JP5069701B2 - 隠蔽はがき - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み可能に連接した2つの紙片部が折り畳まれて剥離可能に貼着される隠蔽はがきに関し、特に、剥離後に再度折り畳んで保管する際の形状保持技術に関する。
郵便物として送付される送付体においては、その形状や重量によって料金が異なっており、一般に送付される送付体としては、第二種郵便物である通常はがきが最も安価である。ところが、この通常はがきは、定形形状の紙片の表裏のみを用いて情報を通知することになるため、送付先に多くの量の情報を通知することが困難である。
そこで、近年、はがきとしての定形形状を有する2つの紙片が剥離可能に貼着された隠蔽はがきが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。このような隠蔽はがきにおいては、例えば、感圧性の接着剤を2つの紙片の貼着面に塗布しておき、2つの紙片を折り畳んで加圧することによりこれら2つの紙片を剥離可能に貼着することができる。そして、互いに剥離可能に貼着される2つの紙片がそれぞれはがきの定形形状を有するものであることから、通常はがきの料金で送付することができながらも、剥離可能に貼着された2つの紙片の表裏にそれぞれ情報を記載することができることから、通常はがきよりも多くの情報を送付先に通知することができ、また、送付途中において、2つの紙片の貼着面に表示された情報を隠蔽することができる。
上述したような2つの紙片が剥離可能に貼着された隠蔽はがきにおいては、はがきの送付先に届けられた後、2つの紙片が剥離されることにより、2つの紙片の貼着面に表示された情報がこの隠蔽はがきの送付先に通知されることになる。
図5は、2つの紙片が剥離可能に貼着された隠蔽はがきが送付先に届けられて2つの紙片が剥離された状態を示す図であり、(a)は2つの紙片を剥離して見開いた状態を示す図、(b)は2つの紙片を再度折り畳んだ状態を示す図である。
図5(a)に示すように、2つの紙片部310a,301bが折り部330を介して折り畳まれ、紙片部310a,301bの互いの貼着面に塗布された感圧性接着剤320によって紙片部310a,301bが剥離可能に貼着された隠蔽はがき301は、2つの紙片部310a,301bを剥離することによって見開くことができる。
その後、この隠蔽はがき301を保管するために、2つの紙片部310a,301bを見開いた状態から折り部330を介して再度折り畳むと、図5(b)に示すように、剥離した2つの紙片部310a,301bのうち少なくとも一方が反り返り、2つの紙片部310a,310bが互いに離反してしまう。
そのため、2つの紙片部310a,310bを一度剥離した場合、2つの紙片部310a,301bを再度折り畳んで保管しにくくなってしまう。
ここで、互いに剥離可能に貼着される2つの紙片部の一方に、他方の紙片部の端縁を係止する押さえ爪を形成し、その押さえ爪を起こして他方の紙片部の端縁をこの押さえ爪の下部に入り込ませ、それにより、剥離した2つの紙片部が離反してしまうことを防止する技術が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。この技術を用いれば、互いに剥離可能に貼着された2つの紙片部を剥離して見開いた後、これら2つの紙片部を再度折り畳んだ際に、2つの紙片部が離反することを防止することができる。
特開平4−37594号公報 特開平6−239063号公報
しかしながら、上述したように互いに剥離可能に貼着される2つの紙片部の一方に、他方の紙片部の端縁を係止する押さえ爪を形成し、その押さえ爪を起こして他方の紙片部の端縁をこの押さえ爪の下部に入り込ませ、それにより、剥離した2つの紙片部が離反してしまうことを防止するものにおいては、互いに剥離可能に貼着される2つの紙片部の一方の内部に、他方の紙片部の端縁がその下部に入り込むことができるような押さえ爪を形成しなければならないため、一方の紙片部のうち押さえ爪が形成される領域に表示される情報が見にくくなってしまうという問題点がある。また、上述したように2つの紙片部が折り畳まれて剥離可能に貼着されるものにおいては、一般に2つの紙片部が同一の形状を有するものであるが、その場合、上述したような押さえ爪を有する構成を採用することができないという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、折り畳み可能に連接した2つの紙片部が折り畳まれて剥離可能に貼着される隠蔽はがきにおいて、2つの紙片部に表示された情報が見にくくなりづらく、かつ、2つの紙片部が同一の形状を有するものであっても2つの紙片部を剥離した後に再度折り畳んで保管しやすくすることができる隠蔽はがきを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
折り畳み可能に連接した2つの紙片部が折り部を介して折り畳まれて剥離可能に貼着された隠蔽はがきにおいて、
前記2つの紙片部は、当該2つの紙片部が前記折り部を介して折り畳まれた場合に互いに重なり合う領域に、前記折り部に対向する辺部からジグザグ状に延びた切り込みが形成されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、剥離可能に貼着された2つの紙片部を剥離して見開いた後、折り部を介して再度折り畳み、2つの紙片部にそれぞれ形成された切り込みによって分離される2つの領域を紙片部の厚さ方向にずらすと、紙片部に形成された切り込みがジグザグ状であることから、厚さ方向にずれた2つの領域がジグザグ状の切り込みによって互いに係止しやすくなり、それにより、2つの紙片部のうち一方が反り返って2つの紙片部が離反しにくくなり、再度折り畳んで保管しやすくなる。
以上説明したように本発明にいては、折り畳み可能に連接した2つの紙片部が折り部を介して折り畳まれて剥離可能に貼着された隠蔽はがきにおいて、2つの紙片部は、2つの紙片部が折り部を介して折り畳まれた場合に互いに重なり合う領域に、折り部に対向する辺部からジグザグ状に延びた切り込みが形成されており、2つの紙片部を剥離して見開いた後、折り部を介して再度折り畳んで2つの紙片部を係止する構成が2つの紙片部の辺部に沿う領域に設けられているため、2つの紙片部に表示された情報が見にくくなりづらく、かつ、2つの紙片部が同一の形状を有するものであっても2つの紙片部を剥離した後に再度折り畳んで保管しやすくすることができる。
本発明の隠蔽はがきの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は2つの紙片部を見開いた状態を示す図、(d)は(a)に示した切り込み間の距離を説明するための図である。 図1に示した隠蔽はがきの使用方法を説明するための図である。 本発明の隠蔽はがきの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は2つの紙片部を見開いた状態を示す図である。 本発明の隠蔽はがきの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は2つの紙片部を見開いた状態を示す図である。 2つの紙片が剥離可能に貼着された隠蔽はがきが送付先に届けられて2つの紙片が剥離された状態を示す図であり、(a)は2つの紙片を剥離して見開いた状態を示す図、(b)は2つの紙片を再度折り畳んだ状態を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の隠蔽はがきの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は2つの紙片部10a,10bを見開いた状態を示す図、(d)は(a)に示した切り込み11a,13間の距離を説明するための図である。
本形態は図1に示すように、外形が同一である2つの紙片部10a,10bが折り部30を介して折り畳み可能に連接して構成され、紙片部10a,10bの一方の全面に貼着後の剥離が可能な感圧性接着剤20が塗布されており、感圧性接着剤20が塗布された面が内側となるように折り部30を介して折り畳まれて使用される。
紙片部10aは、折り部30を介して折り畳まれた場合に外側となる面に、この隠蔽はがき1の送付先の住所や氏名等からなる宛先情報14が表示されているとともに、折り部30を介して折り畳まれた場合に内側となる面に、この隠蔽はがき1の送付先に通知すべき通知情報15aが表示されている。また、紙片部10aには、折り部30に対向する辺部から、この辺部に沿う方向に対して斜めの方向にジグザグ状に延びた切り込み11aが形成されているとともに、貼着された2つの紙片部10a,10bを剥離する際に剥離開始端部となる切り込み13が形成されている。
紙片部10bは、折り部30を介して折り畳まれた場合に内側となる面に、この隠蔽はがき1の送付先に通知すべき通知情報15bが表示されている。また、紙片部10bには、紙片部10a,10bが折り部30を介して折り畳まれた場合に、紙片部10aに形成された切り込み11aと重なり合うように切り込み11bが形成されている。すなわち、この切り込み11bにおいても、紙片部10bの、折り部30に対向する辺部からこの辺部に沿う方向に対して斜めの方向にジグザグ状に延びて形成されている。なお、紙片部10bにおいても、紙片部10aの切り込み13に対向する領域が、紙片部10a,10bを剥離する際の剥離開始端部となる。
紙片部10a,10bにそれぞれ形成された切り込み11a,11bは、上述したように、紙片部10a,10bの折り部30に対向する辺部からこの辺部に沿う方向に対して斜めの方向にジグザグ状に延びて形成されているが、図1(d)に示すように、剥離開始端部となる切り込み13から折り部30に対向する辺部側の一端までの距離l1が、切り込み13から他端までの距離l2よりも長くなるような角度で形成されている。
以下に、上記のように構成された隠蔽はがき1の使用方法について説明する。
図2は、図1に示した隠蔽はがき1の使用方法を説明するための図である。
図1に示した隠蔽はがき1は、図1(a),(b)に示したように、2つの紙片部10a,10bが折り部30を介して折り畳まれ、感圧性接着剤20によって剥離可能に貼着された状態で、紙片部10aに表示された宛先情報14に従って送付先に送付される。
隠蔽はがき1が送付先に送付された後、紙片部10a,10bに表示された通知情報15a,15bを見るために、切り込み13を剥離開始端部として紙片部10bから紙片部10aを剥離していく。すると、2つの紙片部10a,10bの剥離領域が、切り込み11a,11bが形成された領域に達するが、図1(d)に示したように、切り込み11a,11bが、切り込み13から折り部30に対向する辺部側の一端までの距離l1が、切り込み13から他端までの距離l2よりも長くなるような角度で形成されているため、図2(a)に示すように、2つの紙片部10a,10bの剥離領域が、まず、切り込み11a,11bの折り部30に対向する辺部側とは反対側の端部に達し、その後、切り込み11a,11bの他の領域が剥離されていくことになる。これにより、紙片部10bから紙片部10aを剥離する際に、紙片部10aの切り込み11aを介して分離された2つの領域のうち一方が紙片部10aとともに捲れ上がり、他方が紙片部10bに貼着されたままとなって紙片部10aが裂けにくくすることができる。
2つの紙片部10a,10bを剥離して完全に見開くと、図2(b)に示すように、紙片部10a,10bにそれぞれ表示された通知情報15a,15bが視認可能な状態となり、それにより、この隠蔽はがき1の送付先に通知情報15a,15bが通知されることになる。
その後、この隠蔽はがき1を折り畳んで保管する場合は、まず、図2(c)に示すように、2つの紙片部10a,10bを折り部30を介して折り畳む。しかし、この状態では、紙片部10a,10bのうち少なくとも一方が反り返ってしまい、2つの紙片部10a,10bが互いに離反してしまう。
そこで、図2(d)に示すように、2つの紙片部10a,10bを折り部30を介して折り畳んだ状態において、紙片部10a,10bの折り部30に対向する辺部に沿う領域を、切り込み11a,11bを分離部12として2つの領域に分離してこの2つの領域を紙片部10a,10bの厚さ方向にずらす。
すると、紙片部10a,10bの分離部12の形状が、切り込み11a,11bの形状によってジグザグ状となっていることから、図2(e),(f)に示すように、厚さ方向にずれた2つの領域の分離部12となる領域が、分離した2つの領域が若干ずれるだけでジグザグ状の切り込み11a,11bによって互いに係止しやすくなり、それにより、紙片部10a,10bのうち少なくとも一方が反り返って2つの紙片部10a,10bが離反しにくくなり、2つの紙片部10a,10bを折り部30を介して折り畳んだ状態で保管することができる。
このように、本形態においては、2つの紙片部10a,10bを剥離して見開いた後、折り部30を介して再度折り畳んで2つの紙片部10a,10bを係止する構成が2つの紙片部10a,10bの辺部から延びた切り込み11a,11bとなっているため、その構成が紙片部10a,10bの辺部に沿う領域に設けられていることとなり、それにより、2つの紙片部10a,10bに表示された情報が見にくくなりづらく、かつ、2つの紙片部10a,10bが同一の形状を有するものであっても2つの紙片部10a,10bを剥離した後に再度折り畳んで保管しやすくすることができる。
(他の実施の形態)
図3は、本発明の隠蔽はがきの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は2つの紙片部110a,110bを見開いた状態を示す図である。
本形態は図3に示すように、図1に示したものに対して、紙片部110a,110bに形成された切り込み111a,111bが、折り部130に対向する辺部から折り部130に向かう方向に山谷が連続してなる波線状に延びているものである点のみが異なるものである。
上記のように構成された隠蔽はがき101においても、2つの紙片部110a,110bを剥離後に、折り部130を介して折り畳んだ状態において、紙片部110a,110bの折り部130に対向する辺部に沿う領域を、切り込み111a,111bを介して2つの領域に分離してこの2つの領域を紙片部110a,110bの厚さ方向にずらすと、切り込み111a,111bの形状が波線状となっていることから、厚さ方向にずれた2つの領域の一部が、分離した2つの領域が若干ずれるだけで波線状の切り込み111a,111bによって互いに係止しやすくなり、それにより、紙片部110a,110bのうち少なくとも一方が反り返って2つの紙片部110a,110bが離反しにくくなり、2つの紙片部110a,110bを折り部130を介して折り畳んだ状態で保管することができる。
図4は、本発明の隠蔽はがきの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は2つの紙片部210a,210bを見開いた状態を示す図である。
本形態は図4に示すように、図1に示したものに対して、紙片部210a,210bに形成された切り込み211a,211bが、折り部230に対向する辺部から折り部230に向かう方向にメアンダ状に延びているものである点のみが異なるものである。
上記のように構成された隠蔽はがき201においても、2つの紙片部210a,210bを剥離後に、折り部230を介して折り畳んだ状態において、紙片部210a,210bの折り部230に対向する辺部に沿う領域を、切り込み211a,211bを介して2つの領域に分離してこの2つの領域を紙片部210a,210bの厚さ方向にずらすと、切り込み211a,211bの形状がメアンダ状となっていることから、厚さ方向にずれた2つの領域の一部が、分離した2つの領域が若干ずれるだけでメアンダ状の切り込み211a,211bによって互いに係止しやすくなり、それにより、紙片部210a,210bのうち少なくとも一方が反り返って2つの紙片部210a,210bが離反しにくくなり、2つの紙片部210a,210bを折り部230を介して折り畳んだ状態で保管することができる。
なお、図3、図4に示したものにおいては、図3に示したものが切り込み111a,111bとして波線状のもの、図4に示したものが切り込み211a,211bとしてメアンダ状のものを用いているが、これら波線状やメアンダ状のものも含めて本発明においてはジグザグ状と称する。
また、上述した実施の形態においては、紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bにそれぞれ形成された切り込み11a,111a,211aと切り込み切り込み11b,111b,211bとは、互いに重なり合う形状となっているが、紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bが折り部30,130,230を介して折り畳まれた場合に互いに重なり合う領域に形成されていれば、若干ずれて重なるような形状であってもよい。
また、切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bの折り部30,130,230に対向する辺部側の端部にタイ部を設けたり、切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bをミシン目で構成したりすることにより、紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bが互いに貼着された状態において、紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bが切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bによって裂けてしまうことを回避することができる。
また、上述した実施の形態においては、紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bに形成された切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bが、折り部30,130,230に対向する辺部から折り部130,230に向かう方向に延びているが、切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bが、折り部30,130,230に対向する辺部から、この辺部に沿う方向に対して斜めの方向に延びる構成とすることも考えられる。
また、上述した3つの実施の形態において、紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bの切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bの近傍には感圧性接着剤20,120,220を塗布しない構成としたり、切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bの折り部30,130,230と対向する辺部側にタイ部を設ける構成としたりすることにより、紙片部10b,110b,210bから紙片部10a,110a,210aを剥離する際に、紙片部10a,110a,210aの切り込み11a,111a,211aを介して分離された2つの領域のうち一方が紙片部10a,110a,210aとともに捲れ上がり、他方が紙片部10b,110b,210bに貼着されたままとなって紙片部10a,110a,210aが裂けてしまうことを回避することができる。なお、切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bの折り部30,130,230と対向する辺部側にタイ部を設ける構成とした場合においても、上述したように、切り込み11a,11b,111a,111b,211a,211bが、2つの紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bの辺部から延びたものと定義する。
また、上述した実施の形態においては、2つの紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bを剥離可能に貼着する構成として感圧性接着剤20,120,220を用いたものを例に挙げて説明したが、2つの紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bを剥離可能に貼着する構成はこれに限らず、その他に、例えば、擬似接着フィルムを用いたものやニスを塗布したもの等が考えられる。
また、上述した実施の形態においては、2つの紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bが折り部30,130,230を介して折り畳み可能に連接し、これら2つの紙片部10a,10b,110a,110b,210a,210bが剥離可能に貼着された隠蔽はがき1,101,201を例に挙げて説明したが、本発明は、このように折り部を介して折り畳み可能に連接した2つの紙片部にさらに1つ以上の紙片部が折り部を介して折り畳み可能に連接したものを含むことは言うまでもない。その場合、連接する紙片部の数によっては、切り込みが折り部に形成されることになるが、2つの紙片部のみにおいては、その2つの紙片部が折り部を介して折り畳まれた場合に互いに重なり合う領域に、その2つの紙片部が連接する折り部に対向する辺部からジグザグ状に延びた切り込みが形成されていることになる。
1,101,201 隠蔽はがき
10a,10b,110a,110b,210a,210b 紙片部
11a,11b,13,111a,111b,113,211a,211b,213 切り込み
14,114,214 宛先情報
15a,15b,115a,115b,215a,215b 通知情報
20,120,220 感圧性接着剤
30,130,230 折り部

Claims (1)

  1. 折り畳み可能に連接した2つの紙片部が折り部を介して折り畳まれて剥離可能に貼着された隠蔽はがきにおいて、
    前記2つの紙片部は、当該2つの紙片部が前記折り部を介して折り畳まれた場合に互いに重なり合う領域に、前記折り部に対向する辺部からジグザグ状に延びた切り込みが形成されていることを特徴とする隠蔽はがき。
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