JP5078544B2 - 投影表示装置及び投影表示方法 - Google Patents

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Description

この発明は、映像を表示面に投影することにより表示する投影表示装置に関する。
タッチセンサーを内蔵するテーブルの上に、上方から映像を投影し、利用者がテーブルの上に投影された映像を指で触ることにより、利用者がコンピュータと対話するシステムがある。
利用者が複数いる場合は、映像に触った利用者を識別することにより、各利用者が同時にコンピュータと対話するとともに、複数の利用者が協調して1つの作業を行うこともできる。
特開2003−22158号公報 ポール・ディーツ、ダレン・リー「接触認識技術"ダイヤモンドタッチ"」三菱電機技報Vol.76,No.8、25〜28ページ、2002年8月。
このようなシステムにおいて、利用者が映像に触ろうとして、テーブルの上に腕を伸ばすと、腕の影になってテーブルに映像が投影されない部分ができる場合がある。
利用者が一人であれば、腕を動かすことにより見たい部分の映像を投影させることができるが、利用者が複数の場合、他の利用者の腕の影になった部分を見たい場合もある。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、腕などの遮蔽物によって映像が投影されない部分が生じるのを防ぐことを目的とする。
この発明にかかる投影表示装置は、
表示台装置と、複数の投影装置と、遮蔽物検出装置と、投影選択装置とを有し、
上記表示台装置は、映像を投影される表示面を有し、
上記複数の投影装置は、それぞれ、上記表示台装置の表示面の少なくとも一部に対して映像を投影し、
上記遮蔽物検出装置は、上記表示台装置の表示面に投影される映像に影を落とす可能性のある遮蔽物の位置を検出し、
上記投影選択装置は、上記遮蔽物検出装置が検出した遮蔽物の位置に基づいて、上記複数の投影装置のうちから、上記表示台装置の表示面に対して映像を投影する投影装置を選択することを特徴とする。
この発明にかかる投影表示装置によれば、遮蔽物検出装置が検出した遮蔽物の位置に基づいて、投影選択装置が複数の投影装置のうちから投影装置を選択し、選択された投影装置が表示台装置の表示面に対して映像を投影するので、遮蔽物の影になって表示面に映像が表示されない部分ができるのを防ぐことができるという効果を奏する。
実施の形態1.
実施の形態1を、図1〜図8を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における投影表示装置100の全体構成の一例を示すシステム構成図である。
図2は、この実施の形態における投影表示装置100の外観の一例を示す平面図である。
投影表示装置100(情報入出力装置、卓上ディスプレイ付きマルチユーザタッチスクリーンシステム)は、中央投影装置111、4つの補完投影装置112〜115、表示台装置120、4つの座席132〜135、表示制御装置140を有する。
表示台装置120(マルチユーザ用タッチテーブル)は、略水平なテーブル面を有するテーブル型をしている。表示台装置120は、表示面121、接触検出装置211を有する。
表示面121は、表示台装置120の略水平なテーブル面の上面にあり、略正方形である。表示面121は、映像を投影されるスクリーンである。
接触検出装置211は、表示台装置120のテーブル面の内側、表示面121の下にあり、利用者702〜705が表示面121に触れたことを検出するタッチセンサーである。
中央投影装置111、補完投影装置112〜115は、表示台装置120の上方に離れた位置にあり、表示面121に対して映像を投影する。
中央投影装置111は、表示面121の中心の略鉛直上に位置する。
この例において、補完投影装置112〜115(補完用投影機)は、表示面121の四辺それぞれの中央の略鉛直上に位置する。しかし、補完投影装置112〜115の位置は、表示面121の中央の略鉛直上に限らず、他の位置にあってもよい。例えば、補完投影装置112〜115は、表示面121の辺上の(中央以外の点の)略鉛直上にあってもよいし、表示面121の四隅の略鉛直上にあってもよい。あるいは、補完投影装置112〜115は、表示面121の四辺の略鉛直上よりも、表示面121の中心寄り(すなわち表示面121内の点の略鉛直上)に位置してもよいし、表示面121の外側の略鉛直上に位置してもよい。その場合、補完投影装置112〜115は、表示面121の四辺のうち、表示面121を含む平面に対して補完投影装置112〜115それぞれから降ろした垂線の足と表示面121の中心とを結ぶ直線が交わる辺に関連づけられる。以下の説明では、表示面121の四辺のうちの一辺について、その辺に関連づけられた補完投影装置を、その辺に「対応する補完投影装置」と呼ぶ。逆に、ある補完投影装置について、表示面121の四辺のうち、その補完投影装置が関連づけられた辺を、その補完投影装置に「対応する辺」と呼ぶ。
なお、補完投影装置112〜115は、4つでなくてもよく、表示面121の一辺に対応する補完投影装置が複数あってもよいし、対応する補完投影装置がない辺があってもよい。
座席132〜135は、表示台装置120の周囲に位置し、利用者702〜705が着席することができる。座席132〜135は、表示面121の四辺のいずれかに正対する位置にある。以下、表示面121の四辺のうち、座席132〜135が正対している辺を、「座席に隣接している辺」と呼ぶ。座席132〜135は、隣接している辺が必ず一つある。なお、座席132〜135は、4つでなくてもよく、表示面121の一辺に対して、複数の座席があってもよいし、隣接する座席がない辺があってもよい。
座席132〜135の座面には、それぞれ着席検出装置222〜225がある。
着席検出装置222〜225は、座席132〜135それぞれに利用者702〜705が着席しているか否かを検出する。なお、この実施例では、座席132〜135の足元にも着席検出装置222〜225を設け、利用者702〜705が腰を浮かした状態でも非検出とならないようにしている。
着席検出装置222〜225は、表示台装置120の表示面121に影を落とす可能性のある遮蔽物の位置を検出する遮蔽物検出装置220の一例である。
表示制御装置140は、接触検出装置211や着席検出装置222〜225が検出した結果を入力して、入力した検出結果に基づいて、どの座席132〜135に座っている利用者702〜705が、表示面121のどの位置に触ったかを判定する。
表示制御装置140は、判定結果に基づいて、表示する映像をインタラクティブに生成し、生成した映像を出力する。
表示制御装置140が生成した映像は、中央投影装置111や補完投影装置112〜115が表示面121に投影する。
利用者702〜705は、表示面121に投影された映像を見て、表示面121に表示されたボタンを指で触るなど、マウスカーソルを操作するのと同様の感覚で、表示制御装置140に情報を入力する。また、複数の利用者702〜705が一つの表示台装置120を囲んで操作するので、他の利用者の操作内容や操作結果を見ることができ、互いに情報を共有して協調作業をすることができる。
利用者702〜705が表示面121に触るため腕712〜715を伸ばすと、表示面121に投影される映像に影を落とし、その部分の映像が見えなくなる可能性がある。
腕712〜715(遮蔽物)が影を落とす可能性のある範囲は、利用者702〜705が着席している座席によって、ほぼ決まった範囲となる。
このため、利用者702〜705が着席している座席を特定すれば、表示面121のどのあたりに腕712〜715が影を落とす可能性があるかを判断できる。
図3は、この実施の形態における表示制御装置140のハードウェア資源の一例を示す図である。
表示制御装置140は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913(Read Only Memory)、RAM914(Random Access Memory)、通信装置915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904(Flexible Disk Drive)、CDD905(Compact Disk Drive)、プリンタ装置906、スキャナ装置907、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信装置915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信装置915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。
通信装置915は、ファクシミリ機932、電話器931、LAN942(Local Area Network)等に接続されている。通信装置915は、LAN942に限らず、インターネット940、ISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。インターネット940或いはISDN等のWANに接続されている場合、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明する情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリになどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
図4は、この実施の形態における投影表示装置100の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図である。
表示制御装置140は、接触位置判定装置212、着席辺判定装置231、投影選択装置232、映像生成装置240を有する。
接触位置判定装置212は、接触検出装置211が検出した結果と、着席検出装置222〜225が検出した結果とに基づいて、どの座席132〜135に座っている利用者702〜705が、表示面121のどの位置に触ったかを判定する。
接触検出装置211及び接触位置判定装置212は、接触位置検出装置210の一例である。
例えば、接触検出装置211は、表示面121上を小区画に区切り、時分割で、それぞれの小区画に触っている利用者がいるかを検出する。接触検出装置211は、検出結果を表わす信号を出力する。
接触検出装置211が小区画に触っている利用者702〜705がいることを検出した場合、利用者702〜705及び着席検出装置222〜225を介して微小電流が流れる。着席検出装置222〜225は、流れた微小電流を表わす信号を出力する。
接触位置判定装置212は、接触検出装置211が出力した検出結果を表わす信号と、着席検出装置222〜225が出力した微小電流を表わす信号とを入力する。接触位置判定装置212は、入力した信号に基づいて、接触検出装置211が小区画を触っている利用者がいることを検出したのと同時に微小電流が流れた着席検出装置222〜225を特定し、その小区画に触った利用者が着席している座席132〜135を特定する。
なお、表示面121を区切った小区画の位置を特定する方式は、小区画を一つずつ走査するフルマトリックス方式であってもよいし、X座標が同じ小区画を同時に走査して小区画のX座標を特定し、次にY座標が同じ小区画を同時に走査して小区画のY座標を特定する方式であってもよい。あるいは、非特許文献1に記載の方式などであってもよい。
接触検出装置211及び接触位置判定装置212は、利用者702〜705が表示面121に触れた場合に利用者702〜705が触れた位置を検出する接触位置検出装置210の一例である。
接触位置判定装置212は、利用者が触れた位置(以下「利用者接触位置」と呼ぶ。)と、利用者接触位置に触れた利用者が着席している座席(以下「接触利用者着席座席」と呼ぶ。)とを表わす情報を出力する。
着席辺判定装置231は、着席検出装置222〜225が検出した結果に基づいて、表示面121の各辺が着席辺であるか非着席辺であるかを判定する。
ここで、着席辺とは、その辺に隣接する座席のなかに、利用者が着席している座席が少なくとも1つある辺のことであり、非着席辺とは、その辺に隣接する座席のなかに、利用者が着席している座席がない辺のことである。
例えば、ある辺に隣接する座席が1つの場合、その座席に利用者が着席していれば、その辺は着席辺であり、その座席に利用者が着席していなければ、その辺は非着席辺である。
あるいは、ある辺に隣接する座席が2つある場合、2つの座席のいずれか(あるいは両方)に利用者が着席していれば、その辺は着席辺であり、2つの座席のどちらにも利用者が着席していなければ、その辺は非着席辺である。
また、ある辺に隣接する座席がない場合、その辺は、常に非着席辺である。
例えば、着席検出装置222〜225は、その座席に利用者が着席しているかを検出し、検出した結果を表わす信号を出力する。着席辺判定装置231は、着席検出装置222〜225が出力した信号を入力し、入力した信号に基づいて、表示面121の各辺が着席辺であるか非着席辺であるかを判定する。
投影選択装置232は、着席辺判定装置231が判定した結果に基づいて、補完投影装置112〜115のなかから、表示面121に対して映像を投影する補完映像投影装置を選択する。なお、投影選択装置232は、補完映像投影装置を複数選択する場合もあるし、補完映像投影装置を1つも選択しない場合もある。
なお、この例において、投影選択装置232は、常に中央投影装置111を選択し、中央投影装置111は、常に表示面121に対して映像を投影する。
映像生成装置240は、接触位置判定装置212が判定した結果に基づいて、表示面121に投影する映像を生成する。
映像生成装置240は、表示映像生成装置241、中央映像生成装置251、補完映像生成装置252〜255を有する。
表示映像生成装置241は、接触位置判定装置212が出力した情報を入力する。表示映像生成装置241は、入力した情報が表わす利用者接触位置と、接触利用者着席座席とに基づいて、表示面121に投影する映像を生成する。表示映像生成装置241は、生成した映像を現す情報を出力する。
中央映像生成装置251は、表示映像生成装置241が生成した映像に基づいて、中央投影装置111が表示面121に対して投影する映像を生成する。
例えば、中央投影装置111と表示面121との位置関係により、中央投影装置111が投影した映像が歪んで表示面121に表示される場合がある。このような場合、中央映像生成装置251は、中央投影装置111と表示面121との位置関係による歪みを打ち消すよう、わざと歪めた映像を生成する。中央映像生成装置251がわざと歪めた映像を中央投影装置111が投影することにより、表示面121には、正しい映像が表示される。
補完映像生成装置252〜255は、投影選択装置232が選択した結果に基づいて、補完投影装置112〜115が選択された場合、表示映像生成装置241が生成した映像に基づいて、選択された補完投影装置112〜115が表示面121に対して投影する映像を生成する。なお、補完映像生成装置252〜255が生成する映像は、表示面121の全体に対して投影されるものであってもよいし、表示面121の一部の領域に対して投影されるものであってもよい。
図5は、この実施の形態における表示面121に発生する影の一例を示す模式図である。
腕712〜715は、利用者702〜705の腕である。
影722〜725は、中央投影装置111が映像を投影した場合に、腕712〜715が落とす影である。
影732〜735は、補完投影装置112が映像を投影した場合に、腕712〜715が落とす影である。
影の重複部分742〜743は、中央投影装置111及び補完投影装置112が映像を投影した場合に、腕712〜715が落とす影が重複する部分である。
中央投影装置111だけが映像を投影し、補完投影装置112〜115が映像を投影していない場合、表示面121のうち、影722〜725の部分には映像が投影されない。このため、利用者702〜705は、影722〜725に入っている部分の映像を見ることができず、協調作業に支障をきたす場合がある。
中央投影装置111が投影した映像と同じ映像を補完投影装置112が同時に投影すると、影722〜725の部分に映像が投影できる。ただし、影722〜725と影732〜735とが重複する影の重複部分742〜743には、中央投影装置111が投影した映像も、補完投影装置112が投影した映像も、投影されない。
このように、複数の投影装置を用いて同じ映像を表示面121に対して投影することにより、映像が投影されない部分を小さくすることができるが、映像が投影されない部分が残る場合がある。
そこで、この実施の形態における投影表示装置100は、3以上の投影装置のなかから適切な投影装置を選択して映像を投影することにより、映像が投影されない部分をなくす。
図6は、この実施の形態における投影表示装置100が映像を投影する投影装置を選択する投影選択処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
着席辺判定工程S11において、着席辺判定装置231は、CPU911などの処理装置を用いて、着席検出装置222〜225が検出した検出結果を表わす情報を入力する。
着席辺判定装置231は、CPU911などの処理装置を用いて、入力した情報に基づいて、表示面121の各辺について、着席辺であるか非着席辺であるかを判定する。
着席辺判定装置231は、CPU911などの処理装置を用いて、判定した結果を表わす情報を出力する。
着席辺計数工程S12において、投影選択装置232は、CPU911などの処理装置を用いて、着席辺判定工程S11で着席辺判定装置231が出力した情報を入力する。
投影選択装置232は、CPU911などの処理装置を用いて、入力した情報に基づいて、着席辺の数を数える。
数えた結果、着席辺の数が1である場合、第一投影選択工程S13へ進む。
着席辺の数が2である場合、第二投影選択工程S14へ進む。
着席辺の数が3または4である場合、第三投影選択工程S15へ進む。
着席辺の数が0である場合、中央投影選択工程S16へ進む。
第一投影選択工程S13において、投影選択装置232は、CPU911などの処理装置を用いて、四つの補完映像生成装置252〜255のうち、着席辺の両隣に隣接する二辺の上に位置する二つの補完映像生成装置を選択する。その後、中央投影選択工程S16へ進む。
第二投影選択工程S14において、投影選択装置232は、CPU911などの処理装置を用いて、四つの補完映像生成装置252〜255のうち、非着席辺の上に位置する二つの補完映像生成装置を選択する。その後、中央投影選択工程S16へ進む。
第三投影選択工程S15において、投影選択装置232は、CPU911などの処理装置を用いて、四つの補完映像生成装置252〜255をすべて選択する。
中央投影選択工程S16において、投影選択装置232は、CPU911などの処理装置を用いて、中央映像生成装置251を選択する。すなわち、中央映像生成装置251は常に選択される。
その後、投影選択処理を終了する。
図7は、この実施の形態における表示面121に対して投影装置が投影した映像に生じる影の一例を示す模式図である。
表示面121の四辺812〜815のうち、対向する二辺814,815が着席辺であり、残りの二辺812,813が非着席辺である場合、投影選択装置232は、中央投影装置111と、非着席辺812の上に位置する補完投影装置112と、非着席辺813の上に位置する補完投影装置113とを選択する。
3つの投影装置が表示面121に対して映像を投影するので、一本の腕714(または腕715)に対して3つの影が発生するが、影同士が重複しないので、影のなかは、他と比べて暗くなるものの(約3分の2の明るさで)映像が表示される。したがって、協調作業を支障なく行うことができる。
表示面121の四辺812〜815のうち、一辺が着席辺で、他の三辺が非着席辺である場合も同様である。
表示面121の四辺812〜815のうち、隣接した二辺813,815が着席辺であり、残りの二辺812,814が非着席辺である場合、投影選択装置232は、中央投影装置111と、非着席辺812の上に位置する補完投影装置112と、非着席辺814の上に位置する補完投影装置114とを選択する。
3つの投影装置が表示面121に対して映像を投影するので、一本の腕713(または腕715)に対して3つの影が発生する。3つの影のうち2つが重複する場合はある(影の重複部分743,745)が、3つが重複することはないので、影のなかは、他と比べて暗くなるものの(影の重複部分743,745において約3分の1の明るさ、それ以外の部分において約3分の2の明るさで)映像が表示される。したがって、協調作業を支障なく行うことができる。
図8は、この実施の形態における表示面121に対して投影装置が投影した映像に生じる影の別の例を示す模式図である。
表示面121の四辺812〜815のうち、三辺813,814,815が着席辺であり、残りの一辺812が非着席辺である場合、投影選択装置232は、中央投影装置111と、四つの補完投影装置112〜115をすべて選択する。
5つの投影装置が表示面121に対して映像を投影するので、一本の腕713(または腕714または腕715)に対して5つの影が発生する。5つの影のうち2つが重複する場合があり、3つが重複する可能性もあるが、5つの影すべてが重複することはないので、影のなかは、他の比べて暗くなるものの(約5分の2または約5分の3または約5分の4の明るさで)映像が表示される。したがって、協調作業を支障なく行うことができる。
表示面121の四辺812〜815のうち、すべての辺が着席辺である場合も同様である。
ここで、腕712〜715は、細長い棒状である。2つの投影装置を結ぶ線分の方向が、腕712〜715の長手方向に近いと、影が重複する可能性が高い。腕712〜715の長手方向は、表示面121の各辺に交差する方向である。
例えば、腕713について見ると、中央投影装置111と補完投影装置112とを結ぶ線分や中央投影装置111と補完投影装置113とを結ぶ線分の方向は、腕713の長手方向に近く、中央投影装置111による影と、補完投影装置112による影あるいは補完投影装置113による影とが重複している。
これに対し、中央投影装置111と補完投影装置114とを結ぶ線分や中央投影装置111と補完投影装置115とを結ぶ線分の方向は、腕713の長手方向から離れているので、中央投影装置111による影と、補完投影装置114による影あるいは補完投影装置115による影とは重複していない。
このように、多くの投影装置を選択すれば、すべての影が重なって映像が表示されない部分が表示面121上に発生するのを防ぐことができるが、影の数が多くなるので、複数の影が重複して、重複部分が暗くなり、他と比べて明るさの差が大きくなってしまう場合がある。
そこで、着席辺の数が少ない場合には、選択する投影装置の数を少なくすることにより、一部の影が重複してコントラストの差が大きくなってしまうのを防ぐことができる。これにより、表示面121に投影された映像が見やすくなり、協調作業を支障なく行うことができる。
この実施の形態における投影表示装置100は、
表示台装置120と、複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)と、遮蔽物検出装置220と、投影選択装置232とを有することを特徴とする。
上記表示台装置120は、映像を投影される表示面121を有することを特徴とする。
上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)は、それぞれ、上記表示台装置120の表示面121の少なくとも一部に対して映像を投影することを特徴とする。
上記遮蔽物検出装置220(着席検出装置222〜225)は、上記表示台装置120の表示面121に投影される映像に影を落とす可能性のある遮蔽物(利用者702〜705)の位置を検出することを特徴とする。
上記投影選択装置232は、上記遮蔽物検出装置220(着席検出装置222〜225)が検出した遮蔽物(利用者702〜705)の位置に基づいて、上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうちから、上記表示台装置120の表示面121に対して映像を投影する投影装置を選択することを特徴とする。
この実施の形態における投影表示装置100によれば、遮蔽物検出装置220(着席検出装置222〜225)が検出した遮蔽物(利用者702〜705)の位置に基づいて、投影選択装置232が複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうちから投影装置を選択し、選択された投影装置が表示台装置120の表示面121に対して映像を投影するので、遮蔽物の影になって表示面121に映像が表示されない部分ができるのを防ぐことができるという効果を奏する。
この実施の形態における投影表示装置100は、更に、複数の座席132〜135を有することを特徴とする。
上記表示台装置120は、上記表示面121が略水平のテーブル状であることを特徴とする。
上記複数の座席132〜135は、それぞれ、上記表示台装置120の周囲に位置し、利用者702〜705が着席可能であることを特徴とする。
上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)は、それぞれ、上記表示台装置120の上方に位置することを特徴とする。
上記遮蔽物検出装置220(着席検出装置222〜225)は、上記複数の座席132〜135それぞれに着席している利用者がいるか否かを検出することを特徴とする。
上記投影選択装置232は、着席している利用者がいると上記遮蔽物検出装置220(着席検出装置222〜225)が検出した座席の位置に基づいて、上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうちから、上記表示台装置120の表示面121に対して映像を投影する投影装置を選択することを特徴とする。
この実施の形態における投影表示装置100によれば、遮蔽物検出装置220(着席検出装置222〜225)が検出した利用者が着席している座席の位置に基づいて、投影選択装置232が複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうちから投影装置を選択し、選択された投影装置が表示台装置120の表示面121に対して映像を投影するので、利用者が表示面121の上に腕712〜715をかざすなどした場合であっても、腕712〜715の影になって表示面121に映像が表示されない部分ができるのを防ぐことができるという効果を奏する。
この実施の形態における投影表示装置100は、更に、着席辺判定装置231を有することを特徴とする。
上記表示台装置120は、上記表示面121が略長方形であることを特徴とする。
上記複数の座席132〜135は、それぞれ、上記表示台装置120の表示面121の四辺のうちいずれかの辺に隣接することを特徴とする。
上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうち少なくともいずれかの投影装置(補完投影装置112〜115)は、上記表示台装置120の表示面121の中心と、表示台装置120の表示面121の四辺のうちいずれかの辺の中央とを結ぶ直線の略鉛直上に位置することを特徴とする。
上記着席辺判定装置231は、上記遮蔽物検出装置220(着席検出装置222〜225)が検出した結果に基づいて、上記表示台装置120の表示面121の四辺それぞれについて、それぞれの辺に隣接する座席132〜135のなかに利用者702〜705が着席している座席があるか否かを判定し、隣接する座席132〜135のなかに利用者702〜705が着席している座席がある辺を着席辺とし、隣接する座席132〜135のなかに利用者702〜705が着席している座席がない辺を非着席辺とすることを特徴とする。
上記投影選択装置232は、上記着席辺判定装置231が判定した結果に基づいて、着席辺の数が3以上である場合に、上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうち各辺の側に位置する投影装置を選択し、着席辺の数が2である場合に、上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうち、非着席辺の側に位置する投影装置を選択し、着席辺の数が1である場合に、上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうち、着席辺に隣接する辺の側に位置する投影装置を選択することを特徴とする。
この実施の形態における投影表示装置100によれば、表示面121の各辺が着席辺か非着席辺かを着席辺判定装置231が判定し、判定結果に基づいて、投影選択装置232が複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうちから投影装置を選択し、選択された投影装置が表示台装置120の表示面121に対して映像を投影するので、影の重複による映像のコントラストのバラツキを抑えることができるいう効果を奏する。
この実施の形態における投影表示装置100は、更に、以下の点を特徴とする。
上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうち一の投影装置(中央投影装置111)は、上記表示台装置120の表示面121の中心の略鉛直上に位置し、上記表示台装置120の表示面121全体に対して映像を投影することを特徴とする。
上記投影選択装置232は、上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうち、上記表示面121の中心の略鉛直上に位置する投影装置(中央投影装置111)を常に選択することを特徴とする。
この実施の形態における投影表示装置100によれば、表示面121の中心の略鉛直上に位置する投影装置(中央投影装置111)が、表示面121全体に対して映像を投影し、影になる部分について、他の投影装置(補完投影装置112〜115)が映像を投影して補完するので、表示面121に映像が表示されない部分ができるのを防ぐことができるという効果を奏する。
この実施の形態における投影表示装置100は、更に、接触位置検出装置210と、映像生成装置240とを有することを特徴とする。
上記接触位置検出装置210は、利用者702〜705が上記表示面121に触れた場合に、上記利用者702〜705が触れた位置を検出して、利用者接触位置とすることを特徴とする。
上記映像生成装置240は、上記接触位置検出装置210が検出した利用者接触位置に基づいて、映像を生成することを特徴とする。
上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)は、上記映像生成装置240が生成した映像を投影することを特徴とする。
この実施の形態における投影表示装置100によれば、利用者702〜705が表示面121に触れた場合に、利用者702〜705が触れた位置を接触位置検出装置210が検出し、利用者接触位置に基づいて、映像生成装置240が映像を生成するので、インタラクティブに映像を変化させることができるという効果を奏する。
また、利用者702〜705が表示面121に触れるため表示面121の上に腕712〜715を伸ばした場合でも、腕712〜715の影になって表示面121に映像が表示されない部分ができるのを防ぐことができるという効果を奏する。
この実施の形態における投影表示装置100が映像を投影する投影表示方法は、以下の工程を有することを特徴とする。
表示面121に投影される映像に影を落とす可能性のある遮蔽物(利用者702〜705)の位置を検出する。
検出した遮蔽物(利用者702〜705)の位置に基づいて、複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうちから、少なくとも一つの投影装置を選択する。
選択した投影装置を用いて、上記表示面121の少なくとも一部に対して映像を投影する。
この実施の形態における投影表示方法によれば、検出した遮蔽物(利用者702〜705)の位置に基づいて、複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうちから投影装置を選択し、選択された投影装置が表示面121に対して映像を投影するので、遮蔽物の影になって表示面121に映像が表示されない部分ができるのを防ぐことができるという効果を奏する。
実施の形態2.
実施の形態2について、図9〜図12を用いて説明する。
この実施の形態における投影表示装置100の全体構成・外観は、実施の形態1で説明したものと同様なので、ここでは説明を省略する。
図9は、この実施の形態における投影表示装置100の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図である。
なお、実施の形態1で説明した投影表示装置100と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
表示制御装置140は、更に、投影領域決定装置233を有する。
投影領域決定装置233は、投影選択装置232が選択した補完投影装置112〜115それぞれについて、表示台装置120の表示面121のうち、映像を投影する投影領域を決定する。
補完映像生成装置252〜255は、投影領域決定装置233が決定した投影領域に基づいて、表示映像生成装置241が生成した映像から、補完投影装置112〜115が表示面121に対して投影する映像を生成する。補完映像生成装置252〜255は、例えば、投影領域以外の領域をマスクした映像を生成する。
補完投影装置112〜115は、それぞれ補完映像生成装置252〜255が生成した映像を、投影領域決定装置233が決定した投影領域に対して投影する。
図10は、この実施の形態における表示台装置120の表示面121を分割した複数の領域の一例を示す図である。
この例において、表示面121は、対角線により四つの領域822〜825に分割される。
以下、補完投影装置112〜115のうちの一つの補完投影装置に着目した場合、この四つの領域822〜825のうち、着目した補完投影装置の下に位置する領域を直下領域と呼び、着目した補完投影装置の向かいに位置する領域を対向領域と呼び、それ以外の二つの領域を側方領域と呼ぶ。
例えば、補完投影装置115から見た場合、領域825が直下領域であり、領域824が対向領域であり、領域822,823が側方領域である。補完投影装置113から見た場合には、領域823が直下領域であり、領域822が対向領域であり、領域824,825が側方領域である。
図11は、この実施の形態における投影領域決定装置233が投影領域を決定する投影領域決定処理の流れの一例を示すフローチャート図である。
L21において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、投影選択装置232が選択した補完投影装置を表わす情報を入力する。
投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、入力した情報に基づいて、投影選択装置232が選択した補完投影装置それぞれについて、L29までの処理を繰り返す。
直下判定工程S22において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、着席辺判定工程S11で着席辺判定装置231が判定した結果を表わす情報を入力する。
投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、入力した情報に基づいて、表示面121の各辺のうち、その補完投影装置の下に位置する辺が着席辺であるか非着席辺であるかを判定する。
その補完投影装置の下に位置する辺が着席辺であると判定した場合、直下非選択工程S23へ進む。
その補完投影装置の下に位置する辺が非着席辺であると判定した場合、直下選択工程S24へ進む。
直下非選択工程S23において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、その補完投影装置の直下領域を非投影領域とする。その後、対向判定工程S25へ進む。
直下選択工程S24において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、その補完投影装置の直下領域を投影領域として選択する。その後、対向判定工程S25へ進む。
対向判定工程S25において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、直下判定工程S22で入力した情報に基づいて、表示面121の各辺のうち、その補完投影装置の向かいに位置する辺が着席辺であるか非着席辺であるかを判定する。
その補完投影装置の向かいに位置する辺が着席辺であると判定した場合、対向非選択工程S26へ進む。
その補完投影装置の向かいに位置する辺が非着席辺であると判定した場合、対向選択工程S27へ進む。
対向非選択工程S26において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、その補完投影装置の対向領域を非投影領域として選択する。その後、側方選択工程S28へ進む。
対向選択工程S27において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、その補完投影装置の対向領域を投影領域として選択する。その後、側方選択工程S28へ進む。
側方選択工程S28において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、その補完投影装置の側方領域を投影領域として選択する。
投影領域決定装置233は、直下選択工程S24及び対向選択工程S27及び側方選択工程S28で選択した投影領域を合わせた領域を、その補完投影装置の投影領域とする。
L29において、投影領域決定装置233は、CPU911などの処理装置を用いて、L21で入力した情報に基づいて、投影選択装置232が選択したすべての補完投影装置についての処理が終わったか否かを判定する。
投影選択装置232が選択した補完投影装置のなかに、処理が終わっていない補完投影装置がある場合、直下判定工程S22〜側方選択工程S28の処理を繰り返す。
投影選択装置232が選択した補完投影装置すべての処理が終わった場合、投影領域決定処理を終了する。
図12は、この実施の形態における表示面121に対して投影装置が投影した映像に生じる影の一例を示す模式図である。
表示面121の四辺812〜815のうち、隣接した二辺813,815が着席辺であり、残りの二辺812,814が非着席辺である場合、投影選択装置232は、中央投影装置111と、非着席辺812の上に位置する補完投影装置112と、非着席辺814の上に位置する補完投影装置114とを選択する。
投影領域決定装置233は、投影選択装置232が選択した二つの補完投影装置112,114のうち、補完投影装置112について、辺813が着席辺なので、三つの領域822,824,825をあわせた領域を投影領域とする。また、投影領域決定装置233は、補完投影装置114について、辺815が着席辺なので、3つの領域822,823,824をあわせた領域を投影領域とする。
領域825に対して映像を投影する投影装置は、中央投影装置111と補完投影装置112との二つであり、補完投影装置114は、領域825に対して映像を投影しない。このため、領域825には、一本の腕715に対して二つの影が生じるが、二つの影は重複していないので、影のなかは、他と比べて暗くなるものの(約2分の1の明るさで)映像が表示される。
同様に、領域823に対して映像を投影する投影装置は、中央投影装置111と補完投影装置114との2つであり、補完投影装置112は、領域823に対して映像を投影しない。このため、領域823には、一本の腕713に対して二つの影が生じるが、2つの影は重複していないので、影のなかは、他と比べて暗くなるものの(約2分の1の明るさで)映像が表示される。
表示面121の四辺812〜815すべてが着席辺である場合、投影選択装置232は、中央投影装置111と、補完投影装置112〜115とをすべて選択する。
投影領域決定装置233は、投影選択装置232が選択した四つの補完投影装置112〜115のうち、補完投影装置112及び補完投影装置113について、辺812及び辺813が着席辺なので、二つの領域824,825をあわせた領域を投影領域とする。また、補完投影装置114及び補完投影装置115について、辺814及び辺815が着席辺なので、二つの領域822,823をあわせた領域を投影領域とする。
領域824及び領域825に対して映像を投影する投影装置は、中央投影装置111と補完投影装置112と補完投影装置113との三つであり、補完投影装置114及び補完投影装置115は、領域824及び領域825に対して映像を投影しない。このため、領域824及び領域825には、一本の腕714(あるいは腕715)に対して三つの影が生じるが、三つの影は重複していないので、影のなかは、他と比べて暗くなるものの(約3分の2の明るさで)映像が表示される。
同様に、領域822及び領域823に対して映像を投影する投影装置は、中央投影装置111と補完投影装置114と補完投影装置115との三つであり、補完投影装置112及び補完投影装置113は、領域822及び領域823に対して映像を投影しない。このため、領域822及び領域823には、一本の腕712(あるいは腕713)に対して三つの影が生じるが、三つの影は重複していないので、影のなかは、他と比べて暗くなるものの(約3分の2の明るさで)映像が表示される。
いずれの場合も、映像が最も暗い部分の明るさは、実施の形態1と比較して明るくなっている。コントラストのバラツキが少ないので、表示面121に投影された映像が見やすくなる。
この実施の形態における投影表示装置100は、更に、投影領域決定装置233を有することを特徴とする。
上記投影領域決定装置233は、上記遮蔽物検出装置220(着席検出装置222〜225)が検出した遮蔽物(利用者702〜705)の位置に基づいて、上記表示台装置120の表示面121のうち、上記投影選択装置232が選択した投影装置が映像を投影する投影領域を決定することを特徴とする。
上記複数の投影装置(中央投影装置111、補完投影装置112〜115)のうち上記投影選択装置232が選択した投影装置は、上記投影領域決定装置233が決定した投影領域に対して映像を投影することを特徴とする。
この実施の形態における投影表示装置100によれば、投影選択装置232が選択した投影装置が、投影領域決定装置233が決定した投影領域に対して映像を投影するので、影が重複するのを防ぎ、表示面121に投影された映像におけるコントラストのバラツキを抑えることができるという効果を奏する。
以上説明した投影表示装置100(情報入出力装置)は、ユーザ(利用者702〜705)が着座している椅子(座席132〜135)を検出する着座検出部(着席検出装置222〜225)と、着座検出部からの情報を用いて補完用投影機(補完投影装置112〜115)を選択する投影機選択部(投影選択装置232)と、選択された補完用投影機に対しそれぞれの投影領域を決定する補完投影領域決定部(投影領域決定装置233)と、補完領域が割り当てられた投影機に対して補完投影用の画像を生成する補完投影画像生成部(補完映像生成装置252〜255)と、投影機への出力を行う出力部と、4台の補完用投影機(補完投影装置112〜115)と、同時刻に複数の人間の接触を独立に検出する同時刻複数人接触独立検出部(接触位置検出装置210)と、複数人による協調作業を描画するための協調作業描画部(表示映像生成装置241)と、中央から投影する画像を出力する中央画像出力部(中央映像生成装置251)から構成されることを特徴とする。
着座検出部(着席検出装置222〜225)は、ユーザ(利用者702〜705)が着座している椅子(座席132〜135)を検出する装置であり、椅子の座面上に設置された着座検出スイッチからの入力を元に、着座している椅子の情報を出力することを特徴とする。
投影機選択部(投影選択装置232)は、着座検出部からの情報を用いて補完用投影機(補完投影装置112〜115)を選択する装置であり、利用者が着座している座席の位置から、単一の投影機(中央投影装置111)による投影によってできる影を最もよく補完でき、かつ補完用投影機によって生じてしまう新たな影による投影部分とのコントラストを最小にするような最適な補完用投影機の選択を行う。
補完投影領域決定部(投影領域決定装置233)は、選択された補完用投影機に対しそれぞれの投影領域を決定する装置であり、どの領域に対し補完を行うかの決定を行う。
補完投影画像生成部(補完映像生成装置252〜255)は、補完領域が割り当てられた投影機に対して補完投影用の画像を生成する装置である。
出力部(表示制御装置140)は、補完映像生成装置252〜255が生成した映像を補完用投影機(補完投影装置112〜115)へ出力する。表示制御装置140は、補完用投影機へ投影領域および投影画像の送信を行う。
補完用投影機(補完投影装置112〜115)は、マルチユーザ用タッチテーブル(表示台装置120)上に補完投影画像を投影する装置であり、マルチユーザ用タッチテーブルの四辺上方に設置され、出力部からの出力を受けて、マルチユーザ用タッチテーブル上に補完画像を投影する。
投影装置が一つしかない場合、あるユーザ(利用者)がテーブル上に手をかざすと、それによって投影装置から投影された映像が手や腕の影になってしまい、テーブル(表示台装置120)上に投影されるはずの画面の一部が影になって協調作業中の他のユーザから見えなくなってしまい、他のユーザの操作に支障をきたす場合がある。
以上説明した投影表示装置100によれば、複数の投影装置が映像を投影するので、単一の投影機(投影装置)による投影では手などの影になって隠されてしまっていたテーブル上の画像(映像)も表示されるようになり、マルチユーザ用タッチスクリーンテーブル(表示台装置120)上における複数ユーザでの協調作業において、互いの操作に支障をきたさなくなる。
以上説明した投影表示装置100は、ユーザ(利用者)が操作のためにマルチユーザ用タッチテーブル(表示台装置120)上にユーザの腕を伸ばすと、マルチユーザ用タッチテーブル上へ向けられた中央投影機(中央投影装置111)からの投影画像が、ユーザの腕によって影を発生させる。この影を補完用投影機(補完投影装置112〜115)からの陰の発生を最小限にとどめるように補完するために、投影選択装置232は、補完用投影機四機(補完投影装置112〜115)のうちから補完投影機を選択する。
例えば、着席辺が二つ、非着席辺が二つの場合、投影選択装置232は、非着席辺の上に位置する二つの補完投影装置を選択する。
着席辺が対向している場合、すなわち、利用者が対面する位置に着席している場合には、投影選択装置232が選択した補完投影装置は、利用者の横方向から映像を投影する。
また、着席辺が隣接している場合、すなわち、利用者が対面しない位置に着席している場合には、投影選択装置232が選択した補完投影装置は、利用者の前方向及び横方向から映像を投影する。
以上説明した投影表示装置100(情報入出力装置)によれば、ユーザ(利用者)がテーブル(表示台装置120)上に手をかざした場合に、他のユーザの操作に支障をきたさないものであり、単一の投影機(中央投影装置111)による投影では手などの影になって隠されてしまっていたテーブル(表示台装置120)上の画像(映像)を、利用者の着座位置に依存して最適に選択された補完用投影機(補完投影装置112〜115)によって補完することにより、複数ユーザでの協調作業において,互いの操作に支障をきたさなくなる。
実施の形態1における投影表示装置100の全体構成の一例を示すシステム構成図。 実施の形態1における投影表示装置100の外観の一例を示す平面図。 実施の形態1における表示制御装置140のハードウェア資源の一例を示す図。 実施の形態1における投影表示装置100の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図。 実施の形態1における表示面121に発生する影の一例を示す模式図。 実施の形態1における投影表示装置100が映像を投影する投影装置を選択する投影選択処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態1における表示面121に対して投影装置が投影した映像に生じる影の一例を示す模式図。 実施の形態1における表示面121に対して投影装置が投影した映像に生じる影の別の例を示す模式図。 実施の形態2における投影表示装置100の機能ブロックの構成の一例を示すブロック構成図。 実施の形態2における表示台装置120の表示面121を分割した複数の領域の一例を示す図。 実施の形態2における投影領域決定装置233が投影領域を決定する投影領域決定処理の流れの一例を示すフローチャート図。 実施の形態2における表示面121に対して投影装置が投影した映像に生じる影の一例を示す模式図。
符号の説明
100 投影表示装置、111 中央投影装置、112〜115 補完投影装置、120 表示台装置、121 表示面、132〜135 座席、140 表示制御装置、210 接触位置検出装置、211 接触検出装置、212 接触位置判定装置、220 遮蔽物検出装置、222〜225 着席検出装置、231 着席辺判定装置、232 投影選択装置、233 投影領域決定装置、240 映像生成装置、241 表示映像生成装置、251 中央映像生成装置、252〜255 補完映像生成装置、702〜705 利用者、712〜715 腕、722〜735 影、742〜745 影の重複部分、812〜815 辺、822〜825 領域、901 表示装置、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、907 スキャナ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信装置、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、931 電話器、932 ファクシミリ機、940 インターネット、941 ゲートウェイ、942 LAN、S11 着席辺判定工程、S12 着席辺計数工程、S13 第一投影選択工程、S14 第二投影選択工程、S15 第三投影選択工程、S16 中央投影選択工程、S22 直下判定工程、S23 直下非選択工程、S24 直下選択工程、S25 対向判定工程、S26 対向非選択工程、S27 対向選択工程、S28 側方選択工程。

Claims (5)

  1. 表示台装置と、複数の座席と、複数の投影装置と、遮蔽物検出装置と、着席辺判定装置と、投影選択装置とを有し、
    上記表示台装置は、映像を投影される表示面を有し、上記表示面が略水平のテーブル状であり、上記表示面が略長方形であり、
    上記複数の座席は、それぞれ、上記表示台装置の周囲に位置し、利用者が着席可能であり、上記表示台装置の表示面の四辺のうちいずれかの辺に隣接し、
    上記複数の投影装置は、それぞれ、上記表示台装置の表示面の少なくとも一部に対して映像を投影し、上記表示台装置の上方に位置し、
    上記複数の投影装置のうち少なくともいずれかの投影装置は、上記表示台装置の表示面の中心の略鉛直上から、上記表示台装置の表示面の四辺のうちいずれかの辺の方向に離れた位置に位置し、
    上記遮蔽物検出装置は、上記複数の座席それぞれに着席している利用者がいるか否かを検出し、
    上記着席辺判定装置は、上記遮蔽物検出装置が検出した結果に基づいて、上記表示台装置の表示面の四辺それぞれについて、それぞれの辺に隣接する座席のなかに利用者が着席している座席があるか否かを判定し、隣接する座席のなかに利用者が着席している座席がある辺を着席辺とし、隣接する座席のなかに利用者が着席している座席がない辺を非着席辺とし、
    上記投影選択装置は、上記着席辺判定装置が判定した結果に基づいて、上記複数の投影装置のうちから、上記表示台装置の表示面に対して映像を投影する投影装置として、着席辺の数が3以上である場合に、各辺の方向に位置する投影装置を選択し、着席辺の数が2である場合に、非着席辺の方向に位置する投影装置を選択し、着席辺の数が1である場合に、着席辺に隣接する辺の方向に位置する投影装置を選択する
    ことを特徴とする投影表示装置。
  2. 上記複数の投影装置のうち一の投影装置は、上記表示台装置の表示面の中心の略鉛直上に位置し、上記表示台装置の表示面全体に対して映像を投影し、
    上記投影選択装置は、上記複数の投影装置のうち、上記表示台装置の表示面の中心の略鉛直上に位置する投影装置を常に選択する
    ことを特徴とする請求項に記載の投影表示装置。
  3. 上記投影表示装置は、更に、投影領域決定装置を有し、
    上記投影領域決定装置は、上記遮蔽物検出装置が検出した遮蔽物の位置に基づいて、上記表示台装置の表示面のうち、上記投影選択装置が選択した投影装置が映像を投影する投影領域を決定し、
    上記複数の投影装置のうち上記投影選択装置が選択した投影装置は、上記投影領域決定装置が決定した投影領域に対して映像を投影する
    ことを特徴とする請求項1または請求項に記載の投影表示装置。
  4. 上記投影表示装置は、更に、接触位置検出装置と、映像生成装置とを有し、
    上記接触位置検出装置は、利用者が上記表示面に触れた場合に、上記利用者が触れた位置を検出して、利用者接触位置とし、
    上記映像生成装置は、上記接触位置検出装置が検出した利用者接触位置に基づいて、映像を生成し、
    上記複数の投影装置は、上記映像生成装置が生成した映像を投影する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の投影表示装置。
  5. 表示台装置と、複数の座席と、複数の投影装置とを有する投影表示装置が、上記表示台装置に映像を投影して表示する投影表示方法において、
    上記表示台装置は、映像を投影される表示面を有し、上記表示面が略水平のテーブル状であり、上記表示面が略長方形であり、
    上記複数の座席は、それぞれ、上記表示台装置の周囲に位置し、利用者が着席可能であり、上記表示台装置の表示面の四辺のうちいずれかの辺に隣接し、
    上記複数の投影装置は、それぞれ、上記表示台装置の表示面の少なくとも一部に対して映像を投影し、上記表示台装置の上方に位置し、
    上記複数の投影装置のうち少なくともいずれかの投影装置は、上記表示台装置の表示面の中心の略鉛直上から、上記表示台装置の表示面の四辺のうちいずれかの辺の方向に離れた位置に位置し、
    上記複数の座席それぞれに着席している利用者がいるか否かを検出し、
    上記表示台装置の表示面の四辺それぞれについて、それぞれの辺に隣接する座席のなかに利用者が着席している座席があるか否かを判定し、隣接する座席のなかに利用者が着席している座席がある辺を着席辺とし、隣接する座席のなかに利用者が着席している座席がない辺を非着席辺とし、
    上記複数の投影装置のうちから、着席辺の数が3以上である場合に、各辺の方向に位置する投影装置を選択し、着席辺の数が2である場合に、非着席辺の方向に位置する投影装置を選択し、着席辺の数が1である場合に、着席辺に隣接する辺の方向に位置する投影装置を選択し、
    選択した投影装置を用いて映像を投影する
    ことを特徴とする投影表示方法。
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