JP5085510B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、電動パワーステアリング装置に係り、詳しくは、外乱により不安定となった車両の挙動を安定させるべく、操舵反力トルクを発生させる電動パワーステアリング装置に関する。
運転者のステアリング操作負荷を軽減するために、モータによりアシストトルクを発生させる電動パワーステアリング装置が広く知られている。このアシストトルクは一般に、運転者による操舵トルクと車速や路面状況などの検出値とに基づいて決定される。
一方、車体のヨーレイトや横加速度などの運動状態量に係る検出値に基づいて操舵反力トルクを設定し、この操舵反力トルクを加えることにより、運動状態量に応じてアシストトルクを調整する技術も知られている(特許文献1参照)。これによれば、横風や轍路走行などの外乱が車両に作用した際の偏向抑制性能が高められ、車両の走行安定性を向上することができ、雪道などのタイヤとの摩擦係数が低い路面(以下、低μ路と称す)や低速走行時にも運転者にかかるステアリング操作負荷が軽減される。
また、車両が停止している時に不必要な操舵トルクによって操向車輪が無意味に偏向され、運転者が違和感を覚えることを防止するために、ヨーレイトおよび/または横加速度を含む車体の運動状態量に基づいて設定した操舵反力トルクを、車両停止時には0に設定し、運転者の操舵力などに基づくアシストトルクのみをもって操舵アシスト用モータを駆動制御するようにした電動パワーステアリング装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開平5−105100号公報 特開平11−147482号公報
しかしながら、従来技術による電動パワーステアリングでは、外乱による偏向を抑制すべく、操舵反力トルクを設定する際、車体のヨーレイトおよび/または横加速度のみを用いて車体の運動状態量を検出し、これら検出値と車速とに基づいて操舵反力トルクを設定するため、車両挙動の安定度に関わらず操舵反力トルクが一律に設定されていた。そのため、違和感のない最適な操舵フィールが実現されるとは云い難かった。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、車両挙動の安定度に応じて操舵反力トルクを調整することにより、操舵フィールを改善することのできる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、電動パワーステアリング装置(10)において、運転者の操舵力を検出する操舵力検出手段(12)と、前記操舵力検出手段(12)の検出結果に基づき、アシストトルク(Ta)を設定するアシストトルク設定手段(17a)と、車体の運動状態量(V,γ,Gy)を検出する運動状態量検出手段(14,15,16)と、前記運動状態量検出手段(14,15,16)の検出結果に基づき、操舵反力トルク(Tb1)を設定する操舵反力トルク設定手段(21)と、前記運動状態量検出手段(14,15,16)の検出結果に応じて車両挙動の安定度(Δγ)を推定し、その推定結果に基づいて目標操舵角速度(ωt)を設定する目標操舵角速度設定手段(23)と、実操舵角速度(ω)を検出する操舵角速度検出手段(11)と、前記実操舵角速度(ω)と前記目標操舵角速度(ωt)との差(Δω)に基づき、前記操舵反力トルク(Tb1)に対する反力補正トルク(Tb2)を設定する反力補正トルク設定手段(24)と、前記アシストトルク(Ta)と前記操舵反力トルク(Tb1)と前記反力補正トルク(Tb2)とに基づき、操舵アシスト用モータ(9)を駆動制御するモータ駆動手段(17d)とを備え、前記目標操舵角速度設定手段(23)は、前記車両挙動の安定度が低い(Δγが大きい)ほど前記目標操舵角速度(ωt)を高く設定するように構成する。
上記構成の電動パワーステアリング装置(10)においては、前記操舵反力トルク(Tb1)が車体のヨーレイト(γ)に基づいて設定されるようにするとよく、また、前記車両挙動の安定度(Δγ)が、車体の横加速度(Gy)と車速(V)とヨーレイト(γ)とに基づいて設定されるようにするとよい。さらに、上記構成の電動パワーステアリング装置(10)においては、前記目標操舵角速度設定手段(23)は、車速(V)が高いほど前記目標操舵角速度(ωt)を高く設定するように構成するとよい。
本発明によれば、車体の運動状態量から車両挙動の安定度が推定され、この車両挙動の安定度に応じて目標操舵角速度が設定され、さらに、この目標操舵角速度に基づいて操舵反力トルクが調整されることにより、車両挙動が不安定なときには比較的高い操舵角速度によって偏向抑制性能を向上させ、運転者のステアリング操作負荷を軽減し、車両挙動が安定しているときには比較的低い操舵角速度によって操舵フィールの違和感を取り除くことにより、ステアリング操作負荷の軽減と快適な操舵フィールとの両立が実現される。
また、前記操舵反力トルクが車体のヨーレイトに基づいて設定されることにより、外乱が車両に作用した際の偏向抑制性能が高められ、車両の走行安定性を向上することができ、低μ路や低速走行時にもステアリング操作負荷が軽減される。
また、前記車両挙動の安定度が、車体の横加速度と車速とヨーレイトとに基づいて設定されることにより、最適な車両挙動の規範モデルが設定可能となり、この規範モデルに基づくことによって車両挙動の安定度が的確に推定される。これにより、車両に外乱が作用したときに、運転者が最適な車両挙動となる修正操舵を行うことができる。
さらに、前記目標操舵角速度設定手段が、車速が高いほど前記目標操舵角速度を高く設定することにより、高速走行時には安定した車両挙動よりも安全走行を優先する操舵反力トルクとなるように反力補正トルクが設定され、外乱に対する車両の安全性能が高められる。
以下、添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1に、本発明の電動パワーステアリング装置10が適用された車両用操舵装置の概略構成を示す。車両用操舵装置は、ステアリングホイール1に一体結合されたステアリングシャフト2に自在継手を有する連結軸3を介して連結されたピニオン4と、ピニオン4に噛合して車幅方向に往復動し得ると共にタイロッド5を介して操向車輪としての左右の前輪6のナックルアーム7にその両端が連結されたラック軸8とを有するラック・アンド・ピニオン機構からなる。また、ステアリングホイール1に対する運転者の操舵力を軽減するためのアシストトルクTaを発生するべく、電動パワーステアリング装置10を構成する操舵アシスト用モータ9がラック軸8の中間部に同軸的に配設されている。
ラック・アンド・ピニオン機構のピニオン4の近傍にはステアリングホイール1の回転角(操舵角φ)から操舵角速度ωを検出するための操舵角速度センサ11と、ピニオン4に作用する手動操舵トルクTを検出するためのトルクセンサ12(操舵力検出手段)とが設けられている。また、車体の横加速度Gyに対応した信号を出力するための横Gセンサ14と、車体のヨーレイト(実ヨーレイト)γに対応した信号を出力するためのヨーレイトセンサ15と、車両の走行速度(車速V)に対応した信号を出力するための車速センサ16とが設けられ、これらの検出値に基づいて操舵アシスト用モータ9の出力を制御するための操舵制御ユニット17に接続されている。
図2に示されるように、上記した操舵制御ユニット17内には、電動パワーステアリング装置10としての通常のアシストトルクTaを演算するためのアシストトルク設定部17aと、車両の挙動を正常状態にする操舵反力トルクTbを演算するための操舵反力トルク設定部17bとが設けられている。アシストトルク設定部17aには、操舵角速度センサ11、トルクセンサ12、車速センサ16の各検出信号が入力しており、それらの各検出信号に応じて通常のアシスト制御を行うアシストトルクTaが決定される。
また操舵反力トルク設定部17bには、操舵角速度センサ11の検出信号の他、運動状態量検出手段を構成する横Gセンサ14、ヨーレイトセンサ15、車速センサ16の各検出信号が入力するようになっており、それらの各信号から後記するアルゴリズムによって操舵反力トルクTbを求めるようになっている。
また操舵制御ユニット17内には、アシストトルク設定部17aから出力されるアシストトルクTaと操舵反力トルク設定部17bから出力される操舵反力トルクTbとに応じて操舵アシスト用モータ9に対する目標電流Itを設定する目標電流設定部17cと、その目標電流Itに応じて操舵アシスト用モータ9に流す電流を制御する出力電流制御部17dとが設けられている。そして、出力電流制御部17dからの電流制御信号が、操舵制御ユニット17と操舵アシスト用モータ9との間に設けられた駆動回路19に入力され、該駆動回路19から操舵アシスト用モータ9に対して駆動電流が供給されるようになっていると共に、操舵アシスト用モータ9の実電流Iaと出力電流制御部17dの出力電流と間でフィードバック制御が行われるようになっている。
また、上記した操舵反力トルク設定部17b内には、図3に示されるように、ヨーレイトトルク成分についての操舵反力トルクTb1を設定する反力トルク設定部21と、目標ヨーレイトγtを設定する目標ヨーレイト設定部22と、目標操舵角速度ωtを設定する目標操舵角速度設定部23と、操舵反力トルクTb1に対する車両挙動の安定度についての反力補正トルクTb2を設定する反力補正トルク設定部24と、操舵反力トルクTb1を補正する操舵反力トルク補正部25とが設けられている。
反力トルク設定部21は、図4に示すように、ヨーレイトγをアドレスとし、車速Vごとに異なる特性に設定されたデータマップから、ヨーレイトトルク成分についての操舵反力トルクTb1を求める。ここで、図4に示すデータテーブルは、車速センサ16からの検出信号、即ち車速Vに応じて異なるデータテーブルを切り替えて使用し、車速Vが大きいと、同じヨーレイトγでも大きな操舵反力トルクTb1が発生するようにしている。また、特に車速V=0のとき、操舵反力トルクTb1はヨーレイトγの検出値に関わらず0に設定される。
一方、目標ヨーレイト設定部22は、車速Vと横加速度Gyとから、規範となる車両挙動モデルを示す図示しない推定データマップを参照することにより、目標ヨーレイトγtを設定する。なお、目標ヨーレイトγtは、車速Vが大きいほど小さく、横加速度Gyが大きいほど大きく設定される。そして、目標操舵角速度設定部23は、図5に示すように、目標ヨーレイトγtからヨーレイトγを減算して求めた値Δγの絶対値|Δγ|をアドレスとし、車速Vごとに異なる特性に設定されたデータマップから、目標操舵角速度ωtを求める。なお、図5のデータマップも、車速Vに応じて異なるデータテーブルを切り替えて使用し、車速Vが大きいと、Δγの絶対値|Δγ|が同じ大きさでも大きな目標操舵角速度ωtとなるようにしている。
すなわち、目標操舵角速度設定部23では、目標ヨーレイトγtとヨーレイトγとの差Δγの絶対値を車体の横滑り角βに起因して発生する車両挙動の安定度(値が大きいほど不安定)として捉え、車速Vが高いほど、またΔγが大きく車両挙動が不安定なほど(車両挙動の安定度が低いほど)、外乱に対して行われるべき修正操舵が高い目標操舵角速度ωtとなるように設定される。
反力補正トルク設定部24は、操舵角速度センサ11により検出された操舵角速度ωの絶対値|ω|から、目標操舵角速度設定部23により設定された目標操舵角速度ωtを減算して求めた値Δωをアドレスとし、図6に示すようなデータマップから車両挙動の安定度Δγについての反力補正トルクTb2を求める。
操舵反力トルク補正部25は、図7に示すように、減算部26において、操舵反力トルクTb1に反力補正トルクTb2を加算して操舵反力トルクTbを求めるとともに、リミッタ27において、必要以上の操舵反力トルクTbを排除するために、操舵反力トルクTbを最大値(Tbmax)または最小値(−Tbmax)に制限するリミッタ処理を行い、目標電流設定部17cに出力する。
操舵制御ユニット17内の操舵反力トルク設定部17bは、図8のフローチャートに示す操舵反力トルク設定処理を所定の周期で繰り返し実行する。
先ず、反力トルク設定部21において、車体の運動状態量、すなわち、各センサから読み込んだ車速Vおよびヨーレイトγに基づいて、操舵反力トルクTb1を設定する(ステップ1)。次に、目標ヨーレイト設定部22において、車体の運動状態量、すなわち、各センサから読み込んだ車速Vおよび横加速度Gyに基づいて、目標ヨーレイトγtを設定する(ステップ2)。その後、目標操舵角速度設定部23において、目標ヨーレイトγtと実ヨーレイトγとから車両挙動の安定度Δγを演算した後(ステップ3)、Δγに基づいて目標操舵角速度ωtを設定する(ステップ4)。そして、反力補正トルク設定部24において、検出した操舵角速度ωの絶対値|ω|および目標操舵角速度ωtから、舵角速度差Δωを演算し(ステップ5)、求めた舵角速度差Δωに基づき、車両挙動の安定度Δγに関する反力補正トルクTb2を設定する(ステップ6)。
次に、操舵反力トルク補正部25において、操舵反力トルクTb1に反力補正トルクTb2を加算して操舵反力トルクTbを演算し(ステップ7)、操舵反力トルクTbが最大値(Tmax)を超えているか否かを判定する(ステップ8)。ステップ8で操舵反力トルクTbが最大値を超えている場合(Yes)、操舵反力トルクTbを上記Tmaxとする(ステップ9)。一方、ステップ8で操舵反力トルクTbが最大値(Tmax)を超えていない場合(No)、同様に操舵反力トルクTbが負の最大値(−Tmax)を超えているか否か判定し(ステップ10)、操舵反力トルクTbが負の最大値を超えている場合(Yes)、操舵反力トルクTbを上記−Tmaxとし(ステップ11)、上記手順を繰り返す。
このようにして決定された操舵反力トルクTbは、別に求めたアシストトルクTaと加算されて目標電流設定部17cにて目標電流値に変換され、出力される。
上記処理を行うことで、走行時に横風を受けて車両が走行ラインから外れるようになった際には、このときの車体のヨーレイトγを検出し、これらヨーレイトγを打ち消す方向に、即ち、その時の車両の偏向を走行ラインに戻す向きに操舵アシスト用モータ9が駆動され、外乱に対して車両を常に直進走行させるように前輪6が自動的に操舵され、不整挙動を安定化させることができたり、轍のある路面、あるいは水溜まりのある路面を走行する場合にも、車両を直進させるように自動的に軌道修正が行われるなどの効果が得られる。
また、本発明によれば、外乱に対する修正操舵の際に、車体の横加速度Gyと車速Vとに基づいて設定された目標ヨーレイトγtとヨーレイトγとから車両挙動の安定度Δγが推定され、この車両挙動の安定度Δγに応じて目標操舵角速度ωtが設定され、さらに、この目標操舵角速度ωtと操舵角速度ωに基づく反力補正トルクTb2によって操舵反力トルクTb1が補正されることにより、車両挙動が不安定な(Δγが大きい)ときには比較的高い操舵角速度ωとなるように操舵反力トルクTbが設定され、車両の偏向抑制性能が向上するとともに、運転者のステアリング操作負荷が軽減される。一方、車両挙動が安定している(Δγが小さい)ときには比較的低い操舵角速度ωとなるように操舵反力トルクTbが設定され、操舵フィールの違和感が取り除かれる。これにより、ステアリング操作負荷の軽減と快適な操舵フィールとの両立が実現される。
さらに、目標操舵角速度設定部23が、車速Vが高いほど目標操舵角速度ωtが高くなるように設定することにより、高速走行時には安定した車両挙動よりも安全走行を優先する操舵反力トルクTbとなるように反力補正トルクTb2が設定され、外乱に対する車両の安全性能が高められる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では、運動状態量検出手段として横Gセンサ14、ヨーレイトセンサ15および、車速センサ16を採用しているが、これらセンサと共に、あるいはこれらセンサの代わりに、例えば、前後Gセンサや上下Gセンサなどを採用してもよい。また、車両挙動の安定度としてΔγの代わりに車体の横滑り各βの推定値を採用したり、最大値や最小値などの制限値を設けずに操舵反力トルクTbを設定したりしてもよい。これら変更の他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば種々の変更が可能である。
実施形態に係るパワーステアリング装置を模式的に示す全体構成図 実施形態に係るパワーステアリング装置のブロック図 操舵反力トルク設定部のブロック図 反力トルク設定部のブロック図 目標操舵角速度を示すデータマップ 反力補正トルクを示すデータマップ 操舵反力トルク補正部のブロック図 操舵反力トルク設定処理手順を示すフローチャート
符号の説明
9 操舵アシスト用モータ
10 電動パワーステアリング装置
11 操舵角速度センサ
12 トルクセンサ
14 横Gセンサ
15 ヨーレイトセンサ
16 車速センサ
17 操舵制御ユニット
17a アシストトルク設定部
17b 操舵反力トルク設定部
17c 目標電流設定部
17d 出力電流制御部
19 駆動回路
21 反力トルク設定部
22 目標モーレイト設定部
23 目標操舵角速度設定部
24 反力補正トルク設定部
25 操舵反力トルク補正部

Claims (4)

  1. 運転者の操舵力を検出する操舵力検出手段と、
    前記操舵力検出手段の検出結果に基づき、アシストトルクを設定するアシストトルク設定手段と、
    車体の運動状態量を検出する運動状態量検出手段と、
    前記運動状態量検出手段の検出結果に基づき、操舵反力トルクを設定する操舵反力トルク設定手段と、
    前記運動状態量検出手段の検出結果に応じて車両挙動の安定度を推定し、その推定結果に基づいて目標操舵角速度を設定する目標操舵角速度設定手段と、
    実操舵角速度を検出する操舵角速度検出手段と、
    前記実操舵角速度と前記目標操舵角速度との差に基づき、前記操舵反力トルクに対する反力補正トルクを設定する反力補正トルク設定手段と、
    前記アシストトルクと前記操舵反力トルクと前記反力補正トルクとに基づき、操舵アシスト用モータを駆動制御するモータ駆動手段と
    を備え、
    前記目標操舵角速度設定手段は、前記車両挙動の安定度が低いほど前記目標操舵角速度を高く設定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記操舵反力トルクが車体のヨーレイトに基づいて設定されることを特徴とする、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記車両挙動の安定度が、車体の横加速度と車速とヨーレイトとに基づいて設定されることを特徴とする、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記目標操舵角速度設定手段は、車速が高いほど前記目標操舵角速度を高く設定することを特徴とする、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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