JP5080139B2 - 給水システム - Google Patents
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Description
この微細気泡発生装置を使用する際には、最初に空気弁を開く。すると、タンク内の水が第2水路を通って浴槽内に流れ込み、タンク内の水位が下がる。それとともに、空気が空気導入路を通ってタンク内に導入される(空気導入ステップ)。
タンク内に空気を導入したら、空気弁を閉じるとともにポンプを作動させる。すると、浴槽内の水が第1水路を通って噴射ノズルに供給される。そして、噴射ノズルからタンク内に勢いよく噴射される。タンク内に噴射された水は、第2水路と減圧ノズルを通って浴槽内に流れ込む。しかしながら、減圧ノズルの水路抵抗は高いので、浴槽内に流れ込む水量は、噴射ノズルからタンク内に噴射される水量に比べて少ない。したがって、タンク内に水が貯まり、タンク内の水位が徐々に上昇する。タンク内の水位が上昇するにつれて、タンク内の圧力が上昇する。タンク内の圧力が上昇すると、タンク内に噴射された水がタンク内を飛翔している間や、噴射された水がタンク内に貯まっている水の水面等に衝突するときに、水の中に空気が溶解する。したがって、タンク内に、空気を溶解している加圧水(以下では、空気溶解加圧水という)が貯まる。上述したように、タンク内に貯まっている空気溶解加圧水の一部は、第2水路と減圧ノズルを通って浴槽内に流れ込む。すなわち、空気溶解加圧水が浴槽に供給される(給水ステップ)。浴槽内に流れ込んだ空気溶解加圧水は、減圧ノズルを通過した時に急激に減圧される。すると、水に溶解していた空気が微細気泡となる。すなわち、浴槽内に多量の微細気泡が発生する。浴槽内に微細気泡が発生すると、浴槽内の水が白濁する。
タンク内の水位が満水に近い水位まで上昇すると、タンク内の空気がほとんど無くなる。そのために、タンク内の水に空気を溶解させることができなくなる。したがって、制御装置は、タンク内の水位が所定水位まで上昇したら、再度、空気導入ステップを実行する。空気導入ステップと給水ステップを交互に繰り返し実行することで、浴槽内に微細気泡を断続的に発生させることができる。
第1水路から供給される水の中には、微小な異物等が存在していることがある。したがって、噴射ノズルには、水とともに異物が送り込まれる。上述したように、噴射ノズルの口径は絞られている。したがって、噴射ノズルに異物が送り込まれると、その異物が噴射ノズルで詰まり易い。すなわち、特許文献1の微細気泡発生装置には、噴射ノズルが詰まり易いという問題があった。
なお、「接続」とは、一方の構成物から他方の構成物へ水または空気が流れることが可能な状態にすることをいう。例えば、「一方の構成物と他方の構成物が接続されている」との表現は、「一方の構成物と他方の構成物が物理的に直接接続されており、それらの構成物間を水(または空気)が流れることが可能な状態」のみならず、「一方の構成物と他方の構成物が水路(または空気路)を介して接続されており、それらの構成物間を水(または空気)が流れることが可能な状態」をも含む。
この給水システムでは、第1水路とタンクの接続部に噴射ノズルが設けられておらず、第1水路から直接タンク内に水が放出される。したがって、第1水路とタンクとの接続部に異物が詰まることが抑制されている。
なお、上述した給水システムは、第3水路を備えていることが好ましい。第3水路は、一方の端部が、熱源機のポンプよりも下流側であり、微細気泡発生装置のポンプよりも上流側の位置で第1水路に接続されており、他方の端部が浴槽に接続されていることが好ましい。熱源機のポンプが設置されている第1水路から第3水路に水が流れる状態と、熱源機のポンプが設置されている第1水路から微細気泡発生装置のポンプが設置されている第1水路に水が流れる状態とを切り換え可能であることが好ましい。第1水路の上流端をタンクに接続した状態と、第1水路の上流端を水供給源に接続した状態とを切り換え可能であることが好ましい。空気弁を開き、第1水路の上流端をタンクに接続し、熱源機のポンプが設置されている第1水路から第3水路に水が流れる状態として、熱源機のポンプを作動させる空気導入ステップと、空気弁を閉じ、第1水路の上流端を水供給源に接続し、熱源機のポンプが設置されている第1水路から微細気泡発生装置のポンプが設置されている第1水路に水が流れる状態として、熱源機のポンプと微細気泡発生装置のポンプを作動させる水導入ステップを実行することが好ましい。
なお、「接続部から放出される水の放出軸」とは、接続部から水が放出される向きと平行であって接続部における第1水路の開口形状の中心を通る軸である。例えば、第1水路が円筒管によって構成されている場合は、接続部近傍の第1水路(円筒管)の中心軸が、水の放出軸である。
このような構成によれば、水が衝突面に案内されて、タンク内に好適に散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
このような構成によれば、水が凹部に衝突するときに、水の中に空気が溶解しやすくなる。また、凹部に案内されて散布される水と、円錐面に案内されて散布される水とで、水の飛翔軌道が異なることとなるので、より分散してタンク内に水が散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
このような構成によれば、水が衝突面に案内されてタンク内に散布されるときに、水膜状に水が飛翔する。したがって、水と空気との接触面積が増え、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
このような構成によれば、水が衝突面に略垂直に衝突するので、衝突の際に空気が溶解しやすくなる。また、衝突面で跳ね返って散布される水と、衝突面に案内されて散布される水とで水の飛翔軌道が異なることとなるので、より分散してタンク内に水が散布される。したがって、効率的に水の中に空気を溶解させることができる。
(特徴1)水衝突部材の衝突面は、接続部から放出される水の放出軸を回転対称軸とし、接続部側を頂点とする円錐面であり、その衝突面には複数の凹部が形成されている。
(特徴2)凹部は、水の放出軸に対して垂直な底面を有している。
(特徴3)凹部の底面は、衝突面と交差している。
微細気泡発生装置10は、タンク12と、第1水路18と、空気導入路26と、第2水路32と、排水路38と、分岐水路42と、制御装置50を備えている。
タンク12の内部には、タンク12の上面から下方に伸びる水位電極14a、14bが設置されている。水位電極14aは、水位電極14bに比べて長い。図示していないが、水位電極14a、14bは、制御装置50と電気的に接続されている。水位電極14a、14bは、タンク12内に貯まっている水の水面に接触すると、制御装置50に信号を出力する。
衝突体16は、接続部18aから放出された水が衝突する衝突面16aを備えている。衝突面16aは、円錐面である。図2及び図3に示す直線96は、接続部18a近傍の第1水路18の中心軸(第1水路18を構成する円筒管の中心軸)を示している。接続部18aからは、水の放出形状が中心軸96を中心とした対称形状となるように、水が放出される。すなわち、中心軸96は、接続部18aから放出される水の放出軸である。水衝突部材15は、衝突面16a(すなわち、円錐面)の頂点16bが接続部18a側に位置し、衝突面16aの回転対称軸(すなわち、円錐面の回転対称軸)が中心軸96と略一致するように取り付けられている。衝突体16の外周部の直径(図2の距離X1)は、約20mmである。また、衝突体16の高さ(平板体17の上面からの高さ、図2の距離Y1)は、約10mmである。また、衝突体16は、衝突体16と接続部18aの間の距離(図2の距離Y2)が約10mmとなるように設置されている。
衝突面16aには、複数の凹部16cが形成されている。各凹部16cは、中心軸96と平行な壁面16dと、中心軸96に対して垂直な底面16eを備えている。
図3に示すように、衝突体16の外周部には、中心軸96と平行に伸びる溝16fが形成されている。
図2に示すように、第1水路18を構成する円筒管の下流端近傍(接続部18aの近傍)は、略直線状となっている。すなわち、接続部18a近傍においては、第1水路18の断面積が一定(内径6mm)となっている。
図1に示すように、第1水路18には、ポンプ22が介装されている。ポンプ22は、第1水路18内の水を下流側へ送り出す。図示していないが、ポンプ22は、制御装置50と電気的に接続されている。ポンプ22の作動は、制御装置50によって制御される。
第1水路18のポンプ22の下流側には、逆止弁24が介装されている。逆止弁24は、第1水路18内の水及び空気が逆流することを阻止する。
空気導入路26には、空気逆止弁30が介装されている。空気逆止弁30は、空気導入路26内を空気が逆流することを阻止する。
空気導入路26の空気逆止弁30の下流側には、空気弁28が介装されている。空気弁28は、空気導入路26を開閉する。図示していないが、空気弁28は制御装置50と電気的に接続されている。空気弁28の開閉は、制御装置50によって制御される。
第2水路32の途中には、排水路38が接続されている。
排水路38との接続部より下流側の第2水路32には、給水弁34が介装されている。給水弁34は、第2水路32を開閉する。図示していないが、給水弁34は制御装置50と電気的に接続されている。給水弁34の開閉は、制御装置50によって制御される。
第2水路32と浴槽90との接続部には、減圧ノズル36が設置されている。減圧ノズル36は、第2水路32から供給される水を浴槽90内に放出する。減圧ノズル36は、水路抵抗が高い。
水路42cには、逆止弁44が介装されている。逆止弁44は、水路42c内の水が切換弁40側に流れることを許容し、分岐水路42の分岐部側に流れることを阻止する。
熱源機70は、循環水路72と、注水路78を備えている。
循環水路72の途中には、注水路78が接続されている。
注水路78との接続部より下流側の循環水路72には、ポンプ74が介装されている。ポンプ74は、循環水路72内の水を下流側へ送り出す。図示していないが、ポンプ74は、制御装置50と電気的に接続されている。ポンプ74の作動は、制御装置50によって制御される。
循環水路72のポンプ74の下流側には、加熱器76が設置されている。加熱器76は、循環水路72内を流れる水を加熱する。図示していないが、加熱器76は、制御装置50と電気的に接続されている。加熱器76の作動は、制御装置50によって制御される。
注水路78には、加熱器80が設置されている。加熱器80は、注水路78内を流れる水を加熱する。図示していないが、加熱器80は、制御装置50と電気的に接続されている。加熱器80の作動は、制御装置50によって制御される。
注水路78の加熱器80の下流側には、注水弁82が介装されている。注水弁82は、注水路78を開閉する。図示していないが、注水弁82は制御装置50と電気的に接続されている。注水弁82の開閉は、制御装置50によって制御される。
次に、給水システム100の動作について説明する。給水システム100が待機状態にある場合には、タンク12内には、水位電極14bが水面に接触する水位まで水が貯まっている。ユーザが入力装置で所定の操作を行うと、制御装置50に微細気泡供給運転の実行を指示する制御信号が入力される。制御装置50は、その制御信号の入力を受けると、図4のフローチャートを実行する。
図1は、ステップS2(空気導入ステップ)を実行中の給水システム100の状態を示しており、図1中の矢印は空気導入ステップ実行時の水の流れを示している。空気導入ステップでは、制御装置50は、以下の状態に給水システム100の各部を制御する。
・ポンプ22:停止
・空気弁28:開
・給水弁34:閉
・切換弁20:循環水路72と分岐水路42とを接続している状態
・切換弁40:排水路38と循環水路72とを接続している状態
・加熱器76:停止
・加熱器80:停止
・ポンプ74:作動
・注水弁82:閉
すなわち、タンク12内の水は、第2水路32へ流れる。第2水路32では、給水弁34が閉じているので、水は第2水路32から排水路38へ流れる。切換弁40は排水路38と循環水路72を接続しているので、水は排水路38から循環水路72へ流れる。注水弁82が閉じているので、水は循環水路72内を切換弁20に向かって流れる。切換弁20は循環水路72と分岐水路42(水路42b)を接続しているので、水は循環水路72から水路42bへ流れる。水路42cは切換弁40によって端部が閉じられているので、水は水路42bから水路42aへ流れ、浴槽90に供給される。
・ポンプ22:作動
・空気弁28:閉
・給水弁34:開
・切換弁20:循環水路72と第1水路18とを接続している状態
・切換弁40:分岐水路42と循環水路72とを接続している状態
・加熱器76:停止
・加熱器80:作動
・ポンプ74:作動
・注水弁82:開
すなわち、注水弁82が開いているので、水道水供給源200から注水路78内に水が流入する。注水路78に流入した水は、循環水路72へ流れる。循環水路72の上流端は、切換弁40によって分岐水路42(水路42c)に接続されているが、水路42cは逆止弁44によって逆流が阻止されている。したがって、水は循環水路72内を切換弁20へ向かって流れる。切換弁20は循環水路72と第1水路18を接続しているので、水は循環水路72から第1水路18へ流れる。そして、第1水路18の下流端(接続部18a)からタンク12内に放出される。タンク12内での水の動きについては後に詳述するが、タンク12内に放出された水は第2水路32へ流れる。給水弁34が開いており、排水路38の下流端が切換弁40によって閉じられているので、水は第2水路32内を下流側へ流れる。そして、減圧ノズル36から浴槽90内へ水が放出される。
また、接続部18aからタンク12内に放出される水は、衝突部材15(衝突体16)に衝突する。図6は、衝突体16に衝突する水の流れの説明図であり、図3のVI−VI線における衝突体16の断面図を示している。矢印110に示すように、接続部18aから衝突体16に向かって水が放出され、水が衝突体16に衝突する。すなわち、水が衝突面16aまたは凹部16cに衝突する。このとき、水の中に空気が巻き込まれて、水の中に空気が溶解する。また、衝突面16aに水が衝突すると、矢印112に示すように衝突面16a上を水が流れる。衝突面16a上を外周部まで流れた水は、外周部からタンク12の下方へ流れ落ちる。外周部に到達した水の一部は、衝突体16の外周部の溝16fに案内されて、矢印113に示すように衝突体16から流れ落ちる。また、外周部で溝16fに案内されない水は、矢印114に示すように衝突面16aに沿って流れ落ちる。すなわち、衝突体16の外周部に到達した水が流れ落ちる方向が、外周部の溝16fによって案内されるか否かによって異なることとなる。したがって、外周部から流れ落ちる水は、分散してタンク12内に散布される。また、衝突面16a上を流れて平板体17(図3参照)へ流れた水は、平板体17の端部から下方へ流れ落ちる。また、凹部16cには、矢印110に示すように接続部18aから放出された水や、矢印112に示すように衝突面16a上を流れた水が流入する。凹部16cに流入した水は、矢印116に示すように流れ、タンク12内に散布される。以上に説明したように、衝突体16に衝突した水は、種々のルートを通ってタンク12内に散布される。したがって、タンク12内に分散して水が散布される。衝突体16に衝突してタンク12内に散布された水は、タンク12内を飛翔している間に空気と接触する。このときにも、水の中に空気が溶解する。上述したように、タンク12内に分散して水が散布されるので、水が空気と接触する機会が増大する。したがって、より多くの空気が水の中に溶解する。また、タンク12内に散布された水がタンク12の内壁またはタンク12内に貯まっている水の水面に衝突するときにも、水の中に空気が溶解する。したがって、タンク12内に空気を溶解している空気溶解加圧水が貯まる。
タンク12内に貯まっている空気溶解加圧水は、第2水路32と減圧ノズル36を介して浴槽90内に放出される。浴槽90内に放出された空気溶解加圧水は、減圧ノズル36を通過した瞬間に急激に減圧される。すると、水に溶解していた空気が、直径20μm程度の微細気泡となる。すなわち、浴槽90内に多量の微細気泡が発生し、水が白濁する。
また、浴槽90に供給される水は、注水路78内を流れるときに加熱器80によって加熱されている。したがって、浴槽90には温水が供給される。
なお、水位電極14bは、水衝突部材15よりも下方まで伸びている。したがって、注水ステップの終了時に、水衝突部材15は水面より上側に位置している。したがって、注水ステップの実行中に水衝突部材15が水没してしまうことがない。注水ステップの実行中は、常に、接続部18aから放出された水が水衝突部材15に衝突する。
・ポンプ22:作動
・空気弁28:閉
・給水弁34:開
・切換弁20:循環水路72と第1水路18とを接続している状態
・切換弁40:分岐水路42と循環水路72とを接続している状態
・加熱器76:停止
・加熱器80:停止
・ポンプ74:作動
・注水弁82:閉
すなわち、浴槽90内の水は、分岐水路42(水路42a)へ流れる。水路42bは切換弁20によって端部が閉じられているので、水は水路42aから水路42cへ流れる。切換弁40が水路42cと循環水路72を接続しているので、水は水路42cから循環水路72へ流れる。注水弁82が閉じているので、水は循環水路72内を切換弁20に向かって流れる。切換弁20が循環水路72と第1水路18を接続しているので、水は循環水路72から第1水路18へ流れる。そして、第1水路18の下流端(接続部18a)からタンク12内に放出される。タンク12内に放出された水は第2水路32へ流れる。給水弁34が開いており、排水路38の下流端が切換弁40によって閉じられているので、水は第2水路32内を下流側へ流れる。そして、減圧ノズル36から浴槽90内へ水が放出される。
この水衝突部材15では、矢印118に示すように接続部18aから放出された水が、衝突面16aで跳ね返され難い。したがって、多くの水が、矢印120に示すように衝突面16a上を流れる。衝突面16a上を流れた水は、衝突面16aの外周部から矢印122に示すように散布される。衝突面16a上に凹凸がないので、衝突面16aの外周部から水膜状に水が散布される。このように水が散布されると、水と空気との接触面積が増える。したがって、水の中に空気が溶解しやすくなる。
図10に示すように、この水衝突部材15では、矢印124に示すように接続部18aから放出された水が、衝突面16aに略垂直に衝突する。したがって、水が衝突面16aに衝突したときに、水の中に空気が溶解し易い。また、衝突面16aに衝突した水が跳ね返り易い。特に、衝突面16aに溝16gが形成されているので、衝突面16aに衝突した水は、分散してタンク12内に散布される。また、衝突面16aに衝突した水の一部は、矢印126に示すように衝突面16a上を外周部に向かって流れ、矢印128に示すようにタンク12内に散布される。このとき、溝16gによって衝突面16a上の水の流れが案内されるので、より強い勢いで水がタンク12内に散布される。したがって、散布された水がタンク12の内壁やタンク12内に貯まっている水の水面に衝突するときに、より多くの空気が水の中に溶解する。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
12:タンク
15:水衝突部材
16:衝突体
16a:衝突面
16b:頂点
16c:凹部
16d:壁面
17:平板体
18:第1水路
18a:接続部
22:ポンプ
26:空気導入路
28:空気弁
32:第2水路
34:給水弁
36:減圧ノズル
38:排水路
42:分岐水路
50:制御装置
70:熱源機
72:循環水路
74:ポンプ
76:加熱器
78:注水路
80:加熱器
82:注水弁
90:浴槽
96:中心軸
100:給水システム
Claims (5)
- 空気を溶解している加圧水を浴槽に供給し、溶解空気から得られる微細気泡を浴槽内で発生させる給水システムであって、
上流端が水供給源に接続可能な第1水路と、熱源機と、微細気泡発生装置を有しており、
熱源機は、
第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、
第1水路内の水を加熱する加熱器、
を備えており、
微細気泡発生装置は、
第1水路の下流端に接続されているタンクと、
第1水路とタンクとの接続部に対向してタンク内に取り付けられている水衝突部材と、
熱源機よりも下流側の第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、
タンク内に空気を導入する空気導入路と、
空気導入路を開閉する空気弁と、
上流端がタンクに接続されており、下流端が浴槽に接続可能な第2水路と、
第2水路と浴槽の接続部に設置される減圧ノズル、
を備えており、
一方の端部が、熱源機のポンプよりも下流側であり、微細気泡発生装置のポンプよりも上流側の位置で第1水路に接続されており、他方の端部が浴槽に接続されている第3水路を備えており、
熱源機のポンプが設置されている第1水路から第3水路に水が流れる状態と、熱源機のポンプが設置されている第1水路から微細気泡発生装置のポンプが設置されている第1水路に水が流れる状態とを切り換え可能であり、
第1水路の上流端をタンクに接続した状態と、第1水路の上流端を水供給源に接続した状態とを切り換え可能であり、
空気弁を開き、第1水路の上流端をタンクに接続し、熱源機のポンプが設置されている第1水路から第3水路に水が流れる状態として、熱源機のポンプを作動させる空気導入ステップと、
空気弁を閉じ、第1水路の上流端を水供給源に接続し、熱源機のポンプが設置されている第1水路から微細気泡発生装置のポンプが設置されている第1水路に水が流れる状態として、熱源機のポンプと微細気泡発生装置のポンプを作動させる水導入ステップ、
を実行することを特徴とする給水システム。 - 水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸を回転対称軸とし、接続部側を頂点とする円錐面であることを特徴とする請求項1に記載の給水システム。
- 水衝突部材の衝突面に、凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の給水システム。
- 空気を溶解している加圧水を浴槽に供給し、溶解空気から得られる微細気泡を浴槽内で発生させる給水システムであって、
上流端が水供給源に接続可能な第1水路と、熱源機と、微細気泡発生装置を有しており、
熱源機は、
第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、
第1水路内の水を加熱する加熱器、
を備えており、
微細気泡発生装置は、
第1水路の下流端に接続されているタンクと、
第1水路とタンクとの接続部に対向してタンク内に取り付けられている水衝突部材と、
熱源機よりも下流側の第1水路に介装されており、第1水路内の水を下流側へ送り出すポンプと、
タンク内に空気を導入する空気導入路と、
空気導入路を開閉する空気弁と、
上流端がタンクに接続されており、下流端が浴槽に接続可能な第2水路と、
第2水路と浴槽の接続部に設置される減圧ノズル、
を備えており、
水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸を回転対称軸とし、接続部側を頂点とするとともに、その頂点を通る曲線を前記回転対称軸の周りに回転させた凸状の回転曲面であることを特徴とする給水システム。 - 水衝突部材の衝突面が、接続部から放出される水の放出軸に対して略垂直な平面であることを特徴とする請求項1に記載の給水システム。
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