JP5069024B2 - 遊技媒体計数装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばパチンコ玉などの遊技媒体を計数する遊技媒体計数装置に関する。
遊技場では、遊技客は遊技により獲得した遊技媒体を計数装置により計数して希望する景品と交換するようになっている。このような計数装置として、遊技媒体を計数する計数部に通じる取込口にシャッタが設けられ、そのシャッタが従業員の認証結果が正であることを条件として開閉され、不正な計数を防止するように構成されたものがある(例えば特許文献1参照)。
また、上記した特許文献1では、計数終了後にシャッタが閉じられてしまうと、計数する毎に従業員の認証が必要となり、計数処理中に計数待ちの遊技客(計数候補者)が待機しているときに非常に不便であるという問題があるので、このような問題を解決すべく、従業員を認証すると共に従業員が特定の操作を行うことにより、次の計数時の認証を不要として計数を可能とするように構成されたものもある(例えば特許文献2参照)。
特開2005−334246号公報 特開2002−172268号公報
ところが、上記した特許文献2では、従業員が特定の操作を行う必要があるので、その操作が従業員にとって煩雑であるという問題がある。また、計数終了時にシャッタを所定期間だけ開放させておき、その所定期間だけは次の計数に待機する構成が考えられるが、計数待ちの遊技客が待機していないときにシャッタが開放されたままで従業員が計数装置から離れてしまうと、不正な計数が行われる虞があるので、シャッタが閉鎖されるまでの所定期間が経過するまで従業員を拘束してしまうことになり、実用的ではないという問題もある。
ところで、シャッタが自動開閉される構成としては、シャッタが取込口の周辺に設けられる構成があり、このような構成によれば、シャッタを小型化することができ、コスト上のメリットがある。しかしながら、このような構成では、取込口を目視しなければシャッタの開閉状態を確認することができないので、遊技者が自身で計数を行うときには、遊技者が取込口を目視してシャッタの開閉状態を確認することを想定し難いので、その結果、取込口が閉鎖されているにも拘らず遊技者が遊技媒体を投入してしまったり計数装置に対応する遊技媒体とは異なる遊技媒体を投入してしまったりする虞があり、不便な面もある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、セキュリティを高めた上で、従業員にとって煩雑な操作を必要とすることなく遊技媒体の連続計数を可能とし、しかも、従業員を拘束してしまうことがなく、実用性に優れた遊技媒体計数装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、投入された遊技媒体を受入れて一時的に収容する受入収容手段と、遊技媒体の前記受入収容手段への投入を遮断する投入遮断手段により、遊技媒体の前記受入収容手段への投入が遮断された状態を検知する検知手段と、計数適格者であるか否かを判定するための識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段が取得した識別情報に基づいて計数適格者であるか否かを判定する判定手段と、前記受入収容手段に収容された遊技媒体を計数する計数手段と、前記計数手段による遊技媒体の計数を抑制し、前記判定手段が計数適格者であると判定した場合に、前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を解除する計数抑制手段とを備え、前記計数抑制手段は、前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を解除している状態で遊技媒体の前記受入収容手段への投入が前記投入遮断手段により遮断された状態を前記検知手段が検知した場合に、前記計数手段が遊技媒体の計数を終了していれば当該検知に応じて前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を再開する一方、前記計数手段が遊技媒体の計数を継続していれば前記計数手段による遊技媒体の計数が終了した後に前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を再開する
ように構成したところに特徴を有する。
請求項2記載の発明は、前記計数抑制手段は、前記受入収容手段に受入れられた遊技媒体を前記計数手段に案内する取込口に設けられ、前記受入収容手段に受入れられた遊技媒体が前記取込口を通じて前記計数手段に案内されるように前記取込口を開放する開放状態と案内されないように前記取込口を閉鎖する閉鎖状態とを切換える取込口開閉手段を備えて構成されているところに特徴を有する。
請求項3記載の発明は、前記計数抑制手段は、前記受入収容手段に受入れられた遊技媒体が前記計数手段に案内されるように回転運動する回転運動状態と案内されないように回転運動を禁止する回転運動禁止状態とを切換える計数円板を備えて構成されているところに特徴を有する。
請求項4記載の発明は、遊技媒体の前記受入収容手段への投入が前記投入遮断手段により遮断された状態を前記検知手段が検知しているときに前記計数抑制手段が前記計数手段による遊技媒体の計数を抑制しているか否かを特定可能な報知情報を報知する報知手段を備えて構成したところに特徴を有する。
請求項5記載の発明は、記計数手段が遊技媒体の計数を継続している状態で遊技媒体の前記受入収容手段への投入が前記投入遮断手段により遮断された状態を前記検知手段が検知した場合に前記計数手段による遊技媒体の計数処理中である旨を表示する一方、当該計数の終了に応じて前記計数抑制手段が前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を再開した場合に、その旨を表示する報知手段を備えて構成したところに特徴を有する。
請求項1記載の発明によれば、計数適格者であるか否かを判定するための識別情報を識別情報取得手段が取得し、その識別情報取得手段が取得した識別情報に基づいて計数適格者であると判定手段が判定すると、計数抑制手段は、計数手段による遊技媒体の計数の抑制を解除し、その一方で、計数手段による遊技媒体の計数の抑制を解除している場合に、遊技媒体の受入収容手段への投入が投入遮断手段により遮断された状態を検知手段が検知すると、計数抑制手段は、計数手段による遊技媒体の計数の抑制を再開するように構成したので、計数適格者である例えば従業員は、自身が計数適格者であることを識別させることにより、遊技媒体の計数を行うことができ、その一方で、遊技媒体の受入収容手段への投入を投入遮断手段により遮断させることにより、遊技媒体の計数を抑制(禁止)することができる。これにより、セキュリティを高めた上で、従業員にとって煩雑な操作を必要とすることなく遊技媒体の連続計数を可能とし、しかも、従業員を拘束してしまうこともなく、実用性を高めることができる。
また、計数抑制手段は、計数手段が遊技媒体の計数を継続している状態で遊技媒体の受入収容手段への投入が投入遮断手段により遮断された状態を検知手段が検知すると、計数手段が遊技媒体の計数を終了した後に、計数手段による遊技媒体の計数の抑制を再開するように構成したので、計数手段が遊技媒体を計数している途中で中断(途中終了)してしまうことを回避することができ、遊技媒体の計数を最後まで適切に行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、計数抑制手段を、受入収容手段に受入れられた遊技媒体を計数手段に案内する取込口に設けられ、受入収容手段に受入れられた遊技媒体が取込口を通じて計数手段に案内されるように取込口を開放する開放状態と案内されないように取込口を閉鎖する閉鎖状態とを切換える取込口開閉手段を備えて構成したので、取込口開閉手段が取込口を開放する開放状態と取込口を閉鎖する閉鎖状態とを切換えることにより、例えばパチンコ玉などの自由落下する遊技媒体を計数する計数装置に適用することができる。
請求項3記載の発明によれば、計数抑制手段を、受入収容手段に受入れられた遊技媒体が計数手段に案内されるように回転運動する回転運動状態と案内されないように回転運動を禁止する回転運動禁止状態とを切換える計数円板を備えて構成したので、計数手段が回転運動する回転運動状態と回転運動を禁止する回転運動禁止状態とを切換えることにより、例えばメダルなどの自由落下しない遊技媒体を計数する計数装置に適用することができる。
請求項4記載の発明によれば、報知手段は、遊技媒体の受入収容手段への投入が投入遮断手段により遮断された状態を検知手段が検知しているときに計数抑制手段が計数手段による遊技媒体の計数を抑制しているか否かを特定可能な報知情報を報知するように構成したので、遊技媒体の受入収容手段への投入が投入遮断手段により遮断された状態であるときに計数手段による遊技媒体の計数を抑制しているか否かを従業員に把握させることができる。
以下、本発明を遊技媒体としてパチンコ玉を計数するパチンコ玉計数装置に適用した一実施形態について図面を参照しながら説明する。パチンコ玉計数装置1(以下、計数装置1と称する)の本体ケース2には、パチンコ玉が投入されるホッパ状のパチンコ玉受入収容器3(以下、受入収容器3と称する)(本発明でいう受入収容手段)が設けられており、その受入収容器3の最上部には3枚の蓋4a〜4c(図3参照)が連結されてなる投入遮断蓋4(本発明でいう投入遮断手段)がスライド移動可能に設けられている。投入遮断蓋4を構成する3枚の蓋4a〜4cのうち蓋4aには把持部5が設けられており、従業員は把持部5を持って投入遮断蓋4をスライド移動させることが可能になっている。
この場合、従業員は、図2に示すように、投入遮断蓋4を開放位置にスライド移動させる(把持部5を前方に押出す)ことにより、受入収容器3の受入口3aを開放させてパチンコ玉を受入収容器3に投入することができ、一方、図3に示すように、投入遮断蓋4を閉鎖位置にスライド移動させる(把持部5を手前側に引く)ことにより、受入収容器3の受入口3aを閉鎖させてパチンコ玉の受入収容器3への投入を遮断することができる。また、受入収容器3の上部であって従業員から見て手前側には、投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されているか否か、つまり、受入収容器3の受入口3aが閉鎖されているか否かを検知する開閉検知センサ6(本発明でいう検知手段)が設けられている。
受入収容器3の最下部には取込口7が形成されている。投込口7にはシャッタ8(本発明でいう取込口開閉手段)がスライド移動可能に設けられている。シャッタ8は、例えばモータを利用したシャッタ駆動装置9(図4参照)により、受入収容器3に受入れられたパチンコ玉が取込口7を通じて計数部10(図4参照)(本発明でいう計数手段)に案内されるように取込口7を開放する開放位置(破線にて示す位置)と案内されないように取込口7を閉鎖する閉鎖位置(二点鎖線にて示す位置)との間で図2中矢印A1,A2方向にスライド往復移動する(変位する)(本発明でいう開放状態と閉鎖状態とを切換える)ようになっている。シャッタ8が開放位置にスライド移動されている状態では、受入収容器3に投入されたパチンコ玉は、投入口7、計数部10及び排出路(図示せず)を通じて本体ケース2の外部に排出されるようになっている。尚、計数部10は、通過したパチンコ玉数に対応した数の計数パルスをリアルタイムで発生する構成となっている。
受入収容器3の後方には、例えば液晶ディスプレイからなる表示部11が設けられており、この表示部11は、計数部10による計数値、つまり、投入されたパチンコ玉数、その投入されて計数されたパチンコ玉により交換可能な特定景品の交換個数、パチンコ玉を特定景品と交換した場合における余りパチンコ玉数などを表示するという周知の表示機能を有して構成されている。
本体ケース2の上面部には、レシート発行ボタン12、返却ボタン13、レシート発行ボタン12が押下されたときにレシート(計数したパチンコ玉数を特定可能な情報、当日の日付及び景品交換が有効な有効期限などが記録された周知の記録媒体)を発行するレシート発行部14が設けられていると共に、上記した表示部11の近傍には、会員カードが挿入されるカード挿入口15が設けられている。会員カードは、例えば遊技場の遊技会員となった遊技客に対して発行されるものであり、具体的には図示しないが、その表面には、テープ状の磁気記録部が設けられていると共に、加盟店名及び会員に固有のデータに対応した数字列、会員の氏名を示す文字列、カード有効年月日を示す数字列などがエンボスにより形成されている。磁気記録部には、例えば遊技場を特定するための加盟店コード、会員に割当てられたID番号、カード有効年月日を含むIDデータなどが記録されている。会員カードがカード挿入口15に挿入されると、会員カードに記録されている各データがカードリーダ16(図4参照)に読取られる。
本体ケース2の正面部には、例えば従業員が携帯する従業員カードに内蔵されているICタグから当該ICタグに記録されている識別情報を読取るICタグ読取部17(本発明でいう識別情報取得手段)が設けられていると共に、上記した返却ボタン13が押下されたときに余り玉を放出する余り玉返却部18が設けられている。
図4は、上記した計数装置1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。制御部19(本発明でいう判定手段)は、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを備えたマイクロコンピュータにより構成されており、上記した開閉検知センサ6が出力する検知信号、計数部10が出力する計数信号、レシート発行ボタン12が出力する押下信号、返却ボタン13が出力する押下信号、カードリーダ16が出力する読取信号、ICタグ読取部17が出力する読取信号を入力し、それら入力した各信号及びROMに記憶した制御プログラムに基づいて、シャッタ駆動装置9、表示部11、レシート発行部14、余り玉返却部18の動作を制御すると共に、送受信部20により管理装置21やPOS装置22や遊技機23との間でのデータ送受信を制御する。この場合、制御部19は、ICタグからICタグ読取部17により読取られた識別情報を認証して正否を判定する機能を有しており、その認証結果に応じて識別情報の正否を示す識別正否フラグを設定するようになっている。尚、上記した構成では、シャッタ8、シャッタ駆動装置9及び制御部19より本発明でいう計数抑制手段24が構成されている。
次に、上記した構成の作用について、図5を参照して説明する。
制御部19は、計数処理を開始すると、例えば従業員が携帯する従業員カードに内蔵されているICタグから識別情報を読取ったか否かを判定すると共に(ステップS1)、その時点で識別正否フラグを「1」に設定しているか否かを判定する(ステップS2)。ここで、制御部19は、ICタグから識別情報を読取ると(ステップS1にて「YES」)、その読取った識別情報を認証して正否を判定し(ステップS3)、認証結果として識別情報が正であると(ステップS3にて「YES」)、識別情報が正であることを示す識別正否フラグを「1」に設定する(ステップS4)。
次いで、制御部19は、開閉検知センサ6の検知結果がオフであるか否か、つまり、投入遮断蓋4が開放位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが開放されているか否かを判定する(ステップS5)。また、制御部19は、計数処理を開始した直後に識別正否フラグを「1」に設定していると(ステップS2にて「YES」)、この場合も、開閉検知センサ6の検知結果がオフであるか否か、つまり、投入遮断蓋4が開放位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが開放されているか否かを判定する(ステップS5)。
ここで、制御部19は、開閉検知センサ6の検知結果がオフであり、つまり、投入遮断蓋4が開放位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが開放されていると(ステップS5にて「YES」)、シャッタ駆動装置9によりシャッタ8を開放位置にスライド移動させて取込口7を開放させ(ステップS6)、識別正否フラグを「0」に設定する(ステップS7)。
さて、この状態、つまり、受入収容器3の受入口3aが開放され且つ取込口7が開放されている状態でパチンコ玉が受入収容器3に投入された場合を考える。パチンコ玉が受入収容器3に投入されると、この状態では取込口7が開放されているので、受入収容器3に投入されたパチンコ玉は、取込口7を通じて計数部10に到達して計数部10が計数を開始することになる。制御部19は、計数部10が計数を開始して計数パルスが発生すると(ステップS8にて「YES」)、計数値を加算する(ステップS9)。そして、制御部19は、最後の計数パルスを検知してから計数パルスを検知しない時間が所定時間(例えば1秒)経過したことに応じて計数部10が計数を終了すると(ステップS10にて「YES」)、その時点で取込口7を開放させているか否かを判定する(ステップS11)。
次いで、制御部19は、計数部10が計数を終了した時点で取込口7を開放させていると(ステップS11にて「YES」)、開閉検知センサ6の検知結果がオンであるか否か、つまり、投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが閉鎖されているか否かを判定する(ステップS12)。この場合、計数部10が計数している途中で開閉検知センサ6の検知結果がオンであるか否かを判定するのではなく、計数部10が計数を終了するのを待って開閉検知センサ6の検知結果がオンであるか否かを判定するのは、計数部10が計数している途中で従業員が投入遮断蓋4を閉鎖位置にスライド移動させている場合を想定すると、前者(計数部10が計数している途中で開閉検知センサ6の検知結果がオンであるか否かを判定する)のように構成すると、計数している途中で取込口7を閉鎖してしまうことになり、計数処理に支障を来たすことになるので、そのような状況に陥るのを未然に回避するためである。
ここで、計数部10が計数を開始した後(計数部10が計数している途中も含む)に従業員が投入遮断蓋4を閉鎖位置にスライド移動させていなければ、計数部10が計数を終了した時点で開閉検知センサ6の検知結果がオンとはならないので、制御部19は、開閉検知センサ6の検知結果がオンでないと(ステップS12にて「NO」)、計数を終了した後にシャッタ8を閉鎖位置にスライド移動させることなく、レシート発行ボタン12が押下されたか否かを判定し(ステップS15)、レシート発行ボタン12が押下されないと(ステップS15にて「NO」)、上記したステップS8に戻る。
すなわち、投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されない限りは、取込口7が開放されたままになるので、従業員は、投入遮断蓋4を閉鎖位置にスライド移動させることなく且つレシート発行ボタン12を押下しなければ、同じ遊技客が獲得した次のパチンコ玉を受入収容器3に投入して引続いて計数することができる。
これに対して、計数部10が計数を開始してから従業員が投入遮断蓋4を閉鎖位置にスライド移動させていれば、計数部10が計数を終了した時点で開閉検知センサ6の検知結果がオンになり、制御部19は、開閉検知センサ6の検知結果がオンであると(ステップS12にて「YES」)、計数を終了した後にシャッタ8を閉鎖位置にスライド移動させて取込口7を閉鎖させる(ステップS13)。次いで、制御部19は、計数した計数値が「0」よりも大きければ(ステップS14にて「YES」)、レシート発行ボタン12が押下されたか否かを判定し(ステップS15)、レシート発行ボタン12が押下されると(ステップS15にて「YES」)、レシート発行部14からレシートを発行させる(ステップS16)。
次いで、制御部19は、計数値を「0」に設定し(初期化し)(ステップS17)、その時点で取込口7を開放させているか否かを再度判定する(ステップS18)。そして、制御部19は、取込口7を開放させていると(ステップS18にて「YES」)、開閉検知センサ6の検知結果がオンであるか否か、つまり、投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが閉鎖されているか否かを再度判定すると共に(ステップS19)、計数部10が計数を開始したか否かを再度判定する(ステップS20)。そして、制御部19は、投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが閉鎖されていると(ステップS19にて「YES」)、シャッタ8を閉鎖位置にスライド移動させて取込口7を閉鎖させ(ステップS21)、上記したステップS1に戻る。
すなわち、レシートが発行される前に投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されると、計数が終了するのを待って取込口7が閉鎖されることになり、また、レシートが発行された後に投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されると、取込口7が直ちに閉鎖されることになるので、従業員は、次の計数がない(計数待ちの遊技客がいない)と判断した場合には、レシートを発行させる前後のいずれかで投入遮断蓋4を閉鎖位置にスライド移動させれば、計数処理に何ら支障を来たすことなく取込口7を閉鎖させることができ、不正な計数を防止することができると共に、所定時間だけ待機して取込口7が閉鎖されるまで拘束されることもなくなる。
一方、レシートが発行された後に投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されることなく次のパチンコ玉が受入収容器3に投入されると、この状態では取込口7が開放されているので、この場合も、受入収容器3に投入されたパチンコ玉は、計数部10に到達して計数部10が計数を開始することになり、制御部19は、計数部10が計数を開始して計数パルスが発生すると(ステップS20にて「YES」)、上記したステップS9以降を繰返して行う。
すなわち、レシートが発行された後に投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されない限りは、取込口7が開放されたままになるので、従業員は、次の計数がある(計数待ちの遊技客がいる)と判断した場合には、レシートを発行させた後に投入遮断蓋4を閉鎖位置にスライド移動させなければ、新たな認証を必要とすることなく、次の遊技客が獲得したパチンコ玉を受入収容器3に投入して計数することができ、連続計数を容易に行うことができる。特に、例えば閉店間際などの計数待ちの遊技客で計数装置1が混雑する時間帯では十分な効果を期待することができる。
以上に説明したように本実施形態によれば、計数装置1において、従業員が携帯する従業員カードに内蔵されているICタグから読取られた識別情報が正であると、投入口7を開放させてパチンコ玉の計数の抑制を解除し、その一方で、パチンコ玉の受入収容器3への投入が投入遮断蓋4により遮断された状態を開閉検知センサ6が検知すると、投入口7を閉鎖させてパチンコ玉の計数を抑制するように構成したので、従業員は、従業員カードに内蔵されているICタグから識別情報を読取らせることにより、パチンコ玉の計数を行うことができ、その一方で、投入遮断蓋4を閉鎖位置にスライド移動させることにより、パチンコ玉の計数を抑制(禁止)することができる。これにより、セキュリティを高めた上で、従業員にとって煩雑な操作を必要とすることなくパチンコ玉の連続計数を可能とし、しかも、従業員を拘束してしまうこともなく、実用性を高めることができる。
また、計数部10が計数を終了するのを待って開閉検知センサ6の検知結果がオンであるか否かを判定するように構成したので、計数している途中で取込口7を閉鎖して計数処理に支障を来たすことを未然に回避することができ、パチンコ玉の計数を最後まで適切に行うことができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
パチンコ玉を計数するパチンコ玉計数装置に適用する構成に限らず、メダルなどの他の遊技媒体を計数する計数装置に適用する構成であっても良い。その場合、メダルを計数する計数装置に適用した構成では、パチンコ玉のように自由落下を期待することができないので、メダルをメダル収容口に案内するための計数円板を設けて回転させ、計数円板を回転させて発生する遠心力を利用してメダルをメダル収容口に案内する構成になるが、計数円板を回転運動させる回転運動状態と回転運動を禁止する回転運動禁止状態とを切換えることにより、上記した実施形態で説明したシャッタ8を開閉動作させる場合と同様の作用効果を得ることができる。
計数装置1に一体のスライド形式の投入遮断蓋4を採用する構成に限らず、計数装置1とは別体の投入遮断蓋4に相当する部材を採用する構成であっても良い。
従業員が把持部5を持って投入遮断蓋4をスライド移動させる構成に限らず、従業員が例えば蓋開閉ボタンを押下することに連動して投入遮断蓋4が自動でスライド移動される構成であっても良い。
従業員を認証する識別情報としてICタグに記録されている識別情報を利用する構成に限らず、従業員を認証し得る他の記録媒体に記録されている識別情報を利用する構成や、当該従業員が携帯する操作リモコンから送信されるリモコン信号を利用する構成であっても良く、また、磁気情報や例えば指紋などの生体情報を利用して識別する構成であっても良い。さらに、識別情報の内容は、従業員毎に付与されている従業員コード、営業日当日の該当従業員の識別コード、遊技場の従業員であることを示す識別コード(遊技場内で共通の識別コード)であっても良い。尚、このような識別情報は予め計数装置1や管理装置20などで別途設定しておく必要がある。
投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが閉鎖されているときには、正常な状態であれば、シャッタ8が閉鎖位置にスライド移動されて取込口7が閉鎖されていることになるが、仮に例えばシャッタ8が誤作動したりシャッタ8に不具合が発生したりしてシャッタ8が開放位置にスライド移動されたままで取込口7が開放されたままであると、そのことを従業員は把握することができないという事情があるので、投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが閉鎖されているときにシャッタ8が閉鎖位置にスライド移動されているか否かを判定し、シャッタ8が閉鎖位置にスライド移動されていないときに、警告表示画面(本発明でいう報知情報)を表示部11に表示させるようにしても良い。
同様にして、メダルを計数する計数装置に適用した場合にも、投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが閉鎖されているときに計数円板が回転運動禁止状態にあるか否かを判定し、計数円板が回転運動禁止状態にないときに、警告表示画面を表示部11に表示させるようにしても良い。
パチンコ玉を計数している途中で投入遮断蓋4が閉鎖位置にスライド移動されて受入収容器3の受入口3aが閉鎖されたときには、計数処理中であることを表示部11に表示させても良く、また、計数を終了した後にシャッタ8が閉鎖位置にスライド移動されて取込口7が閉鎖された時点で取込口7が閉鎖されたことを表示部11に表示させても良い。このように構成すれば、パチンコ玉を計数している途中でも受入収容器3の受入口3aを閉鎖させた場合であっても、計数装置5の状態を従業員に逐一把握させることができ、計数を一層迅速化することができる。
パチンコ玉の計数を終了するのを待って開閉検知センサ6の検知結果がオンであるか否かを判定する構成に限らず、パチンコ玉を計数している途中で開閉検知センサ6の検知結果がオンであるか否かを判定し、開閉検知センサ6の検知結果がオンであると判定したときに、パチンコ玉の計数を終了するのを待ってシャッタ8を閉鎖位置にスライド移動させて取込口7を閉鎖させる構成であっても良い。
本発明の一実施形態を示すもので、計数装置の斜視図 投入遮断蓋が開放位置にスライド移動されている態様を示す平面図 投入遮断蓋が閉鎖位置にスライド移動されている態様を示す平面図 電気的な構成を示す機能ブロック図 フローチャート
符号の説明
図面中、1はパチンコ玉計数装置(遊技媒体計数装置)、3はパチンコ玉受入収容器(受入収容手段)、4は投入遮断蓋(投入遮断手段)、6は開閉検知センサ6(検知手段)、7は取込口、8はシャッタ(取込口開閉手段)、10は計数部(計数手段)、11は表示部(報知手段)、17は識別情報読取部(識別情報取得手段)、19は制御部(判定手段)、24は計数抑制手段である。

Claims (5)

  1. 投入された遊技媒体を受入れて一時的に収容する受入収容手段と、
    遊技媒体の前記受入収容手段への投入を遮断する投入遮断手段により、遊技媒体の前記受入収容手段への投入が遮断された状態を検知する検知手段と、
    計数適格者であるか否かを判定するための識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段が取得した識別情報に基づいて計数適格者であるか否かを判定する判定手段と、
    前記受入収容手段に収容された遊技媒体を計数する計数手段と、
    前記計数手段による遊技媒体の計数を抑制し、前記判定手段が計数適格者であると判定した場合に、前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を解除する計数抑制手段とを備え、
    前記計数抑制手段は、前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を解除している状態で遊技媒体の前記受入収容手段への投入が前記投入遮断手段により遮断された状態を前記検知手段が検知した場合に、前記計数手段が遊技媒体の計数を終了していれば当該検知に応じて前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を再開する一方、前記計数手段が遊技媒体の計数を継続していれば前記計数手段による遊技媒体の計数が終了した後に前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を再開することを特徴とする遊技媒体計数装置。
  2. 前記計数抑制手段は、前記受入収容手段に受入れられた遊技媒体を前記計数手段に案内する取込口に設けられ、前記受入収容手段に受入れられた遊技媒体が前記取込口を通じて前記計数手段に案内されるように前記取込口を開放する開放状態と案内されないように前記取込口を閉鎖する閉鎖状態とを切換える取込口開閉手段を備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体計数装置。
  3. 前記計数抑制手段は、前記受入収容手段に受入れられた遊技媒体が前記計数手段に案内されるように回転運動する回転運動状態と案内されないように回転運動を禁止する回転運動禁止状態とを切換える計数円板を備えて構成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体計数装置。
  4. 遊技媒体の前記受入収容手段への投入が前記投入遮断手段により遮断された状態を前記検知手段が検知しているときに前記計数抑制手段が前記計数手段による遊技媒体の計数を抑制しているか否かを特定可能な報知情報を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技媒体計数装置。
  5. 記計数手段が遊技媒体の計数を継続している状態で遊技媒体の前記受入収容手段への投入が前記投入遮断手段により遮断された状態を前記検知手段が検知した場合に前記計数手段による遊技媒体の計数処理中である旨を表示する一方、当該計数の終了に応じて前記計数抑制手段が前記計数手段による遊技媒体の計数の抑制を再開した場合に、その旨を表示する報知手段を備えた請求項1ないし4のいずれかに記載の遊技媒体計数装置。
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