JP5071647B2 - 金属製不正開封防止キャップ付き缶 - Google Patents

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本発明は、開封時にキャップ本体から切り離されて缶側に残るバンド部を備えた不正開封防止キャップ、いわゆるPP(Pilfer Proof)キャップ付きの缶に関し、特に、缶口頚部に巻締めて成形される薄肉金属製の不正開封防止キャップ付き缶に関する。
ねじ付き金属製キャップやねじ付き缶としては特許文献1〜9に記載のものがあり、金属製不正開封防止キャップとしては、たとえば特許文献10,11に記載のものがあり、図4のような構成となっている。 すなわち、図4(A)に示すように、缶の口頸部700の開口部701に被着された天板部502と、天板部502から垂下して缶の口頸部700に設けられた雄ねじ部702に巻締められたねじ付筒状部503と、ねじ付筒状部503の下端にブリッジ部504を介して連結され缶の口頸部700に設けられた顎部703に巻締められたバンド部505とを備えた構成となっている。ねじ付筒状部503には缶の口頸部700の雄ねじ部702に倣った形状の雌ねじ部531が成形され、バンド部505には、図4(B)に示すように、顎部703を構成する下向きのバンド係止面731に係合する巻締係合部551が成形され、開封時にブリッジ部504を破断させてねじ付筒状部503からバンド部505を切り離して缶の口頸部700に残す構成となっている。
このような金属製不正開封防止キャップは、図4(C),(D)に示すように、薄肉金属製のキャップシェル601を缶の口頸部700に巻き締めることによって成形される。キャップシェル601は、天板部602と、天板部周縁から垂下する筒状部603と、筒状部603の下端にブリッジ部604を介して連結される円筒状のスカート部605とを備え、天板部602を加圧して天板部602裏面に設けられるライナー材602Aを缶の開口部701に押し付け、スレッドロール610およびスカートロール611により、筒状部603およびスカート部605をほぼ同時に加圧し、筒状部603に缶の口頸部700の雄ねじ部702に倣った雌ねじ部531を成形すると共に、スカート部605にバンド係止面731に倣った形状の巻締係合部551を成形するようになっている。
開栓は、缶の口頸部700に対してキャップ501をねじの戻し方向、一般的には反時計回りに回転させる。キャップは上方に移動するが、バンド部505は顎部703のバンド係止面731によって上方への移動が規制されてブリッジ部504が引っ張られ、所定のキャップ回転角度に達するとブリッジ部504が破断され、開封されたことが確認可能となる。ブリッジ部504破断時のキャップ回転角度は、天板部502のライナー材502Aのシールが維持される範囲、一般にはキャップが一回転(360度)もしないうちにブリッジ部504が破断するように設定されている。
この種の金属製不正開封防止キャップ付き缶の場合には、缶の口頸部700に巻き締められたキャップ501を最初の位置から開栓方向に回すとき、開口部701の上端が、キャップ501の天板部502内面あるいはライナー材502Aから離れて缶の密封性が解除された時点のキャップ回転角度(LEAK ANGLE;以下、リーク角という)と、缶の口頸部700に巻き締められたキャップ501を最初の位置から開栓方向に回すとき、ブリッジ部504の破断が開始した時点のキャップ回転角度(BREAK ANGLE;以下、ブレーク角という)と、の関係が、(リーク角)≧(ブレーク角)が望ましい。すなわち、キャップ501を開栓時に、缶の開口部701の上端がライナー材502A等から離れて密封性が解除される以前にブリッジ部504の破断が開始されることが望まれる。 このような機能に特化したプラスチック製キャップ付きのプラスチック容器としては特許文献12に記載のものがあり、金属製キャップ付き缶としては特許文献13に記載のような複雑なキャップを用いるものがあるが、より簡便な製品が求められている。
実全昭50−065844 実全昭52−091350 実全昭61−141232 特開平05−229545 米国特許5704240 特開2001−219951 特開2003−205924 特開2004−059140 特開2006−001619 特開2002−302194 特開2006−264778 特開平11−035055 特開2002−347800
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、所定の開栓角度までにブリッジ部を確実に切断できる金属製不正開封防止キャップ付き缶を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、缶の口頸部に薄肉金属製のキャップを巻締めた缶であって、前記キャップは、缶の口頸部の開口部に被着される天板部と、該天板部から垂下して缶の口頸部に設けられた雄ねじ部に巻締められるねじ付筒状部と、該ねじ付筒状部の下端にブリッジ部を介して連結され缶の口頸部に設けられた顎部に巻締められるバンド部とを備え、前記ねじ付筒状部には缶の口頸部の雄ねじ部に倣った形状の雌ねじ部が成形され、前記バンド部には顎部の下向きのバンド係止面に係合する巻締係合部が成形され、前記キャップを回転させて開栓する際に前記ブリッジ部を破断させてねじ付筒状部からバンド部を切離して缶の口頸部に残す、金属製不正開封防止キャップ付き缶において、前記缶の顎部のバンド係止面には、前記缶の雄ねじとは逆向きにキャップの開栓方向に向けて漸次下方へ膨出する傾斜面を備えたバンド押し下げ部が設けられ、前記キャップの巻締係合部は、前記バンド押し下げ部を設けた顎部のバンド係止面に倣って巻締形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、缶に設けられた、キャップを回転させて開栓するための雄ねじとは逆向きにキャップの開栓方向に向けて漸次下方へ膨出する傾斜面を備えたバンド押し下げ部が設けられ、キャップの巻締係合部は、前記バンド押し下げ部を設けた顎部のバンド係止面に倣って巻締形成されているので、キャップを回転させて開栓する際、キャップが上昇する一方、バンド部はバンド押し下げ部に倣って下降する部分があるため、その部分のキャップとバンド部を接続するブリッジ部は破断しやすくなり、ブレーク角を小さくすることができるので、(リーク角)≧(ブレーク角)となる不正開封防止能を発揮しやすいキャップと缶を得られる。
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。図1(A)は本発明の実施の形態1に係る金属製不正開封防止キャップ付き缶10aの口頸部200aを示している。 本発明の缶はスチール製でもアルミ製でもよく、また印刷、塗装、樹脂被覆など、加飾、保護の方法についても特に問わない。
この缶の口頸部200aに、スチール系またはアルミ系材料などの薄肉金属製キャップ1a(後述する、図1(C)のキャップシェル101)が巻締められ、金属製不正開封防止キャップ付き缶10aとなる(図1(B))。金属製キャップ1aは、缶の口頸部に被着される天板部2と、天板部2から垂下して缶の口頸部200に設けられた雄ねじ部202に巻締められるねじ形成筒状部3と、ねじ形成筒状部3の下端にブリッジ部4を介して連結され、缶の口頸部200aに設けられた段付き形状の顎部203に巻き締められるバンド部5aとを備えている。
缶の口頸部200aは缶の注出口を構成するもので、缶本体210から円筒状に上方に突出しており、開口部201は一段小径に縮径され、外方に向かってカールした環状の先端カール部201Aが設けられている。この開口部201から下方の缶本体210に向けて、雄ねじ部202と顎部203が順番に設けられている。顎部203は、バンド係止面231において小径に縮径された段付き形状で、バンド係止面231の上方に位置する大径の顎上部232と、バンド係止面231の下方に位置する小径の顎下部233とを備えた構成となっている。バンド係止面231は下方の容器本体210に面し、バンド部5が上方に向かって引掛かるようになっている。この実施の形態では、バンド係止面231は下方に向かって徐々に小径となる斜面となっている。また、顎上部232は下方に向かって徐々に大径となるように膨らんでおり、バンド係止面231との境界部が円弧状の最大径部232Aとなっている。
さらにバンド係止面231は、その下端53に、キャップの開栓方向(図1(A)中、向かって右方向)に向けて漸次下方へ膨出する傾斜面7aを有するバンド押し下げ部8aを備えている。本発明の実施形態では、この傾斜面7aは、傾斜楕円状に形成されたバンド係止面231の半分の側(図1(D)参照)を活用している。
キャップ1の天板部2の裏面には密封材として、特開2001−139053,特開2003−175962,特開2003−321040,特開2006−151405等で公知の、環状のライナー材が接着、あるいは中栓が封入されており、この密封材が開口部の先端カール部201Aに対して所定の圧力でもって密接している。また、天板部2の周縁には、若干小径に絞られた環状段部22が設けられ、この環状段部22によって密封材が開口部201の先端カール部201Aの外側面に押し付けてシール性が高められている。
ねじ形成筒状部3には缶の口頸部200の雄ねじ部202に倣った形状の雌ねじ部31が成形され、バンド部5aには顎部203のバンド係止面231に係合する巻締係合部51が成形されている。また、図1(B)に示すように、ねじ形成筒状部3とバンド部5aの境界には円周方向に不連続のスリット41が設けられ、このスリット41の間の細幅の部分がブリッジ部4となっている。
バンド部5aの下部は、缶の口頸部200aのバンド係止面231に係合する巻締係合部51となる。巻締係合部51はバンド係止面231に沿って下方に向かって徐々に小径となるように絞り込まれている。 巻締係合部51は、バンド係止面231の下端53に沿って絞り込まれる絞り込み部52となるが(図1B)、バンド部5aの下端部54を、バンド係止面231の下端53に沿って密接させた下端部54’(絞り込み部52)としてもよい(図1B’)。 この絞り込み部52は、少なくとも、缶の顎下部232が備える傾斜面7aに掛かるよう倣った形に形成されている。絞り込み部52は、バンド係止面231の下端部53の傾斜面7aを含む全周に倣わせてもよい。
上記実施形態1の構成で、金属製キャップ1を開栓方向(図1(B),図1(E)中、向かって右方向)に回転すると、キャップのバンド部5a以外の天板部2とねじ形成筒状部3は雌ねじ部31が缶の雄ねじ部202に対し相対移動することにより開栓方向(上昇方向)に移動するが、バンド部5aには、それとは反対に缶の顎下部232に備えられたバンド押し下げ部8aの傾斜面7aに沿って下降方向に移動する部分があるため、ブリッジ部4が部分的に破断しやすくなっている。よって、ブリッジの破断を早められることで、所定の開栓角度に到達する前にブリッジ部4を確実に破断することが可能となる(図1E)。
なお、本実施形態ではバンド押し下げ部8aは1箇所に設けられているが、複数箇所設け、断片的な複数の凸状、または波形、あるいは鋸形の顎下部としてもよいし、ねじ状の斜面としてもよい。
缶の顎下部232の加工は図5に示すように缶内面側からインナーロール300で支え、アウターロール302Aを外面から押さえつけて加工する。アウターロールの押し込み加工量は一度に所定の深さまで押し
込んで加工してもよいし、カムやNC機械等によってアウターロールを徐々に押し込むよう制御してもよい。あるいは図5(B)のように、アウターロール302B自体で押し込み量を変化させるよう、ロールの回転半径を変化させてもよい。
顎下部232を傾斜面状に加工するために、インナーロールに開口方向移動部304を設け、インナーロール固定側306で支えてアウターロール302A(または302B)を外面から押さえつけつつ、アウターロール302A(または302B)と共に開口方向移動部304を開放方向へ移動させて、傾斜面7aを備えた顎下部232を形成する。
このほかにも、図5(C),(D)のように傾斜面に合わせた形のアウターロール302(C),302(D)を用いてもよいし、それに合わせて、インナーロールもアウターロール302(C),302(D)に合う形状のものに適宜変更してもよい。ほかにも、従来のねじ加工の工具を改良し、開栓方向とは逆向きのねじ状に形成されたひと山分のねじ成形工具(アウターロールとインナーロール)を缶の内外面から押さえつけて、逆ねじ状の傾斜面を形成してもよい。
あるいは、特開平9−118336や特開平9−253763,特開平11−156463,特開平11−254068,WO2005/014198に開示されている張り出し成形(バルジ成形、またはブロー成形)を用いて傾斜面7aを成形してもよい。あるいは、WO98/03279に開示されているようなエンボス成形を援用してもよい。
図1(C)はキャップ1aを成形するためのキャップシェル101を示している。キャップシェル101は、缶の口頸部200の開口部201に被着される天板部102と、この天板部102から垂下して缶の口頸部200に設けられた雄ねじ部202と対向する円筒状の筒状部103と、筒状部103の下端にブリッジ部104を介して連結され缶の口頸部200に設けられた段付形状の顎部203に対向する円筒状のスカート部105とを備えている。
キャップの缶への巻締め加工は、図1(F)に示すように、天板部102を缶の口頸部200の開口部201に被着し、筒状部103を缶の口頸部200の雄ねじ部202に対向させ、スカート部105を顎部203に対向させ、天板部102を開口部201に対して加圧した状態で、スレッドロール110とスカートロール111により、筒状部103とスカート部105を加圧し、缶の口頸部200の雄ねじ部202および顎部203の形状に倣った形状に成形する。
スカート部105の巻締めは、スカート部105の下方、若しくは裾部152を加圧してバンド係止面231の下端部に押し付ける。スカート部105は裾部152側へ向かって円錐状に小径に絞られていくが、缶の顎部203の傾斜面7a部分についても倣った形状に成形される。
次に、本発明の他の実施の形態に係る缶の口頸部とキャップについて説明する。 以下の説明では、主として上記実施の形態と異なる点についてのみ説明するものとし、同一の構成部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図2(A),(B)は本発明の実施の形態2に係わる発明の缶の口頸部200bと金属キャップで巻き締められた缶10bであって、傾斜面7bを突起曲面状に設けたバンド押し下げ部8bを備えている。 図3(A),(B)は本発明の実施形態3に係わる発明の缶の口頸部200cと金属キャップで巻き締められた缶10cであって、傾斜面7cを設けたバンド押し下げ部8cを断片的に複数(円周方向に均等間隔で4箇所)備えている。 実施形態2,3いずれも、キャップ1b,1cを開栓方向に回転時に、傾斜面7b,7cを用いてバンド部5b,5cを押し下げ、ブリッジ部4を破断させやすくしている。
図1は本発明の実施の形態1に係る傾斜面を備えた金属製不正開封防止キャップ付き缶を示すもので、同図(A)は缶の口顎部の正面図(部分断面図)、同図(B)は金属製不正開封防止キャップを巻き締めた缶の口顎部の正面図、同図(B’)は金属製不正開封防止キャップを巻き締めた缶の変形形態の口顎部の正面図、同図(C)は巻締め加工前の金属製不正開封防止キャップシェルの正面図、同図(D)は傾斜面の説明用斜視図、同図(E)は同図(B)の金属製不正開封防止キャップを開栓方向に回転させたときの初期状態の正面図、同図(F)は金属製不正開封防止キャップシェルを缶の口顎部へ巻締める工程を示す半縦断面図である。 図2は本発明の実施の形態2に係る傾斜面を備えた金属製不正開封防止キャップ付き缶を示すもので、同図(A)は缶の口顎部の正面図、同図(B)は金属製不正開封防止キャップを巻き締めた缶の口顎部の正面図である。 図3は本発明の実施の形態3に係る傾斜面を備えた金属製不正開封防止キャップ付き缶を示すもので、同図(A)は缶の口顎部の正面図、同図(B)は金属製不正開封防止キャップを巻き締めた缶の口顎部の正面図である。 図4は本発明の金属製不正開封防止キャップ付き缶の背景技術を説明するもので、同図(A)は半縦断面図、同図(B)は同図(A)のバンド部の部分拡大断面図、同図(C)は巻締め加工前のキャップシェルを示す半正面図、同図(D)は巻締め加工工程を模式的に示す半縦断面図である。 図5は本発明の金属製不正開封防止キャップ付き缶の、缶口頸部の傾斜面の成形工程図とアウターロールを示す図であって、(A)は缶とアウターロールとインナーロールの正面図、(B)は別形態のアウターロールと缶、インナーロールを示す側面図とアウターロールの正面図、(C)は更に別形態のアウターロールを示す正面図、(D)は更に別形態のアウターロールを示す正面図である。
符号の説明
1a,1b,1c 金属製不正開封防止キャップ2 天板部 21 ライナー材、22 環状段部3 ねじ付筒状部 31 雌ねじ部4 ブリッジ部、41 スリット5a,5b,5c バンド部 51巻締係合部、 52 絞り込み部、 53 下端、 54,54’下端部10a,10b,10c 金属製不正開封防止キャップ付き缶101 キャップシェル102 天板部103 筒状部104 ブリッジ部105 スカート部、152 裾部110 スレッドロール、111 スカートロール200 缶の口頸部201 開口部、201A 先端カール部202 雄ねじ部203 顎部231 バンド係止面、232 顎上部、232a 最大径部300 インナーロール302A,302B,302C,302D アウターロール

Claims (1)

  1. 缶の口頸部に薄肉金属製のキャップを巻締めた缶であって、 前記キャップは、缶の口頸部の開口部に被着される天板部と、該天板部から垂下して缶の口頸部に設けられた雄ねじ部に巻締められるねじ付筒状部と、該ねじ付筒状部の下端にブリッジ部を介して連結され缶の口頸部に設けられた顎部に巻締められるバンド部とを備え、 前記ねじ付筒状部には缶の口頸部の雄ねじ部に倣った形状の雌ねじ部が成形され、前記バンド部には顎部の下向きのバンド係止面に係合する巻締係合部が成形され、 前記キャップを回転させて開栓する際に前記ブリッジ部を破断させてねじ付筒状部からバンド部を切離して缶の口頸部に残す、金属製不正開封防止キャップ付き缶において、 前記缶の顎部のバンド係止面には、前記缶の雄ねじとは逆向きにキャップの開栓方向に向けて漸次下方へ膨出する傾斜面を備えたバンド押し下げ部が設けられ、前記キャップの巻締係合部は、前記バンド押し下げ部を設けた顎部のバンド係止面に倣って巻締形成されたことを特徴とする、金属製不正開封防止キャップ付き缶。
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