JP5078118B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5078118B2
JP5078118B2 JP2006287548A JP2006287548A JP5078118B2 JP 5078118 B2 JP5078118 B2 JP 5078118B2 JP 2006287548 A JP2006287548 A JP 2006287548A JP 2006287548 A JP2006287548 A JP 2006287548A JP 5078118 B2 JP5078118 B2 JP 5078118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
generation circuit
bit line
line precharge
cell plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006287548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008108293A (ja
Inventor
真久 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2006287548A priority Critical patent/JP5078118B2/ja
Priority to US11/907,741 priority patent/US7738281B2/en
Priority to CNA2007101656107A priority patent/CN101169968A/zh
Publication of JP2008108293A publication Critical patent/JP2008108293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5078118B2 publication Critical patent/JP5078118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/4074Power supply or voltage generation circuits, e.g. bias voltage generators, substrate voltage generators, back-up power, power control circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4094Bit-line management or control circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

本発明は、半導体記憶装置にかかわり、特にはDRAMにおいて“1”,“0”両データのリテンション特性を改善するための技術に関する。
近年、特に混載DRAMにはSOC(System On Chip)を低コストで実現するための高集積化が求められている。メモリ面積の大半を占めるのがメモリアレイ部であり、高集積化を実現するためにメモリセルトランジスタや高誘電率絶縁膜を用いたメモリキャパシタの微細化技術によってメモリセル自体の面積縮小が行われてきた。
スタック型メモリセルの場合、微細化によるキャパシタ表面積の減少に対して、新しい高誘電率絶縁膜の導入によってキャパシタ容量の確保は図っている。しかし、キャパシタ容量を増大させるには絶縁膜厚を極限まで薄くする必要があり、これがキャパシタ絶縁膜のトンネルリーク電流を増大させている。さらに、微細化プロセスではロジックコンパチビリティが強く要求され、ストレージノードがシリサイド化されるが、これによってストレージノードの接合リークの増大が発生する。
図10はリーク電流によるストレージノード電圧のリテンション時間依存性を模式的に示す。“0”データに対してはキャパシタ絶縁膜のトンネルリークが支配的となるので、時間が経つとともにストレージノード電圧はセルプレート電圧VCPに向かって増大する。一方、“1”データに対してはアクセストランジスタのチャネルリークや接合リークが影響し、最終的には基板バイアス電圧VBBに向かって減少する。
ビット線1本当たりの寄生容量をCb、キャパシタCの容量をCs、ビット線プリチャージ電圧VBPと“0”ストレージノード電圧V0との電位差をΔVDL(ΔVDL=VBP−V0)、“1”ストレージ電圧V1とビット線プリチャージ電圧VBPとの電位差をΔVDHを(ΔVDH=V1−VBP)とする。
リテンション時間tpで、メモリセルMCの“0”データがビット線BL上に読み出されたときの、相補ビット線/BLとの間に生じる電位差であるセンシングシグナルΔVLの大きさ、同じく“1”データのセンシングシグナルΔVHの大きさはそれぞれ、
ΔVL=k・ΔVDL=k・(VBP−V0)
ΔVH=k・ΔVDH=k・(V1−VBP)
k=1/(Cb/Cs+1)
で表される。
“1”ストレージ電圧V1についての差分電圧(V1−VBP)の下限電圧をV1m、“0”ストレージノード電圧V0についての差分電圧(VBP−V0)の下限電圧をV0mとする。“0”ストレージノード電圧V0の下限電圧V0mの有効範囲は時間的にかなり後方までとなるが、“1”ストレージ電圧V1の下限電圧V1mの有効範囲は時間的にかなり前で限界となる。すなわち、“1”データのリーク電流が相対的に大きいために、リテンション時間tpの後は“1”データのセンシングシグナル量の減少が顕著となることから、“1”ストレージ電圧V1の下限電圧V1mの有効範囲がリテンション時間tpを律速することとなる。
これに対して、図11に示されるように、“1”ストレージ電圧V1についてリテンション時間の延長のためにビット線プリチャージ電圧VBPを下げることで、リテンション時間後の“1”データのセンシングシグナルを確保し、“1”データリテンション時間を改善する手法がある(例えば特許文献1参照)。この場合、ビット線プリチャージ電圧VBPをセルプレート電圧VCPよりも低く設定している。“1”ストレージ電圧V1の下限電圧V1mの有効範囲は時間的にかなり後方まであるが、“0”ストレージノード電圧V0の下限電圧V0mの有効範囲は時間的にかなり前で限界となる。すなわち、“0”ストレージノード電圧V0の下限電圧V0mの有効範囲がリテンション時間tpを律速することとなる。
特開平11−16354号公報
しかし、図11の従来技術においては、リテンション時間tpの後の“1”データセンシングシグナルは確保できるが、最新の微細化混載DRAMプロセスでは高誘電率絶縁膜のトンネルリーク電流の増大が顕著であるため、逆に“0”データのセンシングシグナルが減少する。ビット線プリチャージ電圧VBPがセルプレート電圧VCPよりも低く設定されているため、“0”ストレージノード電圧V0の下限電圧V0mの有効範囲は、“0”ストレージノード電圧V0がビット線プリチャージ電圧VBPを超える範囲には拡張できない。つまり、“0”ストレージノード電圧V0の下限電圧V0mの有効範囲がリテンション時間tpを律速してしまうという課題がある。
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、“0”データのリテンション特性を改善し、結果として“1”,“0”両データのリテンション特性を改善することを目的としている。
本発明による半導体記憶装置は、
ソースがビット線に接続されゲートがワード線に接続されたアクセストランジスタと前記アクセストランジスタのドレインにストレージ電極が接続されたキャパシタから構成され、行および列方向にマトリックス状に配置された複数のメモリセルと、
前記アクセストランジスタのソースに前記ビット線を介して接続されたセンスアンプ回路と、
前記センスアンプ回路に供給されるセンスアンプ供給電圧よりも低くメモリセル基板バイアス電圧に依存するビット線プリチャージ電圧を発生し、選択スイッチを介して前記ビット線に供給するビット線プリチャージ電圧発生回路と、
前記ビット線プリチャージ電圧発生回路による前記ビット線プリチャージ電圧よりも低く前記メモリセル基板バイアス電圧に依存するセルプレート電圧を発生し、前記キャパシタのプレート電極に供給するセルプレート電圧発生回路とを備えたものである。
この構成によれば、"1"ストレージ電圧についてリテンション時間の延長のためにビット線プリチャージ電圧を低めに設定しても、セルプレート電圧はその低めに設定したビット線プリチャージ電圧よりも低いものとなる。したがって、キャパシタ絶縁膜のトンネルリークに起因して"0"ストレージノード電圧がセルプレート電圧に接近するように増大した場合に、その上限であるセルプレート電圧がビット線プリチャージ電圧よりも低く設定されているため、"0"ストレージノード電圧はビット線プリチャージ電圧を超えることはなく、"0"データセンシングシグナルは確保される。その結果として、リテンション時間の延長化が実効あるものとなり、"1","0"両データのリテンション特性が矛盾なく改善される。
この構成においては、セルプレート電圧とプリチャージ電圧とをメモリセル基板バイアス電圧に依存して発生させている。メモリセル基板バイアス電圧が下がり、メモリセルの接合リークが増大して"1"データリーク速度が増大したとしても、同時にビット線プリチャージ電圧も下がるので、"1"データのリテンション特性が向上し、しかも、同時にセルプレート電圧も下がるので、"0"データのリテンション特性も向上する。つまり、メモリセル基板バイアス電圧の変動に対して、データのリテンション特性の悪化を防ぐように調整することが可能となる。
上記構成の半導体記憶装置において、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、それぞれの前記差動増幅器に対する参照電圧発生回路を共用しているという態様がある。この構成によれば、電源電圧の変動に対して、ビット線プリチャージ電圧とセルプレート電圧との差分の変動が小さく、安定した動作が可能となる。
また上記構成の半導体記憶装置において、前記セルプレート電圧発生回路は、前記セルプレート電圧が前記ビット線プリチャージ電圧発生回路による前記ビット線プリチャージ電圧を基準に発生されるように構成されているという態様がある。この構成によれば、ビット線プリチャージ電圧が差動増幅器などの特性ばらつきなどのためにビット線プリチャージ電圧発生回路への参照電圧からずれたとしても、セルプレート電圧発生回路によるセルプレート電圧は、実際に供給されているビット線プリチャージ電圧を基準として降圧したものであるので、セルプレート電圧の設定精度を向上させることが可能となる。
また上記構成の半導体記憶装置において、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記セルプレート電圧発生回路の参照電圧発生回路は、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路の出力端子に接続され、前記ビット線プリチャージ電圧と接地電圧との中間電圧を発生するように構成されているという態様がある。この構成によれば、ビット線プリチャージ電圧がビット線プリチャージ回路での電流消費や差動増幅器の特性ばらつきなどのために参照電圧からずれたとしても、セルプレート電圧は、実際に供給されているビット線プリチャージ電圧を基準として、それを降圧したものであることから、セルプレート電圧の設定精度を向上させることが可能となる。
また上記構成の半導体記憶装置において、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路は、フィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記セルプレート電圧発生回路は、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路による前記ビット線プリチャージ電圧と接地電圧との中間電圧のソースフォロワに構成されているという態様がある。ビット線プリチャージ電圧発生回路は、電流消費のあるビット線プリチャージ回路に電流を供給することから、フィードバック制御が必須である。これに対して、セルプレート電圧発生回路は、電流消費の発生しないセルプレートを一定電圧に保持するためのセルプレート電圧を供給するものである。したがって、セルプレート電圧発生回路ではフィードバック制御のための差動増幅器を省略することも可能であり、差動増幅器を省略することにより、性能を劣化させずに差動増幅器を省略した分だけ面積の削減が可能となる。
上記構成の半導体記憶装置において、前記ビット線プリチャージ電圧と前記セルプレート電圧との差電圧は、前記センスアンプ回路に供給されるセンスアンプ供給電圧から独立した一定電圧とされているという態様がある。この構成においては、ビット線プリチャージ電圧とセルプレート電圧との差電圧が電源電圧に依存しない一定電圧に設定されているため、電源電圧が高くなったときにもメモリセルのキャパシタの絶縁膜の信頼性を損なわずにリテンション特性を向上させることが可能となる。
また上記の構成の半導体記憶装置において、前記ビット線プリチャージ電圧と前記セルプレート電圧との差電圧は、トランジスタのしきい値電圧よりも小さい電圧に設定されているという態様がある。
そして、前記ビット線プリチャージ電圧と前記セルプレート電圧との差電圧を、トランジスタのしきい値電圧よりも小さい電圧に設定するに際して、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記セルプレート電圧発生回路の前記差動増幅器の参照電圧は、前記ビット線プリチャージ電圧と前記ビット線プリチャージ電圧をダイオード降圧した電圧との中間電圧に設定されているという態様がある。
上記のように構成すれば、ビット線プリチャージ電圧とセルプレート電圧との差電圧がトランジスタのしきい値電圧以下の一定電圧に設定されるため、キャパシタ絶縁膜の信頼性をより高めて、リテンション特性も向上させることが可能となる。
また上記の構成の半導体記憶装置において、前記セルプレート電圧発生回路は、前記セルプレート電圧を電圧クランプによって制限された電圧範囲内で発生させるという態様がある。
この構成において、セルプレート電圧発生回路が発生するセルプレート電圧は電圧クランプによって所定の電圧範囲内に制限されるので、セルプレート電圧がノイズの影響などで変動したとしても、そのセルプレート電圧はある一定電圧よりも下がることはなく、キャパシタ絶縁膜の信頼性を損なわずにリテンション特性の向上が期待される。
上記の電圧クランプに言及した半導体記憶装置において、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記セルプレート電圧発生回路は、前記セルプレート電圧の出力端子にダイオードクランプ回路が接続されているという態様がある。この構成によれば、上記のリテンション特性に優れノイズの影響に強い半導体記憶装置を簡単に構成することが可能となる。
上記のメモリセル基板バイアス電圧に言及した半導体記憶装置において、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路に対する参照電圧発生回路は、前記センスアンプ供給電圧と前記メモリセル基板バイアス電圧との中間電圧を発生するように構成されているという態様がある。この構成によれば、上記のリテンション特性に優れメモリセル基板バイアス電圧の変動に強い半導体記憶装置を簡単に構成することが可能となる。
本発明によれば、ビット線プリチャージ電圧よりもセルプレート電圧を低く設定するように構成してあるので、“1”,“0”両データのリテンション特性を矛盾なく改善することができる。
以下、本発明にかかわる半導体記憶装置の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図1において、BL,NBLはビット線、WLはワード線、MCはメモリセル、VBBはメモリセル基板バイアス電圧、1はビット線プリチャージ回路、PRはプリチャージ制御信号線、2はセンスアンプ回路、SE,NSEはセンスアンプ制御信号線、VDDは電源電圧(センスアンプ供給電圧)、3はビット線プリチャージ電圧発生回路、VBPはビット線プリチャージ電圧、4はセルプレート電圧発生回路、VCPはセルプレート電圧、5は参照電圧発生回路である。
アクセストランジスタATとキャパシタCからなるメモリセルMCがビット線BLとワード線WLに接続されている。すなわち、アクセストランジスタATのソースがビット線BLに接続され、ドレインがキャパシタCのストレージ電極に接続され、ゲートがワード線WLに接続されている。キャパシタCのプレート電極がセルプレート電圧発生回路4の出力端子に接続され、セルプレート電圧VCPが印加されるようになっている。以上のようなメモリセルMCが行列方向に多数マトリックス状に並列配置され、メモリセルアレイを構成している。ビット線BL,NBLは、センスアンプ回路2に接続されているとともに、ビット線プリチャージ回路1の選択スイッチQ1,Q2を介してビット線プリチャージ電圧発生回路3の出力端子に接続され、ビット線プリチャージ電圧VBPが印加されるようになっている。センスアンプ回路2に供給されるセンスアンプ供給電圧VDD(電源電圧)はビット線プリチャージ電圧VBPより高く、セルプレート電圧VCPはビット線プリチャージ電圧VBPよりも低く設定されている。
図2は本実施の形態におけるビット線プリチャージ電圧発生回路3とセルプレート電圧発生回路4と参照電圧発生回路5の構成を示す回路図である。図2において、Ra,Rb,Rcは抵抗素子、REF1,REF2は参照電圧、OA1,OA2は差動増幅器、QP1,QP2はPMOSトランジスタである。
参照電圧発生回路5は、電源電圧VDDの端子と接地電圧VSSの端子の間に直列に介挿された抵抗素子Ra,Rb,Rcから構成され、電源電圧VDDと接地電圧VSSとの差電圧の抵抗分割によって発生した参照電圧REF1,REF2をビット線プリチャージ電圧発生回路3とセルプレート電圧発生回路4に供給するようになっている。すなわち、抵抗素子Raと抵抗素子Rbの接続点がビット線プリチャージ電圧発生回路3における差動増幅器OA1の非反転入力端子(+)に接続されている。また、抵抗素子Rbと抵抗素子Rcの接続点がセルプレート電圧発生回路4における差動増幅器OA2の非反転入力端子(+)に接続されている。ビット線プリチャージ電圧発生回路3とセルプレート電圧発生回路4とは参照電圧発生回路5を共用している。
ビット線プリチャージ電圧発生回路3は、差動増幅器OA1とPMOSトランジスタQP1からなり、差動増幅器OA1の出力端子はPMOSトランジスタQP1のゲートに接続され、PMOSトランジスタQP1のソースは電源電圧VDDの端子に接続され、ドレインは差動増幅器OA1の反転入力端子(−)に負帰還接続されているとともに、図1のビット線プリチャージ回路1の選択スイッチQ1,Q2を介してビット線BL,NBLに接続されてビット線プリチャージ電圧VBPを供給するようになっている。
セルプレート電圧発生回路4は、差動増幅器OA2とPMOSトランジスタQP2からなり、差動増幅器OA2の出力端子はPMOSトランジスタQP2のゲートに接続され、PMOSトランジスタQP2のソースは電源電圧VDDの端子に接続され、ドレインは差動増幅器OA2の反転入力端子(−)に負帰還接続されているとともに、図1のメモリセルMCにおけるキャパシタCのプレート電極に接続されてセルプレート電圧VCPを供給するようになっている。
ビット線プリチャージ電圧発生回路3において、差動増幅器OA1でのフィードバック制御によりビット線プリチャージ電圧VBPは参照電圧REF1と等電位になるように制御される。また、セルプレート電圧発生回路4において、差動増幅器OA2でのフィードバック制御によりセルプレート電圧VCPは参照電圧REF2と等電位になるように制御される。
差動増幅器OA2の参照電圧REF2は差動増幅器OA1の参照電圧REF1よりも常に低いので、セルプレート電圧VCPはビット線プリチャージ電圧VBPよりも常に低く設定される。
このような構成を用いることによって、図3に示すように、“1”ストレージ電圧V1についてリテンション時間tpの延長のためにビット線プリチャージ電圧VBPのレベルを低めに設定し、センスアンプ回路2に供給される電源電圧VDDの1/2よりも下げたときにも、キャパシタ絶縁膜トンネル電流によって増大する“0”ストレージノード電圧V0が接近していくセルプレート電圧VCPが常にビット線プリチャージ電圧VBPよりも低いので、“0”データセンシングシグナルが確保されることになり、リテンション特性を向上させることができる。
ビット線プリチャージ電圧VBPと“0”ストレージノード電圧V0との電位差をΔVDL(ΔVDL=VBP−V0)、“1”ストレージ電圧V1とビット線プリチャージ電圧VBPとの電位差をΔVDHを(ΔVDH=V1−VBP)として、
メモリセルMCの“0”データのセンシングシグナルΔVLの大きさ、“1”データのセンシングシグナルΔVHの大きさはそれぞれ、
ΔVL=k・ΔVDL=k・(VBP−V0)
ΔVH=k・ΔVDH=k・(V1−VBP)
k=1/(Cb/Cs+1)
で表される。
ここで、“0”ストレージノード電圧V0に注目すると、キャパシタ絶縁膜のトンネルリークに起因して“0”ストレージノード電圧V0はセルプレート電圧VCPに接近するように増大するが、その上限はセルプレート電圧VCPである。セルプレート電圧VCPはビット線プリチャージ電圧VBPよりも低く設定されているため、“0”ストレージノード電圧V0はビット線プリチャージ電圧VBPを超えることはない。図11の従来の技術の場合には、ビット線プリチャージ電圧VBPがセルプレート電圧VCPより低く設定されているため、“0”ストレージノード電圧V0がビット線プリチャージ電圧VBPを超えてしまうことがあり得たが、本実施の形態ではそのようなことは確実に防止されることになる。
“0”ストレージノード電圧V0についての差分電圧(VBP−V0)の下限電圧V0mの有効範囲は時間的にかなり後方まである。また、“1”ストレージ電圧V1についての差分電圧(V1−VBP)の下限電圧V1mの有効範囲は時間的に余裕をもっており、リテンション時間tpの延長化が図られている。すなわち、“0”データのリテンション特性が改善され、結果として“1”,“0”両データのリテンション特性を矛盾なく改善することができる。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図4において、実施の形態1の図2におけるのと同じ符号は同一構成要素を指している。
本実施の形態においては、ビット線プリチャージ電圧発生回路3における差動増幅器OA1に対する参照電圧発生回路5aとは別に、セルプレート電圧発生回路4における差動増幅器OA2に対する参照電圧発生回路5bが設けられている。参照電圧発生回路5bでは、抵抗素子Rdと抵抗素子Reの直列回路がビット線プリチャージ電圧発生回路3の出力端子と接地電圧VSSの端子との間に接続され、抵抗素子Rdと抵抗素子Reとの接続点が差動増幅器OA2の非反転入力端子(+)に接続されている。差動増幅器OA2に対する参照電圧REF2は、ビット線プリチャージ電圧発生回路3から出力されるビット線プリチャージ電圧VBPを抵抗素子Rdと抵抗素子Reで抵抗分割したものであり、結果として、セルプレート電圧VCPはビット線プリチャージ電圧VBPを基準に発生される。その他の構成については、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
本実施の形態によれば、ビット線プリチャージ電圧VBPがビット線プリチャージ回路1での電流消費や差動増幅器OA1の特性ばらつきなどのために参照電圧REF1からずれたとしても、セルプレート電圧VCPは、実際に供給されているビット線プリチャージ電圧VBPを基準として、それを降圧したものであることから、セルプレート電圧VCPの設定精度を向上させることができる。
(実施の形態3)
図5は本発明の実施の形態3における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図5において、実施の形態2の図4におけるのと同じ符号は同一構成要素を指している。
本実施の形態においては、セルプレート電圧発生回路4における差動増幅器OA2が省かれており、参照電圧発生回路5bの抵抗素子Rdと抵抗素子Reとの接続点がPMOSトランジスタQP2のゲートに直接接続されている。すなわち、セルプレート電圧発生回路4は、ビット線プリチャージ電圧発生回路3によるビット線プリチャージ電圧VBPと接地電圧VSSとの中間電圧のソースフォロワに構成されている。その他の構成については、実施の形態2と同様であるので、説明を省略する。
ビット線プリチャージ電圧発生回路3は、電流消費のあるビット線プリチャージ回路1に電流を供給することから、フィードバック制御のための差動増幅器OA1が必須である。これに対して、セルプレート電圧発生回路4は、電流消費の発生しないメモリセルMCにおけるキャパシタCのセルプレートを一定電圧に保持するためのセルプレート電圧を供給するものである。したがって、セルプレート電圧発生回路4ではフィードバック制御のための差動増幅器OA2を省略することも可能である。差動増幅器OA2を省略することにより、性能を劣化させずに、差動増幅器OA2を省略した分だけ面積を削減することができる。
(実施の形態4)
図6は本発明の実施の形態4における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図6において、実施の形態2の図4におけるのと同じ符号は同一構成要素を指している。
本実施の形態においては、セルプレート電圧発生回路4に対する参照電圧発生回路5bの構成に特徴がある。QN1はNMOSトランジスタ、Rf,Rgは抵抗素子、Isは定電流源である。NMOSトランジスタQN1のドレインがビット線プリチャージ電圧VBPを出力するPMOSトランジスタQP1のドレインに接続され、NMOSトランジスタQN1のソースが定電流源Isを介して接地電圧VSSの端子に接続されている。NMOSトランジスタQN1はゲートがドレインに接続されたダイオード構造とされている。また、NMOSトランジスタQN1に対して並列に抵抗素子Rf,Rgの直列回路が接続されている。そして、抵抗素子Rfと抵抗素子Rgとの接続点がセルプレート電圧発生回路4の差動増幅器OA2の非反転入力端子(+)に接続されている。
差動増幅器OA2の参照電圧REF2は、ビット線プリチャージ電圧VBPから抵抗素子Rfによる降下電圧を減算した電圧であるが、この降下電圧は定電流源Isによって一定化される。セルプレート電圧VCPは参照電圧REF2に等しくなるように制御されるから、結局、ビット線プリチャージ電圧VBPとセルプレート電圧VCPとの差電圧ΔVは、抵抗素子Rfの降下電圧に等しくなり、これは電源電圧VDDから独立した電圧となる。
ビット線プリチャージ電圧VBPとセルプレート電圧VCPとの差電圧ΔVは、センシングシグナル(〜100mV)を出力できる最小の電圧であることが望ましい。なぜならば、前記の差電圧ΔVが大きくなるほど、メモリセルMCに“1”データを書き込んだ場合に、メモリセルMCのキャパシタCの絶縁膜に印加される電圧差が大きくなり、絶縁膜破壊のおそれが高まるからである。
本実施の形態においては、ビット線プリチャージ電圧発生回路3およびセルプレート電圧発生回路4は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器OA1,OA2で構成されているとともに、セルプレート電圧発生回路4の差動増幅器OA2の参照電圧REF2は、ビット線プリチャージ電圧VBPとこのビット線プリチャージ電圧VBPをダイオード構造のNMOSトランジスタQN1によってダイオード降圧した電圧Vdとの中間電圧に設定されている。
本実施の形態によれば、ビット線プリチャージ電圧VBPとセルプレート電圧VCPとの差電圧ΔVがセンスアンプ回路2に供給される電源電圧VDDから独立した、トランジスタしきい値電圧以下の一定電圧に設定できるため、キャパシタCの絶縁膜の信頼性を損なわずにリテンション特性を向上させることができる。
(実施の形態5)
図7は本発明の実施の形態5における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図7において、実施の形態1の図2におけるのと同じ符号は同一構成要素を指している。
本実施の形態においては、ゲートがドレインに接続されたダイオード構造のPMOSトランジスタQP3がセルプレート電圧発生回路4におけるセルプレート電圧VCPの出力ノードに接続されて、ダイオードクランプ回路として動作するように構成されている。
本実施の形態によれば、セルプレート電圧VCPがノイズの影響などで変動したときも、ある一定電圧の電圧よりも下がることはないので、キャパシタ絶縁膜の信頼性を損なわずにリテンション特性を向上させることができる。
(実施の形態6)
図8は本発明の実施の形態6における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図8において、実施の形態1の図2におけるのと同じ符号は同一構成要素を指している。
実施の形態1の場合には、参照電圧発生回路5において、直列接続された抵抗素子Ra,Rb,Rcが接続されているのが電源電圧VDDの端子と接地電圧VSSの端子とである。これに対して、本実施の形態においては、直列接続された抵抗素子Ra,Rb,Rcが電源電圧VDDの端子とメモリセル基板バイアス電圧VBBの端子との間に接続されている。すなわち、ビット線プリチャージ電圧発生回路3およびセルプレート電圧発生回路4の参照電圧REF1,REF2が電源電圧VDDとメモリセル基板バイアス電圧VBBとの中間電圧として発生されている。
本実施の形態によれば、メモリセル基板バイアス電圧VBBが下がり、メモリセルの接合リークが増大して“1”データリーク速度が増大したとしても、同時にビット線プリチャージ電圧VBPも下がるので、“1”データのリテンション特性が向上する。しかも、同時にセルプレート電圧VCPも下がるので、“0”データのリテンション特性も向上する。つまり、メモリセル基板バイアス電圧VBBの変動に対して、データのリテンション特性の悪化を防ぐように調整することができる。
(実施の形態7)
図9は本発明の実施の形態7における半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図9において、実施の形態1の図2におけるのと同じ符号は同一構成要素を指している。
本実施の形態においては、参照電圧発生回路5が通常動作モードとテストモードとで状態切り替え可能に構成されている。図9において、図2に対して追加された構成要素として、Rva,Rvb,Rvc,Rvdは可変抵抗素子、SW1,SW2,SW3,SW4はスイッチ素子である。抵抗素子Raと抵抗素子Rbとの間にスイッチ素子SW1が介挿され、抵抗素子Rbと抵抗素子Rcとの間にスイッチ素子SW2が介挿されている。電源電圧VDDの端子と接地電圧VSSの端子との間に可変抵抗素子Rva,Rvbの直列回路が接続され、可変抵抗素子Rvaと可変抵抗素子Rvbとの接続点がスイッチ素子SW3を介して差動増幅器OA1の非反転入力端子(+)に接続されている。また、電源電圧VDDの端子と接地電圧VSSの端子との間に可変抵抗素子Rvc,Rvdの直列回路が接続され、可変抵抗素子Rvcと可変抵抗素子Rvdとの接続点がスイッチ素子SW4を介して差動増幅器OA2の非反転入力端子(+)に接続されている。
通常動作モード時には、スイッチ素子SW1およびスイッチ素子SW2がオンにされ、スイッチ素子SW3およびスイッチ素子SW4がオフにされる。
また、テストモード時には、スイッチ素子SW1およびスイッチ素子SW2がオフにされ、スイッチ素子SW3およびスイッチ素子SW4がオンにされる。すなわち、通常動作時とテスト時とで、ビット線プリチャージ電圧発生回路3およびセルプレート電圧発生回路4の参照電圧発生回路を切り替える機能が追加されている。
テストモードにおいては、可変抵抗素子Rva,Rvb,Rvc,Rvdの抵抗値を任意かつ独立に調整することが可能である。つまり、ビット線プリチャージ電圧VBPとセルプレート電圧VCPとの差電圧ΔVを任意に調整可能である。したがって、ビット線プリチャージ電圧VBPやセルプレート電圧VCPに対する動作下限電圧やリテンション特性の依存性の詳細な評価が可能となる。
なお、本発明は上記の実施の形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々に変更可能であることはいうまでもない。例えば、本発明の実施の形態3と実施の形態6を組み合わせた構成であってもよい。
本発明の半導体記憶装置は、DRAMなどにおけるリテンション時間の向上を実現する技術として有用である。
本発明の実施の形態1における半導体記憶装置の構成を示す回路図 本発明の実施の形態1におけるビット線プリチャージ電圧発生回路とセルプレート電圧発生回路と参照電圧発生回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態1におけるストレージノード電圧のリテンション時間依存性を示す特性図 本発明の実施の形態2におけるビット線プリチャージ電圧発生回路とセルプレート電圧発生回路と参照電圧発生回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態3におけるビット線プリチャージ電圧発生回路とセルプレート電圧発生回路と参照電圧発生回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態4におけるビット線プリチャージ電圧発生回路とセルプレート電圧発生回路と参照電圧発生回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態5におけるビット線プリチャージ電圧発生回路とセルプレート電圧発生回路と参照電圧発生回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態6におけるビット線プリチャージ電圧発生回路とセルプレート電圧発生回路と参照電圧発生回路の構成を示す回路図 本発明の実施の形態7におけるビット線プリチャージ電圧発生回路とセルプレート電圧発生回路と参照電圧発生回路の構成を示す回路図 従来の技術におけるストレージノード電圧のリテンション時間依存性を示す特性図 別の従来の技術におけるストレージノード電圧のリテンション時間依存性を示す特性図
符号の説明
1 ビット線プリチャージ回路
2 センスアンプ回路
3 ビット線プリチャージ電圧発生回路
4 セルプレート電圧発生回路
5,5a,5b 参照電圧発生回路
BL,NBL ビット線
PR プリチャージ制御信号線
SE,NSE センスアンプ制御信号線
WL ワード線
OA1,OA2 差動増幅器
QP1〜QP3 PMOSトランジスタ
QN1 NMOSトランジスタ
Ra〜Rd 抵抗素子
Rva〜Rvd 可変抵抗素子
REF1,REF2 参照電圧
SW1〜SW4 スイッチ素子
tp リテンション時間
VBB メモリセル基板バイアス電圧
VBP ビット線プリチャージ電圧
VCP セルプレート電圧
VDD 電源電圧(センスアンプ供給電圧)

Claims (12)

  1. ソースがビット線に接続されゲートがワード線に接続されたアクセストランジスタと前記アクセストランジスタのドレインにストレージ電極が接続されたキャパシタから構成され、行および列方向にマトリックス状に配置された複数のメモリセルと、
    前記アクセストランジスタのソースに前記ビット線を介して接続されたセンスアンプ回路と、
    前記センスアンプ回路に供給されるセンスアンプ供給電圧よりも低くメモリセル基板バイアス電圧に依存するビット線プリチャージ電圧を発生し、選択スイッチを介して前記ビット線に供給するビット線プリチャージ電圧発生回路と、
    前記ビット線プリチャージ電圧発生回路による前記ビット線プリチャージ電圧よりも低く前記メモリセル基板バイアス電圧に依存するセルプレート電圧を発生し、前記キャパシタのプレート電極に供給するセルプレート電圧発生回路とを備えた半導体記憶装置。
  2. 前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、それぞれの前記差動増幅器に対する参照電圧発生回路を共用している請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記セルプレート電圧発生回路は、前記セルプレート電圧が前記ビット線プリチャージ電圧発生回路による前記ビット線プリチャージ電圧を基準に発生されるように構成されている請求項1に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記セルプレート電圧発生回路の参照電圧発生回路は、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路の出力端子に接続され、前記ビット線プリチャージ電圧と接地電圧との中間電圧を発生するように構成されている請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ビット線プリチャージ電圧発生回路は、フィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記セルプレート電圧発生回路は、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路による前記ビット線プリチャージ電圧と接地電圧との中間電圧のソースフォロワに構成されている請求項3に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ビット線プリチャージ電圧と前記セルプレート電圧との差電圧は、前記センスアンプ回路に供給されるセンスアンプ供給電圧から独立した一定電圧とされている請求項3に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記ビット線プリチャージ電圧と前記セルプレート電圧との差電圧は、トランジスタのしきい値電圧よりも小さい電圧に設定されている請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記セルプレート電圧発生回路の前記差動増幅器の参照電圧は、前記ビット線プリチャージ電圧と前記ビット線プリチャージ電圧をダイオード降圧した電圧との中間電圧に設定されている請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記セルプレート電圧発生回路は、前記セルプレート電圧を電圧クランプによって制限された電圧範囲内で発生させる請求項1に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記セルプレート電圧発生回路は、前記セルプレート電圧の出力端子にダイオードクランプ回路が接続されている請求項9に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路に対する参照電圧発生回路は、前記センスアンプ供給電圧と前記メモリセル基板バイアス電圧との中間電圧を発生するように構成されている請求項に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記ビット線プリチャージ電圧発生回路および前記セルプレート電圧発生回路は、それぞれフィードバック制御される差動増幅器で構成されているとともに、前記差動増幅器に対する参照電圧発生回路は、通常動作モード時とテストモード時とで出力する参照電圧を切り替え可能に構成され、テストモード時には前記参照電圧を任意に調整可能に構成されている請求項1に記載の半導体記憶装置。
JP2006287548A 2006-10-23 2006-10-23 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP5078118B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006287548A JP5078118B2 (ja) 2006-10-23 2006-10-23 半導体記憶装置
US11/907,741 US7738281B2 (en) 2006-10-23 2007-10-17 Semiconductor storage device
CNA2007101656107A CN101169968A (zh) 2006-10-23 2007-10-23 半导体存储装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006287548A JP5078118B2 (ja) 2006-10-23 2006-10-23 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008108293A JP2008108293A (ja) 2008-05-08
JP5078118B2 true JP5078118B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=39317758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006287548A Expired - Fee Related JP5078118B2 (ja) 2006-10-23 2006-10-23 半導体記憶装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7738281B2 (ja)
JP (1) JP5078118B2 (ja)
CN (1) CN101169968A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7986577B2 (en) * 2007-03-19 2011-07-26 Hynix Semiconductor Inc. Precharge voltage supplying circuit
US7508726B2 (en) * 2007-05-10 2009-03-24 Etron Technology Inc. Signal sensing circuit and semiconductor memory device using the same
CN102855930B (zh) * 2012-09-19 2017-06-30 上海华虹宏力半导体制造有限公司 存储器、存储阵列的编程控制方法及装置
US9053761B2 (en) * 2012-11-07 2015-06-09 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Circuit and method for improving sense amplifier reaction time in memory read operations
US9378814B2 (en) * 2013-05-21 2016-06-28 Sandisk Technologies Inc. Sense amplifier local feedback to control bit line voltage
US9786345B1 (en) 2016-09-16 2017-10-10 Micron Technology, Inc. Compensation for threshold voltage variation of memory cell components
US10388361B1 (en) * 2018-03-13 2019-08-20 Micron Technology, Inc. Differential amplifier schemes for sensing memory cells
CN113948142B (zh) * 2020-07-16 2023-09-12 长鑫存储技术有限公司 反熔丝存储单元状态检测电路及存储器
US11404140B2 (en) * 2021-01-04 2022-08-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Method and memory device with increased read and write margin
JP2022148858A (ja) * 2021-03-24 2022-10-06 キオクシア株式会社 半導体記憶装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06243678A (ja) * 1993-02-19 1994-09-02 Hitachi Ltd ダイナミック型ramとそのプレート電圧設定方法及び情報処理システム
TW306001B (ja) * 1995-02-08 1997-05-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd
JP3707888B2 (ja) * 1996-02-01 2005-10-19 株式会社日立製作所 半導体回路
JP3399787B2 (ja) 1997-06-27 2003-04-21 富士通株式会社 半導体記憶装置
JPH11213664A (ja) * 1998-01-23 1999-08-06 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置
JP2000075944A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Hitachi Ltd 半導体装置
JP2001035151A (ja) * 1999-07-23 2001-02-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
KR100336751B1 (ko) * 1999-07-28 2002-05-13 박종섭 전압 조정회로
JP2001308295A (ja) * 2000-04-24 2001-11-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置の使用方法と半導体記憶装置およびその製造方法
JP2002015565A (ja) * 2000-06-29 2002-01-18 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP2002091581A (ja) * 2000-09-20 2002-03-29 Fuji Electric Co Ltd 基準電圧回路
JP2002359296A (ja) 2001-06-01 2002-12-13 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JP3816022B2 (ja) 2002-05-28 2006-08-30 松下電器産業株式会社 半導体記憶装置
JP2004110863A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置
JP2005174432A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
US7375999B2 (en) * 2005-09-29 2008-05-20 Infineon Technologies Ag Low equalized sense-amp for twin cell DRAMs
US7561458B2 (en) * 2006-12-26 2009-07-14 Texas Instruments Incorporated Ferroelectric memory array for implementing a zero cancellation scheme to reduce plateline voltage in ferroelectric memory

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008108293A (ja) 2008-05-08
US7738281B2 (en) 2010-06-15
CN101169968A (zh) 2008-04-30
US20080094921A1 (en) 2008-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5078118B2 (ja) 半導体記憶装置
US7336523B2 (en) Memory device using nanotube cells
US7590003B2 (en) Self-reference sense amplifier circuit and sensing method
US7969794B2 (en) One-transistor type DRAM
US6339318B1 (en) Semiconductor integrated circuit device
US20030231524A1 (en) Semiconductor memory device
US8208317B2 (en) Semiconductor memory device
US7920439B2 (en) Semiconductor memory device using a bandgap reference circuit and a reference voltage generator for operating under a low power supply voltage
US6493282B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JP2011065688A (ja) 半導体装置、半導体記憶装置、及び半導体装置を含む情報処理システム
KR20100070158A (ko) 커패시터가 없는 동작 메모리 셀을 구비한 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 동작 방법
KR20090099492A (ko) 단일-종단 감지 증폭기를 갖는 반도체 디바이스
JP4314085B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20080137466A1 (en) Semiconductor memory
JPH10163429A (ja) 半導体装置
US11120862B2 (en) Non-volatile memory read method for improving read margin
JP2009260072A (ja) 半導体装置
JP2008004153A (ja) 半導体記憶装置
US20060092719A1 (en) Semiconductor memory device
JP2008052766A (ja) 半導体メモリデバイス
JP4259739B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2005050473A (ja) 半導体装置
JP2009129487A (ja) 不揮発性半導体記憶素子および不揮発性半導体記憶装置
JP2014142995A (ja) 半導体装置、半導体記憶装置、及び半導体装置を含む情報処理システム
WO2009090829A1 (ja) 半導体記憶装置および半導体記憶装置におけるデータ読出し方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120827

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5078118

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees