JP4220430B2 - 二重化ネットワーク制御システム - Google Patents

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本発明は、例えば、機器の制御を行う制御装置間、あるいは制御装置とこの制御装置の監視を行う監視装置との間を二重の通信ネットワークで接続し、各装置間で送受通信制御を行う二重化ネットワーク制御システムに関するもので、特に、通信負担を二重化した通信ネットワークに振り分ける技術に関するものである。
二重化したネットワーク接続装置を正常化稼動時は負荷分散して性能向上に利用し、障害時にはホスト計算機のソフトウェアの介入なしに可用性を維持するネットワーク接続装置が、例えば、特許文献1に紹介されている。
同装置には、セレクタが設けられ、このセレクタが送信データを送出するネットワーク接続装置を選択する。ネットワーク接続装置状態管理装置内に作成されたネットワーク接続装置状態管理テーブルの情報を用いて、ネットワーク接続装置状態フィールドが「正常」であるものから選択し、「故障」あるいは「不在」であるものは使用しない。セレクタが使用を試みるネットワーク接続装置が「正常」であっても,受信処理中であったり,別の送信処理中である場合はそのネットワーク接続装置を直ちに使用することはできない。
次に、正常なネットワーク接続装置から使用可能なものを選択する方法について以下に説明する。どのネットワーク接続装置から使用を試みるかを決めるために、セレクタは選択制御インタフェースを介してネットワーク接続装置負荷指標フィールドを参照し、その値の小さいものから順に使用を試みるものとする。但し、その値が等しい時はあらかじめ決めておいた順序に従って使用を試みるものとする。
このように構成することにより、受信処理で負荷の高くなっているネットワーク接続装置には送信処理をやらせないようになり、負荷の分散を図ることができる。
ネットワーク接続装置負荷指標フィールドには、各ネットワーク接続装置の負荷状態を表すデータが格納されている。ここでは負荷状態表示方法の一例として負荷状態を0,1,2,3の4段階に分けて表示している。数字は大きいほど負荷が高いものとし、例えば、過去1秒間のネットワーク接続装置のビジー率が0〜15%ならば0、15〜30%ならば1、30〜50%ならば2、50〜100%ならば3をそれぞれ負荷指標として与えるものとする。
特開2000−244526号公報(図1、2、ページ4)
従来の二重化したネットワーク接続装置は以上のように構成されているので、使用するネットワークを振り分ける動作が複雑で、確実な分散処理ができなかった。即ち、いずれかのネットワークを選択するかを判断する際に、ネットワーク接続状態フィールドおよびネットワーク接続装置負荷指標フィールドを参照する必要があった。また、複数のネットワーク接続装置が同一のネットワークスイッチに接続されており、受信時にはネットワークスイッチが同時に複数のネットワーク接続装置にデータを送るため、その時はデータ送信ができなくなっていた。また、あるネットワーク接続装置のネットワーク接続装置負荷指標フィールドが高負荷状態を示した場合、同一ネットワークに接続されている、他のネットワーク接続装置のネットワーク接続装置負荷指標フィールドも高負荷状態を示すことになり、結局ネットワーク負荷が分散されないなどの問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、データを送信するネットワークを選択する際に複数の情報を参照する必要がなく、送信・受信の競合を少なくするとともに、ネットワークの使用効率を高めることができる二重化ネットワーク制御システムを得ることを目的とする。
第1の発明に係る二重化ネットワーク制御システムは、装置間に接続された第1の通信ネットワークと第2の通信ネットワークとを使用して送受通信制御を行う二重化ネットワーク制御システムであって、送信時、通信ネットワークのいずれを使用するかを選択する通信ネットワーク選択手段、および通信ネットワーク選択手段の選択出力に基づき使用する通信ネットワークを切り替える通信ネットワーク切替手段を備える。そして、この通信ネットワーク選択手段は、送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値との比較結果に基づき通信ネットワークのいずれかを選択するものであって、
更に、上記通信ネットワーク選択手段は、上記送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値とを比較し、前者が後者より大きいときは上記第1の通信ネットワークを選択しそうでないときは上記第2の通信ネットワークを選択する選択信号を出力するアドレス比較器、および上記アドレス比較器からの選択信号を一旦保持し送信要求信号の入力タイミングで上記一旦保持した選択信号を出力する選択信号保持部を備えたものである。
第2の発明に係る二重化ネットワーク制御システムは、装置間に接続された第1の通信ネットワークと第2の通信ネットワークとを使用して送受通信制御を行う二重化ネットワーク制御システムであって、送信時、通信ネットワークのいずれを使用するかを選択する通信ネットワーク選択手段、および通信ネットワーク選択手段の選択出力に基づき使用する通信ネットワークを切り替える通信ネットワーク切替手段を備える。そして、この通信ネットワーク選択手段は、送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値との比較結果に基づき通信ネットワークのいずれかを選択するものであって、
更に、上記通信ネットワーク選択手段は、上記送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値とを比較し、前者が後者より大きいときは上記第1の通信ネットワークを選択しそうでないときは上記第2の通信ネットワークを選択する選択信号を出力するアドレス比較器、上記選択信号を一旦保持し送信要求信号の入力タイミングで上記一旦保持した選択信号を出力する選択信号保持部、送信回数をカウントし所定の単位時間ごとにカウント値をリセットする送信回数カウンタ、および上記送信回数カウンタの出力が所定の規定値未満のときは上記アドレス比較器からの選択信号を上記選択信号保持部に入力し、上記送信回数カウンタの出力が上記所定の規定値以上となったときは前回送信時上記選択信号保持部から出力された選択信号を反転した信号を上記選択信号保持部に入力する選択信号切替手段を備えたものである。
以上のように、第1の発明では、その通信ネットワーク選択手段が、上記送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値とを比較し、前者が後者より大きいときは上記第1の通信ネットワークを選択しそうでないときは上記第2の通信ネットワークを選択する選択信号を出力するアドレス比較器、および上記アドレス比較器からの選択信号を一旦保持し送信要求信号の入力タイミングで上記一旦保持した選択信号を出力する選択信号保持部を備えたので、複雑な情報の参照を必要とすることなく、2つの通信ネットワークへの振り分けが簡便円滑になされ、ネットワークの使用効率が向上する。
また、第2の発明では、その通信ネットワーク選択手段が、上記送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値とを比較し、前者が後者より大きいときは上記第1の通信ネットワークを選択しそうでないときは上記第2の通信ネットワークを選択する選択信号を出力するアドレス比較器、上記選択信号を一旦保持し送信要求信号の入力タイミングで上記一旦保持した選択信号を出力する選択信号保持部、送信回数をカウントし所定の単位時間ごとにカウント値をリセットする送信回数カウンタ、および上記送信回数カウンタの出力が所定の規定値未満のときは上記アドレス比較器からの選択信号を上記選択信号保持部に入力し、上記送信回数カウンタの出力が上記所定の規定値以上となったときは前回送信時上記選択信号保持部から出力された選択信号を反転した信号を上記選択信号保持部に入力する選択信号切替手段を備えたので、送信回数カウンタの出力が所定の規定値以上となった以降は2つの通信ネットワークを交互に使用する選択結果となり、種々の通信負荷状況下においても、より均等化した通信ネットワークの振り分け制御が実現する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における二重化ネットワーク制御システムを示す回路構成図で、図示しない、機器の制御を行う制御装置の監視を行う監視制御装置1の内部構成を示している。そして、この制御装置とは、通信ネットワーク2a、2bとで接続され、即ち、二重化ネットワークで構成され送受通信の制御は行われる。
図1において、監視制御装置1内には、中央処理装置10、ネットワーク接続装置11、ネットワーク接続装置11の中央処理装置インタフェース装置12、中央処理装置10と中央処理装置インタフェース装置12とを結ぶ内部バス18を備えている。また、通信ネットワーク2a、2bごとに、それぞれ送受信制御部13a、13b、送信インタフェース装置16a、16bおよび受信インタフェース装置17a、17bを備えている。更に、通信ネットワーク選択手段としての送信選択信号制御部14、セレクタ15が設けられている。
また、中央処理装置インタフェース装置12からセレクタ15に送出される送信信号19、中央処理装置インタフェース装置12から送信選択信号制御部14に送出される送信選択信号制御信号群20、送信選択信号制御部14から出力される送信選択信号21、セレクタ15からそらぞれ送信インタフェース装置16a、16bに送出される送信信号22a、22b、受信インタフェース装置17a、17bから中央処理装置インタフェース装置12に送出される受信信号23a、23bが示されている。
次に、動作について説明する。監視制御装置1は、通信ネットワーク2aまたは2bを経由して他機器との間でデータの送受信を行う。通信ネットワーク2a、2bは二重化されており、データの送受信の際にはいずれか一方を使用する。他機器へ送信されるデータは、中央処理装置10から内部バス18を経由してネットワーク接続装置11内の中央処理装置インタフェース装置12へ送られる。
中央処理装置10から中央処理装置インタフェース装置12にはデータだけでなく、通信ネットワーク2a、2bを使用してデータを送信するための送信元アドレスや送信先アドレスも送られる。データ、送信元アドレス、送信先アドレスは中央処理装置インタフェース装置12内に保存され、中央処理装置10からの送信起動(送信要求信号)によりデータ送信を開始する。
送信データは送信選択信号制御部14によりいずれか一方の送信インタフェース装置16a、16bが選択され、通信ネットワーク2a、2bのいずれか一方に送信される。
送信元アドレス、送信先アドレスは、××:××:××:××:××:××のフォーマット(××は任意の16進数)で表されるネットワークアドレスであり、全てのネットワークにおいて唯一の値を持つ。通信ネットワーク2a、2bでデータを送信する際には、自装置のネットワークアドレスである送信元アドレスと送信先装置のネットワークアドレスである送信先アドレスとがデータに付加されている。
通信ネットワーク2a,2bに送信されたデータは、送信先アドレスとネットワークアドレスとが一致した装置だけに受信される。本発明の二重化ネットワーク制御システムの場合、2つの通信ネットワーク2a,2bに接続する構成としているため、送受信制御部13a,13b毎にネットワークアドレスを持つことができる構成であるが、上位のソフトウェアから通信ネットワーク2a,2bが2つあることを意識させないために、同一のネットワークアドレスを設定することとする。この場合、2つの送受信制御部13a,13bのネットワークアドレスは同一であるが、通信ネットワーク2a,2bがネットワーク上で交わることがない構成とすれば不都合は生じない。
次に、送信選択信号制御部14の動作を図2に基づいて説明する。図2において、アドレス比較器100は、2つの入力A(送信元アドレス102)とB(送信先アドレス103)の大小を比較し、比較結果のアドレス比較結果信号105を出力する。A>Bの場合は1を、そうでない場合に0を出力する。
選択信号保持部101は、アドレス比較器100からのアドレス比較結果信号105を一旦保持し、送信要求信号104の立ち上がりタイミングで、保持しているアドレス比較結果信号105の値を送信選択信号21として出力する。
送信要求信号104は、中央処理装置10からの送信起動により0から1になり、送信完了で1から0となる。
なお、送信元アドレス102、送信先アドレス103、送信要求信号104は、図1に示す送信選択信号制御信号群20に含まれるものである。
図1に戻り、セレクタ15では、送信選択信号制御部14からの送信選択信号21により、中央処理装置インタフェース装置12から入力された送信信号19の出力先として、送信インタフェース装置16a、16bのいずれかを選択し、送信信号22aまたは22bとして送出する。
送信元アドレス値>送信先アドレス値(A>B)の場合、送信選択信号21が1となり、送信インタフェース装置16aへの送信信号22aを選択し、送信元アドレス値≦送信先アドレス値(A≦B)の場合、送信インタフェース装置16bへの送信信号22bを選択する。
ある2つの装置間でデータを送受信する場合、送信時と受信時とでは送信選択信号21がそれぞれの装置において反対の値を示すため、それぞれ別の通信ネツトワーク2a、2bを使用してデータ送信を行うことになる。従って、送受信が適当な間隔で繰り返される通常の通信系においては、2つの通信ネットワーク2a、2bへの振り分けが無理なく自然に円滑になされるわけである。
以上のように、この実施の形態1では、送信元アドレス値と送信先アドレス値との大小比較に基づき使用する通信ネットワークを選択するようにしたので、複雑な情報の参照を必要とすることなく、2つの通信ネットワークへの振り分けが簡便円滑になされ、ネットワークの使用効率が向上する。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施の形態2における二重化ネットワーク制御システムの要部を示す回路構成図である。この実施の形態2は、先の実施の形態1で説明した論理で通信ネットワークの選択を行うが、所定の単位時間内で、送信回数が所定の規定値以上となったときは、それまでの選択論理を変更することで、通信負荷状況に柔軟に対処できるようにしたものである。以下、図3につき、図2から追加した部分を中心に説明する。
送信回数計測カウンタ111は、入力した送信要求信号104の0から1への立ち上がりでカウントアップして送信回数カウント値114を出力する。そして、このカウント値114は、入力した計測周期信号113によって所定の単位時間ごとにリセットされる。計測周期信号113は、中央処理装置インタフェース装置12にあらかじめ設定されている計測周期時間毎に0から1に変化する。タイムアウト値比較器110は、中央処理装置インタフェース装置12にあらかじめ設定されている、所定の規定値であるタイムアウト値112(A)と送信回数カウント値114(B)とを比較した結果をタイムアウト値比較結果信号116として出力する。A>Bの場合に1を、そうでない場合0を出力する。
選択出力反転回路118は、いわゆる排他的論理和回路(EX−OR回路)で構成されており、アドレス比較器100からのアドレス比較結果信号115とタイムアウト値比較器110からのタイムアウト値比較結果信号116とを入力し送信選択指示信号117を選択信号保持部101に送出する。
タイムアウト値比較結果信号116が0の場合、即ち、送信回数カウント値114が規定値(タイムアウト値112)以上でない場合は、アドレス比較器100の出力であるアドレス比較結果信号115が送信選択指示信号117となる。タイムアウト値比較結果信号116が1の場合、即ち、送信回数カウント値114がタイムアウト値112以上となった場合は、アドレス比較器100の出力であるアドレス比較結果信号115を反転した値が送信選択指示信号117となり、それまでの選択結果と異なり、アドレス比較器100での論理を反転した選択を行うようにできる。
例えば、装置1から装置2への送信が一方通行的に繰り返されるような状況が生じた場合、実施の形態1のアドレス比較器100による選択論理では、通信ネットワーク2aの選択が続くことになる。ところが、このような場合、実施の形態2では、送信回数が規定値以上になると、それまでの選択論理が反転されるので、以降は通信ネットワーク2bが使用されることになり、各通信ネットワーク2a、2bの負荷の偏りが緩和される。
また、送信回数カウント値114がタイムアウト値112以上となってアドレス比較器100の選択論理を反転した送信選択信号21が出力された後、計測周期信号113が1に立ち上がり送信回数計測カウンタ111がリセットされ送信回数カウント値114がタイムアウト値112未満となると、選択出力反転回路118は再びアドレス比較器100からのアドレス比較結果信号115をそのまま出力し、当初の選択論理に基づく送信選択信号21が出力され元の選択動作に復帰する。
以上のように、この実施の形態2では、単位時間内で送信回数が規定値以上となった場合、アドレス比較器による選択結果を反転した送信選択信号を出力するようにしたので、種々の通信負荷状況下においても、より均等化した通信ネットワークの振り分け制御が実現する。
実施の形態3.
図4は、この発明の実施の形態3における二重化ネットワーク制御システムの要部を示す回路構成図である。送信回数が規定値以上となった場合、先の実施の形態2では、それまでのアドレス比較器100による選択論理を反転するようにしたが、この実施の形態3では、それと異なり、2つの通信ネットワーク2a、2bを交互に使用することになる送信選択信号を出力するようにしたものである。
選択信号切替回路119は、2個の反転回路と、2個のAND回路と、1個のOR回路とから構成されている。そして、タイムアウト値比較結果信号116が0の場合、即ち、送信回数カウント値114がタイムアウト値112以上でない場合は、選択信号切替回路119は、アドレス比較器100の出力であるアドレス比較結果信号115そのままを送信選択指示信号117として出力する。タイムアウト値比較結果信号116が1の場合、即ち、送信回数カウント値114がタイムアウト値112以上となった場合は、選択信号保持部101から出力される送信選択信号21を反転した信号が選択信号切替回路119から送信選択指示信号117として出力されて選択信号保持部101に入力され、それまでの選択結果と異なり、使用する通信ネットワーク2a、2bを交互に選択するようになる。
例えば、送受操作の動作状況によっては、アドレス比較器100による選択論理では一方の通信ネットワークに使用負荷が偏る場合が考えられる。しかし、このような場合、実施の形態3では、送信回数が規定値以上になると、2つの通信ネットワークを交互に使用する動作となるので、各通信ネットワークの負荷の偏りが緩和される。
また、送信回数カウント値114がタイムアウト値112以上となって通信ネットワークを交互に選択する送信選択信号21が出力された後、計測周期信号113が1に立ち上がり送信回数計測カウンタ111がリセットされ送信回数カウント値114がタイムアウト値112未満となると、選択信号切替回路119は再びアドレス比較器100からのアドレス比較結果信号115をそのまま出力し、当初の選択論理に基づく送信選択信号21が出力され元の選択動作に復帰する。
実施の形態4.
構成は簡単であるので図示は省略するが、先の実施の形態3で送信回数が規定値以上となったときに選択信号切替回路119で行われる、2つの通信ネットワーク2a、2bを交互に選択する方式を、送信回数にかかわらず常に採用するようにしてもよい。この場合は、極めて簡便な回路構成で、通信ネットワークの割り振り制御が可能となる。
なお、先の実施の形態1においては、選択論理として、アドレス比較器100により送信元アドレス値と送信先アドレス値との大小を直接比較する方式を採用したが、例えば、両アドレス値の差を演算し、この差が所定の設定値より大か小かで選択結果を出力する方式も、広く両アドレス値の比較結果に基づく選択方式として実施の形態1と同様の効果を奏するものである。
本願発明は以上で説明したように、
送信回数をカウントし所定の単位時間ごとにカウント値をリセットする送信回数カウンタ111、および送信回数カウンタ111の出力が所定の規定値以上となったとき通信ネットワーク選択手段の選択出力を反転する選択出力反転手段118を備えたので、種々の通信負荷状況下においても、より均等化した通信ネットワークの振り分け制御が実現する。
また、送信回数カウンタ111の出力が所定の規定値以上となった後再び所定の規定値未満となったときアドレス比較器100からの選択信号を選択信号保持部101に入力するようにしたので、元のアドレス比較器100による選択論理の動作に確実に復帰する。
上記各実施の形態例は、機器の制御を行う制御装置の監視を行う監視制御装置に適用した場合について説明したが、この発明は、2つの通信ネットワークで接続される種々の装置間で通信を行う二重化ネットワーク制御システムに広く適用でき同等の効果を奏するものである。
この発明の実施の形態1における二重化ネットワーク制御システムを示す回路構成図である。 この発明の実施の形態1における二重化ネットワーク制御システムの要部を示す回路構成図である。 この発明の実施の形態2における二重化ネットワーク制御システムの要部を示す回路構成図である。 この発明の実施の形態3における二重化ネットワーク制御システムの要部を示す回路構成図である。
符号の説明
1 監視制御装置、2a,2b 通信ネットワーク、14 送信選択信号制御部、
15 セレクタ、21 送信選択信号、100 アドレス比較器、
101 選択信号保持部、102 送信元アドレス、103 送信先アドレス、
104 送信要求信号、105 アドレス比較結果信号、
110 タイムアウト値比較器、111 送信回数計測カウンタ、
112 タイムアウト値、113 計測周期信号、114 送信回数カウント値、
115 アドレス比較結果信号、116 タイムアウト値比較結果信号、
117 送信選択指示信号、118 選択出力反転回路、119 選択信号切替回路。

Claims (4)

  1. 装置間に接続された第1の通信ネットワークと第2の通信ネットワークとを使用して送受通信制御を行う二重化ネットワーク制御システムであって、
    送信時上記通信ネットワークのいずれを使用するかを選択する通信ネットワーク選択手段、および上記通信ネットワーク選択手段の選択出力に基づき使用する通信ネットワークを切り替える通信ネットワーク切替手段を備え、
    上記通信ネットワーク選択手段は、送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値との比較結果に基づき上記通信ネットワークのいずれかを選択するものであって、
    上記通信ネットワーク選択手段は、上記送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値とを比較し、前者が後者より大きいときは上記第1の通信ネットワークを選択しそうでないときは上記第2の通信ネットワークを選択する選択信号を出力するアドレス比較器、および上記アドレス比較器からの選択信号を一旦保持し送信要求信号の入力タイミングで上記一旦保持した選択信号を出力する選択信号保持部を備えたことを特徴とする二重化ネットワーク制御システム。
  2. 送信回数をカウントし所定の単位時間ごとにカウント値をリセットする送信回数カウンタ、および上記送信回数カウンタの出力が所定の規定値以上となったとき上記通信ネットワーク選択手段の選択出力を反転する選択出力反転手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の二重化ネットワーク制御システム。
  3. 装置間に接続された第1の通信ネットワークと第2の通信ネットワークとを使用して送受通信制御を行う二重化ネットワーク制御システムであって、
    送信時上記通信ネットワークのいずれを使用するかを選択する通信ネットワーク選択手段、および上記通信ネットワーク選択手段の選択出力に基づき使用する通信ネットワークを切り替える通信ネットワーク切替手段を備え、
    上記通信ネットワーク選択手段は、送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値との比較結果に基づき上記通信ネットワークのいずれかを選択するものであって、
    上記通信ネットワーク選択手段は、上記送信元ネットワークアドレス値と送信先ネットワークアドレス値とを比較し、前者が後者より大きいときは上記第1の通信ネットワークを選択しそうでないときは上記第2の通信ネットワークを選択する選択信号を出力するアドレス比較器、上記選択信号を一旦保持し送信要求信号の入力タイミングで上記一旦保持した選択信号を出力する選択信号保持部、送信回数をカウントし所定の単位時間ごとにカウント値をリセットする送信回数カウンタ、および上記送信回数カウンタの出力が所定の規定値未満のときは上記アドレス比較器からの選択信号を上記選択信号保持部に入力し、上記送信回数カウンタの出力が上記所定の規定値以上となったときは前回送信時上記選択信号保持部から出力された選択信号を反転した信号を上記選択信号保持部に入力する選択信号切替手段を備えたことを特徴とする二重化ネットワーク制御システム。
  4. 上記送信回数カウンタの出力が上記所定の規定値以上となった後再び上記所定の規定値未満となったとき上記アドレス比較器からの選択信号を上記選択信号保持部に入力するようにしたことを特徴とする請求項2または3に記載の二重化ネットワーク制御システム。
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