JP5084345B2 - 広告コンテンツを出力する方法、プログラム、及びシステム - Google Patents

Description

本発明は、広告コンテンツを出力する方法、プログラム、及びシステムに関する。

インターネットの爆発的な普及により、端末のＷｅｂブラウザが表示するホームページは広告媒体としての価値が急速に高まっており、従来のテレビや新聞等のマスメディアと共に広く活用されている。そして、ホームページに広告コンテンツ出力する様々な方法が提案されている。具体的には、例えば、いわゆるバナー広告といわれる広告コンテンツを出力する方法によれば、ホームページの一部の領域を広告枠として固定的に使用し、当該ホームページの主たるコンテンツとは別の広告コンテンツを当該広告枠として使用する領域に表示する。

Ｗｅｂブラウザは、マスメディアとは異なり、当該Ｗｅｂブラウザを操作するユーザによるホームページの検索操作や、閲覧操作を受け付ける。そして、受け付けた操作に基づいて、当該検索操作に使われたキーワードや、閲覧されているホームページの主たるコンテンツの内容に関連するものを選択して表示することができるため、当該ユーザに関心の高い広告コンテンツを出力することが可能である。

ところで、ホームページには、様々なフォーマットで作成される画像ファイルや動画ファイルが使用されている。具体的には、例えば、Ｇｉｆ（登録商標）等の画像フォーマットやＦｌａｓｈ（登録商標）等の動画フォーマットが使用されている。これらの画像ファイルや動画ファイルはホームページの表現力を飛躍的に向上させることが可能である。更に、ＷＡＶ（登録商標）等の音声ファイルをホームページに組み込むことも可能であり、その場合には、端末のスピーカ部から様々な音声や音楽を再生することができる。

そして、これらの画像ファイルや動画ファイルや音声ファイルは、バナー広告等の広告コンテンツを出力する方法にも使用されている。

これらの画像ファイル、動画ファイル、及び音声ファイルは、様々な編集ソフトウェアを用いて編集することが可能である。具体的には、例えば、Ｆｌａｓｈフォーマットの画像データを作成するためには、Ｆｌａｓｈ等の編集ソフトが使われている。

ところが、これらの画像ファイル、動画ファイル、及び音声ファイル等のデータを編集するソフトウェアは一般に高価であり、クリエイティブな能力を持つＷｅｂページの開発技術者へのこれらの編集ソフトウェアの普及を妨げとなっている。

一方、このような編集ソフトウェアの中には、ユーザの編集作業中に広告コンテンツを強制的に表示させるものがある。このような編集ソフトウェアは、このような仕組みにより当該広告コンテンツをユーザに閲覧させることを前提として、価格を低く抑えたり、無償としたりしている。例えば、特許文献１によれば、当該ソフトウェアは、起動時、動作中、終了時のいずれかに静止画、動画、音声によるいずれかの広告を組み合わせにより表示することができる。
特開２００４−２１７８１号公報

しかしながら、このような編集ソフトウェアが広告を表示したところで、当該ユーザは
コンテンツの編集に際してこれらの広告コンテンツを閲覧することになるため、比較的関心は薄く、広告効果はあまり期待することができない。

更に、編集ソフトウェアを使用するのは一部の限られたＷｅｂページの開発技術者であるため、広告の配信先も比較的限られたものとなっている。

そこで、本発明は、編集ソフトウェアの使用中に広告コンテンツを表示させることなく、当該編集ソフトウェアに基づいてより効果的に広告コンテンツを出力する方法、プログラム、及びシステムを提供することを目的とする。

本発明は、具体的には次のようなものを提供する。

（１） 広告コンテンツを出力する方法であって、
コンテンツ編集装置が、目的コンテンツの編集に係る入力を受け付けて前記目的コンテンツの編集を行うステップと、
広告コンテンツを出力する手段を前記目的コンテンツに挿入するステップと、
前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを保存するステップと、
端末が、通信ネットワークに接続されたＷｅｂサーバから前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを受信するステップと、
受信した前記目的コンテンツを含んで構成するＷｅｂコンテンツを出力する際に、前記広告コンテンツを出力する手段が、通信ネットワークを介して接続された広告サーバから広告コンテンツを取得するステップと、
取得した前記広告コンテンツを前記目的コンテンツと共に出力するステップと、を含む方法。

本発明のこのような構成によれば、前記コンテンツ編集装置は、目的コンテンツの編集に係る入力を受け付けて前記目的コンテンツの編集を行い、
広告コンテンツを出力する手段を前記目的コンテンツに挿入し、
前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを保存し、
端末は、通信ネットワークに接続されたＷｅｂサーバから前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを受信し、
受信した前記目的コンテンツを含んで構成するＷｅｂコンテンツを出力する際に、前記広告コンテンツを出力する手段が、通信ネットワークを介して接続された広告サーバから広告コンテンツを取得し、
取得した前記広告コンテンツを前記目的コンテンツと共に出力する。

このことにより、前記コンテンツ編集装置は、編集した目的コンテンツに前記広告コンテンツを出力する手段を挿入して保存する。そして、この目的コンテンツがＷｅｂページを構成する材料として使用されてＷｅｂサーバに記憶されると、通信ネットワークを介して接続された端末が当該Ｗｅｂページを出力するために前記Ｗｅｂサーバから目的コンテンツを受信し、その中に挿入された前記広告コンテンツを出力する手段は、前記広告サーバから前記広告コンテンツを取得して前記目的コンテンツと共に、取得した前記広告コンテンツを出力する。

その結果、前記Ｗｅｂページを閲覧したユーザは、必ず前記広告コンテンツを閲覧することになる。このように、前記コンテンツ編集装置が目的コンテンツを保存する度に、前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツが生成され、Ｗｅｂサーバを介して非常に多くのユーザにおいて前記広告コンテンツが出力されることになる。

従って、編集作業を行うＷｅｂページ開発技術者は前記広告コンテンツを閲覧することなく、編集作業の結果生成された目的コンテンツがＷｅｂサーバを介してはるかに多くのユーザが前記広告コンテンツを閲覧することができる。

このようにすることにより、編集ソフトウェア自体は無料で配布しても、その使用の結果生じる目的コンテンツに自動的に挿入される広告コンテンツ出力手段により、はるかに多くのユーザに広告を閲覧させることができる。従って、より効果的に広告コンテンツを出力することができる。

さらに、広告コンテンツを出力する際には必ず広告サーバにアクセスがあるため、そのアクセス数を集計することにより広告コンテンツを出力した実績が確実にトラッキングできるので広告主に広告料を請求する際に好適である。しかも、広告サーバにアクセスする際に広告コンテンツを出力する手段をダウンロードした端末のユーザに関する情報を合わせて送信することも可能であり、ユーザの好みにマッチした広告を広告サーバ側で選択することもできる。

なお、コンテンツ編集装置は、ＰＣ等の汎用コンピュータを用いて実現してもよく、或いは、専用の編集装置として実現してもよい。また、目的コンテンツ及び広告コンテンツは、文字、画像（静止画）、動画像、音声等様々なコンテンツが含まれる。更に、通信ネットワークは、目的コンテンツ及び広告コンテンツを送受信可能なものであればよく、有線により実現してもよいし、無線により実現してもよい。また、広告コンテンツを出力する手段は、より具体的にはスクリプト等のプログラムによって実現してもよい。

（２） 前記端末が、前記出力するステップにおいて、前記広告コンテンツを、前記目的コンテンツの表示領域のうち上端部、下端部、左端部、右端部のいずれか一の所定の表示領域を抽選により選択して出力する（１）に記載の方法。

本発明のこのような構成によれば、前記端末は、前記広告コンテンツを、前記目的コンテンツの表示領域のうち上端部、下端部、左端部、右端部のいずれか一の所定の表示領域を抽選により選択して出力する。

このことにより、前記広告コンテンツは、前記目的コンテンツの表示領域のうち上端部、下端部、左端部、右端部のいずれか一の所定の表示領域を抽選により選択して表示される。従って、例えば、Ｗｅｂページ上で前記広告コンテンツの表示領域に重なるように別のオブジェクトを重ねて広告コンテンツの表示領域を隠そうとしても、前記目的コンテンツの表示領域のどこに広告コンテンツが表示されるかが事前には不明であるために、確実に隠すことができず、また目的コンテンツが隠されてしまうこともあり、事実上不可能となる。

その結果、本発明によれば、前記広告コンテンツを、前記目的コンテンツと共により確実に出力することができる。

なお、抽選は様々な方法で行うことが可能であり、具体的には、例えば、乱数を発生させることによって行ってもよい。更に、ある広告コンテンツの出力をする時間が経過したら、再度抽選を行って、その結果に応じて同様に前記上端部、下端部、左端部、右端部のいずれか一の所定の表示領域を選択して次の広告コンテンツを表示してもよい。

（３） 前記端末が、前記出力するステップにおいて、音声データを含んで構成する広告データを出力する（１）又は（２）に記載の方法。

本発明のこのような構成によれば、前記端末は、音声データを含んで構成する広告データを出力する。

このことにより、前記端末は、音声データを出力することができる。音声データは表示領域を隠すように隠すことはできないため、広告コンテンツに係る音声データを確実に出力することができる。

なお、音声データは単独で出力してもよいし、文字、画像（静止画）、動画像と組み合わせて出力してもよい。

（４） 前記広告コンテンツを出力する手段は、あらかじめ記憶した複数の広告コンテンツの取得先を示すデータに基づいて、抽選により前記広告コンテンツの取得先を選択する（１）から（３）のいずれかに記載の方法。

本発明のこのような構成によれば、前記広告コンテンツを出力する手段は、あらかじめ記憶した複数の広告コンテンツの取得先を示すデータに基づいて、抽選により前記広告コンテンツの取得先を選択する。

このことにより、前記広告コンテンツを出力する手段は、あらかじめ記憶した複数の広告コンテンツの取得先を示すデータに基づいて、抽選によって決定した広告コンテンツの取得先から、前記広告コンテンツを取得することができる。

その結果、前記広告コンテンツを出力する手段自身は変更することなく、広告サーバを抽選により選択して内容の異なる広告コンテンツを出力することができる。

なお、前記広告コンテンツの取得先は、インターネット上のサーバの所在を示すＵＲＬで示してもよいし、更に前記サーバ上の特定のフォルダやディレクトリ、ファイルを指定してもよい。更に、前記サーバ上で、前記特定のフォルダやディレクトリ、ファイルに対応する広告コンテンツを入れ替えてもよい。このようにすることで、一度挿入した広告コンテンツを出力する手段自体は変更することなく、その後、新たな広告コンテンツを半永久的に入れ替えて出力することができる。

（５） 広告コンテンツを出力させるプログラムであって、
コンテンツ編集装置に、目的コンテンツの編集に係る入力を受け付けて前記目的コンテンツの編集を行うステップと、
広告コンテンツを出力する手段を前記目的コンテンツに挿入するステップと、
前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを保存するステップと、を実行させ、
端末に、通信ネットワークに接続されたＷｅｂサーバから前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを受信するステップと、
受信した前記目的コンテンツを含んで構成するＷｅｂコンテンツを出力する際に、前記広告コンテンツを出力する手段が、通信ネットワークを介して接続された広告サーバから広告コンテンツを取得するステップと、
取得した前記広告コンテンツを前記目的コンテンツと共に出力するステップと、を実行させるプログラム。

本発明のこのような構成によれば、前記プログラムを前記コンテンツ編集装置にインストールして運用することによって、（１）と同様の作用効果が期待できる。

（６） 広告コンテンツを出力するシステムであって、
コンテンツ編集装置が、目的コンテンツの編集に係る入力を受け付けて前記目的コンテンツの編集を行う手段と、
広告コンテンツを出力する手段を前記目的コンテンツに挿入する手段と、
前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを保存する手段と、を備え、
端末が、通信ネットワークに接続されたＷｅｂサーバから前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを受信する手段と、
受信した前記目的コンテンツを含んで構成するＷｅｂコンテンツを出力する際に、前記広告コンテンツを出力する手段が、通信ネットワークを介して接続された広告サーバから広告コンテンツを取得する手段と、
取得した前記広告コンテンツを前記目的コンテンツと共に出力する手段と、を備えるシステム。

本発明のこのような構成によれば、前記コンテンツ編集装置を運用することによって、（１）と同様の効果が期待できる。

本発明によれば、前記コンテンツ編集装置は、編集した目的コンテンツに前記広告コンテンツを出力する手段を挿入して保存する。そして、この目的コンテンツがＷｅｂページを構成する材料として使用されてＷｅｂサーバに記憶されると、通信ネットワークを介して接続された端末が当該Ｗｅｂページを出力するために前記Ｗｅｂサーバから目的コンテンツを受信し、その中に挿入された前記広告コンテンツを出力する手段は、前記広告サーバから前記広告コンテンツを取得して前記目的コンテンツと共に、取得した前記広告コンテンツを出力する。その結果、前記Ｗｅｂページを閲覧したユーザは、必ず前記広告コンテンツを閲覧することになる。このように、前記コンテンツ編集装置が目的コンテンツを保存する度に、前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツが生成され、Ｗｅｂサーバを介して非常に多くのユーザにおいて前記広告コンテンツが出力される。

以下、図面を参照しながら本発明の最良の実施形態の一例について述べる。

図１は、本発明の好適な実施形態の一例に係るシステムを構成するコンピュータ等の構成を示す図である。図２は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンテンツ編集装置１０の機能構成を示す図である。図３は、本発明の好適な実施形態の一例に係る端末３０の機能構成等を示す図である。図４は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンテンツ編集装置１０によるコンテンツ編集処理を示すフローチャートである。図５は、本発明の好適な実施形態の一例に係る端末３０等によるコンテンツ出力処理を示すフローチャートである。図６は、本発明の好適な実施形態の一例に係る広告コンテンツ取得先テーブルを示す図である。図７は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンテンツの出力画面を示す図である。
［コンテンツ編集装置１０のハードウェア構成］

図１に示すように、制御部１１０、記憶部１２０、入力部１３０、表示部１４０、スピーカ部１５０、通信Ｉ／Ｆ部１６０がバス１７０により接続されてコンテンツ編集装置１０を構成する。

制御部１１０はＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）により構成してよく、コンテンツ編集装置１０全体を制御し、例えば、記憶部１２０に記憶された
プログラムを読み出して実行することにより、これらのハードウェアと協働して後述する各種手段を実現している。

記憶部１２０はハードディスク又は半導体メモリ等で実現することができる。入力部１３０は、キーボード、マウス等により実現することができる。表示部１４０は液晶ディスプレイ、ブラウン管ＣＲＴ等により実現することができる。更に、音声を出力するスピーカ部１５０を備えていてもよい。通信Ｉ／Ｆ部１６０は、ＬＡＮアダプタ、モデムアダプタ等により実現することができる。

以上の例は、コンテンツ編集装置１０について主に説明したが、コンピュータに、プログラムをインストールして、そのコンピュータをサーバ装置として動作させることにより上記で説明した機能を実現することもできる。従って、本発明において一実施形態として説明したコンテンツ編集装置により実現される機能は、上述の方法を当該コンピュータにより実行することにより、或いは、上述のプログラムを当該コンピュータに導入して実行することによっても実現可能である。
［Ｗｅｂサーバ２０、広告サーバ４０のハードウェア構成］

ここでＷｅｂサーバ２０或いは広告サーバ４０は、上述のコンテンツ編集装置１０と同様の構成を備えてよい。

［端末３０のハードウェア構成］

ここで端末３０は、上述のコンテンツ編集装置１０と同様の構成を備えてよい。なお、端末３０は携帯電話やＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ Ｄａｔａ Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）等、いわゆる汎用コンピュータ（ＰＣ）以外の通信端末として実現してもよい。
［システムの機能構成］

図２は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンテンツ編集装置１０の機能を示す機能ブロック図である。

コンテンツ編集装置１０の入力部１３０は、入力受付手段１３１を構成する。制御部１１０は、目的コンテンツ編集手段１１１、広告コンテンツ挿入手段１１２、コンテンツ保存手段１１３を構成する。

図３は、本発明の好適な実施形態の一例に係る端末３０等の機能を示す機能ブロック図である。

端末３０の制御部３１０は、コンテンツ出力制御手段３１１を構成する。記憶部３２０は、広告コンテンツ取得手段３２３、広告コンテンツ出力手段３２２、目的コンテンツ３２１等を記憶する。表示部３４０やスピーカ部３５０は、コンテンツ出力手段３４１を構成する。
［コンテンツ編集処理］

図４は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンテンツ編集装置１０によるコンテンツ編集処理を示すフローチャートである。まず、ステップＳ１０１において、コンテンツ編集装置１０の入力受付手段１３１は、目的コンテンツの編集入力を受け付ける。具体的には、例えばマウスやキーボードの操作を受け付けて、目的コンテンツ（例えば画像データ）の編集作業をおこなう。

次に、ステップＳ１０２において、コンテンツ編集装置１０は、広告コンテンツ出力手
段１２１を目的コンテンツに挿入する。より具体的には、制御部１１０の制御に基づいて、記憶部１２０に記憶された広告コンテンツ出力手段１２１を、編集対象の目的コンテンツに挿入する。

次に、ステップＳ１０３において、コンテンツ編集装置１０のコンテンツ保存手段１１３は、広告コンテンツ出力手段１２１を挿入した目的コンテンツ５００を保存する。より具体的には、制御部１１０の制御に基づいて、広告コンテンツ出力手段１２１が挿入された動画ファイル等を保存する。このようにして自動的に広告コンテンツ出力手段１２１が挿入された目的コンテンツ５００が、後述するようにＷｅｂサーバ２０に記憶されると、端末３０にダウンロードされて広告コンテンツを出力することになる。
［コンテンツ出力処理］

図５は、本発明の好適な実施形態の一例に係る端末３０等によるコンテンツ出力処理を示すフローチャートである。まず、ステップＳ２０１において、端末３０は、目的コンテンツ２２１を記憶しているＷｅｂサーバ２０から、目的コンテンツ２２１を受信する。より具体的には、端末３０上で稼働するＷｅｂブラウザ等がユーザのクリック操作を受け付けたことに応じて目的コンテンツ２２１をダウンロードして出力する。端末３０は、このようなユーザによる操作を受け付ける度に、指定された目的コンテンツ２２１をＷｅｂサーバ２０からダウンロードする。

次に、ステップＳ２０２において、端末３０の広告コンテンツ取得手段は、広告サーバ４０から、広告コンテンツを取得する。より具体的には、ステップＳ２０１においてＷｅｂサーバ２０からダウンロードして記憶した目的コンテンツ３２１には、前述のように広告コンテンツ出力手段３２２が挿入されている。更に広告コンテンツ出力手段３２２は、広告コンテンツ取得手段３２３を含んでおり、所定の広告サーバ４０にアクセスして広告サーバ４０が記憶している広告コンテンツ４２１をダウンロードする。

ここで、広告コンテンツ取得手段３２３は、図６に示すような広告コンテンツ取得先テーブルを伴って記憶しており、広告コンテンツ取得先テーブルに複数含まれる広告コンテンツ取得先から抽選により所定の広告コンテンツ取得先を選択し、広告サーバ４０を特定して広告コンテンツ４２１をダウンロードすることができる。

次に、ステップＳ２０３において、端末３０は、広告コンテンツ４２１と共に目的コンテンツ３２１を出力する。より具体的には、端末３０のコンテンツ出力制御手段３１１は、目的コンテンツ３２１にダウンロードした広告コンテンツ４２１を挿入してコンテンツ出力手段３４１により出力する。例えば、図７に示すように、Ｗｅｂブラウザを介して、Ｗｅｂページの一部に設けられた目的コンテンツの表示領域に目的コンテンツ３２１を表示すると共に、この表示領域の上端部４２１ａ又は下端部４２１ｂに動画ファイルとして実現した広告コンテンツを挿入して表示する。

ここで、上述のように、広告コンテンツ４２１は、目的コンテンツの表示領域の上端部４２１ａ又は下端部４２１ｂのうち１が抽選により選択されて挿入されて表示される。なお、上述のようにこの広告コンテンツの表示領域は、目的コンテンツの表示領域の左端部、右端部（図示せず）のうち１を同様に抽選により選択してもよい。なお、広告コンテンツを音声ファイルとして実現した場合には、スピーカ部３５０から出力してもよい。

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。

本発明の好適な実施形態の一例に係るシステムを構成するコンピュータ等の構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンテンツ編集装置１０の機能構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る端末３０の機能構成等を示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンテンツ編集装置１０によるコンテンツ編集処理を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施形態の一例に係る端末３０等によるコンテンツ出力処理を示すフローチャートである。 本発明の好適な実施形態の一例に係る広告コンテンツ取得先テーブルを示す図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンテンツの出力画面を示す図である。

符号の説明

１０ コンテンツ編集装置
２０ Ｗｅｂサーバ
３０ 端末
４０ 広告サーバ
１１０、２１０、３１０、４１０ 制御部
１２０、２２０、３２０、４２０ 記憶部
１３０、２３０、３３０、４３０ 入力部
１４０、２４０、３４０、４４０ 表示部
１５０、２５０、３５０、４５０ スピーカ部
１６０、２６０、３６０、４６０ バス

Claims (6)

1. 広告コンテンツを出力する方法であって、
   コンテンツ編集装置が、広告コンテンツを、当該コンテンツ編集装置を使用するユーザに表示することなく、Ｗｅｂコンテンツを構成する材料となる目的コンテンツの編集に係る入力を受け付けて前記目的コンテンツの編集を行うステップと、
   前記コンテンツ編集装置が、広告コンテンツを出力する手段を前記目的コンテンツに挿入するステップと、
   前記コンテンツ編集装置が、前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを、通信ネットワークを介して接続されたＷｅｂサーバに保存するステップと、
   端末が、通信ネットワークを介して接続された前記Ｗｅｂサーバから前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを受信するステップと、
   前記端末が、受信した前記目的コンテンツを含んで構成するＷｅｂコンテンツを出力する際に、前記広告コンテンツを出力する手段が、通信ネットワークを介して接続された広告サーバから広告コンテンツを取得するステップと、
   前記端末が、取得した前記広告コンテンツを前記目的コンテンツと共に出力するステップと、を含む方法。
2. 前記端末が、前記出力するステップにおいて、前記広告コンテンツを、前記目的コンテンツの表示領域のうち上端部、下端部、左端部、右端部のいずれか一の所定の表示領域を抽選により選択して出力する請求項１に記載の方法。
3. 前記端末が、前記出力するステップにおいて、音声データを含んで構成する広告データを出力する請求項１又は請求項２に記載の方法。
4. 前記広告コンテンツを出力する手段は、あらかじめ記憶した複数の広告コンテンツの取得先を示すデータに基づいて、抽選により前記広告コンテンツの取得先を選択する請求項１から請求項３のいずれかに記載の方法。
5. 広告コンテンツを出力させるプログラムであって、
   コンテンツ編集装置に、広告コンテンツを、当該コンテンツ編集装置を使用するユーザに表示することなく、Ｗｅｂコンテンツを構成する材料となる目的コンテンツの編集に係る入力を受け付けて前記目的コンテンツの編集を行うステップと、
   前記コンテンツ編集装置に、広告コンテンツを出力する手段を前記目的コンテンツに挿入するステップと、
   前記コンテンツ編集装置に、前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを、通信ネットワークを介して接続されたＷｅｂサーバに保存するステップと、を実行させ、
   端末に、通信ネットワークを介して接続されたＷｅｂサーバから前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを受信するステップと、
   前記端末に、受信した前記目的コンテンツを含んで構成するＷｅｂコンテンツを出力する際に、前記広告コンテンツを出力する手段が、通信ネットワークを介して接続された広告サーバから広告コンテンツを取得するステップと、
   前記端末に、取得した前記広告コンテンツを前記目的コンテンツと共に出力するステップと、を実行させるプログラム。
6. 広告コンテンツを出力するシステムであって、
   コンテンツ編集装置が、広告コンテンツを、当該コンテンツ編集装置を使用するユーザに表示することなく、Ｗｅｂコンテンツを構成する材料となる目的コンテンツの編集に係る入力を受け付けて前記目的コンテンツの編集を行う手段と、
   前記コンテンツ編集装置が、広告コンテンツを出力する手段を前記目的コンテンツに挿入する手段と、
   前記コンテンツ編集装置が、前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを、通信ネットワークを介して接続されたＷｅｂサーバに保存する手段と、を備え、
   端末が、通信ネットワークを介して接続されたＷｅｂサーバから前記広告コンテンツを出力する手段が挿入された目的コンテンツを受信する手段と、
   前記端末が、受信した前記目的コンテンツを含んで構成するＷｅｂコンテンツを出力する際に、前記広告コンテンツを出力する手段が、通信ネットワークを介して接続された広告サーバから広告コンテンツを取得する手段と、
   前記端末が、取得した前記広告コンテンツを前記目的コンテンツと共に出力する手段と、を備えるシステム。
   

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