JP5077925B2 - クロム基合金とその製造方法 - Google Patents
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- C22C27/06—Alloys based on chromium
Description
【0001】
この出願の発明は、クロム基合金とその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、溶製のみにより得られ、室温延性と良好な加工性を有し、かつ1300℃程度の高温でも優れた高温強度および耐酸化性を備えたクロム基合金とその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ガスタービンにおいて動静翼に使用されているニッケル基耐熱合金の耐用温度は、その融点の制約により、コーティングや空冷による対応を併用しても、1100℃が限界であるといわれている。そこで、高融点(1863℃)で、良好な耐酸化性および比較的低い密度を備えているクロムやクロム基合金が、ニッケル基耐熱合金の代替合金として期待されてきた。
【0003】
しかし、クロムおよびクロム基合金は、室温で延性および靭性が欠如し、高温での窒素吸収により室温で脆化するといった欠点を有することから、耐熱構造用合金として実用化されたクロム基合金はないというのが実情であった。
【0004】
そのような状況下、Al,Ti,Zr,Hf,Yのいずれか1種あるいは2種以上の金属0.01〜10at%と残部が実質的にクロムからなる合金について、溶製後200〜700℃の高温で圧延し、次いで温間圧延することが示された(特許文献1)。
【特許文献1】
特開平1−129946号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記の特許文献1には、得られるクロム合金の延性脆性遷移温度が200〜700℃であることが記載されており、クロムにAl,Ti,Zr,Hf,Y等を添加した場合に、この遷移温度よりも低い、たとえば室温での引張延性は改善できないことを示していた。つまり、特許文献1では、ある特定の圧延条件下で、当該合金の圧延体が製造できることを示しているにすぎないものであり、さらには、このような特定の圧延条件下でのみクロム合金に延性が発現できることを示してもいた。また、上記のクロムからなる合金は、70%以上の圧延による合金組織の調整が必須とされているため、たとえばガスタービンの動静翼等の鋳造品としては利用することができないという欠点があった。
また、出発材料として高純度材料を用い、C+N+O+Sの4種の不純物量を170mass ppm以下と、通常の合金材料よりも著しく低く抑える必要があり、高コストで高価なものとなってしまっていた。そして、さらには、高温特性、特に近年要求されている1300℃程度のでの機械的特性については一切考慮されておらず、耐熱構造用合金としての利用は全くなされていない。
【0006】
そこで、この出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点を解消し、室温延性と良好な加工性を有し、かつ1300℃程度の高温でも優れた高温強度および耐酸化性を備えたクロム基合金とその製造方法を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、0.002〜1.5質量%の範囲内のチタン並びに0.5〜18質量%の範囲内のレニウムを含有し、残部がクロムおよび不可避的不純物からなり、溶製または鋳造のみにより得られることを特徴とするクロム基合金を提供する。
【発明の効果】
【0010】
この出願の発明によって、溶製のみにより製造可能な、室温延性と良好な加工性を有する軽量クロム基合金が提供される。このクロム基合金は、たとえ不純物元素の合計量が1000mass ppm程度の量であっても、優れた耐酸化性および高温強度を示すことができる。また、この特性は、1300℃程度までの高温で繰り返し使用しても維持される。さらに、この出願の発明のクロム基合金は、鋳造品としての製造が可能とされているため、ガスタービンの動静翼をはじめとし、航空用ジェットエンジンおよび産業用ガスタービンの翼、吸入および排出バルブ、ロッカーアーム、またオートバイおよび自動車エンジンの連結棒および耐熱ホイールなどといった、各種の耐熱部品への利用が可能とされる。特に、クロムを70質量%以上含む高クロム基合金は、たとえば、ガスタービンの動静翼、コンプレッサーの翼などに使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1はこの発明のクロム基合金の室温(25℃)での引張歪とTi量の関係を例示した図である。
【図2】図2はこの発明のクロム基合金の0.2%圧縮降伏強度と温度の関係を例示した図である。
【図3】図3はこの発明のクロム基合金の1100℃における耐酸化性を例示した図である。
【図4】図4はこの発明のクロム基合金の1300℃における耐酸化性を例示した図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
この出願の発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
【0013】
この出願の発明者らは、純クロムに、チタンを少量添加すると共にレニウムも添加することで、クロムの低温脆性が著しく改善され、室温延性が発現することを見出し、この出願の発明を成すに至った。すなわち、この出願の発明のクロム基合金は、化学組成としては、0.002質量%〜1.5質量%のチタン並びに0.5〜18質量%のレニウムを含有し、残部がクロムおよび不可避的不純物からなることを特徴としている。
【0014】
このようなチタンの添加によるクロムの室温延性の発現は、チタンを0.002質量%〜1.5質量%程度添加した際に得ることができるが、とりわけチタン量を0.5質量%程度とすることで15%程度の良好な室温延性を得ることができる。そしてさらに、チタンの添加によって、このクロム基合金は、高温強度も高められている。このような優れた特性を安定して得るには、チタンを例えば0.005質量%以上含むようにすることが例示される。
【0015】
一方で、この出願の発明のクロム基合金において、チタン量あたりの延性付与効果としては、チタンを0.01質量%以下、より限定的には0.009質量%以下含む場合に、顕著にみることができる。このように、この出願のクロム基合金においては、極少量のチタンの添加のみにより、十分な室温延性が付与されるのである。
【0016】
なお、不可避的不純物については、通常の量、例えばppmオーダーの含有が許容される。より具体的には、不可避的不純物は、1000ppm程度までとすることが例示される。これらの不可避的不純物としては、代表的には、酸素、窒素、炭素、硫黄およびリン等の格子間元素が考慮される。
【0017】
さらにこの出願の発明が提供するクロム基合金は、チタンとともに、0.5〜18質量%のレニウムを複合して含むことで、この出願の発明のクロム基合金は、室温での引張延性はもちろんのこと、さらに引張強度および耐酸化性が高められることになる。たとえば、クロムに0.1質量%のチタンと10質量%のレニウムを複合添加したCr−10Re−0.1Ti合金については、溶製のままで、1300℃における降伏強度が150MPa以上を示す。これは純クロムに比べて約3倍の優れた値である。
【0019】
なお、この出願の発明のクロム基合金は、ppmオーダーで不可避的不純物の含有が許容されているため、原料および各種の添加元素は、いずれも商用レベルの純度のものを用いることができ、高純度品を準備する必要はない。
【0020】
以上のこの出願の発明のクロム基合金は、最も簡便には、上記のとおりの組成となるように配合した原料を、溶製あるいは鋳造することのみで、製造することができる。または、機械的特性に影響を与えない程度の不純物しか混入することがなければ、適切な単結晶成長法や、他の公知の合金製造方法等によって製造することもできる。もちろん、このようにして得られたクロム基合金に対し、さらに鍛造、圧延等の高温加工を施して所望の製品を得ることもできる。
【0021】
以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この出願の発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。もちろん、この発明は以下の例に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【実施例】
【0022】
表1に示した組成のCrをベース原料とし、表2に示したとおりTi、ReおよびIrを添加して、溶製のみによりCr基合金を製造した。溶解は、アルゴンガス雰囲気中で、水冷銅るつぼを持つ炉にて行った。得られた合金塊より試験片を切り出して試料1〜13とし、各種の評価試験を行った。その結果を、図1〜3に示した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
図1は、得られた試料1〜7の室温(25℃)での引張歪とTi含有量の関係を示す図である。試料1のクロム単体の歪量はほぼ0であったが、チタンを添加することで著しく歪量が増大し、たとえば試料5のCr−0.5Ti合金では歪量14%と、溶製のままで優れた室温延性が得られることが示された。
【0026】
図2は、得られた試料1,4および10の0.2%圧縮降伏強度と温度の関係を示す図である。試料4および10は、チタンとレニウムの添加による固溶強化で、試料1のクロム単体に比べて強度が大幅に高められた。特に、チタンとレニウムが複合添加された試料10については、室温から1300℃までの全ての範囲で試料1の約2倍、とりわけ1300℃の高温については約3倍もの高強度を示すことが確認された。
【0027】
図3および図4は、得られた試料1、10および11の1100℃および1300℃における耐酸化性をそれぞれ示す図である。耐酸化性は、上記高温大気中に200時間暴露した試験片の単位面積あたりの重量変化で評価した。図3および図4から明らかなとおり、試料10および11は、1100℃以上の高温において試料1のクロム単体に比べて重量変化がほぼ0で安定しており、長時間にわたって極めて優れた耐酸化性を有することが確認された。
【0028】
表3に、試料1、8、10、12および13の室温での引張特性を試験した結果を示した。
【0029】
【表3】
【0030】
試料8、10、12、13のいずれも、試料1のクロム単体に比べて引張特性が改善されたが、試料8および12のReまたはIrを単独で添加した試料よりも、さらにチタンを複合添加した試料10および13の方が、引張延性および引張強度ともにより高くなることが示された。
Claims (2)
- 0.002〜1.5質量%の範囲内のチタン並びに0.5〜18質量%の範囲内のレニウムを含有し、残部がクロムおよび不可避的不純物からなり、溶製または鋳造のみにより得られたものであることを特徴とするクロム基合金。
- 0.1〜0.5質量%の範囲内のチタンを含むことを特徴とする請求項1記載のクロム基合金。
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