JP5080139B2 - 給水システム - Google Patents

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Description

本発明は、空気を溶解している加圧水を浴槽に供給し、溶解空気から得られる微細気泡を浴槽内で発生させる装置に関する。
浴槽内に微細気泡を発生させる微細気泡発生装置が知られている。特許文献1に、従来技術に係る微細気泡発生装置が開示されている。この微細気泡発生装置は、タンクと、循環水路と、空気導入路を備えている。循環水路は、第1水路と第2水路を備えている。第1水路は、上流端が浴槽に接続されており、下流端がタンクに接続されている。タンクと第1水路の接続部には、第1水路から供給される水をタンク内に噴射する噴射ノズルが設置されている。第1水路には、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプが介装されている。第2水路は、上流端がタンクに接続されており、下流端が浴槽に接続されている。第2水路と浴槽の接続部には減圧ノズル(噴出ノズル)が設置されている。空気導入路には、空気導入路を開閉する空気弁が介装されている。制御装置は、ポンプと空気弁を制御する。
この微細気泡発生装置は、水が貯められている浴槽に空気を溶解している加圧水を供給することによって、浴槽内に微細気泡を発生させる(すなわち、浴槽内の水の中に微細気泡を発生させる)。
この微細気泡発生装置を使用する際には、最初に空気弁を開く。すると、タンク内の水が第2水路を通って浴槽内に流れ込み、タンク内の水位が下がる。それとともに、空気が空気導入路を通ってタンク内に導入される(空気導入ステップ)。
タンク内に空気を導入したら、空気弁を閉じるとともにポンプを作動させる。すると、浴槽内の水が第1水路を通って噴射ノズルに供給される。そして、噴射ノズルからタンク内に勢いよく噴射される。タンク内に噴射された水は、第2水路と減圧ノズルを通って浴槽内に流れ込む。しかしながら、減圧ノズルの水路抵抗は高いので、浴槽内に流れ込む水量は、噴射ノズルからタンク内に噴射される水量に比べて少ない。したがって、タンク内に水が貯まり、タンク内の水位が徐々に上昇する。タンク内の水位が上昇するにつれて、タンク内の圧力が上昇する。タンク内の圧力が上昇すると、タンク内に噴射された水がタンク内を飛翔している間や、噴射された水がタンク内に貯まっている水の水面等に衝突するときに、水の中に空気が溶解する。したがって、タンク内に、空気を溶解している加圧水(以下では、空気溶解加圧水という)が貯まる。上述したように、タンク内に貯まっている空気溶解加圧水の一部は、第2水路と減圧ノズルを通って浴槽内に流れ込む。すなわち、空気溶解加圧水が浴槽に供給される(給水ステップ)。浴槽内に流れ込んだ空気溶解加圧水は、減圧ノズルを通過した時に急激に減圧される。すると、水に溶解していた空気が微細気泡となる。すなわち、浴槽内に多量の微細気泡が発生する。浴槽内に微細気泡が発生すると、浴槽内の水が白濁する。
タンク内の水位が満水に近い水位まで上昇すると、タンク内の空気がほとんど無くなる。そのために、タンク内の水に空気を溶解させることができなくなる。したがって、制御装置は、タンク内の水位が所定水位まで上昇したら、再度、空気導入ステップを実行する。空気導入ステップと給水ステップを交互に繰り返し実行することで、浴槽内に微細気泡を断続的に発生させることができる。
特開2001−170618号公報
上述したように、従来の微細気泡発生装置では、第1水路から供給された水を、噴射ノズルから勢いよくタンク内に噴射する。噴射ノズルは、第1水路から供給された水を勢いよくタンク内に噴射するために、口径が絞られている。また、タンク内に水を分散させて噴射するために、タンク内に水を噴射するための水路が分岐している噴射ノズルもある。分岐している水路では、水路の口径がさらに小さくなっている。
第1水路から供給される水の中には、微小な異物等が存在していることがある。したがって、噴射ノズルには、水とともに異物が送り込まれる。上述したように、噴射ノズルの口径は絞られている。したがって、噴射ノズルに異物が送り込まれると、その異物が噴射ノズルで詰まり易い。すなわち、特許文献1の微細気泡発生装置には、噴射ノズルが詰まり易いという問題があった。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、水路の詰まりが発生し難い微細気泡発生装置を提供することを目的とする。
本発明の給水システムは、空気を溶解している加圧水を浴槽に供給し、溶解空気から得られる微細気泡を浴槽内で発生させる。この給水システムは、上流端が水供給源に接続可能な第1水路と、熱源機と、微細気泡発生装置を有している。熱源機は、第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、第1水路内の水を加熱する加熱器を備えている。微細気泡発生装置は、第1水路の下流端に接続されているタンクと、第1水路とタンクとの接続部に対向してタンク内に取り付けられている水衝突部材と、熱源機よりも下流側の第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、タンク内に空気を導入する空気導入路と、空気導入路を開閉する空気弁と、上流端がタンクに接続されており、下流端が浴槽に接続可能な第2水路と、第2水路と浴槽の接続部に設置される減圧ノズルを備えている。
なお、「接続」とは、一方の構成物から他方の構成物へ水または空気が流れることが可能な状態にすることをいう。例えば、「一方の構成物と他方の構成物が接続されている」との表現は、「一方の構成物と他方の構成物が物理的に直接接続されており、それらの構成物間を水(または空気)が流れることが可能な状態」のみならず、「一方の構成物と他方の構成物が水路(または空気路)を介して接続されており、それらの構成物間を水(または空気)が流れることが可能な状態」をも含む。
この給水システムでは、ポンプによって送り出された水が第1水路内から直接タンク内に放出される。タンク内に放出された水は、タンク内に取り付けられている水衝突部材に衝突する。すると、水が水衝突部材に衝突するときに、水の中に空気が溶解する。また、水衝突部材に衝突した水は、水衝突部材によって跳ね返されたり、水衝突部材によって案内されることにより、タンク内に散布される。これによって、タンク内で水と空気とが接触する機会が増える。したがって、タンク内を水が飛翔している間にも、水の中に空気が溶解する。また、散布された水がタンク内に溜まっている水の水面に衝突するときにも、水の中に空気が溶解する。したがって、タンク内に空気溶解加圧水が溜まる。したがって、タンク内の空気溶解加圧水が第2水路と減圧ノズルを経て浴槽に供給され、浴槽内に微細気泡が発生する。
この給水システムでは、第1水路とタンクの接続部に噴射ノズルが設けられておらず、第1水路から直接タンク内に水が放出される。したがって、第1水路とタンクとの接続部に異物が詰まることが抑制されている。
なお、上述した給水システムは、第3水路を備えていることが好ましい。第3水路は、一方の端部が、熱源機のポンプよりも下流側であり、微細気泡発生装置のポンプよりも上流側の位置で第1水路に接続されており、他方の端部が浴槽に接続されていることが好ましい。熱源機のポンプが設置されている第1水路から第3水路に水が流れる状態と、熱源機のポンプが設置されている第1水路から微細気泡発生装置のポンプが設置されている第1水路に水が流れる状態とを切り換え可能であることが好ましい。第1水路の上流端をタンクに接続した状態と、第1水路の上流端を水供給源に接続した状態とを切り換え可能であることが好ましい。空気弁を開き、第1水路の上流端をタンクに接続し、熱源機のポンプが設置されている第1水路から第3水路に水が流れる状態として、熱源機のポンプを作動させる空気導入ステップと、空気弁を閉じ、第1水路の上流端を水供給源に接続し、熱源機のポンプが設置されている第1水路から微細気泡発生装置のポンプが設置されている第1水路に水が流れる状態として、熱源機のポンプと微細気泡発生装置のポンプを作動させる水導入ステップを実行することが好ましい。
上述した給水システムでは、水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸を回転対称軸とし、接続部側を頂点とする円錐面であることが好ましい。
なお、「接続部から放出される水の放出軸」とは、接続部から水が放出される向きと平行であって接続部における第1水路の開口形状の中心を通る軸である。例えば、第1水路が円筒管によって構成されている場合は、接続部近傍の第1水路(円筒管)の中心軸が、水の放出軸である。
このような構成によれば、水が衝突面に案内されて、タンク内に好適に散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
上述した給水システムでは、水衝突部材の衝突面に、凹部が形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、水が凹部に衝突するときに、水の中に空気が溶解しやすくなる。また、凹部に案内されて散布される水と、円錐面に案内されて散布される水とで、水の飛翔軌道が異なることとなるので、より分散してタンク内に水が散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
上述した給水システムでは、水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸を回転対称軸とし、接続部側を頂点とするとともに、その頂点を通る曲線を前記回転対称軸の周りに回転させた凸状の回転曲面であってもよい。
このような構成によれば、水が衝突面に案内されてタンク内に散布されるときに、水膜状に水が飛翔する。したがって、水と空気との接触面積が増え、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
上述した給水システムでは、水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸に対して略垂直な平面であってもよい。
このような構成によれば、水が衝突面に略垂直に衝突するので、衝突の際に空気が溶解しやすくなる。また、衝突面で跳ね返って散布される水と、衝突面に案内されて散布される水とで水の飛翔軌道が異なることとなるので、より分散してタンク内に水が散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
本発明によると、噴射ノズルを設けないで好適にタンク内に空気溶解加圧水を貯めることができる。したがって、水路が詰まり難い給水システムを提供することができる。
下記に詳細に説明する実施例の主要な特徴を最初に列記する。
(特徴1)水衝突部材の衝突面は、接続部から放出される水の放出軸を回転対称軸とし、接続部側を頂点とする円錐面であり、その衝突面には複数の凹部が形成されている。
(特徴2)凹部は、水の放出軸に対して垂直な底面を有している。
(特徴3)凹部の底面は、衝突面と交差している。
本発明の微細気泡発生装置を備えた給水システムの実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、給水システム100の回路図を示している。図示するように、給水システム100は、微細気泡発生装置10と、熱源機70と、浴槽90を有している。微細気泡発生装置10は、浴槽90及び熱源機70に接続されている。熱源機70は、水道水供給源200に接続されている。微細気泡発生装置10はユニット化されており、既設の浴槽90と既設の熱源機70の間に後から追加することができる。
(微細気泡発生装置10の構成)
微細気泡発生装置10は、タンク12と、第1水路18と、空気導入路26と、第2水路32と、排水路38と、分岐水路42と、制御装置50を備えている。
タンク12は、内部に水を貯めることができる。タンク12の上部に、第1水路18の下流端と空気導入路26の下流端が接続されている。タンク12の下部には、第2水路32の上流端が接続されている。
タンク12の内部には、タンク12の上面から下方に伸びる水位電極14a、14bが設置されている。水位電極14aは、水位電極14bに比べて長い。図示していないが、水位電極14a、14bは、制御装置50と電気的に接続されている。水位電極14a、14bは、タンク12内に貯まっている水の水面に接触すると、制御装置50に信号を出力する。
図2は、タンク12と第1水路18の接続部18a近傍の拡大断面図を示している。図示するように、タンク12と第1水路18の接続部18aは、第1水路18の下流端がタンク12内に開口した水放出口となっている。タンク12の内部には、タンク12と第1水路18の接続部18aと対向する位置に、水衝突部材15が固定されている。水衝突部材15は、真鍮からなる部材である。図3は、水衝突部材15の斜視図を示している。図2、図3に示すように、水衝突部材15は、衝突体16と、衝突体16から延出されている2つの平板体17を有している。各平板体17には、貫通孔17aが形成されている。図2に示すように、タンク12内には、タンク12の上面から下方に伸びる2つの取り付け部材92が設置されている。各貫通孔17aには、各取り付け部材92の先端が挿通されている。水衝突部材15は、ナット94によって取り付け部材92の先端に固定されている。これによって、水衝突部材15は、接続部18aと対向する位置に固定されている。
衝突体16は、接続部18aから放出された水が衝突する衝突面16aを備えている。衝突面16aは、円錐面である。図2及び図3に示す直線96は、接続部18a近傍の第1水路18の中心軸(第1水路18を構成する円筒管の中心軸)を示している。接続部18aからは、水の放出形状が中心軸96を中心とした対称形状となるように、水が放出される。すなわち、中心軸96は、接続部18aから放出される水の放出軸である。水衝突部材15は、衝突面16a(すなわち、円錐面)の頂点16bが接続部18a側に位置し、衝突面16aの回転対称軸(すなわち、円錐面の回転対称軸)が中心軸96と略一致するように取り付けられている。衝突体16の外周部の直径(図2の距離X1)は、約20mmである。また、衝突体16の高さ(平板体17の上面からの高さ、図2の距離Y1)は、約10mmである。また、衝突体16は、衝突体16と接続部18aの間の距離(図2の距離Y2)が約10mmとなるように設置されている。
衝突面16aには、複数の凹部16cが形成されている。各凹部16cは、中心軸96と平行な壁面16dと、中心軸96に対して垂直な底面16eを備えている。
図3に示すように、衝突体16の外周部には、中心軸96と平行に伸びる溝16fが形成されている。
図1に示すように、第1水路18は、上流端が切換弁20に連結されており、下流端がタンク12に接続されている。後に詳述するが、第1水路18の上流端は、給水システム100の各部の弁を切り替えることによって、水供給源(浴槽90または後述する水道水供給源200)に接続される。第1水路18のポンプ22下流側は、内径が6mmの円筒管(水道管)により構成されている。
図2に示すように、第1水路18を構成する円筒管の下流端近傍(接続部18aの近傍)は、略直線状となっている。すなわち、接続部18a近傍においては、第1水路18の断面積が一定(内径6mm)となっている。
図1に示すように、第1水路18には、ポンプ22が介装されている。ポンプ22は、第1水路18内の水を下流側へ送り出す。図示していないが、ポンプ22は、制御装置50と電気的に接続されている。ポンプ22の作動は、制御装置50によって制御される。
第1水路18のポンプ22の下流側には、逆止弁24が介装されている。逆止弁24は、第1水路18内の水及び空気が逆流することを阻止する。
空気導入路26は、上流端が大気に開放されており、下流端がタンク12の上部に接続されている。空気導入路26は、タンク12内に空気を導入する。
空気導入路26には、空気逆止弁30が介装されている。空気逆止弁30は、空気導入路26内を空気が逆流することを阻止する。
空気導入路26の空気逆止弁30の下流側には、空気弁28が介装されている。空気弁28は、空気導入路26を開閉する。図示していないが、空気弁28は制御装置50と電気的に接続されている。空気弁28の開閉は、制御装置50によって制御される。
第2水路32は、上流端がタンク12の下部に接続されており、下流端が浴槽90に接続されている。
第2水路32の途中には、排水路38が接続されている。
排水路38との接続部より下流側の第2水路32には、給水弁34が介装されている。給水弁34は、第2水路32を開閉する。図示していないが、給水弁34は制御装置50と電気的に接続されている。給水弁34の開閉は、制御装置50によって制御される。
第2水路32と浴槽90との接続部には、減圧ノズル36が設置されている。減圧ノズル36は、第2水路32から供給される水を浴槽90内に放出する。減圧ノズル36は、水路抵抗が高い。
排水路38は、上流端が第2水路32の途中に接続されており、下流端が切換弁40に連結されている。
分岐水路42は、水路42aと、水路42aから分岐した水路42b、42cを備えている。水路42aの端部は、浴槽90に接続されている。水路42bの端部は、切換弁20に連結されている。水路42cの端部は、切換弁40に連結されている。
水路42cには、逆止弁44が介装されている。逆止弁44は、水路42c内の水が切換弁40側に流れることを許容し、分岐水路42の分岐部側に流れることを阻止する。
切換弁20には、第1水路18の上流端と、分岐水路42(水路42b)の端部と、後述する循環水路72の下流端が連結されている。切換弁20は、循環水路72から第1水路18に水が流れる状態(すなわち、循環水路72と第1水路18とを接続した状態)と、循環水路72から水路42bに水が流れる状態(すなわち、循環水路72と水路42bとを接続した状態)とを切り替える。図示していないが、切換弁20は、制御装置50と電気的に接続されている。切換弁20の切換えは、制御装置50によって制御される。
切換弁40には、排水路38の下流端と、分岐水路42(水路42c)の端部と、循環水路72の上流端が連結されている。切換弁40は、排水路38から循環水路72に水が流れる状態(すなわち、排水路38と循環水路72とを接続した状態)と、水路42cから循環水路72に水が流れる状態(すなわち、水路42cと循環水路72とを接続した状態)とを切り替える。図示していないが、切換弁40は、制御装置50と電気的に接続されている。切換弁40の切換えは、制御装置50によって制御される。
上述したように、制御装置50は、水位電極14a、14b、ポンプ22、空気弁28、給水弁34及び切換弁20、40と電気的に接続されている。図示していないが、制御装置50は、後に詳述する熱源機70の、ポンプ74、注水弁82及び加熱器76、80とも電気的に接続されている。また、制御装置50は、図示していない入力装置とも電気的に接続されている。給水システム100のユーザが入力装置を操作することで、制御装置50に制御信号が入力される。制御装置50は、入力装置から入力される制御信号と、水位電極14a、14bから入力される信号に応じて、ポンプ22、空気弁28、給水弁34、切換弁20、40、ポンプ74、注水弁82及び加熱器76、80を制御する。
(熱源機70の構成)
熱源機70は、循環水路72と、注水路78を備えている。
循環水路72は、上流端が切換弁40に連結されており、下流端が切換弁20に連結されている。
循環水路72の途中には、注水路78が接続されている。
注水路78との接続部より下流側の循環水路72には、ポンプ74が介装されている。ポンプ74は、循環水路72内の水を下流側へ送り出す。図示していないが、ポンプ74は、制御装置50と電気的に接続されている。ポンプ74の作動は、制御装置50によって制御される。
循環水路72のポンプ74の下流側には、加熱器76が設置されている。加熱器76は、循環水路72内を流れる水を加熱する。図示していないが、加熱器76は、制御装置50と電気的に接続されている。加熱器76の作動は、制御装置50によって制御される。
注水路78は、上流端が水道水供給源200に接続されており、下流端が循環水路72の途中に接続されている。
注水路78には、加熱器80が設置されている。加熱器80は、注水路78内を流れる水を加熱する。図示していないが、加熱器80は、制御装置50と電気的に接続されている。加熱器80の作動は、制御装置50によって制御される。
注水路78の加熱器80の下流側には、注水弁82が介装されている。注水弁82は、注水路78を開閉する。図示していないが、注水弁82は制御装置50と電気的に接続されている。注水弁82の開閉は、制御装置50によって制御される。
(給水システム100の動作)
次に、給水システム100の動作について説明する。給水システム100が待機状態にある場合には、タンク12内には、水位電極14bが水面に接触する水位まで水が貯まっている。ユーザが入力装置で所定の操作を行うと、制御装置50に微細気泡供給運転の実行を指示する制御信号が入力される。制御装置50は、その制御信号の入力を受けると、図4のフローチャートを実行する。
制御装置50は、図4に示すように、ステップS2、S4で構成される足し湯運転を実行する。
図1は、ステップS2(空気導入ステップ)を実行中の給水システム100の状態を示しており、図1中の矢印は空気導入ステップ実行時の水の流れを示している。空気導入ステップでは、制御装置50は、以下の状態に給水システム100の各部を制御する。
・ポンプ22:停止
・空気弁28:開
・給水弁34:閉
・切換弁20:循環水路72と分岐水路42とを接続している状態
・切換弁40:排水路38と循環水路72とを接続している状態
・加熱器76:停止
・加熱器80:停止
・ポンプ74:作動
・注水弁82:閉
図1に示すように、空気導入ステップでは、タンク12から、第2水路32、排水路38、循環水路72及び分岐水路42(水路42b、水路42a)を経て浴槽90に到達する排水流路が形成される。空気導入ステップでは、熱源機70のポンプ74が排水流路(循環水路72)内の水を下流側へ送り出すので、タンク12内の水は排水流路を流れて浴槽90に排出される。
すなわち、タンク12内の水は、第2水路32へ流れる。第2水路32では、給水弁34が閉じているので、水は第2水路32から排水路38へ流れる。切換弁40は排水路38と循環水路72を接続しているので、水は排水路38から循環水路72へ流れる。注水弁82が閉じているので、水は循環水路72内を切換弁20に向かって流れる。切換弁20は循環水路72と分岐水路42(水路42b)を接続しているので、水は循環水路72から水路42bへ流れる。水路42cは切換弁40によって端部が閉じられているので、水は水路42bから水路42aへ流れ、浴槽90に供給される。
空気導入ステップでは、空気弁28が開いている。タンク12内の圧力は、水位の低下ととともに減少する。タンク12内の圧力が大気圧以下となると、空気導入路26を通ってタンク12内に空気が流入する。したがって、タンク12内の水面より上側は、略大気圧の空気で満たされる。
制御装置50は、タンク12内の水位が、水位電極14aが水面と非接触となる水位となるまで空気導入ステップを継続する。上述したように、給水システム100では、熱源機70のポンプ74がタンク12内の水を排出するポンプとして作動するので、タンク12内の水は比較的高速で排出される。
ステップS2が終了すると、図4に示すように、制御装置50はステップS4(注水ステップ)を実行する。図5は、注水ステップを実行中の給水システム100の状態を示しており、図5中の矢印は注水ステップ実行時の水の流れを示している。注水ステップでは、制御装置50は、以下の状態に給水システム100の各部を制御する。
・ポンプ22:作動
・空気弁28:閉
・給水弁34:開
・切換弁20:循環水路72と第1水路18とを接続している状態
・切換弁40:分岐水路42と循環水路72とを接続している状態
・加熱器76:停止
・加熱器80:作動
・ポンプ74:作動
・注水弁82:開
図5に示すように、注水ステップでは、水道水供給源200から、注水路78、循環水路72、第1水路18、タンク12及び第2水路32を経て、浴槽90に到達する注水流路が形成される。注水ステップでは、水道水供給源200から水の供給圧力が加わるとともに、ポンプ74とポンプ22が注水流路(循環水路72、第1水路18)内の水を下流側へ送り出す。したがって、水道水供給源200から供給される水は、注水流路を流れて浴槽90に供給される。
すなわち、注水弁82が開いているので、水道水供給源200から注水路78内に水が流入する。注水路78に流入した水は、循環水路72へ流れる。循環水路72の上流端は、切換弁40によって分岐水路42(水路42c)に接続されているが、水路42cは逆止弁44によって逆流が阻止されている。したがって、水は循環水路72内を切換弁20へ向かって流れる。切換弁20は循環水路72と第1水路18を接続しているので、水は循環水路72から第1水路18へ流れる。そして、第1水路18の下流端(接続部18a)からタンク12内に放出される。タンク12内での水の動きについては後に詳述するが、タンク12内に放出された水は第2水路32へ流れる。給水弁34が開いており、排水路38の下流端が切換弁40によって閉じられているので、水は第2水路32内を下流側へ流れる。そして、減圧ノズル36から浴槽90内へ水が放出される。
上述したように、水道水供給源200から供給される水は、水道水供給源200からの水の供給圧力と、ポンプ74、ポンプ22が水を送り込む圧力によってタンク12へ送られる。したがって、接続部18aからタンク12内に高い流速で水が放出される。このとき、空気弁28は閉じているので、タンク12は第2水路32を除いて密閉されている。タンク12内の水は第2水路32を経て減圧ノズル36から浴槽90内へ放出されるが、上述したように、減圧ノズル36の水路抵抗は高い。したがって、減圧ノズル36から浴槽90内に放出される水量よりも、接続部18aからタンク12内に放出される水量の方が多くなる。これによって、タンク12内に水が貯まり、タンク12内の圧力が高圧となる。
また、接続部18aからタンク12内に放出される水は、衝突部材15(衝突体16)に衝突する。図6は、衝突体16に衝突する水の流れの説明図であり、図3のVI−VI線における衝突体16の断面図を示している。矢印110に示すように、接続部18aから衝突体16に向かって水が放出され、水が衝突体16に衝突する。すなわち、水が衝突面16aまたは凹部16cに衝突する。このとき、水の中に空気が巻き込まれて、水の中に空気が溶解する。また、衝突面16aに水が衝突すると、矢印112に示すように衝突面16a上を水が流れる。衝突面16a上を外周部まで流れた水は、外周部からタンク12の下方へ流れ落ちる。外周部に到達した水の一部は、衝突体16の外周部の溝16fに案内されて、矢印113に示すように衝突体16から流れ落ちる。また、外周部で溝16fに案内されない水は、矢印114に示すように衝突面16aに沿って流れ落ちる。すなわち、衝突体16の外周部に到達した水が流れ落ちる方向が、外周部の溝16fによって案内されるか否かによって異なることとなる。したがって、外周部から流れ落ちる水は、分散してタンク12内に散布される。また、衝突面16a上を流れて平板体17(図3参照)へ流れた水は、平板体17の端部から下方へ流れ落ちる。また、凹部16cには、矢印110に示すように接続部18aから放出された水や、矢印112に示すように衝突面16a上を流れた水が流入する。凹部16cに流入した水は、矢印116に示すように流れ、タンク12内に散布される。以上に説明したように、衝突体16に衝突した水は、種々のルートを通ってタンク12内に散布される。したがって、タンク12内に分散して水が散布される。衝突体16に衝突してタンク12内に散布された水は、タンク12内を飛翔している間に空気と接触する。このときにも、水の中に空気が溶解する。上述したように、タンク12内に分散して水が散布されるので、水が空気と接触する機会が増大する。したがって、より多くの空気が水の中に溶解する。また、タンク12内に散布された水がタンク12の内壁またはタンク12内に貯まっている水の水面に衝突するときにも、水の中に空気が溶解する。したがって、タンク12内に空気を溶解している空気溶解加圧水が貯まる。
タンク12内に貯まっている空気溶解加圧水は、第2水路32と減圧ノズル36を介して浴槽90内に放出される。浴槽90内に放出された空気溶解加圧水は、減圧ノズル36を通過した瞬間に急激に減圧される。すると、水に溶解していた空気が、直径20μm程度の微細気泡となる。すなわち、浴槽90内に多量の微細気泡が発生し、水が白濁する。
また、浴槽90に供給される水は、注水路78内を流れるときに加熱器80によって加熱されている。したがって、浴槽90には温水が供給される。
上述したように、注水ステップでは、減圧ノズル36から浴槽90内に放出される水量よりも、接続部18aからタンク12内に放出される水量の方が多い。したがって、タンク12内の水位は、注水ステップを実行している間に徐々に上昇する。制御装置50は、タンク12内の水位が、水位電極14bが水面と接触する水位となるまで注水ステップを継続する。
なお、水位電極14bは、水衝突部材15よりも下方まで伸びている。したがって、注水ステップの終了時に、水衝突部材15は水面より上側に位置している。したがって、注水ステップの実行中に水衝突部材15が水没してしまうことがない。注水ステップの実行中は、常に、接続部18aから放出された水が水衝突部材15に衝突する。
足し湯運転が終了すると、図4に示すように、制御装置50はステップS6、S8で構成される循環運転を実行する。
ステップS6では、制御装置50は、ステップS2と同様にして空気導入ステップを実行する。これによって、タンク12内に空気が導入される。
ステップS6が終了すると、制御装置50はステップS8(給水ステップ)を実行する。図7は、給水ステップ実行中の給水システム100の状態を示しており、図7中の矢印は給水ステップ実行時の水の流れを示している。給水ステップでは、制御装置50は、以下の状態に給水システム100の各部を制御する。
・ポンプ22:作動
・空気弁28:閉
・給水弁34:開
・切換弁20:循環水路72と第1水路18とを接続している状態
・切換弁40:分岐水路42と循環水路72とを接続している状態
・加熱器76:停止
・加熱器80:停止
・ポンプ74:作動
・注水弁82:閉
図7に示すように、給水ステップでは、浴槽90から、分岐水路42(水路42a、42c)、循環水路72、第1水路18、タンク12及び第2水路32を経て浴槽90に到達する給水流路が形成される。給水ステップでは、ポンプ74とポンプ22が給水流路(循環水路72、第1水路18)内の水を下流側へ送り出す。したがって、浴槽90内の水が給水流路の上流端(水路42a)に導入され、給水流路の下流端(第2水路32)から浴槽90に戻される。
すなわち、浴槽90内の水は、分岐水路42(水路42a)へ流れる。水路42bは切換弁20によって端部が閉じられているので、水は水路42aから水路42cへ流れる。切換弁40が水路42cと循環水路72を接続しているので、水は水路42cから循環水路72へ流れる。注水弁82が閉じているので、水は循環水路72内を切換弁20に向かって流れる。切換弁20が循環水路72と第1水路18を接続しているので、水は循環水路72から第1水路18へ流れる。そして、第1水路18の下流端(接続部18a)からタンク12内に放出される。タンク12内に放出された水は第2水路32へ流れる。給水弁34が開いており、排水路38の下流端が切換弁40によって閉じられているので、水は第2水路32内を下流側へ流れる。そして、減圧ノズル36から浴槽90内へ水が放出される。
給水ステップでは、注水ステップと同様にして、タンク12内に空気溶解加圧水が貯まる。したがって、浴槽90内に多量の微細気泡が発生し、水が白濁する。制御装置50は、タンク12内の水位が、水位電極14bが水面と接触する水位となるまで給水ステップを継続する。
制御装置50は、循環運転を3回実行すると(ステップS10でYES)、足し湯運転(ステップS12、S14)を実行する。
ステップS12、S14の足し湯運転は、ステップS2、S4の足し湯運転と同様にして行う。ステップS12、S14で足し湯運転を実行することで、給水システム100の水路内がクリーニングされる。すなわち、循環運転の実行時には、浴槽90から供給される水が給水システム100の水路内を流れる。したがって、循環運転の終了後には、給水システム100の水路内に異物等が残存していることが多い。循環運転の終了後に、足し湯運転(注水ステップ)を実行し、水道水供給源200から供給される水を水路内に流すことで、給水システム100の水路内をクリーニングすることができる。
以上に説明したように、本実施例の微細気泡発生装置10は、第1水路18とタンク12との接続部18aに対向してタンク12内に取り付けられている水衝突部材15を備えている。接続部18aから放出された水が水衝突部材15に衝突するので、水の中に好適に空気を溶解させることができる。したがって、水路の断面積が小さい噴射ノズル等を接続部18aに設置することなく、浴槽90内に微細気泡を発生させることができる。
また、上述した微細気泡発生装置10では、第1水路18の断面積が、タンク12との接続部18a近傍において一定である。したがって、接続部18aに異物が詰まり難い。
また、上述した微細気泡発生装置10では、第1水路18のうちの断面積が最も小さい部分での直径が5mm以上となっている。したがって、第1水路18(すなわち、接続部18a)が詰まることがほとんど無い。
また、上述した微細気泡発生装置10では、第1水路18がタンク12の上面に接続されている。したがって、接続部18aから水が垂直下方に放出され、水衝突部材15に衝突した水が四方に均等に散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
また、上述した微細気泡発生装置10では、水衝突部材15の衝突面16aが、接続部18aから放出される水の放出軸96を回転対称軸とし、接続部18a側を頂点とする円錐面に形成されている。したがって、水が衝突面16aに案内されて、タンク12内に好適に散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
また、上述した微細気泡発生装置10では、水衝突部材15の衝突面16aに、凹部16cが形成されている。したがって、水が凹部16cに衝突するときに、水の中に空気が溶解し易い。また、凹部16cに案内されて散布される水と、衝突面16a(円錐面)に案内されて散布される水とで、水の飛翔軌道が異なるので、より分散してタンク12内に水が散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
なお、水衝突部材15の衝突面16aは、図8に示すような形状であってもよい。図8の水衝突部材15では、衝突面16aが、接続部18aから放出される水の放出軸96を回転対称軸とし、接続部18a側を頂点とするとともに、その頂点を通る曲線を放出軸96周りに回転させた凸状の回転曲面に形成されている。この場合、衝突体16の外周部の直径(図8の距離X2)が約15mmであり、衝突体16の高さ(図8の距離Y3:なお、図8の距離Y4は平板体17の厚みである)が約15mmであることが好ましい。
この水衝突部材15では、矢印118に示すように接続部18aから放出された水が、衝突面16aで跳ね返され難い。したがって、多くの水が、矢印120に示すように衝突面16a上を流れる。衝突面16a上を流れた水は、衝突面16aの外周部から矢印122に示すように散布される。衝突面16a上に凹凸がないので、衝突面16aの外周部から水膜状に水が散布される。このように水が散布されると、水と空気との接触面積が増える。したがって、水の中に空気が溶解しやすくなる。
また、水衝突部材15の衝突面16aは、図9、図10に示すような形状であってもよい。図9、図10の水衝突部材15では、衝突面16aが、接続部18aから放出される水の放出軸96に対して略垂直な平面に形成されている。この場合、衝突体16の外周部の直径(図10の距離X3)が約20mmであり、衝突体16の高さ(図10の距離Y5:なお、図10の距離Y6は平板体17の厚みである)が約5mmであることが好ましい。なお、衝突面16aには、凹凸が形成されていることが好ましい。衝突面16aに凹凸が形成されていると、衝突面16aに衝突した水が凹凸部で跳ね返るので、水がより分散してタンク12内に散布される。図9及び図10の水衝突部材15では、衝突面16aに、衝突面16aの中心から外周に向かって伸びる放射状の溝16gが形成されている。
図10に示すように、この水衝突部材15では、矢印124に示すように接続部18aから放出された水が、衝突面16aに略垂直に衝突する。したがって、水が衝突面16aに衝突したときに、水の中に空気が溶解し易い。また、衝突面16aに衝突した水が跳ね返り易い。特に、衝突面16aに溝16gが形成されているので、衝突面16aに衝突した水は、分散してタンク12内に散布される。また、衝突面16aに衝突した水の一部は、矢印126に示すように衝突面16a上を外周部に向かって流れ、矢印128に示すようにタンク12内に散布される。このとき、溝16gによって衝突面16a上の水の流れが案内されるので、より強い勢いで水がタンク12内に散布される。したがって、散布された水がタンク12の内壁やタンク12内に貯まっている水の水面に衝突するときに、より多くの空気が水の中に溶解する。
なお、図3に示す水衝突部材15の外周部に中心軸96と平行に形成された溝16fは、図8及び図9に示す水衝突部材15に形成しても良い。このように、溝16fを形成しても、水の中に空気を好適に溶解させることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
空気導入ステップ実行時の給水システム100の系統図。 接続部18a近傍の拡大断面図。 水衝突部材15の斜視図。 微細気泡供給運転のフローチャート。 注水ステップ実行時の給水システム100の系統図 図3のVI−VI線における水衝突部材15の断面図。 給水ステップ実行時の給水システム100の系統図。 図6の断面図に対応する断面における第1の変形例の水衝突部材15の断面図。 第2の変形例の水衝突部材15の斜視図。 図9のX−X線における第2の変形例の水衝突部材15の断面図。
符号の説明
10:微細気泡発生装置
12:タンク
15:水衝突部材
16:衝突体
16a:衝突面
16b:頂点
16c:凹部
16d:壁面
17:平板体
18:第1水路
18a:接続部
22:ポンプ
26:空気導入路
28:空気弁
32:第2水路
34:給水弁
36:減圧ノズル
38:排水路
42:分岐水路
50:制御装置
70:熱源機
72:循環水路
74:ポンプ
76:加熱器
78:注水路
80:加熱器
82:注水弁
90:浴槽
96:中心軸
100:給水システム

Claims (5)

  1. 空気を溶解している加圧水を浴槽に供給し、溶解空気から得られる微細気泡を浴槽内で発生させる給水システムであって、
    上流端が水供給源に接続可能な第1水路と、熱源機と、微細気泡発生装置を有しており、
    熱源機は、
    第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、
    第1水路内の水を加熱する加熱器、
    を備えており、
    微細気泡発生装置は、
    第1水路の下流端に接続されているタンクと、
    第1水路とタンクとの接続部に対向してタンク内に取り付けられている水衝突部材と、
    熱源機よりも下流側の第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、
    タンク内に空気を導入する空気導入路と、
    空気導入路を開閉する空気弁と、
    上流端がタンクに接続されており、下流端が浴槽に接続可能な第2水路と、
    第2水路と浴槽の接続部に設置される減圧ノズル、
    を備えており、
    一方の端部が、熱源機のポンプよりも下流側であり、微細気泡発生装置のポンプよりも上流側の位置で第1水路に接続されており、他方の端部が浴槽に接続されている第3水路を備えており、
    熱源機のポンプが設置されている第1水路から第3水路に水が流れる状態と、熱源機のポンプが設置されている第1水路から微細気泡発生装置のポンプが設置されている第1水路に水が流れる状態とを切り換え可能であり、
    第1水路の上流端をタンクに接続した状態と、第1水路の上流端を水供給源に接続した状態とを切り換え可能であり、
    空気弁を開き、第1水路の上流端をタンクに接続し、熱源機のポンプが設置されている第1水路から第3水路に水が流れる状態として、熱源機のポンプを作動させる空気導入ステップと、
    空気弁を閉じ、第1水路の上流端を水供給源に接続し、熱源機のポンプが設置されている第1水路から微細気泡発生装置のポンプが設置されている第1水路に水が流れる状態として、熱源機のポンプと微細気泡発生装置のポンプを作動させる水導入ステップ、
    を実行することを特徴とする給水システム。
  2. 水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸を回転対称軸とし、接続部側を頂点とする円錐面であることを特徴とする請求項に記載の給水システム。
  3. 水衝突部材の衝突面に、凹部が形成されていることを特徴とする請求項に記載の給水システム。
  4. 空気を溶解している加圧水を浴槽に供給し、溶解空気から得られる微細気泡を浴槽内で発生させる給水システムであって、
    上流端が水供給源に接続可能な第1水路と、熱源機と、微細気泡発生装置を有しており、
    熱源機は、
    第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、
    第1水路内の水を加熱する加熱器、
    を備えており、
    微細気泡発生装置は、
    第1水路の下流端に接続されているタンクと、
    第1水路とタンクとの接続部に対向してタンク内に取り付けられている水衝突部材と、
    熱源機よりも下流側の第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、
    タンク内に空気を導入する空気導入路と、
    空気導入路を開閉する空気弁と、
    上流端がタンクに接続されており、下流端が浴槽に接続可能な第2水路と、
    第2水路と浴槽の接続部に設置される減圧ノズル、
    を備えており、
    水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸を回転対称軸とし、接続部側を頂点とするとともに、その頂点を通る曲線を前記回転対称軸の周りに回転させた凸状の回転曲面であることを特徴とする給水システム。
  5. 水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸に対して略垂直な平面であることを特徴とする請求項に記載の給水システム。
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