JP5076974B2 - 音処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
以上の形態には様々な変形が加えられる。具体的な変形の態様を例示すれば以下の通りである。なお、以下の例示から2以上の態様を任意に選択して組合わせてもよい。
音声識別部40が単位区間Tを音声と非音声とに識別する方法は任意である。例えば、平均SN比Raveが閾値を上回る単位区間Tを音声と判定するとともに平均SN比Raveが閾値を下回る単位区間Tを非音声と判定する構成が採用される。また、各フレームFのSN比Rを各フレームFの音量に置換した構成や、単位区間Tの平均SN比Raveを単位区間T内の音量(平均値)に置換した構成も好適である。例えば、図7のステップSA2やステップSA6においては単位区間T内の音量が所定の閾値を下回るか否かが判定され、図10のステップSB7においてはフレームFの音量が所定の閾値を下回るか否かが判定される(すなわち音量の低い区間が低音量区間PLOWとして特定される)。平均SN比Raveの低下(第1識別部42による誤判定)が問題とならない場合には第2識別部44が省略される。すなわち、図10のステップSB1においては、第1識別部42が非音声に識別した単位区間TがN2回にわたって連続するか否かが判定される。
以上の形態においては非音声の単位区間TがN2回にわたって連続する場合に入力音VINの消音を実行したが、音声識別部40がひとつの単位区間Tを非音声に識別した場合に音量制御部54が直ちに消音を開始する構成も採用される。
低音量区間PLOWの検出に利用される閾値RTH(図10のステップSB7)を制御部50(遅延制御部52)が可変に制御する構成も好適である。例えば、音声識別部40が音声に識別した単位区間Tのうち始点から所定の時間長にわたる区間(音声の区間)内における各フレームFのSN比Rの平均値ASNと所定の係数α(α<1)との乗算値が閾値RTH(RTH=ASN×α)として利用される。以上の構成によれば、入力音VINのSN比(平均値ASN)に応じて閾値RTHが可変に制御されるから、低音量区間PLOWを正確に検出できるという利点がある。
以上の形態においては非音声の単位区間Tを消音する構成を例示したが、音声の単位区間Tを非音声の単位区間Tに対して強調する方法は適宜に変更される。例えば、非音声の単位区間Tの音量を低下させる(消音まではしない)構成や、音声の単位区間Tの音量を上昇させる構成も採用される。すなわち、非音声の単位区間Tの音量が音声の単位区間Tの音量に対して相対的に低下するように各単位区間Tの音量を制御する構成が本発明においては好適である。
以上の形態においては第2識別部44が4種類の識別値の何れかを各単位区間Tに設定したが、第2識別部44による分類数(識別値の種類数)は適宜に変更される。例えば、平均SN比Raveが閾値S1を下回る単位区間T(識別値CLOWSN)と第1識別部42が音声に識別した単位区間T(識別値CVOICE)と第1識別部42が非音声に識別した単位区間T(識別値CNOTVOICE)との3種類に各単位区間Tを分類する構成も採用される。以上の構成においては、平均SN比Raveが閾値S1を下回る単位区間Tまたは第1識別部42が非音声に識別した単位区間Tが所定個にわたって連続する場合に、当該所定個のうち最後の単位区間T以後の音響信号SINが消音される。
以上の形態においては送信側の音処理装置14において出力信号SOUTを生成したが、音処理装置14が音響信号SINを送信するとともに受信側の音処理装置16が当該音響信号SINから出力信号SOUTを生成する構成や、音処理装置14と音処理装置16との間に介在する中継装置が、音処理装置14から送信された音響信号SINから出力信号SOUTを生成して音処理装置16に送信する構成も採用される。
Claims (7)
- 音響信号の各単位区間を音声と音声以外の音響である非音声とに順次に識別する音声識別手段と、
前記単位区間が非音声に識別されると前記音響信号を、単位区間の時間長を上回る遅延量だけ遅延させ、前記単位区間が音声に識別されると当該単位区間のうちSN比または音量が低い低音量区間を短縮する遅延制御手段と、
前記音響信号のうち非音声に識別された単位区間の音量を、音声に識別された単位区間の音量に対して低下させる音量制御手段と
を具備する音処理装置。 - 相連続する所定個の単位区間を前記音声識別手段が非音声に識別した場合に、
前記遅延制御手段は前記音響信号を前記所定の遅延量だけ遅延させ、
前記音量制御手段は音響信号の音量の低下を開始する
請求項1の音処理装置。 - 前記音声識別手段は、
前記音響信号の前記各単位区間を音声と非音声とに順次に識別する第1識別手段と、
前記各単位区間のうちSN比が閾値を下回る単位区間を特定する第2識別手段とを含み、
前記音量制御手段は、前記第1識別手段が非音声に識別した単位区間または前記第2識別手段が特定した単位区間が所定個にわたって連続する場合に、当該所定個のうちの最後の単位区間以後の音響信号の音量を低下させる
請求項1の音処理装置。 - 前記音声識別手段は、
前記音響信号の前記各単位区間を音声と非音声とに順次に識別する第1識別手段と、
前記音響信号のSN比または音量が第1閾値を下回る単位区間に対して第1識別値を設定し、前記音響信号のSN比または音量が前記第1閾値を上回るとともに音声に識別された単位区間に対して第2識別値を設定し、前記第1閾値よりも大きい第2閾値を前記音響信号のSN比または音量が下回るとともに非音声に識別された単位区間に対して第3識別値を設定し、前記音響信号のSN比または音量が前記第2閾値を上回るとともに非音声に識別された単位区間に対して第4識別値を設定し、前記第2識別値以外の識別値の単位区間が所定個にわたって連続する場合に当該所定個のうちの最後の単位区間の識別値を前記第4識別値に更新する第2識別手段とを含み、
前記音量制御手段は、前記第4識別値の単位区間が所定個にわたって連続する場合に、当該所定個のうちの最後の単位区間以後の音響信号の音量を低下させる
請求項1の音処理装置。 - 前記遅延制御手段は、前記低音量区間の一部の区間を削除することで当該低音量区間を短縮する
請求項1から請求項4の何れかの音処理装置。 - 前記遅延制御手段は、前記低音量区間のうち終点を含む一部の区間を除いた区間を削除することで当該低音量区間を短縮する
請求項5の音処理装置。 - 音響信号の各単位区間を音声と非音声とに順次に識別する音声識別処理と、
前記単位区間が非音声に識別されると前記音響信号を所定の遅延量だけ遅延させ、前記単位区間が音声に識別されると当該単位区間のうちSN比または音量が低い低音量区間を短縮する遅延制御処理と、
前記音響信号のうち非音声に識別された単位区間の音量を、音声に識別された単位区間の音量に対して低下させる音量制御処理と
をコンピュータに実行させるプログラム。
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