JP5085497B2 - 注入用セメント組成物 - Google Patents

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本発明は、注入材に関する。
従来、道路や鉄道トンネルの床版に、地盤を締め固めた後にプレキャストコンクリート床版を敷き、締め固めた地盤とプレキャストコンクリート床版の隙間にセメントモルタルやセメントミルクを流し込む工法が用いられていた。又、前記床版下や場所打ちコンクリート床版が振動等で隙間ができた場合に、セメントミルクを流し込む工法が用いられていた(特許文献1、2、3参照)。
しかしながら、従来の注入材は凝結が非常に遅く、セメントミルクが地下水に流され、所定の注入位置から流れて逸脱することが多々あった。又、付着性や弾性が悪く、補修を繰り返すか、工事をやり直すか等の課題があった。
又、注入の際、ポンプ圧送性の向上や、地盤とプレキャストコンクリート床版の隙間への浸透性を増す目的で水量を増す場合があるが、その結果、硬化が遅れ、強度が低くなる等の課題があった。
このような隙間にセメントモルタルやセメントミルクにセメント用ポリマーを流し込むことが知られていた。セメント用ポリマーとしては、エチレン酢酸ビニル樹脂系ポリマーが知られていた。
しかしながら、エチレン酢酸ビニル樹脂系ポリマーを用いると、該ポリマー自体が耐水性に劣り、水に接触するとポリマーが再溶解するという課題があった。更に、エチレン酢酸ビニル樹脂系ポリマーは、セメントの水和反応を遅延させる官能基が存在するので、セメントの硬化及び強度発現が阻害されるという課題があった。
特開2003−055018号公報 特開2008−057318号公報 特開2005−34475号公報
本発明者は、上記課題を解決すべく種々検討した結果、特定の材料を使用することにより、従来、問題の多かったセメントミルクが地下水に流されたり、所定の注入位置から流れて逸脱したりすることを防ぐという耐水性、付着性、強度発現性か得られるという知見を得て本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、セメント、カルシウムアルミネート、石膏、酢酸ビニル・バーサティック酸ビニル・アクリル共重合体、凝結調整剤及びセルロース誘導体を含有してなる注入用セメント組成物であり、更に、減水剤を含有してなる該注入用セメント組成物であり、該注入用セメント組成物と水を含有してなるセメントミルクであり、該セメントミルクを注入してなる注入工法である。
本発明の注入用セメント組成物を用いることにより、セメントミルクが地下水に流されたり、所定の注入位置から流れて逸脱したりすることを防ぐという耐水性、付着性、強度発現性か得られるという効果が得られる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するセメントとしては、普通、早強及び中庸熱等の各種ポルトランドセメント、及びこれらポルトランドセメントに高炉スラグ又はフライアッシュ等を混合した各種混合セメント、並びに、通常市販されている各種微粒子セメント、エコセメント等が挙げられる。これらの中では、経済性や作業性が良く、スランプロスが少ない点で、普通ポルトランドセメントを使用することが好ましい。
本発明で使用するカルシウムアルミネート(以下、CAという)は、CaO、Al、及びSiOを含有するものであり、石膏との併用により主として短期強度の発現に寄与するものである。CAの組成は、CaO含有率20〜80質量%、Al含有率20〜80質量%が好ましく、CaO含有率30〜55質量%、Al含有率30〜60質量%、及びSiO含有率0〜20質量%がより好ましい。この範囲外では短期強度が小さくなる場合がある。
CAは、石灰石等のカルシア原料、アルミナ、ボーキサイト、長石、及び粘土等のアルミナ原料に、更には、ケイ石、ケイ砂、石英、及びケイ藻土等のシリカ原料等を配合した後、ロータリーキルン等で焼成、又は、電気炉や高周波炉等で溶融することにより製造される。
CAとしては、C12、CA、CA、2CaO・Al・SiOやCaO・Al・2SiO等の結晶性化合物を使用することも可能であるが、短期強度が大きい点で、溶融物を急冷して得られるガラス質のものが好ましい。
CAのガラス化率は、CAを1,000℃で2時間加熱後、5℃/分の冷却速度で徐冷し、粉末X線回折法により結晶鉱物のメインピークの面積Sを求め、CAの結晶のメインピークSから、X(%)=100×(1−S/S)として求められるもので、短期強度の点から50%以上が好ましく、80%以上がより好ましく、90%以上が最も好ましい。50%未満では短期強度が小さい場合がある。
使用するCAの粉末度は、ブレーン値で3000cm2/g以上が好ましく、4000〜7000m2/gがより好ましい。3000cm2/g未満では初期の強度発現性の向上を十分示さない場合がある。
本発明で使用する石膏は、無水石膏、半水石膏、及び二水石膏が挙げられ、さらに天然石膏や、リン酸副生石膏、排脱石膏、及びフッ酸副生石膏等の化学石膏、又はこれらを熱処理して得られる石膏等が含まれる。これらの中で強度発現性が大きい点で無水石膏が好ましい。
使用する石膏の粉末度は、ブレーン値で3000cm2/g以上が好ましく、4000〜7000m2/g がより好ましい。3000cm2/g未満では初期の強度発現性の向上を十分示さない場合がある。
石膏の使用量は、CA100質量部に対して、50〜200質量部が好ましく、70〜150質量部がより好ましい。50質量部未満では短期強度が小さい場合があり、200部を超えても短期強度が小さい場合がある。
CAと石膏の混合品(以下急硬材という)の使用量は、セメントと急硬材の合計100質量部中、7〜25質量部が好ましく、10〜20質量部がより好ましい。7質量部未満では短期強度の発現が不良の場合がある。25質量部を超えると硬化時間の制御が難しく、ミキサやポンプを固めてしまう場合がある。又、長期強度発現に問題が生ずる可能性があり経済的で無い場合がある。
本発明で使用する酢酸ビニル・バーサティック酸ビニル・アクリル共重合体(以下ポリマーという)は、締め固めた地盤とプレキャストコンクリート床版の隙間に流し込むセメントモルタルやセメントミルクが弾性体となるので、前記床版が繰り返し振動を受けた場合、コンクリート床版の振動緩和に有効に働く。又、セメントミルクの長期耐久性が得られ、付着強度が向上する。酢酸ビニル・バーサティック酸ビニル・アクリル共重合体の中では、酢酸ビニル・バーサティック酸ビニル・アクリル共重合体粉末樹脂(以下粉末ポリマーという)が好ましい。
酢酸ビニル・バーサティック酸ビニル・アクリル共重合体は、例えば、アルカリ触媒等で酢酸ビニルをけん化することによって得られる変性ポリビニールアルコールを分散質として、酢酸ビニル、バーサティック酸ビニル、アクリルを共重合して得られる。さらに、前記以外の共重合可能な不飽和単量体を共重合してもよい。ここで、アクリルとは、アクリル酸やアクリル酸エステルを含むものである。
アクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−メトキシエチル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−メトキシエチル、メタクリル酸グリシジル等が挙げられる。
ポリマーを用いたセメントミルクは、耐水性に優れ且つポリマーの分子構造によってセメントの強度発現が阻害されることがない。
ポリマーの使用量は、セメント、急硬材及びポリマーの合計100質量部中、2〜20質量部が好ましく、5〜15質量部がより好ましい。2質量部未満では、硬化時間を確保できず、付着強度が小さい場合があり、20質量部を超えると硬化不良の原因となり、短期強度の発現が不良の場合がある。又、長期強度発現に問題が生ずる場合があり経済的で無い場合がある。
本発明では、所要の硬化時間が得られるように、凝結調整剤を使用する。
凝結調整剤としては、アルミン酸ナトリウムやアルミン酸カリウム等のアルミン酸塩、炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等の炭酸塩、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等の水酸化物、硫酸アルミニウム、硫酸鉄、及びミョウバン等の硫酸塩、ケイ酸ナトリウムやケイ酸カリウム等のケイ酸塩、リン酸ナトリウム、リン酸カルシウム、及びリン酸マグネシウム等のリン酸塩、並びに、ホウ酸リチウムやホウ酸ナトリウム等のホウ酸塩等の無機塩、クエン酸グルコン酸、酒石酸、及びリンゴ酸又はこれらのナトリウム塩、カリウム塩及びカルシウム塩等の有機酸、並びに、糖類が挙げられ、これらのうちの一種又は二種以上を併用することが可能である。これらの中では、所要の硬化時間を確保する上で、炭酸塩と有機酸を併用することが好ましい。
炭酸塩と有機酸を併用した場合、有機酸の使用量は、炭酸塩100質量部に対して5〜200質量部が好ましく、2〜100質量部がより好ましい。5質量部未満では、硬化時間のコントロールが難しい場合があり、100質量部を超えると短期強度が悪くなる場合がある。
凝結調整剤の使用量は、硬化時間に応じて調整するため特に限定されるものではないが、セメントと急硬材の合計100質量部に対して0.1〜2質量部が好ましく、0.3〜1質量部がより好ましい。0.1質量部未満では、硬化時間が確保しにくい場合があり、2質量部を超えると硬化時間が異常に長くなり、不均一な固化状態となる場合がある。
本発明で使用するセルロース誘導体としては、セメントミルクの粘度を調整し耐水性を付与し、地下水に流され、所定の注入位置から流れて逸脱することを防ぐという、耐水性を有するもので、特に限定されるものではない。セルロース誘導体は、一般に水溶性高分子物質と呼ばれている。セルロース誘導体としては、メチルセルロース(MC)、カルボキシルメチルセルロース(CMC)等が挙げられる。セルロース誘導体は、隙間への注入後のプレキャストコンクリート床版との付着性向上、及びセメントミルクの分離低減や圧送性の向上を目的に使用される。
セルロース誘導体の使用量は、セメントと急硬材の合計100質量部に対して0.05〜1.5質量部が好ましく、0.1〜1質量部がより好ましい。0.05質量部未満では、耐水性が確保しにくい場合があり、1.5質量部を超えるとセメントミルクの粘度が上がり、圧送性が悪くなる場合がある。又、短期強度が悪くなる場合がある。
セルロース誘導体の混合方法は、特に限定されるものではないが、予めセメントと混合、若しくは水に溶解して使用することができる。
地盤とプレキャストコンクリート床版の隙間の充填性及びトンネル裏込め注入性を向上させるため、本セメント組成物に、更に、減水剤を使用することが好ましい。
減水剤としては、ナフタレンスルフォン酸ホルマリン縮合物塩系、リグニンスルフォン酸系、メラミンスルフォン酸ホルマリン縮合物塩系、ポリカルボン酸塩系、及びポリエ−テル系の高性能減水剤が挙げられる。
減水剤の使用量は、セメントと急硬材の合計100質量部に対して、固形分概算で3質量部以下が好ましく、0.3〜2質量部がより好ましい。3質量部を超えても効果の改善が変わらず、経済的でない場合がある。
セメント組成物を混練りする場合の水量はポンプで圧送できれば特に限定されるものではないが、セメント、急硬材、セルロース誘導体、凝結調整剤及びポリマーの合計100質量部に対して、40〜100質量部が好ましく、50〜80質量部がより好ましい。40質量部未満ではセメントミルクの粘度が高くなり注入性が小さくなる場合があり、100質量部を超えると耐水性が悪くなり、初期の硬化不良の原因となる場合がある。
以下実験例により本発明を詳細に説明する。
実験例1
セメント84質量部、急硬材16質量部、セメントと急硬材の合計100質量部に対して、セルロース誘導体0.5質量部、凝結調整剤0.6質量部、セメント、急硬材及び粉末ポリマーの合計100質量部中、表1に示す質量部の粉末ポリマーからなるセメント組成物100質量部を調製した。セメント組成物100質量部と水60質量部を混合し、セメントミルクを混練りした。急硬材は、CA100質量部と石膏100質量部からなるものである。
セメントミルクを作製後、耐水性、付着性、3時間曲げ、圧縮強度の測定を行った。結果を表1に示す。
<使用材料>セメント:普通セメント
CA:CaO45質量%、Al質量40%、及びSiO質量15%の組成のガラス質、ガラス化率95%、粉末度5500m2/
石膏:天然無水石膏、粉末度5750cm2/
粉末ポリマー:酢酸ビニル・バーサティック酸ビニル・アクリル共重合体粉末状樹脂、商品名「BN AP 300S」(ELOTEX社製)
セルロース誘導体:メチルセルロース、商品名「SM10000」(信越化学社製)
凝結調整剤:クエン酸と炭酸カリウムの質量比が1:3の混合品
水:水道水
<試験方法>
硬化時間:セメントミルク温度により測定(5℃上昇時硬化)
耐水性:縦30cm×横30cm×厚さ3cmの密閉した箱の隅角部に、注入孔を1個設けた。反対側の隅角部に排水孔を1個設けた。水道水を注入し、箱の内部を水道水で充填した。その後、セメントミルクの注水を4リットル/分注入した。排水孔から500ml排水した。500ml排水した後の排水を採取し、排水の濁りを透過率で確認した。
透過率はJIS K 0115吸光光度分析通則に従い、紫外可視分光度計で測定した。但し水の透過率は99%である。透過率は高い方が、セメントミルクが地下水に流されたり、所定の注入位置から流れて逸脱したりすることを防ぐという耐水性が大きい点で、好ましい。
付着強度;7日材齢でJHS 416「コンクリートとの付着試験」による。
3時間曲げ圧縮強度:JIS R 5201「セメントの物理試験方法」による。
Figure 0005085497

実験例2
表2に示すセメント、急硬材を混合し、セメント、急硬材及び粉末ポリマーの合計100質量部中、10質量部の粉末ポリマーを使用した以外は、実験例1と同様にセメントミルクを作製し、試験を実施した。結果を表2に示す。
Figure 0005085497

実験例3
表3に示す凝結調整剤を変え、セメント、急硬材及び粉末ポリマーの合計100質量部中、10質量部の粉末ポリマーを使用した以外は、実験例1と同様にセメントミルクを作製し、試験を実施した。結果を表3に示す。
Figure 0005085497

実験例4
表4に示すセルロース誘導体を変え、セメント、急硬材及び粉末ポリマーの合計100質量部中、10質量部の粉末ポリマーを使用した以外は、実験例1と同様にセメントミルクを作製し、試験を実施した。結果を表4に示す。
Figure 0005085497
実験例5
表5に示す減水剤を変え、セメント、急硬材及び粉末ポリマーの合計100質量部中、10質量部の粉末ポリマーを使用した以外は、実験例1と同様にセメントミルクを作製し、試験を実施した。結果を表5に示す。
<使用材料>
減水剤:メラミンスルフォン酸ホルマリン縮合物塩系、商品名「メルメント」(昭和電工社製)
<試験方法>
モルタルフロー(流動性):JIS R 5201に準じ、モルタルフローを静置状態で測定。
Figure 0005085497

実験例6
表6に示す粉末ポリマーの種類を変えた以外は、実験例1の実験No.1−4と同様にセメントミルクを作製し、試験を実施した。結果を表6に示す。
<使用材料>
EVA:商品名「1080」(ELOTEX社製)
スチレン−アクリル:商品名「BN0107」(ELOTEX社製)
アクリル:商品名「FLEX8300」(ELOTEX社製)
Figure 0005085497

本発明の注入用セメント組成物を用いることにより、セメントミルクが地下水に流されたり、所定の注入位置から流れて逸脱したりすることを防ぐという耐水性、コンクリートとの高い付着性、良好な強度発現性か得られるという効果が得られる。
本発明の注入用セメント組成物は、締め固めた地盤とプレキャストコンクリート床版の隙間の充填性が良好である。本発明の注入用セメント組成物は、一定の作業時間を有し、かつ、充填後速やかに硬化する。その硬化体はプレキャストコンクリート床版と高い付着性を有し、強度発現性が良好である。
本注入用セメント組成物は、ポンプ圧送性の向上に優れる。本注入用セメント組成物は、注入後の硬化が速やかである。本注入用セメント組成物は、注入個所の移動が速やかであって、施工性を大幅に改善し、長期耐久性に優れる。
本発明の注入用セメント組成物は、例えば、道路、道路トンネル、鉄道トンネルといった、締め固めた地盤とプレキャストコンクリート床版の隙間に、セメントモルタルやセメントミルクを流し込む注入、トンネル裏込め注入、地盤改良工事や止水工事に用いられる。

Claims (4)

  1. セメント、カルシウムアルミネート、石膏、酢酸ビニル・バーサティック酸ビニル・アクリル共重合体、凝結調整剤及びセルロース誘導体を含有してなる注入用セメント組成物。
  2. 更に、減水剤を含有してなる請求項1記載の注入用セメント組成物。
  3. 請求項1又は2項記載の注入用セメント組成物と水を含有してなるセメントミルク。
  4. 請求項3記載のセメントミルクを注入してなる注入工法。
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