JP5076999B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用過給機、船舶用過給機、ガスタービン等に用いられかつ空気等のガスを遠心力を利用して圧縮する遠心圧縮機に関する。
遠心圧縮機について種々の開発がなされており、一般的な遠心圧縮機の構成は、次のようになる。
即ち、一般的な遠心圧縮機は、ケーシングを備えており、このケーシングは、内側に、空気(ガスの一例)を圧縮するための圧縮領域を有している。また、ケーシングの圧縮領域には、ハブが配設されており、このハブは、軸心(ハブの軸心)を中心として回転可能である。そして、ハブの外周面には、複数のブレードが周方向に沿って配設されている。更に、ケーシングの圧縮領域の上流側周縁部には、空気をブレード側へ給気する給気口が形成されており、ケーシングの圧縮領域の下流側周縁部には、圧縮した空気を排気する環状の排気流路が形成されている。
従って、遠心圧縮機を運転する場合には、例えばタービンホイール(図示省略)の回転等によりハブを回転させて、全てのブレードを一体的に回転させる。これにより、給気口からブレード側に給気した空気を遠心力を利用して圧縮することができ、圧縮した空気を排気流路から排気することができる。
ところで、遠心圧縮機の圧力比を高く設定すると、遠心圧縮機の回転体としてのブレードは高周速化の傾向にある。一方、ブレードの周速が高くなると、圧縮領域の入口部における空気流の入口相対マッハ数が増加して、遠心圧縮機の効率(圧縮機効率)が低下すると共に、ブレードの共振を回避することが困難になる。つまり、一般的な遠心圧縮機にあっては、遠心圧縮機の高圧力比化を図りつつ、遠心圧縮機の効率の向上させつかつブレードの共振を回避することことは困難である。
そこで、前述の問題を解決することができる遠心圧縮機器も開発されており(特許文献1及び特許文献2参照)、先行技術に係る遠心圧縮機の特徴等は、次のようになる。
即ち、先行技術に係る遠心圧縮機にあっては、ハブの外周面に、軸長(ハブの軸方向に平行な方向の長さ)の異なる2種類のブレードが周方向に沿って交互に配設されている。ここで、軸長の異なる2種類のブレードは、圧縮領域の入口部から圧縮領域の出口部にかけて延びたフルブレードと、圧縮領域の入口部の下流側から圧縮領域の出口部にかけて延びたスプリッタブレードである。
ここで、フルブレード及びスプリッタブレードが圧縮領域の出口部まで延びているため、圧縮領域の出口部に存するブレードの枚数を十分に確保できる。また、スプリッタブレードが圧縮領域の入口部の下流側から延びてあるため、圧縮領域の入口部に存するブレードを枚数を減らして、その分だけ圧縮領域の入口径を小さくすることができ、圧縮領域の入口部(フルブレードの前縁近傍部)における空気流の入口相対マッハ数を低減することができる。これにより、遠心圧縮機の高圧力比化を図りつつ、遠心圧縮機の効率を向上させかつブレードの共振を抑制することができる。
特開2002−332993号公報 特開2002−21574号公報
しかしながら、先行技術に係る遠心圧縮機においても、近年における遠心圧縮機の高圧力比化及び高効率化の要求を十分に満足させるものでなく、遠心圧縮機の圧力比及び効率の更なる向上が望まれている。
そこで、本発明は、前述の課題を解決することができる、新規な構成の遠心圧縮機を提供することを目的とする。
本発明の特徴は、ガスを遠心力を利用して圧縮する遠心圧縮機において、内側にガスを圧縮するための圧縮領域を有したケーシングと、前記ケーシングの前記圧縮領域に設けられ、軸心(前記ハブの軸心)を中心として回転可能なハブと、前記ハブの外周面に周方向に沿って配設され、軸長(前記ハブの軸方向に平行な方向の長さ)の異なる3数種のブレードからなる複数のブレードグループと、を備え、前記ケーシングの前記圧縮領域の上流側周縁部にガスを前記ブレード側へ給気する給気口が形成され、前記ケーシングの前記圧縮領域の下流側周縁部に圧縮したガスを排気する環状の排気流路が形成され、各ブレードグループを構成する3数種の前記ブレードは、前記圧縮領域の入口部から前記圧縮領域の出口部にかけて延びたフルブレードと、前記圧縮領域の入口部の下流側から前記圧縮領域の出口部にかけて延びかつ前記ハブの回転方向から見て前記フルブレードに後続する第1スプリッタブレードと、前記圧縮領域の入口部の下流側から前記圧縮領域の出口部にかけて延びかつ前記ハブの回転方向から見て前記第1スプリッタブレードに後続する第2スプリッタブレードであって、前記第1スプリッタブレードの軸長が前記第2スプリッタブレードの軸長よりも短くなっており、前記フルブレードの出口羽根角をβf、前記第1スプリッタブレードの出口羽根角をβs1、前記第2スプリッタブレードの出口羽根角をβs2とした場合に、βs1≧βf>βs2の関係が成立するようになっていることを要旨とする。
なお、特許請求の範囲及び明細書において、「上流側」とは、主流のガスの流れ方向から見て上流側のことであって、「下流側」とは、主流のガスの流れ方向から見て下流側のことである。
そして、前記第1スプリッタブレードの軸長が前記第2スプリッタブレードの軸長よりも短くし、βs1≧βf>βs2の関係が成立するようにしたのは、これらの条件を満たすときに、前述の先行技術に係る遠心圧縮機を模擬した遠心圧縮機に比べて、圧力比及び効率(圧縮機効率)を飛躍的に向上させることができるという、新規な知見に基づくものである。この新規な知見は、前記第1スプリッタブレードの軸長が前記第2スプリッタブレードの軸長よりも短くすることより、前記フルブレードの翼面に立つ衝撃波が前記第1スプリッタブレードの前縁周りのポテンシャル流れ場と干渉することを回避して、エネルギー損失を低減したこと、及び、βs1≧βf>βs2の関係が成立するようにしたことにより、各ブレードグループにおける3種類の前記ブレードの負荷バランスが良くなったことによるものと考えられる。
本発明の特徴によると、前記ハブを回転させて、全ての前記ブレードを一体的に回転させる。これにより、前記給気口から前記ブレード側に給気したガスを遠心力を利用して圧縮することができ、圧縮した空気を前記排気流路から排気することができる。
ここで、前記フルブレード、前記第1スプリッタブレード、及び前記第2スプリッタブレードが前記圧縮領域の出口部まで延びているため、前記圧縮領域の出口部に存する前記ブレードの枚数を十分に確保できる。また、前記第1スプリッタブレード及び前記第2スプリッタブレードが前記圧縮領域の入口部の下流側から延びてあるため、前記圧縮領域の入口部に存する前記ブレードを枚数を減らして、その分だけ前記圧縮領域の入口径を小さくすることができ、前記圧縮領域の入口部(前記フルブレードの前縁近傍部)におけるガス流の入口相対マッハ数を低減することができる。
本発明によれば、前記圧縮領域の出口部に存する前記ブレードの枚数を十分に確保すると共に、前記圧縮領域の入口部におけるガス流の入口相対マッハ数を低減することができるため、前記遠心圧縮機の高圧力比化を図りつつ、前記遠心圧縮機の効率を向上させかつ前記ブレードの共振を抑制することができる。そして、前記第1スプリッタブレードの軸長が前記第2スプリッタブレードの軸長よりも短くし、βs1≧βf>βs2の関係が成立するようになっているため、前述の新規な知見を考慮すると、前述の先行技術に係る遠心圧縮機に比べて、前記遠心圧縮機の圧力比及び効率を飛躍的に向上させることができる。
本発明の実施形態について図1から図6を参照して説明する。
ここで、図1は、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の模式的な側断面図、図2は、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の回転体の斜視図、図3は、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の回転体の側面図、図4は、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の回転体の正面図、図5は、実施例、比較例、及び従来例について空気の流量と圧力比の関係を示す図、図6は、実施例、比較例、及び従来例について空気の流量と効率の関係を示す図である。なお、図面中、「F」は、前方向を指し、「R」は、後方向を指してある。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機1は、車両用過給機又は船舶用過給機に用いられ、空気(ガスの一例)を遠心力を利用して圧縮するものである。そして、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機1の具体的な構成は、以下のようになる。
遠心圧縮機1は、ケーシング3を備えており、このケーシング3は、内側に、空気を圧縮するための圧縮領域3Fを有している。なお、ケーシング3は、車両用過給機又は船舶用過給機の別のケーシング(図示省略)に一体的に連結してある。
ケーシング3の圧縮領域3F内には、ハブ5が配設されており、このハブ5は、外周面(外周部)が下流方向に向かって拡径するように円錐台状に構成されている。また、ハブ5は、別のケーシングに回転可能に設けられたタービン軸7の一端部に一体的に連結されてあって、軸心(ハブ5の軸心5S、換言すれば、タービン軸7の軸心7S)を中心として回転可能である。なお、タービン軸7の他端部には、タービンホイール(図示省略)が一体的に連結されている。
ハブ5の外周面には、複数のブレードグループ9が周方向に沿って配設されており、各ブレードグループ9は、軸長(ハブ5の軸方向に平行な方向の長さ)の異なる3数種のブレード11,13,15からなるものである。なお、3数種のブレード11,13,15の詳細については後述する。
ケーシング3の圧縮領域3Fの上流側周縁部(前側周縁部)には、空気をブレード11,13,15側へ給気する給気口17が形成されている。また、ケーシング3の圧縮領域3Fの下流側周縁部(後側周縁部)には、圧縮した空気を昇圧して排気する環状のディフューザ流路(排気流路)19が形成されている。なお、ディフューザ流路19の周縁部には、スクロール流路(図示省略)が形成されており、このスクロール流路は、内燃機関の吸気マニホールド(図示省略)に接続されている。
続いて、本発明の実施形態の要部について説明する。
各ブレードグループ9を構成する3数種のブレード11,13,15は、フルブレード11と、ハブ5の回転方向Dから見てフルブレード11に後続する第1スプリッタブレード13と、ハブ5の回転方向Dから見て第1スプリッタブレード13に後続する第2スプリッタブレード15である。また、フルブレード11は、圧縮領域3Fの入口部3Fiから圧縮領域3Fの出口部3Foにかけて延びてあって、第1スプリッタブレード13及び第2スプリッタブレード15は、圧縮領域3Fの入口部3Fiの下流側(後側)から圧縮領域3Fの出口部3Foにかけて延びている。なお、フルブレード11の外縁、第1スプリッタブレード13の外縁、及び第2スプリッタブレード15の外縁は、ケーシング3の壁面にそれぞれ近接してあって、フルブレード11の後縁、第1スプリッタブレード13の後縁、及び第2スプリッタブレード15の後縁は、径方向(ハブ5の径方向)の同じ位置に位置している。
また、図3に示すように、第1スプリッタブレード13の軸長は、第2スプリッタブレード15の軸長よりも短くなっている。換言すれば、第1スプリッタブレード13の軸長をLs1、第2スプリッタブレードの軸長をLs2とした場合に、Ls2>Ls1の関係が成立するようになっている。また、フルブレード11の軸長(Lf)は、第1スプリッタブレード13の軸長(Ls1)及び第2スプリッタブレード15の軸長(Ls2)よりも当然長くなっている。具体的には、本発明の実施形態にあっては、Ls1=0.5Lf、Ls2=0.7Lfの関係になっている。
更に、図4に示すように、フルブレード11の出口羽根角をβf、第1スプリッタブレード13の出口羽根角をβs1、第2スプリッタブレード15の出口羽根角をβs2とした場合に、βs1≧βf>βs2の関係が成立するようになっている。具体的には、本発明の実施形態にあっては、βs1=1.2βf、βs2 =0.7βfの関係になっている。
そして、Ls2>Ls1の関係、及びβs1≧βf>βs2の関係が成立するようにしたのは、これらの関係が成立するときに、図5及び図6に示すように、前述の先行技術に係る遠心圧縮機を模擬した遠心圧縮機(図示省略)に比べて、圧力比及び効率を飛躍的に向上させると共に、比較例に係る遠心圧縮機(図示省略)に比べて、圧力比を更に向上させることができるという、新規な知見に基づくものである。この新規な知見は、Ls2>Ls1の関係が成立するようにしたことにより、フルブレード11の翼面に立つ衝撃波が第1スプリッタブレード13の前縁周りのポテンシャル流れ場と干渉することを回避して、エネルギー損失を低減したこと、及び、βs1≧βf>βs2の関係が成立するようにしたことにより、各ブレードグループ9における3種類のブレード11,13,15の負荷バランスが良くなったことによるものと考えられる。
ここで、図5中における実施例は、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機1の圧力比、図5中における比較例は、比較例に係る遠心圧縮機の圧力比、図5中における従来例は、先行技術に係る遠心圧縮機を模擬した遠心圧縮機の圧力比、図6中における実施例は、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機1の効率、図6中における比較例は、比較例に係る遠心圧縮機の効率、図6中における従来例は、先行技術に係る遠心圧縮機を模擬した遠心圧縮機の効率を示している。また、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機1等の圧力比及び効率は、CFD(Computational Fluid Dynamics)解析によって求めたものである。
なお、比較例に係る遠心圧縮機は、Ls2>Ls1の関係(具体的には、Ls1=0.5Lf、Ls2=0.7Lfの関係)、及びβs1=βf=βs2の関係が成立してあって、それらの点を除き、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機1と同様の構成を有している。また、先行技術に係る遠心圧縮機を模擬した遠心圧縮機は、第2スプリッタブレード15が省略され、Ls1=0.7Lfの関係、及びβs1=βfが成立してあって、それらの点を除き、本発明の実施形態に係る遠心圧縮機1と同様の構成を有している。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
遠心圧縮機1を運転する場合には、タービンホイールの回転によってハブ5を回転させて、全てのブレード11,13,15を一体的に回転させる。これにより、給気口17からブレード11,13,15側に給気した空気を遠心力を利用して圧縮することができ、圧縮した空気を昇圧してディフューザ流路19から排気することができる。なお、ディフューザ流路19から排気された空気は、スクロール流路を経由して内燃機関の吸気マニホールドに送られる。
ここで、フルブレード11、第1スプリッタブレード13、及び第2スプリッタブレード15が圧縮領域3Fの出口部3Foまで延びているため、圧縮領域3Fの出口部3Foに存するブレードの枚数を十分に確保できる。また、第1スプリッタブレード13及び第2スプリッタブレード15が圧縮領域3Fの入口部3Fiの下流側から延びてあるため、圧縮領域3Fの入口部3Fiに存するブレードを枚数を減らして、その分だけ圧縮領域3Fの入口径を小さくすることができ、圧縮領域3Fの入口部3Fi(フルブレード11の前縁近傍部)における空気流(ガス流の一例)の入口相対マッハ数を低減することができる。
以上の如き、本発明の実施形態によれば、圧縮領域3Fの出口部3Foに存するブレードの枚数を十分に確保すると共に、圧縮領域3Fの入口部3Fiにおける空気流の入口相対マッハ数を低減することができるため、遠心圧縮機1の高圧力比化を図りつつ、遠心圧縮機1の効率を向上させかつフルブレード11の共振を抑制することができる。そして、Ls2>Ls1の関係、及びβs1≧βf>βs2の関係が成立するようになっているため、前述の新規な知見を考慮すると、前述の先行技術に係る遠心圧縮機に比べて、遠心圧縮機1の圧力比及び効率を飛躍的に向上させることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の模式的な側断面図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の回転体の斜視図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の回転体の側面図である。 本発明の実施形態に係る遠心圧縮機の回転体の正面図である。 実施例、比較例、及び従来例について空気の流量と圧力比の関係を示す図である。 実施例、比較例、及び従来例について空気の流量と効率の関係を示す図である。
符号の説明
1 遠心圧縮機
3 ケーシング
3F 圧縮領域
3Fi 入口部
3Fo 出口部
5 ハブ
9 ブレードグループ
11 フルブレード
13 第1スプリッタブレード
15 第2スプリッタブレード
17 給気口
19 ディフューザ流路

Claims (1)

  1. ガスを遠心力を利用して圧縮する遠心圧縮機において、
    内側にガスを圧縮するための圧縮領域を有したケーシングと、
    前記ケーシングの前記圧縮領域に配設され、軸心を中心として回転可能なハブと、
    前記ハブの外周面に周方向に沿って配設され、軸長の異なる3数種のブレードからなる複数のブレードグループと、を備え、
    前記ケーシングの前記圧縮領域の上流側周縁部にガスを前記ブレード側へ給気する給気口が形成され、前記ケーシングの前記圧縮領域の下流側周縁部に圧縮したガスを排気する環状の排気流路が形成され、
    各ブレードグループを構成する3数種の前記ブレードは、前記圧縮領域の入口部から前記圧縮領域の出口部にかけて延びたフルブレードと、前記圧縮領域の入口部の下流側から前記圧縮領域の出口部にかけて延びかつ前記ハブの回転方向から見て前記フルブレードに後続する第1スプリッタブレードと、前記圧縮領域の入口部の下流側から前記圧縮領域の出口部にかけて延びかつ前記ハブの回転方向から見て前記第1スプリッタブレードに後続する第2スプリッタブレードであって、
    前記第1スプリッタブレードの軸長が前記第2スプリッタブレードの軸長よりも短くなっており、
    前記フルブレードの出口羽根角をβf、前記第1スプリッタブレードの出口羽根角をβs1、前記第2スプリッタブレードの出口羽根角をβs2とした場合に、
    βs1≧βf>βs2の関係が成立するようになっていることを特徴とする遠心圧縮機。
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