JP5070158B2 - Usb機器利用システム - Google Patents

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本発明は、情報処理装置をネットワークを通じてUSB(ユニバーサルシリアルバス、Universal Serial Bus)機器が接続された周辺デバイスに接続し、情報処理装置側でネットワークを通じて周辺デバイスのUSB機器を利用することができるUSB機器利用システムに関する。
この種の従来のシステムとしては、特許文献1(出願人 サイレックステクノロジー株式会社)に記載のものがある。ここでは、任意のコンピュータからネットワークを通じて他のコンピュータに接続されているUSB機器を制御することを可能にしている。これにより、任意のコンピュータ側では、他のコンピュータのUSB機器を該任意のコンピュータに接続されたものと同様に利用することができ、ネットワークを通じて複数のUSB機器を活用することが可能となる。具体的には、任意のコンピュータ側で他のコンピュータ及び該他のコンピュータのUSB機器を指定して、任意のコンピュータから該USB機器への接続アクションを行うと、そのUSB機器をあたかも該任意のコンピュータに接続されているかのように動作させて利用することができ、また切断アクションを行って、そのUSB機器を非接続状態にすることができる。
このような技術を利用して、他のコンピュータのUSB機器を利用するための様々なアプリケーションソフトを開発することができる。例えば、任意のコンピュータから他のコンピュータのUSBメモリをアクセスして、任意のコンピュータにより該USBメモリに対するデータの読み書きを行うというアプリケーションソフトが考えられる。
特開2007−219711号公報
しかしながら、特許文献1のように任意のコンピュータからネットワークを通じて他のコンピュータのUSB機器を利用することができても、コンピュータのオペレーティングシステム(例えばマイクロソフト社のWindows OS)により1台のコンピュータの利用可能なUSB機器の上限個数が規定されているため、この上限個数よりも多くのUSB機器を利用することができなかった。特に、大規模な会社や機関においては、ネットワーク上に多数のコンピュータや周辺装置が存在し、それぞれのコンピュータや周辺装置に複数のUSB機器が接続されているので、1台のコンピュータにより利用可能なUSB機器の上限個数が規定されていたならば、より多くのUSB機器を利用し得る状況でありながら、これを実現することができず、これがネットワークシステムの有効利用の大きな弊害となっていた。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、コンピュータのオペレーティングシステムにより1台のコンピュータの利用可能なUSB機器の上限個数が規定されていても、この上限個数を超える個数のUSB機器の利用が見かけ上可能なUSB機器利用システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、情報処理装置をネットワークを通じてUSB機器が接続された周辺デバイスに接続し、情報処理装置側でネットワークを通じて周辺デバイスのUSB機器を利用することができ、情報処理装置に同時接続可能なUSB機器の個数の上限値が規定されたUSB機器利用システムにおいて、前記情報処理装置は、該情報処理装置をネットワークを通じて周辺デバイスの対象USB機器に接続するに際し、該対象USB機器の接続により該情報処理装置に接続されるUSB機器の個数が前記上限値を超えるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により上限値を超えると判定された場合に、該情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから非利用状態のUSB機器を求め、この非利用状態のUSB機器を該情報処理装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、前記対象USB機器を該情報処理装置に接続する接続制御手段とを備えている。
また、前記接続制御手段は、前記非利用状態のUSB機器を前記情報処理装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、前記対象USB機器を該情報処理装置に接続した後に、該情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから非利用状態のUSB機器を求め、この非利用状態のUSB機器を該情報処理装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、前回切断した非利用状態のUSB機器を該情報処理装置に接続するという一連の処理を周期的に繰り返している。
更に、前記判定手段は、前記情報処理装置をネットワークを通じて複数の対象USB機器に接続するに際し、該各対象USB機器の接続により該情報処理装置に接続されるUSB機器の個数が前記上限値を超えるか否かを判定し、前記接続制御手段は、前記判定手段により上限値を超えると判定され、この上限値を超える個数が複数の場合に、該情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから前記超える個数分の非利用状態のUSB機器を求め、この超える個数分の非利用状態のUSB機器を該情報処理装置から切断し、これらの非利用状態のUSB機器の代わりに、前記複数の対象USB機器を該情報処理装置に接続している。
また、前記周辺デバイスは、プリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、これらの装置のうちの少なくとも1つと同様の機能を有する画像形成装置、情報処理装置、又は情報処理装置を含む電気製品である。
更に、前記接続制御手段は、各USB機器の最新使用日時を記録しておき、前記情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから使用日時の旧い方を優先して非利用状態のUSB機器を求めている。
また、前記接続制御手段は、各USB機器の使用回数を記録しておき、前記情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから使用回数の少ない方を優先して非利用状態のUSB機器を求めている。
更に、前記接続制御手段は、各USB機器の使用累積時間を記録しておき、前記情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから使用累積時間の少ない方を優先して非利用状態のUSB機器を求めている。
また、前記情報処理装置に対する周辺デバイスの対象USB機器の接続は、該対象USB機器のUSB端子の電気的な接続もしくはソフトウェアによる該対象USB機器のソフト的な接続のいずれかである。
更に、前記情報処理装置は、該情報処理装置に接続されたUSB機器の個数もしくは該情報処理装置により利用されているUSB機器の個数を表示する表示手段を備えている。
本発明では、情報処理装置に同時接続可能なUSB機器の個数の上限値が規定されていることを前提としている。その上で、情報処理装置は、自己の装置をネットワークを通じて周辺デバイスの対象USB機器に接続するに際し、対象USB機器の接続により自己の装置に接続されるUSB機器の個数が上限値を超えるか否かを判定し、上限値を超える場合に、自己の装置に既に接続された各USB機器のうちから非利用状態のUSB機器を求め、この非利用状態のUSB機器を自己の装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、対象USB機器を自己の装置に接続している。すなわち、切断されても影響がない非利用状態のUSB機器を切断して、対象USB機器を接続している。このような切断及び接続動作が利用者側で察知されることはなく、利用者にはあたかも上限値を超える複数の対象USB機器が自己の装置に接続されているかのように見える。
また、非利用状態のUSB機器を自己の装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、対象USB機器を自己の装置に接続した後に、自己の装置に既に接続された各USB機器のうちから非利用状態のUSB機器を求め、この非利用状態のUSB機器を自己の装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、前回切断した非利用状態のUSB機器を自己の装置に接続するという一連の処理を周期的に繰り返している。これにより、1個のUSB機器が切断されたまま放置されることがなくなり、実質的に多くのUSB機器の利用が可能になる。
更に、複数の対象USB機器の接続により自己の装置に接続されるUSB機器の個数が上限値を超えると判定され、この上限値を超える個数が複数の場合には、自己の装置に既に接続された各USB機器のうちから前記超える個数分の非利用状態のUSB機器を求め、この超える個数分の非利用状態のUSB機器を自己の装置から切断し、これらの非利用状態のUSB機器の代わりに、前記複数の対象USB機器を自己の装置に接続している。このとき、複数の非利用状態のUSB機器の切断及び複数の対象USB機器の接続は、同時でなく、順次行っても構わない。
例えば、周辺デバイスは、プリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、これらの装置のうちの少なくとも1つと同様の機能を有する画像形成装置、情報処理装置、又は情報処理装置を含む電気製品である。すなわち、周辺デバイスの種類に制限はない。
更に、切断される非利用状態のUSB機器を求めた場合、各USB機器の最新使用日時を記録し、既に接続された各USB機器のうちから使用日時の旧い方を優先して非利用状態のUSB機器を求めても良い。あるいは、各USB機器の使用回数を記録しておき、既に接続された各USB機器のうちから使用回数の少ない方を優先して非利用状態のUSB機器を求めたり、各USB機器の使用累積時間を記録しておき、既に接続された各USB機器のうちから使用累積時間の少ない方を優先して非利用状態のUSB機器を求めても構わない。これにより、利用される可能性がより低い非利用状態のUSB機器が切断されることになって、この切断したUSB機器からの再接続要求の発生頻度が減り、システムの負荷を低減することができる。
また、情報処理装置に対する周辺デバイスの対象USB機器の接続は、該対象USB機器のUSB端子の電気的な接続もしくはソフトウェアによる該対象USB機器のソフト的な接続のいずれかであっても構わない。
更に、情報処理装置は、自己の装置に接続されたUSB機器の個数もしくは該自己の装置により利用されているUSB機器の個数を表示している。これにより、情報処理装置によるUSB機器の利用状況を容易に把握することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のUSB機器利用システムの第1実施形態を示すブロック図である。本実施形態のシステムでは、情報処理装置100、5台の周辺デバイス200-1〜200-5、各周辺デバイス200-1〜200-5に接続されたそれぞれのUSB機器300-1〜300-5、及び情報処理装置100と各周辺デバイス200-1〜200-5間を接続するネットワーク400を備えている。
尚、図1においては説明の便宜上、1台の情報処理装置及び5台の周辺デバイスを例示しているが、いずれについても台数の制限はない。また、1台の周辺デバイスに1個のUSB機器を接続しているが、周辺デバイス1台当たりのUSB機器の個数にも制限はない。
情報処理装置100は、所謂パーソナルコンピュータであって、CPU、HDD、メモリ、表示デバイス、インターフェース、キーボード、ポインティングデバイス等を備えている。HDDにはデバイスドライバを含むオペレーティングシステム(OS)や、このOS上で動作する各種のアプリケーションソフトが記憶されており、これらのOSやアプリケーションソフトがHDDからメモリへとロードされ、CPUによりOSやアプリケーションソフトが実行されて、メモリ、表示デバイス、インターフェース、キーボード、ポインティングデバイス等が制御され、情報処理装置100の様々な機能が実現される。
この情報処理装置100においては、USB機器を利用し得る種々のアプリケーションソフトを実行するためのアプリケーションソフト部101と、ネットワーク400を通じて周辺デバイスとの間でデータ通信を行うためのネットワーク通信部102と、周辺デバイスからの接続切断要求を受信する接続切断要求受信部103と、周辺デバイスに接続切断指示を送信する接続切断指示部104と、周辺デバイスのUSB機器に対するデータ通信を行うネットワークUSB変換部105とが実現されている。勿論、図示しない他の機能も実現されている。
接続切断要求受信部103は、周辺デバイスのUSB機器からの接続切断要求をネットワーク400を通じて受信し、この接続切断要求をアプリケーションソフト部101に通知する。また、接続切断指示部104は、周辺デバイスのUSB機器に対する接続切断指示をアプリケーションソフト部101から通知されて、この接続切断指示をネットワーク400を通じて該周辺デバイスに送信する。更に、ネットワークUSB変換部105は、アプリケーションソフト部101と周辺デバイスのUSB機器との間のデータ通信を行うためのものであり、両者間にネットワーク400が介在することから、両者間のデータ通信をネットワーク400の通信プロトコルに従って行う。例えば、情報処理装置100及び各周辺デバイス200-1〜200-5において特許文献1のようなトンネリング技術を適用し、あたかも周辺デバイスのUSB機器をアプリケーションソフト部101に直接接続したかのように両者間でデータ通信を行うようにする。
周辺デバイス200-1〜200-5は、例えばプリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、これらの装置のうちの少なくとも1つと同様の機能を有する画像形成装置、情報処理装置(パーソナルコンピュータ)、又は情報処理装置を含む電気製品等である。電気製品としては、家電製品等がある。
また、周辺デバイス200-1〜200-5は、CPU、メモリ、インターフェース等を備えており、USB機器を動作させるためのデバイスドライバ、ネットワーク400を通じて情報処理装置100との間でデータ通信を行うための通信機能、情報処理装置100に対して接続切断要求を送信する機能、情報処理装置100からの接続切断指示を受信する機能等を有する。
各USB機器300-1〜300-5は、USB(ユニバーサルシリアルバス、Universal Serial Bus)の規格に準じた電子機器であり、通常USB端子を有し、このUSB端子が周辺デバイスの対応端子に電気的に接続されて、USB機器が周辺デバイスに接続される。USB機器としては、USBメモリ、ICカードリーダ、外付けHDD等がある。
情報処理装置100のアプリケーションソフト部101がネットワーク400を通じて周辺デバイスのUSB機器に接続され、アプリケーションソフト部101と周辺デバイスのUSB機器との間でデータ通信が可能になった状態では、アプリケーションソフト部101が周辺デバイスのUSB機器を情報処理装置100に直接接続されたUSB機器と同様に利用することができる。例えば、周辺デバイスのUSB機器がUSBメモリである場合は、情報処理装置100のアプリケーションソフト部101が周辺デバイスのUSBメモリにアクセスして、USBメモリに対するデータの読み書きを行うことができる。また、周辺デバイスのUSB機器がICカードリーダである場合は、情報処理装置100のアプリケーションソフト部101からICカードリーダへのポーリングか、あるいはアプリケーションソフト部101側でICカードリーダのイベント発生を検出することによりICカードリーダにICカードが挿入もしくはかざされたことを検出して、アプリケーションソフト部101がICカードの情報を取り込むことができる。
このような構成のシステムにおいては、情報処理装置100のOS(例えばマイクロソフト社のWindows OS)により該情報処理装置100に同時接続可能なUSB機器の個数の上限値が規定されており、この上限値を超える個数のUSB機器を情報処理装置100に接続することができない。例えば、上限値が4であるとすると、システム上に5個のUSB機器300-1〜300-5があっても、情報処理装置100を4個のUSB機器に接続することしかできず、残りの1個のUSB機器に接続することができない。
そこで、本実施形態では、情報処理装置100とUSB機器間の接続制御を次のように行って、情報処理装置100の利用者に対しては、あたかも全てのUSB機器300-1〜300-5が情報処理装置100に接続されているかのように見せている。次に、そのような接続制御手順を説明する。
まず、各周辺デバイス200-1〜200-5のいずれにもUSB機器が接続されていないものとする。この周辺デバイスにUSB機器が接続されていない状態とは、例えばUSB機器の端子が周辺デバイスの対応端子に電気的に接続されていない状態であってもよいし、あるいはUSB機器の端子が周辺デバイスの対応端子に電気的に接続されていても該周辺デバイスにおけるUSB機器のデバイスドライバが起動されておらず、USB機器がソフト的に接続されていない状態であってもよい。いずれも周辺デバイスにUSB機器が接続されていない状態とみなされる。また、周辺デバイスにUSB機器が接続されていないことから、情報処理装置100にもUSB機器が接続されていないことになる。
このような状態で、USB機器300-1の端子が周辺デバイス200-1の対応端子に電気的に接続されたり、あるいは周辺デバイス200-1におけるUSB機器300-1のデバイスドライバが起動されると、つまり周辺デバイス200-1にUSB機器300-1が電気的もしくはソフト的に接続されると、周辺デバイス200-1からネットワーク400を通じて情報処理装置100へとUSB機器接続要求が送受される。
情報処理装置100では、周辺デバイス200-1からのUSB機器接続要求をネットワーク通信部102を通じて接続切断要求受信部103で受信し、このUSB機器接続要求をアプリケーションソフト部101に入力する。これに応答してアプリケーションソフト部101は、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数を求め、この個数がUSB機器の個数の上限値4に達しているか否かを判定する。この時点では、情報処理装置100にUSB機器が接続されていないことから、既に接続されたUSB機器の個数が0であり、この個数がUSB機器の個数の上限値4に達していないと判定される。
そして、アプリケーションソフト部101は、その判定をなすと、周辺デバイス200-1に対するUSB機器接続指示の送信を接続切断指示部104に指示する。接続切断指示部104は、USB機器接続指示をネットワーク通信部102からネットワーク400を通じて周辺デバイス200-1へと送信する。また、アプリケーションソフト部101は、ネットワークUSB変換部105を制御して、情報処理装置100と周辺デバイス200-1のUSB300-1機器との間のデータ通信を可能にする。周辺デバイス200-1は、USB機器接続指示を受信すると、USB機器300-1と情報処理装置100との間のデータ通信を可能にする。これにより、情報処理装置100に周辺デバイス200-1のUSB機器300-2が接続されたことになる。この時点では、情報処理装置100に1個のUSB機器が接続されたことから、アプリケーションソフト部101は、既に接続されたUSB機器の個数を1に更新する。また、アプリケーションソフト部101は、図2に示すような周辺デバイス200-1のUSB機器300-1のタイムテーブルT-1をメモリ上に作成し、USB機器300-1の接続時点の時刻を利用開始時刻(年月日を含む)としてタイムテーブルT-1に記録する。
次に、周辺デバイス200-2にUSB機器300-2が電気的もしくはソフト的に接続されたとすると、周辺デバイス200-2から情報処理装置100へとUSB機器接続要求が送受される。
情報処理装置100では、周辺デバイス200-2からのUSB機器接続要求をネットワーク通信部102を通じて接続切断要求受信部103で受信し、このUSB機器接続要求をアプリケーションソフト部101に入力する。このとき、アプリケーションソフト部101は、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数が1であり、この個数1がUSB機器の個数の上限値4に達していなと判定する。
そして、アプリケーションソフト部101は、その判定をなすと、周辺デバイス200-2に対するUSB機器接続指示を接続切断指示部104からネットワーク通信部102を通じて周辺デバイス200-2へと送信する。また、アプリケーションソフト部101は、ネットワークUSB変換部105を制御して、情報処理装置100と周辺デバイス200-2のUSB機器300-2との間のデータ通信を可能にする。周辺デバイス200-2は、USB機器接続指示を受信すると、USB機器300-2と情報処理装置100との間のデータ通信を可能にする。これにより、情報処理装置100に周辺デバイス200-2のUSB機器300-2が接続されたことになる。この時点で、情報処理装置100に2個のUSB機器が接続されたことから、アプリケーションソフト部101は、既に接続されたUSB機器の個数を2に更新する。また、図2に示すような周辺デバイス200-1のUSB機器300-1のタイムテーブルT-2をメモリ上に作成し、USB機器300-2の接続時点の時刻を利用開始時刻としてタイムテーブルT-2に記録する。
以降同様に、各周辺デバイス200-3、200-4にそれぞれのUSB機器300-3、300-4が電気的もしくはソフト的に接続される度に、周辺デバイスから情報処理装置100へとUSB機器接続要求が送受され、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数が上限値4に達していなと判定されると、情報処理装置100から周辺デバイスへとUSB機器接続指示が送受され、情報処理装置100に周辺デバイスのUSB機器が接続され、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数が3、4と逐一歩進されて更新され、USB機器の接続時点の時刻が利用開始時刻としてそれぞれのタイムテーブルに記録される。
次に、情報処理装置100に各周辺デバイス200-1〜200-4のUSB機器300-1〜300-4が接続され、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数が4に更新された後、周辺デバイス200-5にUSB機器300-5が電気的もしくはソフト的に接続されると、周辺デバイス200-5から情報処理装置100へとUSB機器接続要求が送受される。
このとき、アプリケーションソフト部101は、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数が4であり、この個数4がUSB機器の個数の上限値4に達していると判定する。
この場合、情報処理装置100に周辺デバイス200-5のUSB機器300-5が接続されると、情報処理装置100に接続されるUSB機器の個数が上限値4を越えることから、アプリケーションソフト部101は、既に接続された4個のUSB機器300-1〜300-4のうちから非利用状態のUSB機器を選択し、この選択した非利用状態のUSB機器を切断し、この代わりに、USB機器300-5を接続するための制御を行う。
ここで、USB機器の非利用状態とは、例えば情報処理装置100に対するデータ通信の停止期間が一定期間(例えば1sec)以上になった状態とする。アプリケーションソフト部101は、既に接続された4個のUSB機器300-1〜300-4のいずれについてもデータ通信の停止期間を監視しており、USB機器のデータ通信の停止期間が一定期間以上になると、このUSB機器を非利用状態であるとみなす。
また、アプリケーションソフト部101は、既に接続された4個のUSB機器300-1〜300-4のうちから非利用状態のものを抽出し、抽出された非利用状態の各USB機器のタイムテーブルを参照して、使用開始時刻の旧い方を優先して非利用状態の1個のUSB機器を選択する。このとき、USB機器のタイムテーブルにおいて、複数の利用開始時刻が履歴情報として記録されている場合には、最新の利用開始時刻が参照されるものとする。
例えば、各USB機器300-1〜300-4のいずれもが非利用状態であるとすると、各USB機器300-1〜300-4が抽出される。そして、各USB機器300-1〜300-4のタイムテーブルが参照され、USB機器300-1の使用開始時刻が最も旧いとすると、USB機器300-1が選択される。
こうしてアプリケーションソフト部101は、非利用状態のUSB機器300-1を選択すると、この非利用状態のUSB機器300-1を切断するべく、周辺デバイス200-1に対するUSB機器切断指示を接続切断指示部104からネットワーク通信部102を通じて周辺デバイス200-1へと送信し、情報処理装置100とUSB機器300-1との間のデータ通信を停止する。周辺デバイス200-1は、USB機器切断指示を受信すると、USB機器300-1と情報処理装置100との間のデータ通信を停止する。これにより、情報処理装置100から周辺デバイス200-1のUSB機器300-1が切断されたことになる。このとき、アプリケーションソフト部101は、切断した非利用状態のUSB機器の切断時点の時刻を利用終了時刻(年月日を含む)として該USB機器のタイムテーブルに記録する。
更に、アプリケーションソフト部101は、切断した非利用状態のUSB機器の代わりに、USB機器300-5を接続するべく、周辺デバイス200-5に対するUSB機器接続指示を接続切断指示部104から周辺デバイス200-5へと送信する。また、アプリケーションソフト部101は、ネットワークUSB変換部105を制御して、情報処理装置100と周辺デバイス200-5のUSB機器300-5との間のデータ通信を可能にする。周辺デバイス200-5は、USB機器接続指示を受信すると、USB機器300-5と情報処理装置100との間のデータ通信を可能にする。これにより、情報処理装置100に周辺デバイス200-5のUSB機器300-5が接続されたことになる。このとき、1個のUSB機器を切断し、他の1個のUSB機器を接続したことから、既に接続されたUSB機器の個数が4となって変わらない。また、アプリケーションソフト部101は、周辺デバイス200-5のUSB機器300-5のタイムテーブルをメモリ上に作成し、USB機器300-5の接続時点の時刻を利用開始時刻として該タイムテーブルに記録し、切断した非利用状態のUSB機器の切断時点の時刻を利用終了時刻として該非利用状態のUSB機器のタイムテーブルに記録する。
尚、既に接続された4個のUSB機器300-1〜300-4のいずれもが利用状態であれば、切断可能な非利用状態のUSB機器がないことから、アプリケーションソフト部101は、周辺デバイス200-5からのUSB機器接続要求に応答せず、USB機器の接続エラーを表示デバイスの画面に表示する。
また、周辺デバイス側で一方的にUSB機器が電気的もしくはソフト的に切断されたときにも、周辺デバイスから情報処理装置100へとUSB機器切断要求が送受される。情報処理装置100では、このUSB機器切断要求をネットワーク通信部102を通じて接続切断要求受信部103で受信し、このUSB機器切断要求をアプリケーションソフト部101に入力する。これに応答してアプリケーションソフト部101は、ネットワークUSB変換部105を制御し、情報処理装置100と該周辺デバイスのUSB機器との間のデータ通信を停止して、このUSB機器を切断し、この切断時点の時刻を利用終了時刻(年月日を含む)として該USB機器のタイムテーブルに記録する。
次に、図3のフローチャートを参照しつつ、そのような情報処理装置100とUSB機器との間の接続制御手順を整理して説明する。
まず、ネットワーク400上の周辺デバイスにUSB機器が電気的もしくはソフト的に接続されたとすると、周辺デバイスからネットワーク400を通じて情報処理装置100へとUSB機器接続要求が送受される(ステップS1)。
情報処理装置100では、周辺デバイスからのUSB機器接続要求をネットワーク通信部102を通じて接続切断要求受信部103で受信し、このUSB機器接続要求をアプリケーションソフト部101に入力する。アプリケーションソフト部101は、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数を求め、この個数がUSB機器の個数の上限値4に達しているか否かを判定する(ステップS2)。
このとき、既に接続されたUSB機器の個数が上限値4に達していなければ(ステップS2で「No」)、アプリケーションソフト部101は、周辺デバイスに対するUSB機器接続指示の送信を接続切断指示部104からネットワーク通信部102を通じて周辺デバイスへと送信する。また、アプリケーションソフト部101は、ネットワークUSB変換部105を制御して、情報処理装置100と周辺デバイスのUSB機器との間のデータ通信を可能にする。周辺デバイスは、USB機器接続指示を受信すると、USB機器と情報処理装置100との間のデータ通信を可能にする。これにより、情報処理装置100に周辺デバイスのUSB機器が接続される(ステップS3)。更に、アプリケーションソフト部101は、既に接続されたUSB機器の個数を更新し、周辺デバイスのUSB機器のタイムテーブルをメモリ上に作成し、USB機器の接続時点の時刻を利用開始時刻としてタイムテーブルに記録する。
また、既に接続されたUSB機器の個数が上限値4に達していれば(ステップS2で「Yes」)、アプリケーションソフト部101は、既に接続された各USB機器のうちに非利用状態のものがあるか否かを判定し(ステップS4)、既に接続された各USB機器の全てが利用状態であれば(ステップS4で「No」)、切断可能な非利用状態のUSB機器がないことから、USB機器の接続エラーを表示デバイスの画面に表示する(ステップS5)。
また、既に接続された各USB機器のうちに非利用状態のものがあれば(ステップS4で「Yes」)、アプリケーションソフト部101は、非利用状態の各USB機器のタイムテーブルを参照して、使用開始時刻の旧い方を優先して非利用状態の1個のUSB機器を選択し、この選択したUSB機器の周辺デバイスに対してUSB機器切断指示を接続切断指示部104からネットワーク通信部102を通じて送信し、また情報処理装置100と周辺デバイスのUSB機器との間のデータ通信を停止にする。周辺デバイスは、USB機器切断指示を受信すると、USB機器と情報処理装置100との間のデータ通信を停止にする。これにより、情報処理装置100から非利用状態のUSB機器が切断される(ステップS6)。このとき、アプリケーションソフト部101は、切断時点の時刻を利用終了時刻として該USB機器のタイムテーブルに記録する。
そして、アプリケーションソフト部101は、切断した非利用状態のUSB機器の代わりに、ステップS1で接続要求を出してきた周辺デバイスのUSB機器を接続するべく、この周辺デバイスに対するUSB機器接続指示を接続切断指示部104から周辺デバイスへと送信する。これにより、ステップS1で接続要求を出してきた周辺デバイスのUSB機器と情報処理装置100との間のデータ通信が可能となり、このUSB機器が情報処理装置100に接続される(ステップS7)。更に、アプリケーションソフト部101は、ステップS1で接続要求を出してきた周辺デバイスのUSB機器のタイムテーブルをメモリ上に作成し、USB機器の接続時点の時刻を利用開始時刻としてタイムテーブルに記録する。
以降同様に、ネットワーク400上の周辺デバイスにUSB機器が電気的もしくはソフト的に接続されて、接続要求が出される度に、ステップS1〜S7の処理が行われて、既に接続された各USB機器のうちに非利用状態のものがあれば、この非利用状態のUSB機器が切断されて、この代わりに、接続要求を出してきた周辺デバイスのUSB機器が情報処理装置100に接続される。
図4は、本発明のUSB機器利用システムの第2実施形態における情報処理装置とUSB機器との間の接続制御手順を示すフローチャートである。
本実施形態システムは、図1のシステムと同様の構成であるが、情報処理装置100とUSB機器との間の接続制御手順が異なる。その概略は、非利用状態のUSB機器を情報処理装置100から切断し、この代わりに、接続要求を出してきた周辺デバイスのUSB機器を情報処理装置100に接続した後、切断される非利用状態のUSB機器を周期的に変更することにより、1個のUSB機器を切断したまま放置せずに利用可能にするというものである。例えば、周辺デバイスのUSB機器がICカードリーダである場合は、挿入もしくはかざされたICカードを検出する必要があるため、ICカードリーダを切断したまま放置することができず、ICカードリーダを周期的に接続して、挿入もしくはかざされたICカードの検出を試みることを可能にする。
次に、図4のフローチャートを参照しつつ、そのような情報処理装置100とUSB機器との間の接続制御手順を整理して説明する。尚、図4において、図3と同様処理のステップには同じ符号を付している。
まず、ネットワーク400上の周辺デバイスにUSB機器が接続されたとすると、周辺デバイスから情報処理装置100へとUSB機器接続要求が送受される(ステップS1)。
情報処理装置100では、周辺デバイスからのUSB機器接続要求をネットワーク通信部102及び接続切断要求受信部103を通じてアプリケーションソフト部101に入力する。アプリケーションソフト部101は、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数を求め、この個数がUSB機器の個数の上限値4に達しているか否かを判定する(ステップS2)。
既に接続されたUSB機器の個数が上限値4に達していなければ(ステップS2で「No」)、アプリケーションソフト部101は、周辺デバイスに対するUSB機器接続指示の送信を接続切断指示部104からネットワーク通信部102を通じて周辺デバイスへと送信する。また、アプリケーションソフト部101は、ネットワークUSB変換部105を制御して、情報処理装置100と周辺デバイスのUSB機器との間のデータ通信を可能にする。周辺デバイスは、USB機器接続指示を受信すると、USB機器と情報処理装置100との間のデータ通信を可能にする。これにより、情報処理装置100に周辺デバイスのUSB機器が接続される(ステップS3)。更に、アプリケーションソフト部101は、既に接続されたUSB機器の個数を更新し、周辺デバイスのUSB機器のタイムテーブルをメモリ上に作成し、USB機器の接続時点の時刻を利用開始時刻としてタイムテーブルに記録する。
また、既に接続されたUSB機器の個数が上限値4に達していれば(ステップS2で「Yes」)、アプリケーションソフト部101は、既に接続された各USB機器のうちに非利用状態のものがあるか否かを判定し(ステップS4)、既に接続された各USB機器の全てが利用状態であれば(ステップS4で「No」)、USB機器の接続エラーを表示デバイスの画面に表示する(ステップS5)。
また、既に接続された各USB機器のうちに非利用状態のものがあれば(ステップS4で「Yes」)、アプリケーションソフト部101は、非利用状態の各USB機器のタイムテーブルを参照し、使用開始時刻の旧い方を優先して非利用状態の1個のUSB機器を選択し、この選択したUSB機器の周辺デバイスに対してUSB機器切断指示を接続切断指示部104から送信する。これにより、情報処理装置100から非利用状態のUSB機器が切断される(ステップS6)。更に、アプリケーションソフト部101は、切断時点の時刻を利用終了時刻として該USB機器のタイムテーブルに記録する。
そして、アプリケーションソフト部101は、切断した非利用状態のUSB機器の代わりに、ステップS1で接続要求を出してきた周辺デバイスに対するUSB機器接続指示を接続切断指示部104から周辺デバイスへと送信する。これにより、ステップS1で接続要求を出してきた周辺デバイスのUSB機器と情報処理装置100との間のデータ通信が可能となり、このUSB機器が情報処理装置100に接続される(ステップS7)。更に、アプリケーションソフト部101は、ステップS1で接続要求を出してきた周辺デバイスのUSB機器のタイムテーブルをメモリ上に作成し、USB機器の接続時点の時刻を利用開始時刻としてタイムテーブルに記録する。
引き続いて、アプリケーションソフト部101は、非利用状態のUSB機器を切断しから一定時間(例えば100msec)を待機し(ステップS8)、この一定時間の経過直後に、ステップS6で切断した非利用状態のUSB機器の接続要求を自ら出し(ステップS9)、この後にステップS2からの処理に戻る。
ここで、情報処理装置100に既に接続されたUSB機器の個数が変わらなかったならば、この個数がUSB機器の個数の上限値4に達していると判定され(ステップS2で「Yes」)、既に接続された各USB機器のうちに非利用状態のものがあるか否かが判定され(ステップS4)、既に接続された各USB機器の全てが利用状態であれば(ステップS4で「No」)、USB機器の接続エラーが表示デバイスの画面に表示される(ステップS5)。
また、既に接続された各USB機器のうちに非利用状態のものがあれば(ステップS4で「Yes」)、非利用状態の各USB機器のタイムテーブルに基づいて使用開始時刻の旧い方を優先して非利用状態の1個のUSB機器が選択され、選択された非利用状態のUSB機器が情報処理装置100から切断され(ステップS6)、この代わりに、ステップS9で接続要求が出されたUSB機器が情報処理装置100に接続され、この接続要求が出された周辺デバイスのUSB機器と情報処理装置100との間のデータ通信が可能となる(ステップS7)。このとき、切断された非利用状態のUSB機器の切断時点の時刻が利用終了時刻としてタイムテーブルに記録され、またステップS9で接続要求が出されたUSB機器の接続時点の時刻が利用開始時刻としてタイムテーブルに記録される。そして、非利用状態のUSB機器が切断されてから一定時間が経過すると(ステップS8)、ステップS6で切断した非利用状態のUSB機器の接続要求が情報処理装置100で出され(ステップS9)、この後にステップS2からの処理に戻る。
以降同様に、一定時間毎に、使用開始時刻の旧い方を優先して非利用状態の1個のUSB機器が選択されて切断され、この代わりに、前回切断された非利用状態のUSB機器が情報処理装置100に接続される。これにより、1個のUSB機器が切断されたまま放置されることがなくなり、全てのUSB機器の利用が可能になる。
図5は、そのような接続制御による各周辺デバイス200-1〜200-5のUSB機器300-1〜300-5の接続及び利用状態を例示する状態遷移図である。尚、図5において、●がUSB機器の接続及び利用状態を示し、○がUSB機器の接続及び非利用状態を示し、×がUSB機器の切断及び非利用状態を示している。
図5に示すように時点Taでは、1個のUSB機器300-1が接続及び利用状態であり、3個のUSB機器300-2〜300-4が接続及び非利用状態であり、1個のUSB機器300-5が切断されている。
時点Tbでは、周辺デバイス200-5のUSB機器300-5の接続要求が出され、接続及び非利用状態であった周辺デバイス200-2のUSB機器300-2が切断される。
時点Tcでは、切断されたUSB機器300-2の代わりに、USB機器300-5が接続及び非利用状態となっている。
時点Tdは、USB機器300-2の切断から一定時間(例えば100msec)が経過した時点であり、この時点Tdでは、周辺デバイス200-2のUSB機器300-2の接続要求が出され、接続及び非利用状態であった周辺デバイス200-3のUSB機器300-3が切断される。
時点Teでは、切断されたUSB機器300-3の代わりに、USB機器300-2が接続及び非利用状態となっている。
このように1個のUSB機器が切断されたまま放置されることがないので、全てのUSB機器の利用が可能である。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、情報処理装置、周辺デバイス、周辺デバイス1台当たりのUSB機器の個数を増やしてもよい。複数の情報処理装置を設ける場合は、情報処理装置毎に、図3もしくは図4に示すような接続制御を行えばよい。また、周辺デバイスもしくはUSB機器が多い場合は、図4に示すような接続制御と共に、図6に示すように接続中や利用状態となっているUSB機器の個数を表示してもよい。これにより、情報処理装置に対するUSB機器の接続及び利用状態を容易に把握することができる。
また、利用開始時刻及び利用終了時刻の代わりに、使用回数、使用累積時間等をUSB機器のタイムテーブルに記録しておき、既に接続された各USB機器のうちから使用回数の少ない方を優先して非利用状態のUSB機器を求めたり、既に接続された各USB機器のうちから使用累積時間の少ない方を優先して非利用状態のUSB機器を求めても構わない。これにより、利用される可能性がより低い非利用状態のUSB機器が切断されることになって、この切断したUSB機器からの再接続要求の発生頻度が減り、システムの負荷を低減することができる。
更に、複数の対象USB機器を同時接続するに際しても、この同時接続により情報処理装置100に接続されるUSB機器の個数が上限値を超えか否かを判定する。そして、この上限値を超える個数が1の場合には、図3もしくは図4と同様の処理を行う。また、この上限値を超える個数が複数の場合には、情報処理装置100に既に接続された各USB機器のうちから前記超える個数分の非利用状態のUSB機器を求め、この超える個数分の非利用状態のUSB機器を情報処理装置100から切断し、これらの非利用状態のUSB機器の代わりに、前記複数の対象USB機器を情報処理装置100に接続する。このとき、複数の非利用状態のUSB機器の切断及び複数の対象USB機器の接続は、同時でなく、順次行っても構わない。
本発明のUSB機器利用システムの第1実施形態を示すブロック図である。 図1のUSB機器利用システムにおける情報処理装置側で作成される各USB機器のタイムテーブルを例示する図である。 図1のUSB機器利用システムにおける情報処理装置によるUSB機器の接続制御手順を示すフローチャートである。 本発明のUSB機器利用システムの第2実施形態における情報処理装置によるUSB機器の接続制御手順を示すフローチャートである。 図4の接続制御手順による各USB機器の接続及び利用状態を例示する状態遷移図である。 接続中や利用状態となっているUSB機器の個数の表示例を示す図である。
符号の説明
100 情報処理装置
200-1〜200-5 周辺デバイス
300-1〜300-5 USB機器
400 ネットワーク
101 アプリケーションソフト部
102 ネットワーク通信部
103 接続切断要求受信部
104 接続切断指示部
105 ネットワークUSB変換部

Claims (9)

  1. 情報処理装置をネットワークを通じてUSB機器が接続された周辺デバイスに接続し、情報処理装置側でネットワークを通じて周辺デバイスのUSB機器を利用することができ、情報処理装置に同時接続可能なUSB機器の個数の上限値が規定されたUSB機器利用システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    該情報処理装置をネットワークを通じて周辺デバイスの対象USB機器に接続するに際し、該対象USB機器の接続により該情報処理装置に接続されるUSB機器の個数が前記上限値を超えるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により上限値を超えると判定された場合に、該情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから非利用状態のUSB機器を求め、この非利用状態のUSB機器を該情報処理装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、前記対象USB機器を該情報処理装置に接続する接続制御手段とを備えることを特徴とするUSB機器利用システム。
  2. 前記接続制御手段は、前記非利用状態のUSB機器を前記情報処理装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、前記対象USB機器を該情報処理装置に接続した後に、該情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから非利用状態のUSB機器を求め、この非利用状態のUSB機器を該情報処理装置から切断し、この非利用状態のUSB機器の代わりに、前回切断した非利用状態のUSB機器を該情報処理装置に接続するという一連の処理を周期的に繰り返すことを特徴とする請求項1に記載のUSB機器利用システム。
  3. 前記判定手段は、前記情報処理装置をネットワークを通じて複数の対象USB機器に接続するに際し、該各対象USB機器の接続により該情報処理装置に接続されるUSB機器の個数が前記上限値を超えるか否かを判定し、
    前記接続制御手段は、前記判定手段により上限値を超えると判定され、この上限値を超える個数が複数の場合に、該情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから前記超える個数分の非利用状態のUSB機器を求め、この超える個数分の非利用状態のUSB機器を該情報処理装置から切断し、これらの非利用状態のUSB機器の代わりに、前記複数の対象USB機器を該情報処理装置に接続することを特徴とする請求項1に記載のUSB機器利用システム。
  4. 前記周辺デバイスは、プリンタ装置、スキャナ装置、ファクシミリ装置、これらの装置のうちの少なくとも1つと同様の機能を有する画像形成装置、情報処理装置、又は情報処理装置を含む電気製品であることを特徴とする請求項1に記載のUSB機器利用システム。
  5. 前記接続制御手段は、各USB機器の最新使用日時を記録しておき、前記情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから使用日時の旧い方を優先して非利用状態のUSB機器を求めることを特徴とする請求項1に記載のUSB機器利用システム。
  6. 前記接続制御手段は、各USB機器の使用回数を記録しておき、前記情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから使用回数の少ない方を優先して非利用状態のUSB機器を求めることを特徴とする請求項1に記載のUSB機器利用システム。
  7. 前記接続制御手段は、各USB機器の使用累積時間を記録しておき、前記情報処理装置に既に接続された各USB機器のうちから使用累積時間の少ない方を優先して非利用状態のUSB機器を求めることを特徴とする請求項1に記載のUSB機器利用システム。
  8. 前記情報処理装置に対する周辺デバイスの対象USB機器の接続は、該対象USB機器のUSB端子の電気的な接続もしくはソフトウェアによる該対象USB機器のソフト的な接続のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載のUSB機器利用システム。
  9. 前記情報処理装置は、
    該情報処理装置に接続されたUSB機器の個数もしくは該情報処理装置により利用されているUSB機器の個数を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のUSB機器利用システム。
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