JP5072579B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置等に設けられた誘導加熱方式の定着装置に関する。
一般に画像形成装置においては、シート上に転写されたトナー像のトナーを熱によって融解してシートに定着させるための定着装置が備えられている。定着装置としては、近年では薄肉金属の回転体(ベルト)を誘導加熱により発熱させる電磁誘導加熱方式が多く用いられるようになってきた。
しかしながら、定着装置にベルト状の回転体を用いた場合、ベルトの回転中に各部に加えられる力を均一にするのが困難であり、回転中にベルトが片側に寄ってしまう問題がある。この問題に対し、ベルト状の回転体の片寄り(以下、「寄り」と称す)を検知する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図16は、従来のベルト状の回転体の寄りを検知する構成を示す図である。この図において、定着装置はベルト72、ローラ軸73、74、及び寄り検知装置90a、90bを備える。
図17は、ベルト72と寄り検知装置90a、90bの構成を示す図である。寄り検知装置90aは、アクチュエータ91aとフォトインタラプタ92aから構成され、アクチュエータ91aは、軸93aを中心に回転可能な構成になっている。
ベルト72が定位置にある場合、アクチュエータ91aに取り付けられた遮蔽板がフォトインタラプタ92aを遮光していない状態にある。なお、寄り検知装置90bも90aと同様の構成になっている。
ベルト72がA方向に寄って来てアクチュエータ91aに接触すると、アクチュエータ91aは、軸90aを中心に、矢印94a方向へと回転し始める。そして、ベルト72がさらにA方向に移動すると、遮蔽板がフォトインタラプタ92aを遮光することによりベルトの寄りが検知される。
ベルト72がA側に寄ったことが検知されると、図16おいて、ローラ軸73の73b側を基準にして、73a側を矢印C方向に傾けることで、ベルト72をB方向に移動させる制御を行っている。このように、ベルト72の寄りをフォトインタラプタ92a、92bで検知し、その検知結果に基づいてベルト72の寄りを補正している。
特開平9−12173号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明では、定着装置内のベルト72は高温であるためフォトインタラプタ92a、92bをベルト72近傍で使用することができない。このため、ベルト72の寄りをアクチュエータ91a、91bの回転運動に変化させ、その回転運動をフォトインタラプタ92a、92bを用いて検知することとなり、装置が大型化しまう問題がある。
また、ベルト72の端部がアクチュエータ91a、91bに接触することにより、ベルト72とアクチュエータ91a、91bとの間の摩擦によりベルト72の端部が損傷してしまうという問題もある。
そこで、本発明は、定着装置内のベルトの寄りを検知するにあたり、装置を小型化できるとともに、ベルトの端部の損傷を防止することができる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る定着装置は、シート上に形成されたトナー像を加熱定着する定着装置であって、電流が流れることにより磁束を発生させるコイルと、前記コイルにより発生された磁束により発熱する回転ベルトと、回転ベルトの幅方向の位置を補正する補正手段と、前記回転ベルトを挟んで前記コイルと対向した位置に配置され、前記回転ベルトにより遮蔽されずに漏れてきた磁束の大きさを検知する磁束検知手段と、前記磁束検知手段により検知された磁束の大きさに基づき、前記補正手段により前記回転ベルトの幅方向の位置を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、シートにトナー像を転写する転写手段と、前記転写手段によりシート上に転写されたトナー像を加熱定着する上記の定着装置と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、定着装置内のベルトの寄りを検知するにあたり、装置を小型化できるとともに、ベルトの端部の損傷を防止することができる定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態に係る定着装置について図面を参照して説明する。前述の従来技術と同一ないし相当する部材には同一符号を付し、その説明は省略するものとする。
図1は、本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置の概要を説明する図である。本実施形態に係る定着装置は、電子写真プロセスを用いたタンデム方式のカラー画像形成装置に設けられている。
1次帯電部2a〜2dによって感光体1a〜1dが一様に帯電された後、画像信号に応じた露光が露光部3a〜3dによってなされることにより、感光体1a〜1d上に静電潜像が形成される。その後、現像部4a〜4dによってトナー像が現像され、4個の感光体1a〜1d上のトナー像は1次転写部53a〜53dによって中間転写ベルト51に多重転写され、更に2次転写部56及び57によってシートPに転写される。
感光体1a〜1d上に残った転写残トナーはクリーナ6a〜6dによって、中間転写ベルト51に残った転写残トナーは中間転写ベルトクリーナ55によって回収される。シートPに転写されたトナー像は、定着装置7によって熱と圧力を加えられることにより加熱定着される。定着装置7は、電磁誘導加熱方式を用いた構成になっている。
図2は、電磁誘導加熱方式を用いた定着装置7の構成図である。導電性発熱体を含む回転ベルト(以下、単にベルトと称す)72及び75は、金属製のローラ軸73、74、76、及び77の回転により周回している。また、導電性発熱体72に対向してコイル71がコイルホルダ70内に配置され、図示しない電源装置によりコイル71に交流電流を流して磁場を発生させることで、ベルト72の導電性発熱体および軸73が自己発熱する。
磁気センサ80a、80bは、ベルト72を挟んでコイル71と対向した位置に配置され、コイル71で発生した磁場のうち、ベルト72により遮蔽されず磁気センサ80a、80bまで漏れてきた漏れ磁束を検知する。
第1の磁気センサ80aは、ベルト72の幅方向の一方の端部(装置手前側端部)に対向する位置に配置され、第2の磁気センサ80bは、ベルト72の幅方向の他方の端部(装置奥側端部)に対向する位置に配置される。これらの磁気センサは、フォトインタラプタ等のセンサと比較し耐熱性に優れており、ベルト72の近傍に配置することが可能である。
磁気センサ80a、80bは、検知した磁束の大きさと磁束の向きの変化に併せて、磁束の大きさに比例した交流信号を出力したり、またその交流信号を実効値に変換して出力したりしている。
図3は、図2を矢印A1方向から見た図である。この図は、磁気センサ80a、80bの位置関係を示している。磁気センサ80aが画像形成装置の手前側、磁気センサ80bが画像形成装置の奥側に設けられている。位置関係を解りやすくするために、図3のように記載したが、実際の磁気センサ80a、80bは図2に示すようにベルト72の下方に設けられている。
図4は、ベルト72、コイル71、及び磁気センサ80a、80bの位置関係を示す図である。なお、コイル71の端部には、端子71a、71bが設けられている。
コイル71は、数ターンから十数ターン程度のターン数を有しており、両端のコーナー部を除き少し余裕を持った状態でベルト72が配置されている。少し余裕を持たせているのは、コイル71の両端部のコーナー付近は他の部分と比較して磁束密度が低いため、両端部まで使用すると、ベルト72の発熱にむらができてしまうからである。また、ベルト72が図中矢印A、B方向へ寄ってしまうことを考慮して、多少の寄りの場合でもベルトの端がコイル71の端部に達しないようにするためである。
なお、磁気センサ80a、80bは、ベルト72が定位置にある場合に、ベルト端部のそれぞれが磁気センサ80a、80bの中央部に位置するように配置されている。
図5は、ベルト72と磁気センサ80a、80bの位置関係による特性を示す図である。この図を用いて、電源装置よりコイル71にある所定の電流(電力)が供給されている状態での、各磁気センサ80a、80bの出力の大きさとベルト72の位置関係について説明する。
この図において、横軸はベルト72の位置を示しており、縦軸は磁気センサの出力、つまり漏れ磁束の大きさを示している。なお、M11は磁気センサ80aが検知した漏れ磁束であり、M21は磁気センサ80bが検知した漏れ磁束である。
ベルト72の定位置(センター位置)に対しベルト端部のそれぞれが磁気センサ80a、80bの中央部に位置するように配置されている場合、定位置状態で各磁気センサ80a、80bが検知する漏れ磁束の大きさはほぼ等しくなる。すなわち、図5において、M11とM21が交わる位置がセンター位置である。
そして、ベルト72が図4中の矢印A方向へ寄った場合、磁気センサ80a側はベルト72により遮蔽される磁束が増え漏れ磁束が減少するのに対し、磁気センサ80b側は漏れ磁束が増加する。逆に、ベルト72が図4中の矢印B方向へ寄った場合、磁気センサ80a側は漏れ磁束が増加するのに対し、磁気センサ80b側はベルト72により遮蔽される磁束が増え漏れ磁束が減少する。
つまり、ベルト72が定位置(センター位置)からずれることにより、磁気センサ80a、80bが検知する漏れ磁束は、それぞれ増減しバランスが崩れてしまう。そこで、磁気センサ80a、80bの検知結果に応じてベルト72の位置を補正することでベルトが所定量以上どちらかに寄ることを防止する。
図6は、画像形成装置の制御ブロック図である。CPU100は装置全体の制御を司る制御回路であり、ROM101及びRAM102と接続されている。ROM101は、CPU100により実行されるプログラムを記憶している。RAM102は、CPU100が制御動作を実行する際に用いられるメモリである。
CPU100は、磁気センサ80a、80bからの入力に基づき、モータドライバ103に信号を出力してモータ78aを制御する。モータ78aは、ローラ軸73を移動させるためのモータであるが、詳細は後述する。なお、電流検知センサ81は、コイル71に流れる電流を検知するためのセンサである。
図7は、第1の実施形態におけるベルト72の寄り補正制御を表すフローチャートである。このフローチャートを実行するためのプログラムはROM101に記憶されており、CPU100がROM101からこのプログラムを読み出して実行する。
ベルト72が回転している間は、常に図7のフローチャートに示されるベルト72の寄り補正制御が行われている。つまり、ベルト72の回転開始と同時に図7のフローチャートはスタートする。
まず、CPU100は、磁気センサ80aの検知値M11を確認する(S701)。次に、CPU100は、磁気センサ80bの検知値M21を確認する(S702)。そして、CPU100は、検知値M11と検知値M21が等しいかどうかを判断する(S703)。ステップS703においては、所定の範囲内を等しいとする。ここで所定の範囲をコイル71に供給される電流(電力)に応じた範囲とすることで、より精度の高い位置制御が可能となる。
ステップS703において、検知値M11と検知値M21が等しい場合は、ステップS701に戻る。一方、検知値M11と検知値M21が等しく無い場合は、CPU100は、検知値M11が検知値M21より大きいかどうかを判断する(S704)。
検知値M11が検知値M21より大きい場合は、CPU100は、ベルト72の幅方向の位置を補正する補正手段としてのベルト位置補正装置78により、ベルト72をA側に移動させる(S705)。一方、検知値M11が検知値M21より小さい場合は、CPU100は、ベルト位置補正装置78によりベルト72をB側に移動させる(S706)。
図8は、ベルト72の位置補正の一例を示す図である。ベルト位置補正装置78は、モータ78a、ギア78b、位置調整ギア78cから構成されている。
ローラ軸73は、端部73b側が固定されており、モータ78aを矢印E側に回転させると、位置調整ギア78cが矢印C側に移動し、ローラ軸73の端部73a側がローラ軸74から遠ざかる。一方、モータ78aを矢印F側に回転させると、位置調整ギア78cが矢印D側に移動し、ローラ軸73の端部73a側がローラ軸74に近づく。つまり、ベルト位置補正装置78は、ローラ軸73の端部73a側を移動させることでベルト72の位置を補正する。
例えば、検知値M11の方が検知値M21よりも大きい場合、つまり、磁気センサ80a側の方が磁気センサ80a側よりも磁束が多く漏れている場合は、ベルト72が図8中のB側に寄っていることになる。この場合、モータドライバ103がモータ78aを矢印F方向に回転させることでギア78bを回転させ、その結果、位置調整ギア78cが矢印D方向に移動する。これにより、ローラ軸73の端部73a側はローラ軸74との距離が近づくこととなり、ベルト72がA方向に移動を開始する。
逆に、検知値M11の方が検知値M21よりも小さい場合、ベルト72がA側に寄っていることになる。この場合、ベルト72を矢印B方向に移動させるためにベルト位置補正装置78が制御される。この場合、モータドライバ103がモータ78aを矢印E方向に回転させることでギア78bを回転させ、その結果、位置調整ギア78cが矢印C方向に移動する。これにより、ローラ軸73の端部73a側はローラ軸74との距離が遠ざかることとなり、ベルト72がB方向に移動を開始する。
ここで、検知値M11と検知値M21の差分量に応じて、差分量が小さい場合はローラ軸73の移動量を小さく、差分量が大きい場合はローラ軸73の移動量を大きく制御することで、より早く、かつ安定したベルト位置の補正が可能となる。つまり、CPU100は、磁気センサ80a、80bにより検知された磁束の大きさの差に基づき、ベルト72の位置の補正量を変化させる。
図7に戻り、ステップS705又はS706でベルト72の移動制御が行われた後、CPU100は、ベルト72の寄り制御モードが終了したかどうか、すなわちベルト72が停止したかどうかを判断する(S707)。ベルト72がまだ回転中の場合はS701へ戻り、CPU100は、再度磁気センサ80a、80bの検知結果に基づきベルト72の位置の補正を行う。そして、CPU100は、上記の動作をベルト72が回転している間継続することで、常にベルト72を所定の位置(センター位置)に制御することが可能となる。ステップS707において、ベルトが停止したと判断された場合、CPU100は、ベルトの寄り補正制御を終了する。
このように、CPU100は、磁気センサ80a、80bにより検知された磁束の大きさに基づき、ベルト72の回転方向と交差する方向(幅方向)の位置を制御する。
通常、定着装置7にはベルト72の表面温度を検知するための温度検知センサ(不図示)が設けられ、その温度が常に一定となるように電源装置(不図示)からコイル71に供給される電流(電力)が制御される。つまり、使用する用紙の種類やサイズ、定着装置7の稼働状況により電源装置からコイル71へ供給される電流(電力)は変化する。
その場合においても、図4に示されるように磁気センサ80a、80bがベルト72の両端の等しい位置に配置されていれば、ベルト72がセンター位置にある場合、磁気センサ80a、80bが検知する漏れ磁束の大きさは常に等しくなる。磁気センサ80a、80bが検知する漏れ磁束の大きさは、電源装置からコイル71へ供給される電流(電力)に比例して大きくなる。
また、上述したように、磁気センサ80a、80bの検知磁束が所定の範囲内であれば、ベルト72がセンター位置にあると判断されるが、この所定の範囲をコイル71に供給される電流(電力)に応じて変化させることでより精度の高い位置制御が可能となる。
本実施形態では、ベルト72の両端部でコイル71と対向した位置に磁気センサ80a、80bを配置し、コイル71から発せられた磁束のうち、ベルト72で遮蔽されずに漏れた磁束を磁気センサ80a、80bで検知する構成をとっている。この構成により、ベルト72の近傍でかつアクチュエータ等の機械構成を必要としない簡単な構成でベルト72の寄りを検知できることから、装置を小型化できる。また、アクチュエータ等の機械構成を不要にすることで、ベルトの端部の損傷を防止することもできる。
(第二の実施形態)
本発明の第二の実施形態に係る定着装置について図面を参照して説明する。本実施形態において、前述の従来技術及び実施形態1と同一ないし相当する部材には同一符号を付し、その説明は省略するものとする。
第二の実施形態は、ベルト72のセンター位置とコイル71、磁気センサ80a、80bの位置関係に対し、取り付け精度を要求しない場合の実施形態である。
第一の実施形態で説明した、磁気センサ80aと80bの検知値が常に等しくなるような制御を行う場合、図4で説明した、ベルト72のセンター位置、コイル71、磁気センサ80a、80bの位置関係に対し取り付け精度が要求される。これは、それぞれの取り付け誤差により、ベルト72がセンター位置にある場合に、磁気センサ80a、80bの検知値に誤差が発生してしまうためである。
実際には、上記取り付け精度等によりベルト72がセンター位置で磁気センサ80a、80bの出力を同一にするのは困難である。そこで、第二の実施形態に係る定着装置は、ベルト72、コイル71、磁気センサ80a、80bの取り付け誤差を補正するものである。
図9は、磁気センサ80bの取り付けに誤差が生じた場合の、ベルト72のセンター位置とコイル71、磁気センサ80a、80bの位置関係の例を示す図である。この図では、磁気センサ80bは所定の位置よりも磁気センサ80a側にずれた状態で取り付けられている。
図10は、磁気センサ80bの取り付けに誤差が生じた場合の、ベルト72の位置と各磁気センサ80a、80bの出力の大きさとの関係を示す図である。この図において、横軸はベルト72の位置を示しており、縦軸は各磁気センサ80a、80bの出力、つまり漏れ磁束の大きさを示している。
図9の位置関係でベルト72がセンター位置にあると仮定すると、図10のように、磁気センサ80aが検知した漏れ磁束の検知値M12は8a、磁気センサ80bが検知した漏れ磁束の検知値M22は8bとなる。すなわち、磁気センサ80aの方がより大きな漏れ磁束を検知している。
そして、ベルト72が図9中の矢印A方向に移動すると、その移動量に応じて、磁気センサ80aの検知値M12は減少し、磁気センサ80bの検知値M22は増加する。この例では、ある量だけA側にずれたところに磁気センサ80a、80bの出力が等しくなるポイントがあるが、その状態を維持するように制御すると、常にベルト72が所定量ずれた位置を保つ制御になってしまう。
図9の位置関係の場合において、ベルト72をセンター位置に保つためには、図10において、磁気センサ80aの検知値M12が8a、磁気センサ80bの検知値M22が8bの状態を保つ必要がある。
また、通常、定着装置7にはベルト72の表面温度を検知するための温度検知センサ(不図示)が設けられ、その温度が常に一定となるように電源装置(不図示)からコイル71に供給される電流(電力)が制御される。つまり、使用する用紙の種類やサイズ、定着装置7の稼働状況により電源装置からコイル71へ供給される電流(電力)は変化する。
よって、図9の位置関係の場合は、電源装置からコイル71へ供給される電流(電力)の大きさが変化しても、
M12:M22=8a:8b ・・・・(1)
の関係を維持すればベルト72は常にセンター位置に維持できることになる。
また、
M22/M12=8b/8a=K22 ・・・・(2)
とすれば、
M22=K22×M12 ・・・・(3)
の関係を維持することで、ベルト72は常にセンター位置に維持できることになる。
図11は、係数K22(=M22/M12)の決定方法を示すフローチャートである。このフローチャートを実行するためのプログラムはROM101に記憶されており、CPU100がROM101からこのプログラムを読み出して実行する。
このK22の演算フローチャートは、ベルト72がセンター位置にあることを目視等により確認されてから実行される。例えば、工場での組み立て時にベルト72を所定位置(センター位置)に配置した状態で実行される。
まず、CPU100は、磁気センサ80aの検知値M12を確認する(S1101)。次に、CPU100は、磁気センサ80bの検知値M22を確認する(9502)。そして、CPU100は、K22(=M22/M12)を算出し(S1103)、その値を目標値としてRAM102に記憶する(S1104)。これにより、ベルト72がセンター位置にある場合の磁気センサ80a、80bの検知値の比が確認される。
図12は、第二の実施形態におけるベルト72の寄り補正制御を表すフローチャートである。このフローチャートを実行するためのプログラムはROM101に記憶されており、CPU100がROM101からこのプログラムを読み出して実行する。
ベルト72が回転している間は、常に図12のフローチャートに示されるベルト72の寄り補正制御が行われている。つまり、ベルト72の回転開始と同時に図12のフローチャートはスタートする。
まず、CPU100は、図11のフローチャートで算出したK22(=M22/M12)を目標値としてRAM102から読み出す(S1201)。次に、CPU100は、磁気センサ80aの検知値M12を確認し(S1202)、磁気センサ80bの検知値M22を確認する(S1203)。そして、CPU100は、M12×K22の値がM22に等しいかどうかを判断する(S1204)。ステップS1204においては、所定の範囲内を等しいとする。ここで所定の範囲をコイル71に供給される電流(電力)に応じて変化させることで、より精度の高い位置制御が可能となる。
ステップS1204において、M12×K22の値がM22に等しい場合は、ステップS1202に戻る。一方、M12×K22の値がM22に等しくない場合は、CPU100は、M12×K22の値がM22より大きいかどうかを判断する(S1205)。
M12×K22の値がM22より大きい場合は、CPU100は、ベルト位置補正装置78によりベルト72をA側に移動させる(S1206)。一方、M12×K22の値がM22より小さい場合は、CPU100は、ベルト位置補正装置78によりベルト72をB側に移動させる(S1207)。
なお、ベルト72の位置補正のやり方は第一の実施形態の図8と同様である。ここで、M12×K22とM22の差分量に応じて、差分量が小さい場合はローラ軸73の移動量を小さく、差分量が大きい場合はローラ軸73の移動量を大きく制御することで、より早く、かつ安定したベルト位置の補正が可能となる。
ステップS1206又はS1207でベルト72の移動制御が行われた後、CPU100は、ベルト72の寄り制御モードが終了したかどうか、すなわちベルト72が停止したかどうかを判断する(S1208)。ベルト72がまだ回転中の場合はS1202へ戻り、CPU100は、再度磁気センサ80a、80bの検知結果に基づきベルト72の位置の補正を行う。そして、CPU100は、上記の動作をベルト72が回転している間継続することで、常にベルト72を所定の位置(センター位置)に制御することが可能となる。ステップS1208において、ベルトが停止したと判断された場合、CPU100は、ベルトの寄り補正制御を終了する。
以上のように、CPU100は、磁気センサ80a、80bにより検知された磁束の大きさの比が所定の範囲内となるようにベルト72の位置を補正する。
通常、定着装置7にはベルト72の表面温度を検知するための温度検知センサ(不図示)が設けられ、その温度が常に一定となるように電源装置(不図示)からコイル71に供給される電流(電力)が制御される。つまり、使用する用紙の種類やサイズ、定着装置7の稼働状況により電源装置からコイル71へ供給される電流(電力)は変化する。
その場合においても、磁気センサ80a、80bの検知磁束値の比が、ベルト72がセンター位置にある状態での検知磁束値の比と等しくなるように保たれていれば、ベルト72をセンター位置に維持することが可能となる。
また、上述したように、M12×K22の値とM22の値が所定の範囲内であれば、ベルト72がセンター位置にあると判断されるが、この所定の範囲をコイル71に供給される電流(電力)に応じて変化させることでより精度の高い位置制御が可能となる。
本実施形態では、磁気センサ80a、80bの取り付け精度が悪く、ベルト72がセンター位置にある場合で磁気センサ80a、80bの磁束検知値が同一にならない場合でも、ベルト72を常にセンター位置近傍に維持することが可能となる。
(第三の実施形態)
本発明の第三の実施形態に係る定着装置について図面を参照して説明する。本実施形態において、前述の従来技術、実施形態1、及び実施形態2と同一ないし相当する部材には同一符号を付し、その説明は省略するものとする。
第三の実施形態は、磁気センサ80cが1つの場合の実施形態である。第一の実施形態で説明した、磁気センサ80aと80bの検知値が常に等しくなるような制御を行う場合、図4で説明した、ベルト72のセンター位置、コイル71、磁気センサ80a、80bの位置関係に対し取り付け精度が要求される。さらに、ベルト72がセンター位置にある場合のコイル71に流れる電流(電力)と磁気センサ80cにより検知される漏れ磁束の関係が予め解っている場合は、磁気センサ80が1ヶでもベルト72の位置を検知することが可能である。
図13は、磁気センサが1つの場合の、ベルト72のセンター位置とコイル71、磁気センサ80cの位置関係を示す図である。磁気センサ80cは、ベルト72の一端にのみ配置されている。
図14は、ベルト72がセンター位置にある場合のコイル71に流した電流と磁気センサ80cが検知する漏れ磁束の関係を示す図である。
本実施形態では、予め図14に示すような、ベルト72がセンター位置にある場合のコイル71に流した電流と漏れ磁束の関係をRAM102に記憶している。この関係を規格値とすると、磁気センサ80cが検知する漏れ磁束が規格値に対し大きいか小さいかでベルト72がどちらの方向に移動しているか判断することが可能である。
具体的には、図13においてベルト72がA方向にずれると磁気センサ80cが検知する漏れ磁束は減少し規格値を下回る。一方で、ベルト72がB方向にずれると磁気センサ80cが検知する漏れ磁束は増大し規格値を上回る。そして磁気センサ80cの検知結果に基づきベルト位置を補正することで、磁気センサ80c一つでベルト位置をセンター位置に保つことが可能となる。
図15は、第三の実施形態におけるベルト72の寄り補正制御を表すフローチャートである。このフローチャートを実行するためのプログラムはROM101に記憶されており、CPU100がROM101からこのプログラムを読み出して実行する。
ベルト72が回転している間は、常に図15のフローチャートに示されるベルト72の寄り補正制御が行われている。つまり、ベルト72の回転開始と同時に図15のフローチャートはスタートする。
まず、CPU100は、コイル71に供給される電流I13(又は電力P13)を確認する(S1501)。電流I13は、電流検知センサ81の検知結果により得られる。また、電力P13は、コイル71への電流の供給を制御しているCPU100における電力指示値から得られる。
次に、CPU100は、S1501で確認したコイル71に供給される電流I13(又は電力P13)に対する漏れ磁束の規格値ST13を決定する(S1502)。具体的には、コイル71に供給される電流I13(又は電力P13)と漏れ磁束の関係を示す演算式又はLUT(ルックアップテーブル)等が予めRAM102に記憶されている。そして、CPU100は、S1501での確認結果とRAM102に記憶された情報から、規格値ST13を決定する。
次に、CPU100は、磁気センサ80cの検知値M33を確認する(S1503)。そして、CPU100は、検知値M33と規格値ST13とが等しいかどうかを判断する(S1504)。ステップS1503においては、所定の範囲内を等しいとする。ここで所定の範囲をコイル71に供給される電流(電力)に応じて変化させることで、より精度の高い位置制御が可能となる。
ステップS1504において、検知値M33と規格値ST13とが等しい場合は、ステップS1503に戻る。一方、検知値M33と規格値ST13とが等しくない場合は、CPU100は、検知値M33が規格値ST13より大きいかどうかを判断する(S1505)。
検知値M33が規格値ST13より大きい場合は、CPU100は、ベルト位置補正装置78によりベルト72をA側に移動させる(S1506)。一方、検知値M33が規格値ST13より小さい場合は、CPU100は、ベルト位置補正装置78によりベルト72をB側に移動させる(S1507)。
なお、ベルト72の位置補正のやり方は第一の実施形態の図8と同様である。ここで、検知値M33と規格値ST13の差分量に応じて、差分量が小さい場合はローラ軸73の移動量を小さく、差分量が大きい場合はローラ軸73の移動量を大きく制御することで、より早く、かつ安定したベルト位置の補正が可能となる。
ステップS1506又はS1507でベルト72の移動制御が行われた後、CPU100は、ベルト72の寄り制御モードが終了したかどうか、すなわちベルト72が停止したかどうかを判断する(S1508)。ベルト72がまだ回転中の場合はS1503へ戻り、CPU100は、再度磁気センサ80cの検知結果に基づきベルト72の位置の補正を行う。そして、CPU100は、上記の動作をベルト72が回転している間継続することで、常にベルト72を所定の位置(センター位置)に制御することが可能となる。ステップS1508において、ベルトが停止したと判断された場合、CPU100は、ベルトの寄り補正制御を終了する。
本実施形態のように、ベルト72のセンター位置、コイル71、磁気センサ80cの取り付け精度が高い場合には、1つの磁気センサでベルトの寄り検知を行うことができ、第一及び第二の実施形態よりもさらに小型化・コストダウンできる。
第一の実施形態に係る画像形成装置の概要を説明する図である。 第一の実施形態に係る定着装置の概要を説明する図である。 図2を矢印A1方向から見た図である。 ベルト、コイル、及び磁気センサの位置関係を示す図である。 ベルトと磁気センサの位置関係による特性を示す図である。 画像形成装置の制御ブロック図である。 第1の実施形態におけるベルト72の寄り補正制御を表すフローチャートである。 ベルトの位置補正の一例を示す図である。 第二の実施形態における、ベルトのセンター位置とコイル、磁気センサの位置関係の例を示す図である。 第二の実施形態における、ベルトの位置と各磁気センサの出力の大きさとの関係を示す図である。 係数K22(=M22/M12)の決定方法を示すフローチャートである。 第二の実施形態における、ベルトの寄り補正制御を表すフローチャートである。 第三の実施形態における、ベルトのセンター位置とコイル、磁気センサの位置関係を示す図である。 第三の実施形態における、ベルトがセンター位置にある場合のコイルに流した電流と磁気センサが検知する漏れ磁束の関係を示す図である。 第三の実施形態における、ベルト72の寄り補正制御を表すフローチャートである。 従来のベルト状の回転体の寄りを検知する構成を示す図である。 従来のベルト状の回転体と寄り検知装置の構成を示す図である。
符号の説明
7 定着装置
71 コイル
72 ベルト
78 ベルト位置補正装置
78a モータ
78b ギア
78c 位置調整ギア
80a、80b、80c 磁気センサ
81 電流検知センサ
100 CPU
101 ROM
102 RAM
103 モータドライバ

Claims (12)

  1. シート上に形成されたトナー像を加熱定着する定着装置であって、
    電流が流れることにより磁束を発生させるコイルと、
    前記コイルにより発生された磁束により発熱する回転ベルトと、
    回転ベルトの幅方向の位置を補正する補正手段と、
    前記回転ベルトを挟んで前記コイルと対向した位置に配置され、前記回転ベルトにより遮蔽されずに漏れてきた磁束の大きさを検知する磁束検知手段と、
    前記磁束検知手段により検知された磁束の大きさに基づき、前記補正手段により前記回転ベルトの幅方向の位置を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記磁束検知手段は第1の磁気センサ及び第2の磁気センサから構成され、
    前記第1の磁気センサは、前記回転ベルトの幅方向の一方の端部に対向する位置に配置され、
    前記第2の磁気センサは、前記回転ベルトの幅方向の他方の端部に対向する位置に配置され、
    前記制御手段は、前記第1及び第2の磁気センサにより検知された磁束の大きさの差が所定の範囲内となるように、前記補正手段に前記回転ベルトの位置を補正させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記制御手段は、前記所定の範囲を、前記コイルに流す電流の大きさに応じた範囲とすることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1及び第2の磁気センサにより検知された磁束の大きさの差に基づき、前記補正手段による前記回転ベルトの位置の補正量を変化させることを特徴とする請求項2又は3記載の定着装置。
  5. 前記磁束検知手段は第1の磁気センサ及び第2の磁気センサから構成され、
    前記第1の磁気センサは、前記回転ベルトの幅方向の一方の端部に対向する位置に配置され、
    前記第2の磁気センサは、前記回転ベルトの幅方向の他方の端部に対向する位置に配置され、
    前記制御手段は、前記第1及び第2の磁気センサにより検知された磁束の大きさの比が所定の範囲内となるように、前記補正手段に前記回転ベルトの位置を補正させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  6. 予め回転ベルトがセンター位置に配置された状態で、前記第1及び第2の磁気センサにより検知された磁束の大きさの比を目標値として記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1及び第2の磁気センサにより検知された磁束の大きさの比と前記記憶手段に記憶された前記目標値との差が所定の範囲内となるように、前記補正手段に前記回転ベルトの位置を補正させることを特徴とする請求項5記載の定着装置。
  7. 前記制御手段は、前記所定の範囲を、前記コイルに流す電流の大きさに応じた範囲とすることを特徴とする請求項5又は6記載の定着装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1及び第2の磁気センサにより検知された磁束の大きさの比に基づき、前記補正手段による前記回転ベルト位置の補正量を変化させることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記磁束検知手段は1つの磁気センサから構成され、
    前記磁気センサは、前記回転ベルトの幅方向の一方の端部に配置され、
    前記制御手段は、前記磁気センサにより検知された磁束の大きさに基づき、前記補正手段に前記回転ベルトの位置を補正させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  10. 前記コイルに流れる電流の大きさに応じて予め定められた規格値を記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記磁気センサにより検知された磁束の大きさと前記記憶手段に記憶された前記規格値との差が所定の範囲内となるように、前記補正手段に前記回転ベルトの位置を補正させることを特徴とする請求項9記載の定着装置。
  11. 前記制御手段は、前記磁気センサにより検知された磁束の大きさに基づき、前記補正手段による前記回転ベルトの位置の補正量を変化させることを特徴とする請求項9又は10記載の定着装置。
  12. シートにトナー像を転写する転写手段と、
    前記転写手段によりシート上に転写されたトナー像を加熱定着する、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の定着装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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