JP5073522B2 - 内燃機関のピストン - Google Patents

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本発明は、オイルジェット装置から頂部の裏面に向けて冷却用のオイルを噴射して冷却するようにした内燃機関のピストンに関するものである。
自動車用内燃機関においては、ピストンにおける頂部の裏面に向けて冷却用のオイルを噴射してピストンを冷却する技術が広く採用されているが、近年、高出力化に伴ってピストンの熱負荷が増大することでピストンの温度が上昇する傾向にあり、ピストンの冷却性能のより一層の向上が求められている。
このようなピストンの冷却に関して、従来、スラスト側のスカート部の近傍位置に向けてオイルを噴射して、頂部の裏面に沿ってオイルをスラスト側から反スラスト側に向けて流すようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特許第2669126号公報
しかるに、前記従来の技術では、ピストンピンを保持する一対のピンボス部間を通ってオイルがスラスト側から反スラスト側に流れるが、このピンボス部が内向きに大きく突出していることから、オイルの流れの邪魔となり、オイルの一部が不要な方向、すなわちピストンピンの軸方向に流れて、反スラスト側へ向かうオイルが減少することから、冷却効率が低下するという問題があった。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、オイルが不要な方向に流れることを抑制して冷却効率を高めることができるように構成されたピストンを提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明においては、請求項1に示すとおり、頂部(21)と、この頂部から垂下した一対のスカート部(22・23)と、この一対のスカート部を互いに連結する一対のサイドウォール部(24・25)と、この一対のサイドウォール部に設けられてピストンピン(4)を保持する一対のピンボス部(26・27)とを有し、オイルジェット装置から前記頂部の裏面に向けて冷却用のオイルを噴射して冷却するようにしたピストン(3)において、前記頂部の裏面に前記一対のスカート部間に亘って延在するオイル案内路(31)が形成され、オイルジェット装置から前記オイル案内路の一端側に向けて噴射されたオイルが前記オイル案内路の他端側に向けて案内されるようにすると共に、前記オイル案内路の両脇に沿って、前記一対のスカート部を相互に連結する態様で、前記サイドウォール部側に向かうオイルの流れを規制する肉盛り部(段部45・46)が形成され、この肉盛り部が、前記頂部の裏面と前記サイドウォール部の内面との隅部を埋めるように形成された段部であるものとした。
これによると、肉盛り部によりサイドウォール部側(ピストンピンの軸方向)に向かうオイルの流れが規制されるため、オイル案内路に沿って他端側に流れるオイルが減少することを避けることができ、これにより頂部の全体が適切に冷却されて、冷却効率を高めることができる。
さらに、肉盛り部が、頂部の裏面とサイドウォール部の内面との隅部を埋めるように形成された段部である構成とすることで、段部を介して頂部とサイドウォール部とが連結されるため、ピストンの剛性を向上させることができる。この場合、オイル案内路の底面から一段高くなった段部の段差面でオイルの流れが規制される。
前記ピストンにおいては、請求項2に示すとおり、前記肉盛り部が、前記ピンボス部と前記スカート部とを相互に連結する態様で形成された構成とすることができる。
これによると、段部を介してピンボス部がスカート部に連結されるため、ピンボス部の支持剛性を向上させることができる。
なお、肉盛り部は、ピンボス部とスカート部とを相互に連結する形態の他、ピンボス部と連結されることなく、一対のスカート部を相互に連結する形態も可能である。
前記ピストンにおいては、請求項3に示すとおり、前記肉盛り部の下面が、前記ピンボス部の外周面から連続して湾曲した略円弧状の断面をなす凹面状に形成された構成とすることができる。
これによると、無駄肉を減らしてピストンの重量を低減することができる。
前記ピストンにおいては、請求項4に示すとおり、前記肉盛り部が、前記ピンボス部の両側に形成され、この両側の肉盛り部の下面の曲率が互いに異なる構成とすることができる。
これによると、肉盛り部の下面の曲率に応じて肉盛り部の体積が変化し、ピストンのアンバラスの度合いに応じて肉盛り部の下面の曲率を両側の肉盛り部で変えることにより、ピストンの重量バランスを適正化することができる。
前記ピストンにおいては、請求項5に示すとおり、前記ピストンピンのオフセット側に位置する前記肉盛り部の下面の曲率が、反オフセット側に位置する前記肉盛り部の下面の曲率よりも大きい構成とすることができる。
これによると、オフセット側の肉盛り部が反オフセット側の肉盛り部より大きくなるため、オフセット側の質量を相対的に増すことができ、これによりピストンピンのオフセットによって反オフセット側に偏った重心を補正することができる。
このように本発明によれば、肉盛り部によりサイドウォール部側に向かうオイルの流れが規制されるため、オイル案内路に沿って他端側に流れるオイルが少なくなることを避けることができ、これにより頂部の全体が適切に冷却されて、冷却効率を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明によるピストンが適用される内燃機関の要部を示す断面図である。この内燃機関では、シリンダブロック1に円筒状のシリンダボア2が形成され、このシリンダボア2の内部にピストン3が摺動可能に収容されている。ピストン3には、ピストンピン4を介してコネクティングロッド5の上端が連結され、コネクティングロッド5の下端はクランクピン6を介してクランクシャフト7に連結されている。
シリンダブロック1の下側には、クランクケース8が結合され、このクランクケース8とシリンダブロック1の下部とで、クランクシャフト7を収容するクランク室9が画成される。クランクケース8の下側には、上方から降下したオイルを受けるオイルパン(図示せず)が設けられている。シリンダブロック1の上側には、吸気バルブ及び排気バルブによりそれぞれ開閉される吸気ポート及び排気ポートが設けられたシリンダヘッド(図示せず)が結合され、このシリンダヘッドの内壁面とピストン3の上面とシリンダボア2の内周面とで燃焼室が画成される。
シリンダブロック1におけるシリンダボア2の下端近傍のクランク室9側には、ピストン3の冷却のためのオイルを噴射するオイルジェット装置11が配設されている。このオイルジェット装置11は、先端を上方に向けたノズル12を備え、下方からピストン3、特にここでは高温となる排気側に向けてオイルが噴射されるようになっている。
図2は、図1に示したピストンの斜視図である。図3は、図2に示したピストンを軸線に沿った平面で切断した断面図である。図4は、図2に示したピストンの下面図である。
ピストン3は、図2に示すように、燃焼ガスの圧力が作用する頂部21と、この頂部21から垂下した態様で設けられた一対のスカート部22・23と、この一対のスカート部22・23を互いに連結する態様で設けられた一対のサイドウォール部24・25と、この一対のサイドウォール部24・25に設けられた一対のピンボス部26・27とを有している。
頂部21の外周には、トップリング、セカンドリング、及びオイルリング(図示せず)がそれぞれ取り付けられるリング溝29が形成されている。ピンボス部26・27には、ピストンピン4が挿通されるピン挿通孔30が形成され、ピストンピン4の両端が一対のピンボス部26・27に保持される。
一対のスカート部22・23は、シリンダボア2の内周面に沿うように円弧状断面に形成され、反スラスト側(吸気側)及びスラスト側(排気側)にそれぞれ配置されており、一対のサイドウォール部24・25は、ピストンピン4の軸線に直交する向きに延在し、一対のスカート部22・23と一対のサイドウォール部24・25とで全体として略小判形断面をなす閉断面構造が形成される。
頂部21の裏面には、一対のスカート部22・23間に亘って延在するオイル案内路31が形成されており、オイルジェット装置11からオイル案内路31の一端側(排気側)に向けて噴射されたオイルがオイル案内路31の他端側(吸気側)に向けて案内されるようになっている。
一対のピンボス部26・27は、サイドウォール部24・25の内面側に突出する内側の突出部32と、サイドウォール部24・25の外面側に突出する外側の突出部33とを備えており、内側の突出部32は、サイドウォール部24・25の内面から大きく突出して、ピンボス部26・27の両側に、ピンボス部26・27の突出部32とサイドウォール部24・25とスカート部22・23とで3方を囲まれた態様の凹所35・36が画成されている。
サイドウォール部24・25には、下端に沿って肉厚部38が形成されており、またスカート部22・23にも、下端近傍に周方向に肉厚部39が形成されており、サイドウォール部24・25の肉厚部38が、スカート部22・23の肉厚部39と、ピンボス部26・27の内側の突出部32の下端部分とを互いに連結するように設けられている。
オイル案内路31の底面は、図3に示すように、凹凸状断面に形成され、排気側のスカート部23の近傍に形成された膨出部41に向けてオイルが噴射される。また吸気側のスカート部22の近傍に形成された膨出部42によりオイルが案内されて下向きに流向が変化するようになっている。
頂部21の表面には、吸気バルブ及び排気バルブ(図示せず)にそれぞれ対応して吸気側及び排気側のリセス43・44が凹設されている。吸気側のリセス43では、2つの吸気バルブに対応する凹部を相互に連通する態様で(図4参照)、裏面側のオイル案内路31に対応する中心部分も凹設されており、この表面形状に対応して、頂部21の裏面側では、オイル案内路31の中間部分が最も低く、またオイル案内路31の吸気側が排気側に比較して高く形成され、吸気側の膨出部42が排気側の膨出部41より大きく膨出した状態となっている。
ピンボス部26・27の排気側には、図2に示したように、排気側のスカート部23の近傍の膨出部41に向けて噴射されたオイルがサイドウォール部24・25側に向かうことを規制する段部(肉盛り部)45が形成されている。またピンボス部26・27の吸気側にも、オイル案内路31に沿って流れるオイルがサイドウォール部24・25側に向かうことを規制する段部(肉盛り部)46が形成されている。これらの段部45・46は、オイル案内路31の両脇に沿って対称的に設けられる。
段部45・46は、オイル案内路31の底面から一段高くなった態様で頂部21とサイドウォール部24・25との隅部を埋めるように形成され、この段部45・46の段差面45a・46aでオイルの流れが規制される。また段差面45a・46aは、ピンボス部の内側の突出部32の内側端面と略面一に形成されており、オイル案内路31に沿ってオイルが円滑に流れるようになっている(図4参照)。
また段部45・46を介してスカート部22・23とピンボス部26・27とが相互に連結されるため、ピンボス部26・27の支持剛性を向上させることができる。さらに段部45・46を介して頂部21とサイドウォール部24・25とが相互に連結されるため、ピストン3全体の剛性を向上させることができる。
段部45・46の下面45b・46bは、ピンボス部26・27においてピン挿通孔30を中心とした半円弧状部分32aの外周面から連続して湾曲した略円弧状の断面をなす凹面状に形成され、ピンボス部26・27からスカート部22・23に向けて勾配が次第に緩やかになり、スカート部22・23の内面において、頂部21のリング溝29が形成される部分に対応して形成された段部48に接続されている。このように段部45・46の下面45b・46bを凹面状に形成することで、無駄肉を減らしてピストン3の重量を低減することができる。
図5は、図2に示したピストンにおける段部の形態を模式的に示す断面図である。このピストン3は、ピストンピン4がオフセットされた、いわゆるオフセットピストンであり、ピストンピン4の中心軸線がピストン3の中心線より側方にオフセットされた状態で形成されている。特にここでは、ピストンピン4が排気側にオフセットされている。
このようにピストンピン4がオフセットされていると、ピストンピン4を中心として反オフセット側が重くなることから、オフセット側の質量を相対的に増してピストン3の重量バランスを適正化する必要があり、ここでは、ピンボス部26・27の両側に設けられた段部45・46の体積を変える、すなわちオフセット側(排気側)に位置する段部45の体積を反オフセット側(吸気側)に位置する段部46に比較して大きくすることで、オフセット側の質量を相対的に増して、反オフセット側に偏った重心を補正することができる。
段部45・46の体積は、凹面状をなす下面45b・46bの曲率で調整することができ、オフセット側(排気側)に位置する段部45の下面45bの曲率r1を、反オフセット側(吸気側)に位置する段部46の下面46bの曲率r2よりも大きく設定することで、オフセット側の段部45の体積を反オフセット側の段部46より大きくすることができる。
具体的には、ピンボス部26・27の半円弧状部分32aの外面から、ピストン3の中心線に対して平行あるいは若干傾斜させた方向に延長させた平面が、段部を設けない従来のピンボス部26・27の外面51となり、この従来の外面51より外側の部分が段部45・46により体積が増加した部分となる。ここで、下面45b・46bが概ね1/4円弧状の断面形状をなし、この下面45b・46bの上端を通り且つピストン3の中心線に対して直交する平面と従来の外面51と下面45b・46bとで挟まれた部分53a・54aの体積は、下面45b・46bの曲率が大きくなるのに応じて増大し、大きな曲率r1の部分53aの体積が小さな曲率r2の部分54aより大きくなる。
なお、下面45b・46bより上の部分53b・54bの体積に応じて段部45・46全体の体積も変化し、オフセット側の部分53bの体積が反オフセット側の部分54bより大きいか、あるいはオフセット側の部分53bの体積が反オフセット側の部分54bに比較して部分53a・54aの体積差以上に小さくなければ、オフセット側の段部45の体積を反オフセット側の段部46より大きくすることができる。
図6は、図2に示したピストンにおけるオイルが流れる状況を示す斜視図である。オイルジェット装置11から排気側の膨出部41に向けて噴射されたオイルは、オイル案内路31に沿って排気側から吸気側に向けて流れ、吸気側の膨出部42により下向きに流向を変更されて、ピストン3からオイルパンへ戻される。
このとき、段部45・46の段差面45a・46aでサイドウォール部24・25側(ピストンピン4の軸方向)に向かうオイルの流れが規制されて、ピンボス部26・27とサイドウォール部24・25とスカート部22・23とで3方を囲まれた凹所35・36(図2・図4参照)にオイルが入り込むことが回避され、オイル案内路31に沿って吸気側に流れるオイルが減少することを避けることができ、これにより頂部21の全体が適切に冷却されて、冷却効率を高めることができる。
特にここでは、オイルジェット装置11が、シリンダボア2の中心線に対してピストンピン4の軸方向にずれた位置に配置されており、シリンダボア2の中心線に対してわずかに傾斜した方向にオイルが噴射されるようにノズル12が設けられている。このため、図6(A)に示す上死点と図6(B)に示す下死点との間で、ピストン3の位置に応じてオイルが吹き付けられる部位がオイル案内路31の幅方向に若干ずれるが、両側の段部45・46の段差面45a・46aでオイルの流れが適切に規制されて、オイル案内路31に沿ってオイルを円滑に流すことができる。
なお、前記の例では、吸気側に比較して高温となる排気側(スラスト側)に向けてオイルを噴射する構成としたが、低温の混合気による吸気側の冷却が不十分な場合に、ノッキングタフネスの向上を図る観点から、吸気側(反スラスト側)に向けてオイルを噴射する構成も可能である。
本発明によるピストンが適用される内燃機関の要部を示す断面図である。 図1に示したピストンの斜視図である。 図2に示したピストンを軸線に沿った平面で切断した断面図である。 図2に示したピストンの下面図である。 図2に示したピストンにおける段部の形態を模式的に示す断面図である。 図2に示したピストンにおけるオイルが流れる状況を示す斜視図である。
符号の説明
1 シリンダブロック
2 シリンダボア
3 ピストン
4 ピストンピン
11 オイルジェット装置
12 ノズル
21 頂部
22・23 スカート部
24・25 サイドウォール部
26・27 ピンボス部
31 オイル案内路
35・36 凹所
41・42 膨出部
45・46 段部(肉盛り部)、45a・46a 段差面、45b・46b 下面

Claims (5)

  1. 頂部と、この頂部から垂下した一対のスカート部と、この一対のスカート部を互いに連結する一対のサイドウォール部と、この一対のサイドウォール部に設けられてピストンピンを保持する一対のピンボス部とを有し、オイルジェット装置から前記頂部の裏面に向けて冷却用のオイルを噴射して冷却するようにしたピストンであって、
    前記頂部の裏面に前記一対のスカート部間に亘って延在するオイル案内路が形成され、オイルジェット装置から前記オイル案内路の一端側に向けて噴射されたオイルが前記オイル案内路の他端側に向けて案内されるようにすると共に、
    前記オイル案内路の両脇に沿って、前記一対のスカート部を相互に連結する態様で、前記サイドウォール部側に向かうオイルの流れを規制する肉盛り部が形成され
    この肉盛り部が、前記頂部の裏面と前記サイドウォール部の内面との隅部を埋めるように形成された段部であることを特徴とするピストン。
  2. 前記肉盛り部が、前記ピンボス部と前記スカート部とを相互に連結する態様で形成されたことを特徴とする請求項1に記載のピストン。
  3. 前記肉盛り部の下面が、前記ピンボス部の外周面から連続して湾曲した略円弧状の断面をなす凹面状に形成されたことを特徴とする請求項2に記載のピストン。
  4. 前記肉盛り部が、前記ピンボス部の両側に形成され、この両側の肉盛り部の下面の曲率が互いに異なることを特徴とする請求項3に記載のピストン。
  5. 前記ピストンピンのオフセット側に位置する前記肉盛り部の下面の曲率が、反オフセット側に位置する前記肉盛り部の下面の曲率よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のピストン。
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