JPH0770662A - 亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置 - Google Patents

亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置

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JPH0770662A
JPH0770662A JP24073193A JP24073193A JPH0770662A JP H0770662 A JPH0770662 A JP H0770662A JP 24073193 A JP24073193 A JP 24073193A JP 24073193 A JP24073193 A JP 24073193A JP H0770662 A JPH0770662 A JP H0770662A
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JP
Japan
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zinc
pulverized coal
dust
lead
kiln
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JP24073193A
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Hiroshi Koide
浩 小出
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 亜鉛含有ダスト中の亜鉛を経済的かつ高効率
で除去する。 【構成】 亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置であって、
回転炉22と、該回転炉22に設けた微粉炭バーナー1
9に亜鉛含有ダストBと微粉炭混合物を気送する手段
と、微粉炭バーナー19に連結した燃料ガスC供給管お
よび燃焼空気供給管と、回転炉22の排出側に接続した
窯尻チャンバ24からの排ガス中の亜鉛および鉛ヒュー
ムを酸化亜鉛および酸化鉛として回収する手段32と、
窯尻チャンバ24から還元品D、Eを回収する手段とか
らなる。 【効果】 極めて経済的に亜鉛含有ダスト中の亜鉛、鉛
を除去し、鉄分を還元処理できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄鋼精錬、例えば、
高炉、転炉、電気炉等から発生する亜鉛含有ダストを鉄
鋼原料として再利用するため、亜鉛含有ダスト中の亜鉛
の除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のとおり製鉄所においては、高炉、
転炉、電気炉等から鉄分含有量の高いダストが発生する
が、鉄源として再利用するためには、ダスト中に濃縮さ
れたZn、Pb、K、Na等の鉄鋼精錬に有害な成分を
除去する必要がある。これらの有害成分の中では、最近
の亜鉛めっき鋼板の自動車、電気用品、土木等への幅広
い需要増加に伴い、製鋼プロセスにおいても亜鉛を含む
スクラップの消費量が飛躍的に増大しているため、特に
亜鉛の量が圧倒的に多い。また、脱亜鉛する際には、鉛
等も同時に除去されるため、脱亜鉛に関する技術が種々
提案されている。
【0003】例えば、ダスト中の亜鉛を除去する方法と
しては、亜鉛含有ダストを酸で処理し、含有する亜鉛分
を溶解除去する方法(特開昭49−31527号公
報)、含金属粉状体を乾式分級装置で分級処理する第1
工程と、該第1工程から得られたアンダーフロー分を原
料化処理を行う第2工程とからなる方法(特開昭51−
120904号公報)、含金属粉状体をスラリー濃度5
0%以下で湿式分級し、該湿式分級のオーバーフローを
そのまま還元処理、溶出処理、酸化焙焼後塩化揮発処理
のいずれかの処理を行うかまたは浮遊処理を介して行
い、一方前記湿式分級のアンダーフローをそのまま原料
化処理するかまたは溶出処理を介して原料化処理する方
法(特開昭52−66805号公報)、含金属粉ダスト
から造粒された生ペレットをロータリーキルンで連続的
に還元処理する方法において、ロータリーキルンの排ガ
スを250℃以下に温度調整し、排ガス中のガス化亜
鉛、ガス化鉛を酸化亜鉛、酸化鉛となしたのち、バグフ
ィルターでダストと共に捕集する方法(特公昭58−1
179号公報)等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭49−31
527号公報に開示の方法は、亜鉛含有ダストを酸で処
理し、含有する亜鉛分を溶解除去するため、亜鉛含有ダ
スト中の亜鉛含有率を20%以上に高めなければ、処理
コストが高くなり経済的に成り立たない。また、特開昭
51−120904号公報に開示の方法は、集塵設備の
完全なリプレースが必要であり、多大な設備投資を要す
るばがりでなく、湿式集塵に対してコスト的なデメリッ
トも生じるという問題を有している。さらに、特開昭5
2−66805号公報に開示の方法は、設備規模は比較
的小型となり、処理時間も短くなるが、脱亜鉛率が低
く、比較的粒子の粗い高炉ダスト等で70%程度、粒子
の細い製鋼ダスト等では50%以下の脱亜鉛率であり、
製鉄所で発生する亜鉛含有ダストを十分に再利用するこ
とができない。さらにまた、特公昭58−1179号公
報等に開示の還元ペレット法の場合は、脱亜鉛率容易に
90%以上を達成できるが、ロータリーキルンの内容積
はダスト1Ton/Hr当たり20〜30m3となり、
設備規模が大型化すると共に、処理に比較的長時間を要
し、設備費および運転費が高く経済的に満足できるもの
ではない。その理由は、亜鉛が還元・揮発する1000
℃以上の温度に達するまでに比較的長時間を要するため
である。例えば、還元ペレット法の場合は、ロータリー
キルン全長のうち、亜鉛が還元・揮発する部分は排鉱端
側の全長の1/5程度の領域のみであり、大部分は昇温
域となっているためである。
【0005】この発明の目的は、亜鉛含有ダストを鉄源
として再利用するために、経済的かつ高効率で亜鉛を除
去できる亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく種々試験研究を重ねた結果、高い脱亜鉛率
を得るためには、還元ペレット法のように亜鉛を還元・
揮発除去する乾式法が有利であること、亜鉛含有ダスト
を速やかに亜鉛が還元・揮発する1000℃以上の温度
に昇温するには、亜鉛含有ダストと微粉炭を混合し、微
粉炭バーナーで燃焼させることにより瞬時に1000℃
以上に昇温でき、炉体の小型化ばかりでなく、還元ペレ
ット法のように亜鉛含有ダストをペレット化する必要が
なく、ペレタイジング設備が不要で設備費、運転費が大
幅に削減できることを究明し、この発明に到達した。
【0007】すなわちこの発明は、亜鉛含有ダスト中の
亜鉛除去装置であって、回転炉と、該回転炉に設けた微
粉炭バーナーと、該微粉炭バーナーに亜鉛含有ダストと
微粉炭混合物を気送する手段と、微粉炭バーナーに連結
した燃料ガス供給管および燃焼空気供給管と、回転炉の
排出側に接続した窯尻チャンバからの排ガス中の亜鉛お
よび鉛ヒュームを酸化亜鉛および酸化鉛として回収する
手段と、窯尻チャンバから還元品を回収する手段とから
なることを特徴とする亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置
である。
【0008】
【作用】この発明の亜鉛除去装置は、回転炉と、該回転
炉に設けた微粉炭バーナーと、該微粉炭バーナーに亜鉛
含有ダストと微粉炭混合物を気送する手段と、微粉炭バ
ーナーに連結した燃料ガス供給管および燃焼空気供給管
と、回転炉の排出側に接続した窯尻チャンバからの排ガ
ス中の亜鉛および鉛ヒュームを酸化亜鉛および酸化鉛と
して回収する手段と、窯尻チャンバから還元品を回収す
る手段とからなり、亜鉛含有ダストと微粉炭混合物を回
転炉の微粉炭バーナーで燃焼させることによって、瞬時
に1000℃以上に昇温することができ、亜鉛含有ダス
ト中の亜鉛、鉛を還元・揮発させたのち、酸化亜鉛およ
び酸化鉛として回収することができると共に、還元品を
回収することができる。
【0009】この発明における微粉炭の亜鉛含有ダスト
に対する配合比は、下式によって求められる鉄と亜鉛の
還元に必要な炭素当量の2.0〜2.5倍である。 FeO+C→Fe+CO Fe2O3+3C→2Fe+3CO ZnO+C→Zn+CO また、微粉炭バーナーに燃料ガス供給管を接続したの
は、火炎を安定させるためで、燃料ガスとしてはLP
G、コークス炉ガス等を用いて混焼させる。燃料ガスの
燃焼量は、熱量比で微粉炭の0.5〜1.5倍程度であ
る。微粉炭バーナーの燃焼用空気量は、上式で還元に消
費される炭素を除いた理論空気量の1.0〜1.2倍程
度である。このようにして亜鉛含有ダストを還元炎中で
一気に昇温させれることによって、短時間で還元が行わ
れると共に、ダスト中の亜鉛、鉛が揮発する。火炎中で
未還元のダストは、回転炉内に落下し、未燃微粉炭およ
び炉内雰囲気中のCOガスにより還元される。
【0010】回転炉内で還元ダストは、半溶融状態とな
ってダスト同志が溶着、塊状化して回転炉から排出さ
れ、還元品回収手段により回収される。一方、揮発した
亜鉛、鉛のヒュームは、回転炉の排出側に接続した亜鉛
および鉛ヒュームを酸化亜鉛および酸化鉛として回収す
る手段により回収される。排ガス中の亜鉛および鉛ヒュ
ームを酸化亜鉛および酸化鉛として回収する手段として
は、サイクロン、バクフィルターを組合せ、サイクロン
で排ガス中の鉄分、炭素分を除去したのち、250℃以
下に降温してバクフィルターに供給することによって、
高濃度で酸化亜鉛を回収することができる。
【0011】
【実施例】
実施例1 以下にこの発明の詳細を実施の一例を示す図1に基づい
て説明する。図1はこの発明の亜鉛含有ダスト中の亜鉛
除去装置の系統図である。図1において、1は石炭Aの
石炭貯槽、2は石炭貯槽1から石炭Aを切出すチエンコ
ンベア、3はチエンコンベア2で切出された石炭Aを微
粉砕するローラーミル、ボールミル等の粉砕機で、粉砕
機3で微粉砕された微粉炭は、熱風により乾燥されバグ
フィルター4の出側に設けた吸引ファン5により吸引さ
れ、バグフィルター4で捕集分離され、ロータリーバル
ブ6を介して微粉炭貯槽7に貯蔵される。8は亜鉛含有
ダストBのダスト貯槽、9は微粉炭貯槽7の下部に設け
た微粉炭払出しのためのテーブルフィーダ、10はダス
ト貯槽8の下部に設けた亜鉛含有ダストB払出しのため
のテーブルフィーダで、所定量の微粉炭と亜鉛含有ダス
トBが払出され、スクリューコンベア11、12を介し
て混合機13に装入混合され、混合粉貯槽14に貯蔵さ
れる。微粉炭の亜鉛含有ダストBに対する混合比は、前
記したとおり、鉄と亜鉛の還元に必要な炭素当量の2.
0〜2.5倍である。
【0012】15は混合粉貯槽14の下部に設けた混合
粉払出しのためのテーブルフィーダ、16は混合粉を搬
送するための搬送ファンで、テーブルフィーダ15で払
出された混合粉をエゼクター17、混合粉搬送ダクト1
8を介して微粉炭バーナー19に気流搬送する。微粉炭
バーナー19には、燃料ガスCの供給管と燃焼用空気フ
ァン20からの空気供給管が接続され、燃料ガスCと微
粉炭とを混焼し、火炎を安定させている。21は補助ガ
スバーナーである。22は回転炉で、微粉炭バーナー1
9から吹き込まれた混合粉は、還元炎中で一気に昇温
し、混合粉中のFeO、Fe23、ZnOが短時間に微
粉炭と反応して還元され、火炎中で未還元のダストは、
回転炉22内に落下し、未燃炭および炉内雰囲気中のC
Oガスと反応して還元される。還元反応により発生した
余剰のCOガスは、回転炉22に備えられた空気ファン
23により空気を吹込んで燃焼させ、回転炉22内の温
度を調整する。回転炉22内の温度は、1100〜12
00℃で、還元されたZnやPbは直ちに揮発して亜鉛
ヒュームや鉛ヒュームとして排ガスと共に排出される。
【0013】一方、混合粉中の還元されたダストは、半
溶融状態となってダスト同志が溶着、塊状化して回転炉
22の排出側に接続した窯尻チャンバ24に排出され、
グリズリー25によって粗粒還元品Dおよび細粒還元品
Eに分級される。細粒還元品Eは、バケットコンベア2
6によって水冷式クーラー27で冷却されたのち、粗粒
還元品Dと共に鉄源として再利用される。回転炉22の
内容積は、ダスト1Ton/Hr当たり約5m3であ
り、従来の還元ペレット法の1/5程度である。窯尻チ
ャンバ24から排出される排ガス中には、亜鉛ヒューム
や鉛ヒュームが含有されているので、吸引ファン28に
より吸引されて冷却用空気取入れ弁29からの空気と共
に約500℃でサイクロン30に導き鉄分、炭素分を除
去したのち、冷却用空気取入れ弁31からの空気と共に
250℃以下でバグフィルター32に導入し、酸化亜
鉛、酸化鉛として捕集する。この場合亜鉛ヒュームは、
大部分サイクロン30を通過しバグフィルター32で酸
化亜鉛として捕集されるので、サイクロン30下部のロ
ータリーバルブ33から排出されるサイクロンダストF
は、比較的亜鉛が少なく鉄分、炭素分からなるのでダス
ト貯槽8にリサイクルする。バグフィルター32下部の
ロータリーバルブ34から排出されるバグフィルターダ
ストGは、高濃度で亜鉛を含有しているため、亜鉛精錬
原料とする。バグフィルター32の排ガスの一部は、熱
風ファン35によりローラーミル3に送られ、微粉炭乾
燥用ガスとして使用され、残部は煙突36から大気中に
放出されるよう構成されている。
【0014】上記のとおり構成したことによって、亜鉛
含有ダストBは、微粉炭と所定割合で混合されて微粉炭
バーナー19に供給され、燃料ガスCと微粉炭とが混焼
して還元炎中で一気に1000℃以上に昇温し、混合粉
中のFeO、Fe23、ZnOが短時間に微粉炭と反応
して還元される。したがって、回転炉22には、昇温域
が不要となり、炉体を従来の1/5程度に小型化でき
る。還元炎中で未還元の混合粉中のFeO、Fe23
ZnOは、回転炉22内に落下し、未燃焼微粉炭および
炉内雰囲気中のCOガスと反応して還元される。還元反
応により発生した余剰のCOガスは、回転炉22に備え
られた空気ファン23から吹込まれる空気によって燃焼
し、回転炉22内の温度を1100〜1200℃に保持
することによって、還元されたZnやPbは、直ちに揮
発して亜鉛ヒュームや鉛ヒュームとして排ガスと共に窯
尻チャンバ24に排出される。一方、混合粉中のZnや
Pbが揮発した還元されたFe等のダストは、ZnやP
bが低濃度となって回転炉22で半溶融状態となってF
e等のダスト同志が溶着、塊状化して回転炉22の排出
側に接続した窯尻チャンバ24に排出され、グリズリー
25によって粗粒還元品Dおよび細粒還元品Eに分級さ
れる。細粒還元品Eは、バケットコンベア26によって
水冷式クーラー27で冷却されたのち、粗粒還元品Dと
共に鉄源として製鉄所内で再利用される。
【0015】窯尻チャンバ24に排出された亜鉛ヒュー
ムや鉛ヒュームを含む排ガスは、吸引ファン28により
吸引されて冷却用空気取入れ弁29からの空気と共にサ
イクロン30に導かれ、次いで冷却用空気取入れ弁31
からの空気と共にバグフィルター32に導入され、酸化
亜鉛、酸化鉛として捕集される。この場合亜鉛ヒューム
は、大部分サイクロン30を通過しバグフィルター32
で酸化亜鉛として捕集されるので、サイクロン30下部
のロータリー弁33から排出されるサイクロンダストF
は、比較的亜鉛が少なくダスト貯槽8にリサイクルす
る。バグフィルター32下部のロータリー弁34から排
出されるバグフィルターダストGは、高濃度で亜鉛を含
有しているため、亜鉛精錬原料とすることができる。
【0016】実施例2 実施例1の亜鉛含有ダストの脱亜鉛装置を使用し、製鉄
所で発生する亜鉛含有ダストBを処理した場合のマテリ
アルバランスおよび還元品の粒度分布を測定した。その
結果を表1および表2に示す。なお、表1中のAは石
炭、Bは亜鉛含有ダスト、D、Eは粗粒還元品および細
粒還元品、Fはサイクロンダスト、Gはバグフィルター
ダストを示す。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】表1に示すとおり、還元品D、Eは、亜鉛
の含有率が0.05%以下と脱亜鉛率は約95%であ
り、鉄は約87%が金属鉄まで還元されており、高品位
の鉄源として製鉄所内で再利用可能である。しかも、バ
グフィルターダストGは、亜鉛含有率が30%を超えて
おり、亜鉛精錬原料として有用であった。
【0020】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明によれば、
亜鉛含有ダストをペレット化することなく、しかも還元
炉における昇温域を要することなく、亜鉛含有ダスト中
の亜鉛、鉛を除去して還元処理できるから、極めて経済
的に処理でき、環境問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置の
系統図である。
【符号の説明】
1 石炭貯槽 2 チエンコンベア 3 粉砕機 4 バグフィルター 5、28 吸引ファン 6、33、34 ロータリーバルブ 7 微粉炭貯槽 8 ダスト貯槽 9、10、15 テーブルフィーダ 11、12 スクリューコンベア 13 混合機 14 混合粉貯槽 16 搬送ファン 17 エゼクター 18 混合粉搬送ダクト 19 微粉炭バーナー 20 燃焼用空気ファン 21 補助ガスバーナー 22 回転炉 23 空気ファン 24 窯尻チャンバ 25 グリズリー 26 バケットコンベア 27 水冷式クーラー 29、31 冷却用空気取入れ弁 30 サイクロン 32 バグフィルター 35 熱風ファン 36 煙突 A 石炭 B 亜鉛含有ダスト C 燃料ガス D 粗粒還元品 E 細粒還元品 F サイクロンダスト G バグフィルターダスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置であっ
    て、回転炉と、該回転炉に設けた微粉炭バーナーと、該
    微粉炭バーナーに亜鉛含有ダストと微粉炭混合物を気送
    する手段と、微粉炭バーナーに連結した燃料ガス供給管
    および燃焼空気供給管と、回転炉の排出側に接続した窯
    尻チャンバからの排ガス中の亜鉛および鉛ヒュームを酸
    化亜鉛および酸化鉛として回収する手段と、窯尻チャン
    バから還元品を回収する手段とからなることを特徴とす
    る亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置。
JP24073193A 1993-08-31 1993-08-31 亜鉛含有ダスト中の亜鉛除去装置 Pending JPH0770662A (ja)

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