JP5070652B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯具に係り、特に光源バルブから照射される照射光の利用効率を向上させることが可能な車両用灯具に関する。
従来、車両用灯具の分野においては、光源バルブから照射される照射光の利用効率を向上させるために、光源バルブを覆うように該光源バルブの後方、前方及び側方に配置された複数の反射面を用いた車両用灯具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図11は、特許文献1に記載の車両用灯具を、灯具光軸AXを含む水平面で切断した断面図である。
図11に示すように、特許文献1に記載の車両用灯具は、光源バルブ(図示せず)が挿入される開口11´が形成され、光源バルブを覆うように該光源バルブの後方に配置されたリフレクタ10´(後方反射面10´)と、光源バルブを覆うように該光源バルブの前方に配置されたリフレクタ20´(光源バルブの前方右上、右下、左上及び左下それぞれに配置された四つの前方反射面20R´、20R´、20L´、20L´)と、光源バルブの両側(光源バルブの両側左上、左下、右上及び右下)に配置された四つの側方反射面30R´、30R´、30L´、30L´と、を備えている。
この特許文献1に記載の車両用灯具においては、光源バルブからの照射光のうちの、該光源バルブ前方に照射される照射光は、四つの前方反射面20R´、20R´、20L´、20L´及び四つの側方反射面30R´、30R´、30L´、30L´によって反射され、前方に照射されることとなる。
また、この特許文献1に記載の車両用灯具においては、光源バルブからの照射光のうちの、該光源バルブの後方に照射される照射光は、後方反射面10´によって反射され、リフレクタ20´(四つの前方反射面20R´、20R´、20L´、20L´)の中央に形成された開口21´を通過し、前方に照射されることとなる。
特開2006−324101号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用灯具においては、リフレクタ20´(四つの前方反射面20R´、20R´、20L´、20L´)の中央に形成された開口21´の分、該四つの前方反射面の反射面積が小さくなり、該四つの前方反射面から側方反射面30R´、30R´、30L´、30L´に向かう反射光が少なくなり、光源バルブからの照射光の利用効率が低下するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、光源バルブから照射される照射光の利用効率をさらに向上させることが可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、光源バルブが挿入される開口が形成されたリフレクタと、前記開口に挿入され、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した灯具光軸に長手方向を一致させた状態で前記リフレクタに装着される光源バルブと、を備えた車両用灯具において、前記リフレクタは、前記光源バルブの長手方向に対して左右両側それぞれに、少なくとも前記光源バルブ側方から後方にかけての範囲を覆うように配置された左右一対の反射面を備えており、前記左右一対の反射面それぞれは、前記光源バルブから、少なくとも該光源バルブ側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を反射し、所定配光パターンを形成する楕円系反射面であって、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線が設定されており、前記楕円系反射面としての前記左右一対の反射面それぞれは、水平面に対して所定角度下向きに傾斜した傾斜平面及び該傾斜平面に平行な平面による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面、及び、前記傾斜平面による切断面に現れる楕円円弧状の反射面で反射される前記光源バルブからの仮想光線を含む鉛直面による切断面に現れる複数の放物線状の反射面によって構成されており、前記複数の楕円円弧状の反射面それぞれは、第1焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、第2焦点が前記焦線上に設定されており、前記複数の放物線状の反射面それぞれは、焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した光軸が設定されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、楕円系反射面としての左右一対の反射面は、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線を基準に構成されているため、従来の後方反射面とは異なり、鉛直方向上(又は鉛直方向下)に向かうにつれて徐々にすぼみ、少なくとも光源バルブの側方から後方にかけてのほぼ全範囲を覆う形状となる。
このため、請求項1に記載の発明によれば、左右一対の反射面は、光源バルブから、少なくとも該光源バルブの側方から後方にかけての範囲に照射される照射光をほぼ余すことなく反射することが可能となる。
従って、請求項1に記載の発明によれば、光源バルブから照射される照射光の利用効率をさらに向上させることが可能となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、楕円系反射面としての左右一対の反射面は、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線を基準に構成されているため、光源バルブから、少なくとも該光源バルブの側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を傾斜平面に対して平行かつ水平方向に拡散するように反射することとなる。
これにより、請求項1に記載の発明によれば、前方所定位置に配置した垂直スクリーン上には、上端線が水平線とほぼ平行で、かつ、上端線が水平線から所定角度(鉛直線に対する焦線の傾斜角度と同じ角度)下の位置に位置する、全体的に均一な所定配光パターンを形成することが可能となる。
なお、この所定配光パターンが形成される位置は、鉛直線に対する焦線の傾斜角度を調整することで調整可能である。
従来の後方反射面にはその中央に光源バルブが挿入される開口が形成されているので、この後方反射面からの配光パターンには該配光パターンの中央(車両のほぼ前方)に暗部が現れ、ムラが目立つこととなる。
しかし、請求項1に記載の発明によれば、光源バルブが挿入される開口は、従来のように後方反射面の中央ではなく、右反射面と左反射面の間、すなわち、左右一対の反射面それぞれの端部に形成されている。
このため、請求項1に記載の発明によれば、左右一対の反射面からの配光パターンには該配光パターンの端部に暗部が現れ、車両の前方にはムラが現れないこととなる。また、この左右一対の反射面からの配光パターンは重なり合うこととなる。
従って、従来のように後方反射面の中央に光源バルブが挿入される開口を形成した場合と比べて、光源バルブからの照射光の欠落が生じ配光ムラが生ずるのを防止又は低減することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、光源バルブが挿入される開口が形成された第1リフレクタと、前記開口に挿入され、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した灯具光軸に長手方向を一致させた状態で前記第1リフレクタに装着される光源バルブと、四つの楕円系反射面を有し、前記光源バルブの前方に該光源バルブの前方を覆うように配置された第2リフレクタと、前記光源バルブの長手方向に対して両側に配置された四つの放物系反射面とを備え、前記四つの楕円系反射面それぞれは、前記光源バルブから該光源バルブ前方に照射される照射光をその対応する前記放物系反射面に向けて反射する反射面であって、第1焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、第2焦点がその対応する前記放物系反射面との間に設定されており、前記四つの放物系反射面それぞれは、その対応する前記楕円系反射面からの反射光を反射し、第1配光パターンを形成する反射面であって、焦点がその対応する前記楕円系反射面の第二焦点に設定された車両用灯具において、前記第1リフレクタは、前記光源バルブの長手方向に対して左右両側それぞれに、少なくとも前記光源バルブ側方から後方にかけての範囲を覆うように配置された左右一対の反射面を備えており、前記左右一対の反射面それぞれは、前記光源バルブから、少なくとも該光源バルブ側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を反射し、前記第1配光パターンに重畳される第2配光パターンを形成する楕円系反射面であって、灯具正面視において前記第1リフレクタと前記第2リフレクタとの間に、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線が設定されており、前記楕円系反射面としての前記左右一対の反射面それぞれは、水平面に対して所定角度下向きに傾斜した傾斜平面及び該傾斜平面に平行な平面による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面、及び、前記傾斜平面による切断面に現れる楕円円弧状の反射面で反射される前記光源バルブからの仮想光線を含む鉛直面による切断面に現れる複数の放物線状の反射面によって構成されており、前記複数の楕円円弧状の反射面それぞれは、第1焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、第2焦点が前記焦線上に設定されており、前記複数の放物線状の反射面それぞれは、焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した光軸が設定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線は、灯具正面視において第1リフレクタ(左右一対の反射面)と第2リフレクタ(四つの楕円系反射面)との間に設定されている。
このため、請求項2に記載の発明によれば、左右一対の反射面からの反射光は、第1リフレクタ(左右一対の反射面)と第2リフレクタ(四つの楕円系反射面)との間のスペースを通過し照射されることとなる。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、第2リフレクタ(四つの楕円系反射面。従来の前側反射面に相当)に開口を形成することを要しない。
従って、請求項2に記載の発明によれば、従来と比べて、その開口を形成しない分、四つの楕円系反射面(従来の前側反射面に相当)の反射面積が増加することとなるため、光源バルブから照射される照射光の利用効率を向上させることが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、第2リフレクタ(四つの楕円系反射面。従来の前側反射面に相当)に開口を形成することを要しないので、従来のように、該開口から光源バルブからの直射光が照射されることに起因するグレアを防止することが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、楕円系反射面としての左右一対の反射面は、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線を基準に構成されているため、従来の後方反射面とは異なり、鉛直方向上(又は鉛直方向下)に向かうにつれて徐々にすぼみ、少なくとも光源バルブの側方から後方にかけてのほぼ全範囲を覆う形状となる。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、光源バルブは、第1リフレクタ(左右一対の反射面)及び第2リフレクタ(四つの楕円系反射面)によって、そのほぼ全範囲が覆われることとなる。
このため、請求項2に記載の発明によれば、光源バルブからの照射光(該光源バルブの側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を含む)をほぼ余すことなく反射することが可能となる。
従って、請求項2に記載の発明によれば、光源バルブから照射される照射光の利用効率をさらに向上させることが可能となる。
また、請求項2に記載の発明によれば、楕円系反射面としての左右一対の反射面は、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線を基準に構成されているため、光源バルブから、少なくとも該光源バルブの側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を傾斜平面に対して平行かつ水平方向に拡散するように反射することとなる。
これにより、請求項2に記載の発明によれば、前方所定位置に配置した垂直スクリーン上には、上端線が水平線とほぼ平行で、かつ、上端線が水平線から所定角度(鉛直線に対する焦線の傾斜角度と同じ角度)下の位置に位置する、全体的に均一な所定配光パターンを形成することが可能となる。
なお、この所定配光パターンが形成される位置は、鉛直線に対する焦線の傾斜角度を調整することで調整可能である。
従来の後方反射面にはその中央に光源バルブが挿入される開口が形成されているので、この後方反射面からの配光パターンには該配光パターンの中央(車両のほぼ前方)に暗部が現れ、ムラが目立つこととなる。
しかし、請求項2に記載の発明によれば、光源バルブが挿入される開口は、従来のように後方反射面の中央ではなく、右反射面と左反射面の間、すなわち、左右一対の反射面それぞれの端部に形成されている。
このため、請求項2に記載の発明によれば、左右一対の反射面からの配光パターンには該配光パターンの端部に暗部が現れ、車両の前方にはムラが現れないこととなる。また、この左右一対の反射面からの配光パターンは重なり合うこととなる。
従って、従来のように後方反射面の中央に光源バルブが挿入される開口を形成した場合と比べて、光源バルブからの照射光の欠落が生じ配光ムラが生ずるのを防止又は低減することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第1リフレクタには、前記四つの楕円系反射面それぞれからその対応する前記放物系反射面に向けて反射される反射光を通過させるための四つの開口が形成されており、前記四つの開口は、前記四つの楕円系反射面の第1焦点と該四つの楕円系反射面それぞれの第2焦点を結びかつ前記四つの放物系反射面と交わらない四本の直線上それぞれに形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、四つの開口は、四つの楕円系反射面の第1焦点と該四つの楕円系反射面それぞれの第2焦点を結びかつ前記四つの放物系反射面と交わらない四本の直線上それぞれに形成されているので、光源バルブの直射光が、各開口通過し、四つの放物系反射面に入射することに起因するグレア光の発生を防止することが可能となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、第1リフレクタ(左右一対の反射面)の鉛直方向(上下方向)の高さを高くして反射面積を拡大したとしても、四つの楕円系反射面それぞれからの反射光は、該第1リフレクタによって遮られることなく、該第1リフレクタ(左右一対の反射面)に形成された開口を通過することとなる。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、第1リフレクタ(左右一対の反射面)の鉛直方向(上下方向)の高さを高くして該第1リフレクタ(左右一対の反射面)の反射面積を拡大することが可能となるため、光源バルブから照射される照射光の利用効率を向上させることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記四つの楕円系反射面それぞれには、前記左右一対の反射面それぞれの上端部又は下端部から漏れる前記光源バルブからの照射光をその対応する前記放物系反射面に向けて反射するための、該上端部又は下端部を塞ぐ突起状の反射面が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、突起状の反射面により、光源バルブから照射されるすべての光を余すことなく捉え反射することが可能となる。すなわち、請求項4に記載の発明によれば、光源バルブから照射される照射光の利用効率をさらに向上させることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、前記楕円系反射面としての前記左右一対の反射面のうちの、前記傾斜平面よりも下側の反射面部分は、前記鉛直面による切断面に現れる複数の放物線状の下側反射面によって構成されており、前記楕円系反射面としての前記左右一対の反射面のうちの、前記傾斜平面よりも上側の反射面部分は、前記鉛直面による切断面に現れる複数の放物線状の上側反射面によって構成されており、前記複数の放物線状の下側反射面それぞれは、焦点が前記光源バルブの発光源下端前端近傍に設定され、かつ、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した光軸が設定されており、前記複数の放物線状の上側反射面それぞれは、焦点が前記光源バルブの発光源下端後端近傍に設定され、かつ、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した光軸が設定されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、左右一対の反射面それぞれには、光源バルブの発光源の下端前端近傍及び下端後端近傍に焦点が設定されているため、光源バルブの発光源の投影像を所望の姿勢で投影し、明瞭なカットオフラインを有する所定配光パターンを形成することが可能となる。
本発明によれば、光源バルブから照射される照射光の利用効率をさらに向上させることが可能な車両用灯具を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態である車両用灯具について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の車両用灯具の主要構成を説明するための縦断面図である。図2は、図1に示した車両用灯具の側面図である。
本実施形態の車両用灯具100は、自動車等の車両や自動二輪車のヘッドランプ等の前照灯に適用されるものであり、図1に示すように、光源バルブ10、光源バルブ10が挿入される開口21が形成されたリフレクタ20(左右一対の反射面22R、22L)、リフレクタ30(四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30L)、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれに対応する四つの放物系反射面40L、40R、40L、40R等を備えている。
〔光源バルブ10の構成〕
光源バルブ10は、図2に示すように、フィラメントやアーク等の発光源11がガラス管12内に収容されたバルブタイプの光源であり、例えば、白熱電球、ハロゲンランプ、HIDである。光源バルブ10は、リフレクタ20に形成された開口21に挿入され、水平面Hよりもα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜した灯具光軸AXに長手方向を一致させた状態でリフレクタ20に装着されている。
〔リフレクタ20の構成〕
リフレクタ20は、光源バルブ10が挿入される開口21が形成されており、図1、図5に示すように、光源バルブ10の長手方向に対して左右両側それぞれに、少なくとも光源バルブ10側方から後方にかけての範囲(光源バルブ10の前方側から側方、後方にかけての範囲であってもよい)を覆うように配置された左右一対の反射面22R、22Lを備えている。
左右一対の反射面22R、22Lは同様の構成であるため、以下、反射面22Rについて説明し、反射面22Lについての説明を省略する。
反射面22R(反射面22Lも同様)は、光源バルブ10から、該光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を反射する楕円系反射面であって、図1、図3に示すように、少なくとも光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲を覆うように配置されている。
反射面22R(反射面22Lも同様)には、鉛直線Vに対してα°(例えば0.5〜1.5°)前方に傾斜した直線状の焦線Fが設定されている。図2は、反射面22R(反射面22Lも同様)に設定された直線状の焦線Fの例である。この直線状の焦線Fは、図1に示すように、灯具正面視において第1リフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間に設定されている。
このため、反射面22R(反射面22Lも同様)からの反射光は、図1、図4に示すように、リフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間のスペースを通過し照射されることとなる。
本実施形態の反射面22R(反射面22Lも同様)は、この直線状の焦線Fを基準に、以下のように構成されている。
〔反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)の構成〕
反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)は、図2、図4に示すように、水平面H対してα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜しかつ光源バルブ10の発光源11の下端11cを通る傾斜平面I(図1参照)及び該傾斜平面Iに平行な平面I´による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面22RE1(図4参照)、及び、傾斜平面Iによる切断面に現れる楕円円弧状の反射面22RE1で反射される光源バルブ10からの仮想光線を含む鉛直面V(図1参照)による切断面に現れる複数の放物線状の反射面22RP1(図4参照)が滑らかに連続した楕円系反射面として構成されている。
複数の楕円円弧状の反射面22RE1それぞれは、図4に示すように、第1焦点Fが光源バルブ10近傍に設定され、かつ、第2焦点Fが直線状の焦線F上に設定されている。
また、複数の放物線状の反射面22RP1それぞれは、図2、図4に示すように、焦点F32が光源バルブ10の発光源11の下端前端11b近傍に設定され、かつ、水平面Hよりもα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜した光軸が設定されている。
このように、反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)には、光源バルブ10の発光源11の下端前端11b近傍に焦点F32が設定されているため、光源バルブ10の発光源11の投影像を所望の姿勢で投影し、明瞭なカットオフラインを有する所定配光パターンP1(図6参照)を形成することが可能となる。
〔反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)の構成〕
反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)は、図2、図4に示すように、下側の反射面22R部分と同様、水平面Hに対してα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜しかつ光源バルブ10の発光源11の下端11cを通る傾斜平面I(図1参照)及び該傾斜平面Iに平行な平面I´(図4参照)による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面22RE2、及び、傾斜平面Iによる切断面に現れる楕円円弧状の反射面反射面22RE2で反射される光源バルブ10からの仮想光線を含む鉛直面V(図1参照)による切断面に現れる複数の放物線状の反射面22RP2が滑らかに連続した楕円系反射面として構成されている。
複数の楕円円弧状の反射面22RE2それぞれは、図4に示すように、第1焦点Fが光源バルブ10近傍に設定され、かつ、第2焦点Fが直線状の焦線F上に設定されている。
また、複数の放物線状の反射面22RP2それぞれは、図2、図4に示すように、焦点F32が光源バルブ10の発光源11の下端後端11a近傍に設定され、かつ、水平面Hよりもα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜した光軸が設定されている。
このように、反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)には、光源バルブ10の発光源11の下端後端11a近傍に焦点F32が設定されているため、光源バルブ10の発光源11の投影像を所望の姿勢で投影し、明瞭なカットオフラインを有する所定配光パターンP1(図6参照)を形成することが可能となる。
以上のように、反射面22R(反射面22Lも同様)は、直線状の焦線Fを基準に構成されているため、従来の後方反射面とは異なり、図1、図3に示すように、鉛直方向上(及び鉛直方向下)に向かうにつれて徐々にすぼみ、少なくとも光源バルブ10の側方から後方にかけてのほぼ全範囲を覆う形状となる。すなわち、光源バルブ10は、リフレクタ20(左右一対の反射面22R、22L)及びリフレクタ30(四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30L)によって、そのほぼ全範囲が覆われることとなる。
このため、車両用前照灯100においては、光源バルブ10から、該光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲に照射される照射光(該光源バルブの側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を含む)をほぼ余すことなく反射することが可能となる。従って、光源バルブ10から照射される照射光の利用効率をさらに向上させることが可能となる。
〔四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lの構成〕
四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれは、光源バルブ10から該光源バルブ10の前方に照射される照射光をその対応する放物系反射面40L、40R、40L、40Rに向けて反射する反射面であって、図1、図5に示すように、光源バルブ10前方を覆うように該光源バルブ10の前方右上、右下、左上及び左下それぞれに配置されている。
具体的には、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれは、図5に示すように、第1焦点Fが光源バルブ10近傍に設定され、かつ、第2焦点Fがその対応する放物系反射面40L、40R、40L、40Rと反射面22R、22Lの間に設定された楕円系反射面である。
図1、図5に示すように、左右一対の反射面22R、22Lそれぞれには、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれからその対応する放物系反射面40L、40R、40L、40Rに向けて反射される反射光を通過させるための最小限の開口23(図5中四つの開口23を例示)が形成されている。この四つの開口23は、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれの第2焦点Fに対応する位置に形成されている。
具体的には、四つの開口23は、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lの第1焦点Fと該四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれの第2焦点Fを結びかつ四つの放物系反射面40L、40R、40L、40Rと交わらない四本の直線上L1、L2、L3、L4それぞれに形成されている。
また、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれの第2焦点Fは、開口23を最小にするために、第1リフレクタ20の反射面22R、22L上か、その近傍に設定されている。すなわち、各第2焦点Fの位置は、図5に示すように、第1焦点Fと各第2焦点Fを結んだ直線L1、L2、L3、L4が放物系反射面40L、40R、40L、40Rに交わらないように選定されている。
このように、四つの開口23は、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lの第1焦点Fと該四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれの第2焦点Fを結びかつ四つの放物系反射面40L、40R、40L、40Rと交わらない四本の直線L1、L2、L3、L4上それぞれに形成されているので、光源バルブ10からの直射光が、各開口部23を通過し、放物系反射面40L、40R、40L、40Rに入射することに起因するグレア光の発生を防止することが可能となっている。
また、リフレクタ20(左右一対の反射面22R、22L)の鉛直方向(上下方向)の高さを高くして反射面積を拡大したとしても、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれからの反射光は、該リフレクタ20(左右一対の反射面22R、22L)によって遮られることなく、該リフレクタ20(左右一対の反射面22R、22L)に形成された開口23を通過することとなる。
このため、リフレクタ20(左右一対の反射面22R、22L)の鉛直方向(上下方向)の高さを高くして該リフレクタ20(左右一対の反射面22R、22L)の反射面積を拡大することが可能となるため、光源バルブ10から照射される照射光の利用効率を向上させることが可能となる。
楕円系反射面30Rからの反射光は、図5に示すように、反射面22L上側に形成された開口23を通過し、該楕円系反射面30Rに対応する放物系反射面40Lを照射する。他の楕円系反射面30L、30R、30Lからの反射光についても同様である。
なお、楕円系反射面30R、30L、30R、30Lそれぞれには、図1、図3、図5に示すように、左右一対の反射面22R、22Lそれぞれの上端部又は下端部から漏れる光源バルブ10からの照射光をその対応する放物系反射面に向けて反射するための、該上端部又は下端部を塞ぐ突起状の反射面31R、31L、31R、31Lが形成されている。
これらの突起状の反射面31R、31L、31R、31Lも、四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30Lと同様、第1焦点Fが光源バルブ10近傍に設定され、かつ、第2焦点Fがその対応する放物系反射面40L、40R、40L、40Rと反射面22R、22Lの間に設定された楕円系反射面である。
これらの突起状の反射面31R、31L、31R、31Lにより、光源バルブ10から照射されるすべての光を余すことなく捉え反射することが可能となる。すなわち、光源バルブ10から照射される照射光の利用効率をさらに向上させることが可能となる。
〔四つの放物系反射面40L、40R、40L、40Rの構成〕
四つの放物系反射面40L、40R、40L、40Rそれぞれは、その対応する楕円系反射面30U、30U、30D、30Dからの反射光を反射するための反射面であって、図1、図5に示すように、光源バルブ10の両側左上、左下、右上及び右下それぞれに配置されている。
具体的には、四つの放物系反射面40L、40R、40L、40Rそれぞれは、図5に示すように、焦点Fがその対応する楕円系反射面30U、30U、30D、30Dの第二焦点Fに設定された放物系反射面である。
楕円系反射面30Rからの反射光は、図5に示すように、開口23を通過し、該楕円系反射面30Rに対応する放物系反射面40Lで反射され、図6に示すように、所定配光パターンP1に重畳される所定配光パターンP2を形成する。他の楕円系反射面30L、30R、30Lからの反射光についても同様である。
以上説明したように、本実施形態の車両用前照灯100によれば、図1、図2に示すように、直線状の焦線Fは、灯具正面視においてリフレクタ20(反射面22R、22L)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間に設定されている。
このため、本実施形態の車両用前照灯100によれば、反射面22R(反射面22Lも同様)からの反射光は、リフレクタ20(反射面22R、22L)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間のスペースを通過し照射されることとなる。
すなわち、本実施形態の車両用前照灯100によれば、リフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D。従来の前側反射面に相当)に開口を形成することを要しない。
従って、本実施形態の車両用前照灯100によれば、従来と比べて、その開口を形成しない分、リフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D。従来の前側反射面に相当)の反射面積が増加することとなるため、光源バルブ10から照射される照射光の利用効率を向上させることが可能となる。
また、本実施形態の車両用前照灯100によれば、リフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D。従来の前側反射面に相当)に開口を形成することを要しないので、従来のように、該開口から光源バルブ10からの直射光が照射されることに起因するグレアを防止することが可能となる。
また、本実施形態の車両用前照灯100によれば、反射面22R(反射面22Lも同様)は、直線状の焦線Fを基準に構成されているため、従来の後方反射面とは異なり、図1、図3に示すように、鉛直方向上(又は鉛直方向下)に向かうにつれて徐々にすぼみ、少なくとも光源バルブ10の側方から後方にかけてのほぼ全範囲を覆う形状となる。すなわち、光源バルブ10は、リフレクタ20(左右一対の反射面22R、22L)及びリフレクタ30(四つの楕円系反射面30R、30L、30R、30L)によって、そのほぼ全範囲が覆われることとなる。
このため、本実施形態の車両用前照灯100によれば、光源バルブ10から、該光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲に照射される照射光(該光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を含む)をほぼ余すことなく反射することが可能となる。
従って、本実施形態の車両用灯具100によれば、光源バルブ10から照射される照射光の利用効率をさらに向上させることが可能となる。
また、本実施形態の車両用前照灯100によれば、楕円系反射面としての反射面22R(反射面22Lも同様)は、直線状の焦線Fを基準に構成されているため、図2、図4に示すように、光源バルブ10から、少なくとも該光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を傾斜平面I(図1参照)に対して平行かつ水平方向に拡散するように反射することとなる。
これにより、本実施形態の車両用前照灯100によれば、図6に示すように、前方所定位置に配置した垂直スクリーン上には、上端線が水平線Hとほぼ平行で、かつ、上端線が水平線Hからα°(例えば0.5〜1.5°。鉛直線Vに対する直線状の焦線Fの傾斜角度と同じ角度)下の位置に位置する、全体的に均一な所定配光パターンP1を形成することが可能となる。
なお、この所定配光パターンP1が形成される位置は、鉛直線Vに対する直線状の焦線Fの傾斜角度を調整することで調整可能である。
また、本実施形態の車両用前照灯100によれば、光源バルブ10が挿入される開口11は、従来のように後方反射面の中央ではなく、図1に示すように、右反射面22Rと左反射面22Lの間、すなわち、左右一対の反射面22R、22Lそれぞれの端部に形成されている。
このため、本実施形態の車両用前照灯100によれば、左右一対の反射面からの配光パターンには該配光パターンの端部に暗部が現れ、車両の前方にはムラが現れないこととなる。また、この左右一対の反射面からの配光パターンは重なり合うこととなる。
従って、従来のように後方反射面の中央に光源バルブ10が挿入される開口を形成した場合と比べて、光源バルブ10からの照射光の欠落が生じ配光ムラが生ずるのを防止又は低減することが可能となる。
次に、変形例について説明する。
〔第1変形例〕
上記実施形態においては、焦線Fは直線状の焦線であるように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、焦線Fは、傾斜角度の異なる複数本の直線状の焦線を連結した折れ線状の焦線であってもよい。
以下、この変形例1の反射面22R(反射面22Lも同様)の構成について説明する。図7は、反射面22R(反射面22Lも同様)に設定された、傾斜角度の異なる二本の直線状の焦線を連結した折れ線状の焦線Fの例である。
〔反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)の構成〕
図7に示すように、本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)には、鉛直線Vに対してα°(例えば0.5〜1.5°)後方に傾斜した直線状の下側焦線FL1が設定されている。
この直線状の下側焦線FL1は、図1に示すように、灯具正面視においてリフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間に設定されている。
このため、本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)からの反射光は、リフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間のスペースを通過し照射されることとなる。
本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)は、この直線状の焦線FL1を基準に、以下のように構成されている。
反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)は、図4、図7に示すように、水平面H対してα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜しかつ光源バルブ10の発光源11の下端11cを通る傾斜平面I(図1、図7参照)及び該傾斜平面Iに平行な平面I´による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面22RE1(図4参照)、及び、傾斜平面Iによる切断面に現れる楕円円弧状の反射面反射面22RE1で反射される光源バルブ10からの仮想光線を含む鉛直面V(図1参照)による切断面に現れる複数の放物線状の反射面22RP1(図4参照)が滑らかに連続した楕円系反射面として構成されている。
複数の楕円円弧状の反射面22RE1それぞれは、図4に示すように、第1焦点Fが光源バルブ10近傍に設定され、かつ、第2焦点Fが直線状の下側焦線FL1上に設定されている。
また、複数の放物線状の反射面22RP1それぞれは、図4、図7に示すように、焦点F32が光源バルブ10の発光源11の下端前端11b近傍に設定され、かつ、水平面Hよりもα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜した光軸が設定されている。
〔反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)の構成〕
図7に示すように、本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)には、直線状の下側焦線FL1(の延長線)に対してα°(例えば0.5〜1.5°)前方に傾斜した直線状の上側焦線FL2が設定されている。すなわち、本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)には、鉛直線Vに対してβ°(例えば最大3°)前方に傾斜した直線状の上側焦線FL2が設定されている。
この直線状の上側焦線FL2は、図1に示すように、灯具正面視においてリフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間に設定されている。
このため、本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)からの反射光は、リフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間のスペースを通過し照射されることとなる。
本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)は、この直線状の焦線FL2を基準に、以下のように構成されている。
反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)は、図4、図7に示すように、傾斜平面Iに対してα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜した傾斜平面I(図7参照)及び該傾斜平面Iに平行な平面I´による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面22RE2(図4参照)、及び、傾斜平面Iによる切断面に現れる楕円円弧状の反射面反射面22RE2で反射される光源バルブ10からの仮想光線を含む鉛直面V(図1参照)による切断面に現れる複数の放物線状の反射面22RP2(図4参照)が滑らかに連続した楕円系反射面として構成されている。
複数の楕円円弧状の反射面22RE2それぞれは、図4に示すように、第1焦点Fが光源バルブ10近傍に設定され、かつ、第2焦点Fが直線状の上側焦線FL2上に設定されている。
また、複数の放物線状の反射面22RP2それぞれは、図4、図7に示すように、焦点F32が光源バルブ10の発光源11の下端後端11a近傍に設定され、かつ、第1傾斜面Iよりもα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜した(すなわち、水平面Hよりもβ°(例えば最大3°)下向きに傾斜した)光軸が設定されている。
以上のように、本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)は、直線状の下側焦線FL1を基準に構成されているため、図2、図7に示すように、光源バルブ10から、該光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を傾斜平面I(図1参照)に対して平行かつ水平方向に拡散するように反射することとなる。
これにより、本変形例1によれば、図8に示すように、前方所定位置に配置した垂直スクリーン上には、上端線が水平線Hとほぼ平行で、かつ、上端線が水平線Hからα°(例えば0.5〜1.5°。鉛直線Vに対する直線状の下側焦線FL1の傾斜角度と同じ角度)下の位置に位置する所定配光パターンP3を形成することが可能となる。
なお、この所定配光パターンP3が形成される位置は、鉛直線Vに対する直線状の下側焦線FL1の傾斜角度を調整することで調整可能である。
さらに、本変形例1の反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)は、直線状の上側焦線FL2を基準に構成されているため、図2、図7に示すように、光源バルブ10から、該光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を傾斜平面I(図1参照)に対して平行かつ水平方向に拡散するように反射することとなる。
これにより、本変形例1によれば、図8に示すように、前方所定位置に配置した垂直スクリーン上には、上端線が水平線Hとほぼ平行で、かつ、上端線が所定配光パターンP3の上端線からα°下の位置に位置する所定配光パターンP4を形成することが可能となる。すなわち、上端線が水平線Hからβ°(例えば最大3°。鉛直線Vに対する直線状の上側焦線FL2の傾斜角度と同じ角度)下の位置に位置する所定配光パターンP4を形成することが可能となる。
なお、この所定配光パターンP4が形成される位置は、鉛直線Vに対する直線状の下側焦線FL2の傾斜角度を調整することで調整可能である。
以上のように、本変形例1においては、傾斜角度の異なる二本の直線状の焦線FL1、FL2を連結した折れ線状の焦線Fを用いたので、所定配光パターンP3と所定配光パターンP4とがずれた状態で形成される。
このため、光源バルブ10として高輝度のものを用いたとしても、グレアが少なく全体的に均一な配光パターンを形成することが可能となる。その他、本変形例1においても、上記実施形態と同様の効果を奏することとなる。
〔第2変形例〕
また、焦線Fは、曲線状の焦線を全体としてS字状に連結した曲線状の焦線であってもよい。
以下、この変形例2の反射面22R(反射面22Lも同様)の構成について説明する。図9は、反射面22R(反射面22Lも同様)に設定された、曲線状の焦線を全体としてS字状に連結した曲線状の焦線の例である。
〔反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)の構成〕
図9に示すように、本変形例2の反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)には、鉛直線Vに対してα°(例えば0.5〜1.5°)後方に傾斜した直線Lに接する曲線状(例えば所定曲率の円弧)の下側焦線FC1が設定されている。
この曲線状の下側焦線FC1は、図1に示すように、灯具正面視においてリフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間に設定されている。
このため、本変形例2の反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)からの反射光は、リフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間のスペースを通過し照射されることとなる。
本変形例2の反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)は、この曲線状の焦線FC1を基準に、以下のように構成されている。
反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)は、図4、図9に示すように、水平面H対してα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜しかつ光源バルブ10の発光源11の下端11cを通る傾斜平面I(図1、図9参照)及び該傾斜平面Iに平行な平面I´による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面22RE1(図4参照)、及び、傾斜平面Iによる切断面に現れる楕円円弧状の反射面反射面22RE1で反射される光源バルブ10からの仮想光線を含む鉛直面V(図1参照)による切断面に現れる複数の放物線状の反射面22RP1(図4参照)が滑らかに連続した楕円系反射面として構成されている。
複数の楕円円弧状の反射面22RE1それぞれは、図4に示すように、第1焦点Fが光源バルブ10近傍に設定され、かつ、第2焦点Fが曲線状の下側焦線FC1上に設定されている。
また、複数の放物線状の反射面22RP1それぞれは、図4、図9に示すように、焦点F32が光源バルブ10の発光源11の下端前端11bからさらに0.5〜10mmの前方位置近傍に設定され、かつ、水平面Hよりもα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜した光軸が設定されている。
〔反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)の構成〕
図9に示すように、本変形例2の反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)には、鉛直線Vに対してα°(例えば0.5〜1.5°)前方に傾斜した直線Lに接する曲線状(例えば所定曲率の円弧)の上側焦線FC2が設定されている。
この曲線状の上側焦線FC2は、図1に示すように、灯具正面視においてリフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間に設定されている。
このため、本変形例2の反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)からの反射光は、リフレクタ20(反射面22R)とリフレクタ30(四つの楕円系反射面30U、30U、30D、30D)との間のスペースを通過し照射されることとなる。
本変形例2の反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)は、この曲線状の上側焦線FC2を基準に、以下のように構成されている。
反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)は、図4、図9に示すように、水平面H対してα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜しかつ光源バルブ10の発光源11の下端11cを通る傾斜平面I(図1、図9参照)及び該傾斜平面Iに平行な平面I´による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面22RE2(図4参照)、及び、傾斜平面Iによる切断面に現れる楕円円弧状の反射面反射面22RE2で反射される光源バルブ10からの仮想光線を含む鉛直面V(図1参照)による切断面に現れる複数の放物線状の反射面22RP2が滑らかに連続した楕円系反射面として構成されている。
複数の楕円円弧状の反射面22RE2それぞれは、図4に示すように、第1焦点Fが光源バルブ10近傍に設定され、かつ、第2焦点Fが曲線状の上側焦線FC2上に設定されている。
また、複数の放物線状の反射面22RP2それぞれは、図4、図9に示すように、焦点F31が光源バルブ10の発光源11の下端後端11aからさらに0.5〜10mmの後方位置近傍に設定され、かつ、水平面Hよりもα°(例えば0.5〜1.5°)下向きに傾斜した光軸が設定されている。
以上のように、本変形例2の反射面22R(傾斜平面Iよりも下側の反射面22R部分)は曲線状の下側焦線FC1を基準に構成されており、かつ、反射面22R(傾斜平面Iよりも上側の反射面22R部分)は曲線状の上側焦線FC2を基準に構成されている。
このため、反射面22Rは、図2、図9に示すように、光源バルブ10から、該光源バルブ10の側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を傾斜平面I(図1参照)に対して平行かつ上下水平方向に拡散するように反射することとなる。
これにより、本変形例2によれば、図10に示すように、前方所定位置に配置した垂直スクリーン上には、上端線が水平線Hとほぼ平行で、かつ、上端線が水平線Hからα°(例えば0.5〜1.5°。鉛直線Vに対する直線Lの傾斜角度と同じ角度)下の位置に位置する所定配光パターンP5を形成することが可能となる。
なお、この所定配光パターンP5が形成される位置は、鉛直線Vに対する直線Lの傾斜角度を調整することで調整可能である。
以上のように、本変形例2においては、曲線状の焦線FL1、FL2を全体としてS字状に連結した曲線状の焦線Fを用いたので、所定配光パターンP5は、他の配光パターンP1〜4と比べて、上下方向にある程度の幅を持つこととなる。このため、本変形例2においては、光源バルブ10として高輝度のものを用いたとしても、グレアが少ない配光パターンとなる。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
本実施形態の車両用灯具の主要構成を説明するための縦断面図である 図1に示した車両用灯具の側面図であり、楕円系反射面としての反射面22R、22Lに設定される直線状の焦線を説明するための図である。 図1に示した車両用灯具の右斜め上方に視点を置いた斜視図である。 楕円系反射面としての反射面22R、22Lの構成を説明するための図である。 図1に示した車両用灯具の正面図である。 本実施形態の車両用灯具により形成される配光パターン例を説明するための図である。 本実施形態の車両用灯具の変形例1の側面図であり、楕円系反射面としての反射面22R、22Lに設定される折れ線状の焦線を説明するための図である。 本実施形態の車両用灯具の変形例1により形成される配光パターン例を説明するための図である。 本実施形態の車両用灯具の変形例2の側面図であり、楕円系反射面としての反射面22R、22Lに設定されるS字状の焦線を説明するための図である。 本実施形態の車両用灯具の変形例2により形成される配光パターン例を説明するための図である。 従来の車両用灯具を、灯具光軸AXを含む水平面で切断した断面図である。
符号の説明
100…車両用灯具、10…光源バルブ、11…発光源、11a…下端後端、11b…下端前端、12…ガラス管、20…反射面、21…開口、22L…反射面、22R…反射面、22RE1…楕円円弧状の反射面、22RE2…楕円円弧状の反射面、22RP1…放物線状の反射面、22RP2…放物線状の反射面、23…開口、31R、31L、31R、31L…楕円系反射面、40L、40R、40L、40R…放物系反射面、F、F、F、F31、F32、F、F…焦点、FC1…下側焦線、FC2 …上側焦線、F…焦線、FL1…下側焦線、FL2 …上側焦線、H…水平線、H…水平面、I…傾斜平面、I…傾斜平面、I…傾斜平面、L…直線、L1…直線、P1〜P5…所定配光パターン、V…鉛直線、V…鉛直面

Claims (5)

  1. 光源バルブが挿入される開口が形成されたリフレクタと、
    前記開口に挿入され、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した灯具光軸に長手方向を一致させた状態で前記リフレクタに装着される光源バルブと、
    を備えた車両用灯具において、
    前記リフレクタは、前記光源バルブの長手方向に対して左右両側それぞれに、少なくとも前記光源バルブ側方から後方にかけての範囲を覆うように配置された左右一対の反射面を備えており、
    前記左右一対の反射面それぞれは、前記光源バルブから、少なくとも該光源バルブ側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を反射し、所定配光パターンを形成する楕円系反射面であって、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線が設定されており、
    前記楕円系反射面としての前記左右一対の反射面それぞれは、水平面に対して所定角度下向きに傾斜した傾斜平面及び該傾斜平面に平行な平面による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面、及び、前記傾斜平面による切断面に現れる楕円円弧状の反射面で反射される前記光源バルブからの仮想光線を含む鉛直面による切断面に現れる複数の放物線状の反射面によって構成されており、
    前記複数の楕円円弧状の反射面それぞれは、第1焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、第2焦点が前記焦線上に設定されており、
    前記複数の放物線状の反射面それぞれは、焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した光軸が設定されていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 光源バルブが挿入される開口が形成された第1リフレクタと、
    前記開口に挿入され、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した灯具光軸に長手方向を一致させた状態で前記第1リフレクタに装着される光源バルブと、
    四つの楕円系反射面を有し、前記光源バルブの前方に該光源バルブの前方を覆うように配置された第2リフレクタと、
    前記光源バルブの長手方向に対して両側に配置された四つの放物系反射面とを備え、
    前記四つの楕円系反射面それぞれは、前記光源バルブから該光源バルブ前方に照射される照射光をその対応する前記放物系反射面に向けて反射する反射面であって、第1焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、第2焦点がその対応する前記放物系反射面との間に設定されており、
    前記四つの放物系反射面それぞれは、その対応する前記楕円系反射面からの反射光を反射し、第1配光パターンを形成する反射面であって、焦点がその対応する前記楕円系反射面の第二焦点に設定された車両用灯具において、
    前記第1リフレクタは、前記光源バルブの長手方向に対して左右両側それぞれに、少なくとも前記光源バルブ側方から後方にかけての範囲を覆うように配置された左右一対の反射面を備えており、
    前記左右一対の反射面それぞれは、前記光源バルブから、少なくとも該光源バルブ側方から後方にかけての範囲に照射される照射光を反射し、前記第1配光パターンに重畳される第2配光パターンを形成する楕円系反射面であって、灯具正面視において前記第1リフレクタと前記第2リフレクタとの間に、鉛直線に対して所定角度前方に傾斜した上下方向に延びる焦線が設定されており、
    前記楕円系反射面としての前記左右一対の反射面それぞれは、水平面に対して所定角度下向きに傾斜した傾斜平面及び該傾斜平面に平行な平面による切断面に現れる複数の楕円円弧状の反射面、及び、前記傾斜平面による切断面に現れる楕円円弧状の反射面で反射される前記光源バルブからの仮想光線を含む鉛直面による切断面に現れる複数の放物線状の反射面によって構成されており、
    前記複数の楕円円弧状の反射面それぞれは、第1焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、第2焦点が前記焦線上に設定されており、
    前記複数の放物線状の反射面それぞれは、焦点が前記光源バルブ近傍に設定され、かつ、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した光軸が設定されていることを特徴とする車両用灯具。
  3. 前記第1リフレクタには、前記四つの楕円系反射面それぞれからその対応する前記放物系反射面に向けて反射される反射光を通過させるための四つの開口が形成されており、
    前記四つの開口は、前記四つの楕円系反射面の第1焦点と該四つの楕円系反射面それぞれの第2焦点を結びかつ前記四つの放物系反射面と交わらない四本の直線上それぞれに形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 前記四つの楕円系反射面それぞれには、前記左右一対の反射面それぞれの上端部又は下端部から漏れる前記光源バルブからの照射光をその対応する前記放物系反射面に向けて反射するための、該上端部又は下端部を塞ぐ突起状の反射面が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用灯具。
  5. 前記楕円系反射面としての前記左右一対の反射面のうちの、前記傾斜平面よりも下側の反射面部分は、前記鉛直面による切断面に現れる複数の放物線状の下側反射面によって構成されており、
    前記楕円系反射面としての前記左右一対の反射面のうちの、前記傾斜平面よりも上側の反射面部分は、前記鉛直面による切断面に現れる複数の放物線状の上側反射面によって構成されており、
    前記複数の放物線状の下側反射面それぞれは、焦点が前記光源バルブの発光源下端前端近傍に設定され、かつ、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した光軸が設定されており、
    前記複数の放物線状の上側反射面それぞれは、焦点が前記光源バルブの発光源下端後端近傍に設定され、かつ、水平面よりも所定角度下向きに傾斜した光軸が設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両用灯具。
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