺力が付与され、ロッド148が、穿刺装置100の開口部123に向かって移動する。
図9は、引込みスプリング止め154が、止め156から離れて、穿刺装置100の開口部123に向かって移動した様子を示している。ロッド148が移動すると、引込みスプリング142が更に圧縮される(スプリング142は、例えば2N〜2.5Nの範囲の力に既に圧縮されている)。引込みスプリング142が、この時点では伸張している発射スプリング132の力よりも大きな力まで圧縮されうるが、運動量により、連結アーム108が、穿刺深さ調整器138の段付き面158に接して止まるまで回転する。この接触により、連結アーム108がこれ以上移動することが阻止される。
穿刺深さ調整器138は、連結アーム108の動きを制限することによって、穿通深さを調整する役割を果たしている点に留意されたい。段付き面158の段は、使用者が、複数の段付き面部分(図3参照)から選択することで、穿通深さを決定できるようにし、段付き面部分のそれぞれは、さまざまな回転点において、連結アーム108の動きを阻止するように設計されている。
また、連結アームがこれ以上移動しないよう阻止されることで、連結器200に関連する質量が停止し、これによって上方への衝撃が生まれる。しかし、発射スプリング132の質量と連結アーム108の回転が同時に停止し、下方への衝撃が生まれる。発射力と出射力とが実質的に対向しているため、上方への衝撃と下方への衝撃とが有利に相互に釣り合う傾向がある。
上方への衝撃と下方への衝撃とが連結アーム108の枢軸164を中心に相殺されるため、回転衝撃が生じる。しかし、連結器200がガイドレール120によりガイドされるため、回転衝撃は、標的部位に伝達されずに内側ハウジングに移動し、その後使用者の手のかなりの質量に移動する。これにより、回転衝撃が過剰になることがなく、また使用者に不快感を比較的与えることがない。
標的部位の穿刺後、引込みスプリング142の力(例えば2N〜2.5N)が、連結アーム108の延長部166との接触を保ちつつ(図10参照)、ロッド148を、穿刺装置100の穿刺深さ調整器138の方へ移動させる。さらに、連結アーム108は、連結器200との接触を保持する。ロッド148は、引込みスプリング止め154が止め156に接触するまで、このように移動を続ける。このため、連結アーム108及び連結器200は、ロッド148によって移動され、同時に、ランセット308を、標的部位内から所定の位置に、例えば、標的部位の表面の僅か下に、引き込む。ランセット308が標的部位内又は標的部位から搾出された体液に接触するように、発射スプリング132に残存していた少量の力が、連結アーム108の位置を保持し、ランセット308の位置を、標的部位の表面又はその僅か下に保つ。
図11は、本発明の代表的な実施形態に係る検体監視システム400の概略斜視図である。検体監視システム400は、外部システムハウジング402、外部システムハウジング402に内蔵された穿刺装置(即ち、図1の穿刺装置100など)、及び体液サンプル中の検体を決定するための計量器(図示せず)を有し、この計量器は、外部システムハウジングに少なくとも一部が格納されている。
検体監視システム400はリッド404も有し、リッドは、図11では開位置(即ち第1の位置)に示されている。リッド404は、皮膚組織接点406、ヒンジ408(図11には図示しないが、図15には示す)、リッド基端部410、リッド先端部412、及び外側上面413を有する。
検体監視システム400は、医療装置パッケージ格納領域414(図11では、5個の医療装置パッケージ500を格納した状態で示されている)、視覚表示装置416、及び表示/制御ボタン418も有する。さらに、外部システムハウジング402は、長手側面420、第1端部422、第2端部424、及び内側上面426を有する。説明のみを目的として、5個の医療装置パッケージを格納している状態が図示されているが、適切な個数であれば、任意の数の医療装置パッケージを収容することができる。
本発明の実施形態に係る検体監視システムは、適切な計量器であればどのようなものを有してもよく、これには、例えば、米国特許第6,284,125号明細書、米国特許第6,413,410号明細書、及び米国特許出願公開第2003/0143113号明細書に記載されている電気化学式の計量器などがあり、これらの文献のそれぞれは参照によりその全体が本明細書に援用される。
図12は、内蔵式医療装置300を格納している医療装置パッケージ500の概略斜視破断図であり、これが、検体監視システム400の医療装置パッケージ格納領域414に格納されうる。医療装置パッケージ500は、本体502を有し、本体502は、基端部504、先端部506、第1長手側面508、第2長手側面510、上面512、下面(図12の斜視図には図示せず)、開口部514、空洞516、及び1つ以上のウィング518を有する。
医療装置パッケージ500は、開口部514を覆っているホイル(図示せず)も有する。開口部514は、基端部504にあり、空洞516内を利用できるようにする。空洞516は本体502内にあり、内蔵式医療装置300を確実に着脱自在に保持するように構成されている。
ウィング518は、医療装置パッケージ500を穿刺装置100内に挿入する際の、機械的な目印(reference)となる。ウィング518は、医療装置パッケージ500の第1及び第2長手側面508,510の長さ方向に延在している。しかし、別法として、このようなウィングが長手側面508,510の一方又は両方に沿って部分的に延在していても、上面512に設けられていても、本体502に設けられていてもよいことを当業者は認めるであろう。
説明を目的して、検体監視システム400が、医療装置パッケージ500を格納又は使用するように示されているが、適した医療装置パッケージであれば、どのようなものでも本発明の実施形態に係る検体監視システムと共に使用することができる。例えば、適した医療装置パッケージの例が、米国特許出願公開第2005/061700号明細書に記載されている。
図13は、リッド404が開位置にある検体監視システム400、及び内蔵式医療装置を検体監視システムの穿刺装置100に挿入するために使用される医療装置パッケージ500´の概略斜視図である。図14は、図13の一部分を示す概略斜視図である。図15は、図11の監視システムのリッド及び穿刺装置の概略斜視図であり、リッドが閉位置(即ち第2の位置)の状態を示している。図16は、使用者の手(H)の中で使用中の図11の検体監視システムの概略斜視図である。
図11〜16を参照して、検体監視システム400の操作を以下に詳細に記載する。内蔵式医療装置300を穿刺装置100に挿入後(図14参照)、検体監視システム400のリッド404を閉じると(例えば、図15を参照)、リッド404の基端部410の皮膚組織接点406が、穿刺装置100の開口部123のすぐ上に配置される。このため、トリガボタン134が押下されると、内蔵式医療装置300が発射され、皮膚組織接点406(図16参照)に押し付けていた標的部位(例えば使用者の手Hの指先の標的部位)をランセット308が穿通する。
内蔵式医療装置300が連結器200に係合された後、リッド404を閉じる前に、医療装置パッケージ500が開口部123から取り出されるという点に留意されたい。
視覚表示装置416が第1長手側面420に存在しており、検体監視システム400を用いて使用者に指示を与えるための、視覚的なインタフェースを提供する。表示ボタン418が、長手側面420の、第2端部424の近くに配置されており、検体監視システム400の使用中にコマンドを入力できるようになっている。
リッド404は、外側上面413において、医療装置パッケージ格納領域414の上に配置される。リッド404は、医療装置パッケージ格納領域414の内容を見ることができるように、その一部又は全部が、透明の材料から形成されうる。ヒンジ408は、リッド404の先端部412に存在する。
引張り部材188がヒンジ408に動作可能に連結されているため(図15参照)、リッド404を第1の位置(即ち開)から第2の位置(即ち閉)に移動すると、穿刺装置100が発射準備される。リッド404を第1の位置に移動すると、引張り部材188に引張り力を作用させることによって、発射準備レバー枢軸190を中心に発射準備レバー178が回転される。このため、連結アーム108を掛け止め168に接触させることによって、発射準備レバー178が、連結アーム108を半時計回りに回転させる。
図15は、穿刺装置100のウィンドウ115を示す。開口部115は、この開口部を通して、較正コード又は医療装置パッケージ500に関するその他の情報を読み取れるようにする。説明のみを目的として、穿刺装置に8枚のウィンドウが示されているが、適した枚数であれば、任意の数のウィンドウを使用することができる。
特に図16を参照すると、穿刺装置100のトリガボタン134が、検体監視システム400の外部システムハウジング402の第1端部422から延びている。使用者は、標的部位となっている指のある片方の手(即ち図16の手H)によって、検体監視システム400を握持して操作することができる。標的部位が皮膚組織接点406に押し付けられ、使用者の親指によってトリガボタン134が押下される。トリガボタン134を手動で押下する代わりに、自動トリガを使用して、トリガボタンを省略してもよいことを当業者は理解されよう。このような自動トリガは、例えば標的部位が、所定の力で皮膚組織接点406に押し付けられると起動されうる。
図11,13〜16は本発明に係る検体監視システムの特定の実施形態を示しているが、体液サンプル(血液など)中の検体(グルコースなど)を決定するための本発明に係る検体監視システムは、一般に、外部システムハウジング、穿刺装置、及び検体を決定するための計量器を有することを当業者は理解されよう。さらに、穿刺装置は、外部システムハウジングに内蔵されており、内側ハウジング、発射機構、穿刺機構、及び連結アームを有する。発射機構は、第1方向に発射力を発生させるように構成されている。穿刺機構は、第2方向に穿刺力を伝達するように構成されており、第2方向は標的部位に向かいかつ第1方向に対向している。連結アームは、ハウジングに回転自在に取り付けられており、発射機構と穿刺機構とにそれぞれ係合された第1端部と第2端部を有する。使用中は、連結アームの旋回により、第1方向の発射力が、対向する第2方向の穿刺力に変換される。このような穿刺装置は比較的小型で使用が簡単であり、片手のみで操作でき、その手の標的部位から体液サンプルを取得する。
本発明を実施する際に、ここに記載した本発明の実施形態のさまざまな変形例を使用してもよいことを理解すべきである。添付の特許請求の範囲は本発明の範囲を定義しており、これによって、これらの請求項及びその均等物の範囲内の構造がカバーされることが意図される。
本発明の代表的な実施形態に係る穿刺装置の概略斜視図である。 図1の穿刺装置の概略断面図である。 図1の穿刺装置の一部の概略斜視図である。 本発明に係る穿刺装置及び検体監視システムの実施形態と共に用いられうる連結器の概略側面図である。 内蔵式医療装置を握持した図4の連結器の概略側面図である。 図5の連結器及び内蔵式医療装置の概略斜視破断図である。 矢印Aにより穿刺装置の連結アームの動きを示す、使用中の図1の穿刺装置の概略斜視破断図である。 矢印A´により穿刺装置の連結アームの動きを示す、使用中の図1の穿刺装置の概略斜視破断図である。 矢印A´´により穿刺装置の連結アームの動きを示す、使用中の図1の穿刺装置の概略斜視破断図である。 穿刺装置の連結アームの動きを示す、使用中の図1の穿刺装置の概略斜視破断図である。 本発明の代表的な実施形態に係る検体監視システムの概略斜視図であり、検体監視システムのリッドが開位置(即ち第1の位置)にある状態を示している。 内蔵式医療装置を格納している医療装置パッケージの概略斜視破断図であり、これが、本発明の実施形態に使用されうる。 図11の検体監視システムの概略斜視図であり、リッドが開位置にあり、医療装置パッケージが検体監視システムの穿刺装置に挿入されている状態を示している。 図13の一部分を示す概略斜視図である。 図11の監視システムのリッド及び穿刺装置の概略斜視図であり、リッドが閉位置(即ち第2の位置)にある状態を示している。 使用者の手(H)の中で使用中の図11の検体監視システムの概略斜視図である。

Claims (11)

  1. 体液標本中の検体を決定するための検体監視システムであって、
    外部システムハウジング
    前記外部システムハウジングに内蔵される穿刺装置であって
    内側ハウジングと、
    使用中に、第1方向に、発射力を発生させるように構成された発射機構と、
    使用中に、標的部位に向かう第2方向であって前記第1方向に対して実質的に平行に且つ実質的に対向する第2方向に、穿刺力を伝達するように構成された穿刺機構と、
    前記内側ハウジングに回転自在に取り付けられており、前記発射機構に係合された第1端部及び前記穿刺機構に係合された第2端部を含む連結アームと、を有し、
    前記連結アームは、前記第1方向の前記発射力を、前記第2方向の前記穿刺力に変換するように構成されている穿刺装置と、
    記体液標本中の検体を決定するための、前記外部システムハウジング内に少なくとも一部が格納されている計量器、を備えることを特徴とする検体監視システム。
  2. 少なくとも1つの内蔵式医療装置を有し、
    前記内蔵式医療装置は、皮膚組織穿通部材及び試験片を有することを特徴とする請求項1に記載の検体監視システム。
  3. リッドを更に有し、
    前記穿刺装置は発射準備機構を有し、
    前記リッド及び前記発射準備機構は、前記リッドを第1の位置のに移動すると前記穿刺装置発射準備されるように動作可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の検体監視システム。
  4. 前記第2方向は、約180°±15°の範囲内で前記第1方向に対向していることを特徴とする請求項1に記載の検体監視システム。
  5. 前記第2方向は、前記第1方向に実質的に180°対向していることを特徴とする請求項4に記載の検体監視システム。
  6. 発射準備機構を更に有することを特徴とする請求項1の検体監視システム。
  7. 前記発射機構は、前記発射力を発生させるための発射スプリングを有することを特徴とする請求項1に記載の検体監視システム。
  8. 前記発射スプリングは、使用中に、約3N〜約8Nの範囲の最大ばね力を有することを特徴とする請求項7に記載の検体監視システム。
  9. 前記穿刺機構は、引込みスプリングを有することを特徴とする請求項1に記載の検体監視システム。
  10. 前記計量器は、血液標本中のグルコースを決定するために構成されていることを特徴とする請求項1に記載の検体監視システム
  11. 前記穿刺力に関連する前記第2方向の運動量は、前記発射力に関連する前記第1方向の運動量と実質的に等しいことを特徴とする請求項1に記載の検体監視システム
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