JP5086489B1 - サーバ装置、プログラム、特典付与方法、特典付与システム - Google Patents
サーバ装置、プログラム、特典付与方法、特典付与システム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】このサーバ装置は、ユーザによって操作される通信端末とネットワークを介して接続されている。このサーバ装置は、ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうる複数のイベントと、イベントに対応する特典とを記憶しておき、いずれかのイベントがコンテンツ内で発生した場合、例えばイベント内容と特典内容を通信端末に送信可能な状態に置き、送信要求を受け付けた場合に通信端末に通知する。通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生したイベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する。このとき、特典要求を受け付ける期間は、イベントが発生したタイミングから、遅くともコンテンツの提供が終了するまでの間に設定される。
【選択図】図1
Description
[第1の観点]
ユーザによって操作される通信端末とネットワークを介して接続されるサーバ装置であって、
実時間でユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうる複数のイベントと、各イベントに対応する特典とを記憶する記憶手段と、
前記複数のイベントのうちいずれかのイベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知手段と、
通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与手段と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記イベントが発生したタイミングから、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定手段と、
を備えたサーバ装置。
[第2の観点]
前記タイミング設定手段は、第1のイベントの発生に応じた前記特典要求を受け付ける期間を、第1のイベントに続く第2のイベントの発生のタイミングまでの間に限定することを特徴とする、
第1の観点に記載されたサーバ装置。
[第3の観点]
前記タイミング設定手段は、イベントの発生に応じた前記特典要求を受け付ける期間を、当該イベントの発生タイミングから所定時間、または当該イベントの発生後であって前記コンテンツの区切りのタイミングまでに限定することを特徴とする、
第1の観点に記載されたサーバ装置。
[第4の観点]
特典通知手段によって通信端末に通知するタイミングを、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位で異ならせることを特徴とする、
第1〜3の観点のいずれかに記載されたサーバ装置。
[第5の観点]
特典通知手段によって通信端末に通知するタイミングの順序を、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位で、イベントの発生ごとにランダムに、あるいは順番に変化させることを特徴とする、
第4の観点に記載されたサーバ装置。
[第6の観点]
各イベント内容とイベントに対応する特典内容とを前記コンテンツの提供が開始されるまでに通信端末に報知する報知手段を備えたことを特徴とする、
第1〜5の観点のいずれかに記載されたサーバ装置。
[第7の観点]
前記特典付与手段は、前記コンテンツ内のイベントの発生に応じてユーザに付与することを決定した特典を、前記コンテンツの提供の終了後に通信端末宛に送信することを特徴とする、
第1〜6の観点のいずれかに記載されたサーバ装置。
[第8の観点]
前記特典付与手段は、前記コンテンツ内のイベントの発生に応じてユーザに付与することを決定した特典を、前記コンテンツに関連付けて一括して通信端末宛に送信することを特徴とする、
第7の観点のいずれかに記載されたサーバ装置。
[第9の観点]
ネットワークに接続可能な通信端末を操作するユーザに対して特典を付与するためのプログラムであって、コンピュータに、
実時間でユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうる複数のイベントと、各イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶機能と、
前記複数のイベントのうちいずれかのイベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知機能と、
通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与機能と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記イベントが発生したタイミングから、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定機能と、
を実現させるためのプログラム。
[第10の観点]
ユーザによって操作される通信端末とネットワークを介して接続されるサーバ装置との間で行われるユーザへの特典付与方法であって、
サーバ装置が、実時間でユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうる複数のイベントと、各イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させるステップと、
サーバ装置が、前記複数のイベントのうちいずれかのイベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知するステップと、
通信端末が、所定の操作に応じてサーバ装置宛に特典要求を行うステップと、
サーバ装置が、前記特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定するステップと、
を含み、
前記特典要求を受け付ける期間は、前記イベントが発生したタイミングから、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定されていることを特徴とする、
特典付与方法。
[第11の観点]
ユーザによって操作される通信端末と、ネットワークを介して通信端末と接続されるサーバ装置とを含む特典付与システムであって、
サーバ装置は、
実時間でユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうる複数のイベントと、各イベントに対応する特典とを記憶する記憶手段と、
前記複数のイベントのうちいずれかのイベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知手段と、
通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与手段と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記イベントが発生したタイミングから、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定手段と、
を備えた、特典付与システム。
[第12の観点]
通信端末と通信を介して接続されるサーバ装置であって、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶手段と、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に送信可能となる送信可能状態にする送信可能化手段と、
送信可能状態において、通信端末からの送信要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知手段と、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が通知された状態で、通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与手段と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記送信可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定手段と、
を備えたサーバ装置。
なお、イベントは1つでも構わない。
[第13の観点]
前記タイミング設定手段は、第1のイベントの発生に応じた前記特典要求を受け付ける期間を、第1のイベントに続く第2のイベントの発生のタイミングまでの間に限定することを特徴とする、
第12の観点に記載されたサーバ装置。
[第14の観点]
前記タイミング設定手段は、イベントの発生に応じた前記特典要求を受け付ける期間を、当該イベントの発生タイミングから所定時間、または当該イベントの発生後であって前記コンテンツの区切りのタイミングまでに限定することを特徴とする、
第12の観点に記載されたサーバ装置。
[第15の観点]
前記送信可能化手段は、前記送信可能状態にするタイミングを、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位で異ならせることを特徴とする、
第12〜14の観点のいずれかに記載されたサーバ装置。
[第16の観点]
前記送信可能状態にするタイミングの順序を、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位で、イベントの発生ごとにランダムに、あるいは順番に変化させることを特徴とする、
第15の観点に記載されたサーバ装置。
[第17の観点]
イベント内容とイベントに対応する特典内容とを前記コンテンツの提供が開始されるまでに通信端末に報知する報知手段を備えたことを特徴とする、
第12〜16の観点のいずれかに記載されたサーバ装置。
[第18の観点]
前記特典付与手段は、前記コンテンツ内のイベントの発生に応じてユーザに付与することを決定した特典を、前記コンテンツの提供の終了後に通信端末宛に送信することを特徴とする、
第12〜17の観点のいずれかに記載されたサーバ装置。
[第19の観点]
前記特典付与手段は、前記コンテンツ内のイベントの発生に応じてユーザに付与することを決定した特典を、前記コンテンツに関連付けて一括して通信端末宛に送信することを特徴とする、
第18の観点に記載されたサーバ装置。
[第20の観点]
ネットワークに接続可能な通信端末を操作するユーザに対して特典を付与するためのプログラムであって、コンピュータに、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶機能と、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に送信可能となる送信可能状態にする送信可能化機能と、
送信可能状態において、通信端末からの送信要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知機能と、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が通知された状態で、通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与機能と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記送信可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定機能と、
を実現させるためのプログラム。
[第21の観点]
ユーザによって操作される通信端末とネットワークを介して接続されるサーバ装置との間で行われるユーザへの特典付与方法であって、
サーバ装置が、ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させるステップと、
サーバ装置が、前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に送信可能となる送信可能状態にするステップと、
通信端末が、所定の操作に応じてサーバ装置宛に送信要求を行うステップと、
送信可能状態において、前記送信要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知するステップと、
通信端末が、前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が通知された状態で、所定の操作に応じてサーバ装置宛に特典要求を行うステップと、
サーバ装置が、前記特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定するステップと、
を含み、
前記特典要求を受け付ける期間は、前記送信可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定されていることを特徴とする、
特典付与方法。
[第22の観点]
通信端末を利用したユーザへの特典付与方法であって、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させるステップと、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末が表示可能となる表示可能状態にするステップと、
表示可能状態において、所定の操作に応じた表示要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末が表示するステップと、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が表示された状態で、所定の操作に応じて特典要求を受け付けるステップと、
前記特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定するステップと、
を含み、
前記特典要求を受け付ける期間は、前記表示可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定されていることを特徴とする、
特典付与方法。
[第23の観点]
ユーザによって操作される通信端末と、ネットワークを介して通信端末と接続されるサーバ装置とを含む特典付与システムであって、
サーバ装置は、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶手段と、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に送信可能となる送信可能状態にする送信可能化手段と、
送信可能状態において、通信端末からの送信要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知手段と、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が通知された状態で、通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与手段と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記送信可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定手段と、
を備えた、特典付与システム。
[第24の観点]
ユーザによって操作される通信端末と、ネットワークを介して通信端末と接続されるサーバ装置とを含む特典付与システムであって、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶手段と、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末が表示可能となる表示可能状態にする表示可能化手段と、
表示可能状態において、所定の操作に応じた表示要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末が表示する表示手段と、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が表示された状態で、所定の操作に応じて特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与手段と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記表示可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定手段と、
を備えた、特典付与システム。
図1は、実施形態の特典付与システム(以下、単に「システム」という。)のシステム構成例を示している。図1に示すように、このシステムは、例えばインターネットなどの通信網NW(ネットワーク)に接続可能な通信端末10a,10b,10c,…と、通信網NWに接続されている主サーバ20と、データベースサーバ30とによって構成されている。各通信端末10a,10b,10c,…はそれぞれ、個々のユーザによって操作される端末であり、例えば、携帯端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、双方向の通信機能を備えたテレビジョン受像機(いわゆる多機能型のスマートテレビも含む。)などの通信端末である。なお、以下の説明において、各通信端末10a,10b,10c,…に共通して言及するときには、通信端末10と表記する。このシステムでは、少なくともウェブブラウザ上で動作可能なアプリケーションが主サーバ20に実装されている。
クライアントである通信端末10は、主サーバ20によって提供されるウェブページを表示可能なウェブブラウザを備えている。ユーザは、ウェブページが表示された状態で通信端末10に対して所定の操作を行うことで、所定のサービス(処理)を行うことを主サーバ20に対して要求する。データベースサーバ30は、ユーザの情報のほか、所定の処理を実行する上での後述する様々な情報を格納しており、それらの情報の読み書きのために主サーバ20と例えば有線で接続されている。
図2を参照して通信端末10の構成について説明する。
図2に示すように、通信端末10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、画像処理部14、操作入力部15、表示部16、及び、信号送受信部としての無線通信インタフェース部17を備えており、各部間の制御信号あるいはデータ信号を伝送するためのバス18が設けられている。
なお、HTMLデータの取得に当たって、CPU11は、予め登録されたユーザID(ユーザ識別情報)、あるいは操作入力部15を介して入力されるユーザIDを含むアクセス要求メッセージを、無線通信インタフェース部17を介して主サーバ20へ通知する。
なお、ウェブブラウザは、例えばソーシャルゲーム(Social Game)などのゲームを利用するために動作してもよい。ソーシャルゲームとは、例えば、特定のサービス提供者によるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)においてウェブブラウザ上で動作するAPI(Application Programming Interface)などの動作環境を基に作成されるゲーム用アプリケーションによって実行されるゲームである。
CPU11は、主サーバ20から送信されるHTMLデータに基づいてウェブページが表示された状態で、操作入力部15による所定の操作を受け入れることによって、主サーバ20宛に要求メッセージを送信する。本実施形態の場合、要求メッセージには、例えば、画面更新要求(送信要求)を行うための画面更新要求メッセージや、特典要求を行うための特典要求メッセージなどが含まれる。
なお、操作入力部15の入力方式は、釦の押下入力の方式に限られず、例えばLCDパネル等に指先あるいはペンで触れることによって入力の操作を受け付けるタッチパネル方式であってもよい。
図3を参照して主サーバ20の構成について説明する。
主サーバ20は、例えば階層構造の複数のウェブページからなるウェブサイトを管理しており、通信端末10に対してウェブサービスを提供する。図3に示すように、主サーバ20は、CPU21、ROM22、RAM23、データベース(DB)アクセス部24、無線通信インタフェース部25、入力部26、及び、表示部27を備えており、各部間の制御信号あるいはデータ信号を伝送するためのバス28が設けられている。なお、主サーバ20は、ハードウエアに関しては汎用のウェブサーバと同一の構成をとることができる。
CPU21は、ROM22内のプログラム群をRAM23にロードして実行し、無線通信インタフェース部25を介して、各種の処理を行う。
CPU21は、無線通信インタフェース部25を介して、通信端末10で表示されるウェブページ上でユーザにより選択されたハイパーリンクまたはメニューに応じた処理を行う。その処理は、例えば、新たなHTMLデータの送信、または、主サーバ20内の演算処理あるいはデータ処理などを含む。
データベースアクセス部24は、CPU21がデータベースサーバ30に対してデータの読み書きを行うときのインタフェースである。例えば、CPU21は、入力部26によって入力されるデータを、データベースアクセス部24を介してデータベースサーバ30に対して書き込みを行う。
入力部26は、例えばキーボード及び/又はマウス等の入力装置と、その入力装置によって入力されるデータを主サーバ20内で認識させるためのインタフェース回路とを含む。表示部27は、CPU21によって実行されるプログラムの実行結果(出力結果)を表示するためのものであって、例えば前述したLCDモニタを含んでもよい。
本実施形態の主サーバ20は、実時間で行われているコンテンツに関する内容を、ユーザの通信端末10からの画面更新要求(後述する)に応じて、通信端末10にて表示可能な形式で送信する。以下、主サーバ20によって、実時間で行われているコンテンツの内容を送信するサービスを、「速報サービス」という。以下、速報サービスで提供されるコンテンツが、実時間で行われているプロ野球(以下、適宜「野球」と略記する。)の試合(ホームチームとアウェイチームの対戦)、あるいはその試合の放送番組である場合を例として説明する。
上述した速報サービスは、主サーバ20が提供する単独のサービスであってもよいが、例えばソーシャルゲームの一サービスとして組み込まれていてもよい。この場合、ゲームの内容と速報サービスの対象となるコンテンツの内容が、互いに関連性があることが好ましい。例えば、そのような好ましい例では、主サーバ20は、野球を対象としたデジタルカードゲーム(ソーシャルゲーム)のゲーミングサービスを提供するサーバとして機能し、野球の試合の速報サービスがそのゲーミングサービスに組み込まれる。
本実施形態において、上記速報サービスは、画面更新要求に応じて実時間で行われているコンテンツの内容を送信するだけではなく、一定の条件を満足するときにユーザに対して特典を付与する処理をも行う。この特典付与の形態は、以下のとおりである。速報サービスの対象となるコンテンツには予め、コンテンツ内で発生しうる複数のイベントと、各イベントに対応する特典とが対応付けられている。そして、主サーバ20は、実時間で行われているコンテンツにおいてイベントが発生する度に、最新のコンテンツの基本情報とともに、そのコンテンツ内で実際に発生したイベント内容と特典内容を、通信端末10にて表示可能な形式で送信可能な状態に置く。そして、主サーバ20は、ユーザの通信端末10からの画面更新要求(送信要求)に応じて、送信可能な状態に置かれたデータを、通信端末10宛に送信する。イベント内容と特典内容が通信端末10宛に送信された後、ユーザは、通信端末10に対する所定の操作を行うことによって特典要求が主サーバ20宛になされるが、その特典要求を主サーバ20側で受け付ける期間は限定されている。
図6の表示領域103には、イベント内容及びそのイベント内容に対応する特典内容の双方が表示される例が示されたが、これに限られない。イベント内容及びそのイベント内容に対応する特典内容のいずれか一方が表示されるようにしてもよい。
データベースサーバ30は、大容量のハードディスク装置やRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)等の形態の装置等、汎用ストレージで実現できる。データベースサーバ30内の各データベースは、主サーバ20のデータベースアクセス部24を介してCPU21からのデータの読み書きが可能となるように構成されている。
図7に、データベースサーバ30の構成の一例を示す。図7に示すように、データベースサーバ30は、ユーザデータベース31、試合記録データベース32、試合管理データベース33、及び特典管理データベース34を備える。なお、図7では、デジタルカードゲーム(ソーシャルゲーム)を実行するのに必要となるデータベース(例えば、他のユーザとの対戦結果を記録するデータベース等)については図示を省略している。
図9の例では、次にアクションが発生する場合のAction IDが「5」であり、表示領域203において、新たなアクションに該当するイベントについてオペレータによる入力待ちの状態となっている。
なお、図10に示す他方のチーム(アウェイチーム)の場合も、オペレータの入力形態、データの記録方法は、図9に示したものと同様であるが、ホームチームが攻撃中のときはアウェイチームが守備中になるため、試合中のアクションとそれに応じたイベントは両者で異なる。そのため、ホームチームの記録入力を行うオペレータとアウェイチームの記録入力を行うオペレータは、それぞれ別々の者であることが好ましい。
図12に示すように、試合の管理における入力画面は、表示領域301,302を含む。表示領域301は、試合の基本情報が入力される領域である。表示領域302は、試合中における最新のAction IDが対戦チームごとに入力される領域である。表示領域302において、「ホームAction ID」の項目にはホームチームの最新のAction IDが表示され、「アウェイAction ID」の項目にはアウェイチームの最新のAction IDが表示される。「ホームAction ID更新時刻」及び「アウェイAction ID更新時刻」の項目には、それぞれのAction IDの最新の更新時刻が表示される。
図13は、試合管理データベース33の構成を示す一例である。図13に示すように、試合管理データベース33では、Action IDとその更新時刻、イニング、表裏、スコア(ホームチームスコア、アウェイチームスコア)のデータがAction IDが更新される度に蓄積される。試合管理データベース33では、ホームAction IDが更新される度にデータが蓄積されるホームチーム用データと、アウェイAction IDが更新される度にデータが蓄積されるアウェイチーム用データとを含む。
図14は、特典管理データベース34の構成の一例を示す図である。図14に示すように、特典管理データベース34には、ユーザIDと、応援チームと、Action IDと、Action IDに対応する特典を付与済みか否かを示す特典付与情報(「未」または「済」)が含まれている。本実施形態では、イベントに対応する特典はAction ID単位でユーザに付与されるため、特典管理データベース34では、Action IDごとに特典を付与済みか否か管理される。ユーザの応援チームのデータは、図5に示したように、速報サービスの開始の際に、通信端末10からのユーザの入力を受け付けることによって決定され、特典管理データベース34に記録されるように構成されてよい。
本実施形態では、主サーバ20及びデータベースサーバ30によってサーバ装置が構成されている。以下では、ユーザに提供されるコンテンツが野球の試合である場合を例として、本実施形態のサーバ装置で実現される機能について、図15を参照して説明する。図15は、本実施形態のサーバ装置で主要な役割を果たす機能を説明するための機能ブロック図である。なお、図15の機能ブロック図において、登録手段51、試合記録手段53、試合管理手段54、報知手段59については本発明に必須の構成ではないが、本発明を実施する上で好ましい構成である。例えば、試合記録データベース32と試合管理データベース33は、外部装置からネットワークを介して逐次取得するようにしてもよい。
CPU21は、登録要求メッセージを受信し、登録要求メッセージにユーザIDが含まれていない場合には、ユーザIDを新規に発行してそのユーザIDの登録処理を行った後、登録処理が完了した旨のメッセージを通信端末10へ送信する。CPU21は、登録要求メッセージを受信し、登録要求メッセージにユーザIDが含まれている場合には、そのユーザIDの登録処理を行った後、登録処理が完了したことを示す登録完了メッセージを通信端末10へ送信する。
登録が完了すると、CPU21は、所定のデフォルトのデータが記述された新規のユーザIDについてのユーザデータを、ユーザデータベース31に格納する。
なお、送信可能化手段55では、HTMLデータを作成した後、そのHTMLデータを通信端末10宛に送信可能とするタイミング(以下、「送信可能タイミング」という。)は適宜設定されてもよい。例えば、送信可能タイミングをすべてのユーザに対して同じ時刻に設定してもよいし、ユーザごとに異ならせてもよい。
なお、ユーザが、例えば試合中に速報サービスによって提供される画面から別の画面(例えば、ゲーム画面等)に切り替え、しばらくしてから再度速報サービスを利用する場合が考えられる。このような場合、速報サービスの利用を再開する操作によって画面更新要求が行われてもよい。
本実施形態の表示画面更新手段56は、送信可能状態において、通信端末10からの送信要求を受け付けた場合に、HTMLデータの形式で、イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知手段の機能を含む。
なお、タイミング設定手段58は、コンテンツである試合が行われている間に、特典要求を受け付ける期間を変更するようにしてもよい。この場合、主サーバ20のCPU21は、例えばオペレータによる期間の指定の入力を受けて、通信端末10からの特典要求を受け付けるか否かについてのタイミングについてのパラメータを初期値から変更するようにしてもよい。
タイミング設定手段58は、イベントの発生に応じた特典要求を受け付ける期間を、当該イベントの発生タイミングから所定時間、または当該イベントの発生後であって試合(コンテンツ)の区切りのタイミングまでに限定してもよい。ここで、所定時間は、コンテンツ(本実施形態では、野球の試合)の性質に応じて適宜設定することができる。試合の区切りのタイミングは、例えば、発生したイベントが含まれるイニングが終了するタイミングとしてもよい。
次に、本実施形態のサーバ装置により行われる好ましい処理例について、図16〜21を参照して説明する。図16は、本実施形態のサーバ装置のメイン処理を示すフローチャートである。図17は、本実施形態のサーバ装置の送信可能化処理を示すフローチャートである。図18は、送信可能状態のタイミングの好ましい設定例を説明するための図である。図19は、本実施形態のサーバ装置の特典付与処理を示すフローチャートである。図20は、図19における特典付与処理を説明するための図である。図21は、実施形態のサーバ装置の処理に関連して、プロ野球速報のウェブページの画面の例を示す図である。なお、図17に示す送信可能化処理は主として、送信可能化手段55によって実行される具体的な処理の例である。図19に示す特典付与処理は主として、特典付与手段57及びタイミング設定手段58によって実行される具体的な処理の例である。
なお、図16に示した例では、ステップS4にてユーザが応援チームを選択入力するように構成されているが、コンテンツ次第では応援チームの選択が必須ではないことは言うまでもない。
ここで、例えば、ユーザの通信端末10が、Action ID:4に対応するHTMLデータを受信して表示している場合、その受信後において試合中にアクションが生じていなければ、再度更新メニューm1を選択操作しても、Action ID:4に対応するHTMLデータを再度受信することになるため、通信端末10のウェブページの表示画面に変化は生じない。試合中に新たなアクションが生じ、主サーバ20においてAction ID:5に対応するHTMLデータが生成されて送信可能状態に置かれた後に、ユーザによって更新メニューm1が選択操作された場合に、Action ID:5に対応するHTMLデータが送信され、それによって通信端末10の表示画面は、新たなアクションに対応するウェブページを表示するように更新される。
送信可能化処理において、先ず主サーバ20のCPU21は、先ず試合管理データベース33にアクセスして、試合の基本情報(イニング、表裏、スコア等)のデータを読み出す(ステップS100)。CPU21は、試合記録データベース32にアクセスして、対象となるユーザの応援チームのAction ID(ホームAction IDまたはアウェイAction ID)のデータを読み出す(ステップS110)。CPU21は、ステップS100及びS110で読み出したデータを基に、ウェブページの表示領域101(図6参照)の表示内容を決定する(ステップS120)。CPU21は、特典管理データベース34を参照して、対象となるユーザIDに対する付与済みのすべての特典を読み出す(ステップS130)。CPU21は、特典管理データベース34から読み出された特典を合算して(例えば、エールPであれば積算して)、ウェブページの表示領域102(図6参照)の表示内容を決定する(ステップS140)。次にCPU21は、特典管理データベース34の特典付与情報を参照して、最新のAction IDに対応する特典が付与済みであるか否かを判定する(ステップS150)。その結果、特典が付与済みでない場合には、メニューm2を「受取」としてウェブページの表示領域103(図6参照)の表示内容を決定し、(ステップS160)、特典が付与済みである場合には、メニューm2を「受取済」としてウェブページの表示領域103の表示内容を決定する(ステップS170)。CPU21は、決定した表示領域101〜103に基づいてHTMLデータを生成する(ステップS180)。
上述した速報サービスでは、新たなアクションが生じた場合には、極めて多くのユーザが特典を得るべく、更新メニューを一斉に選択操作する場合が想定される。その場合、更新されたAction IDに応じたHTMLデータを極めて多くのユーザの通信端末10宛に一斉に送信することは、主サーバ20における送信負荷が大きくなる。また、HTMLデータが送信された後は、極めて多くのユーザが受取メニューを一斉に選択操作する場合が想定される。後者の特典要求に基づく主サーバ20の処理は、データベースサーバ30への書き込み動作が短時間で大量に発生するために特に大きな負荷となる。そのような処理の負荷を軽減するために、HTMLデータの送信可能タイミングを、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位で異ならせることが好ましい。
例えば、図18では、送信可能タイミングが異なる10組のユーザグループG0〜G9が設定された例を示している。各ユーザグループの送信可能タイミングは、Action ID更新時刻を基準にして、1秒ずつシフトされている。ユーザを10組のユーザグループのいずれかに仕分ける方法は任意であるが、例えば、ユーザIDが複数桁の数字で表される場合、その数字の下1桁によって仕分けてもよい。例えば、ユーザIDの下1桁が「0」のユーザはユーザグループG0に属し、ユーザIDの下1桁が「9」のユーザはユーザグループG9に属するようにする。
かかる観点から、送信可能タイミングの順序を、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位で、イベントの発生ごとにランダムに、あるいは順番に変化させることがより好ましい。
送信可能タイミングをイベントの発生ごとにランダムに変化させる場合には、以下の方法が考えられる。例えば、ユーザIDが複数桁の数字で表され、その数字の下1桁によって複数のユーザグループに仕分けた場合、Action ID更新時刻の下1桁(秒の単位の下1桁)の値に対応するユーザグループを最も早い送信可能タイミングに設定し、その後のユーザグループごとの送信可能タイミングの順序は、グループユーザグループの番号順に設定してもよい。例えば、Action ID更新時刻の下1桁が「5」である場合には、送信可能タイミングの順序は、G5→G6→…→G0→…→G4とする。送信可能タイミングの順序をランダムに変化させればよいので、アクションが発生した後に乱数を発生させて、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位での送信可能タイミングの順序を、その乱数の値を基に決定してもよい。
一方、送信可能タイミングをイベントの発生ごとに順番に変化させる場合には、例えば、第1のイベント発生時の送信可能タイミングをG0→G1→…の順番にし、その次の第2のイベント発生時の送信可能タイミングをG1→G2→…の順番とする。つまり、イベントが発生する度に、ユーザグループ単位で送信可能タイミングの順番を1つずつずらしていく方法が考えられる。但し、これは一例に過ぎず、予め定義された順番に従ってユーザ単位、あるいはユーザグループ単位で送信可能タイミングの順番をずらしていく方法であれば如何なる方法でもよい。
なお、図18では、10組の各ユーザグループで送信可能タイミングが異なる例を示したが、ユーザグループの数は任意に設定してもよいことは勿論である。
前述したように、好ましくは、受取メニューm2の選択操作によってユーザに特典が付与される期間は、次のアクションが発生するタイミング(あるいは、次のアクションの発生によるHTMLデータの送信可能タイミング)までに限定される。しかしながら、試合において第1のアクションが発生した後に更新メニューを選択操作し、第1のアクションが反映されたウェブページが表示されたものの、受取メニューを選択操作する前に次の第2のアクションが発生してしまう場合が想定される。これは、連続して発生するアクションの間の期間が短い場合に生じうる。この場合、ユーザが受取メニューを選択操作しても、第1のアクションに該当する特典は期限切れのため付与されることができないが、それではユーザに対するサービス上好ましくない場合がある。そこで、図19に示す処理例では、上述した状況において、第2のアクションの発生後であってもユーザが第1のアクションに該当する特典が付与されるように構成されている。つまり、1つ前のアクションに該当する特典が得られるような救済措置が図られている。
CPU21は、特典を付与することを決定した場合には、特典管理データベース34にアクセスし、特典付与の対象となるAction IDの特典付与情報を「済」と記録する。つまり、CPU21は特典管理データベース34を更新する(ステップS240,S280)。
最後に、CPU21は、ステップS210の比較結果がいずれの場合であっても、ウェブページの更新のための新たなHTMLデータを生成・送信する(ステップS250,S290,S300)。
ステップS290及びS300では、送信可能状態に置かれた、現在のアクションに対応したHTMLデータが送信される。その結果、通信端末10では図21(c)に示したように、現在のAction IDに対応したウェブページが表示される。いずれの場合も、表示領域103の内容が最新のものに更新される。
新たなアクションに該当するイベント内容と特典内容を含むHTMLデータがユーザの通信端末10宛に自動的に送信されてもよい。例えば、通信端末10による定期的かつ自動的な画面更新要求によって、HTMLデータがユーザの通信端末10宛に自動的に送信される場合であってもよい。ユーザは、例えばテレビジョン放送の試合を視聴しつつ、何らかのアクションが生じたときに限り、自動的に通信端末10に表示されているウェブページ上で特典の受取メニューを操作すればよい。なお、この場合には、ユーザは、野球のテレビジョン放送を視聴することなく、通信端末10の画面を見続けることで漏れなく、あるいは多くの特典を得ることも可能となる。しかしながら、コンテンツの提供が長時間に亘る場合、その最初から最後まで通信端末10の画面を見続けることは実際上困難であり、自ずと特典を得るタイミングを把握するためにコンテンツ(この場合、野球のテレビジョン放送)を視聴することが動機付けられることになる。
また、イベントの発生に応じた特典要求を受け付ける期間を、当該イベントの発生タイミングから、当該イベントの発生後のコンテンツの区切りのタイミングまでに限定してもよいことを述べたが、コンテンツがスポーツの試合の中継番組である場合、その区切りのタイミングがスポーツのルールで予め決まっていない場合がある。例えば、サッカーやバスケットボールの試合は前半、後半、またはクォーター若しくはピリオドの時間が予め決まっているが、野球やバレーボールの試合は、各打席やイニング、各セットの時間は予め決まっていない。コンテンツの区切りのタイミングがルールで決まっていない場合には、その区切りのタイミングをユーザが予測できないため、ユーザにはイベント発生による特典を逃さないようにする心理がより強く働くようになる。
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…画像処理部
15…操作入力部
16…表示部
17…無線通信インタフェース部
18…バス
20…主サーバ
21…CPU
22…ROM
23…RAM
24…データベースアクセス部
25…無線通信インタフェース部
26…入力部
27…表示部
28…バス
30…データベースサーバ
31…ユーザデータベース
32…試合記録データベース
33…試合管理データベース
34…特典管理データベース
51…登録手段
52…記憶手段
53…試合記録手段
54…試合管理手段
55…送信可能化手段
56…表示画面更新手段(特典通知手段)
57…特典付与手段
58…タイミング設定手段
59…報知手段
Claims (13)
- 通信端末と通信を介して接続されるサーバ装置であって、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶手段と、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に送信可能となる送信可能状態にする送信可能化手段と、
送信可能状態において、通信端末からの送信要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知手段と、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が通知された状態で、通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与手段と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記送信可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定手段と、
を備えたサーバ装置。 - 前記タイミング設定手段は、第1のイベントの発生に応じた前記特典要求を受け付ける期間を、第1のイベントに続く第2のイベントの発生のタイミングまでの間に限定することを特徴とする、
請求項1に記載されたサーバ装置。 - 前記タイミング設定手段は、イベントの発生に応じた前記特典要求を受け付ける期間を、当該イベントの発生タイミングから所定時間、または当該イベントの発生後であって前記コンテンツの区切りのタイミングまでに限定することを特徴とする、
請求項1に記載されたサーバ装置。 - 前記送信可能化手段は、前記送信可能状態にするタイミングを、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位で異ならせることを特徴とする、
請求項1〜3のいずれかに記載されたサーバ装置。 - 前記送信可能状態にするタイミングの順序を、ユーザ単位、あるいは複数のユーザからなるグループ単位で、イベントの発生ごとにランダムに、あるいは順番に変化させることを特徴とする、
請求項4に記載されたサーバ装置。 - イベント内容とイベントに対応する特典内容とを前記コンテンツの提供が開始されるまでに通信端末に報知する報知手段を備えたことを特徴とする、
請求項1〜5のいずれかに記載されたサーバ装置。 - 前記特典付与手段は、前記コンテンツ内のイベントの発生に応じてユーザに付与することを決定した特典を、前記コンテンツの提供の終了後に通信端末宛に送信することを特徴とする、
請求項1〜6のいずれかに記載されたサーバ装置。 - 前記特典付与手段は、前記コンテンツ内のイベントの発生に応じてユーザに付与することを決定した特典を、前記コンテンツに関連付けて一括して通信端末宛に送信することを特徴とする、
請求項7に記載されたサーバ装置。 - ネットワークに接続可能な通信端末を操作するユーザに対して特典を付与するためのプログラムであって、コンピュータに、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶機能と、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に送信可能となる送信可能状態にする送信可能化機能と、
送信可能状態において、通信端末からの送信要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知機能と、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が通知された状態で、通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与機能と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記送信可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定機能と、
を実現させるためのプログラム。 - ユーザによって操作される通信端末とネットワークを介して接続されるサーバ装置との間で行われるユーザへの特典付与方法であって、
サーバ装置が、ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させるステップと、
サーバ装置が、前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に送信可能となる送信可能状態にするステップと、
通信端末が、所定の操作に応じてサーバ装置宛に送信要求を行うステップと、
送信可能状態において、前記送信要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知するステップと、
通信端末が、前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が通知された状態で、所定の操作に応じてサーバ装置宛に特典要求を行うステップと、
サーバ装置が、前記特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定するステップと、
を含み、
前記特典要求を受け付ける期間は、前記送信可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定されていることを特徴とする、
特典付与方法。 - 通信端末を利用したユーザへの特典付与方法であって、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させるステップと、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末が表示可能となる表示可能状態にするステップと、
表示可能状態において、所定の操作に応じた表示要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末が表示するステップと、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が表示された状態で、所定の操作に応じて特典要求を受け付けるステップと、
前記特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定するステップと、
を含み、
前記特典要求を受け付ける期間は、前記表示可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定されていることを特徴とする、
特典付与方法。 - ユーザによって操作される通信端末と、ネットワークを介して通信端末と接続されるサーバ装置とを含む特典付与システムであって、
サーバ装置は、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶手段と、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に送信可能となる送信可能状態にする送信可能化手段と、
送信可能状態において、通信端末からの送信要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末に通知する特典通知手段と、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が通知された状態で、通信端末からの特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与手段と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記送信可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定手段と、
を備えた、特典付与システム。 - ユーザによって操作される通信端末と、ネットワークを介して通信端末と接続されるサーバ装置とを含む特典付与システムであって、
ユーザに提供されるコンテンツ内で発生しうるイベントと、イベントに対応する特典とを記憶装置に記憶させる記憶手段と、
前記イベントが前記コンテンツ内で発生した場合に、発生したイベント内容と当該イベントに対応する特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末が表示可能となる表示可能状態にする表示可能化手段と、
表示可能状態において、所定の操作に応じた表示要求を受け付けた場合、前記イベント内容と特典内容との両方またはいずれか一方を通信端末が表示する表示手段と、
前記イベント内容と特典内容との少なくともいずれか一方が表示された状態で、所定の操作に応じて特典要求を受け付けた場合に、発生した前記イベントに対応する特典をユーザに付与することを決定する特典付与手段と、
前記特典要求を受け付ける期間を、前記表示可能状態から、遅くとも前記コンテンツの提供が終了するまでの間に設定するタイミング設定手段と、
を備えた、特典付与システム。
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