JP5079222B2 - 亜鉛含有酸化鉄の処理方法及び処理装置 - Google Patents

亜鉛含有酸化鉄の処理方法及び処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、亜鉛含有酸化鉄を処理する方法及び処理する装置に関する。
従来、亜鉛含有酸化鉄を含む例えば製鉄所発生ダストを被処理物とし、この被処理物と、亜鉛含有酸化鉄中の亜鉛酸化物及び酸化鉄を還元する例えばコークス等の炭材(還元材)とを主体とする混合物原料を作製し、この混合物原料を炉内雰囲気温度が1100°C以上のロータリーキルンの炉内に装入し、炭材により亜鉛含有酸化鉄中の亜鉛酸化物を還元しさらに蒸発させ、例えば高炉等の還元炉に装入可能な鉄含有物を得るロータリーキルンを用いた亜鉛含有酸化鉄の脱亜鉛方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−241850号公報
しかしながら、上記方法で得られた鉄含有物は不純物の含有率が高く、例えば電炉プロセスにおける鉄の原料として使用する上で鉄の品位低下を防ぐことが望まれている。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、亜鉛含有酸化鉄及び還元材を加熱処理することで亜鉛含有酸化鉄から亜鉛を分離すると共に酸化鉄を還元し金属鉄を得る場合にあって鉄の品位低下が防止されると共に高亜鉛濃度のダストが回収可能とされる亜鉛含有酸化鉄の処理方法及び処理装置を提供することを目的とする。
ここで、本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、鉄の品位が低下するのは、被処理物に含まれている銅が溶融し鉄分に付着することが原因であることを見出した。
そこで、本発明による亜鉛含有酸化鉄の処理方法は、還元炉で亜鉛含有酸化鉄及び還元材を加熱処理することで、亜鉛含有酸化鉄から亜鉛を分離すると共に酸化鉄を還元し金属鉄を得る亜鉛含有酸化鉄の処理方法であって、還元材として、ASRを供給し、還元炉の還元温度を800〜1080°Cとし、還元炉より排出された排出物から、金属鉄及び銅を各々選別することを特徴としている。
このような亜鉛含有酸化鉄の処理方法及び処理装置によれば、炉内に供給される亜鉛含有酸化鉄に対して、還元材として効果的であると共に還元に必要な熱量を発生する廃棄物であるASRが炉内に供給され、加熱処理されることで亜鉛含有酸化鉄から亜鉛が還元されて分離すると共に酸化鉄が還元されて金属鉄が得られる。この時、炉の還元温度が800〜1080°Cとされているため、融点が1083°Cの銅が溶融し鉄に付着するということが防止され、鉄の品位低下が防止され、また、亜鉛含有酸化鉄から分離した亜鉛は揮発し微粒径のダストとして飛散し、酸化亜鉛となって亜鉛が濃縮された高亜鉛濃度のダストとして回収可能とされる。
ここで、鉄を溶融する電炉で生じた電炉ダストには、亜鉛含有酸化鉄が多く含まれている。従って、当該電炉ダストを、亜鉛含有酸化鉄を含む被処理物として供給するようにすれば、鉄及び亜鉛の回収率が高められ、回収した鉄及び亜鉛の効率的な有効利用が図られるようになる。
また、還元材として供給するASR(自動車由来のシュレッダーダスト)には銅が多く含まれているため、特に金属鉄に対する銅の溶融付着を防止する本発明の作用・効果が一層発揮される。また、自動車リサイクル法からASRの処理が義務づけられているが、これも満足するものと成る。
また、還元炉としては種々のものが採用されるが、炉内を好適な還元雰囲気とする炉としては、具体的には、ロータリーキルンが挙げられる。
また、還元炉をロータリーキルンとした場合には、当該ロータリーキルンでは被処理物が一方端の入口側から他方端の出口側へ移動していくことから、還元材を吹き込み供給する方法が好ましい。これによれば、ロータリーキルンの運転を停止すること無く還元材をロータリーキルン内の所望位置に供給することが可能となる。
また、上記還元材は、水素、炭化水素等の揮発分が多く、固定炭素の固まりであるコークスに比して、還元材としての短期の機能は高いが、機能が長く持続しないため、還元材としての機能を経時的に維持すべく、還元炉に還元材を追加供給することが好ましい。なお、上記還元材が、短期の還元能力に優れているのは、炭化水素、水素が直接鉄を還元するからである。
また、還元炉に、予めコークスを供給するようにすると、上記還元材が経時的に機能しなくなった後にあっても、コークスが還元材として長期間機能することになる。
また、上記還元材は還元材として1〜3時間有効に機能するため、還元炉に還元材を追加供給しない場合、また、還元炉に予めコークスを供給しない場合にあっては、還元炉での電炉ダストの滞留時間を、1〜3時間とするのが好ましい。
また、還元炉の還元雰囲気としては、還元炉の出口の排ガス中O濃度を5%−dry以下とするのが好ましい。
また、電炉ダストと還元材の配合比は、1:1〜1:10とするのが好ましく、1:4とするのが特に好ましい。
また、還元炉の後段に熱回収装置を設置し、当該熱回収装置で還元炉からの排ガスの熱回収を行うようにすると、熱源として有効利用が図られるようになる。
ここで、還元材からの排ガスを大気に放出する場合には、最下流のダスト集塵装置であるバグフィルタの前で、脱塩、脱硫すべく例えば消石灰等の排ガス処理剤を供給し塩素分、硫黄分等と結合させてバグフィルタで捕集しこれを埋め立てする等の方法が一般的である。このため、還元炉の後段にバグフィルタを二段設置し、これらのバグフィルタで排ガス中のダストを順次捕集するのが好ましい。これによれば、前段のバグフィルタで、亜鉛が濃縮された高亜鉛濃度のダストであって塩素分、硫黄分、排ガス処理剤を含まないダストが捕集されて回収され、有効利用に供することが可能とされる。
また、還元炉の後段にサイクロン及びバグフィルタを設置し、これらのサイクロン及びバグフィルタで排ガス中のダストを順次捕集するようにしても良い。これによれば、サイクロンで、亜鉛が濃縮された高亜鉛濃度のダストであって塩素分、硫黄分、排ガス処理剤を含まないダストが捕集されて回収され、有効利用に供することが可能とされる。
また、還元炉の後段にサイクロンを設置すると共にバグフィルタを二段設置し、これらのサイクロン及びバグフィルタで排ガス中のダストを順次捕集するようにしても良い。これによれば、サイクロン及び前段のバグフィルタで、亜鉛が濃縮された高亜鉛濃度のダストであって塩素分、硫黄分、排ガス処理剤を含まないダストが捕集されて回収され、有効利用に供することが可能とされる。
ここで、回収された高亜鉛濃度のダストは亜鉛濃度が50%〜80%であるから、粗亜鉛鉱の原料として極めて有効に利用することが可能である。また、最下流のバグフィルタで回収されたダストには、塩素分、硫黄分、排ガス処理剤が含まれている。従って、最下流のバグフィルタより上流で捕集したダストを亜鉛精錬所の原料として供するのが好ましく、亜鉛の有効利用が図られる。
このように本発明によれば、鉄の品位低下を防止することが可能になると共に高亜鉛濃度のダストを回収することが可能となる。
以下、本発明による亜鉛含有酸化鉄の処理方法及び処理装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る亜鉛含有酸化鉄の処理装置を備えた設備を示す構成図である。
図1に示すように、設備100は、電炉(電気炉)1と、この電炉1の電炉ダストと還元材を導入して加熱処理するロータリーキルン(還元炉)2と、このロータリーキルン2の出口2fに連絡されて燃焼を完結させる二次燃焼塔3と、この二次燃焼塔3からの排ガスを導入して熱交換を行うボイラ(熱回収装置)4と、このボイラ4からの排ガスを冷却するガス冷却塔5と、このガス冷却塔5からの排ガスを導入し固気分離するサイクロン6と、このサイクロン6からの排ガス中のダストを捕集する前段バグフィルタ7aと、前段バグフィルタ7aからの排ガスに排ガス処理剤としての消石灰、活性炭を供給する排ガス処理剤供給装置10と、この排ガス処理剤の供給位置より下流に連絡されて前段バグフィルタ7aからの排ガス中のダストを捕集する後段バグフィルタ7bとを備えている。
また、設備100は、ロータリーキルン2の出口2fから排出される排出物から鉄を選別する磁選機8と、この磁選機8で鉄が除去された排出物から銅を選別する銅選別機9とを備えている。
電炉1は、例えば1300〜1500°Cの炉内温度で鉄スクラップを原料として溶融し鋼を製造するものであり、この電炉1からは飛灰として電炉ダストが発生する。この電炉ダストの代表的な性状を表1に示す。
Figure 0005079222
表1に示すように、電炉ダストは、鉄分全体(T−Fe)の含有率が22%程度、金属鉄(M−Fe)の含有率が0.8%程度、酸化鉄の含有率が30%程度、亜鉛の含有率が30%程度であり、多くの亜鉛含有酸化鉄を含有している。従って、電炉ダストは、このままの性状では廃棄物扱いで非鉄精錬所に引き取られることになる。
ロータリーキルン2は、円筒形状の回転胴部2aを有して横置きされ、入口側となる前部(図示左側)から出口側となる後部(図示右側)に向かって下方に所定に傾斜するようにして配設されている。なお、ロータリーキルン2としては、水平置きされるものもある。このロータリーキルン2は、その胴部2aの前端部が固定部としての前支持部2bにより閉じられていると共に回転自在に支持され、その胴部2aの後端部が固定部としての二次燃焼塔3に挿入されて回転自在に支持されている。
前支持部2bには、電炉1からの電炉ダストを炉内に導入する導入ダクト2cが貫設されると共に、例えば灯油等の燃料を、炉内に導入される燃焼用空気を用いて燃焼する燃料燃焼装置2dが貫設されている。また、導入ダクト2cには、還元材供給装置2eが設けられている。この還元材供給装置2eは、ロータリーキルン2の運転を停止すること無く炉内に還元材を吹き込み所定位置に供給するものである。
この還元材供給装置2eにより供給される還元材は、ここでは、ASR(自動車由来のシュレッダーダスト)であり、自動車リサイクル法から処理が義務づけられているものである。このASRは、未選または選別されたASRであり、代表的な性状を表2に示す。
Figure 0005079222
表2に示すように、ASRは、水素、炭化水素等の揮発分の含有率が50%程度と多く、固定炭素の含有率が4%程度と少ない。また、このASRには、比較的多くの銅が含まれている。
そして、電炉ダスト、ASRが供給されるロータリーキルン2は、炉内を還元雰囲気とすべく出口2fの排ガス中O濃度が5%−dry以下となると共に、銅の溶融を防止すべく炉の還元温度が800〜1080°Cとなるように運転が制御される。
このようなロータリーキルン2にあっては、胴部2aが所定の速度で回転し、導入ダクト2cを介して炉内に供給された電炉ダストは入口側から出口2fへ搬送され、この際に、燃料燃焼装置2dで生じる高温の燃焼ガス及び火炎が、搬送される電炉ダストに接触し電炉ダストを加熱する。また、還元材供給装置2eを介して炉内に供給されたASRは加熱され還元に必要な熱量を発生し還元材として効果的に機能する。
このASRの還元作用により、電炉ダスト中の亜鉛含有酸化鉄から亜鉛が還元されて分離すると共に酸化鉄が還元されて金属鉄が得られる。この時、炉の還元温度が800〜1080°Cとされているため、融点が1083°Cの銅が溶融し鉄に付着するということが防止される。そして、鉄、銅を含む排出物は、出口2fから流下して排出される。一方、亜鉛含有酸化鉄から分離した亜鉛は揮発し微粒径のダストとして飛散し排ガスに随伴されて二次燃焼塔3のキルン出口2より上方の二次燃焼室3aに向かう。
ここで、電炉ダスト(亜鉛含有酸化鉄)とASRの配合比は、1:1〜1:10とするのが好ましく、1:4とするのが特に好ましい。
キルン出口2fから排出された排出物は、磁選機8で鉄が選別され、当該鉄は、電炉1の原料として供される。この鉄は、前述したように、銅の溶融が無いため、品位低下が防止された原料として有効利用される。そして、この電炉ダスト1で生じる電炉ダストは、前述したように、ロータリーキルン2に供給され、これが繰り返される。
また、キルン出口2fから排出され磁選機8で鉄が除去された排出物は、銅選別機9で銅が選別され、当該銅は、銅精錬所の原料として供されて有効利用される。
一方、二次燃焼室3aでは排ガス中の未燃分が完全燃焼し、揮発した亜鉛は酸化亜鉛等となって亜鉛が濃縮された高亜鉛濃度のダストとして後段に向かう。
このダストは排ガスと共にボイラ4を通り、この時、ボイラ4で熱回収が行われて熱源として有効利用が図られる。ボイラ4を通過した排ガスは、ガス冷却塔5で所定温度まで冷却されてからサイクロン6に至り、当該サイクロン6で固気分離が成されて所定の重さのダスト(固形物)が排ガスから分離されて捕集される。このサイクロン6で捕集されるダストは、高亜鉛濃度のダストである。
一方、サイクロン6を通過した排ガスは、前段バグフィルタ7aを通り、この時、サイクロン6で捕集されなかったダストが前段バグフィルタ7aで捕集される。この前段バグフィルタ7aで捕集されるダストも、前述した高亜鉛濃度のダストである。
この前段バグフィルタ7aを通過した排ガスに対しては、排ガス処理剤供給装置10から消石灰、活性炭が供給され、排ガス中の塩素分、硫黄分等の有害物質が消石灰と結合すると共に、排ガス中のダイオキシン等の有害物質が活性炭に吸着され、この有害物質と結合した消石灰及びダイオキシン等の有害物質を吸着した活性炭を含む排ガスは、後段バグフィルタ7bを通り、この時、消石灰物及び活性炭を含むダストが後段バグフィルタ7bで捕集される。この後段バグフィルタ7bで捕集されたダストは、埋め立て処理等に供され、後段バグフィルタ7bを通過し、脱塩、脱硫、脱ダイオキシンが成され清浄化されたガスは、後段の煙突11を介し大気に放出される。
一方、サイクロン6及び前段バグフィルタ7aで捕集され回収された高亜鉛濃度のダストは、亜鉛濃度が50〜80%であるため、亜鉛精錬所の粗亜鉛鉱の原料として極めて有効に利用される。因みに、電炉1からの電炉ダストにあっては亜鉛濃度は30%程度である。
このように、本実施形態にあっては、炉内に供給する亜鉛含有酸化鉄に対して、還元材として効果的であると共に還元に必要な熱量を発生する廃棄物であるASRを炉内に供給し、加熱処理することで亜鉛含有酸化鉄から亜鉛を還元して分離すると共に酸化鉄を還元して金属鉄を得るようにし、この時、炉の還元温度を800〜1080°Cとすることで、融点が1083°Cの銅が溶融し鉄に付着するということを防止して鉄の品位低下を防止することが可能となっていると共に、亜鉛含有酸化鉄から分離した亜鉛を揮発させて微粒径のダストとして飛散させ、酸化亜鉛として亜鉛が濃縮した高亜鉛濃度のダストとして回収することが可能となっている。
ここで、表1に示す性状の電炉ダスト、表2に示す性状のASRを用い、本発明者らが図1に示す設備で行った実験結果を表3に示す。表3は、ロータリーキルン2からの排出物の性状を示すものである。
Figure 0005079222
表3に示すように、排出物は、鉄分全体(T−Fe)の含有率が65%程度、金属鉄(M−Fe)の含有率が60%程度、酸化鉄の含有率が7%程度、亜鉛の含有率が2%程度であり、金属鉄の含有率が大幅に高められていると共に、亜鉛の含有率が大幅に低減されていることが確認された。
なお、亜鉛含有酸化鉄を処理したロータリーキルン2を、例えば1200〜1300°C程度の酸化溶融炉として用い、排出物から鉄及び銅を除去した残渣を溶融するようにしても良く、このようにすると、酸化溶融炉であるロータリーキルン2からのスラグが、例えば道路用路盤材やコンクリート用骨材として有効利用される。
ここで、排出物から鉄及び銅を除去した残渣には、カーボン、シリカ、アルミナ、カルシア等が多く含まれている。従って、排出物から鉄及び銅を除去した残渣を、電炉1に供給するようにしても良く、このようにすると、カーボンがコークス代替品(加炭材)とされて機能すると共にシリカ、アルミナ、カルシア等は溶融され、電炉1からのスラグが例えば道路用路盤材やコンクリート用骨材として有効利用される。
また、ロータリーキルン2より排出された排出物を篩選別し、篩上の排出物のみから、磁選機8で鉄を、銅選別機9で銅を各々選別し、鉄を電炉1の原料として供し、銅を銅精錬所の原料として供するようにしても良く、このようにすると、選別された鉄及び銅が各々有効利用されると共に、鉄及び銅の取扱性(ハンドリング)が向上される。
また、亜鉛含有酸化鉄を処理したロータリーキルン2を、例えば1200〜1300°C程度の酸化溶融炉として用い、排出物から鉄及び銅を除去した篩上の排出物を溶融するようにしても良く、このようにすると、酸化溶融炉であるロータリーキルン2からのスラグが、例えば道路用路盤材やコンクリート用骨材として有効利用されると共に、酸化溶融炉であるロータリーキルン2に供給する排出物の取扱性が向上される。
さらにまた、排出物から鉄及び銅を除去した篩上の排出物を、電炉1に供給するようにしても良く、このようにすると、カーボンがコークス代替品(加炭材)とされて機能すると共にシリカ、アルミナ、カルシア等は溶融され、電炉1からのスラグが例えば道路用路盤材やコンクリート用骨材として有効利用され、且つ、電炉1に供給する排出物の取扱性が向上される。
ところで、ASRは前述したように固定炭素が少なく揮発分が多いことから、固定炭素の固まりであるコークスとは相違する還元材の特性を有している。図2は、還元材であるASRの還元機能の経時変化をASRを追加供給した場合と共に示し且つコークスと比較して示す線図である。
図2において、横軸は時間を表し、縦軸は金属化率(M−Fe/T−Fe)を表している。図中の実線は、950°Cの還元温度で電炉ダストとASRの配合比を1:4とした時の金属化率の経時変化を示し、図中の点線は、950°Cの還元温度で電炉ダストとASRの配合比を1:4とし、途中でASRを追加供給して電炉ダストとASRの配合比を1:10とした時の金属化率の経時変化を示している。なお、図中の一点鎖線は、コークスによるものを示している。
図2に実線で示すように、ASRは、固定炭素が少なく揮発分が多いため、還元機能が働き始めるのは早いが、1〜3時間しか持続しないという特性がある。従って、ロータリーキルン2での亜鉛含有酸化鉄の滞留時間は、1〜3時間とするのが好ましい。
また、図3は、排出物の亜鉛除去率の経時変化を示す線図である。図3において、横軸は時間を表し、縦軸は排出物の亜鉛除去率を表している。図中の実線は、950°Cの還元温度で電炉ダストとASRの配合比を1:4とした時の排出物の亜鉛除去率の経時変化を示している。図3に示すように、亜鉛除去率からも、ロータリーキルン2での亜鉛含有酸化鉄の滞留時間は、1〜3時間とするのが好ましい。
このようにASRは、還元材としての機能が短いため、還元材としての機能を経時的に維持するには、ロータリーキルン2にASRを追加供給するのが好ましい。このようにASRを追加供給すると、図2に点線で示すように、還元機能が大幅に延びることが確認されている。このようにASRを追加供給する場合にあっては、ロータリーキルン2内のASRの機能が無くなっている箇所に上記還元材供給装置2eを用いてASRを吹き込むのが好ましい。
また、ロータリーキルン2に、予めコークスを供給するようにしておくと、固定炭素の固まりであるコークスは、図2に示すようにASRと比較すると、還元機能が働き始めるのは遅いが長期間持続するという特性があるため、ASRが経時的に機能しなくなった後にあっても、コークスが還元材として長期間機能することになる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、亜鉛含有酸化鉄が多く含まれる電炉ダストを被処理物とし、鉄及び亜鉛の回収率を高め回収した鉄及び亜鉛の効率的な有効利用を図るようにしているが、例えば、電炉付帯設備である廃水処理設備で発生するスラッジや、圧延設備で発生する圧延スケール等であっても良く、要は、亜鉛含有酸化鉄を含むものであれば良い。
また、上記実施形態においては、自動車リサイクル法から処理が義務づけられていると共に銅が多く含まれているASRを還元材とし、自動車リサイクル法を満足すると共に特に金属鉄に対する銅の溶融付着を防止する本発明の作用・効果を一層発揮させるようにしているが、還元材として効果的であると共に還元に必要な熱量を発生する廃棄物であるASR、家電シュレッダーダスト、廃プラスチック、廃棄物から得られるRDF(Refuse Derived Fuel)、RPF(Refuse Paper and Plastic Fuel)のうちの少なくとも一つを還元材としても良い。
また、上記実施形態においては、炉内に好適な還元雰囲気を形成する炉としてロータリーキルン2を用いているが、還元炉として機能する炉であれば、例えば、シャフト炉や、高温ガス化炉等であっても良い。
また、上記実施形態においては、還元炉(ロータリーキルン)2の後段にサイクロン6及び二段バグフィルタ7a,7bを設置し、サイクロン6及び前段バグフィルタ7aで、塩素分、硫黄分、排ガス処理剤を含まない高亜鉛濃度のダストを捕集し回収して亜鉛精錬所に供するようにしているが、還元炉2の後段にサイクロン6及び一段バグフィルタ7aを設置すると共に、サイクロン6とバグフィルタ7aとの間の排ガスラインに排ガス処理剤を供給するようにし、サイクロン6のみで、塩素分、硫黄分、排ガス処理剤を含まない高亜鉛濃度のダストを捕集し回収して亜鉛精錬所に供するようにしても良く、また、還元炉2の後段に二段バグフィルタ7a,7bのみを設置すると共に、バグフィルタ7a,7b間の排ガスラインに排ガス処理剤を供給するようにし、前段バグフィルタ7aのみで、塩素分、硫黄分、排ガス処理剤を含まない高亜鉛濃度のダストを捕集し回収して亜鉛精錬所に供するようにしても良く、要は、最下流のバグフィルタより上流で捕集したダストを亜鉛精錬所の原料として供することができ、亜鉛の有効利用が図られる。
本発明の実施形態に係る亜鉛含有酸化鉄の処理装置を備えた設備を示す構成図である。 還元材であるASRの還元機能の経時変化をASRを追加供給した場合と共に示し且つコークスと比較して示す線図である。 排出物の亜鉛除去率の経時変化を示す線図である。
符号の説明
1…電炉、2…ロータリーキルン(還元炉;亜鉛含有酸化鉄の処理装置)、2e…還元材供給装置、2f…キルン出口、4…ボイラ(熱回収装置)、6…サイクロン、7a,7b…バグフィルタ、8…磁選機、9…銅選別機、100…設備。

Claims (13)

  1. 還元炉で、鉄を溶融する電炉で生じた電炉ダスト及び還元材を加熱処理することで、前記電炉ダストに含まれる亜鉛含有酸化鉄から亜鉛を分離すると共に酸化鉄を還元し金属鉄を得る亜鉛含有酸化鉄の処理方法であって、
    前記還元材として、ASRを供給し、
    前記還元炉の還元温度を800〜1080°Cとし、
    前記還元炉より排出された排出物から、前記金属鉄及び銅を各々選別することを特徴とする亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  2. 前記還元炉が、ロータリーキルンであることを特徴とする請求項1記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  3. 前記ロータリーキルンに、前記還元材を吹き込み供給することを特徴とする請求項記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  4. 前記還元炉に、前記還元材を追加供給することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  5. 前記還元炉に、予めコークスを供給することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  6. 前記還元炉での前記電炉ダストの滞留時間を、1〜3時間としたことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  7. 前記還元炉の還元雰囲気として、前記還元炉の出口の排ガス中O濃度を5%−dry以下としたことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  8. 前記電炉ダストと前記還元材の配合比を、1:1〜1:10としたことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  9. 前記還元炉の後段に熱回収装置を設置し、当該熱回収装置で前記還元炉からの排ガスの熱回収を行うことを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  10. 前記還元炉の後段にバグフィルタを二段設置し、これらのバグフィルタで排ガス中のダストを順次捕集することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  11. 前記還元炉の後段にサイクロン及びバグフィルタを設置し、これらのサイクロン及びバグフィルタで排ガス中のダストを順次捕集することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  12. 前記還元炉の後段にサイクロンを設置すると共にバグフィルタを二段設置し、これらのサイクロン及びバグフィルタで排ガス中のダストを順次捕集することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
  13. 最下流のバグフィルタより上流で捕集したダストを亜鉛精錬所の原料として供することを特徴とする請求項1012の何れか一項に記載の亜鉛含有酸化鉄の処理方法。
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