JP5071013B2 - 凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法及び該方法により電極パターンを形成する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体デバイスに微細でかつ高精度の電極パターンを形成する凹版オフセット印刷法での使用に好適な塗膜の製造方法及び該方法により電極パターンを形成する方法に関する。
電子回路基板や表示デバイス等の半導体デバイスにおける電極等の形成には従来よりフォトリソグラフィ法が用いられてきたが、このフォトリソグラフィ法は製造工程が複雑であり、また材料ロスが多く、パターン形成に必要な露光装置等の製造設備に莫大な費用がかかるため、製造コストが極めて高くなるという問題があった。更に、パターン形成時の現像処理等にて生じる廃液を処理するコストも高く、しかもこの廃液については環境保護の観点からも問題があった。
そこで、低コストでかつ有害な廃液等を生じることのないパターン形成方法に関する研究が種々なされている。なかでも、凹版オフセット印刷法は、微細パターンを高い精度で形成することが可能であることから、フォトリソグラフィ法の代替法として注目されている。凹版オフセット印刷法では、印刷用ブランケットからガラス基板などの被転写体に印刷用インキを100%転写させるために、印刷用ブランケット表面にはシリコーンゴムシートを用い、印刷用インキには印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムに溶解し易い、例えば溶剤を加え、この溶剤をシリコーンゴムに溶解させ、印刷用インキとシリコーンゴム界面の界面張力を低下させることでシリコーンゴムから印刷用インキを剥離し易くして印刷用インキを印刷用ブランケットから被転写体上に転写させている。
凹版オフセット印刷を用いた技術として、導電性インキ組成物を印刷用ブランケット表面からガラス基板の表面に転移させた後に印刷用ブランケットの表面を加熱し、次いで、印刷用ブランケットの表面を冷却する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。また、印刷用ブランケット表面にシリコン系エラストマを用いたものを使用し、印刷用インキとして、インキ中に低分子量ポリシロキサンを含有させたものを使用し、かつ印刷用インキを印刷用ブランケットから被転写体へ転写した後、印刷用ブランケットの表面を加熱して印刷用ブランケットに吸収された印刷用インキの溶剤を蒸散させ、次いで、印刷用ブランケットの表面を冷却する方法が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−245931号公報(請求項1) 特開2004−66804号公報(請求項1)
しかしながら、上記従来の凹版オフセット印刷において、連続で印刷を行うにつれて、印刷用ブランケットからガラス基板のような被転写体に印刷用インキを塗布するときに、印刷用ブランケット上に印刷用インキが次第に残っていく、いわゆるパイリング(piling)という現象が生じる問題があった。パイリング現象が生じる一因としては、印刷用ブランケットを回転して、印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートからガラス基板へ印刷用インキを転写する際に、印刷用インキが内部で分断して、印刷用インキの一部がシリコーンゴムシートに残留してしまうことが考えられる。このパイリング現象により、得られる塗膜において、膜厚の減少やばらつき、線幅のばらつきの原因になるという問題があった。
上記特許文献1及び特許文献2に示される方法では、加熱・冷却に時間が掛かり、タクトタイムが長くなるため、生産性が低下するという問題があった。
本発明の目的は、凹版オフセット印刷による連続印刷において、パイリング現象の発生を低減し、かつパイリング現象が発生するまでの連続印刷回数を延ばすことができる、凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、凹版オフセット印刷を用いて連続印刷を行う際に生じるパイリング現象に起因する、膜厚の減少やばらつき、線幅のばらつきなどを解消し得る、電極パターンの形成方法を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1に示すように、無機粉末又は有機粉末から構成される粉末成分、樹脂成分、溶剤成分及び分散剤をそれぞれ含有した印刷用インキを凹状のパターンを有する印刷版に充填し、前記印刷版から前記充填したインキを表面にシリコーンゴムシートを有するロール状の印刷用ブランケットへ転写した後、前記印刷用ブランケットを回転して前記印刷用ブランケットから被転写体へインキを転写する凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法において、前記樹脂成分がスチレン−アクリル共重合体、ウレタン−アクリル共重合体、エポキシ−アクリル共重合体、ポリウレタンアクリレート、ポリエポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート及びポリブタジエンアクリレー
トからなる群より選ばれた1種又は2種以上の成分を含み、
前記溶剤成分がジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、γ−ブチルラクトン、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、ポリエステルポリオール及び水酸基含有液状アクリル樹脂からなる群より選ばれた1種又は2類以上の成分を含み、前記印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに対して、印刷中、室温の気体を送風機の噴射口から前記印刷用ブランケット表面の接線方向に沿って印刷中連続して吹き付け、かつ、前記印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに吹き付ける気体のうち、印刷版方向及び被転写体方向に向かう気体を遮蔽板によって遮ることを特徴とする凹版オフセット印刷法を用いた製造方法。
但し、ポリエステルポリオールは、炭素数が2〜12の脂肪族多塩基酸・炭素数が2〜12の脂肪族多価アルコール又は炭素数が8〜15の芳香族多塩基酸・炭素数が2〜12の脂肪族多価アルコールである。
請求項1に係る発明では、印刷用インキに上記種類の樹脂成分及び上記種類の溶剤成分をそれぞれ用い、かつ印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに対して室温の気体を印刷中に連続して吹き付けることで、印刷版から印刷用ブランケットへ印刷用インキを転写した後は、印刷用インキから溶剤成分を速やかに揮発させるため、印刷用ブランケット表面に転写した印刷用インキの凝集力が向上する。印刷用インキの凝集力が向上すると、印刷用ブランケットから被転写体へ印刷する際に、印刷用ブランケット上に印刷用インキが残留し難くなる。また、印刷用ブランケットから被転写体へ印刷用インキを転写して1回分の印刷を終えた後は、印刷用ブランケット表面に浸透している溶剤成分を速やかに除去するため、印刷用ブランケットの状態を溶剤成分浸透前の状態に保つことができる。これらの効果によって、連続印刷におけるパイリング現象の発生を低減し、かつパイリング現象が発生するまでの連続印刷回数を延ばすことができる。加えて、遮蔽板を設けて印刷版方向又は被転写体方向に向かう気体を遮ることで、印刷版に充填した印刷用インキからの溶剤成分の揮発を十分に防止でき、また、被転写体では揮発した溶剤が基板に付着することを妨げることができ、基板表面状態を保つという優れた効果が得られる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、無機粉末が金属粉末、金属酸化物、金属窒化物又はこれらを混合した混合粉末である製造方法である。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明であって、印刷用ブランケット13表面のシリコーンゴムシート13aに吹き付ける気体の速度が0.1〜50m/secの範囲内である製造方法である。
請求項3に係る発明では、吹き付ける気体の速度が上記範囲内であれば、印刷用ブランケットへ転写した印刷用インキから溶剤成分を速やかに揮発させ、また、印刷後の印刷用ブランケット表面に浸透している溶剤成分を速やかに除去するのに好適である。
請求項に係る発明は、請求項1に係る発明であって、吹き付ける気体が空気、窒素又は二酸化炭素である製造方法である。
請求項に係る発明は、印刷用インキに含有する粉末成分が銀粉末であり、被転写体が基板であって、請求項1ないし5いずれか1項に記載の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法により、基板上に銀粉末を含む印刷用インキを転写して電極パターンを形成する方法である。
請求項に係る発明では、凹版オフセット印刷を用いて連続印刷を行う際に生じるパイリング現象に起因する、膜厚の減少やばらつき、線幅のばらつきなどを解消することができる。
本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法は、印刷用インキに所望の種類の樹脂成分及び所望の種類の溶剤成分を用い、かつ印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに対して室温の気体を印刷中連続して吹き付けることで、印刷版から印刷用ブランケットへ印刷用インキを転写した後は、印刷用インキから溶剤成分を速やかに揮発させるため、印刷用ブランケット表面に転写した印刷用インキの凝集力が向上する。印刷用インキの凝集力が向上すると、印刷用ブランケットから被転写体へ印刷する際に、印刷用ブランケット上に印刷用インキが残留し難くなる。また、印刷用ブランケットから被転写体へ印刷用インキを転写して1回分の印刷を終えた後は、印刷用ブランケット表面に浸透している溶剤成分を速やかに除去するため、印刷用ブランケットの状態を溶剤成分浸透前の状態に保つことができる。これらの効果によって、連続印刷におけるパイリング現象の発生を低減し、かつパイリング現象が発生するまでの連続印刷回数を延ばすことができる。従って、本発明の塗膜の製造方法では、連続印刷におけるパイリング現象に起因する、膜厚の減少やばらつき、線幅のばらつき等が解消される。
また、本発明の電極パターンの形成方法は、印刷用インキに含有する粉末成分が銀粉末であり、被転写体が基板であって、前述した本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法により、基板上に銀粉末を含む印刷用インキを転写して電極パターンを形成するものである。この方法では、連続印刷におけるパイリング現象の発生を低減する、本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法により基板上に電極パターンを形成しているので、凹版オフセット印刷を用いて連続印刷を行う際に生じるパイリング現象に起因する、電極パターンの厚さの現象やばらつき、線幅のばらつき等が解消される。
加えて、遮蔽板を設けて印刷版方向又は被転写体方向に向かう気体を遮ることで、印刷版に充填した印刷用インキからの溶剤成分の揮発を十分に防止でき、また、被転写体では揮発した溶剤が基板に付着することを妨げることができ、基板表面状態を保つという優れた効果が得られる。
また、本発明の電極パターンの形成方法は、印刷用インキに含有する粉末成分が銀粉末であり、被転写体が基板であって、前述した本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法により、基板上に銀粉末を含む印刷用インキを転写して電極パターンを形成するものである。この方法では、連続印刷におけるパイリング現象の発生を低減する、本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法により基板上に電極パターンを形成しているので、凹版オフセット印刷を用いて連続印刷を行う際に生じるパイリング現象に起因する、電極パターンの厚さの現象やばらつき、線幅のばらつき等が解消される。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
本発明者は、凹版オフセット印刷を用いた塗膜の製造方法について、従来より連続印刷を行う際に生じていたパイリング現象に関して鋭意検討した結果、特定の樹脂成分並びに特定の溶剤成分を含んだ印刷用インキを用い、かつ印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに対して室温の気体を印刷中連続して吹き付けることで、連続印刷におけるパイリング現象の発生を低減し、かつパイリング現象が発生するまでの連続印刷回数を延ばすことができることを確認し、本発明に至った。
本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法は、無機粉末又は有機粉末から構成される粉末成分、樹脂成分、溶剤成分及び分散剤をそれぞれ含有した印刷用インキを凹状のパターンを有する印刷版に充填し、印刷版から充填したインキを表面にシリコーンゴムシートを有するロール状の印刷用ブランケットへ転写した後、印刷用ブランケットを回転して印刷用ブランケットから被転写体へインキを転写する凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法の改良である。
その特徴ある構成は、樹脂成分がスチレン−アクリル共重合体、ウレタン−アクリル共重合体、エポキシ−アクリル共重合体、ポリウレタンアクリレート、ポリエポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート及びポリブタジエンアクリレートからなる群より選ばれた1種又は2種以上の成分を含み、溶剤成分がジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、γ−ブチルラクトン、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、ポリエステルポリオール及び水酸基含有液状アクリル樹脂からなる群より選ばれた1種又は2類以上の成分を含み、印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに対して室温の気体を印刷中連続して吹き付けるところにある。
但し、ポリエステルポリオールは、炭素数が2〜12の脂肪族多塩基酸・炭素数が2〜12の脂肪族多価アルコール又は炭素数が8〜15の芳香族多塩基酸・炭素数が2〜12の脂肪族多価アルコールである。
印刷用インキに上記種類の樹脂成分及び上記種類の溶剤成分を用い、かつ印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに対して室温の気体を印刷中に連続して吹き付けることで、印刷版から印刷用ブランケットへ印刷用インキを転写した後は、印刷用インキから溶剤成分を速やかに揮発させるため、印刷用ブランケット表面に転写した印刷用インキの凝集力が向上する。印刷用インキの凝集力が向上すると、印刷用ブランケットから被転写体へ印刷する際に、印刷用インキが残留し難くなる。また、印刷用ブランケットから被転写体へ印刷用インキを転写して1回分の印刷を終えた後は、印刷用ブランケット表面に浸透している溶剤成分を速やかに除去するため、印刷用ブランケットの状態を溶剤成分浸透前の状態に保つことができる。これらの効果によって、連続印刷におけるパイリング現象の発生を低減し、かつパイリング現象が発生するまでの連続印刷回数を延ばすことができる。吹き付ける気体としては、空気、窒素又は二酸化炭素が挙げられる。また吹き付ける気体は外気と同程度の温度が好適である。
印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに吹き付ける気体の速度は0.1〜50m/sec、好ましくは5〜20m/secの範囲内である。吹き付ける気体の速度が上記範囲内であれば、印刷用ブランケットへ転写した印刷用インキから溶剤成分を速やかに揮発させ、また、印刷後の印刷用ブランケット表面に浸透している溶剤成分を速やかに除去するのに好適である。吹き付ける気体の速度が0.1m/sec未満では印刷用ブランケット上に転写した印刷用インキから溶剤成分を揮発させ難く、また印刷用ブランケットに浸透している溶剤成分を十分に除去することができない不具合を生じ、50m/secを越えると、印刷用ブランケット上に転写した印刷用インキの形状が乱れてしまう不具合が生じる。
印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに吹き付ける気体のうち、印刷版方向又は被転写体方向に向かう気体を遮るために遮蔽板を設けることが好ましい。遮蔽板を設けて印刷版又は被転写体方向に向かう気体を遮ることで、印刷版に充填した印刷用インキからの溶剤成分の揮発を十分に防止でき、また、被転写体では揮発した溶剤が基板に付着することを妨げることができ、基板表面状態を保つという優れた効果が得られる。
本発明の製造方法に使用する印刷用インキに含有する粉末成分は、無機粉末又は有機粉末である。具体的には有機顔料、無機顔料、光輝性顔料、有機染料が挙げられる。また金属粉末、金属酸化物、金属窒化物又はそれらの混合粉末は導電性パターンの印刷に使用できるため特に好適である。有機顔料としては、アゾ系、ポリアゾ系、アンスラキノン系、キナクリドン系、イソインドリン系、イソインドリノン系、フタロシアニン系、ペリレン系、DPP系、蛍光顔料等が挙げられる。無機顔料としては、アセチルカーボン、カーボンナノチューブ、フラーレン、グラファイトのような炭素粉末、合成シリカ、酸化クロム、酸化鉄、酸化チタン、チタンブラック、酸化コバルト、酸化銅、これらの複合酸化物、焼成顔料、硫化亜鉛等が挙げられる。光輝性顔料としては、パール顔料、フレーク顔料、アルミニウム顔料、ブロンズ顔料等が挙げられる。有機染料としては、アルコール可溶性染料、油溶性染料、蛍光染料、集光性染料等が挙げられる。金属粉末、金属酸化物、金属窒化物又はそれらの混合粉末の平均粒径は、印刷適性等を考慮すると、0.01〜5μmが好ましく、0.1〜1μmがより好ましい。
本発明の製造方法に使用する印刷用インキに含有する樹脂成分としては、ポリメチルアクリレート等のポリアクリル酸エステル、ポリメチルメタクリレート等のポリメタクリル酸エステルと、ポリスチレン、ポリウレタン、エポキシ樹脂とを共重合させたアクリル−スチレン系共重合体、アクリル−ウレタン系共重合体、アクリル−エポキシ系共重合体、ポリアクリル酸エステルやポリメタクリル酸エステルの一部をウレタン、エポキシで置換したポリウレタンアクリレート、ポリエポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート及びポリブタジエンアクリレートからなる群より選ばれた1種又は2類以上の成分が挙げられる。印刷用インキ100重量%とするとき、樹脂成分5〜20重量%の割合で配合することが好ましい。また、これらの樹脂成分の分子量は、数百〜数百万のオリゴマからポリマーの範囲で好適に用いられる。低分子量の樹脂成分はインキの乾燥抑制に有効であり、高分子量の樹脂成分はインキ内部での凝集破壊を抑制することができる。即ち転写性の向上に有効である。従って、インキ中に低分子量から高分子量と幅広い分子量の樹脂を含有させることにより、インキの乾燥抑制と転写性向上を同時に満たすことができる。上記種類の樹脂成分は、高い凝集力を有し、被転写体への転写時におけるインキ内部での凝集破壊を抑制することができる。
本発明の製造方法に使用する印刷用インキに含有する溶剤成分としては、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、γ−ブチルラクトン、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、ポリエステルポリオール及び水酸基含有液状アクリル樹脂からなる群より選ばれた1種又は2類以上の成分が挙げられる。印刷用インキ100重量%とするとき、溶剤成分7.5〜30重量%の割合で配合することが好ましい。ポリエステルポリオール[炭素数が2〜12の脂肪族多塩基酸・炭素数が2〜12の脂肪族多価アルコール]としては、ポリ[(1,9−ノナンジオール)−alt−(アジピン酸)]、ポリ[(3−メチル−1,5−ペンタンジオール;トリメチロールプロパン)−alt−(アジピン酸)]、ポリ[(3−メチル−1,5−ペンタンジオール)−alt−(セバシン酸)]が挙げられる。またポリエステルポリオール[炭素数が8〜15の芳香族多塩基酸・炭素数が2〜12の脂肪族多価アルコール]としては、ポリ[(3−メチル−1,5−ペンタンジオール)−alt−(テレフタル酸)]、ポリ[(3−メチル−1,5−ペンタンジオール)−alt−(イソフタル酸)]が挙げられる。更に水酸基含有液状アクリル樹脂としては、ポリ2−ヒドロキシエチルアクリレート、ポリ2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ポリ2−ヒドロキシブチルアクリレート、ポリ2−ヒドロキシメタクリレートが挙げられる。上記種類の溶剤成分は上記種類の樹脂成分を溶解することが可能であり、印刷用インキを印刷用ブランケットへ転写した際に溶剤成分の一部が印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシート中に吸収、浸透され、インキとシリコーンゴムシート13aの間に溶剤成分に富んだ境界層(WBL)を形成するため、インキをブランケット上に残すことなく転写することができる。また、上記種類の溶剤成分は、揮発し易い成分であるため、従来の方法のように、溶剤成分が浸透しているブランケットを加熱することによって溶剤成分浸透前の状態に戻す必要がない。このような性能を有する溶剤成分を含む印刷用インキを使用することで、オフセット印刷による連続印刷において印刷パターンの形状変動を低減することができるという利点がある。
本発明の製造方法に使用する印刷用インキに分散剤を加えるのは、分散剤を含むことで塗工した層表面が平滑になる効果が得られるためである。印刷用インキ100重量%とするとき分散剤を3〜10重量%の割合で配合することが好ましい。また、形成するラインのエッジ部におけるシャープネスさが高くなる。分散剤としては、カルボン酸系やリン酸エステル系、ポリカルボン酸高分子アニオンアリルエーテルコポリマ、ポリアミン−脂肪酸縮合物、高分子界面活性剤、高分子脂肪酸、脂肪酸エステル縮合体を使用することが好適である。
本発明の製造方法に使用する印刷用インキは、樹脂成分が高い凝集力を有し、被転写体への転写時におけるインキ内部での凝集破壊を抑制することができる。また、上記種類の溶剤成分は上記種類の樹脂成分を溶解することが可能であり、印刷用インキを印刷用ブランケットへ転写した際に溶剤成分の一部が印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシート中に吸収、浸透され、インキとシリコーンゴムシートの間にWBLを形成するため、インキをブランケット上に残すことなく転写することができる。また、上記種類の溶剤成分は、揮発し易い成分であるため、従来の方法のように、溶剤成分が浸透しているブランケットを加熱することによって溶剤成分浸透前の状態に戻す必要がない。このような性能を有する溶剤成分を含む印刷用インキを使用することで、オフセット印刷による連続印刷において印刷パターンの形状変動を低減することができる。
本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法を説明する。
先ず、図1(a)に示すように、所望の凹状パターン10aを有する印刷版10として平面凹版を用意し、この平面凹版10表面に印刷用インキ11を所定量供給する。供給した印刷用インキ11は、スキージ12を平面凹版10表面にあててスライドさせることにより、凹状パターン10aに埋め込む。次に、図1(b)に示すように、表面にシリコーンゴムシート13aが取り付けられた印刷用ブランケット13としてブランケットロールを用意する。ブランケットロール13表面のシリコーンゴムシート13aには、送風機14により室温の空気が印刷中連続して吹き付けられる。送風機14の噴射口14aは、ブランケットロール13の曲面に対して、接線方向に空気を吹き付けるようにその方向を維持するよう設置される。また、吹き付ける空気のうち、平面凹版10方向又は被転写体16方向に向かう空気を遮るために遮蔽板15が設けられる。このブランケットロール13をインキ11が凹状パターン10aに埋め込まれた平面凹版10上に圧接し、この状態でブランケットロール13を回転させ、平面凹版10上をスライドさせることにより、平面凹版10の凹状パターン10aに埋め込まれたインキ11の一部をブランケットロール13のシリコーンゴムシート13a表面に転写する。なお、ブランケットロール表面にはシリコーンゴムシートの代わりにシリコーン樹脂シートを取り付けてもよい。このときの転写率は平面凹版の凹状パターンやインキに含まれる成分やその比率、ブランケットの圧接の強弱によっても異なるが、ほぼ20〜60%程度の割合である。本発明に供される印刷用インキ11に含まれる溶剤成分の一部が、転写した際にブランケットロール13表面のシリコーンゴムシート13a中に吸収され、インキとシリコーンゴムシート13aの間にWBLを形成するので、後に続く工程で、インキをブランケット上に残すことなく被転写体に転写し易くすることができる。ブランケットロール13表面のシリコーンゴムシート13a上に転写した印刷用インキ11は、送風機14から吹き付けられる室温の空気により、溶剤成分が揮発し、印刷用インキ11の凝集力が向上する。
最後に、図1(c)に示すように、印刷用インキ11を転写したブランケットロール13をガラス基板16のような被転写体に圧接し、この状態でブランケットロール13を回転させ、印刷速度V2の範囲内の速度でガラス基板16上でスライドさせることにより、図1(d)に示すように、ガラス基板16表面に所望のパターンが転写される。印刷用インキ11をガラス基板16に転写して1回分の印刷を終えた後は、送風機14から吹き付けられる室温の空気により、シリコーンゴムシート13aに浸透している溶剤成分が除去され、シリコーンゴムシート13aは溶剤成分浸透前の状態に戻される。
このように、本発明の製造方法では、1回の印刷につき、印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに印刷用インキが残留するのを防ぎ、かつシリコーンゴムシートに浸透する溶剤成分を除去している。これらの効果によって、連続印刷におけるパイリング現象の発生を低減し、かつパイリング現象が発生するまでの連続印刷回数を延ばすことができる。従って、本発明の塗膜の製造方法では、連続印刷におけるパイリング現象に起因する、膜厚の減少やばらつき、線幅のばらつき等が解消される。
本発明の電極パターンの形成方法では、印刷用インキに含有する粉末成分として銀粉末を選択し、被転写体として基板を選択する。そして、前述した本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法により、基板上に銀粉末を含む印刷用インキを転写して電極パターンを形成する。この方法では、連続印刷におけるパイリング現象の発生を低減する、本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法により基板上に電極パターンを形成しているので、凹版オフセット印刷を用いて連続印刷を行う際に生じるパイリング現象に起因する、電極パターンの厚さの現象やばらつき、線幅のばらつき等が解消される。この形成された電極パターンを乾燥、焼成等することで基板上に所望のパターンを有する電極が得られる。
<実施例1〜50>
次の表1〜表5に示す粉末成分、樹脂成分、溶剤成分及び分散剤をミキサで混合し、更に三本ロールミルを用いて5〜10Pa・s程度に混練することにより、ペースト状の印刷用インキを得た。
凹版オフセット印刷に使用する印刷版としてライン幅100μm、深さ25μm、ピッチ360μmの複数の凹状パターンを有する平面凹版を、被転写体としてガラス基板をそれぞれ準備した。また、印刷用ブランケットとして表面に厚さ0.3mmのシリコーン樹脂層を有する樹脂シートが取り付けられた直径200mmのブランケットロールを用いた。更に、ブランケットロールには、ロール表面に送風可能なノズルと平面凹版及びガラス基板上への送風を遮蔽するカバーが備えられており、印刷工程中、常時、室温の空気をブランケット上に風速5m/sec若しくは20m/secで送風している。
先ず、平面凹版表面に得られた印刷用インキを所定量供給し、SUS製スキージを用いて平面凹版の凹状パターンにインキを埋め込んだ。次に、ブランケットロールを平面凹版上に圧接した状態で回転させ、平面凹版上を3m/minの速度で移動させることにより、平面凹版の凹状パターンに埋め込まれたインキの一部をブランケットロールのシリコーン樹脂シート表面に転写した。最後に、ブランケットロールをガラス基板に圧接した状態で回転させ、ガラス基板上を6m/minの速度で移動させることにより、ガラス基板表面に所定のパターンを有する印刷基板を得た。上記オフセット印刷を連続で行い、印刷後、50枚毎にブランケット表面にガラス基板に印刷されずにインキが残っているか確認を行い、インクの残りが確認された枚数を、パイリング開始回数とした。
<比較例1〜50>
ブランケットへの送風の風速が0.05m/sec若しくは60m/secであることを除き、実施例1〜50と同条件で印刷を行った。比較例1〜50の詳細を表6〜表10に示す。これらの評価結果を表11〜表14に示す。
本発明の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法の概略図。
符号の説明
10 印刷版
10a 凹状パターン
11 印刷用インキ
12 スキージ
13 ロール状の印刷用ブランケット
13a シリコーンゴムシート
14 送風機
15 遮蔽板
16 被転写体

Claims (5)

  1. 無機粉末又は有機粉末から構成される粉末成分、樹脂成分、溶剤成分及び分散剤をそれぞれ含有した印刷用インキを凹状のパターンを有する印刷版に充填し、前記印刷版から前記充填したインキを表面にシリコーンゴムシートを有するロール状の印刷用ブランケットへ転写した後、前記印刷用ブランケットを回転して前記印刷用ブランケットから被転写体へインキを転写する凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法において、
    前記樹脂成分がスチレン−アクリル共重合体、ウレタン−アクリル共重合体、エポキシ−アクリル共重合体、ポリウレタンアクリレート、ポリエポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート及びポリブタジエンアクリレートからなる群より選ばれた1種又は2種以上の成分を含み、
    前記溶剤成分がジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、γ−ブチルラクトン、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、ポリエステルポリオール及び水酸基含有液状アクリル樹脂からなる群より選ばれた1種又は2類以上の成分を含み、
    前記印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに対して、印刷中、室温の気体を送風機の噴射口から前記印刷用ブランケット表面の接線方向に沿って連続して吹き付け、かつ、前記印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに吹き付ける気体のうち、印刷版方向及び被転写体方向に向かう気体を遮蔽板によって遮ることを特徴とする凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法。
    但し、ポリエステルポリオールは、炭素数が2〜12の脂肪族多塩基酸・炭素数が2〜12の脂肪族多価アルコール又は炭素数が8〜15の芳香族多塩基酸・炭素数が2〜12の脂肪族多価アルコールである。
  2. 無機粉末が金属粉末、金属酸化物、金属窒化物又はこれらを混合した混合粉末である請求項1記載の製造方法。
  3. 印刷用ブランケット表面のシリコーンゴムシートに吹き付ける気体の速度が0.1〜50m/secの範囲内である請求項1記載の製造方法。
  4. 吹き付ける気体が空気、窒素又は二酸化炭素である請求項1記載の製造方法。
  5. 印刷用インキに含有する粉末成分が銀粉末であり、被転写体が基板であって、
    請求項1ないし4いずれか1項に記載の凹版オフセット印刷法を用いた塗膜の製造方法により、
    前記基板上に前記銀粉末を含む印刷用インキを転写して電極パターンを形成する方法。
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