JP5082642B2 - レゾルバ/デジタル変換方法およびレゾルバ/デジタル変換回路 - Google Patents

レゾルバ/デジタル変換方法およびレゾルバ/デジタル変換回路 Download PDF

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本発明は、変圧比が異なる複数のレゾルバに対して好適なレゾルバ/デジタル変換方法に関する。
従来、位置検出器としてレゾルバを使用した場合、トラッキング方式によるレゾルバ/デジタル変換回路が一般的に用いられている。
従来の回路構成は図5に示すように、励磁回路512から一定周波数、一定振幅Aの正弦波励磁信号Asinωtをレゾルバ501及び復調器507に出力し、レゾルバ501からはレゾルバの変圧比及びレゾルバのロータ角度θに応じた、KAsinθ・sinωtおよびKAcosθ・sinωtが出力され、増幅器502、503によって増幅される。ここでKはレゾルバの変圧比である。
コンバータ内部によって生成されたsinφを乗算器504によってKAsinθ・sinωtに、cosφを乗算器505によってKAcosθ・sinωtに乗じ、それらの減算器506によって減算を行うことで、KAsin(θ―φ)・sinωtが計算され、復調器507によって励磁成分であるsinωtが除去され、ローパスフィルタ508を通過することで高調波成分が除去されθ―φが生成される。
そして、そのθ―φは電圧制御型発振器509に入力され、電圧制御型発振器509は入力電圧に応じたパルスを発生させ、そのパルスはUP/DOWNカウンタ510に入力される。カウンタ210のカウンタ値を番地とするSIN、COSテーブル211を参照することで、sinφ、cosφを生成し、そのsinφ、cosφを乗算器504、505へフードバックされる、一種のPLLサーボループが構成され、θ−φが0に向って動作することで、θ−φ=0のとき、角度データφを求めることができる構成となってい
る。
この方式では、変圧比の異なる複数のレゾルバを同一のレゾルバ/デジタル変換回路で対応させる場合、レゾルバ励磁回路のゲインをレゾルバに合わせて調整してやる必要があるため、レゾルバの機種数が増えた場合、回路側の調整、もしくは回路基板の機種数が増えてしまい、機種増による管理工数増が問題となる。
一方、レゾルバの断線検出などのフェールセーフ機能について、KA(sinθ・sinφ+cosθ・cosφ)・sinωtからKAを求め、KAがある閾値を超えた場合にエラーフラグを出力することが一般的な方法として用いられている。しかしながら、レゾルバの変圧比がバラつき、KAの閾値に対する余裕度がバラつくと、レゾルバの機種によってエラーの感度が異なるという現象が発生する。
このように変圧比が異なるレゾルバに対して、単一回路でシステム構成が可能なレゾルバ/デジタル変換回路を提供するため、第三の乗算器、第四の乗算器によってsinθにsinφを、cosθにcosφを乗じ、加算器によって各々を加算することで、KA(sinθ・sinφ+cosθ・cosφ)・sinωtを計算し、復調器を介して振幅と変圧比を乗じたKAを、除算器により変圧比Kを求めている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−308354号公報
解決しようとする問題点は、特許文献1の技術は、トラッキング方式を採用しているため、回路をハードウェアで構成することになり、汎用性、拡張性において不利な点である。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、変圧比が異なるレゾルバに対して、単一回路のシステム構成、かつ汎用的なデバイスで実現可能なレゾルバ/デジタル変換回路を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明のレゾルバ/デジタル変換方法は、1相入力2相出力タイプで変圧比Kのレゾルバを振幅Aの搬送波Asinωtで励磁する励磁回路と、回転角度θ時のレゾルバ出力信号KAsinθ・sinωt、KAcosθ・sinωt、搬送波AsinωtをAD変換するAD変換器と、AD変換されたレゾルバ出力信号の励磁成分を位相調整して復調する復調器と、復調したレゾルバ出力信号から不要成分を除去するデジタルフィルタと、前記復調器、デジタルフィルタによって励磁成分を除去したKAsinθ、KAcosθの逆正接を算出する演算手段と、基準変圧比Ko及びレゾルバ出力振幅下限値KAL、レゾルバ出力振幅上限値KAHを記憶した不揮発性メモリとを備え、前記演算手段は、レゾルバの振幅A、KAsinθ、およびKAcosθのデータを読込むステップ1と、ステップ1で読込んだデータを取り込み、前記搬送波振幅Aを演算するステップ2とを備え、ステップ2の演算処理結果に基づいて励磁回路の搬送波振幅Aを自動補正する。
また、前記ステップ2は、ステップ1で読込んだデータを取り込むステップ21と、KAsinθ、KAcosθをそれぞれ二乗して加算することでK^2・A^2(sin^2θ+cos^2θ)を求めるステップ22と、ステップ22の平方根を求めることでKAを算出するステップ23と、ステップ23で求めたK・Aを振幅Aで除することで変圧比Kを得るステップ24と、ステップ24で求めた変圧比Kを、あらかじめ設定された基
準変圧比Koで除することで変圧比の比率γoを求めるステップ25と、ステップ21にて取り込んだ搬送波振幅Aを比率γoにて除することで搬送波振幅Aを自動補正するステップ26を備えた請求項1に記載のレゾルバ/デジタル変換方法である。
また、前記ステップ2の後に、レゾルバ異常を検出するステップ3を備え、ステップ3において、算出したレゾルバ出力信号振幅情報KAが不揮発性メモリに記憶された振幅下限値KALから振幅上限値KAHの範囲外となったときに、レゾルバ断線異常(エラー)を出力する請求項1または請求項2に記載のレゾルバ/デジタル変換方法である。
また、請求項3に記載のレゾルバ/デジタル変換回路は、1相入力2相出力タイプで変圧比Kのレゾルバを振幅Aの搬送波Asinωtで励磁する励磁回路と、回転角度θ時のレゾルバ出力信号KAsinθ・sinωt、KAcosθ・sinωt、搬送波AsinωtをAD変換するAD変換器と、AD変換されたレゾルバ出力信号の励磁成分を位相調整して復調する復調器と、復調したレゾルバ出力信号から不要成分を除去するデジタルフィルタと、前記復調器とデジタルフィルタによって励磁成分を除去したKAsinθ、KAcosθの逆正接を算出する演算手段と、変圧比の補正値を記憶する不揮発性メモリとを備え、前記演算手段は、KAsinθ、KAcosθをそれぞれ二乗して加算することでK^2・A^2(sin^2θ+cos^2θ)を求め、さらにその平方根を求めることでKAを算出し、振幅Aで除することで得た変圧比Kを、あらかじめ設定された基準変圧比Koで除することで変圧比の比率γoを求め、搬送波振幅Aを比率γoにて除することで搬送波振幅Aを自動補正する。
さらに、算出したレゾルバ出力信号振幅情報KAが不揮発性メモリに記憶された振幅下限値KALから振幅上限値KAHの範囲外となったときに、レゾルバ断線異常(エラー)を出力する請求項4に記載のレゾルバ/デジタル変換回路である。
本発明の請求項1に記載のレゾルバ/デジタル変換方法によれば、変圧比の異なる複数のレゾルバを、単一のソフトウェアによって、自動補正することができ、レゾルバ出力を一定にできる。
また、請求項2に記載のレゾルバ/デジタル変換方法によれば、通常使用時のレゾルバ断線異常を検出することができる。
また、請求項3に記載のレゾルバ/デジタル変換回路によれば、単一回路で汎用性と拡張性に優れ、変圧比の異なる複数のレゾルバの変圧比を自動補正することができる。
さらに、請求項4に記載のレゾルバ/デジタル変換回路によれば、レゾルバ断線異常を検出することができる。
1相入力2相出力タイプで変圧比Kのレゾルバを振幅Aの搬送波Asinωtで励磁する励磁回路と、回転角度θ時のレゾルバ出力信号KAsinθ・sinωt、KAcosθ・sinωt、搬送波AsinωtをAD変換するAD変換器と、AD変換されたレゾルバ出力信号の励磁成分を位相調整して復調する復調器と、復調したレゾルバ出力信号から不要成分を除去するデジタルフィルタと、前記復調器、デジタルフィルタによって励磁成分を除去したKAsinθ、KAcosθの逆正接を算出する演算手段と、基準変圧比Ko及びレゾルバ出力振幅下限値KAL、レゾルバ出力振幅上限値KAHを記憶した不揮発性メモリとを備え、前記演算手段は、レゾルバのsin、cosデータを読込むステップ1と、ステップ1で読込んだデータを取り込み、前記搬送波振幅Aを演算するステップ
2とを備え、ステップ2の演算処理結果に基づいて励磁回路の搬送波振幅Aを自動補正する。以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1におけるレゾルバ/デジタル変換回路のブロック構成図である。このレゾルバ/デジタル変換回路は、演算手段であるCPU105を用いてレゾルバの変圧比を求め、励磁回路のゲインをソフトウェアによって自動補正する。
図1において、1相励磁2相出力のレゾルバ101に、励磁回路106より、一定周波数、一定振幅の励磁信号Asinωtを入力すると、レゾルバ101から出力信号として、Ks・As・sinθ・sinωtとKs・As・cosθ・sinωtが得られる。
この2つの出力信号は、AD変換器102と復調器103およびデジタルフィルタ104を介して得られた2つのデータであるKs・As・sinθとKs・As・cosθがCPU105に入力される。
CPU105では、入力された2つのKs・As・sinθ、Ks・As・cosθデータを、それぞれ二乗して加算することで、Ks^2・As^2(sin^2θ+cos^2θ)を求め、その平方根を求めることで、Ks・Asを算出し、さらにAD変換器108より取り込んだ搬送波振幅Asで除することで変圧比Ksを得る。
次に、CPU105は、上述の変圧比Ksを不揮発性メモリ107にあらかじめ設定された基準変圧比Koで除することで変圧比の比率γoを求める。さらに、CPU105は、AD変換器108より取り込んだ搬送波振幅Asを変圧比の比率γoにて除することで自動補正した搬送波振幅Acを励磁回路106に出力する。これによりレゾルバ出力を一定に保つことができる。
図2は、本発明におけるレゾルバ処理の全体フローを示したものであり、ステップ1にてレゾルバ出力信号sin、cos、搬送波refデータをCPU105に取り込み、ステップ2にてリファレンス振幅補正演算を行い、ステップ3にてフェールセーフ処理を行う。最後のステップ4にてモータ回転角度θを演算する。以下、フローチャートを用いて説明する。
図3は、上述したリファレンス振幅補正演算(ステップ2)におけるフローの詳細を示したもので、6つのステップで構成、それぞれ順に21ステップ〜26ステップとする。
まず、CPU105は、レゾルバ出力信号Ks・As・sinθ、Ks・As・cosθ、搬送波信号As・sinωtデータを取り込む(ステップ21)。
次に、取り込んだレゾルバ出力信号データよりKs^2・As^2・(sin^2θ+cos^2θ)を演算する(ステップ22)。
続いて、Ks^2・As^2の平方根演算を行い、Ks・Asを求める(ステップ23)。ステップ23で求めたKs・Asを、先に取り込んだAs・sinωtのピーク検出を行うことでAsを算出し、そのAsで除することでKsを求める(ステップ24)。
このKsを不揮発性メモリ107に記憶させてある基準変圧比Koにて除することで変圧比の比率γoを求める(ステップ25)。最後に、搬送波振幅Asを変圧比の比率γoで除することで自動補正された搬送波振幅Acを得る(ステップ26)。この自動補正した搬送波振幅Acを励磁回路106に出力することで、変圧比の異なるレゾルバが接続されても、常にレゾルバ出力を一定にできる。
次に、図2におけるフェールセーフ処理及びθ演算処理のフローを、図4(a)(b)を用いて説明する。
図4(a)は、図2におけるフェールセーフ処理(ステップ3)のフローチャートである。4つのステップをそれぞれ順に31ステップ〜ステップ34とする。
まず、リファレンス振幅補正演算処理を施した搬送波振幅Acをレゾルバ101に入力した後のレゾルバ出力信号であるKs・Ac・sinθ、Ks・Ac・cosθデータを、AD変換器102と復調器103、デジタルフィルタ104を介してCPU105に取り込む(ステップ31)。次に、ステップ31にて取り込んだデータの平方和Ks^2・Ac^2・(sin^2θ+cos^2θ)を求める(ステップ32)。
ステップ32にて求めたKs^2・Ac^2の平方根を求める(ステップ33)。ステップ33の演算結果Ks・Acを不揮発性メモリ107にあらかじめ記憶させてある振幅下限値KALと振幅上限値KAHと比較し、その下限値または上限値を超えた場合、エラーを出力し、範囲内であれば、正常としてフェールセーフ処理を終了する(ステップ34)。
図4(b)を用いて、図2におけるモータ回転角度θの演算(ステップ4)を2つのステップで説明する。ステップ41は、リファレンス振幅補正演算処理を施した搬送波振幅Acをレゾルバ101に入力した後のレゾルバ出力信号であるKs・Ac・sinθ、Ks・Ac・cosθデータを、AD変換器102と復調器103、デジタルフィルタ104を介してCPU105に取り込む(上述のステップ31と同じ)。
次のステップ42では、Ks・Ac・sinθ/Ks・Ac・cosθの逆正接を演算することでモータ回転角度θを算出する。
本発明によれば、単一のソフトウェアによって、レゾルバ101の出力信号振幅がレゾルバの種類によらず一定になる。このため、レゾルバ101の断線検出閾値が固定値であっても、レゾルバ101の出力信号振幅と断線検出閾値との関係が常に一定であるため、変圧比の異なるレゾルバの断線検出を精度良く行うことができる。
本発明のレゾルバ/デジタル変換方法は、ロボットなど悪環境下で高信頼性を必要とするレゾルバ変圧比が異なるモータ制御装置の標準化に有用である。
本発明のレゾルバ/デジタル変換回路のブロック構成図 本発明のレゾルバデータ処理のフローチャート 本発明におけるリファレンス振幅補正演算処理のフローチャート (a)本発明におけるフェールセーフ処理のフローチャート(b)θ演算処理のフローチャート 従来のレゾルバ/デジタル変換回路のブロック構成図
101 レゾルバ
102 A/D変換器
103 復調器
104 デジタルフィルタ
105 演算手段(CPU)
106 励磁回路
107 不揮発性メモリ
108 A/D変換器
501 レゾルバ
502 第一の増幅器
503 第二の増幅器
504 第一の乗算器
505 第二の乗算器
506 減算器
507 第一の復調器
508 ローパスフィルタ
509 電圧制御型発振器
510 UP/DOWNカウンタ
511 SIN、COSテーブル
512 励磁回路
513 CPU

Claims (4)

  1. 1相入力2相出力タイプで変圧比Kのレゾルバを振幅Aの搬送波Asinωtで励磁する励磁回路と、回転角度θ時のレゾルバ出力信号KAsinθ・sinωt、KAcosθ・sinωt、搬送波AsinωtをAD変換するAD変換器と、AD変換されたレゾルバ出力信号の励磁成分を位相調整して復調する復調器と、復調したレゾルバ出力信号から不要成分を除去するデジタルフィルタと、前記復調器、デジタルフィルタによって励磁成分を除去したKAsinθ、KAcosθの逆正接を算出する演算手段と、基準変圧比Ko及びレゾルバ出力振幅下限値KAL、レゾルバ出力振幅上限値KAHを記憶した不揮発性メモリとを備え、
    前記演算手段は、レゾルバの振幅A、KAsinθ、およびKAcosθのデータを読込むステップ1と、ステップ1で読込んだデータを取り込み、前記搬送波振幅Aを演算するステップ2とを有し、
    ステップ2の演算処理結果に基づいて励磁回路の搬送波振幅Aを自動補正することを特徴とするレゾルバ/デジタル変換方法において、
    前記ステップ2は、ステップ1で読込んだデータを取り込むステップ21と、KAsinθ、KAcosθをそれぞれ二乗して加算することでK^2・A^2(sin^2θ+cos^2θ)を求めるステップ22と、ステップ22の平方根を求めることでKAを算出するステップ23と、ステップ23で求めたK・Aを振幅Aで除することで変圧比Kを得るステップ24と、ステップ24で求めた変圧比Kを、あらかじめ設定された基準変圧比Koで除することで変圧比の比率γoを求めるステップ25と、ステップ21にて取り込んだ搬送波振幅Aを比率γoにて除することで搬送波振幅Aを自動補正するステップ26を含むレゾルバ/デジタル変換方法。
  2. 前記ステップ2の後に、レゾルバ異常を検出するステップ3を有し、ステップ3において、算出したレゾルバ出力信号振幅情報KAが不揮発性メモリに記憶された振幅下限値KALから振幅上限値KAHの範囲外となったときに、レゾルバ断線異常(エラー)を出力する請求項1に記載のレゾルバ/デジタル変換方法。
  3. 1相入力2相出力タイプで変圧比Kのレゾルバを振幅Aの搬送波Asinωtで励磁する励磁回路と、回転角度θ時のレゾルバ出力信号KAsinθ・sinωt、KAcosθ
    ・sinωt、搬送波AsinωtをAD変換するAD変換器と、AD変換されたレゾルバ出力信号の励磁成分を位相調整して復調する復調器と、復調したレゾルバ出力信号から不要成分を除去するデジタルフィルタと、前記復調器とデジタルフィルタによって励磁成分を除去したKAsinθ、KAcosθの逆正接を算出する演算手段と、基準変圧比Ko及びレゾルバ出力振幅下限値KAL、レゾルバ出力振幅上限値KAHを記憶した不揮発性メモリとを備え、
    前記演算手段は、KAsinθ、KAcosθをそれぞれ二乗して加算することでK^2・A^2(sin^2θ+cos^2θ)を求め、
    さらにその平方根を求めることでKAを算出し、振幅Aで除することで得た変圧比Kを、あらかじめ設定された基準変圧比Koで除することで変圧比の比率γoを求め、搬送波振幅Aを比率γoにて除することで搬送波振幅Aを自動補正することを特徴としたレゾルバ/デジタル変換回路。
  4. 算出したレゾルバ出力信号振幅情報KAが不揮発性メモリに記憶された振幅下限値KALから振幅上限値KAHの範囲外となったときに、レゾルバ断線異常(エラー)を出力する請求項3に記載のレゾルバ/デジタル変換回路。
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