JP5082771B2 - 演奏端末コントローラおよびプログラム - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態である演奏システム3を例に、本発明の構成を説明する。
(A−1:演奏システムの全体構成)
図1は本発明の一実施形態である演奏システム3の全体構成を示した図である。同図に示すように、コントローラ1は複数の演奏端末2−1〜2−n(以下、個々の演奏端末について区別をしないときには、単に演奏端末2と記載する)のそれぞれと相互にデータの送受信ができるようになっている。なお、本実施形態においては、コントローラ1に接続されている演奏端末2の数は6である。
図2は演奏端末2の構成を示す図である。同図に示す通信部22は、入力端子と出力端子の組(以下、入出力端子という)を備えるインターフェースであり、これに接続した外部機器とケーブルを介して演奏データの遣り取りをする。
図3はコントローラ1の機器構成の一例を示す図である。同図に示すCPU(Central Processing Unit)11は、ROM(Read Only Memory)12や記憶部14に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することによりコントローラ1の各部を、バス19を介して制御する。
図4は記憶部14に記憶される演奏データ群14bの一例を示す図である。演奏データ群14bは曲名リストと、演奏データ列の記憶領域を有している。曲名リストとは複数の曲名を記憶したリストである。演奏データ列とは、楽曲を構成する複数の演奏データとその演奏データを発生させるべき時を示すデルタタイムとを楽曲の進行に沿って配列したデータの列である。デルタタイムとは前後に記憶されている2つの演奏データの発生時間差を、楽曲における相対的な時間(拍子など)を基準として表したものである。この演奏データ列の型式には様々なものを採用しうるが、例えばSMF(Standard MIDI File)を採用しても良い。
演奏データ列の記憶領域には複数の演奏データ列が記憶されており、その各アドレスが、曲名リストに記憶された曲名と1対1の関係で対応付けられている。
図5は記憶部14に記憶される命令テーブル14aの一例を示す図である。同図に示す機器名とは演奏端末2のハードウェアの型式に固有の識別子である。命令テーブル14aはこの機器名に対応付けて、その機器に固有のローカルオフ命令とローカルオン命令を記憶する。
図6はRAM13に記憶される演奏パート割当テーブル13aの一例を示す図である。演奏パート割当テーブル13aは端子ID毎に、対応する演奏パートIDと機器名を記憶する。端子IDとは、通信部16の各入出力端子に予め対応付けられた固有の識別子である。各端子IDに対応する演奏パートIDは、それぞれ対応する入出力端子と接続する演奏端末2に割り当てられた演奏パートを示す識別子である。また、各端子IDに対応する機器名は、それぞれ対応する入出力端子と接続する演奏端末2のハードウェアの型式を示す識別子である。これにより、演奏パート割当テーブル13aは、演奏端末2と演奏パートとの対応付けを記憶する(対応パート記憶手段)。
次に、本発明に係る演奏システム3の動作を説明する。
(B−1:初期設定の動作)
予め、コントローラ1においては、通信部16の各入出力端子の端子ID「1」〜「6」がそれぞれ演奏端末2−1〜2−6に対応するように接続されている。利用者が操作部17の電源ボタン(図示せず)を押下すると、コントローラ1は起動し、表示部18に所定のウィンドウを表示させる。このウィンドウには演奏パート割当テーブル13aの各項目が表として表示されており、各端子IDに対応するそれぞれの機器名の欄には、複数の機器名が記載されたプルダウンリストが表示されている。利用者がこのプルダウンリストから各演奏端末2の機器名を選択すると、CPU11はこの選択操作を受けて、演奏パート割当テーブル13aの対応する領域に選択された機器名を記憶する。これにより、上記のウィンドウに表示された端子IDと機器名の対応関係は演奏パート割当テーブル13aに反映される。なお、利用者はプルダウンリストによる選択ではなく、キーボードから直接機器名を示す文字列を入力してもよい。
次に、利用者が上述のウィンドウに表示された再生ボタンにマウスポインタを合わせて、マウスをクリックすると、CPU11はこの操作を受けて、以下の再生動作を開始する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
また、上述した変形例4においては、コントローラ1は各演奏端末2に向けて機器名の情報を要求していたが、機器名ではなく、ローカルオン命令およびローカルオフ命令を要求し、この要求に応じて各演奏端末2から返信されたローカルオン命令およびローカルオフ命令を上述と同様、演奏パート割当テーブル13aに記憶すればよい。要するに、記憶部14およびRAM13の記憶内容のいずれか、または両方を参照することで、各演奏端末2に対応するローカルオン命令またはローカルオフ命令を当該演奏端末2に送信すればよい。
Claims (6)
- 演奏に用いられる演奏操作子を有した1または複数の演奏端末から、前記演奏操作子の操作に対応した操作信号を受信する受信手段と、
楽曲のパート毎の演奏内容を楽曲の進行に沿った時系列データとして示すパートデータを記憶するパートデータ記憶手段と、
前記演奏端末と前記パートとの対応付けを記憶する対応パート記憶手段と、
前記受信手段が受信した前記各演奏端末からの操作信号に基づく速さで、前記対応パート記憶手段の記憶内容に応じたパートのパートデータを前記パートデータ記憶手段から読み出し、対応する前記各演奏端末に出力する読出手段と、
前記演奏操作子の操作に基づく楽音の放音を禁止する当該演奏端末に固有の放音禁止命令を前記各演奏端末に対応させて記憶する命令記憶手段と、
前記各演奏端末の1または2以上を特定する第1演奏端末特定手段と、
前記第1演奏端末特定手段とは別に、前記各演奏端末の1または2以上を特定する第2演奏端末特定手段と、
前記第1演奏端末特定手段が特定した演奏端末に対し、前記命令記憶手段内の対応する放音禁止命令を読み出して出力する命令出力手段と
を具備し、
前記命令記憶手段は、前記放音禁止命令に加えて、演奏操作子の操作に基づく楽音を生成させる当該演奏端末に固有の放音命令を前記各演奏端末に対応させて記憶し、
前記命令出力手段は、前記第2演奏端末特定手段が特定した演奏端末に対し、前記命令記憶手段内の対応する放音命令を読み出して出力する
ことを特徴とする演奏端末コントローラ。 - 演奏に用いられる演奏操作子を有した1または複数の演奏端末から、前記演奏操作子の操作に対応した操作信号を受信する受信手段と、
楽曲のパート毎の演奏内容を楽曲の進行に沿った時系列データとして示すパートデータを記憶するパートデータ記憶手段と、
前記演奏端末と前記パートとの対応付けを記憶する対応パート記憶手段と、
前記受信手段が受信した前記各演奏端末からの操作信号に基づく速さで、前記対応パート記憶手段の記憶内容に応じたパートのパートデータを前記パートデータ記憶手段から読み出し、対応する前記各演奏端末に出力する読出手段と、
前記演奏操作子の操作に基づく楽音の放音を禁止する当該演奏端末に固有の放音禁止命令を前記各演奏端末に対応させて記憶する命令記憶手段と、
前記命令記憶手段内の放音禁止命令を特定する特定手段と、
前記特定手段が特定した放音禁止命令を前記パートデータ記憶手段内のパートデータに挿入する挿入手段と
を具備し、
前記挿入手段は、前記対応パート記憶手段と前記命令記憶手段の記憶内容を参照することにより、挿入対象となる前記放音禁止命令に対応した端末のパートデータについて前記挿入を許可する
ことを特徴とする演奏端末コントローラ。 - 前記パートデータには、放音禁止位置特定データが所定位置に含まれており、前記挿入手段は、前記対応パート記憶手段と前記命令記憶手段の記憶内容を参照することにより、前記パートデータに対応する端末の放音禁止命令を特定し、特定した放音禁止命令を前記放音禁止位置特定データの位置に挿入する
ことを特徴とする請求項2記載の演奏端末コントローラ。 - 前記命令記憶手段は、前記放音禁止命令に加えて、演奏操作子の操作に基づく楽音を生成させる当該演奏端末に固有の放音命令を前記各演奏端末に対応させて記憶し、
前記命令記憶手段内の放音命令を特定する第2特定手段をさらに備え、
前記挿入手段は、前記第2特定手段が特定した放音命令を前記パートデータ記憶手段内のパートデータに挿入する
ことを特徴とする請求項2記載の演奏端末コントローラ。 - コンピュータを、
演奏に用いられる演奏操作子を有した1または複数の演奏端末から、前記演奏操作子の操作に対応した操作信号を受信する受信手段と、
楽曲のパート毎の演奏内容を楽曲の進行に沿った時系列データとして示すパートデータを記憶するパートデータ記憶手段と、
前記演奏端末と前記パートとの対応付けを記憶する対応パート記憶手段と、
前記受信手段が受信した前記各演奏端末からの操作信号に基づく速さで、前記対応パート記憶手段の記憶内容に応じたパートのパートデータを前記パートデータ記憶手段から読み出し、対応する前記各演奏端末に出力する読出手段と、
前記演奏操作子の操作に基づく楽音の放音を禁止する当該演奏端末に固有の放音禁止命令を前記各演奏端末に対応させて記憶する命令記憶手段と、
前記各演奏端末の1または2以上を特定する第1演奏端末特定手段と、
前記第1演奏端末特定手段とは別に、前記各演奏端末の1または2以上を特定する第2演奏端末特定手段と、
前記第1演奏端末特定手段が特定した演奏端末に対し、前記命令記憶手段内の対応する放音禁止命令を読み出して出力する命令出力手段
として機能させるとともに、
前記命令記憶手段が、前記放音禁止命令に加えて、演奏操作子の操作に基づく楽音を生成させる当該演奏端末に固有の放音命令を前記各演奏端末に対応させて記憶し、
前記命令出力手段が、前記第2演奏端末特定手段が特定した演奏端末に対し、前記命令記憶手段内の対応する放音命令を読み出して出力する
ように前記コンピュータを機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
演奏に用いられる演奏操作子を有した1または複数の演奏端末から、前記演奏操作子の操作に対応した操作信号を受信する受信手段と、
楽曲のパート毎の演奏内容を楽曲の進行に沿った時系列データとして示すパートデータを記憶するパートデータ記憶手段と、
前記演奏端末と前記パートとの対応付けを記憶する対応パート記憶手段と、
前記受信手段が受信した前記各演奏端末からの操作信号に基づく速さで、前記対応パート記憶手段の記憶内容に応じたパートのパートデータを前記パートデータ記憶手段から読み出し、対応する前記各演奏端末に出力する読出手段と、
前記演奏操作子の操作に基づく楽音の放音を禁止する当該演奏端末に固有の放音禁止命令を前記各演奏端末に対応させて記憶する命令記憶手段と、
前記命令記憶手段内の放音禁止命令を特定する特定手段と、
前記特定手段が特定した放音禁止命令を前記パートデータ記憶手段内のパートデータに挿入する挿入手段
として機能させるとともに、
前記挿入手段が、前記対応パート記憶手段と前記命令記憶手段の記憶内容を参照することにより、挿入対象となる前記放音禁止命令に対応した端末のパートデータについて前記挿入を許可する
ように前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
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