JP6166158B2 - 遊技媒体計数装置 - Google Patents
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Description
前記計数手段による計数結果を、前記遊技者の識別情報と対応付けた貯蓄遊技媒体数として累積的に記憶可能な記憶装置を備え、前記計数手段による計数が終了したときには、前記ロック機構により前記カバー部材が閉鎖位置でロックされることを条件として、当該計数結果を前記記憶装置に対して送信し、貯蓄遊技媒体数として記憶させるようにしてもよい(請求項2)。
図1は、遊技媒体計数システムの全体構成を概略的に示している。遊技場には、複数の遊技機島1が設けられ、各遊技機島1に多数の遊技機2が設置されている。遊技機2毎に貸出機3が設置されており、それら複数の遊技機2及び複数の貸出機3は、LAN4を介して中継装置5に接続されている。LAN4には島端計数装置6(遊技媒体計数装置に相当)及び呼出ランプ7も接続されている。呼出ランプ7は遊技機島1の端部に設置されており、島端計数装置6にて従業員の呼出操作がされたときに点灯して従業員を呼び出す。中継装置5は、LAN8を介して管理装置9及び景品交換端末(POS端末)10等に接続されている。
尚、遊技機2は、遊技者による遊技が進行することに応じて、打ち込んだパチンコ玉の玉数である投入媒体数を特定可能なアウト信号、払出されたパチンコ玉の玉数である払出媒体数を特定可能なセーフ信号、大当たり状態を特定可能な大当たり信号等の各種の遊技信号を出力する。
図2は、島端計数装置6の外観斜視図を示している。島端計数装置6は、本体19の上面に凹状に設けられ、遊技者が遊技により獲得した獲得玉(獲得媒体)を受入れる投入口20a及び当該投入口20aの中央に形成された放出口20bを備えた投入容器20、この投入容器20の投入口20aを開放・閉鎖するスライドカバー21(カバー部材に相当。図2はスライドカバー21が投入口20aを開放する開放位置にスライド移動されている状態を示し、図3はスライドカバー21が投入口20aを閉鎖する閉鎖位置にスライド移動されている状態を示す)、計数情報等の各種情報を表示する表示機能及び従業員や遊技者からの操作入力を受付ける入力受付機能を有するタッチパネル式の液晶表示部22、島端計数装置6の状態を示すためのLED表示部23、計数値及び当該計数値を記録した2次元コードやバーコード等が印字されたレシート24(図4参照)を発行するレシート発行口25(発行手段)、会員カード26(図4参照)を受付ける会員カード受付口27、従業員が所持する従業員ICカード28(図4参照)が翳されている状態で当該従業員ICカード28に内蔵されているICチップ28aに記憶されている従業員情報を読取る従業員カードリーダ29、本体19の前面に設けられて余り玉を放出する玉返却口30、緊急時にスライドカバー21を開閉するためのスライドカバー開閉キー31(図2はカバーで閉鎖されている状態を示している)等を備えて構成されている。
島端計数装置6は、会員カード受付口27に会員カード26が受付けられるか、従業員が従業員ICカード28を従業員カードリーダ29に翳すことで従業員の認証操作が行われ、スライドカバー21のロックが解除されてスライド移動されることにより投入口20aが開放されると、計数可能な状態となる。従業員又は遊技者が獲得玉を投入口20aに投入すると、獲得玉は投入口20aで一旦受け止められた後、放出口20bから落下して当該放出口20bの奥に設けられている計数センサにより計数される。このように獲得玉を計数中にあるときは計数値を逐一更新する。
遊技者は、遊技機2から獲得した玉を計数する場合は、玉を玉箱に収納して島端計数装置6まで運ぶ。島端計数装置6は、遊技者が接近したことを図示しない人検知センサで検知したり、液晶表示部22にタッチされたりすると、メニュー画面を表示する。
<係員計数モード>
この係員計数モードは、担当従業員が立ち会って計数することを前提としたセキュリティ重視の運用で、担当従業員が従業員ICカード28による認証操作を行い、スライドカバー21のロックを解除して計数するモードである。
メニュー画面には、図5(a)に示すように「ご自分で貯玉する方はセルフ貯玉ボタンにタッチしてください」というメッセージ22aが表示されると共に、「係員を呼ぶ」ボタン22b、「セルフ貯玉 会員専用」ボタン22cが表示される。
そして、計数を希望する全ての遊技者の計数が終了した場合は、スライドカバー21を閉鎖してロックされたことを確認する。
上述した係員計数モードの場合、担当従業員がスライドカバー21のロックを解除して計数に立ち会うことからセキュリティが高いものの、担当従業員を一々呼び出す必要があり、利便性が悪い。そこで、このセルフ貯玉モードは、信頼性の高い会員遊技者が自身で玉を流して予め設定された上限値まで貯玉が可能なモードである。
尚、セルフ貯玉モードでの操作中に担当従業員による認証操作が行われた場合は、上述した係員計数モードに移行する。
島端計数装置6のセルフ貯玉モードにおいて、会員カードが挿入されてスライドカバー21のロックが解除された後に計数をキャンセルする場合には、スライドカバー21を再度ロック状態とした後に会員カード26を排出するので、一旦計数を開始した後は最後まで確実に計数が行われることとなり、中途半端に計数が終了して遊技者が不利益を被ることが無いし、スライドカバー21が開けっ放しで放置されてしまうことも無い。
スライドカバー21を閉鎖してロックしたことを条件として貯玉を可能としたので、スライドカバー21が確実にロックされ、セキュリティを高めることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
会員遊技者の認証を会員カード26で行うようにしたが、会員カード26に限らず会員遊技者の情報を記録可能な媒体であればどのような媒体(例えば携帯電話)を利用してもよい。あるいは、指紋や声紋などの生体情報に基づいて認証を行うこともできる。このような認証方法は、従業員の認証についても同様である。
従業員の認証を従業員が携帯する従業員リモコンにより行うようにしてもよい。
会員計数状態では計数結果を貯玉として記録するようにしたが、貯玉に代えてレシートに記録し、発行するようにしてもよい。
計数装置は、一つの遊技機島1に対して1台又は2台程度設置するのが望ましい。
カバー部材の形態は本実施形態に限定されず、遊技媒体の投入口を開閉することができれば、どのような形態のカバー部材であってもよい。例えば、計数装置本体から分離できる形態でもよい。
Claims (2)
- 遊技媒体の投入口及び放出口を備えた投入容器と、
前記投入容器の放出口から放出される遊技媒体を計数する計数手段と、
前記投入容器の投入口を開閉するカバー部材と、
前記カバー部材を閉鎖位置でロックするロック機構と、
会員として登録された遊技者の識別情報が記録されている記録媒体の挿入を受付け、当該識別情報を読取る記録媒体読取手段と、
前記記録媒体読取手段により読取られた識別情報の認証を条件として、前記ロック機構によるロックを解除するロック解除手段と、
前記ロック解除手段がロックを解除した後、遊技者が遊技媒体の計数を中止するために操作する中止操作手段と、
前記中止操作手段が操作されたときは、前記計数手段による計数が開始されていないこと、及び前記ロック機構により前記カバー部材が閉鎖位置でロックされることを条件として、前記記録媒体読取手段に挿入されている記録媒体を遊技者に返却する中止手段と、
を備えたことを特徴とする遊技媒体計数装置。 - 前記計数手段による計数結果を、前記遊技者の識別情報と対応付けた貯蓄遊技媒体数として累積的に記憶可能な記憶装置を備え、
前記計数手段による計数が終了したときには、前記ロック機構により前記カバー部材が閉鎖位置でロックされることを条件として、当該計数結果を前記記憶装置に対して送信し、貯蓄遊技媒体数として記憶させることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体計数装置。
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JP2013241918A JP6166158B2 (ja) | 2013-11-22 | 2013-11-22 | 遊技媒体計数装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013241918A JP6166158B2 (ja) | 2013-11-22 | 2013-11-22 | 遊技媒体計数装置 |
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JP6166158B2 true JP6166158B2 (ja) | 2017-07-19 |
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ID=53376716
Family Applications (1)
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JP2013241918A Active JP6166158B2 (ja) | 2013-11-22 | 2013-11-22 | 遊技媒体計数装置 |
Country Status (1)
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- 2013-11-22 JP JP2013241918A patent/JP6166158B2/ja active Active
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