JP5083739B2 - スクリュー・プロペラおよび推進器 - Google Patents
スクリュー・プロペラおよび推進器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5083739B2 JP5083739B2 JP2009277915A JP2009277915A JP5083739B2 JP 5083739 B2 JP5083739 B2 JP 5083739B2 JP 2009277915 A JP2009277915 A JP 2009277915A JP 2009277915 A JP2009277915 A JP 2009277915A JP 5083739 B2 JP5083739 B2 JP 5083739B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw propeller
- blade
- protrusions
- propeller
- propeller according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
(1) ボスと、該ボスの外周部にその周方向に沿って配置された複数の羽根とを備え、船舶の推進力を得るのに使用されるスクリュー・プロペラであって、
前記複数の羽根のうちの少なくとも1枚の羽根は、当該スクリュー・プロペラが回転した際にその回転方向後方に位置する後縁が、複数箇所で屈曲または湾曲した波形をなすものであり、当該羽根は、水を押圧する圧力面と反対側の背面に突出形成され、前記波形の各山からそれぞれ前記後縁と反対側の前縁に向かって延びる突部を有し、
前記各突部の長さは、前記羽根の羽根先側に行くに従って順に長くなっており、
当該スクリュー・プロペラが回転した際、隣接する2つの前記突部同士の間に生じる渦同士が相殺し合うようになっていることを特徴とするスクリュー・プロペラ。
図1は、本発明の推進器(スクリュー・プロペラ)を備える船舶を示す側面図、図2は、図1に示す推進器(本発明のスクリュー・プロペラの第1実施形態)の拡大部分縦断面図、図3は、図2中の矢印A方向から見た図(平面図)、図4は、図2中の矢印B方向から見た図、図5は、図4中のスクリュー・プロペラの羽根の拡大詳細図、図6は、図5中の矢印C方向から見た図、図7は、図5中のD−D線断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1、図2中の上側を「上」、下側を「下」と言う。また、図1〜図3中の右側を「前」または「船首側」、左側を「後」または「船尾側」と言う。
また、ボス41の船尾側の部分には、丸みを帯びたキャップ42が装着されている。
図8は、本発明のスクリュー・プロペラの第2実施形態を示す図である。
本実施形態は、各突部の大きさが異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図9は、本発明のスクリュー・プロペラの第3実施形態を示す図である。
本実施形態は、各突部の大きさが異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図10は、本発明のスクリュー・プロペラの第4実施形態を示す図である。
本実施形態は、各突部の配置状態が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
2 船体
21 操縦室
22 エンジン
23 プロペラシャフト
24 船底
25 軸受け
3 プロペラシステム
4、4A、4B、4C 船舶用プロペラ(プロペラ)
41 ボス
42 キャップ
5 羽根
51 圧力面
52 背面
53 前縁
54 後縁
541 山(頂点)
542 谷
543 仮想線
55 羽根先
56 羽根元
57a、57b、57c、57d 突部
571 最大部(最大高さ部・最大幅部)
572 側面
573 頂部
6 ドラム(フード)
61 ドラム本体
611 テーパ部
62 ブラケット
7 整流板
8 舵
9 駆動機構
91 油圧シリンダ
92 クランク
93 パイプ
94 ポンプ
H 高さ
L 長さ
P ピッチ
Q1、Q2 小渦(渦)
W 幅
Claims (13)
- ボスと、該ボスの外周部にその周方向に沿って配置された複数の羽根とを備え、船舶の推進力を得るのに使用されるスクリュー・プロペラであって、
前記複数の羽根のうちの少なくとも1枚の羽根は、当該スクリュー・プロペラが回転した際にその回転方向後方に位置する後縁が、複数箇所で屈曲または湾曲した波形をなすものであり、当該羽根は、水を押圧する圧力面と反対側の背面に突出形成され、前記波形の各山からそれぞれ前記後縁と反対側の前縁に向かって延びる突部を有し、
前記各突部の長さは、前記羽根の羽根先側に行くに従って順に長くなっており、
当該スクリュー・プロペラが回転した際、隣接する2つの前記突部同士の間に生じる渦同士が相殺し合うようになっていることを特徴とするスクリュー・プロペラ。 - 前記各突部は、それぞれ、その長手方向の途中に高さが最大となる最大高さ部を有する請求項1に記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記各突部の前記最大高さ部の高さは、それぞれ、同じである請求項2に記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記各突部の前記最大高さ部の高さは、前記羽根の羽根先側に行くに従って順に高くなっている請求項2に記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記各突部は、それぞれ、その長手方向の途中に幅が最大となる最大幅部を有する請求項1ないし4のいずれかに記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記各突部の前記最大幅部の幅は、それぞれ、同じである請求項5に記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記各突部の前記最大幅部の幅は、前記羽根の羽根先側に行くに従って順に大きくなっている請求項5に記載のスクリュー・プロペラ。
- 隣接する2つの前記突部のピッチは、前記羽根の羽根先側に行くに従って順に大きくなっている請求項1ないし7のいずれかに記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記各突部は、それぞれ、その頂部が角張っている請求項1ないし8のいずれかに記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記波形の隣接する山同士を結んだ仮想線を想定したとき、該仮想線は、当該スクリュー・プロペラの回転方向に向かって湾曲している請求項1ないし9のいずれかに記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記前縁は、前記線と同方向に湾曲しており、その平均曲率が前記線の平均曲率よりも大きい請求項10に記載のスクリュー・プロペラ。
- 前記各羽根では、それぞれ、その羽根先側に前記突部が偏在している請求項1ないし11のいずれかに記載のスクリュー・プロペラ。
- 請求項1ないし12のいずれかに記載のスクリュー・プロペラを備えることを特徴とする推進器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009277915A JP5083739B2 (ja) | 2009-12-07 | 2009-12-07 | スクリュー・プロペラおよび推進器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009277915A JP5083739B2 (ja) | 2009-12-07 | 2009-12-07 | スクリュー・プロペラおよび推進器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011116317A JP2011116317A (ja) | 2011-06-16 |
JP5083739B2 true JP5083739B2 (ja) | 2012-11-28 |
Family
ID=44282164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009277915A Expired - Fee Related JP5083739B2 (ja) | 2009-12-07 | 2009-12-07 | スクリュー・プロペラおよび推進器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5083739B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012212021A1 (de) | 2012-07-10 | 2014-01-16 | Josef Moser | Rotor zum Aufnehmen von Fluidströmungen |
JP6504655B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-04-24 | 三菱重工業株式会社 | 船舶用プロペラ |
JP7432877B2 (ja) * | 2019-11-20 | 2024-02-19 | 東洋漁業株式会社 | 船舶用プロペラガード、船舶、及び船舶用プロペラガードの設計方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0738077Y2 (ja) * | 1987-03-23 | 1995-08-30 | 慎也 阿部 | 船用プロペラ |
-
2009
- 2009-12-07 JP JP2009277915A patent/JP5083739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011116317A (ja) | 2011-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU711398B2 (en) | Foldable propeller | |
US8221086B2 (en) | Propeller | |
EP1892183A1 (en) | Stern structure of ship | |
JP5083739B2 (ja) | スクリュー・プロペラおよび推進器 | |
JP2009255835A (ja) | フィン付き舵 | |
KR20180026363A (ko) | 선박 | |
JP5231878B2 (ja) | 船舶用ダクト付きスラスタ | |
JP6422020B2 (ja) | ツインスケグ船 | |
JP5404403B2 (ja) | 船の側方方向舵 | |
JP4531828B2 (ja) | 船舶用ダクト付きスラスタ | |
WO2012053378A1 (ja) | 推進装置とそれを使用する船舶 | |
KR101757471B1 (ko) | 프로펠러 허브 | |
JP6246960B1 (ja) | 船舶の推進装置及び船舶 | |
KR200480863Y1 (ko) | 선박용 프로펠러 | |
CN107054599B (zh) | 船尾整流构造及船舶 | |
JP6643404B2 (ja) | 船舶用舵及び船舶 | |
US20160325810A1 (en) | Propulsion device for proximity twin-screw vessel having shaft bracket and ship | |
JP2009107591A (ja) | ウォータージェットポンプ | |
CN108025799B (zh) | 船舶 | |
JP3134464U (ja) | 船舶用複合型フィン装置 | |
JP6380848B2 (ja) | 船舶 | |
JP2013129408A (ja) | 船舶および船舶製造方法 | |
JP4842904B2 (ja) | 船舶の推進機構 | |
KR101334333B1 (ko) | 선박 | |
KR102288939B1 (ko) | 러더벌브를 포함하는 선박용 방향타 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120807 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120827 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |